26歳で転職3社目、今年の4月で不動産業界歴4年目になった私が、 ふと「仕事辞めたい」と思うことが増えた方に

・仕事を辞めたいと思ったときにすること
・不動産会社はすぐに辞められるのか
・退職するかしないかを判断する方法

について、経験談を交えながらご紹介していきます。

私と同じように不動産業界で働いていて、仕事を辞めるかどうか迷っている方は是非ご覧下さい!


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ふと仕事を辞めたいと思ったときにおすすめの行動

早速ですが、みなさんは1日に何回「仕事を辞めたい」と思いますか?

今の不動産会社ではあまりないのですが、一番初めの会社では、私は毎日×常時(出勤時、勤務時、退勤時、自宅でまったりしているとき)全ての時間で思っていました。

私はこれまで2回転職をしていますが、退職する何か月か前は1ヶ月に1回か2回、ふと「あ、仕事辞めたいかも」と思い、退職しようと決める1ヶ月前からは常に考えるタイプでした。

ただ、仕事を一時的な考えで退職していいのか、会社の人に迷惑かかるから頑張らないと。などと頑張ってしまうんですよね。

そこでまずは、ふと仕事を辞めたいと思ったときに私が行っていて良かったおすすめの行動をご紹介致します!

 

友達に明るく相談する

最初にご紹介したいおすすめの行動は、友達に【明るく】相談することです。

【明るく】が大切なポイントとなります!

この行動で知りたいことは、自分の思っていることは第三者はどう感じるのかです。

私たちは自分の価値観で生きているので、忙しいのが嫌だと思う人もいれば暇なことが嫌だと思う人もいますし、決められた仕事をするのが嫌な人もいれば自分で仕事を作りに行くのが嫌な人もいます。

そのため、自分が嫌だと思っていることを第三者はどう思うのかを聞いてみましょう。

この時私が友達をおすすめしたい理由は、正論だけではなく「○○はこういう性格だからそれきついよね」と自分の性格を理解した上で相槌をくれるからです。

また、明るく相談するのが大切な理由としては、自分が辛そうに真面目に相談すると、友達がもし「それはもう少し頑張りな」と思っていても言えなくなる(と思う)からです。

体験談になりますが、友人が韓国の大学に行っており、隔離が嫌だから休学すると言い始めました。

最初は「休学しよっかな~、うちと遊べて嬉しいっしょ?」と言われたので、「いや、マジで休学は止めておきな。卒業する時には29歳になるよ。隔離我慢して大学戻りな」と言っていました。

ただ、何日か後に、「本当に休学しようと思う。マジで隔離が嫌なの。お金もかかるし孤独だし、、、。あと日本で奨学金の支払い分を稼ぎたいとも思ってる」と少し寂しそうな顔で言われたら、本当に戻りたくないんだなと思い、「○○が良いならもう休学してもいいんじゃない?その代わりそのあとは頑張りなね」と否定する言葉が出てきませんでした。

話をもとに戻すと、「今の会社こういうところがほんとに嫌でさ~」と明るく相談することで、相手の本当の意見を聞きやすくなります。

そのため、明るく相談することによって自分の今の環境が誰にとってもきつい環境なのか、はたまた自分の性格に合わないのか、もしくはもう少し頑張れば実は良い環境なのかを教えてもらうことができるでしょう。

 

大手求人サイトで求人を探してみる

次に行ったことは、大手の求人サイトをいくつか見始めました。私が使ったのはリクナビやマイナビです!

なぜ求人サイトで求人を探してみたかというと、自分が気になる求人の必須条件を確認したかったからです。

私は専門卒なので、必須項目に大卒と記載があったら大学に通い始めるしか道はありませんが、例えば「営業経験3年以上」であれば応募することができます。

もし今営業経験が2年半だった場合、あと半年頑張れば気になっている求人に応募できるということです。

それ以外にも、働いてみたい会社ではどんな資格が必要なのか、どんな経験があれば応募できる枠が広がるかなどを見ていました。

今すぐに退職しても自分が良いと思う求人に応募できるのであれば転職を考え始めますし、もう少し今の会社で頑張ったり資格を取得することで自分が良いと思う求人に応募できるのであればその条件に当てはまるようになるまでに頑張ろうと考えていました。

そのため、求人サイトで条件を絞り込む時は、結構難易度高めの条件になっていたと思います。

私の例:職種絞り込み+土日休み、年間休日120日以上、残業15時間以内、○○駅から30分以内、初回年収○○○万円以上

そうすると24件くらいしか出てこずでした…(笑)

ただ、そのおかげで確認が必要な必須条件もすぐに分かったので、このくらいの転職希望度の時は結構絞ってしまっても良いと思います。
※求人数が少ない求人サイトで検索すると検索結果1桁もしくは0件の時もあるので、できれば大手の求人サイトがおすすめです。

 

転職エージェントに登録する

次は求人サイトとは別に、転職エージェントに登録してみるのもおすすめです。

※求人サイトと転職エージェントの違い
求人サイト:自分で全てをアレンジ。求人が沢山掲載されており、自分で求人を探して申込み、企業とのやり取りも自分で行う。
転職エージェント:第三者が間に入ってくれる。キャリアアドバイザーに要望を伝えると、その要望に合った求人を教えてくれたり、書類の添削、面接練習、企業とのやり取りなど全てをサポートしてくれる。

当時私は飲食業界に進みたかったので飲食業界特化のエージェントに登録したのですが、担当の方とMTGすることで、自分がなぜ今の会社にネガティブな感情を持っているのか、自分がどんな会社で働きたいのか、今の自分の価値はどれくらいあるのかが分かりました。

転職エージェントに登録したら転職しないといけないのかなと不安をもちながら登録しておりましたが、転職を無理に進められることはなく、本当にキャリアについて一緒に考えてくれる第三者という印象でした。

友人とはまた別の、本当の第三者としての意見をもらえるのでおすすめです!

仕事辞めたいな~と思ったら、まずはこの3つを行ってみて、
「自分ってなんで転職したいんだっけ?」
「今の自分が会社辞めたらこの先はどんなことができるんだろう」
「自分が今の会社で嫌なことはなんなんだろう」 など、
辞めたいと思った理由を見つけたり、周りを見てみて転職意欲が高まるかどうかを確認してみて下さい。


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退職するorしない、どうやって決めればいいの

さて、辞めたいなと思い始めて、友達に相談したり求人サイトなどを確認して、そのあとどうやって退職するのか、しないのかを決めればいいのでしょうか?

これは本当に自分次第になりますが、私や私の周りが退職を決めた理由、退職しないと決めた理由についてご紹介します。

 

退職を決めた理由:退職しか毎日考えられなくなった

もう退職するしかないと思った私の経験談ですが、毎日退職のことしか考えられなくなりました。

前述しましたが、朝起きてからも出勤中の電車でも働いている時でも常に退職したいという気持ちが離れなかったのです。

その時は仕事内容はもちろん、一緒に働く人がかなり怒りやすい性格で、この人がいつ怒るのかを考えながら仕事するのに疲れてしまったため、退職を決意しました。

 

退職を決めた理由:現在の会社での限界を感じたため

限界というと少し大げさかもしれませんが、

例えば自分が26歳で、自分のチームのリーダーの役職が上がり、自分の5つ上の先輩がリーダーになりました。今までのリーダーは40歳でした。

その場合、誰か上の人が退職しない限り上には行けず、直近で役職が上がった上司の年齢で新しいリーダーが役職が上がった場合、自分がリーダーになれるのは35歳。

役職が上がらないとお給料のUPは微々たるものだと知っている場合は、今の会社で35歳で役職が上がるまで待つよりも給与アップやキャリアアップの為に転職をしようと考えます。

このように、自分の会社の上の人たちを見ていて自分はどれくらいでどのポジションに行けるのかを考えたときに退職しようと考えたそうです。

 

退職を辞めた理由:部署異動があった

退職の理由がジョブチェンジを希望しての転職だったのですが、求人サイトを見たりして今の自分でもその職種に挑戦できると分かったため転職活動を開始した友人がいました。

実際に転職エージェントを利用しながらいくつか面接も受け始めていたのですが、それを知らない会社側から、4月より部署異動が命じられ、その部署がやりたいことが全部できるわけではないけど、今の仕事よりはやりたいことができる部署だったとのこと。

退職したい理由が会社に対しての不満などではなかったため、一旦転職活動は辞め、そのまま同じ会社で働くことにしたそうです。

退職の理由は本当に様々なので、こちらに関しては自分がどれくらい転職したいのか、転職したい理由はなんなのか、転職できる会社はありそうかなどの軸から考えてみましょう。


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不動産業界はすんなりと辞められるのか

次に、「辞めたいな~」から「辞めるぞ!」といざ判断した際にぶち当たる壁が退職相談。

 

退職はどうやって伝える?

退職したいと伝えるのが私は苦手なタイプで、中々言えません。

ただ、ギリギリになればなるほど会社にとって困りますので、会社の雇用契約書では1ヶ月前に報告してくださいと記載してある会社が多く、法律上では14日前に申出をするようにと決まっています。

なるべく1ヶ月以上前には退職を伝えるようにしましょう。 当たり前ですが、次の日から会社に行かないなどは絶対にダメです。

人はどこかしらで繋がっていると思っておいてください。

退職報告の仕方は、もし上司と月に1回や定期的に話す機会がある場合は、そのMTGの最後に、私から最後に1ついいですか?と切り出してからお伝えするのがおすすめです。

定期的に話す機会がない場合は、お話したいことがあるのですが、ご都合の良い日程はございますか?と聞き、日程を押さえてから話すようにしましょう。

まずは直属の上司に伝えるのが一番いいですが、退職の理由によっては言いにくいこともあるかもしれませんので、その場合は人事部に伝えても大丈夫です。

私は上長にいう前に、社長と人事に話してから退職に進んだこともあります。

 

不動産業界はすんなりと辞められるのか

退職を伝えると、まずは2パターンに分かれます。

①上長と話し合い、退職日の決定と引き継ぎの日程を決める。

②上長に退職を引き止められる。

①の場合は、自分が転職先が決定している場合はその転職先の入社日に合わせて決定したり、もし決まっていない場合は上長と相談しましょう。

②の場合が大変です。ポジションやこれまでの成績、会社の規模によって異なりますが、たまに「全然辞められない」という声を聞きます。

不動産業界は辞めにくいのかと聞かれることがありますが、これも本当に会社によって様々です。

ある程度のポジションの場合、会社の詳細情報まで知っているわけですからもしその情報をもって競合に転職されたら...と考えるとかなり引き止めに合う場合もありますし、そもそも人柄として凄く周りから好かれていると、○○さんに退職されるとみんなのモチベーションが...と言って引き止められることも。

人が一人退職するということはなにかしらの影響が会社に起こりますので、退職が難しいというのはあり得ない話ではないでしょう。

そんな場合はどうするのか。 もし条件が理由で退職を考えているのであれば、上長に素直に伝えましょう。

場合によっては条件を考え直してくれる会社もあります。

それ以外の場合であれば、引き止められて迷うこともあると思いますが、これからの自分のためにもここは妥協せず、退職の意思を伝えるようにしましょう。

 

退職を伝えてからの周りの目が不安

退職すると伝えてからの周りの反応や仕事がしにくくなるのではないかなどの不安は退職が初めての人は一回は不安になるのではないでしょうか?

私もまさにそれで、「退職する1週間前まで言わないでほしいのですが」などと伝えておりました。

引継ぎしてもらわないと困るのでと言われてかないませんでしたが。 ただ、ここに関しては2回退職、さらに3回目の退職をしようとしている私からお伝えすると、あまり気にしなくて大丈夫です。

自分が思っているより人はそんなに悪いように考えませんし、堂々としていると周りから退職後はどうするのー?など明るく退職について触れてきてくれます。

たまに退職する人はこのMTGに参加しなくていいと言われることもありますが、当たり前だよなと思いますし、その分自分は引き継ぎに向けて動けばいいと思いますので、あまりネガティブに考えなくていいと思います。


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新しい不動産会社に転職しよう

今回は仕事を辞めたいと思ったときから実際に退職するまでの流れについて経験談をもとにご紹介してきました。

仕事辞めたいとふと思うのはなにかしらのサインだと思うんです。それは必ずしも退職をした方がいいサインというわけではなく、例えば休養が必要なサインであったり、誰かに相談した方がいいサインであったりなどなど。

是非ふと仕事辞めたいと感じたら、まずは友達に相談したり求人を見てみたりして辞めたいのかそれ以外なのかを発見して頂き、よりストレスフリーな生活を送って頂ければ嬉しいです!

また、逆にやっぱり仕事辞めたい!となった場合は、今は転職があたり前の時代になってきておりますので、転職エージェントに登録して頂き、キャリアについてご相談してみてください。

無理は禁物です!是非自分を大切にしてあげてくださいね!


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