当社は、2008年に創業して以来、「不動産×飲食店」というモデルを軸に、優良な店舗物件を賃貸で取得し、飲食店運営者へ業務委託をしたり、サブリースをする事業を展開し、その店舗数は100を超えました。
その事業展開の中で、飲食店の出店希望者に物件を紹介するサービス「ぶけなび」を展開し、世の中に散らばる飲食店向けの物件情報が当社に集まるようになりました。
転機が訪れたのは2014年。
駅からは近いものの、裏路地で人通りに乏しく、飲食店舗として貸すには難しい物件の事業化を考えていた時のことです。
当時、スマートフォンの普及により、車や場所を、ポータルサイトを通じ個人間で自由にシェアする「シェアリングエコノミー」市場が徐々に大きくなっていました。
そこで、このような裏路地の物件を「時間」でシェアする「レンタルスペース」にすることを思いつき、事業化しました。
その後、本格的に貸し会議室やパーティスペースを出店、現在では300拠点を超えるスペースシェアリング事業にまで拡大しております。
2021年末に東証プライムに上場する株式会社ビジョンのグループ会社入りをし、遊休不動産のスキマ時間を一時的に運営する「スキマレンタル」、法人向け月額定額サービス「Office Ticket(オフィスチケット)」など様々なサービスをコロナ禍でリリースし、新たなフレキシブルオフィス市場を創造することで、シェアリングエコノミー事業の領域を更に広げて行きたいと考えております。
当社の名前の由来であるadd value(付加価値)を更に追求することで、新たなライフスタイルを創造し、お客様にご満足頂けるよう、社員皆で力を合わせて努力して参ります。