しかし、結果を出すことで経歴に関係なく、高年収が実現できる魅力的な仕事でもあります。
不動産投資営業の仕事内容や難しいと言われる理由、転職するメリットについて詳しく説明します。
不動産業界に転職を考えている人はぜひこの記事を参考になさってみてください。
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不動産投資営業とは?
まずは不動産投資営業とはどのような仕事なのかをご説明します。簡単にお伝えすると、投資用の不動産を販売する仕事です。また、不動産投資営業にも扱う不動産の種類がたくさんありますので、その点も合わせて詳しくみていきましょう。
投資用不動産を販売する仕事
不動産投資営業はマイホームなど自己居住用の不動産ではなく、投資用の不動産を販売することが仕事です。居住用不動産というのは主に自分が住むための不動産ですが、投資用不動産というのは、基本的に自分で住むことはなく、人に貸すことで収益を上げる不動産です。
つまり、収益を生み出す投資用の不動産を販売することが、不動産投資営業の仕事です。
基本的には自分から電話を掛けて、投資用不動産を購入してくれそうなお客様を探すことからスタートします。
顧客リスト自体は不動産会社が用意してくれる場合が多いですので、そのリストを順番に電話を掛けて、アポイントを取得することを目指します。
一日に数百件のテレアポを行い、アポイントが取れれば商談に入っていくことが可能です。
不動産投資営業の種類
不動産投資営業の対象となる不動産の種類は多くあります。不動産会社によって扱う不動産の種類は大きく異なりますので、入社前に確認しておきましょう。
それでは下記の投資用不動産について説明します。
・新築分譲マンション
・一棟マンション・アパート
・土地活用
・中古物件仲介
それでは詳しくみていきましょう。
新築分譲マンション
まずは新築の分譲マンションです。新築物件であるために、販売価格も高くなる場合が多いです。
主にワンルームマンションの一室を販売しますが、時にはファミリータイプの部屋も販売します。
購入者は貸し出すことで入居者から家賃収入を得ることができます。
一棟マンション・アパート
マンションやアパートを部屋単位でなく、1棟丸ごと販売する方法です。そのため、一度の契約でかなり大きな売り上げとなりますが、数を売ることは大変です。
購入者は部屋ごとに入居者に貸し出して、家賃収入を得る場合と物件を高い価格で売却し、購入額との差額を利益として得る場合があります。
土地活用
空き地や田畑を所有するオーナーへ土地活用を提案する営業です。営業社員は土地活用として、空いている土地に新築アパートやマンションなどの物件の建築を提案し、高額な建築工事を受注します。
土地オーナーは不動産オーナーとなり、その物件を一部屋ずつ入居者に貸し出すことで家賃収入が得られます。
土地をたくさん持っているような地主さんは物件を建てることで、税金対策にもなることが大きなポイントです。
中古物件仲介
中古投資物件の売買を仲介する営業です。営業社員は売り物件を自分で探してくる必要があります。
そして、中古物件を売却することで、売却者と購入者から仲介手数料を得ることができます。
購入者は入居者へ貸し出すことで家賃収入を得たり、購入価格より高い価格で売却したりすることで利益を得ることが可能です。
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不動産投資営業に転職する3つのメリット
不動産投資営業に転職するメリットはたくさんあります。ここでは代表的な3つのメリットについて説明します。
・1,000万円超の年収も実現しやすい
・結果を出せば出世しやすい
・比較的転職しやすい
それでは詳しくみていきましょう。
1,000万円超の年収も実現しやすい
不動産業界は完全な実力主義の世界なため、1,000万円超の年収も実現しやすい環境です。学歴や年齢、社歴など一切関係なく、営業成績で給料は大きく左右されます。
不動産投資営業の給与はインセンティブ制を採用している会社がほとんどで、基本給と業績給の合計が給与です。
基本給は低い会社がほとんどですが、売上額や利益額に対して、決まった割合で業績給を支給する会社が多いため、やればやっただけの業績給が支給されます。
不動産業界へ転職すれば、業界未経験でも自分の頑張り次第で1,000万円超の高年収も実現可能です。
ただし、企業や職種によってはインセンティブ(業績給)の設定は様々ですので、入社前にしっかりと確認しておきましょう。
ちなみに、「令和2年分民間給与実態統計調査」(国税庁)を見ると、不動産業・物品賃貸業会の平均給与は423万円であり、全体平均の433万円を下回る結果になっています。
不動産業界の中にも稼げない営業がいることや、事務職や総務職など給与が高くない職種もあることを理解しておきましょう。
結果を出せば出世しやすい
先程もお伝えしたように、不動産業界は実力主義の世界であるため、勤続年数や年齢の影響が強い年功序列のような仕組みはほとんどありません。つまり、営業成績で結果を出せば、出世しやすい環境です。
年齢に関係なく昇進や昇格のチャンスがあるため、若くして役職がついている社員も多いことが特徴です。
不動産業界は結果を出せば簡単に出世できる業界といえるでしょう。
比較的転職しやすい
不動産業界は未経験からでも、比較的転職しやすい業界になります。他の業界での営業経験や接客の経験があれば、その経験を活かして不動産業界に転職できる可能性は高いでしょう。
業界への間口は広く準備されているため、転職はしやすいですが、その後結果を出せるかどうかが重要です。
一度不動産会社で業務を経験して、スキルを身に付けることができれば他の不動産会社に転職しても同じように業務を行うことが可能です。
不動産投資営業の職種でも、扱う物件が異なれば、営業スタイルは大きく異なりますが、営業としてやるべきことに大きな差はありませんので、経験や実績があれば、転職することも容易でしょう。
さらに経験を積むことで、より給与体系の良い企業へ転職する方法もあります。
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不動産投資営業が難しいといわれる3つの理由
不動産投資営業は難しいと言われることも多いです。難しいと言われる主な3つの理由を説明します。
・生活必需品ではない
・商品が高額になる
・お金持ちを相手にしなければならない
それでは具体的に見ていきましょう。
生活必需品ではない
住宅は生活必需品ですが、投資用不動産は生活必需品ではないため、難しいと言われています。そのためマイホームは住宅ローンで購入することができますが、投資用不動産は事業用ローンで融資を組まなければならないため、ローンも通りにくくなっています。
要するに、無理して買わなくて良いものなので簡単に断ることが可能です。
商品が高額になる
投資用の不動産は一棟もののアパートやマンション、高級分譲マンションなどであれば、数千万円から億を超える物件も珍しくありません。リスクも大きく感じられるため、なかなか購入に踏みきれないという人も多くなります。
また、高額になるとなかなか金融機関が物件を買えるほどの金額を融資してくれないため、もし不動産を気に入ったとしても買えない、という状況も起こります。
このように商品が高額になるため、不動産投資営業は難しいと言われているのです。
お金持ちを相手にしなければならない
すてにお金持ちは不動産に投資をしており、家賃収入を得ている人が多いです。そのため、不動産に対して詳しく、目が肥えているお金持ちもいます。
営業が豊富な知識を持っている必要がありますし、しっかりと収益性に優れた物件でなければお金持ちからは相手にされません。
さらに、多忙で時間が取りにくいお金持ちも多く、なかなか商談ができない点も、難しいと言われる理由でしょう。
不動産投資営業で成果を挙げるポイント
完全な実力主義の不動産投資営業に挑戦するからには、成果を挙げることが重要です。ここでは成果を挙げるためのポイントを2つ紹介します。
・トークスクリプトを使う
・できる先輩の真似をする
それでは具体的に見ていきましょう。
トークスクリプトを使う
不動産投資営業ではまず電話営業でどのくらいの数のアポイントを取れるかが重要です。アポイントを取るためには数をこなすことが必要になってきますが、その都度営業トークを考えるのは大変です。
そのため、ある程度の営業トークは事前に決めておくことで、楽にテレアポを行うことができます。
お客様への質問への回答次第で、質問することや、どのように営業トークを展開していくかをトークスクリプトにまとめておきましょう。
一度トークスクリプトを作ったら終わりではなく、使いながら成果が出るものに常に改善すること、自分で新たに作ってみることで成果に繋げやすくなります。
できる先輩の真似をする
成果を挙げるためには、出来る先輩の真似をすることが一番の近道です。順調に成績を上げている先輩は営業としてやるべきことをしっかりとやっているはずです。その姿勢を真似するところから始めましょう。
例えば、電話でアポイントを取るためにどのようなトークをしているのか、アポが取れた後に商談までに準備すること、お客様へはどのようなタイミングで連絡を入れているのか、など一度すべてを真似することをおすすめします。
できる先輩と同じように営業ができるようになれば、営業の基本が身に付きしっかりと成果を挙げられているでしょう。
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不動産投資営業に転職して営業スキルを身に着けよう
この記事では、不動産投資営業の仕事内容や難しいと言われる理由、転職するメリットについて詳しく説明しました。不動産投資営業の仕事は、完全な実力主義の世界です。
だからこそ、成果を出すことで1,000万円を超えるような収入を得ることができ、早くから出世することも可能というメリットがあります。
しかし、簡単に結果を出せるほど甘い世界ではありませんので、目標に向かって継続的に努力することが必要になります。その結果高い営業スキルが身に着けられるでしょう。
不動産業界は成長に合わせてキャリアアップすることが可能ですので、まずは未経験から働くことができる職種から挑戦してみてはいかがでしょうか。
不動産業界で経験や実力を備えてから、不動産投資営業でもぜひ活躍されてください。
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