不動産業界はルールが多そうだからマイペースの人には向いていないのではないか...と思う人もいるかもしれないが、不動産業界に多い事務職や営業職は実はマイペースな人に向いているという結果になった。
マイペースな人が苦痛に感じるのは「仕事に期限があるとき」
調査の結果、「マイペースな人が仕事で苦痛を感じるとき」として最も多く挙げられたのは「仕事に期限があるとき」(108票)となった。
同調査で聞かれた「マイペースが原因で仕事に支障が出たことがあるか」という質問に対しても、回答者の53.3%が「ある」と回答しており、特に「締め切りに間に合わない」「納期が守れない」「想定していた以上に仕事に時間がかかった」という声が挙がっている。
また「マイペースな人が仕事で苦痛を感じるとき」の第2位は「チームで仕事をするとき」(68票)となった。マイペースであることで「協調性がない」と捉えられてしまうケースがあるとの声が挙がった。
3位以下は「急かされるとき」(55人)「予定が変わったとき」(50人)「周りに合わせるとき」(43人)と続いた。
マイペースの人に向いているのは「他人に干渉されにくい」仕事
同調査では次に、「あなたが経験した『マイペースな人に向いている仕事』を教えてください」という質問が聞かれた。
1位は「クリエイティブ系」(58票)で、2位と16票の差をつけた。2位以降は「事務職」(42票、「営業職」(41票)、「工場・製造系」(40票)、「ライター」「自営業・フリーランス」(35票)が続いた。
全体的に「一人で集中できる仕事」「他人に干渉されにくい仕事」である傾向がみられる。
上位3つの各仕事が「マイペースな人に向いている」理由としては、以下のようなことが挙げられた。
1位 クリエイティブ系
・動画制作、イラストレーター。会社に就職しなくてもいいから。人を気にせずに一人で作業できるから(20代 女性)・動画編集者。期限を自分で決められる(30代 男性)
・アーティスト。好きな時に作品を作ればいいから(40代 男性)
フリーランスで働けるということが一番のメリットのようだ。
2位 事務職
・製造業の事務職。突発的な仕事が少なく、比較的マイペースに仕事を進められるから(20代 女性)・事務員。基本的にパソコンに向き合うことが多く、人との関わりが少なく感じるから(30代 男性)
・経理事務。締め日など多少仕事量に緩急はありますが、基本的に自分のペース配分で仕事できます(40代 男性)
特に慣れたとは、一人で黙々と作業に没頭できることがマイペースな人に向いている理由のようだ。
一方で「電話対応」や「来客対応」なども業務に含まれる一般事務はマルチタスクが求められるため、自分にあった業務内容の事務職を探すのが大事である。
3位 営業職
・ルート営業。結果を出せば自分の配分で仕事ができる(20代 男性)・営業職。他人から干渉されることが少ない(30代 男性)
・広告代理店の営業。自分でスケジュールを調整しやすいのでマイペースな人にはおすすめです(40代 女性)
営業職はノルマがある場合が多く、結果を常に求められる仕事である一方で、そこに至るプロセスが厳しく制限されていない場合も多く、自分でスケジュール等を決められることもある。
また外回りや顧客対応中は上司や同僚に干渉されることも少ないため、マイペースな人にも向いているようだ。
【調査概要】
・調査対象:マイペースだと感じている人
・調査期間:2021年12月27日~2022年1月10日
・調査方法:インターネットによる任意回答
・調査人数:503人(女性260人/男性243人)
参照:PRtimes
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