転職をしようと考えており、不動産業界が気になっている。

しかし

●未経験でも不動産業界に転職できるのだろうか
●不動産と言ってもどのような仕事の種類があるの?
●自分って不動産業界に向いているのかなぁ

こんな感じで悩んではいませんでしょうか。

そこでこの記事では、不動産業界について詳しくお伝えしていこうと思います。

 

1.不動産業界は未経験でも転職できる?

まず不動産業界に転職しようと考えている人にとって1番気になるのが、未経験でも転職できるのか?という点だと思います。これについて結論を言うと、不動産業界は未経験でも転職できます。むしろ他の業界よりも比較的未経験の方が転職しやすい部類に入ると思います。

なぜかと言うと、大手から中小企業はもちろん、売買や賃貸・ハウスメーカーや不動産仲介業者など仕事が多岐にわたるため、その分求人も多いからです。そのため、不動産業界では20代30代はもちろん、40代以上の方でも転職に成功する方は大勢いらっしゃいます。不動産業界はなんだか難しそうで自分には無理だと思っていた人でも、全く心配する必要はありません。未経験からでも十分に転職が可能なので、ぜひチャレンジしてみてください。

また、宅建という資格を持っていれば、不動産業界の転職をより有利に進めることができます。入社後に資格手当などももらえたりするので、もし時間があるならば勉強してみるのもありかもしれません。

 

2.不動産業界にはどんな仕事があるの?

不動産業界にはたくさんの仕事があります。そこでここからは、不動産業界に存在する仕事についていくつか紹介したいと思います。

具体的には

●営業
●企画、開発
●管理
●経理
●総務

という仕事です。

 

2-1.不動産営業

不動産業界の仕事で1番採用人数が多いのが営業となります。営業と言うと飛び込み営業のようなものを想像しますが、それだけではありません。駅前などにある賃貸仲介業者や、一戸建ての販売業者なども営業にあたります。

 

2-2.企画、開発

戸建てを分譲するための用地探しや、都市の再開発に関する業務、お店の新規出店する場所を考えるなどの仕事になります。その土地に住む人の属性や人口、立地条件などからちゃんと価値があるかどうかを目利きする力が必要となります。

 

2-3.不動産管理

不動産オーナーなどから依頼を受け、賃貸マンションなどの管理する仕事です。PM(プロパティマネジメント)とも言われます。具体的には家賃の回収やビルのメンテナンス、入居者募集や退去時の対応などが挙げられます。

 

2-4.経理

その名の通り経理の仕事となります。他の会社で行う経理業務と同じになってくるので、経理スキルがある方はすんなりと業務に入れるでしょう。ただし、不動産は在庫の計上が他業種とは違うことや、扱う額が大きいのでより責任感を持った経理業務が必要となります。

 

2-5.総務

総務・法務など、事務に関する業務を幅広く対応する仕事となります。人事なども含まれており、人材配置や採用に関する業務なども行います。その他、電話対応・社会保険関係・営業会議運営・福利厚生業務などもあります。

 

3.不動産業界に向いている人

この記事を読んでいる方の中には、不動産業界に興味があるけど自分は向いているのだろうか・・・という不安を抱えている方も多いと思います。そこでどんな人が不動産業界に向いているのかをお伝えしようと思います。

 

3-1.社会の変化に敏感な人

賃貸にしろ戸建てにしろ、不動産というのは社会の影響を受けます。例えば各駅停車しか電車が止まらなかった駅が来年から特急停車駅になったら不動産の価値が上がります。新たにショッピングモールが建設されることが決まれば、街の価値は上がります。このような社会情勢をしっかりとキャッチできる人が不動産業界には向いています。地価が上がり切る前に土地を仕入れたり、営業においてもこの街は将来どうなるかを的確に伝えられたりするからです。

 

3-2.コミュニケーションをとるのが好きな人

不動産業界ではお客様と接する機会が多いです。そのため人と接することに抵抗がない方が向いています。例えばマンションを売る仕事についた場合、こちらとしては売りたいですがお客様に納得して購入していただかないと後々クレームとなってしまいます。そのためしっかりとお客様と会話をして要望を聞き、場合によっては違う物件を案内するなどの対応をしていく必要があるからです。独りよがりにならず、相手の意見を汲み取れる人が向いているのです。

 

3-3.フットワークが軽い人

不動産業界で働くには行動力が必要です。今すぐ内見したいというお客様には車を出して向かう必要があります。また、良い物件が出たらお客様にすぐさま連絡できると、購入につながったりします。このような行動が面倒くさい・遅いとなると、良い物件を他の人に取られてしまったりして営業成績が悪くなってしまいます。もちろん休みも大事ですが、365日お客様のためにいつでも行動できるような気持ちがある人が向いているのです。

 

3-4.前向きな人

不動産を営業していく以上、お客様から断られることは当たり前です。スーパーでの買い物とは違い高額な商品となるからです。なので、営業・販売をしてお客様から断られた時に、「ショックだ」「自分は営業が苦手だ」と考えてしまう人は向いてないかもしれません。断られるのは当たり前だと考えることができ「また次頑張ろう」とか「たまたまお客さんの要望とマッチしない物件だったんだ」などと前向きに捉えることができるかが大事になってきます。

 

4.不動産業界で働くメリット・デメリット

次に不動産業界で働くメリット・デメリットもお伝えしておこうと思います。

 

4-1.メリット

不動産業界で働くメリットは2つあります。

●学歴や経験、年齢などは関係ない
●年収が高い

 

●学歴や経験、年齢などは関係ない

古い考えをしている会社などでは、成果を出しても低学歴だから・まだ若いからという理由で適正な評価をもらえないところもあります。しかし不動産業界は非常に合理的な考えをしている会社が多いため、成果を出せばちゃんと評価してもらえます。低学歴とか年齢とかは関係ありません。結果を出せばスピード出世なども可能となります。ですので、自分をきちんと評価してもらいたいと考えている人は、かなりメリットのある仕事です。

 

●年収が高い

歩合制を採用している会社などで働けば、頑張りがそのまま給料に反映されます。会社員としてはありえないような額の給料をもらうことも可能です。不動産業界は高いお金を動かしているからですね。なので、周りよりも高い収入を得たいと考えている方は不動産業界が狙い目です。

 

4-2.デメリット

次にデメリットを2つお伝えします。

●責任が重い
●専門知識が多い

 

●責任が重い

不動産業界で営業・販売するとなると安くても数百万円、高ければ数億円もする商品を売ることになります。つまりお客様にとっては人生をかけた買い物をしているわけです。そういった商品を販売するわけですから、責任が重くとてもプレッシャーです。自分のミスでお客様の人生に何らかの損失を与えてしまうかもしれません。そのような重圧に耐える必要があるのです。

 

●専門知識が多い

不動産業界で働くとなると不動産に関する専門用語から法律、ローンを組む場合の金融知識など幅広く難しい知識を知っておく必要があります。そのための勉強が必要になるというデメリットがあります。勉強してもしても足りないですし、法律には変更点もあったりします。入社後しばらくは常に勉強しなければならないことは知っておきましょう。

 

5.効率的に不動産業界へ転職したいなら

この記事では

●不動産業界は未経験でも転職できるのか
●不動産業界の仕事
●不動産業界に向いている人
●不動産業界のメリット・デメリット

をお伝えしました。

なお、不動産業界への転職を検討しているなら、不動産業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。通常の転職サイトには載っていない不動産業界の求人を教えてもらえるからです。リアルエステートWORKSでは紹介企業の社内の雰囲気やノルマ、評価、離職率などの情報まで把握しております。こういった情報を得て効率的に転職したいと考えているなら、ぜひLINE@などからお問い合わせください。