転職活動を進めるにあたって必ず目にする求人情報を、求職者はどのくらい信用しているのか?結果は以下の通りとなった。
半分以上信じていない人が全体の3分の1に。「ネガティブなことは書かれていない」という声
求人情報に書いてある内容をどの程度信じているかを調査したところ、最も多かった回答は「7割」(25.4%)となった。また半分以上信じていない(5割以下)と答えた人は全体の37.3%に上り、3人に1人はいることがわかる。
「9割」(1.7%)、「10割」(0.9%)と答えた人は非常に少なく、ほとんどの求職者は多少なりとも疑いの目を持って求人情報を見ているという結果となった。
求人情報を信用できない理由を聞くと、「ネガティブなことは書かれていないと思う」(75.5%)、「都合のいいことだけ書かれていると思う」(60.2%)、「少し持っていると思う」(58.0%)という理由が最も多い3つとなった。求人票は客観的ではないと考える人が多いようだ。
また「釣り求人(架空の求人)があると思う」という回答も約4分の1(23.4%)の人からあげられた。
同調査では、実際に面接で求人情報の内容と違うと思った経験はあるかとも聞いており、57.6%の人が「ある」と回答している。
求人情報、何から見る?求職者が重視している内容とは
求人情報を見る際に、見る順番がはやいものから上位3つを選択してもらったとこ、「仕事内容」(82.0%)、「給与」(65.8%)が特に多い項目となった。
ウォンテッドリー株式会社の転職と副業に関する調査でも、転職で重視するポイントとして「仕事内容のやりがい」「自己成長性」「給与水準」が多くあげられていた通り、仕事内容と給与は満足した転職をするために重要な条件のようだ。
その後「勤務地」(49.1%)、「応募資格」(33.9%)などの必須条件が続き、その後「休日休暇」(25.7%)、「勤務時間」(21.3%)、「待遇・福利厚生」(10.5%)などの労働条件に関する項目が続いた。
「女性の活躍」求人票からどのように見分ける?
最後に、育児をしながら働く女性や、長期的に働き出世を目指す女性が増える中、求職者がどのようにその企業で女性が活躍しているかどうかを見極めるかも聞いた。
比較的多かった回答は、「出産・育児をサポートする福利厚生」(50.9%)、「育児休業取得率」(50.0%)、「女性の平均継続勤務年数」(48.3%)であった。また女性社員比率や管理職・役員に占める女性の割合も見られるようだ。
このような情報は非常に参考になる一方で、求人票や企業のホームページに必ずしも掲載されていないというのも事実である。求人情報が信用できない、と考える人が多い中で、キャリアコンサルティングや口コミなどそのほかの情報源を頼りにする必要もあるのかもしれない。
■調査概要
・調査期間:2021年10月5日~10月19日
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
・有効回答数:638名
参照:PRtimes
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