上場企業の社員平均年齢は40歳前後と言われており、それは不動産業界にも当てはまります。今回は不動産業界の上場企業128社(平均年齢を非公開としている72社を除く)を対象に、社員の平均年齢が若い企業を調査しました。転職を検討している人の中には、若くて風通しの良い企業で働きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

※各企業の有価証券報告書や会社四季報などを元に当社で編集をしております。

 

1位 不動産業界平均年齢:株式会社アズーム 27.0

遊休不動産活用事業を展開する不動産テック企業。月極駐車場やコインパーキングの検索サイトを運営するほか、月極駐車場のサブリースを行っています。

また、空き家問題にも積極的に取り組み、シェアハウスや民泊として活用するためのサービスを提供しています。2018年9月にマザーズ上場を果たしてからも業績は好調で、今年度の売上高はすでに昨年度を上回るほど。

社員の平均年齢27歳に加えて、管理職の平均年齢も33歳と非常に若く、さらなる成長が期待される企業です。

 

2位 不動産業界平均年齢:株式会社エリアクエスト  27.4

2000年の設立からわずか3年でマザーズ上場、2014年には東証二部上場を果たした成長企業の株式会社エリアクエスト。優秀な人材は高卒以上であれば採用しており、その結果が社員の平均年齢27.4歳に表れています。

メインのビジネスは不動産管理。BM(ビルマネジメント)を依頼いただいたお客様には無料でPM(プロパティマネジメント)を提供しています。職場環境も充実しており、完全週休2日制を取り入れ、20時30分には完全退社となっています。また、給与面においては平均年収420万円ながら、年収が1,000万円を超える管理職も在籍しています。

 

3位 不動産業界平均年齢:日本駐車場開発株式会社 27.7

大阪に本社を持ち、都心部を中心に全国で1,200件ほどの駐車場を運営している会社です。日本には、基本的に延べ面積が2,000㎡以上の建築物(その他諸条件あり)には駐車場を設置しなければいけないという法律があり、都心部には稼働していない駐車場が数多く眠っています。

そのような問題を解決するため、駐車場運用に関するコンサルティング業務のほか、リーシングや駐車場管理・運営サービスを提供しています。

また海外にも駐車場ビジネスを広げており、タイ、中国、韓国、インドネシア、台湾に現地法人を持ち、今後はフィリピン、ベトナム、ミャンマーなど、他のアジア諸国にも展開していく予定です。

 

4位 不動産業界平均年齢:株式会社オープンハウス  29.0

最近ではテレビCMでもお馴染みのオープンハウスですが、社員平均年齢は29歳とエネルギーに満ち溢れた社員が多いのが特徴です。新築戸建住宅のための用地仕入れから販売までを主な事業としており、建売住宅に加えて、優秀な設計士のもと注文住宅も手がけています。

不動産業界売上ランキングでは第7位 (約5,400億円)にランクインし、それに比例して平均年収は642万円となっており、社員平均年齢を考慮すると高水準を記録しています。

また、成長著しいオープンハウスにおいては、年間約800人の採用を行っています。

 

5位 不動産業界平均年齢:株式会社ウィル 29.6

関西や名古屋を拠点に、戸建やマンションの用地仕入れから販売を手がけるほか、売買仲介事業や、オーダーメイドでお客様の希望を叶えるリフォーム事業も行なっています。

全社員124名中、神戸大学卒が31名、大阪大学卒が17名、京都大学卒が18名と、高学歴の社員が多く、111名が宅建士資格保持者となっており、お客様が抱える課題を丁寧に解決できる環境が整えられています。

 

第6位 不動産業界平均年齢:株式会社ツクルバ 30.1歳

不動産テックを活用したリノベーション住宅プラットフォーム「カウカモ」を運営する株式会社ツクルバは、創業から8年後の2019年に東証マザーズに上場しました。メイン事業はカウカモの運営ですが、ほかにもシェアオフィス事業を展開しており、最短4ヶ月から利用できるなど、スタートアップ企業の支援も行なっています。

2020年5月にはカウカモにおける新サービス「セレック」を開始し、より容易にお客様がリノベーションプランを選択できるような工夫を続けています。

中途採用では、営業に加えて、エンジニアリングやマーケティングなどの職種でも求人を募集しています。

 

第7位 不動産業界平均年齢:株式会社GA technologies  30.5歳

2013年の設立からわずか5年で東証マザーズ上場を果たし、2019年10月期には390億円の売上高を記録。社員数は単体で300名以上、グループ会社を含めると500名を超える今大注目の不動産テック企業です。不動産情報メディア、不動産売買仲介などの総合ブランド「RENOSY」の運営を行っており、RENOSYでは最新のAI技術を活用することで、都心部にある資産価値の高い物件を選別し、最適な物件をお客様に販売することを可能にしています。

2019年には高級賃貸を得意とする株式会社モダンスタンダードを企業買収し、2020年6月には中国最大級の日本不動産ポータルサイトを買収。今後のさらなる事業拡大、グローバル展開が期待されています。

中途採用も行っており、現在、コンサルティングセールス、契約事務、不動産管理責任者の3つのポジションで求人を出しています。

<株式会社GA technologiesの現在募集中の求人>

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契約事務の求人を見る

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第8位タイ 不動産業界平均年齢:株式会社アールエイジ 31.0歳

従業員数26名ながら東証二部に上場している株式会社アールエイジの平均年齢は31歳。若い優秀な社員が少数精鋭で事業を行なっている企業です。メイン事業は東京と千葉を中心としたマンション賃貸管理で、お客様を第一に考え、「もっと不動産業からサービス業へ」を目指しています。自社企画・開発物件の販売も手がけており、個性的な意匠が特徴です。

現在、新卒および中途採用は行なっておりません。

 

第8位タイ 不動産業界平均年齢:株式会社グッドコムアセット  31.0歳

2005年創業の株式会社グッドコムアセットは、2016年にジャスダックに上場、2018年には東証一部への上場を果たしました。2019年10月期の売上高は230億円にも上っています。メインの事業は東京23区内での投資用ワンルームマンション販売で、資産経営のサポートをサービスとして提供しています。お客様は日本人のみならず、台湾にも支社を構え、海外投資家への販売も行っています。

 

第10位 不動産業界平均年齢:株式会社グッドライフカンパニー 31.1歳

福岡市に本社を置いている株式会社グッドライフカンパニーは、投資用新築1棟賃貸マンションを軸とした不動産マネジメント事業を、福岡市や熊本市を中心に展開しています。
マンション用地を投資家様に販売し、社内の一級建築士とともにご要望に応じた設計建築を行っていくことにより、投資家様にご満足いただけるマンションの建築を可能にしています。

営業のほか、施工管理や経理のポジションで中途採用を行っています。