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【2024年最新版】不動産ファンドへの転職ってどうなの?年収や転職に有利な資格を解説!
2025年05月11日
不動産ファンドは不動産業界の中でも固定給が高いと聞いたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。 そのため不動産ファンドへの転職に興味がある方もいらっしゃるでしょう。 この記事では未経験でも不動産ファンドへの転職が可能なのか、また実際の年収はどれくらいなのか、解説していきたいと思います。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産ファンドとは 投資家から集めた資金や銀行からの借り入れを元に、不動産へ投資を行う投資のプロ集団です。 複数の不動産を購入し、そこから得られる賃貸収入や売却時の利益を配当金として分配するファンドです。 不動産から得られる収益を投資家に還元していきます。 不動産ファンドの仕事内容 お客様から資金を預かり、そのお金を不動産へ投資することで、預かった資金を運用しています。 日系の不動産ファンドではあまり業務の担当を細かく分けないことが多いですが、特に外資系の不動産ファンドでは職種と担当業務がはっきりと分かれていることが多いです。 それでは各業務について説明します。 【アクイジション(物件取得)】 ファンドの収益に関わる最も重要な業務と言えます。 アクイジションは不動産物件を探し、取得するまでの業務です。 当然ながらいい物件を安く仕入れることができれば利益を生みやすくなります。 物件情報を元に、運用プランを考え、キャッシュフローをはじき出し、そのキャッシュフローを中心にいくらで購入するのか分析し、評価することが重要です。 仲介業者や信託銀行から情報を得ることや、入札に参加することで買い付けする物件を発掘していきます。 いい物件を発掘したと思っても、物件を購入するためには投資委員会(Investment Committee=IC)で承認を得なければなりません。 承認を得るために、投資委員会でプレゼンテーションを行いますので、資料を作成しプレゼンの準備が必要となります。 外資系であれば海外の方向けにプレゼンテーションを行う必要がありますので、ここでは英語力が必要です。 またアクイジション担当が投資にかかる費用の融資の段取りを行う不動産ファンドもあります。 そうなると物件取得のための業務と並行して、融資業務も弁護士に相談しながら進める必要がありますので、とてもハードな業務です。 若手の社員だとキャッシュフローの計算や、物件の評価ができる人や投資委員会で使用する資料を作成できる能力が必要になりますので、手を動かして作業できることが重要です。 中堅の社員だといい物件を探し出し、投資を実行するために売主との交渉を確実に行う能力が必要になります。 また入札案件が多い中で有利な条件で契約しやすい相対契約できる案件をどれくらい発掘できるかがポイントです。 【アセットマネジメント】 アセットマネジメントとは資産を預かって運用するというファンド業務のことを言います。 不動産ファンド内ではアクイジションが仕入れた物件に対してどのように手を加え、どのようにして最後に高い価格で売却できるかを考え、実行していきます。 物件取得時にはこのようなプランはすでに出来上がっていますが、投資後に思うように進むわけではありませんので、軌道修正しながら進めていくことが重要です。 例えば物件の定期修繕やリノベーションの計画、賃貸募集の際にはいくらで貸すのか、売却時にはどうすれば売却額を高くできるのか考えながら、実行していきます。 実際の物件管理はプロパティマネージャーに指示を出し、プロパティマネージャーが賃貸管理や修繕等の発注やビル管理会社への指示などを行い、物件管理を行います。 アセットマネジメントは計画通りに投資回収を行うために価値を最大化して売却することが必要なため、どのように売却するかを考え、実行することが重要な仕事です。 アセットマネジメントの求人を見る 【IR・ファンドレイジング】 IR・ファンドレイジングは運用するお金を集めてくる業務です。 不動産ファンドは資金が集まらなければ運用することができず、収益を上げることもできないためIR・ファンドレイジングは非常に重要な業務を担っています。 まず販売するファンドのプレゼン資料の作成を行い、次に投資家に対してファンドの魅力が伝わるようプレゼンテーションを行います。 プレゼンテーションの結果として、投資家から出資を取り付ける必要があり、商談力をはじめとした営業力が求められる職種です。 【ミドルオフィス・バックオフィス】 ミドルオフィスは運用や営業をサポートする役割果たします。 具体的には運用パフォーマンスの測定・分析やレポーティングなどです。 バックオフィスは資金決済に関わる経理やコンプライアンスなど幅広い業務を担っています。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 代表的な不動産ファンド ここで代表的な不動産ファンドを紹介します。 不動産ファンドを運営している企業母体は不動産会社系、金融機関系、商社系、外資系など様々です。 まずは国内系の不動産ファンドと、外資系の不動産ファンドの紹介を行います。 国内の不動産ファンド 国内の不動産ファンドでよく知られているのが、J-REITの運用会社で ・日本ビルファンドマネジメント ・ジャパンリアルエステイトアセットマネジメント などがあります。 また ・三井不動産投資顧問 ・三菱地所投資顧問 ・森ビル不動産投資顧問 など大手デペロッパーや住宅メーカーの子会社が多く存在します。 外資系不動産ファンド 外資系不動産ファンド運用会社もたくさんあります。 ・ラサール不動産投資顧問 ・エートス ・GCI ・キャピタランド ・オークツリー などが代表的です。 また投資銀行系の会社だと ・ゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパン ・モルガン・スタンレー・キャピタル などの会社があります。 不動産ファンドの年収 不動産ファンドの年収は国内系の不動産ファンドか外資系の不動産ファンドかで異なります。 投資運用部門かそれ以外の部門かでも年収が変わってきますので、注意が必要です。 当然ながら結果を残し、役職が上がるにつれて平均年収が高くなります。 国内の不動産ファンド 国内の不動産ファンドの年収について説明します。 国内系だと職種による違いはそこまで大きくなく、800万円~1,500万円くらいが一般的です。 投資運用関連職の担当者で800~1,000万円程、役職付きのポジションで1,200~1,600万円程です。 非運用系の職種では管理職で1,000万円程、部長ポジションでも1.500万円程度と考えられます。 国内の不動産ファンドだと急激な昇給や昇進はあまり期待できません。 外資系不動産ファンド 次に外資系の不動産ファンドの年収について説明します。 運用系職種の場合は担当者レベルから課長レベルで800~1,500万円程、部長ポジションで1,600万~2,500万円程です。 非運用系の職種では部長ポジションで1,500万円~1,600万円程度です。 外資系だからと言って極端に年収が高いわけではないことが分かっていただけたでしょうか。 不動産ファンドは金融業のような感覚がありますが、実際は不動産業ですので、金融業界に比べ給与水準が低くなっています。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 未経験でも不動産ファンドに転職できる? 未経験でも不動産ファンドに転職できるのか気になっている方も多いと思います。 実際には未経験での転職は難しい事が多いです。 ただ、投資銀行系での勤務経験があれば物件取得にかかる業務など不動産ファンドと重複する業務があるため、比較的容易に転職できる可能性があります。 大手の不動産ファンドへの転職を目指すなら、中小の不動産ファンドで圧倒的な結果を出すか、不動産会社で物件の売買担当者として営業力を磨き、トップレベルの成績を上げることを目指しましょう。 不動産ファンドへの転職を有利にする資格4選 不動産ファンドへ転職するには、不動産の知識はもちろん、金融やデューデリジェンスの知識など幅広い知識が必要です。 そんな不動産ファンドへの転職をする際に、書類選考や面接で有利になる資格を4つご紹介致します。 さらに詳しい情報はこちらの記事にも記載があるのでご覧下さいませ。 不動産ファンドへ転職する方法とは?おすすめの資格5選を紹介 1.不動産証券化協会認定マスター 不動産投資や金融のプロとしての知識を証明する資格です。 この資格を所持していれば、面接に進む前の書類選考の時点で不動産・金融の幅広い専門知識、スキルを所持していることを証明できるでしょう。 取得するには、マスター養成講座(コース1)をWEB講義で受講後、修了試験に合格する必要があります。 受講期間は約5ヶ月間となっており、講座の受講内容は不動産の投資分析や法律、税・会計制度など、実務に必要となる専門知識です。 このマスター養成講座の修了試験に合格する条件とは別に、金融や不動産の分野で2年以上の実務経験も必要になってきます。 合格率は35%前後となっておりますが、これまで不動産や金融業界に勤めてきた方が受験してのこの合格率となっておりますのでかなり難易度の高い資格と言えるでしょう。 こちらのサイトも併せてご覧下さいませ。 ​不動産証券化協会 2.不動産鑑定士 不動産の鑑定評価に関する法律に基づき制定された国家資格です。 不動産の鑑定評価のほか、土地の有効利用などのコンサルティングを業として行うことが可能になります。 日本3大難関資格として知られているほど難易度の高い資格となっておりますので、働きながら資格を取得するにはストイックさが必要です。 不動産鑑定士の試験は短答式試験と論文式の試験で分かれており、5月~6月に短答式試験、その試験に合格した人のみが、約3ヶ月後に行われる論文式の試験を受けることができます。 1回の試験で終了させることができないため毎日コツコツと勉強していくことが大切です。 3.宅地建物取引士 不動産売買や賃借における重要事項の説明、重要事項説明書面の記名・押印、賃貸借契約書の記名・押印などの専権業務が与えられた資格です。 不動産業を営む場合、ひとつの事務所で業務に従事する者5人に対して1人の割合で設置が義務付けられていますので、不動産業界では重宝される資格です。 1年に一度しかチャンスがない試験ですので、十分に準備してから挑むことがおススメです。 4.ファイナンシャルプランニング技能士 家計簿、資産運用、不動産に関する知識が学べる資格です。 1級から3級まで分かれていますが、実務経験が2年以上ある人、AFP認定研修を修了した人以外は3級から取得することになります。 3級の合格率は高いため、初心者にもおすすめです。 2級からはやや難易度が上がりますが、不動産ファンドへの転職を考えている場合、面接官も合格率を知っている場合が多いので2級以上を目指すといいでしょう。 不動産ファンドに転職するなら転職エージェントに登録 この記事では不動産ファンドについて仕事内容から給料、転職方法まで説明をしてきました。 物件を仕入れる人、運用する人、運用するお金を集める人など職種によって業務内容は大きく異なりますので、自分はどのような仕事をしていきたいか考える必要があります。 不動産ファンドへの未経験での転職は難しい面もありますが、決まった業種や職種からは転職も可能ですので、自分のキャリアプランを見据えて計画的に転職活動を行う必要があります。 金融業界よりは給料相場は低いとはいえ、他の業界に比べても不動産ファンドはかなり稼げる業界ですので、経験を積んで転職にチャレンジするのも良いかもしれません。 ===================================== 未経験から不動産ファンドへの転職をご検討中の方は、まずは不動産業界特化型転職エージェントへの相談をおすすめ致します。 転職エージェントでは、不動産ファンドに転職するまでのプランを一緒に考えて、そのために次はどのような企業に転職するべきかをアドバイスしてくれます。 現在のご経験で不動産ファンドへの転職を叶えられる方ももちろんいらっしゃいますが、場合によってはプラス1企業挟んでのステップアップがおすすめな場合もあるので、一度お問合せ下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
【2024年最新版】不動産業界が向いている人はどんな人?5つの特徴と向いていない人の特徴を解説
2024年09月11日
稼ぎたい、営業力を身につけたい、新しい業界にチャレンジしたいなど、ポジティブな理由から不動産業界への転職をご検討されている方も多いのではないでしょうか? 一方で、不動産業界で働くことに疲れた、不動産業界以外の業界に転職したいと考えて不動産業界から別業界に転職される方がいらっしゃるのも事実です。 ダイヤモンド社が発表した「年収が高い不動産会社ランキング2023【全129社完全版】」 によると、ランキング1位の会社の平均年収は1,904万円であるなど、やはりイメージがある通り、不動産業界は非常に高収入です。 不動産業界はインセンティブ制度を導入している企業が多いため、年齢や勤続年数が上がるにつれ固定給が確実に上がっていくわけではないけれども、若くても実績さえあげられれば、年収1,000万円以上の高収入が期待できる業界といえます。 稼ぎたいから不動産業界に行きますと言ってこれまで経験してきた業界から新しい業界にチャレンジするとなると、 「興味はあるけど自分が向いているかどうか分からない」 「不動産業界は色々な話を聞くから自分がやっていけるかどうか不安」 などの理由からすぐにチャレンジできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、不動産業界に向いている人の特徴や理由、不動産業界に向いていない人の特徴について解説していきます。 是非最後まで読んで、不動産業界への転職の参考にしてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界はどのような業界なのか そもそも、不動産業界はどのような業界なのでしょうか。 今回は、不動産業界に勤めて4年経った私が、不動産業界で働く人と話していたり、自身が思っている「不動産業界」についてご紹介致します。 アナログ まさに最近、不動産×ITを推進した不動産テック企業が増えてきましたが、それでもまだまだアナログな業界です。 内覧を行く際には名刺をFAXで送ってくださいというのもつい最近の話ですし、色々意図があると思いますが、業務で使用する携帯がスマートフォンではなくガラケーということも。 不動産会社向けの営業をかける際は電子メールで送るよりもFAXで送った方が引きあがりが高かったりします。 その他、契約書は紙で行うので対面ではないとできなかったり、書類をかなり使用する業界です。 もちろん徐々に変化していますが、もし効率化などを求めている方は不動産テック企業など企業選びをしっかりと行った方が良いかもしれません。 不動産テック企業の求人を見てみる チャレンジ意欲が高い 高校や大学を卒業した際に、不動産業界に入ったきっかけを聞いてみると ・社会的インパクトのある仕事がしたい ・営業力を身につけて将来的に起業したい ・一番きつそうな業界に挑戦したい といったような声を良く耳にします。 不動産業界=営業のプロフェッショナル、普通の業界より大変そう、というイメージを持つ方も多いようで、そのような不動産業界を選ぶ方が集まるので必然的にチャレンジ意欲が高いように思います。 実力主義 不動産業界といったらという感じではありますが、年功序列よりかも実力主義の企業が多いです。 20代で役職がつくこともありますし、逆に40代、50代になっても役職がつかないこともあります。 こればかりは自分がどれくらい仕事ができるかと、周りがどれくらいレベルが高いのかで変わってきますので何とも言えません。 ただ、人事の方などと話していて思うのは、評価をしないようにしているというよりかは、頑張ってくれている人がもっと頑張ってくれるように評価をしようという意図の方が高いと思います。 では次に、そんな不動産業界に向いている人の特徴をご紹介致します。 不動産業界に向いている人:お金をたくさん稼ぎたい 不動産業界の特徴でもある稼げる。この特徴である「お金をたくさん稼ぎたい」という想いがある人は、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「お金をたくさん稼ぎたい」という方が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 目的意識が明確であることが大切 「お金をたくさん稼ぎたい」という方は、目的意識が明確です。 不動産業界はノルマが厳しいケースも多い反面、実績に応じて支給されるインセンティブも高額になります。 実績をあげれば高額な年収が期待できますが、不動産業界において目標を達成し続けるには、かなりのストレスがかかってくるものです。 そのため、「お金を稼ぎたい」という明確な目的があれば、目標達成に向けてひたむきに努力できる可能性が高いでしょう。 こうした点からも「お金をたくさん稼ぎたい」という方は不動産業界が向いているといえるのです。 20代で年収1,000万円も可能 不動産業界の特徴として、20代で年収1,000万円も夢ではありません。 不動産業界において、特に営業職では「基本給+インセンティブ」という給与体系を採用している企業が多く、実績が挙げられれば高額な収入が期待できるのです。 また、もっと稼ぎたいという方には、完全歩合制(フルコミッション)の会社もおすすめできます。 完全歩合制の場合、基本給はないものの、歩合の割合が高いという特徴があります。 実績がなければ収入が0になるリスクはありますが、実績さえ出せればより高い収入が見込めるでしょう。 このように、たくさん稼ぎたいという方にとって不動産業界は向いている業界といえるのです。 フルコミッションの求人を見てみる 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:人と話すことが好き 「人と話すのが好き」という人も、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「人と話すのが好き」という人が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 さまざまな人とコミュニケーションを取る必要がある 不動産業界では、お客様、オーナー様、社内メンバー、他の不動産会社の人などさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるため、人と話すのが好きな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 不動産業界の業務の多くは人と話すことで成り立ちます。 これは不動産営業職だけでなく、不動産管理やAM、不動産事務や宅建事務など幅広い職種で言えることです。 また、不動産業界は様々なタイプの方とお話するのも特徴です。 例えば、一人暮らしの学生やサラリーマン、不動産投資を検討しているシニア世代の方、住宅取得を考えているファミリー層の方など実にさまざまです。 こうした点から、話すこと自体が好きな方に向いている業界だと言えます。 一生の付き合いとなるケースも 主に不動産売買仲介の場合、一生の付き合いとなるケースも少なくありません。 不動産の購入は顧客の人生において最大の買い物となるケースも多いものです。 この時に顧客の要望を適切に聞き取り、ニーズに沿った提案ができれば、顧客からの信頼が得られ、その後もさまざまな相談をされるケースも考えられます。 また、顧客から紹介を貰えるといったケースも多いものです。 こうした点からも顧客と一生の付き合いになるケースも考えられるでしょう。 ×向いていない人:ただ話が長い人 人と話すのが好きな人が不動産業界に向いていると紹介しました。 一方、話すのは好きだけれどもただ話が長い人は不動産業界に向いていないといえます。 というのも、不動産業界で取り扱う商材は価格が高いものが多く、1回で契約が決まるというよりは何回も会うことによって信頼関係ができ、契約に繋がります。 そのため、1回目で「ひたすらに話が長い」という判定を受けてしまうと、2回目、3回目とアポイントが取りずらくなってしまうため、メリットを簡潔にお伝えしながらお客様が求めている内容を話せることが大切です。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:負けず嫌い 「負けず嫌い」という方も不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「負けず嫌い」という方が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 社内や社外にライバルがいると強い 負けず嫌いな人は、ライバルがいるとより良い実績を出そうと努力する傾向にあります。 不動産業界は自分の成績だけでなく、同僚の成績も表に出やすいです。 各人の成績が分かるように壁にグラフを張り付けている会社も少なくないでしょう。 負けず嫌いな方は、先輩や同僚に営業成績で負けたくないという気持ちも強く、少しでも良い成績が出せるよう業務に邁進できる方が多いです。 このような点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 成績を挙げる人は褒めたたえられる 不動産業界では、成績を挙げる人は社内でも褒めたたえられます。 そのため、負けず嫌いな方は、先輩や同僚よりも良い成績を挙げて褒められたい、負けたくないと考え、一生懸命努力するケースが多いでしょう。 そして、褒められると更にやる気が出る方は常に頑張ることができる環境です。こうした点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:細かくチェックできる 不動産業界に向いている人の特徴として、「細かくチェックできる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、細かくチェックできる人が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 大きなお金が動く取引をするため 不動産の売買では、大きなお金が動く取引となるケースが多いです。 不動産の購入は、人生最大の買い物と言われます。大きなお金が動く取引となるため、ミスがないように慎重な対応が求められるものです。 そのため、細かくチェックできる方はミスを起こしにくく不動産業界に向いているといえるでしょう。 また、不動産業界の中でも不動産管理の場合、清掃や入居者とのコミュニケーションなどにも細やかな対応が求められます。 こうした理由から「細かくチェックできる」方は不動産業界に向いているといえるのです。 不動産取引はトラブルが多い 不動産取引はトラブルが発生するケースも少なくありません。 不動産取引においては、説明しておかなければならない項目が多くあります。 説明が漏れていたために大きなトラブルに発展するケースも多いです。 このようなトラブルの発生を防ぐためにも、細かくチェックできる方は不動産業界に向いているといえるのです。 また、トラブルが多い営業は成績を上げ続けること自体が難しくなります。 顧客から信用される営業でないと不動産業界で活躍するのは難しいでしょう。 こうした点からも細かくチェックできる方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:勉強を継続できる 「勉強を継続できる」方は不動産業界に向いている人の特徴として、「勉強を継続できる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、「勉強を継続できる」方が、不動産業界に向いている理由をご紹介します。 多方面で専門的な知識を求められるから 不動産業界は、多方面で専門的な知識を求められる仕事です。 最新のトレンド情報など顧客の求めている情報をキャッチし、最適な提案を行っていくには日々の勉強が欠かせないでしょう。 例えば商業施設の場合、周辺にオープンした店舗情報や時代のニーズなどの説明を求められるケースも多いです。 また、さまざまな質問をされるケースも想定されます。 こうした質問に的確に答えるためにも継続的に勉強ができる人が求められるのです。 法改正が影響する 不動産業務においては、さまざまな法律知識も必要です。 また、税法など毎年のように法改正が行われるケースも多く、常に勉強をしていないと顧客に間違った情報を教えてしまう可能性があります。 間違った情報を伝えてしまったり、顧客からの質問に答えられなかったりすると信頼を失ってしまうでしょう。 こうしたリスクを避けるためにも、継続して勉強できる人が必要だといえます。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いていない人の特徴 では次に、不動産業界に向いていない人の特徴をご紹介致します。 向いていない人:チームでなにかを成し遂げたい人 会社にもよりますが、不動産業界はチームでなにかを成し遂げるというよりかは、個人で売り上げ目標を達成しに行く意識が強い傾向にあります。 そのため、チームでなにかを成し遂げたい人には向いていないかもしれません。 不動産営業の場合はインセンティブも、チームで売り上げを達成したらいくらかもらえるわけではなく、1件販売したらその手数料に対してインセンティブがもらえますので、そうすると誰かにより個人で頑張るという意識が強くなってくるでしょう。 向いていない人:ヒアリングができない人 不動産業界では取り扱う商材の額も大きいため、お客様もかなり迷われます。 また、賃貸仲介などでは額は大きくないものの、100%マッチするお部屋じゃないと迷いに迷って他の不動産会社ならもっといいお部屋を探してくれるのではないかと考えます。 ではどうすればお客様が納得度高く自身が提案した物件で決めてくれるのかと考えると、お客様のニーズを引き出し、お客様の言い忘れがないようにすることです。 迷われているということはなにか懸念点があるということなので、そこの部分を解決していかないといくら強引に押してみても中々頷いてはくれません。 そのため、「お客様がこれだけ自分の要望は言ったわけだから、この会社にお願いしよう。」そして「こんなに要望を言った中で見つけてくれたんだから、確かにこの物件がいいのかもしれない。」と思ってもらうことを目指せるといいでしょう。 適性をチェックして転職を検討してみよう 本記事では、不動産業界に向いている人の特徴やその理由についてご紹介してきました。 不動産業界は、インセンディブ制度を導入している会社が多く、自分の努力次第では高年収が期待できる業界です。 自分に向いているかどうか、また向いていない場合はどのようなことに気を付ければよいのかなど、本記事の内容を参考にして不動産業界への転職を考えてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する