今回のコラムでは、これから不動産業界に飛び込みたい!と考えている方向けに、不動産業界で働く人のリアルな声をまとめてみました。

不動産業界未経験の多くの方は、『稼ぎたい!』『自己成長させたい!』『高額商品を扱いたい!』などなど、不動産業界のお仕事に対してキラキラしたイメージを持ち、期待を持って不動産業界への飛び込むことの相談をしてくれます。

不動産業界で働いていた(不動産売買仲介)私だからこそ、確信を持って回答をできますが、上述のイメージは間違っておりません。歩合給が採用されている企業であれば、成果に見合っただけの給与が手に入ります。(私の友人は、20代半ばにして1,500万円程稼いでいる強者もいました。)また、不動産という商材だからこそ、切っても切り離せない関係にある金融や法律関連の知識もつき、自身の成長に繋がったと思います。 最後に、高額商品は賃貸系のお仕事意外であれば、必ず取り扱うことになるでしょう。私自身は、安価なもので1,000万円前後、高額なもので数億円のものまで取り扱っておりました。

一見、魅力的な部分が多い不動産業界。果たして、中で働く人はどんな悩みを抱えているのでしょうか。在籍する不動産会社から同業界内にて転職を考えている方、もしくは不動産業界から他業界への転職を考えている方の転職理由で多いものをランキング化することにより、お届けしたいと思います。

 

1.不動産業界人の悩み、転職理由トップ3


第1位: 休みがない。休めない。

圧倒的に最も多い、転職理由です。業界人の転職理由の50%ほどは、この理由ではないでしょうか。 『週に1度しか休めない』『毎日帰りは0時前』『最後いつ休んだかわからない』などなど、皆様お疲れになっている方が多いですね。


また、中には『土日休みが取れないから』という理由で別業界へのご転職を考える方もいらっしゃいます。不動産業界では周知の事実ですが、不動産業界における休日で一番多いのは、『水曜日』であり、火曜日と水曜日、水曜日と木曜日、などの休日形態が最も一般的です。それではなぜ、『水曜日休み』なのでしょうか。


第一の理由は、土日が忙しくなる業界だからです。基本的にお客様商売になるため、お客様がお休みのお日にち、つまり土日が不動産業界人にとっての繁忙日になります。当時は私も、土日は丸一日お客様対応をしておりました。そして事務作業を月曜日、中日の火曜日水曜日をお休みし、木曜日、金曜日に再度事務作業や土日の準備など行っていたと記憶しております。


第二の理由は、“水曜日は縁起が悪いから”という迷信のような話もあります。冠婚葬祭や催し事は、暦を見て日にちを選ぶことも多いですが、何故不動産業界では水曜日は演技が悪いとされているのでしょうか。それは、『契約が水に流れるから』ということがその文字から連想されるため、ということが言われているようです。 

 

第2位: 業務量と給与のバランス

特に、5名程度で運営をしている店舗でお勤めの方に多い悩みです。個人経営系の不動産会社の場合、1名の方の業務負担割合が多く、例えば賃貸仲介会社であれば、賃貸物件のご提案、ご案内、契約書類作成、契約、その後の管理まで、全てを担っていることが多く、成果を上げたいが為に多くのお客様を頑張って対応し、その結果として業務過多になり休めなくなる、というサイクルに陥っている方を多く見て来ました。 また、やはり一人当たりのキャパシティは存在する為、流石に1名の営業担当がそう多くのお客様を全員一気通貫で対応することもできず、業務量の割にあまり稼げない・・という悩みも多く聞きます。転職時には、是非業務の分業制が敷かれているか、営業に集中できる環境にあるかどうか、を確認して見てください。 

 

第3位: 社内環境

これは少々お話するのも憚られますが、社内環境の悪さ、つまりはパワハラやモラハラ、さらには暴力などが原因でご転職を考える方も0ではありません。 もちろん、不動産業界に限った話ではありませんが、男性比率の多い業界ということもあり、今でもそのような慣例のある会社はあるようですね。 この辺はなかなか入社してみるまで見えて来ない部分ではありますが、心配であれば、OB訪問をしてみる、転職の口コミサイトをチェックする、などして事前に把握できるよう行動を取ることが大切です。

 

2.おすすめ企業紹介

ランキング形式で1位から3位までをピックアップしてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。 少し心配になった方も少なくはないかと思いますし、不動産業界への転職は再考しよう、と考えている方も中にはいるかとは思いますが、上記実は、規模の小さい不動産会社にお勤めの方に特に多いお悩み、転職理由です。 基本的には、昨今の『働き方改革』の推進などにより、大手企業ではあまり見られなくなっております。以下では、ランキング1-3位で挙げた、不動産業界で働くことの悩みを払拭できるようなおすすめ求人を紹介します。

 

●株式会社ホークワン 

業態: パワービルダー / ハウスメーカー
職種: 仕入れ職
オープンハウスグループのハウスメーカーにおける求人になります。コロナ禍の中でも、増収増益を続けている成長企業です。戸建分譲事業がメインであり、営業担当が仕入れからプランニング、引き渡し、アフターフォローまでを一貫して行うことができます。中でも本求人の特筆すべき点は、なんと言っても『ライフワークバランス』を取りやすい会社環境ということができるでしょう。基本的に18:00以降の残業は一切不可。PCがシャットダウンして動かすことができなくなり、どうしても残業希望の場合には残業申請を行わないといけないほどの徹底振り。 休日もしっかり取ることができ、仕事とプライベートを両立させることが可能です。 

 

●ケイアイスター不動産株式会社

業態: パワービルダー / ハウスメーカー
職種: 仕入れ職
『日本一憧れの会社』を目指し、様々な福利厚生制度を立案・導入している会社です。従業員満足度が非常に高く、『働きがいのある会社ランキング』では2年連続の入賞を果たすなど、非常に社内の環境が良く、従業員もイキイキと仕事ができていることが伺えます。女性社員や外国人社員も多く活躍しており、多様性にも富んだ企業ということが言えるでしょう。コロナ禍においても地方への進出を積極的に行っており、積極採用中。近年圧倒的な成長を誇る企業にて働くことは、自己の成長にも大きく繋がるのではないでしょうか。

 

●住友不動産販売株式会社

業態: 不動産仲介事業
職種: 売買仲介営業職
『今は何よりも給与を最重視したい!』という方にイチ押しの求人です。不動産業界人のお悩みの一つに、『業務量と給与が見合わない』というものをあげたかと思いますが、同社はそんな心配無用です。成果をしっかり社員に還元する報酬制度が整備されており、なんとその平均年収は800万円。また、3人に1人は1,000万円超えの年収を実現しております。年齢や社歴よりも実績を正当に評価する人事制度も準備されており、『若い頃から実力で上まで登り詰めたい』という方にももってこいの求人ではないでしょうか。

 

上記の企業の求人を、全てご紹介可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ!

 

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3.まとめ
ご一読いただき、ありがとうございました。不動産事業所は全国で30万件を超え、その数はコンビニの数よりも数倍多いと言われております。その中からあなたにとって良い企業を選ぶことは困難に聞こえるかもしれませんが、本コラムがあなたの不動産業界デビューの一助になれば幸いです。