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今成長している不動産会社で働きたいなら不動産テック企業への転職がおすすめ!
2022/07/04
不動産業界で働いている方の中で、こんなお悩みを抱えている方はいませんか? 「今の会社で働いていても先が見えない」 「もっと効率化できるはずなのになんでこんなに不動産業界はアナログなんだろう」 「今急成長している会社やおすすめの転職方法があれば教えてほしい」 今回はそんな悩みを解決する記事をお届けします。 「不動産テック」企業の話をメインにご紹介いたしますので、上記のお悩みをお持ちの方とは別に、不動産テックにご興味がある方も是非ご覧くださいませ。 不動産転職エージェントに登録する これから成長していく企業で働きたいなら不動産テックがおすすめ! 不動産業界に所属している人であれば「不動産テック」という言葉を一度は耳にしたことあるでしょう。 近年、ビジネス界ではDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進されていますが、不動産業界においては、あまり進んでいないのが現状です。そんな中で「不動産×IT」を掲げているのが不動産テック業界です。 デジタルにシフトするには程遠い不動産業界 『ここの不動産に興味がある方がいるので〇月×日に内覧行きたいんですが・・・』 『分かりました。ではFAXで名刺を送っておいてください。』 こんなやりとりをしたことはありませんか? FAXを使用している業界は数少なくなってきましたが、不動産業界はFAXをバリバリに活用している会社も少なくありません。 不動産会社向けに営業をしたい場合はFAXでの広告は効果的でしょう。 他にも契約を交わす際、最近ではクラウドサインというデジタル上で契約ができ、かつデータとして保存・管理ができるツールができてきましたが、不動産業界では「クラウドサインを導入していないので郵送して割印してください」という企業が多いです。 不動産テック業界は時代の最先端を行く会社 あとで不動産テックについて詳しく説明いたしますが、このようなアナログな不動産業界の中にDXをもたらしているのが不動産テック業界です。 不動産業界の中で重荷になっている業務をデジタル化し、より効率に業務が行えるようにしたり、Webサイトを活用して集客を行い、不動産業界では源泉営業がメインだったのに対し、不動産テック業界では反響営業がメインになっております。 自身の顧客管理もデータ化していることもあり、お客様への連絡ミスをできる限り減らせますし、購入意欲が高いお客様と高くないお客様を分けて対応の優先順位をつけることも可能です。 このように、不動産テック企業は今後成長していく可能性を秘めています。 さて、不動産テックが成長する可能性を秘めていることがわかっていても、そもそも不動産テックとはなんぞや・・・という方もいらっしゃるでしょう。 次に、不動産テックの基本情報についてご紹介いたします。 不動産テック会社の求人を見る 不動産テック会社とは? まず不動産テック会社とは何か、基本的な概念を理解しておきましょう。 不動産×テクノロジーの会社 一般社団法人不動産テック協会は、不動産テックを以下のように定義しています。 「不動産テック(Prop Tech、ReTech:Real Estate Techとも呼ぶ)とは、不動産×テクノロジーの略であり、テクノロジーの力によって、不動産に関わる業界課題や従来の商習慣を変えようとする価値や仕組みのこと」 具体的にはWebサービスやAIなどを駆使して不動産業界で活躍するテクノロジー、あるいは活躍が期待されるテクノロジー全般のことを指します。 そして、新しいテクノロジーを活用して、これまでの不動産ビジネスを変革することを目標に掲げた会社が「不動産テック会社」です。 勢いのある不動産テック3社 不動産テック市場は拡大傾向にあり、会社数も年々増加しています。 株式会社矢野経済研究所が発表した「不動産テック市場に関する調査(2021年)」によると、2020年度の不動産テック市場規模は6,110億円で、前年度より8.6%増となっています。 さらに2025年度には、1兆2,461億円(20年度比103.9%増)と約2倍にまで拡大するとの予測がされています。 ※参照元:不動産テック市場、5年で約2倍に そんな中、今勢いのある不動産テック会社を3社紹介します。 株式会社GAテクノロジーズ GAテクノロジーズは、中古不動産の総合プラットフォームを開発・運営する会社です。 創業5年でマザーズに上場して以降、順調に業績を伸ばし、2020年は630億円を超える売上を記録しています。 まさに今、急成長中の不動産テック会社といえるでしょう。 株式会社GAテクノロジーズ公式サイト GAテクノロジーズが運営する不動産テック総合サービス「RENOSY」は、不動産の購入・売却・賃貸など、住まいに関するすべての悩みをオンライン上で解決できるサイトです。 会員数は10万人を超え、不動産投資の分野にも力を入れており、今後もさらに発展していくことが予想されます。 RENOSY会員数10万人突破!DX時代、住まいにまつわる全てに、テクノロジーを活用した顧客ファーストなサービスを提供 株式会社GAテクノロジーズの求人を見る 株式会社WAKUWAKU WAKUWAKUは「世界中の人々がワクワクできる社会を創る」というミッションを掲げる不動産テック会社です。 国内最大級のリノベーションプラットフォームである「リノベ不動産」の運営や、建材ECサイト「HAGS-ハグス-」の運営を行っています。 リノベ不動産は「中古購入+リノベーション」を軸としたサイトで、ユーザーに対して中古住宅の提案、資金計画、デザイン、アフターサービスなど、リノベーションに関わるあらゆる業務を提供しています。 従来のリノベーションでは、銀行や不動産会社、施工会社、インテリアショップなど複数の会社へ依頼をし、長い時間をかけて完成させる必要がありましたが、「リノベ不動産」ではこうした工程をすべて1社で対応することが可能となりました。 株式会社WAKUWAKU公式サイト リノベ不動産 株式会社WAKUWAKUの求人を見る 株式会社ツクルバ ツクルバは「場の発明」をミッションに掲げる不動産テック会社です。 中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームである「cowcamo(カウカモ )」企画・開発・運営を行っています。 cowcamoでは「一点もの」の中古リノベーション住宅の魅力を伝えることをテーマにしており、首都圏のリノベーション工事済みの中古マンション物件の紹介を中心にしています。 サイトのデザインが優れていることから、2016年にはグッドデザイン章を受賞しています。 株式会社ツクルバ公式サイト cowcamo(カウカモ) 株式会社ツクルバの求人を見る 不動産テック会社のサービス内容 不動産テックのサービス内容は多岐に渡ります。 顧客となるのは主に不動産会社ですが、ゼネコン、金融業などに提供するケースもあります。 以下は一般社団法人不動産テック協会が作成した「不動産テックカオスマップ」です。 出典:一般社団法人不動産テック協会ホームページより抜粋 不動産テックカオスマップ(第7版)には、2021年7月時点で、446のサービスや企業が掲載され、12のカテゴリーに分類されています。 ・ローン、保証 ・クラウドファンディング ・仲介(業務支援) ・管理(業務支援) ・価格可視化、査定 ・不動産情報 ・物件情報、メディア ・マッチング ・VR、AR ・IoT ・リフォーム、リノベーション ・スペースシェアリング これらのカテゴリーの中から、特に注目されているサービスを3つ紹介します。 事例1:管理(業務支援) 主に不動産管理会社や不動産オーナーのPM(プロパティマネジメント)業務を効率化するための支援サービスです。 PM業務とは、アパートやマンションの入居者、オフィスビルや商業ビルに入居しているテナントの契約管理など、不動産のソフト面における管理業務のことです。 不動産管理会社とオーナーを繋ぐデジタルプラットフォーム「WealthPark Business」や、賃貸物件総合管理システム「賃貸革命10」などが主なサービスです。 事例2:物件情報、メディア 物件情報やメディアの分野は、不動産テックの元祖といっても過言ではありません。 代表的なサイトとして、SUUMOやHOME’Sがありますが、不動産テックに詳しくない人でもこの2つはよくご存知でしょう。 元々、1990年代には前進となるサイトが運営されていましたが、パソコンやスマートフォンの普及により、近年、インターネットを利用して不動産物件を探す人は非常に多くなりました。 そんな中、SUUMOやHOME’Sはもっとも知名度の高い住宅流通ポータルサイトとなっており、利用者数は膨大な数にのぼります。 まさに時代を先駆ける存在だったといえるでしょう。 事例3:リフォーム・リノベーション 不動産テックのカオスマップによると「リフォーム・リノベーション」の定義は「リフォーム・リノベーションの企画設計施工、Webプラットホーム上でリフォーム業者のマッチングを提供するサービス」とされています。 ご紹介した不動産テック会社WAKUWAKUの「リノベ不動産」、ツクルバの「cowcamo(カウカモ )」もリフォーム・リノベーションサイトを運営している会社です。 不動産テック会社の求人を見る 不動産テック会社を目指すなら業界特化型転職エージェントがおすすめ ここまで紹介してきたように不動産テックはまだまだ発展中の業界です。 業務内容も会社によってさまざまなので、自分だけの知識で転職先を探すのは難しいかもしれません。 そのため、通常の転職サイトではなく、転職エージェントの利用をおすすめします。 特に不動産業界特化型の転職エージェントは、業界に詳しい転職アドバイザーが求職者をサポートしますので、こんな会社に入りたいという要望があれば、希望に見合った会社を選定してくれるでしょう。 不動産テック業界は、ビジネスモデルやビジョンが広く浸透していないので、総合型の転職エージェントでは、詳しい業務内容まで把握していない可能性があります。 専門知識のある不動産業界特化型の転職エージェントであれば、そういった心配もありませんので、ぜひ登録してみましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録 不動産業界で成長している企業に転職したいなら不動産テック企業へ IT化が進んでいないといわれている不動産業界ですが、不動産テックの分野は今後、大きく成長していくことが予想されます。 既存の不動産業にはない新しいビジネスモデルを掲げる会社も多く、チャレンジ精神にある人にはうってつけの分野といえるでしょう。 不動産テック会社を目指す人は、まずは今回ご紹介したカオスマップを見て、自分がどんな事業に挑戦したいのかをイメージしましょう。 そのうえで転職エージェントのアドバイザーの意見を聞き、自分に適した会社を探してみることをおすすめします。 参考サイト 不動産テック協会:https://retechjapan.org/ 不動産会社のミカタ:https://f-mikata.jp/f-tech-tenshoku-mikeiken/ ビジネス+IT:https://www.sbbit.jp/article/cont1/35131
ベンチャー企業が多数?不動産テック業界の実情を解説
2022/02/18
「不動産テック業界はベンチャー企業が多いのかなぁ?」 「不動産ベンチャーと一般の不動産会社はどんな違いがあるんだろう?」 今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。 近年、注目されている不動産テックですが、新しい業界であるため、ベンチャー系の会社が多数存在します。 「デジタル化が進んでいない不動産業界でイノベーションを起こしたい」そんな強い志をもち、不動産テック業界へ転職する人も多いでしょう。 また、不動産テック業界としても「従来の不動産業界とは全く違う、新しい不動産業界を創っていきたい」そんな目標を掲げている企業が多々ございます。 しかし、不動産テック会社では具体的にどんな仕事をするのか、イメージできない人もいるのではないでしょうか? また、一般企業と不動産ベンチャーの違いを理解しておくことも大切です。 そこで本記事では不動産ベンチャー、不動産テック会社の特徴や年収、市場規模について詳しく解説します。 不動産テック企業の求人を見る 不動産ベンチャーってどんな会社? 初めに不動産ベンチャーとはどんな会社なのか解説します。 一般企業との違いだけでなく、不動産業界特有の特徴も掴んでおきましょう。 一般の不動産会社とベンチャーの違い ベンチャー企業とは、これまでになかった新しい技術・アイデアなどを用いてサービスの提供や、商品販売をする企業をいいます。 資本金・従業員数など明確な定義は定められていませんが、一般的には会社設立後の年数・売上規模・従業員数が同業界の中で少なく、成長過程にあると考えられる会社を指します。 一方、不動産業界におけるベンチャー企業は、最新のIT技術を活用した営業方法を取り入れることで、新しいビジネスモデルを展開した会社が多くなっています。 したがって、独自のITサービスを開発して営業を展開する不動産テック会社は、不動産ベンチャーの筆頭となっています。 ベンチャーが多い理由 不動産テック業界では、ベンチャー企業が多数存在します。 元々、不動産業界は豊富な資金力や高いノウハウが必要とされていたため、新規参入が難しいと考えられていましたが、近年のIT化の流れを受け、不動産テックの市場規模が拡大しています。 不動産業界は全体的にIT化が遅れており、新しい技術を求める声も大きいため、ビジネスチャンスと捉える経営者も増えているのでしょう。 ベンチャーの年収 国税庁が2021年(令和3年)9月に発表した「令和2年分民間給与実態統計調査結果について」において、「不動産業・物品賃貸業」の平均年収は約423万円となっています。 ただし、不動産業界にもさまざまな業種があり会社の数も多いため、あくまで目安として考えるべき数値といえるでしょう。 特に不動産ベンチャーに勤める人の年収は、会社の実績や個人実力に大きく左右される傾向があります。 元々、不動産業界の営業職では、インセンティブ制度を採用しているケースが多いため、個人の成果によって年収が大幅に上下することも珍しくありません。 さらにベンチャー企業の場合、会社自体が発展途上であるため、業績によって給与の変動が大きい傾向もあります。 逆に高い成果を上げることができれば、若いうちから上位の役職に抜擢されるケースも多く、年収に関しては1,000万以上を目指すことも十分可能です。 不動産転職エージェントに登録する 不動産テックの仕事内容や市場規模 次に不動産テックの仕事内容や市場規模を考えていきましょう。 不動産×テクノロジーの仕事 一般社団法人不動産テック協会は、不動産テックを以下のように定義しています。 「不動産テック(Prop Tech、ReTech:Real Estate Techとも呼ぶ)とは、不動産×テクノロジーの略であり、テクノロジーの力によって、不動産に関わる業界課題や従来の商習慣を変えようとする価値や仕組みのこと」 不動産テックの仕事を知るうえで、ぜひ見ておきたいのが、一般社団法人不動産テック協会が作成した以下のカオスマップです。 出典:一般社団法人不動産テック協会ホームページより抜粋 こちらもカオスマップは2021年7月に更新された第7版です。 446のサービスや企業が掲載され、12のカテゴリーに分類されたこのマップは不動産テック業界の全体像を摑むのにとても重要です。 不動産テック業界の現在の市場規模 不動産テック業界の市場規模は現在も拡大傾向にあります。 株式会社矢野経済研究所が発表した「不動産テック市場に関する調査(2021年)」によると、2020年度の不動産テック市場規模は前年度比108.6%の6,110億円と推計されています。 さらに2025年には1兆2,461億円(20年度比103.9%増)と約2倍にまで拡大するとの予測がされていることから、今後も大きな成長が期待できる市場といえます。 不動産転職エージェントに登録する 主なベンチャー系不動産テック会社を紹介 最後に主なベンチャー系不動産テック会社を3社紹介します。 不動産テック業界への転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。 株式会社WAKUWAKU 「世界中の人々がワクワクできる社会を創る」というミッションを掲げる不動産テック会社です。 「メディア事業」「集客ツール事業」「コンサル・制作事業」「紹介・斡旋事業」など幅広い業務を行っており、国内最大級のリノベーションプラットフォームである「リノベ不動産」の運営会社でもあります。 また、国内最大級オシャレ建材ECサイトである「HAGS-ハグス-」を運営しています。 会社設立は2013年6月で資本金は10億以上あるため、成長性と安定性を兼ねそろえたベンチャー企業といえるでしょう。 株式会社WAKUWAKU公式サイト リノベ不動産 株式会社WAKUWAKUの求人を見る 株式会社ツクルバ 「場の発明」をミッションに掲げる不動産テック会社です。 リノベーション物件特化のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ)」の運営を行っています。 cowcamoはサイトのデザイン性が高く評価され、2016年にはグッドデザイン章を受賞した実績があり、リノベーションの需要が高まっている中、成長が期待できるサイトです。 会社設立は2011年8月であり、すでに10年以上の歴史があるため、不動産テック系ベンチャー企業としては安定した会社といえるでしょう。 株式会社ツクルバ公式サイト cowcamo(カウカモ) 株式会社ツクルバの求人を見る 株式会社フラッツ・テクノロジー 不動産業界をフラットにすることを目標に掲げるベンチャー企業です。 情報の凸凹、品質の凸凹、購入後の凸凹という不動産業界が抱える3つの課題を解決するため、不動産の売買・管理・賃貸およびそれらの仲介、不動産コンサルティングの2つの事業をIT技術を駆使しながら展開しています。 法人設立は2021年5月であり、まだ1年にも満たない非常に新しい会社ですが、今後成長が期待できる不動産テック系ベンチャー企業です。 株式会社フラッツ・テクノロジー公式サイト 株式会社フラッツ・テクノロジーの求人を見る 不動産ベンチャーの特徴を理解しよう 不動産ベンチャーは主に不動産テック系の会社が増加傾向であり、市場規模も拡大しているため、今後も大きな発展が期待できる会社が多数見つかるでしょう。 ただし、不動産テック業界にはさまざまなカテゴリーがあり、ビジネスモデルも多岐に渡るため、転職を考える場合は、自分の興味ある仕事であるか、スキルを活かせそうな仕事であるか、よく調べたうえで判断することが大切です。 もし自分が不動産ベンチャーへの転職に向いているかどうか、判断がつかない場合には、一度転職エージェントへ相談することをおすすめします。 不動産転職エージェントに登録する
不動産テック業界に入社したい方必見!不動産テック企業求人3選
2021/09/29
最近認知度が上がり始めている「不動産テック業界」。ではそもそも不動産テック業界とはどのような企業なのでしょうか? 今回は、不動産テック業界についてご紹介するとともに、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』で取り扱っている不動産テック業界の求人を3つほどご紹介致します。 従来の不動産業界の仕事の仕方に疑問がある。そんな方は是非ご覧下さいませ! 不動産テック業界の求人を見る 不動産テック企業とは? 不動産テック業界とはどういう企業のことを指すのでしょうか? 不動産テック業界とは、簡単にいうと「不動産とテクノロジーを融合させた業界」です。テクノロジーの力によって、不動産業界で怒っている課題を解決することや、テクノロジーを活用した新しいシステムを作ることで業務の効率化を図ることができます。 ではなぜ不動産テック業界が話題になっているのでしょうか?それは、不動産業界全体がアナログな業界だからです。 例えば契約書類。不動産業界では売買契約の時などにファイル1つでは収まらないほど多くの契約書類が出てきます。しかし、多くの不動産業界ではその膨大な契約書をファイリングして一つ一つ保存しているのです。もちろん紙をファイリングしているので検索機能などはございません。これでは必要な書類を探すだけでも時間がかかります。 また、不動産業界ではFAXを使用している会社も多く、「内覧をしたいのですが」「かしこまりました。ではFAXで名刺と申込書をお送り下さい。」というやり取りは良く聞くのではないでしょうか。 そこで、不動産テック業界では紙ではなく電子版の契約書で契約を行いクラウド上に保存したり、お客様と物件をつなぐメディアを作ることで集客を行ったりしているのです。 例えば、VR内覧という言葉がありますが、VRを仕様して内覧ができるようになったのも、不動産テックが生み出した新しい仕組みによるものです。今の時代にあった、最先端の不動産のサービスを生み出す会社と言ってもいいでしょう。 普通の不動産業界と不動産テック業界で働き方は違うのか では従来の不動産業界と、不動産テック業界では働き方に違いはあるのでしょうか。 結論として、違いはあります。とは言っても、従来の不動産業界も徐々に働き方は変わってきているので何年後かには違いがないかもしれませんが。 不動産テック企業の社長の中には「不動産業界を変えたい」という志を持っている方が何名もいらっしゃいます。 そのため、昔の不動産業界であったような終電までの残業や、上司が退勤しないと部下は退勤できない制度はほぼなく、上司に報告しないと残業ができなくしたりフレックス制を導入することで好きな時間に働くことができるようにする制度を導入している企業もございます。 また、反響営業をメインとする企業も増えてきており、それはITを活用することによりお客様に自社からアプローチするのではなく、お客様が自社のサービスを調べてお問合せをしてきてくれる体制になっているからでしょう。 反響営業についての記事はこちら 反響営業は源泉営業に比べてどうなの? 源泉営業と反響営業の両者経験者が語る、両者の違いと抑えるべきポイント 不動産の反響営業とは?飛び込みやルート営業との違いや向いている人の特徴を解説! とある不動産テック企業では、売れる営業の商談を一般化する目的で、営業が行う商談を全て録画している企業もございました。 今アツい!リアルエステートWORKS取り扱い不動産テック企業3選 それではここからは、不動産テック企業の求人を3つご紹介させて頂きます。 株式会社WAKUWAKU 1社目にご紹介する不動産テック企業はとてもパワフルな人事の方がいる株式会社WAKUWAKU様です。こちらの企業はIT×リアルを融合した中古住宅プラットフォームの事業を行っており、国内最大級リノベーションブランド「リノベ不動産」の運営や、「住」に特化した写真共有サイト「fully」の運営など4つのサイトの運営をされています。 おしゃれな家具、壁材、ドアなどの建材も取り扱っており、自社で全てが完結が可能。社名の由来にもなっている、WAKUWAKUは「いままでにないワクワクを」をテーマに、もっと「自由」にもっと「自分」らしくいられる社会を実現できるようにという意味も込められています。 ■株式会社WAKUWAKUの求人情報 【リノベーションコーディネーター営業】 国内最大級のリノベーションプラットフォーム「リノベ不動産」を運営しているため、問い合わせがあったお客様のみにご連絡をする、100%反響営業です。仕事内容としては、お客様のニーズのヒアリングから資金計画、設計デザイン、リノベーション工事、その後のアフターサービスまで一貫したサービスのご提供になりますので、幅広い知識と経験が積めるでしょう。 ~業務詳細~ お客様のニーズをヒアリングし、ご要望に合わせてリノベーション前の物件をご紹介。その後リノベーションプランのご提案を行います。お客様のご要望をしっかりヒアリングすることでお客様のご要望に沿ったご提案ができるため、ヒアリング力が大事になってきます。 ~必須条件~ 営業経験は3年以上必要になってきますが、不動産業界での営業経験でなくても応募が可能です。もちろん、宅建をお持ちの方や、不動産・建築業界経験者も大募集です。ご興味がある方はお問合せ下さいませ。 株式会社WAKUWAKUのリノベーションコーディネーター営業の求人を見る 【リノベ不動産加盟店コンサルタントのBtoB営業】 国内最大級のリノベーションプラットフォーム「リノベ不動産」の加盟店開発のためのコンサルティング業務の募集です。仕事内容としてはBtoB営業として、新規加盟獲得のために担当クライアントへのフォローアップを行います。 ~業務詳細~ 全国の不動産事業者向けに対してセミナーの開催、リノベーション事業立ち上げの各種コンサルティング業務がメインになります。コンサルティングの内容は、導入研修やウェブマーケティング、事業計画立案支援から設計施工技術支援まで幅広いため、知識が必要ですが、幅広い経験が積めます。経営層へのアプローチができる方が望ましいです。 ~必須条件~ 業務内容が法人営業ですので、法人営業経験3年以上が必須条件になります。その他必須ではありませんが、業界関係なくFC加盟店開発経験者や、コンサルティング業界経験は活かせる環境です。 株式会社WAKUWAKUのBtoB営業の求人を見る 株式会社いい生活 2社目にご紹介する不動産テック企業は創業6年で上場を果たした株式会社いい生活様です。 こちらの企業は毎年高い成長率で着実に事業を拡大しており、不動産業界向けに複雑な不動産業務の効率管理をフルカバーした自社製品「ESいい物件One」を中心に扱う、クラウドソリューションベンダです。 20時以降の残業は上長の承認が必要となり、残業は毎月20~40時間程度、有給休暇が取りやすい雰囲気であったり、働きやすい環境が整っております。また、扶養するお子様の数×3万円が支給される子育て支援制度もあり、福利厚生が整っていることも魅力の一つでしょう。 ■株式会社いい生活の求人情報 【IT×不動産!法人向けのソリューション営業】 不動産営業では珍しく、土日休みの求人となっております。仕事内容としては、自社開発したクラウドツールを同業の不動産会社向けに販売するBtoB営業ですが、まだあまり広まっていないITを駆使した経営手法の改革を提案し、企業経営層へのコンサルティングをするので、コンサルティング営業という言い方が合っているかもしれません。 ~業務内容~ 自社開発したクラウドツールを不動産会社向けに提案営業をします。既にいい生活では複数のシステムを開発しており、クライアントの様々な要望にも答えることができる体制が整っております。こちらの業務を行うことで、自社のシステムへの理解だけでなく、業界の知識や潜在課題のヒアリングなど高度な営業力を身に付けることができます。 ~必須条件~ 大学/大学院卒以上で、年数問わず法人営業経験が必須になってきます。また、不動産テック企業で、ITのコンサルティング営業になりますので、IT業界での就業経験があれば尚良いでしょう。 株式会社いい生活の求人を見る 株式会社ランディックス 最後にご紹介する不動産テック企業は、目黒区・渋谷区・港区・品川区・世田谷区・大田区の城南エリアを中心に不動産の仕入れから開発、分譲、管理まで幅広く手がける総合不動産会社、株式会社ランディックスです。 2001年に創業し、2019年に東証マザーズ上場を果たしており、不動産会社としての側面だけではなく、不動産テック企業の顔を持っており、2017年に自社開発プラットフォーム『sumuzu』をローンチ。インターネット上で土地の選定からオーダーメイド住宅のコンペ、建築業者の選定までを行うことを実現させた。 ■株式会社ランディックスの求人情報 【リーダー候補!不動産用地仕入れ営業】 マネジメントをしながら土地の仕入れ業務全般を担当することになります。既存取引先の不動産業者や施工会社、ハウスメーカーからの紹介が多く、また売主様や買主様との交渉などもするため、法人に対しても、お客様に対しても臨機応変に対応することができる人が望ましいでしょう。 ~業務内容~ リーダー候補として営業部員2,3名をマネジメントしながら、 居住用の戸建て用宅地などの仕入れ業務全般を任されます。 既存取引先の不動産業者や施工会社、ハウスメーカーからの紹介が多く、仲介業者や金融機関とのコネクションが大事になってくるので、コネクションを作り上げることも大きな仕事になります。その他周辺地域の相場価格や特徴を調べるマーケティング業務もあります。 ~必須条件~ 不動産仕入れ経験が2年以上かつ、宅建が必須条件です。また、リーダー候補を募集しているため、2,3名以上のマネジメント経験は歓迎されます。必須条件ではありませんが、気持ちとしてはリーダーとして引っ張っていける方や、ビジネスマナーの基礎がしっかりとある方を募集しております。 株式会社ランディックスの求人を見る まとめ いかがでしたでしょうか? 不動産業界に特化した転職エージェントリアルエステートWORKSにお問合せ頂いたお客様の中には、「”不動産テック企業”という言葉を聞いたことがなかったけれど、こういう企業を探していた!」という方もいらっしゃいます。 当社ではご紹介した3つの企業以外にも様々な不動産テック企業の求人がございますので、ご興味がある方はお気軽にお申し付けくださいませ! 不動産テック業界の求人を見る
【不動産テックへの転職】不動産業界の新たな価値観を提供しよう。
2021/06/30
近年、不動産の業務形態は大きく変化してきています。 従来、不動産会社の業務は「泥臭くて、大変」という昔ながらのイメージが強く、地道で精神力のいる業務と認識している方も多いのではないでしょうか。 確かに、不動産業は大変で大成功するには相応の努力や根性が必要であることは間違いありません。 しかしながら不動産テックという分野が発達していることで、不動産業務に変革がもたらされ、効率化や生産性・情報の整理分野において大きく飛躍していることも間違いありません。 本記事では、不動産業界に変革をもたらし新たな価値観を生む「不動産テック」とはなにか、また不動産テックに転職することの意義やメリットを紹介していきたいと思います。 不動産テック業界への転職を希望する 不動産テックとは 不動産テックとは、「不動産」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語です。 不動産に関わる業務の課題や、複雑な業務の効率化、また不動産の新たな価値観をもたらす重要な役割を担っております。 業務の効率化や不動産情報の可視化のみならず、様々な分野でテクノロジーを用いサービスを提供しております。 そのため、「不動産×関連する領域」への展開が著しく成長をしており、不動産業界へ新しい風を吹かせています。 不動産テックの役割 不動産テックという分野では、サービスを提供する企業側とサービスを提供されるカスタマー側の双方に利点があるように、従来の業務をより円滑に進めるための役割を担っています。 また、新しいビジネスモデルを創り出し、市場に変革をもたらすことも与えられた使命です。すでにいくつかのテック事業によりそれらは顕著化しています。 不動産テック_カオスマップ 不動産テックに関わるサービスを提供している企業・カテゴリーは多様です。 【画像出典】一般社団法人不動産テック協会ホームページ 【URL】https://retechjapan.org/retech-map/ カオスマップを参照してわかるように、多様な分野でIT導入を積極的に行い、不動産テックの拡大に参入している企業が多くあります。 次項より、このような不動産テック企業への転職することの意義やメリットについての解説を行います。 不動産テックへの転職をおすすめする理由 不動産テックへの転職をおすすめする理由をいくつか紹介していきます。 不動産以外の分野でも活かせる 不動産テックは、必ずしも不動産会社で経験を積んだ人しか転職できないというわけではありません。 未経験でも募集している会社がたくさんあります。 中には不動産業界未経験の方の方が有利になる企業も! 不動産の知識はあるに越したことはありませんが、得意な分野を活かすことができます。 例えば、IT企業や金融関係、深く掘り下げると人材紹介サービスの分野など細かく分類すると多くの分野での知識が活かせます。 あなたが経験した得意な分野で転職ができるので、おすすめです。 不動産テックは上昇傾向 不動産テックは、不動産業界の未来を担っています。 不動産業界が抱えている問題はまだまだ数多く、不動産テックの導入はこれからますます加速していきます。 不動産テック企業はこれからますます増加していくと推測できますし、市場が拡大していくことも容易に推測できます。 このような分野に転職し働いていくことで、あなたの雇用の安定や将来性などを確保することができます。 スキルを身につけ、先見の目を養える 不動産テックは、その分野そのものが新しいことへの挑戦です。 今後も様々なテクノロジーを取り入れIT化が進んでいきます。 不動産テックで学ぶことでスキルを身につけ、将来来る新しい時代への先見の目を養うことができます。新たな不動産テックの分野の開業や、ベンチャーへの挑戦など可能性がどんどん広がっていくことでしょう。 不動産テックへの転職をする際に知っておくこと 不動産テックへ転職する際に、一般的な企業と少し異なる点もあります。 事前に知っておくとよいことのポイントを紹介していきます。 不動産業界の知識は必要 不動産テックに転職するからといって、不動産テックやテクノロジーに関しての知識だけをもっていればよいというわけではありません。 不動産テックが不動産業界に影響を及ぼすという前提のもと、不動産業界についての課題の認識も必要です。 例えば、不動産業界は少子高齢化による「空き家問題」、コロナ禍による「賃料不払い問題」など、課題は多く、この課題を解決する使命としての不動産テックです。 自分が転職する不動産テックは、不動産業界のどの課題をどのようなアプローチで解決していくのか、知識と見聞を広げておくことが必要です。 転職しようとしている不動産テックの特徴を調べておく 自分が転職しようとしている会社の特色を調べておきましょう。 転職する企業により、取り扱うサービスが違うことは基本です。 例えば、不動産管理業務をサービスとしていたり、不動産ローンの取り扱いをしていたりと様々です。 転職先となる企業で自分のどんな経験が活かせるのかなどを知る上でも、事前に転職先について調べておきましょう。 有名な企業が多いのですが、イメージや知名度だけで選ぶと、自分の強みとのマッチングができず転職後につらくなることもありますので注意が必要です。 不動産テック業界への転職を希望する 不動産テックへの転職がおすすめなのはこんな人 ここまで、不動産テックの業界の魅力について記載してきました。 それでは実際にどんな人が不動産テックへの転職がおすすめなのか、まとめてみます。 不動産業界で働き、課題が見えた人 不動産業界で働いていると実に多くの課題が見えてきます。 そして、その課題を解決するために不動産テックが支えてくれているのも実感できます。 不動産業界には独特の商習慣があり、働かずに理解することはなかなか難しいです。 しかしながら、不動産業界で働いた経験がある人は不動産会社と共感しやすく、商習慣を踏まえ改善の提案がしやすいという利点があります。 現在、不動産会社で働いている方も、不動産テックへの転職を目指してみてはいかがでしょうか。 AI分野やIoT分野の知識がある人 AI(人工知能)分野と、IoT(モノのインターネット)分野は、不動産テックの中で大きく台頭してきている分野です。 これらは、不動産テックの中でも主要な分野で、今後の飛躍も期待できる分野です。 ※例えば、「AIで部屋探し」「オンライン接客」「スマートロックの普及」「音声で家電操作」など この技術やサービスを利用し、今後ビジネスモデルもたくさん生まれていくため、知識や技術がある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。 新規事業で新しいことに挑戦したい人 不動産テックは、不動産にテクノロジーを掛け合わせ新しい価値観を生む分野です。 大手上場企業を除き、参入している企業はベンチャーやスタートアップ企業も多いです。 若い企業は、攻めの経営戦略で常に新しい価値観でサービスを量産しているので、常に新しいことに挑戦したい人やその分野でのパイオニア(先駆者)になりたい人におすすめです。 夢は大きく、不動産テックで新たな価値観やサービスの提供をしてみてはいかがでしょうか。 まとめ いかがでしたか。 不動産業界と聞くと、昔ながらの堅いイメージや泥臭いイメージがあると思いますが、不動産テックの成長に伴い、大きく変革の時代を迎えています。 個人にも企業にも大きく関わり合い、新しい価値観やサービスを生む将来性のあるこの分野に挑戦する意義は、社会への貢献も大きくやりがいのある仕事であることは間違いないでしょう。 ぜひ、不動産テックへの転職で不動産の明るい未来を切り拓いていってください。 不動産テック業界への転職を希望する
不動産テックとは?転職時に求められるスキルやアピールポイントを紹介!
2021/06/20
不動産業界について調べていると、「不動産テック」という単語に出会うことがあるでしょう。 また、不動産業界で働く方は既に何回も「不動産テック」という単語を耳にしたことがあるのではないでしょうか? 不動産業界全体のIT化やAI・VRの導入を進める重要な取り組みであり、既に「不動産テックがないと不動産業界が成り立たない」と言われる程に成長しています。 今回は、不動産テックの全体像を解説しながら、転職時に求められるスキルやアピールポイントを紹介します。 不動産業界を裏から支える技術に興味がある人は、是非目を通してみてください。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産テックとは? 不動産テックとは、「不動産」と「Technology(技術)」を掛け合わせた用語です。 最先端のテクノロジーを用いて不動産業界全体を変えていく取り組みそのものを指しますが、不動産テック開発に特化した企業自体を「不動産テック会社」と呼ぶこともあります。 不動産業界に属しながらIT企業の一面も持ち合わせており、年々不動産テック会社の数は増加しています。 不動産テックで何ができるの? 不動産テックは、対企業にBtoBで行う領域でも、対一般顧客にBtoCで行う領域でも活用されています。 例えばBtoB領域では、 ・不動産投資を行う投資家に向けたクラウドファンディングサービス立案 ・不動産価格や賃料を自動で可視化するAI技術の開発 ・物件データや物件広告を扱う不動産メディアの運用 ・ビルやマンションの管理業務へのRPA導入支援 ・空いているオフィス物件を使ったスペースシェアリングサービスの提供 などのシーンで活躍しています。 同様に、BtoC領域でも ・賃貸物件を手軽に検索できるスマートフォンアプリの開発 ・VRや ARを使ったオンライン内見システムの構築 ・売主と買主をマッチングするサービスやシステムの提供 ・仲介業者やリフォーム業者の比較検討サービスの提供 ・IoT技術を不動産に適用したりセキュリティと連携したりするサービスの提供 など、さまざまな取り組みが行われているのです。 住まいやオフィスに特化したIT企業だと思えば、イメージしやすくなりそうですね。 不動産テックが求めている人材とは? 日々絶え間なく進化していく不動産テック会社は、どんな人材を求めているのでしょうか。 どんな人材が向いているかを理解するためにも、まずは企業側のニーズをチェックしましょう。 不動産テックが求める人材①不動産業界に詳しい人 不動産テックへの転職は、不動産業界に詳しい程有利とされています。 不動産業界は、独特の慣習や専門用語が多いのが特徴です。 ただIT業界のサービスを活用するのではなく「不動産テック」という独自の領域が生まれている理由は、ここにあると言えるでしょう。 クライアントと同じ土俵で会話をするためにも、知識はあった方がよさそうです。 不動産テックが求める人材②IT領域に詳しい人 IT領域に詳しい人も、不動産テックが求める人材です。 最先端のテクノロジーやIT技術を活用する分野である以上、IT領域への知見が求められます。 エンジニアやプログラマーの採用も多く、セキュリティ対策やビックデータ解析ができる人材も重宝されます。 もしこれらの領域でアピールできるポイントがあれば、選考書類や面接で積極的にPRしていきましょう。 不動産テックが求める人材③高い共感力や傾聴力がある人 高い共感力や傾聴力がある人も、不動産テックに向いています。 不動産テックは、不動産業界が抱える問題をテクノロジーで解決します。 そのため、クライアントが何に悩んでいるのか、何がゴールなのか、業界全体としてどんな問題があるのかを深く分析し、傾聴と共感をしていく必要があるでしょう。 時にはクライアント自身も気づいていない問題点を掘り起こし、適格なアプローチしていくこともあります。 「聞き上手」であれば、新しい取り組みもしやすくなると分かります。 不動産テックの求人例はこちら:今アツい!不動産テックおすすめ企業求人3選 不動産テックが求める人材④チーム内コミュニケーションが得意な人 チーム内コミュニケーションが得意な人も、不動産テックに求められる人材です。 一部の不動産業界は個人プレー偏重で働くことができますが、それに対し不動産テックではチームプレーが重視されます。 営業・ディレクター・プログラマー・エンジニア・デザイナーなど複数の人がプロジェクトに携わるためチーム内コミュニケーションが発生するシーンが多く、スムーズな情報共有と意思疎通が欠かせません。 誰にでも好かれる愛嬌のある人や、周りへの配慮が上手な人は短期間で馴染みやすくなりそうです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産テックに転職するときのアピールポイントは? 一見、不動産テックは不動産業界に対する深い知見や、プログラミングやエンジニアリングのスキルがないと転職できないと思われがちです。 しかし、中には未経験で不動産テックに転職する人もいます。むしろ不動産業界未経験の方が欲しい!という企業もあるほど。 ここでは、なぜ不動産業界未経験の方が喜ばれるのか、また不動産テックに転職するときのアピールポイントについてお伝えします。 不動産業界未経験が求められる理由 以下、不動産テック「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より 不動産テック(リアルエステートテック、Real Estate Tech)とはテクノロジーの力によって、不動産売買、賃貸、投資の新しい仕組みを生み出したり、従来の商慣習を変えようという取り組みのこと。 このように、不動産テック企業は従来の不動産業界のイメージを変えたいと思っている企業が多い傾向があります。 そのために、今まで不動産業界で何年も勤務されていた方だと既に不動産業界の思考回路になってしまい、 結果的に従来の商慣習を変える取り組みにならないこともありますので、 経験者ではなく、むしろ不動産業界未経験の方を積極的に採用し、 今まで不動産業界にはなかった考えを取り入れようとする傾向があるのです。 とは言っても、全ての中途採用者が不動産業界未経験となってしまうと 不動産の知識をこれから身につける人が多くなり、逆に教える立場の人が居なくなってしまうので、 不動産業界未経験の方も積極的に採用していると考えて頂ければ幸いです。 不動産テックに転職するときのアピールポイント①時代に合わせて貪欲に勉強し続ける姿勢 まず、時代に合わせて貪欲に勉強し続ける姿勢を示しましょう。 過去取り組んできた勉強や経験をアピールするだけでなく、「勉強するのが当たり前」だと思っている姿勢や、今後も勉強を続けたいと考えるハングリー精神をアピールするのがポイントです。 今やっている勉強や興味のある分野があれば、転職面接時に伝えてみましょう。 アンテナの高さを買ってもらえるかもしれません。 不動産テックに転職するときのアピールポイント②納期や期限から逆算して工程管理できるスキル 納期や期限から逆算し、工程管理できるスキルを示すことも大切です。 不動産テックはシステム開発やインフラ構築を担うことが多く、クライアントの要望や時代のニーズを汲んで確実にプロジェクトを遂行する必要があります。 丁寧かつ緻密なガントチャートを作った経験があれば、過去の職歴を問わず強みになりそうです。 不動産テックに転職するときのアピールポイント③新しい視点や過去に見ない取り組みの発信力 不動産テックは、日進月歩の発展をみせています。 これまでの風習に捕らわれず、新しい視点や過去に見ない取り組みを思いつき、発信できる能力をアピールしていきましょう。 不動産業界に明るくない未経験者を採用するに当たり、業界にはない視点や気づきを期待する企業は多いものです。 他業界でのトレンドや消費者のニーズ分析への知見があれば、不動産テックでも十分活躍できるでしょう。 不動産テックに転職したいなら、不動産業界特化型エージェントがおすすめ! 不動産テックに転職したいなら、不動産業界や不動産テックに特化したエージェントの活用がおすすめです。 不動産テックは、大手企業だけなくベンチャー企業やスタートアップ企業も多く参入している業界です。 自分1人で企業を探すのが難しく、もし候補の企業を探し出せたとしても不動産業界独自の分野や知識の壁に阻まれ、うまく企業分析できないこともあるでしょう。 どうアピールすると印象がいいか、どんな人材が求められているのかを理解する上でも、企業分析は絶対に欠かせない要素です。 不動産業界特化型のエージェントは、業界経験者はもちろん未経験の人にも、適正に合わせて複数の企業を見繕ってくれます。 企業と自分の共通項を探す上でも力になってくれますので、気になる方は積極的に利用してみましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する まとめ 不動産テックは、テクノロジーで不動産業界全体の問題や課題を解決します。 不動産領域だけでなくIT領域にも詳しくなれる仕事であり、今後のキャリア形成に大いに役立つでしょう。 転職の際には、不動産業界特化型のエージェントに相談するのがおすすめです。 自分の適正に合う企業を見つけてもらい、ミスマッチの少ない転職を叶えるためにも、まずは情報収集から始めていくのがよさそうですね。
今話題の「不動産×IT」企業とは?不動産×IT企業の求人と併せて解説
2021/04/20
「不動産×IT」企業とは?? 近年、世界ではもちろん、日本でもキャッシュレスなどIT化がどんどん進み、今まで人が行っていた業務をロボットが行っていたり、100時間かかっていた業務がシステム取り入れたことにより1時間でできるようになったりと、ITを駆使して様々な業務が見直されております。また、政府が掲げた働き方改革により残業時間の見直しなどが行われていることで、必然的に人の代わりをITが補うようになってきております。 このように世間ではIT化が進んできているものの、不動産業界ではまだIT化が進んでいる企業は少なく、内覧申込書をFAXで送信し電話でやり取りしたり、お申込書や契約書を紙で書いてもらい、ファイルで管理している不動産企業は多いです。 しかし最近、不動産テック企業と呼ばれる、不動産業界でITを積極的に取り入れた不動産企業が出てきているのをご存知でしょうか?不動産テック企業は、IT企業の印象が強いTシャツにジャケットを羽織るスタイルを取り入れていたり、不動産業界ならではの業務に対してITを駆使して効率化するツールを取り入れたりと、不動産業界の従来のやり方、イメージを、時代の流れに併せて変えていこうとしており、今不動産業界でも話題となってきております。 それではここからは、不動産業界でITを取り入れており売上を伸ばしている、3つの不動産テック企業の求人を、企業の特徴とともにご紹介致します! 不動産×IT企業①:株式会社GA technologies まず初めにご紹介する不動産×IT企業は、2013年に設立し、2018年には東京証券取引所マザーズ市場への上場、売上が設立から毎年約2倍伸びており、2020年には年間売上高630億円を達成するという勢いに常に乗り続けている株式会社GA technologiesさんです。株式会社GA technologiesさんは「Renosy」という中古マンション探しが便利に行えるアプリを開発。ITを駆使してデータを上手にマネジメントし2018年の10月時点で会員数は31,849名となっております。 株式会社GA technologiesの経営理念 テクノロジー × イノベーションで、人々に感動を。 イノベーションとは、革命・革新という意味がありますが、株式会社GA technologiesでは、「ユーザーが未だ体験したことがない、世界を変えるようなサービスを創る」 「常識にとらわれず、既存の枠組みを積極的に変え、ユーザーに新しい価値を提供する」という意味として共有されています。 この経営理念を表すかのように、株式会社GA technologiesさんは新しいことに進んでチャレンジされており、その結果が2020年の年間売上高630億円の達成に繋がっているかもしれません。 日々なにかしらの変化が起きてくる株式会社GA technologiesさんでは、採用情報の求める人物像の部分で、「変化の激しい状況でも柔軟に自身の役割を変えられる方」を挙げております。変化を楽しむことができる。といった方は是非株式会社GA technologies産へ転職をご検討してみてはいかがでしょうか? 不動産×IT企業「株式会社GA technologies」の求人 株式会社GA technologiesさんでは勤務形態の特徴としてフルフレックス制を導入しており、午前7時から午後10時の間で好きな時間/曜日に勤務することができます。もちろん部署ごとに推奨される時間帯や休日はございますが、比較的自由に自分のスタイルで勤務することが可能です。 また、福利厚生も充実しており、育児や介護休暇、住宅手当はもちろん、家具のサブスクリプション補助やGA内の部活動、GA JAMと呼ばれる社員間の仲を深めるために毎月ランダムに選ばれたグループでランチをし、そのランチ代は会社が負担するといったユニークな福利厚生もございます。 そんな株式会社GA technologiesさんでは現在、不動産営業や経営企画、新規事業の担当やシステムエンジニア、マーケティング職など幅広い職種で募集しております。ご興味ございましたら、引き続き募集をしているかどうかなどをお答えすることも可能ですので、一度お問合せ下さいませ。 ー株式会社GA technologies求人例ー 株式会社GA technologies:不動産仲介営業求人 完全反響◎不動産コンサルティング営業求人〜創業5年で売上100億の成長企業〜 株式会社GA technologies:積算業務求人 フルフレックス求人/不動産テック業界を牽引する上場企業で見積もり・積算業務 株式会社GA technologies:経理リーダー求人 不動産テックの成長企業で経理リーダー募集中◆社歴・年齢関係なく評価【フルフレックス制度有】 不動産×IT企業②:株式会社ツクルバ 次にご紹介する不動産×IT企業は2011年8月に設立した株式会社ツクルバさんです。株式会社ツクルバさんは『デザイン×ビジネス×テクノロジー』をコンセプトとしており、東京都や神奈川県のリノベーションマンションを多数掲載しているサイト、「cowcamo(カウカモ)」を運営していることでも有名です。そんな株式会社ツクルバさんの主力事業である「cowcamo」は、2016年9月にはソフトウエア・サービス・システム部門にてグッドデザイン賞を受賞。設立から約8年後の2019年7月31日には東京証券取引所マザーズへ上場も果たしており、引き続き、更なる成長が見込めます。 株式会社ツクルバのミッション 「場の発明」を通じて欲しい未来をつくる。 株式会社ツクルバさんは、企業のミッションとして、「「場の発明」を通じて欲しい未来をつくる。」を掲げております。 というのも、株式会社ツクルバさんは「場」というものをとても大切にされており、2人の創業者が、宣言文の中で下記のように表しております。 「場には人生を肯定する力がある。様々な想いでつながれる「場」があることで、仲間の輪が広がっていく。喜びを分かち合うことも、苦しいときに逃げることもできる」 ※株式会社ツクルバホームページの企業理念より抜粋 株式会社ツクルバさんの採用時の重要なポイントとして、先程挙げた、「株式会社ツクルバのミッションに共感できる」という項目がございます。株式会社ツクルバさんへの転職をご検討されている方は是非ミッションを理解して共感ができるかどうかを考え、株式会社ツクルバさんのミッションに共感できる方は株式会社ツクルバさんへの転職をご検討してみてはいかがでしょうか? 不動産×IT企業「株式会社ツクルバ」の求人 現在、株式会社ツクルバさんでは不動産営業職や営業事務、システムエンジニア、人事/経理職など様々なポジションで募集を行っております。ご興味がある方は、一度お問合せ下さいませ。 ー株式会社ツクルバ求人例ー 株式会社ツクルバ:不動産仲介営業求人 不動産売買仲介求人/中古リノベーション住宅仲介に特化【完全反響営業】 不動産×IT企業③:FANTAS technology 株式会社 最後にご紹介する不動産×IT企業は2010年2月に設立し、クラウドファンディングを通じた空き家の再生事業や、カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供を行っているFANTAS technology 株式会社さんです。 ITをフルに活用し、様々な業界や市場をよりオープンにすることで、 新しいユーザーやプレーヤーの参加しやすい世界をつくるために新しい商品やサービスをFANTAS technology 株式会社さんは開発するとともに、これまでに存在しなかった商品やサービス、仕組みが生まれやすい世界を目指しております。 不動産業界は知識が必要なため、お客様にとっては不透明な部分がいくつかあります。例えば、売るときに提示される金額は安く、不動産を購入する金額は高い。こちらは会社の利益を考えれば当たり前かつしょうがないことですが、でもこの金額設定は正しいの?とお客様が疑問に思うことは確かです。FANTAS technology 株式会社さんはこのような疑問点を解決するため、誰もが適正価格を瞬時に知ることが出来るシステムを開発しております。 誠実であること。誇りと責任を持って挑戦し続けること。 代表取締役の國師様自身がこのように代表メッセージを挙げていることから、誠実であるためのシステムが創られているのかもしれません。 FANTAS technology 株式会社のミッション ファンになっていただける企業になる。 ファンとともに、世の中に感動を足す。 経営理念とミッションを同時にご紹介してしまいましたが、FANTAS technology 株式会社さんは、経営理念として「ファンになっていただける企業になる。」そしてミッションには「ファンとともに、世の中に感動を足す。」と掲げ、両方に「ファン」という言葉を入れています。 ファンとは、支持者や愛好者のことを指しますが、一度利用してくれたらそれで終わりではなく、お客様に支持してもらえるような会社にしていくために、FANTAS technology 株式会社さんは誠実さを大切に、そして責任をもって新しいことに挑戦をしていくのでしょう。 不動産×IT企業「FANTAS technology 株式会社」の求人 FANTAS technology 株式会社さんでは、現在不動産コンサルティング営業や営業事務、営業推進など様々な職種で募集をしております。フレックス制を導入しており、コアタイム(必ず働いていないといけない時間帯)を12:00~15:30で設けておりますが、それ以外は基本的に自由に働くことができます。 各部署で働く方のインタビューをFANTAS technology 株式会社さんのHPで見ることもできますのでご興味がある方はご覧になってみてください。 ーFANTAS technology 株式会社求人例ー FANTAS technology 株式会社:不動産コンサルティング営業 不動産コンサルティング営業◎急成長不動産テック企業を支える重要部門の募集です! FANTAS technology 株式会社:経営企画責任者 急成長企業における経営企画責任者候補の募集!◎10期連続続伸中の不動産テック企業 FANTAS technology 株式会社:人事 採用戦略の企画から担当【中途採用リーダー】人事部の中心メンバーを募集! 最後に 今回ご紹介した3つの企業が全て2010年以降に設立されていることからも、不動産業界でITを取り入れ始めた不動産テックという物が比較的新しいものだということが伺えます。 最近は、世界全体でアナログからデジタルへ移り変わってきていることは周知の事実でしょう。不動産業界は昔のやり方で成果を出し続けている企業ももちろんありますが、こちらのコラムでご紹介した企業様のように、時代の流れに乗ってITを駆使し、新しいシステムややり方を生み出すことで確実に成果を出してきていることも事実です。 不動産が好きで、不動産業界では働き続けたいけど今の働き方に疑問がある。そんなお悩みなどがありましたら、不動産テック企業への転職を検討しませんか?当社、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』では、不動産テック企業へのご転職活動をサポート致します。お気軽にお問合せ下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 併せて読みたい! 不動産業界【特化型】転職エージェントを利用するメリット・デメリット 不動産業界3年目の私が考える不動産営業職への転職をおすすめする理由 今アツい!不動産テックおすすめ企業求人3選