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不動産転職で役立つ資格11選!宅建士以外にあるとよい資格とは?
2021年08月31日
今回は不動産業界内での転職をご検討されている方に向けて、不動産業界での転職で役に立つ資格を紹介します。 不動産業界で代表的な資格である宅地建物取引士(以下宅建士)以外にも転職に役に立つ資格がありますので、是非ご覧下さいませ。 また、宅建士の資格などは合格率15パーセントとかなり狭き門となります。その他の資格の取得についての難易度や資格の取得条件なども分かりやすく説明しますので、 自身のキャリアアップの為に計画的に取得を目指してみてください。 ■資格に関するコラム 不動産業界特化型転職エージェントが解説!宅建は転職において有利になるのか 宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 不動産転職で役立つ資格その1:宅地建物取引士 不動産業界の代表的な資格は宅地建物取引士になります。 不動産業を営む際には、ひとつの事務所において業務に従事するもの5人につき、専任の宅地建物取引士を1人以上の割合で、設置しなければならないため、非常に優遇される資格です。 また取引の際には賃貸や売買の契約が成立するまでの間に、借主や買主に対して書面を交付した上で、宅地建物取引士から重要な事項をしなければならず、不動産業の中で大切な役割を担います。 受験資格はなく、誰でも受けられる試験で、年間20万人ほどが試験を受けて、約3万人が合格しています。 合格率は約15パーセントの難易度です。 不動産転職で役立つ資格その2:FP 顧客の資金計画に携わることがある不動産業界ではFP(ファイナンシャルプランナー)の資格も役に立ちます。 不動産を扱う上で住宅ローンや、税金、相続の話はつきものですので、不動産売買仲介の業務ではFPの資格があることでより信頼を得られるかもしれません。 FP3級の受験から始め1級へと難易度があがりますが、実務レベルであれば2級以上の取得を目指しましょう。 合格率はFP3級が70%程度、FP2級が25~30%程度、FP1級が10%程度になっています。 不動産転職で役立つ資格その3:不動産コンサルティング技能士 不動産に関する専門的な知識や能力を身に付け、依頼者にアドバイスができる不動産コンサルティング技能士の資格は転職で役に立ちます。 近年では40%台の合格率で推移しており、簡単なように感じられますが、そもそも受験資格のハードルが高い資格です。 受験するためには宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士のいずれかの資格を持っていることが条件で、資格取得のためには実務の経験も必要となります。 宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士の資格を持っている人はキャリアアップの為に受験してみてはいかがでしょうか。 不動産転職で役立つ資格その4:マンション管理士 マンションの維持や管理のための助言を行うコンサルタントの役割を果たすマンション管理士の資格は不動産業界の転職で役立つ資格です。マンションの管理組合の運営や建物の保全などについて計画を建てることが主な仕事となります。 マンション管理組合側の立場に立って総合的なアドバイスを行うため、特に賃貸の仲介や管理業を主に行っている会社では特に重要な資格です。 試験の合格率は近年では7~9%台となっており、宅建と比べると少し難易度が高い資格です。 受験資格に制限がない国家資格で、受験者が多くなり、合格率が低くなっているとも考えられます。 不動産転職で役立つ資格その5:管理業務主任者 管理業務主任者はマンションの管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行うときに必要な国家資格者で、転職に役立ちます。マンション管理会社の立場から受託契約の内容説明や管理状況の確認~報告を行うのが主な仕事です。 管理業務主任者になるには管理業務主任者資格に合格する必要があります。 試験はマンション管理士の試験と出題範囲がほぼ同じであるため、一緒に受験することも可能です。 またどちらかの試験に合格していれば、もう一方の試験において5問免除を受けられます。 マンション管理士と管理業務主任者の資格はいずれもマンションの管理に関わる資格ですので、合わせて取得すると良いかもしれません。 不動産転職で役立つ資格その6:賃貸不動産経営管理士 賃貸不動産経営管理士は賃貸アパートやマンションの管理についての知識を持つ専門家とみなされる資格で、賃貸仲介や投資用物件の営業職などの転職に役立つ資格です。 賃貸住宅を管理する業者は業務の管理や監督を行うために営業所や事務所ごとに一人以上の業務管理者を配置しなければなりません。賃貸不動産経営管理士の資格は業務管理者の要件を満たしており、不動産業界では転職に有利な資格となります。 豊富な知識を持ち、オーナーと入居者に対し、中立な立場で職務を行う賃貸不動産経営管理士は今後ますます重要な資格になると考えられます。 だれでも受験することが可能ですが、資格登録のためには2年以上の実務経験、もしくは実務経験2年とみなす講習を修了することが必要です。 不動産転職で役立つ資格その7:インテリアコーディネーター インテリアコーディネーターは快適な住環境を作るためにアドバイスを行う専門職です。 不動産を購入した方へのインテリアのアドバイスや不動産管理会社や仲介会社であればリフォームやリノベーションの提案など活躍の場は多岐にわたります。 不動産会社にとってもインテリアコーディネーターが在籍していることで、お客様へのサービスの付加価値を高めることができますので、転職に役立つ資格と言えます。 試験は1次試験に合格すると2次試験を受験しますが通じての合格率はおよそ25%前後です。 誰でも受験することができる人気の資格ですが、難易度はそこまで高くありませんので、転職を考えている人は資格を取得後にしっかりとインテリアコーディネーターとしての経験を積んでいくことが大切です。 不動産転職で役立つ資格その8:建築士 建築士は住宅やビルの設計、現場の管理等を行う事が出来るため、当然不動産業界での転職でも大いに役立つ資格です。 ただし、受験には要件があり、だれでも受験できるわけではありません。建築系の学校を卒業していること、もしくは7年間の実務経験があること、が受験資格となります。 試験は学科試験と製図試験があり最終的な合格率は25%前後です。 厳しい受験資格があり、この合格率ですので、非常に難易度が高い資格だと理解できるかと思います。 不動産転職で役立つ資格その9:不動産鑑定士 不動産鑑定士は不動産の鑑定評価や土地の有効利用などのコンサルティングなど多岐にわたる仕事を行っています。 不動産会社内でも企画や管理、開発などの部署で、専門知識を活かして活躍できるため、転職で役立つ資格です。 不動産鑑定士試験は短答式試験、論文式試験の2段階式になっており、合格率はそれぞれ短答式試験32%程度、論文式試験が14%で非常に難易度の高い資格です。 不動産転職で役立つ資格その10:土地家屋調査士 土地家屋調査士は土地や建物に関する調査や測量を行い、不動産の表示に関する登記の申請手続きを代行することが可能です。 不動産会社に勤めている人のキャリアアップにも有効な資格で、転職にも役立ちます。 土地家屋調査士の試験は筆記試験と口述試験が行われ、最終合格率は8~9%の間で推移しています。 計算や作図が必要で難易度の高い資格ですが、受験資格が設定されていないため、だれでも受験できる資格です。 不動産転職で役立つ資格その11:司法書士 司法書士は法務局や裁判所などに提出する書類の作成や登記関係の仕事を行います。 登記手続きなど司法書士事務所へ依頼する不動産会社が多い中、もしも社内に司法書士がいれば不動産売買時の登記など自社で一貫して行うことも可能になります。 司法書士を採用したい不動産売買仲介の会社は多く、非常に役立つ資格です。 司法書士試験の合格率は例年3~4%台で推移しており、難関資格のひとつと言われていますが、受験資格が設定されていないため、だれでも受験できます。 まとめ 不動産転職で役立つ資格を紹介してきました。 不動産業界であればまず宅地建物取引士の資格の取得を目指すかもしれませんが、他にも転職に役立つ資格がたくさんあります。 難易度や受験要件などは資格によって様々ですが、資格取得に向けて勉強することは自身のキャリアアップにもつながります。 資格を取得できれば、普段の業務においての信頼も高まるでしょうし、転職時にも有利になるはずです。 資格があることで年収が高くなる転職ができるかもしれませんし、自分がチャレンジしてみたい職種への転職が可能になるかもしれません。 資格を取得しておけば、将来的に独立することも可能です。 自分の目標達成に向けて、資格を取得に挑戦してみると良いかもしれません。
初めての不動産業界で、未経験者におすすめの職種とは? ニーズ別のおすすめポイント解説
2021年01月12日
「不動産業界で稼ぎたい」、「ダイナミックな仕事がしたい」など、日々様々なニーズを持つ求職者の方々と面談をする中で、キャリアパートナー目線でおすすめする、業界未経験の方必見!ニーズ別のおすすめ業種をご紹介します! 1.「年収アップしたい」「インセンティブで稼ぎたい」 たくさんの求職者の方々と面談する中で、一番多いニーズと言っても過言ではありません。 不動産業界に憧れる多くの方が、「不動産業界=稼げる」、というイメージを持っています。 もちろん他の業界と比較すると、平均年収は高く、青天井で稼げる企業も少なくありませんので、「稼ぎたい」というニーズの方には持ってこいの業界です。 1-1.売買仲介営業 未経験者、経験者両方にダントツで一番人気の職種が売買仲介営業です。 不動産を『売りたい方と買いたい方』をマッチングする営業ですが、売り側、買い側双方のニーズを深くヒアリングし、不動産協会の運営する不動産データベース『レインズ』を通じてたくさんの物件の中から提案できることが特徴です。会社にもよりますが、営業売り上げ目標に応じて、数%をインセンティブとして支給している会社が多く、未経験の方でも2〜3年目に1,000万円近く稼いでいる方も中には多くいらっしゃいます。 1-2.販売営業 主にはデベロッパー会社やハウスメーカーにおいて、自社物件を販売するお仕事です。中には他の会社から委託を受け、販売会社として独立している会社も少なくありません。売買仲介営業と異なる点は、「いくつかの選択肢の中から物件を選んでいただく」という営業ではなく、「いかに自社の物件を魅力的にプレゼンするか」が肝になってきます。モデルルームに配属され、お客様をご案内していただくといった営業手法ですので、自社物件についての知識や魅力を徹底的にお客様にお伝えします。この職種も売り上げの数%をインセンティブとして支給する会社が多く、年収の高い方が多く働いている職種です。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する 2.「大きなプロジェクトに携わってみたい」 多くの企業は、入社して数年経たないと大きなプロジェクトを任せてもらうことはなかなかないと思いますが、不動産業界は別格。若いうちからダイナミックな経験ができる業界ですので、「影響力のある仕事がしたい」というニーズや、「大きな金額を動かしたい」というニーズは叶いやすいです。そんな方におすすめの2つの職種を紹介させていただきます。 2-1.仕入れ営業/企画開発職 マンション用地、戸建用地、アパート用地や、中古ワンルームマンションなど、目的、用途に応じた土地や建物を仕入れるお仕事です。不動産業者や地権者と交渉を行い、仕入れを行います。仕入れてきた用地や物件は、最終的にはお客様に物件を買っていただくために、物件開発やリノベーションを行います。中でも一番のやりがいは、自分が仕入れてきた土地に、建物を建てるにあたり、企画に携わることができ、出口戦略を販売部隊と一緒に考えながら形を作っていく仕事なので、非常にやりがいを感じることができます。 ポイントとしては、仕入れは会社の資金力がモノを言う仕事のため、「会社の資本力があるかどうか」をポイントに求人を探すことをおすすめします。 2-2.デベロッパー 誰もが憧れる仕事である、「まちづくり」に携わるお仕事です。仕事内容は多岐に渡りますが、地域の経済発展のために、商業施設やオフィスビル、物流施設などを一から開発を進めて行きます。大きなプロジェクトになるので、社内間だけでなく大手ゼネコン、大手金融機関などと均衡を図り推進していくお仕事です。未経験からの転職ですと非常にハードルは高く、狭き門ではありますが、金融機関や大手戦略コンサル会社において、不動産案件に携わった経験のある方に関してはチャレンジしてみることをおすすめします。 3.「人の生活に密着した商材を扱ってみたい」 「住まい」というのは人の生活には欠かせないものです。だからこそ、「家選び」のお手伝いは非常にやりがいに感じるお仕事です。お客様のニーズを深く聞き、お客様にあった物件の提案によって、意思決定の場に立ち会えるやりがいは何よりも嬉しい瞬間です。 そんなやりがいを感じられる職種を2つ、ご紹介します。 3-1.賃貸仲介営業 こちらも最近、物件探しのテレビ番組なども放映され、非常に人気が出てきている職種です。未経験の方でもほとんどの方が物件探しでお世話になったことがある職種ではないでしょうか。一人暮らしを始める学生さんや社会人の方、会社の異動で違う地域に住む予定の方や、同棲を始めるカップルの方など、生活スタイルの変化に合わせて物件探しを全面的にサポートします。不動産協会の運営する不動産データベース『レインズ』を通じて、お客様のニーズにそって物件をご提案します。「人の生活に寄り添ったお仕事がしたい」という方には非常にやりがいに感じられるお仕事です。 3-1.売買仲介営業 「年収アップ」のニーズのある方にもおすすめ致しましたが、「人の生活に密着した商材を扱いたい」というニーズに叶う職種といえば、実需用の売買仲介営業もその一つです。「稼げる」という点ももちろんですが、何より、高い金額を出して夢のマイホームを検討する方を相手にするので、やりがいも一入です。賃貸仲介営業よりも意思決定まで長い時間を要することがほとんどですが、自分が提案した物件が、お客様のイメージする暮らしにぴったりだった時、非常に営業マンとしてのやりがいを感じられることと思います。 4.最後に いかがでしたでしょうか。不動産業界は求めるニーズによって、選択肢がたくさんある業界ですので、今一度、「自分はどうなりたいのか」を見つめ直していただくきっかけになれば幸いです。とはいえ、「自分が本当は何がしたいのか」という、進むべき方向性がわからない方も中にはたくさんいらっしゃいますので、そんな時は是非キャリアパートナーとの面談を通して進んでいく方向性を二人三脚で考えて行けたらと思いますので、是非お気軽にご相談くださいね。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する