「業界内の転職は有効な手段になるんだろうか?」
今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。
不動産会社に勤務している人の中には、将来、転職や独立を考えている人もいるでしょう。
一昔前は同じ会社に勤め続けることが当たり前でしたが、近年では転職を繰り返してキャリアアップする人も珍しくありません。
しかし、不動産業界においてキャリアアップに繋がる転職とはどんな方法か、いまいち把握していない人も多いと思います。
そこで本記事では不動産業界でキャリアアップする方法や、おすすめの転職方法について解説します。
不動産業界の転職について相談する
不動産業界でキャリアアップする方法
キャリアアップに対する考え方は人によってさまざまです。・同じ会社で出世をすること
・今よりも稼ぐこと
・今の会社よりも大企業に転職すること
・独立/起業をすること
どれもキャリアアップの手段といえるので、どういった方向を目指すのか、自分の考えをもつことが重要です。
では、不動産業界におけるキャリアアップには、どんな方法があるのか具体的に考えていきましょう。
不動産業界でキャリアアップする方法①同じ会社で出世する
近年は転職によるキャリアアップを狙う人も増えていますが、新卒で入社した会社で働き続け、出世していく方法も立派なキャリアアップです。不動産業界では実力主義を取り入れている企業も多いため、20代で店長やマネージャークラスになることも可能です。役職が上がるにつれて基本給もプラスになることが多く、お給料面でのキャリアアップができるでしょう。
また、メンバーの時には自分自身の売上のみを考えていれば良かったものの、役職を持つとチームの売上目標を見ることになったり、会社全体のことを考えなければいけなくなります。
ずっとプレイヤーとして働いていきたい場合は別ですが、徐々にマネジメントを行っていきたい場合にも、同じ会社でキャリアアップを図るのはおすすめです。
ただし歩合制を活かして成果重視して働いてきた人にとっては、昇格による給与アップの恩恵がさほど大きくないかもしれません。そのため、営業の実力に自信のある人は、転職や起業を検討しても良いでしょう。
不動産業界でキャリアアップする方法②独立起業する
不動産業界では、比較的独立起業しやすい業界と考えられています。というのも、仲介会社であれば自身が在庫を抱える必要がなく、宅建業者として登録を行い、不動産を購入したいお客様を集客できればいいためです。実際にここ数年は、不動産業界全体が好景気であることから起業する人が増加傾向にあります。
以下は宅建業者数の年間の推移を調査したグラフです。
出典:国土交通省「宅地建物取引業者数の推移」より(令和2年10月16日発表)
グラフの開始年である平成12年には業者数が138,816社あり、その後は右肩下がりの傾向ですが、ここ6年間は再び増加に転じていることがわかります。
ただし、独立起業がしやすいからといって誰でもできるわけではありません。独立起業する場合は、開業資金の確保や宅建業の免許取得が必要になります。また、最初は集客面にコストもあまりかけられないことが多いと思いますので、人脈を広げておくことが大切です。
起業後もこれまでの不動産業界での実績、業界内での人脈、経営者としての知識なども求められるので、まずは不動産会社で経験を積むことをおすすめします。
なお、独立起業の方法は以下の記事で詳しく解説しています。
不動産業で独立は難しい?失敗しないコツや必要な手続きを解説!
不動産業界でキャリアアップする方法③転職してハイクラスの会社に入る
不動産業界の求人数は多く、未経験での転職もさほど難しくありませんが、業界経験者であればより高条件の転職先が見つかる可能性が高まります。たとえば不動産仲介・売買の会社で経験を積んだ後、専門性が求められ高待遇な不動産デベロッパーなどに転職する方法や、町の不動産会社で実力をつけた後、大手不動産会社へ転職する方法などがあります。
また、企業規模での転職だけではなく、不動産業界は職種が沢山ありますので、賃貸仲介職から売買仲介職へ。不動産管理職からAM職へ。などキャリアチェンジもしながらキャリアアップを図ることも可能です。
また、キャリアアップとは視点が少し異なりますが、ワークライフバランスを考えた転職を考えてみても良いでしょう。20~30代前半のうちは歩合制の不動産営業でバリバリ働き、体力が低下する40代に入る前に、固定給で比較的待遇の良い大手不動産会社へ転職する方法などが考えられます。
いずれにしても、まずは現在の会社で実力をつけることが重要です。
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不動産業界で転職する方法
前述したキャリアアップの方法の中で、転職による方法について詳しく解説します。最近では特にインターネットを利用した転職方法が主流ですが、転職サイトにもいくつかの種類があるので、自分に合ったサイトを選ぶことが重要です。
それぞれの特徴を以下にまとめます。
転職サイトを利用する
転職サイトとは、好きな求人を探して応募から面接まで自分で行うサービスのことです。有名所としては、リクナビNEXT、doda、ビズリーチなどがあります。
大手の転職サイトは求人数が豊富なので求人を探しやすく、スカウトサービスもあるため、経験や実績があれば登録しているだけでオファーを受けられる場合もあります。
一方、デメリットとして転職エージェントのようなサポートがないため、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などをすべて自分で行わなければならない点があげられます。
同じ業界内でキャリアアップを狙う場合、企業に対して自分の実績をどれだけアピールできるかが重要なポイントになりますが、転職活動の経験が少ない人は悩んでしまうことも多いかもしれません。
総合型転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、求職者と人材を募集している企業のマッチングをサポートする転職支援サービスです。転職サイトと違い、キャリアアドバイザーから意見をもらえるうえ、企業との日程調整や条件交渉などもすべて代行してくれるため、スムーズに活動が進みます。そして総合型転職エージェントとは、不動産業界に限らず幅広い業界を網羅した転職サービスです。有名所としては、リクルートエージェント、マイナビエージェント、JACリクルートメントなどがあります。
総合型の転職エージェントでは、利用者の数が多く、アドバイザーもさまざまな経験を積んでいるため、レベルが高い傾向にあります。
一方、幅広い業界に対応しているため、専門性という点では知識がやや不足することもあるでしょう。 そのため、不動産業界へ転職することを決めている人にとっては、情報が足りないと感じることもあるかもしれません。
【おすすめ】不動産業界特化型転職エージェントを利用する
不動産業界特化型転職エージェントとは、特定の業界を専門とする転職エージェントです。専門とする業界に関しては、総合型転職エージェントより求人数や職種が豊富にあり、キャリアアドバイザーの知識も高い特徴があります。
本サイト「リアルエステートWORKS」も不動産特化型の転職エージェントなので、業界に精通したアドバイザーがそろっており、キャリアアップを狙う人におすすめです。
企業・求職者それぞれを一人のアドバイザーが担当するため、ミスマッチが起こりにくいシステムになっています。
またリアルエステートWORKSを運営する株式会社ビヨンドボーダーズは、多数の不動産メディアを運営してきたノウハウがあるため、圧倒的なWeb集客力があります。
すでにキャリアアップに成功した人も多数おり、今後さらに発展することを目指していますので、不動産業界で転職を検討している人は、ぜひ登録していただけましたら幸いです。
不動産業界の転職について相談する
まとめ
以上、不動産業界でキャリアアップするための方法について解説してきました。キャリアアップにはさまざまな方法がありますが、近年では転職による方法を選ぶ人が増えています。
特に20~30代の方は多くのチャンスがありますので、現在の会社で経験を積みつつ、並行して転職活動を進めてみると良いでしょう。
本サイトを含め、転職エージェントの利用は基本的に無料です。 良い求人はいつ出てくるかわかりませんが、登録しておけばアドバイザーが希望に合う求人を紹介してくれます。
すぐに転職する意思がない人も、転職エージェントのアドバイザーと面談することで、将来の目標が決まるケースも多いので、積極的に活用していきましょう。
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