ウェルネス事業や海外事業などを幅広く展開する総合不動産会社です。
設立70周年を迎え、歴史がある不動産会社であるとともに、
時代の変化とともに事業領域を拡大させることで成長を遂げてきました。
この記事では東急不動産の平均年収やどのような人が東急不動産に向いているのか、
その特徴についても詳しく解説します。
東急不動産に興味がある人はもちろん不動産や住宅業界に興味がある方もぜひ参考になさってください。
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東急不動産の平均年収と企業概要
東急不動産の平均年収や企業概要について詳しく説明します。具体的には以下の内容について詳しく見ていきましょう。
・平均年収は1,030万円
・モデル年収
・競合との比較
・事業内容
・今後の展望
平均年収は1,030万円
有価証券報告書によると2023年3月期の東急不動産の平均年収は1,030万円です。平均年齢42歳で平均年収が1,000万円を超えており、非常に高い給与水準であることが理解できます。
日本全体の給与取得者の平均給与は443万円であるため(民間給与実態統計調査)、
東急不動産の平均年収は全国の平均の2倍以上となっています。
ある程度年功序列の様な制度で給与が上がっていくようです。
モデル年収
公式サイトに記載されているモデル年収は以下のようになっています。年齢 | モデル年収 |
30歳 | 800万円 |
30代後半 | 1,200万円 |
上記年収には以下のような手当が含まれています。
・時間外勤務手当
・通勤費全額支給
また、年に1回4月に昇給考課がある他、賞与は年4回に分けて支給を受けられます。
競合との比較
東急不動産ホールディングスの2023年3月期有価証券報告書によると、平均給与は1,030万円となっています。競合他社と比べると以下の通りです。
企業名 | 東急不動産 | 野村不動産 | 住友不動産 |
平均年収 | 1,030万円 | 1,017万円 | 713万円 |
競合他社と比べると同程度かやや高い程度だといえるでしょう。
なお、三井不動産や三菱地所などデベロッパー系の競合他社となると、1,200~1,300万円程度が平均年収となっている企業もあります。
とはいえ、業界全体で見ると東急不動産の平均年収は1,000万円を超えており、十分高いといえます。
営業職で各社を比較すると以下の通りです。
企業名 | 東急不動産 | 野村不動産 | 住友不動産 |
職種 | 総合職 | 総合職 (分譲マンション・戸建の営業) |
営業職 |
想定年収 | 700~1,200万円 | 448~1,061万円 | 840万円 |
賞与 | 年4回 | - | - |
手当 | 時間外勤務手当 通勤費全額支給他 |
残業手当 通勤手当 |
固定残業手当 通勤交通費実費支給 各種資格手当(合格時) |
東急不動産の職種は総合職となりますが、競合他社の営業職と比較して高い年収であることが分かるでしょう。
事業内容
東急不動産は総合不動産会社として、住宅事業や都市開発事業、ウェルネス事業、海外事業など幅広く事業展開を行っています。
具体的には分譲住宅や賃貸住宅の開発から分譲を行い、
都市開発事業では商業施設やオフィスビルなどの開発から賃貸、運営、売却を手掛けています。
ウェルネス事業では高齢化社会の到来を見据えて健康寿命を延ばすことができるよう様々なサービスを提供中です。
具体的には、ホテルやシニアライフ、リゾート、フィットネス、
福利厚生・健康支援の5つの領域が協力し合い、豊かな時間と体験を創造し、
あらゆる世代がいきいきと自分らしく暮らせるよう、サポートを提供しています。
海外事業ではグローバル化の進展を事業拡大の機会と捉え、
アジアやアメリカを中心に展開しており、9か国での実績があります。
今後の展望
長期経営方針では「環境経営」を掲げており、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギー発電などのインフラ・インダストリー事業の
強化において社会に貢献したい考えです。
「まちづくり」では大規模開発や海外事業を積極的に展開することで役割を果たせると考えています。
今後も常に新しいビジネスチャンスを模索し、
ビジネスモデルの変革に挑戦しながら力強い成長を目指していきます。
東急不動産の口コミ・評判
東急不動産の口コミや評判を見ていきましょう。実際に在籍していた方の言葉ですので、会社を詳しく知るための参考にしてみて下さい。
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東急不動産の口コミ① 出典:転職会議
同世代と比較すると年収水準は高いと思う。
基本的に年功序列であり、社会人10年目くらいで係長となり、年収1000万円を超える。
査定の機会は年一回であり、360度評価等の評価制度も近年取り入れ始めている。
(20代後半、女性、正社員、不動産企画・用地仕入れ)
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東急不動産の口コミ② 出典:転職会議
デペロッパー然とした開発業に取り組むことができ、一社員の裁量もそれなりに大きい。
会社全体にボトムアップの文化が根付いていることもあり、
やる気さえあれば主体的に取り組むことのできる環境は整っていると感じる。
(30代前半、男性、正社員、営業関連職、主任クラス)
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東急不動産の口コミ③ 出典:転職会議
能力が高い社員は多いと思う。
特に中堅~若手はやる気がある社員が多く、多岐に渡る業務をスマートにこなしている。
控えめな社員でも周囲の社員から影響を受け、成長スピードは速い。
(20代後半、男性、正社員、経営企画、課長クラス)
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東急不動産の口コミ④ 出典:転職会議
ずっと男性社会だった業界のため、女性の管理職・役員はまだまだ少ない。
ロールモデルが不足していると考える。
(20代後半、女性、正社員、不動産企画・用地仕入れ)
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東急不動産が向いている人
東急不動産が向いている人の特徴について詳しく説明します。以下の3つがポイントです。
・安定して高年収を得たい人
・実績に自信がある人
・街づくり事業に携わりたい人
それでは具体的に見ていきましょう。
安定して高年収を得たい人
東急不動産は歩合で大きく稼ぐような給与制度ではありません。しっかりと腰を据えて働き、実績を積み上げることで給与も高くなります。
そのため安定して高年収を実現したい人には向いていると言えますが、
歩合で稼いでいきたいと考えている人には向いていませんので注意が必要です。
実績に自信がある人
東急不動産に中途採用で入社するのは狭き門です。その中で採用されるには、過去の実績が重要となりますので、
自分の実績を数字で語れる人には向いていると言えます。
不動産の販売や仕入れ、プロパティマネジメントなど関連する業務の実績が重要です。
合わせて高学歴の人は採用される確率が高まるでしょう。
街づくり事業に携わりたい人
東急不動産は大家として街づくりを進めていくことができる企業です。地域に深く関わり、新たな街づくりに携わることができます。
多様な人々が快適に過ごせる街づくりを、豊かな発想で進めることが求められる環境です。
自分の想いを持って街づくりに携わっていきたい人にとって向いている環境と言えます。
東急不動産に転職する流れ
東急不動産に転職する流れについて説明します。ホームページ内の採用ページや転職エージェントを通じて
以下の流れで転職活動を進めていくことが可能です。
・公式採用ページを確認し、直接応募する
・転職エージェントに登録する
・転職エージェント経由で応募する
それでは具体的に見ていきましょう。
公式採用ページを確認し、直接応募する
東急不動産の公式ホームページ内に採用ページがあります。現在の採用ページには、キャリア採用の求人内容が掲載されていますが、
募集を行っていない旨のコメントが記載されています。
今後、募集受付が再開される場合にキャリア採用ページにて案内があるようですので
、気になる方は定期的にキャリア採用ページを確認することが重要です。
個人情報の新規登録もできない状態(2023年8月6日時点)ですので、
定期的に採用ページを確認する他に直接応募の方法はありません。
転職エージェントに登録する
転職活動を始める際にはまず転職エージェントに登録しましょう。現在では直接応募だけではなく、転職エージェントを通じての転職活動も盛んに行われています。
たくさんある転職エージェントサービスの中から、
どの転職エージェントを選ぶのかが非常に重要ですが、
業界に特化したエージェントがおすすめです。
東急不動産の求人も過去に取り扱っており、
住宅・不動産業界に特化したエージェントであるリアルエステートWORKSに
まずは登録してみてはいかがでしょうか。
履歴書や職務経歴書といった応募書類のテンプレートがホームページにあり、
ダウンロードして使用することができます。
住宅・不動産業界の知識を豊富に持つエージェントが
応募書類の作成方法から丁寧にアドバイスしてくれます。
書類選考を通過するためにも、まずは充実した応募書類を作ることが重要です。
転職エージェント経由で応募する
気になる求人があれば、転職エージェント経由で応募してみましょう。応募書類の作成後はそのままリアルエステートWORKSから応募することが可能です。
表向きでは募集が出ていない職種やポジションでも、
企業は転職エージェントに対し非公開求人として紹介を依頼している場合があります。
エージェントに採用条件を伝えておいて、
エージェントから条件に該当する紹介者であれば選考を進めることもあります。
結果として、登録者にとっては「エージェントから一般公開されていない
職種やポジションの案件を紹介され、選考に進んだ結果、採用が決まった」
というケースも珍しくありませんので、転職エージェントに登録しておくことは非常に重要です。
また会社の特徴や強み、求人内容や選考方法などについて充実したサポートを受けることができます。
また面接日程の調整までエージェントが行ってくれるため、効率的に転職活動を行うことが可能です。
東急不動産の求人例
現在、公式の採用ページに募集は出ていませんが、求人情報自体は掲載されていますので、以下の3職種について紹介します。
直近3年では毎年キャリア採用の実績がありますので、
興味がある方は内容を確認した上で、応募の準備を進めておくことが大切です。
・総合職
・業務職
・住宅事業総合職
それでは具体的に見ていきましょう。
総合職
都心や近郊で再開発事業を担当します。応募条件としてデベロッパーやゼネコン、コンサルタントにおいて再開発の経験がある、
もしくは用地仕入や事業推進の経験がある方となっており、類似する経験をお持ちで即戦力に近い方を対象としています。
再開発は非常に多くの関係者と調整を進めていく必要がありますので、
リーダーシップを発揮しながら周りと信頼関係を築くことができるコミュニケーション能力が必要です。
東急不動産は総合デベロッパーとして豊富な実績とブランドがあり、地権者にも高い価値を提供できます。
その強みを活かして建てた後の運営も含めて地域の未来を見据えた提案を行うことが可能です。
業務職
業務職は総合職のサポートという位置づけで仕事を行っていきます。仕事内容は個人のスキルや意欲を考慮し決定されるため、
業界の経験が無くても安心して働くことが可能です。
例えば異業種からの転職であれば、
まずはしっかりと基礎知識を身に付けられるような業務からスタートし、
力量に応じて仕事の幅を広げていけるような環境があります。
異業種からの転職でも周囲からのサポートを受けることができますが、サポート業務を行う上で、人の役に立ちたい気持ちや柔軟に対応できる力が求められる職場です。
自ら挑戦したいと考えている人にとってはやりがいを持って働ける環境になっています。
住宅事業総合職
まずは自社ブランドの新築分譲マンションの販売業務を担当します。具体的にはモデルルームに来場されたお客様の接客から販売を行うことが主な担当業務です。
合わせて、新規物件の企画や販売広告戦略の立案、プロジェクト管理に携わることも可能です。
開発部門と協働する販売責任者のポジションは最短で入社2~3年で目指すことができ、
将来的には用地買収や商品企画、事業推進など業務の幅を広げて活躍することもできます。
まとめ
この記事では東急不動産の平均年収は向いている人の特徴について説明しました。東急不動産は総合不動産会社として幅広い事業を展開しており、
安定した経営基盤を所有しています。
キャリア採用での入社は狭き門ですので、
ぜひ転職エージェントを活用した転職活動がおすすめです。
その中でもリアルエステートWORKSは住宅・不動産業界に特化したエージェントであり、
求人について詳しい情報を所持しています。
東急不動産の選考についても具体的なアドバイスを受けることができ、
入社まで無料で充実したサポートを受けることが可能です。
住宅・不動産関連の求人に興味がある方はお気軽に
リアルエステートWORKSに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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