〜 富裕層向け営業の経験生かす 〜「悩んでいるならまずは行動してみた方がいい」

業界経験者にはおなじみのホワイト企業「東急リバブル株式会社」にインタビューを行いました。

インタビュイーは富裕層向け営業を続けてこられ、30歳で不動産業界へ人生初の転職をされた方。
未経験の不動産業界へ飛び込んだ訳とは?そしてどう「ホワイト」なのか。

是非、最後までお付き合いください。

 
東急リバブル株式会社 GRANTACT六本木 坂口様
幼少期を海外で過ごし、11歳で帰国。
名古屋の大学を卒業された後、新卒から富裕層向けの会員権販売営業を7年間経験。
30代で人生初の転職をし、東急リバブルへ入社。
これまでの経験を活かしGRANTACT六本木で富裕層向けの不動産売買仲介を行う。(現在2年目)

 

転職理由

- 前職の仕事は好きだけど、女性が長く働ける環境ではなかった -

 

どのタイミングで転職を考えましたか?

何か大きなきっかけがあったという訳でも、前職に大きな不満があった訳でもなかったです。
ただ、安心して長く働ける職場ではないなと、ずっと感じていました。
結婚や出産を機に退職する社員も多く、復帰制度はあったものの、営業のきつさから、異動される方が多いような環境でした。


―――30代で初めての転職でしたね。やはりライフイベントなどを考えると、そろそろ転職活動を始めようかなと思ったのでしょうか?


そうですね。
また、キャリアアップしていくにあたって、私の理想の働き方ではなかったことも理由の一つですね。

実際に、前職で課長職への昇格の話もありましたが、お子さんのいる女性管理職は全社で一名程度と、ロールモデルが少なかったことや、管理職は特に休日出勤が多い働き方をしていることを目の当たりにしていたのでお断りしていました。

私は旅行が趣味なので、しっかり休みを取りたいという思いもあったので。


―――坂口様にとっては、腰を据えてキャリアアップできる環境ではなかったのですね。
 
 

「腰を据えてキャリアアップしていきたい」という思い以外に転職軸はありましたか?

はい、「得意なことをさらに磨いていきたい」ということと、
「海外不動産事業などに携わっていきたい」ということの3つでしたね。

 
―――まず「得意なことをさらに磨いていきたい」について詳しく聞かせて下さい。

自分の成果が数字で見える営業職は好きですし、自分に合っていると思っています。
また、前職の時から高単価商材の販売をしていたこともあり、もっと金額の大きなものを扱い、営業としてのスキルを磨きたいと思っていました。
 
―――富裕層ビジネスについてはいかがでしょうか?

富裕層のお客様と人間関係を構築していくこともやりがいに感じていました。
富裕層ビジネスをやっていないと簡単には築きえない、得られない人間関係で、なかなかできる仕事ではないと思い、価値を感じていました。

―――確かに、普段の生活では中々出会うことができない層ですよね。「海外不動産事業などに携わっていきたい」についてはいかがでしょうか?

不動産という意味では、前職で扱っていたリゾートホテルが更地から完成する様を見たり、交渉や提案でお客様のご自宅に伺ったりすることが多かったので、自然と不動産に興味を持ちました。

また、幼少期を海外で過ごしたこともあり、将来的には海外と関わる仕事が出来たらと思っています。

 

東急リバブルへ入社

- 経験・強みを活かした働き方がイメージできた -

 

内定受諾理由を教えてください。

”個人向けの売買仲介営業部門”の選考に進んでいる中で、私の前職の経験を活かすことのできる “GRANTACT事業部”への入社を、当社の人事から打診されました。

“GRANTACT事業部”は特に富裕層の方とのお取引になるため、より前職の経験を活かすことができること、そして働く自分のイメージができたことが内定承諾の一番の理由ですね。

あとは、採用担当の方々が素晴らしかったです。 

面接時には、ただの内定候補者である私に、名刺を下さり、面接後に直接フィードバックをいただいたり、「最終面接の時は、こういう風に言うともっといいと思います」などと良い点だけでなく、改善点もしっかりと教えて下さいました。

他社の選考では、そういった対応をして下さった企業はなかったですし、最終面接を突破して欲しいという気持ちが伝わってきて、嬉しかったです。

―――前職でのご経験を踏まえ、別事業部からのオファーや、直接のフィードバックなど、企業側の誠実さが伝わってくるエピソードですね。

正直、30代で、女性で、初めての転職でしたので、不安が大きかったです。
企業側から「結婚や出産で、どうせやめる」と思われるのではと、自分のことを結構マイナスに考えていました。

でも東急リバブルはそこをマイナス視しないことや、産休・育休から復帰している方も多いと聞いたので、そこもいいなと思いましたね。

―――同じ世代の女性として、そのタイミングでの転職に躊躇する気持ち、すごく分かります。
しかし、これまでの経験やスキルがしっかりとあれば、その点はあまりマイナスにはならない様ですね。

 

業務内容

- お客様対応はチームでしっかりと準備、また会いたいと思ってもらえる営業を -

 

平均的な一日のスケジュールや業務を教えて下さい。

毎日決まったルーティンはなく、お客様次第で変わるのですが、大体こんな感じでしょうか。
9:00 出勤
9:30 チームミーティング 顧客の管理、追客情報、物件の情報交換
10:00 内見対応、ご案内
12:00 お昼休憩
13:00~ ・お客様への手紙を書く
・メールで新規物件をご紹介
・物件情報の選定、整理
・お客様のご案内(物件内覧)
・お客様への個別アプローチ(成約事例や、市場の動向などをご連絡)
・ご売却依頼物件の査定書作成
・プロカメラマンによる物件写真撮影(外部依頼)の立ち合い など
18:30頃 退社

―――お手紙の作成や撮影の立ち合いなど、業務が多岐にわたりますね。

そうですね、業務量が多く、PCも19時に自動的にシャットダウンされるので、慣れないうちは時間内に終わらなくて苦労しました(苦笑)
でもすごく充実しています。

―――慣れるまでは確かに大変そうですね。業務は全て坂口様お一人で対応されるんですか?

一人で対応するものも有りますが、案件によっては先輩社員や上長とペアで業務を遂行しています。

また、チームの連携も取れており、「今だったらいくらで売れるのか?」については、都心不動産の相場に影響しうる経済ニュースや新築情報を踏まえ、それぞれが意見を出し合い、社内で協議する時間もあります。

まだまだ経験の浅い私も、常に知識のすり合わせができる環境です。
何億円もする大切な不動産ですので、若手社員もベテラン社員もチーム一丸となって営業をしています。

 

営業をする上で大事にしていることはありますか?

一期一会であることを意識しています。
二度と会えないと思って、その瞬間を大事に真心込めて接客しています。

伝え漏れがないよう準備は入念に行った上で、お客様にも私といる時間を有意義だと思ってもらえたり、また会いたいと思ってもらえたりするように接していますね。 

―――また会いたいと思ってもらえるようにどういったことをされていますか?

これまでの経験上、不動産以外の共通点を見つけるとより信頼関係を作りやすくなるような気がしています。
訪問した際にどんなライフスタイル なのか、どういう話題が好みなのかなど判断しています。

例えば、ゴルフをするのかや、どんな車や腕時計に興味があるのか等、アプローチをする際も、趣味や興味のところから入るようにすると、競合する営業マンの中でも自分が貴重な存在になれると思っています。

不動産以外の部分でどれだけインパクトを与えられるか、また心を掴むことができるか、常に考えています。
 

今後のキャリアプランはありますか?

いつまでにどうしたいという明確なものはないです。
でも、産休・育休を経て、復帰後もまた営業として、今までと同じような仕事ができるということが、入社した目的の一つでもあるので、まずはそこを実現したいなと。

実際、ライフイベントを経てもバリバリ営業として活躍しているロールモデルも身近にいるので、安心です。

ゆくゆくは女性管理職として会社を担っていけたらいいなと思っています。

あとは、転職軸でもお伝えした通り、海外不動産を日本の富裕層の方に販売したいという気持ちがあるので、いつか挑戦したいですね。

 

働き方

- テレワークや単位年休等の制度充実、プライベートと両立できる -

 

業界や会社へのイメージで想像と現実のギャップは感じましたか?

もともと不動産屋のイメージは「ギラついて」いて、「ゴリゴリして」というブラックのイメージだったのですが、東急リバブルはそれが比較的少ないと思っています。

 

仕事のしやすさを感じる場面はありますか?

二つあります。一つ目は、制度を活用している方が本当にたくさんいることです。

GRANTACTのメンバーのほとんどが既婚者で、お子さんがいる方もいます。
そのため、お子さんの学校行事やお迎えのために有給を使ったり、テレワークに切り替えたり、単位年休(一時間単位で有給休暇を取れる制度)を取ったり。
私以外の中途社員も、柔軟さにはすごく驚いたと言っていますね。

いい意味で不動産営業のイメージが変わりました。

二つ目は、DX化されていることですね。
GRANTACT六本木では  想定利回りや想定賃料などを掲載したユーザー様専用ホームページが有ります。
それを見て問い合わせしてくださる方も多く、営業に集中できるので働きやすいです。

弊社以外に高級区分マンションのみを扱う事業部がある企業はないという点も、東急リバブルらしさですね。

―――柔軟に働ける制度があって、且つ皆さんがうまく活用されているんですね。中途社員でも利用しやすくて、そこにストレスがないのはいいことですね。

本当にそう思います。
あと、19時になると自動的にPCがシャットダウンされるので、業務をどうにか終わらせようと、結構みっちり仕事しますね。

雑談をしながらも、いい雰囲気で毎日仕事できています。
 

休日の過ごし方

- 仕事のモチベーションは旅行、趣味を営業に活かす -

 

お休みはどんなことをされていますか?

お休みの日は旅行やゴルフに行ったり、友達とドライブに出かけたりします。
富裕層のお客様との話題作りにもなるので、高級車や時計の勉強をしたりしていますね。

仕事のモチベーションである旅行については、まとまったお休みが取りやすく、予定が立てやすくなりました。
スケジュールを逆算して目標を立てて業務ができるので、すごくやりやすいです。

ちなみに、直近で旅行を計画していて、それも一日休みを追加して行きますが、難色を示す方はいないので、よりありがたみを感じますね。
 

転職活動

- 自分に合った転職活動で、ストレスなく内定5社獲得 -

 

リアルエステートWORKSは前からご存知でしたか?

知らなかったです。
登録していたスカウト媒体経由でメッセージを下さり、知りました。

メッセージが他社と違い、テンプレではなくきちんと私のレジュメを見てコメントしてくださっている感じがしました。
不動産特化でしたし、レスも早く、対応も良かったので、リアルエステートWORKS以外のエージェントは使用しませんでした。

 

転職活動の率直な感想を教えてください。

あまり大変ではなく、楽しかったですよ。
本腰入れてから、一カ月くらいの短期決戦でしたね。

―――それはお仕事が忙しかったから、一カ月間で集中して行いたいと担当に依頼したのですか?

担当してくださったのが、現在マネージャーになられた「高」さんでしたが、面談して、仕事の忙しさもお伝えし、短期決戦でやることになりました。

それまで、転職サイトに登録しては辞めて、を繰り返していたこともあり、短期決戦は私に合っていましたね。

―――勤務しながら転職活動をされていましたよね、ストレスはなかったですか?

ストレスは特になく、最後まで高さんがリードして下さっている感じでした。
とにかく忙しかったため、私に合ったやり方で進めていただけたので本当にやりやすかったです。

あと、リアルエステートWORKSさんのすごいなと思ったところが、LINEでのやり取りは、悩み等を送ったらすぐ返してくれて、とにかくレスが早かったことです。

また、宅建事業者の転職エージェントということもあって、情報量がとにかく豊富でした。

勤務しながら転職活動しているので、企業研究を行う時間が本当になくて。
高さんにその旨を正直にお伝えしたら、各企業の細かい特徴や違い、求人票やHPに記載していない情報、あとは先方の求める人物像
を踏まえたアピールの仕方など教えて下さいました。
戦略立ても含めて内定をさせることにフォーカスをしていて、すごく心強かったです。

他にも、履歴書や職務経歴書等の書類作成についても、私が口頭で言ったことを文章化して下さったりもしたので、前職が非常に多忙だった私としては、とても助かりました。

結果、受けたところは全て内定をいただき、最終的に選択肢があったのが良かったですね。

不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する

 

転職を考えている人に一言

- 悩んでいるならまずは行動してみた方がいい -



転職活動は客観的に自分を見たり、今のフィールドで自分のやりたいことが成し遂げられるのか、再確認したりするいいチャンスです。
自分の価値を信じて自らが選択した道を正解にすることが大事だと感じています。

転職活動をする中で改めて今の職場の良いところに気づいたというパターンもあると思いますし、悩んでいるならまずは行動してみた方がいいと思います。
 

採用人事から一言

- 職歴・学歴関係なく平等な評価、社員の成長を後押しする社風 -

弊社は、社員がどうしたら成長できるのかを真剣に考えて接し、やる気や頑張りを後押しする社風です。

社員全員がそれぞれの能力をしっかり発揮できるよう、サポートする制度が充実していることもあり、新卒・中途、年齢、性別、経歴、学歴など関係なく「平等に」評価します。

弊社の面接は特に人柄重視ですので、これまで何を努力されたのか、何を続けてこられたか、キャリアプランなどを是非教えて下さい。

弊社は事業領域が幅広く、様々な事業部で中途採用を行っていますので、気になって下さった方は、まずはご応募下さい。
東急リバブル株式会社採用サイトはこちら
 

編集後記

右:東急リバブル株式会社 GRANTACT六本木 坂口様
左:Real Estate Works Magazine 編集長 樋口

 

東急リバブルで「イキイキと働く」とは?

- 社内制度を活用して、仕事とプライベートを上手に両立、メリハリをつけて効率よく働くこと -
 
今回は、東急リバブルのGRANTACT事業部に業界未経験で転職された、坂口様にお話を伺いしました。

とても気さくで正直な坂口様。
今の働き方にとても満足していて、公私ともに充実していることが、表情からも十分に伝わってきました。

不動産業界でお仕事される方にとっては、「東急リバブル=働きやすい企業」だとご存知の方も多いと思いますが、同社が、DX化が進む柔軟性のあるホワイト企業だということを坂口様のインタビューを通して再確認できました。

坂口様の転職活動に関しては、「30代女性」で「初めての転職」、且つ「未経験の業界」への転職が、採用人事からはマイナスなイメージを持たれるのではと、不安もあったようです。

しかし、 実際に5社の内定を獲得したことからも分かるように、年齢や性別よりも、これまでの経歴や人柄を重視する企業もあります。
この点にハードルを感じ、転職を躊躇されている方にとっては心強いお話しだったのではないでしょうか。

坂口様の理想の働き方や、夢の実現のために転職を選択したことはいい判断だったのではないかと改めて感じました。

坂口様の転職目的でもあった、最前線の営業とライフイベントの両立については、数年後に改めてご状況をインタビューしたいですね。
今後のご活躍が楽しみです。

仕事とライフイベントの両立には、会社からのサポートは不可欠ですし、それを気持ちよく活用できる環境も、女性や子育て世代の方にとっては、とても大切です。

女性が安心して、長く働ける業界になること、そして女性の転職ハードルが下がることに少しでも貢献できればと思います。

東急リバブル株式会社の求人を見てみる