「自給自足できるまちをつくろう」をコンセプトに、単なる不動産取引にとどまらず、地域コミュニティと連携したまちづくりを推進しています。同社の特徴的な取り組みの一つが、DIY可能な賃貸物件の提供です。入居者自身が改装を行える物件を多数取り扱い、空き家の再生や活用を通じて、地域の活性化に貢献しています。また、築年数の古い社宅をリノベーションしたシェアアトリエ「せんぱく工舎」など、クリエイティブなスペースの運営も行っています。さらに、同社は地域住民や入居者と共に田植えや稲刈りなどの農業体験を実施し、都市と自然が調和した暮らしの提案を行っています。2020年には、東京都世田谷区下北沢の「BONUS TRACK」に2号店をオープンし、都市部での新たなコミュニティ形成にも取り組んでいます。このように、有限会社トノコーポレーションは、不動産を通じて人と人、人と地域を結びつける独自のアプローチで、持続可能なまちづくりを目指しています。