第二新卒者の皆さん、新卒として志望していた企業に就職できても、
「憧れていた業界に就職できたけれど、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した…」
「もっと安定している業界に転職したい!」
そう感じている方もいるのではないだろうか?
新型コロナウイルスの影響は、社会に大きな影響を与えたため、自分のキャリアプランを見直さざるを得なくなった方も。
しかし、ここ数年売り手市場と言われていた就職活動だが、コロナ禍となり「第二の就職氷河期」ともいわれるほど、厳しい状況に変わっている。
未だ収束の兆しが見えないコロナ禍の中での転職は、とても不安が大きいと感じる方も多いだろう。
そこで今回、JAGフィールド株式会社は、第二新卒者を対象に、「第二新卒の転職活動と悩み」に関する調査を実施した。
※本プレスでの第二新卒とは、「社会人1年目〜3年目の転職回数0回の方」と定義。
志望企業を決めたポイントとは?
まずは新卒時に志望企業を決めた理由はなんだったのだろうか。「就職した会社を志望した理由について教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『以前から興味・関心があった(38.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『需要が安定していた(30.8%)』『将来性や成長性があった(25.8%)』『職種の内容が面白そうだった(22.0%)』『キャリアの実現性が高い(17.8%)』『専攻分野の知識を活かせる(11.1%)』『年収レンジが高い(10.2%)』と続いた。
新卒時には自分の関心が高い分野で、なおかつ将来的なキャリアにも有利に働きそうな会社・職種を選択していたようだ。
その一方で、「入社前後でギャップを感じたことはありましたか?」の質問に対しては、『はい(74.7%)』と回答した方が『いいえ(25.3%)』を大きく上回る結果となった。
多くの方が、就職前までは興味・関心があったものの、入社前後にてギャップを感じていることが明らかになった。
新型コロナウイルスの影響…?8割以上が転職志向があると判明!
では実際、入社後にご自身のキャリアプランを見直した方はどのくらいいるのだろうか。「入社をしてから今後のキャリアプランについて考え直したことはありますか?」と質問したところ、8割以上の方が『はい(84.2%)』と回答した。
今回の調査対象は、社会人1年目〜3年目の比較的若い層ではあるが、早くも新卒時のキャリアに疑問を持つ方が多い結果となっt。
具体的にどのような理由で見直したのか聞いたところ、『思ったような仕事とは違った(26.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『自身が思うようなキャリアが描ける環境ではなかった(20.1%)』『給与に満足がいかない(16.5%)』『他にやりたい事ができた(16.4%)』『コロナの影響で会社の経営に不安を覚えた(10.0%)』『労働環境が自分に合わない(9.6%)』と続いた。
6割以上の方が、新卒時に思い描いていた理想とのギャップによって、キャリアプランを考え直しているようだ。また、やはりその中には、コロナの影響を受けて考え方が変わるケースもあるようだった。
■キャリアプランを考え直した具体的なエピソードがあれば教えてください!
・「自分の特性と業務内容が合っているのか疑問に思ったから」(20代/女性/神奈川県)・「コロナで休みが増えて、将来に不安を感じた」(20代/女性/大阪府)
・「研究職希望であったにも関わらず、製造職に配属された」(20代/男性/神奈川県)
・「大企業だから安定していたものの、仕事が単調で面白くないと感じたため」(20代/女性/千葉県)
・「今の職業がいつ無くなるか分からないので、ほかに武器を持つためにやるべきことがあると感じた」(20代/男性/愛知県)
コロナの影響で思っていた働き方ができない場合があったり、業務そのものが希望とかけ離れてしまったりすることでキャリアプランを考え直すケースが多いようだ。
7割近くの方が転職活動を考え始めている!?業種職種は今と同じ?
では、実際に転職に向けて動き始めている方はどのくらいいるのだろうか。「実際に転職活動を始めようと考えてますか?」と質問したところ、4割の方が『既に始めている(3.3%)』『はい(33.7%)』と回答。
『悩んでいる(29.6%)』と回答した方を合わせると、7割近くの方が転職活動を行っているもしくは検討を開始しているという結果になった。
では、実際に転職する場合、業種職種は今と同じもので考えているのだろうか。
「転職する場合、業種職種は今と同じもので考えていますか?」と質問したところ、半数以上の方が『いいえ(51.9%)』と回答した。
なぜ今とは異なる業種職種で考えているのだろうか。以下回答を一部抜粋
■今とは違う業種職種を考えている理由は?
・「コロナ禍で経営難に陥っていることと、他の仕事にも挑戦してみたいため」(20代/女性/東京都)
・「業界自体の将来性がないから」(20代/女性/愛知県)
・「子どもの頃からの将来の夢を叶えたいから」(20代/男性/滋賀県)
・「別のことも経験して自分に合うことを探したいから」(20代/女性/愛媛県)
・「他業種にチャレンジしたいから」(20代/男性/大阪府)
新型コロナウイルスの影響や業界としての将来性を見て判断したり、将来の夢やキャリアアップのために考えていたりと様々な理由があるようだ。
転職する際に重要視するポイントは…?
ここまでの調査で、第二新卒者の転職に向けた考えが明らかになった。
では、実際に転職するとなった場合、どのようなポイントを重要視するのだろうか。
そこで、「転職する際に重要視するポイントは何ですか?」と質問したところ、『年収(26.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『職務内容(24.4%)』『労働環境(17.1%)』『業界・会社の安定性(16.0%)』『専門的な知識やスキルが習得できるか(8.6%)』『昇給昇格のしやすさ(5.6%)』と続いた。
新型コロナウイルスの影響も含めて、新卒時との大きなギャップとなっている労働環境や処遇、職務の内容などを重視する回答が7割近くを占める結果となった。
最後に、第二新卒者はこれからどういったキャリアを描いていきたいと考えているのだろうか。
■これからどういうキャリアを描いていきたい?
・「自分の仕事に誇りを持てるような仕事をしたい」(20代/女性/東京都)
・「プライベートと仕事を両立しつつ、定年まで働き続けたい」(20代/男性/埼玉県)
・「土日休みで安定した職業に就きたい」(20代/女性/東京都)
・「休みが取りやすく、長期休みを取得し旅行しやすい環境。子どもができても細く長く働ける環境がいい」(20代/女性/千葉県)
・「安定的に働けて、福利厚生がしっかりしている」(20代/男性/東京都)
仕事とプライベートを両立することができる、安定した働き方を求める方が多いのかもしれないという結果になった。
参考:PRtimes
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