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不動産営業のインセンティブとは?稼げるの仕組みや歩合率の相場を解説
2024/01/26
今回は不動産営業のインセンティブ制度に関する記事をお届けします。 不動産営業と聞くと、実力次第では若いうちから大きく稼げる印象をもっている人も多いのではないでしょうか。 確かに不動産会社の営業職では、一人ひとりに高い売上目標が課せられるケースが多く、 目標達成のためにプレッシャーや不安を抱えながら働く一方、 インセンティブにより大きな報酬を得ている人もたくさんいます。 では営業能力に自信があり、稼ぎたいのであれば不動産営業職に転職すれば解決するのでしょうか? というとそうではありません。不動産営業の中にもさまざまな職種があるため、 インセンティブ制の採用有無や歩合率、固定給との比率は、 会社によって異なることを理解しておく必要があります。 また、そもそもインセンティブの相場がどの程度なのかを 事前に知っておかなければ良いのか悪いのか判断も難しいため、 インセンティブの相場を理解しておくことも大切です。 そこで本記事では不動産営業におけるインセンティブ制度の詳細や相場、 職種別のインセンティブの額の違いについて解説します。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業のインセンティブ制度とは? 不動産営業におけるインセンティブ制度とはどういったものなのか、 基本的な内容とメリット・デメリットについて解説します。 インセンティブとは何か? インセンティブとはその人の成果に応じて報酬をもらえる制度のことです。 したがって、成果を上げた人と上げられなかった人で報酬に差異が発生します。 不動産業界だけでなく、他のさまざまな業界でも取り入れられており、 特に営業職においては用いられるケースが多いです。 会社がインセンティブ制度を導入する目的は、社員一人ひとりが仕事に責任感をもち、 より多くの売上を上げるためといって良いでしょう。 インセンティブ制度のメリット・デメリット インセンティブ制度には以下のようなメリット・デメリットが考えられます。 【メリット】 ・仕事のモチベーションが高まる ・社員の実績を正当に評価できる ・競争意識をもたせることができる 【デメリット】 ・社員同士の関係が悪化する可能性がある ・安定した給与が得られない ・精神的なプレッシャーになる 自分の成果が直接給与に反映されるため、モチベーションの向上に繋がります。 実力ある会社員の中には「成果を上げているのに周囲と給料が変わらない!」 という不満を抱えている人も多いでしょう。 しかし、インセンティブ制度では自分の上げた成果がそのまま給与に繋がるので、 不公平感を抱くことがなくなり、社員同士の競争意識も高まるため、 会社全体の売上アップが期待できます。 一方、デメリットとしては社員同士がお互いを競争相手と見るようになり、 関係が悪化する可能性が考えられます。 また、給与は自分の成果によって左右されるため安定せず、 精神的なプレッシャーを抱えながら働くことになります。 中にはプレッシャーに耐えられず離職する人も多いため、 インセンティブを取り入れた会社への転職を考える場合は、 自分に向いている制度なのかどうか、よく考えたうえで判断する必要があります。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業におけるインセンティブ制度の歩合率相場 給与形態にインセンティブを取り入れた場合でも、給与のすべてが業務成果によって決まるケースは少なく 「固定給+インセンティブ」である場合がほとんどです。 (中には給与の100%を成果報酬とする「フルコミッション制」を取り入れた会社もあります) では、不動産営業におけるインセンティブ制度の相場はどの程度なのか、詳しく解説します。 歩合率の相場は仲介手数料の5~15% 不動産売買・賃貸の契約を成立させると、仲介を担当した不動産会社は、 仲介手数料を得ることになります。 不動産会社の仲介手数料の上限は、宅建業法により以下のように定められています。 取引物件価格(税別) 仲介手数料の上限 400万円超 取引物件価格(税別)×3%+6万円+消費税 200~400万円以下 取引物件価格(税別)×4%+2万円+消費税 200万円以下 取引物件価格(税別)×5%+消費税 参照元:国土交通省「宅地建物取引業法関係」 取引で得た仲介手数料の5~15%をインセンティブ(歩合)とするケースが一般的です。 しかし、会社の方針や扱う不動産によって金額が大きく変動するため、 インセンティブ制度を取り入れた会社への転職を考えている人は、 その会社の給与制度をできるだけ詳しく調べたうえで判断することをおすすめします。 固定給の大きさによって変動する 不動産営業では「固定給+インセンティブ」を取り入れているケースが多いので、 固定給の大きさによって歩合率が変わります。 固定給が多い会社はインセンティブの比率が小さく、 逆に固定給が少ない会社ではインセンティブを大きくとっている場合が多いです。 インセンティブを取り入れた会社でも、ある程度は安定した給与を確保したい人は前者、 完全に実力主義な会社で働きたい人は後者が向いているといえるでしょう。 不動産職種別、インセンティブの額の違いについて 不動産業界では売買営業、賃貸営業などさまざまな職種がありますが、 インセンティブの額は職種によっても変動します。 不動産売買仲介、賃貸仲介、不動産管理のケースを以下に解説します。 売買仲介営業:最も稼ぎやすい 不動産売買仲介営業は、インセンティブの額が一番高い職種といえます。 不動産という高額な商品を売買するため、動く金額が大きく、 一度の取引で得られる仲介手数料も高額になります。 たとえば、インセンティブが仲介手数料の10%だった場合。 1年間で1,000万円の仲介手数料が得られれば、100万円が支給されることになります。 もちろん、高額な家やマンションを売買するには労力を要しますが、 売れば売っただけ収入が増える仕組みは、営業が得意な人にとって大きなモチベーションになることでしょう。 稼げる求人を見る インセンティブ込みの年収相場はどのくらい? 売買仲介営業の年収相場は、会社次第ではありますが、400~600万円程度であることが多いでしょう。 一定の成果を収めていれば、平均年収程度か、平均年収よりやや多い程度の年収を得られるケースが多いです。 ただし、一部のトップ営業マンが高額な年収を得られる一方で、営業成績を挙げられない人は年収がかなり下がってしまうこともある点には注意が必要です。 トップ営業マンの年収はどのくらい? 売買仲介営業のトップ営業マンの年収は青天井といってよいでしょう。 仲介手数料の一定割合をインセンティブとして受け取ることができるため、例えば1億円の契約を決めて、300万円の仲介手数料を得た場合、40~50万円程度を歩合として受け取ることができます。 このため、特にオフィス用不動産や投資用不動産など高額な不動産を扱う方が給料を大きくしやすいといえます。 賃貸仲介営業:インセンティブの額が少なめ 不動産賃貸営業では、売買仲介営業と比較すると、インセンティブの金額はやや少なくなるでしょう。 賃貸物件の仲介手数料は家賃1ヶ月分であることが多く、 売買と比較すると1件の契約で得られる金額は小さいためです。 取引に必要な知識や契約を達成する労力は、売買と比較すれば少なくなりますが、 大きく稼ぐためには数多くの取引を成功させなければならないでしょう。 一方、売買仲介営業よりも固定給の割合が多めに設定される傾向にあるため、 インセンティブ制度はあってほしいものの、あまり大きな変動がなく 安定的に稼ぎたい考えをもっているに適した職種といえます。 インセンティブ込みの年収相場はどのくらい? 賃貸仲介営業の年収相場は400~500万円程度と、平均年収程度になることが多いようです。 賃貸仲介営業の場合、1件あたりの契約で得られるインセンティブはそう大きいものではありません。 そうした中でも、高額な契約をより多く決めることでインセンティブの額を大きくすることできるでしょう。 トップ営業マンの年収はどのくらい? 賃貸仲介営業のトップ営業マンの年収は、600~1,000万円など平均年収よりやや高い額になることが多いでしょう。 一方で、1件あたりの金額を大きくしづらいため、インセンティブの額も限定的です。 より高い成果を挙げて高い年収を得たいという方は、賃貸仲介より売買仲介の方がおすすめだといえます。 不動産管理会社:インセンティブを導入していないケースが多い 不動産管理会社では、インセンティブ制度を導入しているケースは少なめです。 不動産売買や賃貸と違い、マンションやアパートなどの管理費を定常的に得るビジネスモデルなので、 社員個人が目に見える成果を上げにくい職種であるためです。 どちらかといえば、インセンティブ制度を活用して大きく稼ぐのではなく、 安定的な収入を得たい人向きの職種といえるでしょう。 ただし、中には新規管理物件の受託業務を主としており、新しく物件管理を受託することで インセンティブを得られる会社もあります。 不動産管理業務に詳しく、営業力に自信のある人はこうした形態を取り入れた会社への転職を検討してみるのもおすすめです。 不動産管理の求人を見る インセンティブ相場を理解して不動産営業に転職しよう 以上、不動産営業におけるインセンティブ制度の詳細や相場、 職種別のインセンティブの額の違いについて解説してきました。 インセンティブは人によって向き不向きが大きく分かれる制度です。 成果を上げ、とにかく高い収入を得たい人には向いていますが、 安定した収入を得たい人や、精神的なプレッシャーを抱えやすい人にとっては、 負担が大きい制度とはいえます。 また、職種や会社のよってインセンティブの割合が異なるため、 転職を考える際は、その会社がどの程度の割合をインセンティブとしているのか、 きちんと確認することをおすすめします。 インセンティブ制度を取り入れた不動産会社へ転職する際は、 ご自身の実績やスキル、仕事に対する考え方を踏まえたうえで、 転職が望ましいかどうか判断することが重要です。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
【2024年最新版】大和ハウスは年収1,000万円以上を目指せる?平均年収やどのような人が向いているのか特徴についても詳しく解説。
2023/08/07
大和ハウスは住宅建築や不動産を中心に事業展開を行う企業です。 東証プライム市場に上場しており、業界内で圧倒的な実績を誇ります。 この記事では大和ハウスでは年収1,000万円以上稼ぐことが出来るのか、どんな人が向いているのか、その特徴についても詳しく解説しますので、大和ハウスに興味がある人はもちろん、その他の住宅建築・不動産企業に興味がある方も参考になさってください。 大和ハウスの平均年収と企業概要 大和ハウスの平均年収や企業概要について説明します。 具体的には以下の内容を詳しく見ていきましょう。 ・平均年収は964万円 ・事業内容 ・今後の展望 平均年収は964万円 有価証券報告書によると大和ハウスの平均年収は964万円です。(2024年9月時点) 従業員数が48,000人を超えているにもかかわらず、平均年収が900万円を超えており、全体の年収がかなり高めであることが良く分かります。 役職が上がっていくことで、年収1,000万円以上稼ぐことが出来ます。 また賞与においては直近2回実績から鑑みた予想として、全体平均で8.08か月分とのことですので、頑張りによってはより多くの賞与を得ることが可能です。 事業内容 かなり幅広い事業展開を行っていますが、主に建築事業、都市開発事業、海外不動産開発事業、環境エネルギー事業に取り組んでいます。 建築事業では戸建住宅や賃貸住宅、分譲マンションの企画から設計や施工、販売まで一貫して行っており、他にも流通施設や商業施設、介護施設、医療施設などの企画から施工も行っています。 海外事業では日中国交回復以降に中国での事業に着手し、不動産開発、ホテル運営、駐在員向け賃貸住宅の建築管理など幅広く事業を手掛けており、アジア諸国やオーストラリア、アメリカでも事業を展開中です。 都市開発事業では再開発事業や分譲宅地・工業団地の企画から販売も手掛けています。 環境エネルギー事業では再生可能エネルギー発電所の設計施工、電力小売事業、発電事業を中心に事業を展開し、再生可能エネルギーの普及に貢献中です。 今後の展望 経営方針として、「収益モデルの進化」「経営効率の向上」「経営基盤の強化」を掲げており、今後は「持続的な成長モデル」の構築を図ります。 また環境配慮型建築物を積極的に提案し、脱炭素社会への取り組みを加速させたい考えです。 大きく時代が変化する中で創業以来培ってきたパイオニア精神のもと、社会価値の創出や先を読んだ事業拡充を目指しています。 大和ハウスの口コミ・評判 大和ハウスの口コミや評判を紹介します。 実際に在籍していた経験がある方の言葉ですので、会社を詳しく知るための参考にしてみて下さい。 規模が大きな企業である為、配属先の支社や事業部により指導方針が異なるとの声もありますが、新人から中堅など研修が充実していることを評価する口コミが多く見られました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大和ハウスの口コミ① 出典:転職会議 給与はかなり良い方だと思います。 ボーナスや残業手当を入れると1,000万円越えはゴロゴロいます。 評価は上司によるところが有りますがバランスよく平等に評価してくれる所は良いと思います。 昇進はタイミングでその時の売上や固定費、家内メンバーの役職状況で遅い早いがあると思います。 持ち家の手当や車のガソリン代支給などお金に関しては良いことが多いです。 (40代後半、男性、正社員、施工管理、課長クラス) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大和ハウスの口コミ② 出典:転職会議 男性の比率が高いが、女性は非常に働きやすい環境であると思う。 出産休暇も取りやすく、復帰後も依然と変わらすに働けていると考える。 また、出産祝い制度も手厚く用意されており、福利厚生は充実していると考える。 (20代後半、男性、正社員、設計) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大和ハウスの口コミ③ 出典:転職会議 若くて経験の浅い社員でも、やる気のある社員には大きな仕事を任せてもらえます。 若い社員や、担当外の社員の意見も取り入れてもらえる雰囲気があるので、心理的安全性の高い組織だと思います。 (40代後半、女性、正社員、人事、課長クラス) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大和ハウスの口コミ④ 出典:転職会議 配属の支社、支店によって指導方針が大きく異なる。 そのためスキルアップについてはばらつきがあるように感じます。 (20代後半、女性、正社員、設計) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大和ハウスが向いている人 大和ハウスが向いている人の特徴について詳しく説明します。 以下の3つがポイントです。 ・将来のキャリアアップを目指したい人 ・安定した環境で働きたい人 ・ダイナミックな仕事に挑戦したい人 それでは具体的に見ていきましょう。 将来のキャリアアップを目指したい人 大和ハウスでは一人ひとりの生き方や価値観に合わせた成長機会を準備しています。 様々な制度を活用して自律的に将来のキャリアを計画することができます。 またワークライフバランス制度や住まいに関する制度、子育て・介護支援も充実しており、自分にとって適した環境を実現することが可能です。 安定した環境で働きたい人 住宅建設業界、不動産業界で圧倒的な実績があり、仕事をする環境も整っています。 仕事に対する評価はしっかりと行われており、結果だけではなく頑張りも評価されます。 結果だけにとらわれず、成長につながる失敗は許容される雰囲気もある環境で働くことが可能です。 ダイナミックな仕事に挑戦したい人 大和ハウスは社員の挑戦を応援してくれる社風があります。 そのため、自分の意志で手を上げると、積極的に支援してくれることが多い環境です。 個人のアイデアでも実現の可能性を会社が認めてくれれば、機会を得ることができます。 自ら機会を創り出すことや、規模の大きな仕事などダイナミックな仕事に挑戦したいと考えている人には向いている会社と言えそうです。 大和ハウスに転職する流れ 大和ハウスへの転職を実現する流れについて説明します。 ホームページ内の採用ページや転職エージェントを通じて以下の流れで転職活動を進めていくことがおすすめです。 ・公式採用ページを確認する ・転職エージェントに登録する ・転職エージェント経由で応募する それでは具体的に見ていきましょう。 公式採用ページを確認する 公式ホームページ内にキャリア採用ページがあります。 現在、技術系や営業系、その他職種など多くの募集情報が掲載されています。 職種ごとにエントリーを行う流れですので、まずは希望職種の求人内容について注意深く確認を行いましょう。 応募条件を満たしていれば、エントリーボタンをクリックして基本情報の入力を行うことで直接応募が可能です。 今後、募集職種が変更になる可能性がありますので、現時点で希望職種が募集されていなくても定期的に採用ページを確認することが重要です。 転職エージェントに登録する 直接応募ではなく、転職エージェントを通じての転職活動も盛んに行われています。 サービスを利用するためにはまず転職エージェントに登録しましょう。 非常に多く存在する転職エージェントサービスの中から、転職エージェント選びが非常に重要ですが、まずは業界に特化したエージェントがおすすめです。 大和ハウスの求人も取り扱っており、住宅建築・不動産業界に特化したエージェントであるリアルエステートWORKS に登録をおすすめします。 業界トップクラスの求人数で大和ハウス以外の稼げるハウスメーカー営業職の求人も豊富です。 転職エージェント経由で応募する 気になる求人があれば、転職エージェント経由で応募してみましょう。 企業は転職エージェントに対し、非公開求人として一般公募していない職種やポジションの紹介を依頼している場合があります。 非公開の求人案件はエージェント経由でしか出会うことができません。 実際にエージェントから一般公開されていない職種やポジションの案件を紹介され、選考に進んだ結果、採用される可能性もありますので、転職エージェントに登録し、相談してみることは非常に重要です。 また応募する会社の特徴や強み、求人内容や選考方法などについて詳しくサポートを受けることができます。 また面接日程の調整までエージェントが行ってくれるため、応募企業が多くなったとしても、効率的に転職活動を行うことが可能です。 大和ハウスの求人例 大和ハウスの公式採用ページには多くの求人が掲載されており、リアルエステートWORKSにも求人が掲載されています。 その中から以下の3つの求人を紹介します。 ・戸建住宅営業 ・賃貸住宅営業 ・不動産流通営業 それでは具体的に見ていきましょう。 戸建住宅営業 戸建住宅の建築を検討されているお客様に自社製品を提案し、住まいづくりのお手伝いを行います。 ハウスメーカーなどで営業経験がある人や宅建士資格を持っている方が対象となります。 過去に同業種での経験があり、幅広い工法があり多彩な商品ラインナップを持つ大和ハウスの戸建住宅の販売に挑戦してみたい人におすすめです。 エリアによっては土地とセットでの販売や建売での販売も可能です。 建物だけではなく、敷地調査やプランの作成、資金面などトータルでフォローを行っていきます。 賃貸住宅営業 土地を所有しているお客様に賃貸住宅を建築し、経営することにより資産価値を高めるための提案を行います。 ニーズに合わせて自由度高く設計でき、入所者のニーズに応えることが可能な商品です。 住宅に関する営業経験や金融業界での経験などを有する方が応募対象となります。 また建築後の管理・経営までサポートを行うため、非常にやりがいのある仕事です。 まずはお客様とじっくりと信頼関係を構築することからスタートです。 不動産流通営業 不動産流通営業業務を行います。 不動産信託受益権売買物件の現地調査、社内関係部門との連携や意見調整、金融商品取引法に関する書類の作成業務など、幅広く担当します。 不動産信託受益権の実務経験が3年以上あることが応募の必須条件です。 経験がある方にとっては充実した福利厚生や大手企業の地盤の元でより規模の大きな仕事に挑戦できる機会が多くなることでしょう。 その他の求人を見てみる まとめ この記事では大和ハウスの平均年収や向いている人の特徴などについて詳しく説明しました。 大和ハウスは東証プライム市場に上場している住宅建築・不動産業界で圧倒的な実績を持つ企業です。 社員の平均年収も高く、十分に年収1,000万円を目指せる環境が整っています。 大手企業として豊富なキャリア形成が可能な点やスケールの大きな仕事に携わることが出来る点などから人気の企業です。 そのため、大和ハウスへの転職に興味がある方は転職エージェントとともに転職活動を進めていくことがおすすめします。 その中でも住宅建築・不動産業界に特化したエージェントであるリアルエステートWORKSは、大和ハウスを含むハウスメーカーの稼げる求人についてノウハウが豊富です。 また、書類選考や面接についても的確なアドバイスを受けることで採用可能性が高まります。 入社まで無料で充実したサポートを受けることが出来る点も安心です。 大和ハウスの求人に興味がある方はお気軽にリアルエステートWORKSまでお問い合わせください。
不動産営業はきついって本当?現役不動産営業が解説!
2022/08/09
不動産営業職について皆さんはどのようなイメージがありますか? 「高額な商材を動かしていてかっこいい」 「営業力が高そう」 「稼いでいそう/年収高そう」 上記のようなポジティブな言葉を耳にすることはよくあります。 それとは別に 「ノルマに追われてそう」 「休みがなさそう、残業多そう」 「精神的にも体力的にもきつそう」 なんてネガティブな言葉をよく聞くことも。 実際のところどうなのでしょうか? 今回は、実際の不動産営業メンバーに話を聞いて、「不動産営業は本当にきついのか?」を考えていきたいと思います。 不動産営業職の求人を紹介してもらう 不動産営業できついと感じることは? それではまずは始めに、不動産営業として働いていてきついと感じることについて、不動産営業メンバーの回答をご紹介致します。 ◎不動産営業できついと感じること ・数値評価のサバイバルであること ・完全成果主義の文化 ・お客様都合で休みに変更が生じる ・売上を上げ続ける再現性が出しづらい ・常に成長し続けないといけない 数値評価のサバイバルであること 不動産営業は完全成果主義の環境がほとんどです。 周りから信頼されていたとしても数字が上がらなければ降格しますし、成果が上がっていない人がなにか意見を言うよりも、成果を上げている人が言う意見の方が優先されることもあります。 また、1ヵ月売れればいいのではなく、働いていくうえでは毎月コンスタントに売上をつくっていかなければいけません。 1回高額な商品を販売してその後成果が上がらなかった場合は「運が良かったんだね」と言われてしまっても文句は言えません。 数字が出せる人が褒められて、昇給や昇格していく不動産業界の環境は、安定してゆったりと働きたいという方にはきつい環境でしょう。 完全成果主義の文化 前述にもある通り、不動産営業は完全成果主義です。 年功序列型の企業では年齢が上がるにつれて役職がついて役職手当がついてと昇進・昇給が必ずありますが、完全成果主義の場合は成果が伴わない場合は役職が上がることはありません。 昇給に関しても、固定給+インセンティブを取り入れていることが多く、一定の額までは固定給が上がるかもしれませんが、段々と上がらなくなってきます。 20代のチームリーダーの下で30代のメンバーが働く構図は不動産業界では良くあることですし、逆に言えば20代から店長や責任者クラスの役職に就くことも可能です。 成果を挙げている人や、20代など若い人にとっては素晴らしい環境ではあるものの、40代、50代と年齢が上がるにつれ、成果が出ていないときつく感じる場面も出てくるでしょう。 ただ、20代の私としては考え方かなと思っており、前職では年功序列型で「なぜこの人が自分の上なんだ?」と思うことがありましたし、上の人が退職する、もしくはポジションが増えない限り自分が上にいくことができませんでした。 完全成果主義のお陰で、自分が成果を上げている限りは上にいくことができますし、同じ役職の人と話していても「この人はこのポジションであるべき人だ」と思うことができます。 上に行きたいという意欲がある人は、この完全成果主義についてきついポイントではありつつも嬉しいポイントにもなりうると思います。 併せて読みたい! 不動産営業に向いているのはこんな人!当てはまったら不動産営業に転職を お客様都合で休みに変更が生じる 不動産営業は基本的に土日が出勤で火水がお休みのことが多いです。(求人によっては土日休みも) ただし、これはシフトとしてであり、自身のお客様が水曜日の商談を希望する場合は水曜日を出勤にすることもあります。 振替休日を取ることができることが多いので休みが変わるだけですが、企業によってはサービス出勤となってしまい振替休日が取れないことも。 というのも1日お客様対応をしていたのであれば休日出勤扱いにできますが、1時間だけ、または10分だけお電話いてお客様対応をしていましたとなると目を瞑ってくれとなってしまう企業があるのです。 オフィス仲介営業などは相手の会社自体が土日休みの場合が多いため、休みが変動することは少ないですが、toC営業だと変動や休日にお電話にてお客様対応をするということは視野に入れておいた方が良いかもしれません。 ただ、本当にこちらは企業や職種により、会社携帯は休みの日は会社においておくという企業もありますので、そうするとサービスでの休日出勤はなくなります。 また、土日休みの求人はお客様と連絡が通じないから土日休みということが多いですので、休みに変動を持たせたくない場合は土日休みの求人を視野に入れて頂くといいかもしれません。 土日休みの不動産営業職に転職する 売上を上げ続ける再現性が出しづらい コンスタントに売上を上げ続けようと考えたときに、一番最初に実践するのが成功体験を軸にして同じことを行うことだと思います。 例えば、Aについて話して興味を持たれたら次Bを説明。その後テストクロージングを挟んでクロージング。その場で契約ができなかった場合、3日後にその物件に興味を持っている人が出ましたとお伝えして2回目の商談。そして契約。 という流れで成約が生まれた場合は次の方にも同じこと実践しませんか?なぜならこの流れで成約が生まれたので。 自分なりの売り方を見つけていくというのは自分の成功体験から徐々に自分なりの商談の流れを作っていくということだと思います。 ただし、この成功体験は常に成果が出るわけではないのが難しいところ。 お客様によって提案する物件が違ったり、同じ物件でも気に入るポイントが違ったり、また性格によってごり押しした方が良い場合と紹介するだけでクロージングをしない方が良い場合など本当に違います。 以前これで上手くいったから次も成功するだろうと思って行ったけれども撃沈…なんてことばかりですので、再現性を出すのは難しいなと感じます。 常に成長し続けないといけない 不動産営業はゴールがありません。 コロナウイルスの拡大により都心部から少し外れた地域の需要が増えることもありますし、どこかに新しい駅や路線が作られれば周辺の地価が変わります。 このように外的要因によって変わる点がいくつもあり、お客様に質問されたときにしっかりと答えられるようにするためには日々勉強が必要です。 直近では住宅ローン減税の内容が変わると話題になっていましたね。 住宅ローン控除改訂に関する記事:国土交通省のHPより 知識の面だけではなく、営業を行っていると、いつもと同じように行っているはずなのに全く売れない時期が出てくると思います。 「いつもと同じようにしているはずなのになんでだろう」 と思っていましたが、そうではなく、いつもと同じだからダメだったのだと気づきました。 十人十色ですので、全く同じお客様は存在しません。なのに自分が全く同じ営業をしていたら購入するはずのお客様も購入までいきません。 また、自分が得意なペルソナのお客様だけと接していると限界が来てしまいます。 自分は同じでお客様を合わせるのではなく、お客様の年齢や性別、職業やバックグラウンドによって自分の商談の仕方を変えていくべきだと私は思いますので、そういう意味では本当に毎日成長し続けなければいけないなと感じます。 不動産営業職に転職する 不動産営業はきついだけなのか ここまで不動産営業のきついポイントを紹介してきましたが、では不動産営業はきついだけなのでしょうか? もちろん違います!不動産営業はきついだけではなく楽しいことももちろんあります。 詳しくは別の記事で記載させて頂きますが、今回は簡単に不動産営業の楽しいと思うポイントをご紹介致します。 不動産営業の楽しい面 不動産営業のきついと感じるポイントと表裏一体な点もありますが、下記が不動産営業の楽しいところになります。 良くも悪くも数字で評価されるため、頑張りが反映される 不動産営業は数字で全て反映されるため、頑張りがお給料だったり賞与だったり昇格だったりと色々な部分に反映されます。 一緒に働くメンバーから褒められたりすることも多くなってきますので、頑張ったことが目に見える点は不動産営業の楽しい点と言えるでしょう。 不動産以外のことにも詳しくなり、自分のプライベートにも活かされる 私の周りの人を見ていくと、不動産営業で働いている人は自身の不動産を所有している人が同年代の不動産業界以外で働いている人と比較して高いです。 不動産は借りるより買った方が全体的にみたときにお得、どの地域が良いのか、投資用として購入することも視野に入れて購入、など、不動産に関する情報が多く入ってくるためだと思います。 他にも不動産に関わらず、取り扱い地域の沿線情報や地域の情報に詳しかったり、株に関する情報が詳しかったり、それこそトーク力も人一倍高かったりすることが多いです。 不動産営業では色々な知識が必要になってきますので、不動産営業として活躍していくことで博識になれるでしょう。 どの職種でも同じだと思うのですが、最初から楽しいと思えていなくても、働いているうちにどんどん楽しさがみえてくるものだと思います。 初めは数字を上げることしか考えていなくても、段々とお客様のことを考えられるようになり、お客様のことを考えた提案や行動をすると自然に数字もついてきて、そしてどんどん楽しくなっていきました。 そのため、まずは行動あるのみ。始めの2,3ヶ月で仕事のきつい/楽しいを判断せず、まずは半年ほど全力で取り組んでみていただけたら不動産営業の楽しさにも気付いてくるのではないかなと思います。 【結論】不動産営業はきついけど楽しい 今回は、不動産営業のきつい部分、楽しい部分をお伝えしてきました。 いかがでしたでしょうか? タイトルにも書いた通り、不動産営業はきついというのは本当です! ただ、それはどの仕事でも一緒で、きついポイントはどの仕事にもあって、そのきついポイントが自分にとって大丈夫なポイントかどうかが大切です。 そして、きつい部分を理解しつつも、このきつさであれば自分は大丈夫そう!と思って頂ける方がいれば、是非不動産営業に転職してきてください! 不動産というのは衣食住のうちの1つですので、需要がなくなることはありません。 さらに不動産はかなり高額な商材となり、人生で一番の大きな買い物になったり、人生の大きな決断の1つとして挙げられることも多いです。 その決断に携われる、大変貴重な仕事でもありますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。 不動産営業職に転職する
不動産営業担当から独立した私のステップアップ過程をご紹介
2022/06/23
「将来独立をしたい。このまま今の会社で不動産営業として働いていてもいいのだろうか?」 「不動産業界で独立するためにはどうすればいいの?」 不動産業界での独立・起業を目指す場合、不動産営業ではどのようにキャリアを積みステップアップしていけばいいのか気になる方もいると思います。 不動産会社はその企業により主とする業務が異なるために、必ずしも不動産業界で皆が同じようなキャリアの積み重ねをするわけではありません。 しかし基本的に営業職では、「賃貸仲介から始まり~売買仲介~土地建物販売」というキャリアアップの流れだと私は考えています。 本記事では、中小企業で新卒から複数年経験を積み営業の仕方を覚え、現在は不動産独立することができた宅建建物取引士である私の独立までの流れをご紹介致します。 不動産業界で独立をご検討されている方は参考にしてみてください。 ※不動産業界での独立に必要な資金や方法についてはこちらの記事をご覧下さい。 不動産業で独立は難しい?失敗しないコツや必要な手続きを解説! 不動産業は独立しやすい?理由や独立手続きの流れ・必要な資金など解説 不動産転職エージェントに登録する 独立したい方にはまず賃貸仲介営業がおすすめ もともと学生時代から「いつか独立したい」とは考えていたのですが、どの業界で?何歳くらいに?などはまだ明確に決まっていませんでした。 そんな私は新卒で不動産会社に入社し、まずは賃貸仲介営業の業務を行います。 今になって思うことですが、この選択は間違っていなかったと思います。賃貸仲介営業は、不動産営業及び不動産業務を学ぶ基礎として最適な環境でした。 もしまだ学生の方や社会人歴が浅い方で、いつか独立したいけどまだ何がしたいか分からず迷っている…という方には是非賃貸仲介営業をおすすめします。 というのも、賃貸仲介営業では、社会人としての基礎的なマナーや不動産に関わる基本的な業務を覚えるのに良い環境だったからです。 賃貸仲介営業のあとに売買仲介営業や土地建物販売業務も行ってきて思うことですが、売買仲介営業や土地販売などをいきなり始めてしまうと、取り扱う額も大きく、かつお客様の属性も高いため、賃貸仲介営業よりも精神的なストレスを強く感じるでしょう。 そのトラウマから不動産営業自体を敬遠してしまったり、不動産営業が楽しいと思えなくなってしまうのでは?という懸念点があります。 そうすると独立後に必要な「営業」部分を避けてしまうようになりかねませんので、まずは賃貸仲介営業で不動産業界のベース部分や流れをつかむことで、後に売買仲介や土地などの取扱額が大きなものを販売できるようになっても楽しく営業を行うことができるでしょう。 そのほか、今思い返したときに私が賃貸仲介営業をおすすめする理由をご紹介します。 若いときに成功体験を積める 不動産売買や土地の仕入れなど、価格帯が高額なものは基本的にはすぐ結果は付いてきません。1年間の仕入れ目標が2件の場合、半年に1回しか契約というイベントがないのです。 人に感謝されることや申込が取れた時に達成感を感じる方も多くいらっしゃいますので、その回数が少なければ少ないほどやりがいを感じる頻度が少なくなってきてしまうでしょう。 また、成功体験を積むことで自分に自信がついてきます。その自信がお客様にも伝わり、立派な営業として成長していきますが、成功体験が積めない場合は自分のやり方があっているのか、自分はできない人間なのではないかとマイナスの考えをしてしまうため自信がついてきません。 そういう意味でも、まずは取扱額の小さな商材から始めることで自分の営業力に自信を持つことができます。その自信が身に着いた状態で取扱額の大きな商材を販売していけば、自信が確信に変わりますし、大きな額を動かしているという部分にやりがいを感じてくるでしょう。 キャリアについて悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業がおすすめ 私の経験にはなりますが、賃貸仲介営業で基本的な業務を覚えて下積みをし、契約件数をこなしながら成功体験を積んでいったり営業の楽しさを覚えた上で、取り扱う金額を上げ、スキルのステップアップをしていくという流れが良いと考えています。 賃貸仲介営業を経験しておくと、収益不動産の売買や売主との折衝などの能力が自然と身につきますし、管理部門などへ配属になっても潰しが効くようになっているでしょう。 そのため、独立を考えているけれども最初の1歩をどうしようか悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業をおすすめ致します。 不動産業界で独立するために学ぶべきこと 次に、私が不動産業界で独立するために賃貸仲介営業時代に学んだことをお伝えします。 社会人としてのマナー、不動産の基礎を覚える 私は新入社員として入社したので、社会人経験がなく何もできない状態でした。 電話の対応方法もメールのマナーも、名刺の渡し方からわからない若者でしたので、まずは基礎的なことを覚えていきました。 ・電話対応、メールのマナー、名刺の渡し方 ・車の運転(町に慣れる、駅を覚える) ・物件の写真撮り、不動産サイトへの物件登録(HOME’S/SUUMO等) ・業界用語を覚える ・住宅の設備や間取りの見方を覚える ・その他、社内ルールなど 賃貸仲介営業は、店舗運営の一員として行うことが多いので、基本的に上長に店長が存在します。 店長は店舗運営の責任者ですので、ルールやマナーを教えてくれますし、最初の頃は仕事に関して指示を行ってくれます。 しかし、営業職たるもの受け身ではいけませんので、休日に町を散歩して学校の場所やスーパーの場所を覚えたり、物件を1つでも多く内見し覚えていく姿勢が大事です。 お客様の集客方法を覚える 最初の頃は、来店する成約しやすいお客様はトップ営業の先輩や店長が接客を行うので、新人のうちは自分で集客したお客様を接客することが多いです。(店舗によると思いますが・・・) 集客には、以前ご来店いただいたけれども成約にならなかった方に対して再度ご連絡をしたり、ご成約いただいた方に紹介をしてもらったりなどいくつかの方法がございます。 少しチャレンジして集客できなかったらから自分は向いていない。ではなく、数を打つことが成果に繋がる業務ですので、まずは数をこなすことを考えながら行いましょう。人によって「やりきった」と感じる数は違うと思いますので、「目標の1.5倍」または「同期が行っている平均の1.5倍」を目指すと良いでしょう。 人より多くやったという達成感や事実は、自分への自信にも繋がりますし、その行動は成果につながっていきます。 そうして数をこなしていき、成果を出せるようになってきたら、次はどれだけ少ない時間で集客ができるようになるかという質の部分を考える方が効率的です。 また、お部屋探しのお客様の集客は、後に売買のお客様を集客する際の基礎となります。売買の場合は、呼び込みさえも上司に取られてしまいまうことがありますので、賃貸仲介営業のときにしっかりと基礎を磨き、集客ができるようにしておきましょう。 集客がなければなにも始りませんので、集客は業務として重要ですし、やはり集客が上手な人は成績上位として表彰させる方が多いです。 新規接客・追客方法を覚える 賃貸仲介営業ではとにかく接客の数をこなしましょう。 なぜなら一番の成長のコツは、「慣れ」と「自分の営業スタイル」を確立することだからです。 基本的に接客のマニュアルは存在しません。もちろん最初はトップ営業などを真似ていくことで基本を身につけていきますが、トップ営業と同じことをしても同じように成果が上がらないのが不動産営業です。 数をこなして「自分の営業スタイル」を確立させましょう。後に売買営業を行う際も、自分のスタイルが大事になります。 集客の面でも言えることですが、数をこなす際に、本当にただ数をこなすだけでは成長できません。 ・初回はどのようなアプローチを行ったのか ・相手はどのような反応だったのか ・そのとき自分の対応がどうだったら良かったと思うか ・一度で決まらなかったお客様には次回どのように成約に結びつけていくのか など、自分が行う行動に理由をもち、そしてその行動に対しての振り返りを行うようにしましょう。 そして1回目は10あるステップのうち2ステップ目で落ちてしまったのであれば2ステップ目の行動を見直し、2ステップ目は8割以上の方でクリア出来るようにしたら次に進んでいくようにしましょう。 書類の作成方法などを覚える 営業の経験を積んでいくのと並行し、契約書類や重要事項説明書類などの作成ができるようになりましょう。また、宅地建物取引士の資格をお持ちであれば、重要事項説明などを行えるように業務の幅を広げていくことが重要です。 売買仲介営業を行うようになると、書類作成などもほぼすべて自分で行います。賃貸仲介営業のときにこちらも数をこなしスムーズに業務が行えるようにしましょう。 少し余談ですが、宅建資格は余裕があれば賃貸仲介営業時代に取得しておくことがおすすめです。「賃貸仲介営業時代」というよりかは、1社目で取得しておくことがおすすめです。 理由はいくつかあるのですが、今回は2つをメインでご紹介致します。 理由①:転職する際に選択肢の幅を狭めないため 独立を目指した場合、宅建取得は必須です(正確には宅建士を採用すれば必須ではない)。けれども独立する前に取っておけばいいというのも間違いではありません。 ただ、1社目から2社目に転職する際に、宅建を持っている人と持っていない人では選択肢の幅が違います。 もし自分自身がステップアップ転職する際に、この企業めっちゃいい!という企業があったとして、その企業の必須条件が宅建保有者だった場合、宅建は1年に1回しかないので、最長1年以上転職の時期を遅らせなければいけなくなります。 もしくはめっちゃいいと思った企業を諦めるかのどちらかです。 そうした状況にならないためにも、転職を視野に入れているのであれば早い段階で宅建取得をおすすめいたします。 理由②:勉強する時間がなくなってくるため 不動産業界で働き始めて3年目、4年目になってくると自分のことだけでなく、後輩に仕事を教えたり、TOP営業になっていた場合には日々のお客様対応でかなり忙しくなります。 入社したては勉強することが仕事でもありますので、勉強ができるうちに資格取得を目指すことがおすすめです。 また、宅建の勉強で学んだことは仕事に活きることが必ずあります。特になることはあっても損になることはありませんので、是非1社目、かつ入社後に少し落ち着いてきたら宅建の勉強を開始することをおすすめ致します。 宅建に関する記事: 不動産業界特化型転職エージェントが解説!宅建は転職において有利になるのか 不動産業界で働く宅建士の年収は宅建を持っていない人よりも高いのか 不動産業界で独立するために、店舗責任者(店長)として経験を積む 私の場合、賃貸仲介営業を3年ほど経験した後、店舗責任者(店長)としてステップアップしました。店舗責任者となることで、お客様の接客のみならず他の様々な業務を学ぶことができます。 下記に店舗責任者として働く中で学んだことをまとめます。 店舗運営を学び、売上管理を行う 店舗運営や売上管理は、今後のキャリアアップには重要な業務です。 店舗運営をすることで、マネジメントやスケジュール管理を嫌でも行わなければいけないので、営業としてのスキルが一気に上昇します。 またクレーム対応を行う責任者となることで、取り扱う法律にも強くなります。 店舗責任者となることで、自社物件のプロパティ(管理運営)やリーシング(入居付け)などにも意識がいき不動産により精通するようになります。 売買仲介に挑戦する前に、店舗責任者のポストが空いていれば積極的に行うことを推奨します。 会社運営の一部でもあるため、不動産業で独立する際にもこの経験が生きてくるでしょう。 人脈を一気に増加させる 店舗責任者となることで、地域の大家さんや管理物件のオーナー様と会うことが増えます。また、地域の主要な不動産業者との折衝なども増えてきますので、人脈が一気に広がります。 この人脈は、売買仲介営業に転職した際の「最初の商談相手」になる可能性が大きいです。 ぜひ積極的に人脈を広げていきましょう。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界で独立するために、売買仲介営業でキャリアを飛躍させる 私の場合、賃貸仲介営業と店舗責任者を経験したことで、下積みがある状態で売買仲介営業に進むことができました。 私が勤めていた不動産会社は、収益不動産の売買仲介・新築マンションの企画販売が売上のほとんどを占める花形の部署であったので、営業としては順調にキャリアを積んだのではないかなと思っています。 5~6年を賃貸仲介営業と店舗運営を経験したので、売買仲介営業を始める際も「知識・人脈・自信」がある状態だったことは、大きな人生の糧となりました。 個人で独立した現在も、その経験は活きていると思っております。 ぜひ皆様も不動産の花形を目指してみてください。 住宅ローン、投資用不動産ローンについて知る 売買仲介営業では、取り扱う価格が高額になります。 今まで触れてこなかった金融関係や税金関係の知識をしっかりと学ぶことが重要です。 不動産を売り買いするお客様と接するときは、お金について知識があることが大前提になります。 できれば、不動産投資に関する書籍などで個人的に勉強をしておくことを推奨します。 売買契約書、重要事項説明書の内容を理解し知識を深める 売買契約書は賃貸借契約書と比較し、契約条項の内容が事細かで複雑です。 現地の道路関係や水道管、または法律に関する条項がかなり専門的になっております。 宅地建物取引士の方は、勉強してきているので理解しやすいかと思いますが、実務となるとそれ以上に専門的で正確な情報でなければいけません。 一見、机上の知識だと思われますが、これらを深く知ることは営業にも活きてきます。 苦手でも克服し、自分の知識にしていくことがキャリアアップに繋がりますので、しっかりと学ぶ姿勢でいることが重要です。 ちなみに、売買営業の上司でも、契約関係書類などが雑な人もいます。 また、だらしのない業者や不備の多い契約書なども多くあります。自分の目を肥やし、正確な情報が提供できる人間になることがお客様から信頼されるポイントです。 不動産独立時には不動産のなんでも屋になる 私の場合、本記事に記載してきたようなステップアップ過程を経て、現在独立することができました。もちろん、私が経験してきたことは不動産のすべての事柄ではありません。 もし皆様が、不動産に就職・転職し、最終的なキャリアを売買営業や新築販売などを目指すのであれば、近道をせず上記のことを一つ一つ身につけて行くことが大事です。 また会社にもよりますが、不動産営業はお客様にとって基本的になんでも屋です。 物件のことはもちろんですが、法律のこと、ローンや税金のこと、地域や学校区のことなどなんでも知っていて当たり前という前提で商談をしてきます。 ステップアップの過程はありますが、不動産に身を置くのであれば、一生勉強しなければいけないということを知っておいてください。 皆様の不動産のキャリアアップに少しでも役立つと幸いです。 不動産転職エージェントに登録する
【2024年最新版】不動産業界が向いている人はどんな人?5つの特徴と向いていない人の特徴を解説
2022/06/03
稼ぎたい、営業力を身につけたい、新しい業界にチャレンジしたいなど、ポジティブな理由から不動産業界への転職をご検討されている方も多いのではないでしょうか? 一方で、不動産業界で働くことに疲れた、不動産業界以外の業界に転職したいと考えて不動産業界から別業界に転職される方がいらっしゃるのも事実です。 ダイヤモンド社が発表した「年収が高い不動産会社ランキング2023【全129社完全版】」 によると、ランキング1位の会社の平均年収は1,904万円であるなど、やはりイメージがある通り、不動産業界は非常に高収入です。 不動産業界はインセンティブ制度を導入している企業が多いため、年齢や勤続年数が上がるにつれ固定給が確実に上がっていくわけではないけれども、若くても実績さえあげられれば、年収1,000万円以上の高収入が期待できる業界といえます。 稼ぎたいから不動産業界に行きますと言ってこれまで経験してきた業界から新しい業界にチャレンジするとなると、 「興味はあるけど自分が向いているかどうか分からない」 「不動産業界は色々な話を聞くから自分がやっていけるかどうか不安」 などの理由からすぐにチャレンジできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、不動産業界に向いている人の特徴や理由、不動産業界に向いていない人の特徴について解説していきます。 是非最後まで読んで、不動産業界への転職の参考にしてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界はどのような業界なのか そもそも、不動産業界はどのような業界なのでしょうか。 今回は、不動産業界に勤めて4年経った私が、不動産業界で働く人と話していたり、自身が思っている「不動産業界」についてご紹介致します。 アナログ まさに最近、不動産×ITを推進した不動産テック企業が増えてきましたが、それでもまだまだアナログな業界です。 内覧を行く際には名刺をFAXで送ってくださいというのもつい最近の話ですし、色々意図があると思いますが、業務で使用する携帯がスマートフォンではなくガラケーということも。 不動産会社向けの営業をかける際は電子メールで送るよりもFAXで送った方が引きあがりが高かったりします。 その他、契約書は紙で行うので対面ではないとできなかったり、書類をかなり使用する業界です。 もちろん徐々に変化していますが、もし効率化などを求めている方は不動産テック企業など企業選びをしっかりと行った方が良いかもしれません。 不動産テック企業の求人を見てみる チャレンジ意欲が高い 高校や大学を卒業した際に、不動産業界に入ったきっかけを聞いてみると ・社会的インパクトのある仕事がしたい ・営業力を身につけて将来的に起業したい ・一番きつそうな業界に挑戦したい といったような声を良く耳にします。 不動産業界=営業のプロフェッショナル、普通の業界より大変そう、というイメージを持つ方も多いようで、そのような不動産業界を選ぶ方が集まるので必然的にチャレンジ意欲が高いように思います。 実力主義 不動産業界といったらという感じではありますが、年功序列よりかも実力主義の企業が多いです。 20代で役職がつくこともありますし、逆に40代、50代になっても役職がつかないこともあります。 こればかりは自分がどれくらい仕事ができるかと、周りがどれくらいレベルが高いのかで変わってきますので何とも言えません。 ただ、人事の方などと話していて思うのは、評価をしないようにしているというよりかは、頑張ってくれている人がもっと頑張ってくれるように評価をしようという意図の方が高いと思います。 では次に、そんな不動産業界に向いている人の特徴をご紹介致します。 不動産業界に向いている人:お金をたくさん稼ぎたい 不動産業界の特徴でもある稼げる。この特徴である「お金をたくさん稼ぎたい」という想いがある人は、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「お金をたくさん稼ぎたい」という方が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 目的意識が明確であることが大切 「お金をたくさん稼ぎたい」という方は、目的意識が明確です。 不動産業界はノルマが厳しいケースも多い反面、実績に応じて支給されるインセンティブも高額になります。 実績をあげれば高額な年収が期待できますが、不動産業界において目標を達成し続けるには、かなりのストレスがかかってくるものです。 そのため、「お金を稼ぎたい」という明確な目的があれば、目標達成に向けてひたむきに努力できる可能性が高いでしょう。 こうした点からも「お金をたくさん稼ぎたい」という方は不動産業界が向いているといえるのです。 20代で年収1,000万円も可能 不動産業界の特徴として、20代で年収1,000万円も夢ではありません。 不動産業界において、特に営業職では「基本給+インセンティブ」という給与体系を採用している企業が多く、実績が挙げられれば高額な収入が期待できるのです。 また、もっと稼ぎたいという方には、完全歩合制(フルコミッション)の会社もおすすめできます。 完全歩合制の場合、基本給はないものの、歩合の割合が高いという特徴があります。 実績がなければ収入が0になるリスクはありますが、実績さえ出せればより高い収入が見込めるでしょう。 このように、たくさん稼ぎたいという方にとって不動産業界は向いている業界といえるのです。 フルコミッションの求人を見てみる 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:人と話すことが好き 「人と話すのが好き」という人も、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「人と話すのが好き」という人が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 さまざまな人とコミュニケーションを取る必要がある 不動産業界では、お客様、オーナー様、社内メンバー、他の不動産会社の人などさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるため、人と話すのが好きな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 不動産業界の業務の多くは人と話すことで成り立ちます。 これは不動産営業職だけでなく、不動産管理やAM、不動産事務や宅建事務など幅広い職種で言えることです。 また、不動産業界は様々なタイプの方とお話するのも特徴です。 例えば、一人暮らしの学生やサラリーマン、不動産投資を検討しているシニア世代の方、住宅取得を考えているファミリー層の方など実にさまざまです。 こうした点から、話すこと自体が好きな方に向いている業界だと言えます。 一生の付き合いとなるケースも 主に不動産売買仲介の場合、一生の付き合いとなるケースも少なくありません。 不動産の購入は顧客の人生において最大の買い物となるケースも多いものです。 この時に顧客の要望を適切に聞き取り、ニーズに沿った提案ができれば、顧客からの信頼が得られ、その後もさまざまな相談をされるケースも考えられます。 また、顧客から紹介を貰えるといったケースも多いものです。 こうした点からも顧客と一生の付き合いになるケースも考えられるでしょう。 ×向いていない人:ただ話が長い人 人と話すのが好きな人が不動産業界に向いていると紹介しました。 一方、話すのは好きだけれどもただ話が長い人は不動産業界に向いていないといえます。 というのも、不動産業界で取り扱う商材は価格が高いものが多く、1回で契約が決まるというよりは何回も会うことによって信頼関係ができ、契約に繋がります。 そのため、1回目で「ひたすらに話が長い」という判定を受けてしまうと、2回目、3回目とアポイントが取りずらくなってしまうため、メリットを簡潔にお伝えしながらお客様が求めている内容を話せることが大切です。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:負けず嫌い 「負けず嫌い」という方も不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「負けず嫌い」という方が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 社内や社外にライバルがいると強い 負けず嫌いな人は、ライバルがいるとより良い実績を出そうと努力する傾向にあります。 不動産業界は自分の成績だけでなく、同僚の成績も表に出やすいです。 各人の成績が分かるように壁にグラフを張り付けている会社も少なくないでしょう。 負けず嫌いな方は、先輩や同僚に営業成績で負けたくないという気持ちも強く、少しでも良い成績が出せるよう業務に邁進できる方が多いです。 このような点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 成績を挙げる人は褒めたたえられる 不動産業界では、成績を挙げる人は社内でも褒めたたえられます。 そのため、負けず嫌いな方は、先輩や同僚よりも良い成績を挙げて褒められたい、負けたくないと考え、一生懸命努力するケースが多いでしょう。 そして、褒められると更にやる気が出る方は常に頑張ることができる環境です。こうした点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:細かくチェックできる 不動産業界に向いている人の特徴として、「細かくチェックできる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、細かくチェックできる人が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 大きなお金が動く取引をするため 不動産の売買では、大きなお金が動く取引となるケースが多いです。 不動産の購入は、人生最大の買い物と言われます。大きなお金が動く取引となるため、ミスがないように慎重な対応が求められるものです。 そのため、細かくチェックできる方はミスを起こしにくく不動産業界に向いているといえるでしょう。 また、不動産業界の中でも不動産管理の場合、清掃や入居者とのコミュニケーションなどにも細やかな対応が求められます。 こうした理由から「細かくチェックできる」方は不動産業界に向いているといえるのです。 不動産取引はトラブルが多い 不動産取引はトラブルが発生するケースも少なくありません。 不動産取引においては、説明しておかなければならない項目が多くあります。 説明が漏れていたために大きなトラブルに発展するケースも多いです。 このようなトラブルの発生を防ぐためにも、細かくチェックできる方は不動産業界に向いているといえるのです。 また、トラブルが多い営業は成績を上げ続けること自体が難しくなります。 顧客から信用される営業でないと不動産業界で活躍するのは難しいでしょう。 こうした点からも細かくチェックできる方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:勉強を継続できる 「勉強を継続できる」方は不動産業界に向いている人の特徴として、「勉強を継続できる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、「勉強を継続できる」方が、不動産業界に向いている理由をご紹介します。 多方面で専門的な知識を求められるから 不動産業界は、多方面で専門的な知識を求められる仕事です。 最新のトレンド情報など顧客の求めている情報をキャッチし、最適な提案を行っていくには日々の勉強が欠かせないでしょう。 例えば商業施設の場合、周辺にオープンした店舗情報や時代のニーズなどの説明を求められるケースも多いです。 また、さまざまな質問をされるケースも想定されます。 こうした質問に的確に答えるためにも継続的に勉強ができる人が求められるのです。 法改正が影響する 不動産業務においては、さまざまな法律知識も必要です。 また、税法など毎年のように法改正が行われるケースも多く、常に勉強をしていないと顧客に間違った情報を教えてしまう可能性があります。 間違った情報を伝えてしまったり、顧客からの質問に答えられなかったりすると信頼を失ってしまうでしょう。 こうしたリスクを避けるためにも、継続して勉強できる人が必要だといえます。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いていない人の特徴 では次に、不動産業界に向いていない人の特徴をご紹介致します。 向いていない人:チームでなにかを成し遂げたい人 会社にもよりますが、不動産業界はチームでなにかを成し遂げるというよりかは、個人で売り上げ目標を達成しに行く意識が強い傾向にあります。 そのため、チームでなにかを成し遂げたい人には向いていないかもしれません。 不動産営業の場合はインセンティブも、チームで売り上げを達成したらいくらかもらえるわけではなく、1件販売したらその手数料に対してインセンティブがもらえますので、そうすると誰かにより個人で頑張るという意識が強くなってくるでしょう。 向いていない人:ヒアリングができない人 不動産業界では取り扱う商材の額も大きいため、お客様もかなり迷われます。 また、賃貸仲介などでは額は大きくないものの、100%マッチするお部屋じゃないと迷いに迷って他の不動産会社ならもっといいお部屋を探してくれるのではないかと考えます。 ではどうすればお客様が納得度高く自身が提案した物件で決めてくれるのかと考えると、お客様のニーズを引き出し、お客様の言い忘れがないようにすることです。 迷われているということはなにか懸念点があるということなので、そこの部分を解決していかないといくら強引に押してみても中々頷いてはくれません。 そのため、「お客様がこれだけ自分の要望は言ったわけだから、この会社にお願いしよう。」そして「こんなに要望を言った中で見つけてくれたんだから、確かにこの物件がいいのかもしれない。」と思ってもらうことを目指せるといいでしょう。 適性をチェックして転職を検討してみよう 本記事では、不動産業界に向いている人の特徴やその理由についてご紹介してきました。 不動産業界は、インセンディブ制度を導入している会社が多く、自分の努力次第では高年収が期待できる業界です。 自分に向いているかどうか、また向いていない場合はどのようなことに気を付ければよいのかなど、本記事の内容を参考にして不動産業界への転職を考えてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する
不動産営業は本当に稼げるの?高年収を狙える働き方について詳しく説明
2022/05/17
不動産営業は稼げるというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 「稼ぐ」「年収アップ」を軸に転職を考えている人にとって、不動産営業は実際に稼げる仕事なのかどうか気になることでしょう。 今回は、「稼ぐ」を実現するために転職活動を行っている方や、不動産営業の仕事に興味がある方に、不動産営業の仕事内容から高年収を実現するための働き方について分かりやすく説明していきます。 稼げる不動産業界の求人について聞く 不動産営業は稼げる?平均年収は400万円代 稼げるイメージがある不動産営業ですが、本当はどれくらい稼げているのか疑問に思いませんか。 結論、稼げる人と稼げない人の給料の差が大きいのが不動産営業の特徴です。 厚生労働省のデータによると不動産業の平均年収は424万円となり、全体平均の436万円を下回っている数字となっているため年収は高くありません。 年収1,000万円、年収は青天井、などという話も耳にするため、この数字を見るとイメージ程高くない年収だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 実際には不動産業界の中でも営業、AM、事務など様々な職種があり、職種によって年収は大きく異なりますし、平均年収が424万円(※)については、そのような様々な職種がある中での平均年収となります。 (※)令和元年分 民間給与実態統計調査P22 不動産営業は稼げない? 平均年収をみると不動産営業は稼げる職種ではないのかと思ってしまいます。 では、不動産営業=稼げる というイメージは嘘なのかというとそうではありません。 不動産営業でも稼げる人と稼げない人がおり、そして稼げる会社と稼げない会社があるのです。 稼ぐを軸にして転職活動をしたのに、入社してみたら全然稼げなかった…ということがないように、しっかりと不動産営業が稼げる仕組みを理解しておきましょう。 ここからは、不動産営業が稼げる仕組みについてご紹介致します。 不動産営業が稼げる仕組みを理解しよう 不動産営業が稼げる最大の理由は、お給料の仕組みにあります。不動産は給与形態に歩合制(インセンティブ制)を取り入れている会社がほとんどです。 そして、不動産という商材は人生で一番高い買い物と言われるほど高額な商材になります。 歩合制×高額商材 この二つが掛け合わさることによって、不動産営業は稼げるのです。 歩合制、インセンティブ制とは? 不動産営業の一般的な給料の仕組みは基本給(固定給)+歩合(インセンティブ)となっています。 歩合制、インセンティブ制(以下、インセンティブ制)とは、自分が販売した商材の手何%かが自身のお給料として還元される仕組みのことです。 例えば、100万円の商品を販売したら5万円のインセンティブがもらえるとなった場合、週に1つ販売することで月に4つ、計20万円が基本給にプラスしてインセンティブとして支払われます。 インセンティブの支払いは、毎月のお給料にプラスして支払われるタイプや、3ヶ月ごとに支払われるタイプ、半期の売上から計算して賞与時に支払われるタイプなど様々です。 ではなぜインセンティブ制の求人の中でも不動産営業は稼げるのか 稼ぎたいなら不動産営業以外にもインセンティブ制の求人に応募すればいいのでは? 不動産よりも月にいくつも販売できそうな商品を販売した方が稼げそう! そんな方もいらっしゃるでしょう。実際に、インセンティブ制を取り入れている求人でも一定の金額は稼げると思います。 ただ不動産営業は、1件あたりの販売額がマンション1件4,000万円など高額な商材のため、1件当たりのインセンティブも高くなり、その結果他のインセンティブ制の求人よりも稼げると言われているのです。 不動産業界は年齢や性別に関係なく実績のみで評価される世界ですので、若くとも先輩上司より稼ぐことも可能です。 もちろん同年代の他の業界に行った人よりも稼ぐことも可能です。 仕組みについて理解した上でどのような会社や職場を選べばよいかしっかりと考えてみましょう。 稼ぎたい人が応募するべき不動産営業求人とは 「よし!不動産営業に転職するぞ!」と決めて、不動産営業職の求人に手当たり次第応募しても、全部が全部稼げる求人とは限りません。 ここからは、稼ぎたい人が応募するべき不動産求人の見方をご紹介致します。 歩合制、インセンティブ制を取り入れている会社 まずは当たり前ですが、インセンティブ制を取り入れいる求人に応募しましょう。 不動産営業は給与形態として歩合給・インセンティブ制をとっている企業が多いものの、企業によってはそのような給与形態をとっていないこともありますので注意が必要です。(インセンティブ制を取り入れていない会社が悪いわけではない) インセンティブ制ではない場合、沢山販売しても暫くの間はお給与に反映されず、半年、もしくは1年に一回の昇給時にお給料がアップする仕組みになるため、稼げるとなるまでは時間がかかるでしょう。 また、販売物件数に差があってもお給料にあまり差がないという場合もあります。 今回は稼ぎたいという方向けのため、インセンティブ制ではない求人のメリットについてはあまり触れておりませんが、安定を求めている方はインセンティブ制ではない求人もおすすめです。 歩合率の高い不動産会社を狙う 次に、不動産会社で稼ぐために重要なことは歩合率の高い不動産会社で働くことです。 同じ成績でも歩合が異なると、営業の収入額が変わってきます。 その歩合率の高い不動産会社に入社し、高い成績を挙げることが、稼ぐためのポイントです。 大手企業のように「固定給は高いが歩合率は低い」という環境で高い成績を挙げても、大きく稼ぐことができません。 青天井で稼ぐなら歩合率の高い不動産会社を狙いましょう。 完全なる実力主義で数字次第の世界ですので、当然ながら成績を挙げられないと給料がさがりますので、注意が必要です。 歩合率の高い求人がどうかは、あまりサイトにも乗っていないため、直接企業に聞くか転職エージェントに聞きましょう。 1つ1つの企業に聞いてメモをしていくのは大変だと思いますので、転職エージェントに登録して歩合率が上位にくる企業をいくつか紹介してもらうことをおすすめします。 不動産転職エージェントに登録する 稼ぎやすい不動産営業職に転職しよう 不動産営業の給料形態の特徴としては固定給が低く設定されており、営業成績に応じて支払われる歩合給の割合が大きい事ですが、職種によっても特徴が異なりますので、詳しく説明をしていきます。 不動産営業の稼ぎやすさは一般的には以下のような順序です。 1.投資用不動産販売 2.実需用不動産販売 3.賃貸仲介 それでは詳しく見ていきましょう。 1.投資用不動産販売【年収2,000万円超も視野!】 資産運用を検討している方、富裕層や投資家向けに電話営業を行い、中古のワンルームマンションや新築のマンション、一棟レジデンスなどの投資用物件を販売します。 投資用不動産は、富裕層や投資家の税金対策や資産分散として用いられることが多いため、お客様が資産をもっていることもあり、比較的高額な不動産を取り扱います。 時には1億円を超える物件も・・・。そのため、インセンティブの額が高くなり、稼ぐことができます。 また、投資用不動産販売の給料は固定給が低く、歩合率が高いことが一般的なため、販売さえできればしっかりと稼ぐことができます。年収1,00万円とは言わず年収2,000万円~など成績次第で給料を大きく伸ばすことも可能です。 2.売買仲介【年収1,000万円以上を狙える!】 一般的な不動産の売買の仲介を主に行います。建売住宅や中古住宅や土地やマンションなどの不動産の販売を行います。売りたい人と買いたい人の間に入り調整役を行う仕事です。 契約が決まれば売主もしくは買主もしくは双方から手数料をいただき、その一部が歩合となります。 歩合制の会社だと1件成約するごとに歩合が給料に反映されます。 売買仲介の給料は「固定給が低く、歩合率が高い会社」と「固定給は少し高め、歩合率は低い会社」がありますので、自分の理想とする給料体系の会社を選びましょう。 稼ぎたい方は歩合率が高い会社を選びましょう。 売買仲介であれば、成績次第で年収1,000万円以上を狙うことが可能です。 3.賃貸仲介【安定した給料を得やすい】 賃貸向けの戸建て住宅やマンションなどの物件の営業を主に行い、入居希望者には物件の紹介を行い、契約を目指して活動を行っていきます。 貸したい人と借りたい人の間で調整を行い、契約が決まれば仲介手数料をもらうことが可能です。 およそ家賃1か月分の手数料から歩合が計算され支払われますので、どうしても少額になってしまいます。 賃貸営業の給料は固定給が少し高め、歩合率は低い会社がほとんどですので、契約をたくさん決めた場合でも歩合で稼ぐことは難しい環境です。 賃貸の仲介でたくさん稼ぎたい方は、事業用賃貸物件を扱うことをおすすめします。 店舗や事務所・倉庫・工場などは賃料も高めで、法人案件も多めですので、安定的な歩合へとつながる可能性があります。 頑張った分だけ稼ぎたいという方にはこの賃貸仲介より投資用不動産の販売や売買仲介の仕事がおすすめです。 会社によって歩合の計算方法など異なりますので、入社前にしっかりと確認してください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業で稼ぐ3つの方法 不動産営業で稼ぐにはいくつかの方法がありますが、その中の3つの方法について紹介します。 紹介する3つの方法を合わせて取り組むことで、より安定して稼ぐことができるかもしれません。 歩合制の高い会社で営業成績を挙げる 不動産営業で稼ぐことを考えるなら、まずは歩合率の高い会社で働くことが重要です。そして歩合率が高い会社で営業成績を挙げることが、稼ぐためのポイントとなります。 会社によって歩合の内容は異なりますので、より歩合率の高い会社で結果を出し続けることが大切です。 成果を出せば間違いなく給料に反映されますので、確実に稼ぐことができます。 役職について役職手当を貰う 不動産会社では営業として結果を出せばあまり年齢に関係なく役職を与えられることでしょう。役職と共に役職手当ももらうことができますので、固定給が少ない不動産営業にとっては安心材料となります。 役職が付くと初めはプレイングマネージャーとして自分が営業で数字を上げながらメンバーのフォローを行うような職務内容かもしれません。 役職が上がっていくにつれて、自分が営業をする機会は減っていき、全体の数字を挙げるために腕を振るう役割を担っていくことになるでしょう。 契約を獲得するために部下の商談に同席を行うことはもちろん、クレームの対応を行う必要が出てきます。 この頃にはマネージメント側に進むのか営業プレイヤーとして進んでいくのか判断する機会があるかもしれません。 マネージメント側に進んでいくなら個人の業績よりもチームの成績次第で歩合が付くかもしれません。 役職手当をもらいながら、責任の重さを感じつつ、やりがいのある仕事にチャレンジしていくこととなります。 資格を取得して資格手当を貰う 稼ぐためには資格を取得して手当を貰う方法もあります。 宅建なら毎月の給料に加えて資格手当がもらえる不動産会社がほとんどです。 資格を取得するための学費の一部負担、合格後の登録費用を負担してくれる会社もあります。 ただし宅建を取っても営業成績が上がるわけではないので、注意が必要です。 不動産営業であれば資格も大切ですが、より営業力を高め、営業成績を挙げていく方が確実に稼ぐことができます。 資格を取得することでお客様からの信頼を得やすくなる場合もありますので、資格も営業力を高めるための武器として考え、取得に向けて計画的に進めてみてはいかがでしょうか。 併せて読みたい! 宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 不動産営業は高年収を狙える職業 不動産営業は本当に稼げるのか? どのようにすれば稼げるのか?ということについて書いてきました。 不動産営業と言っても稼ぎやすい職種と稼ぎにくい職種がありますので、まず職種選びは慎重に行いましょう。 また会社によっては営業成績によって支払われる歩合制が大きく異なりますので、もっと稼ぎたいと考えている方は歩合が高い会社を選び、チャレンジすることがとても重要です。 不動産営業として稼ぐためには会社選びと職種選びがとても大切だという事を分かっていただけましたか。 あとは実力主義の世界で自分の営業力をどれだけ成長させることができるのかが稼ぐためのポイントです。 自分が望む働き方で活躍し、ぜひ不動産営業として高額な年収を目指してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産営業は女性向き?不動産業界の男女比率やおすすめできる理由を解説
2022/02/10
不動産業界で働く女性も少しずつ多くなってきました。不動産営業は女性に向いている部分も多いのですが、不動産業界は「男性社会」のイメージが強く、他の業界に比べてまだまだ女性の進出が少ない職種です。 しかし、女性の進出が少ない分実は女性が活躍できるというチャンスは大いにあります。 今回は、不動産業界の男女比率や不動産の営業に女性をおすすめできる理由を分かりやすく解説していきます。 女性におすすめの不動産求人について質問する 不動産業界における雇用人数の男女比 総務省統計局の資料(平成29年就業構造基本調査結果)によると不動産業の雇用人数は約120万人、そのうち男性が71.2万人(59.3%)、女性が48.8万人(40.7%)となっています。 平成25年度の調査結果より女性比率は3%ほど高くなっていますので、確実に女性の進出が増えていると考えることができます。 全産業の平均の数字が男性55.0%、女性45.0%ですので、いまだ不動産業界は女性比率が低い業界と言えそうです。 男女比は関係ない!不動産営業は女性向き! 不動産業界は女性が少なく働きにくいのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。 すでに事務職では多くの女性が活躍していますが、近年では不動産営業にも女性が多くなってきています。 不動産の営業職はとても女性に向いている職種です。 特に賃貸仲介営業の職種ではすでに女性が多く活躍しています。 それではその理由を紹介していきます。 併せて読みたい! 不動産業界で女性はいつまで働ける?2児ワーママの転職活動実話 不動産業界で女性は活躍できる?働き方の特徴を解説 住まいのことは女性が中心 住まいのことについては男性よりも女性が主導権を持ち、夫婦だと奥様が決定権を持っていることも多いです。その場合に同じ女性として、気持ちを理解し、お客様の悩みや気になる事に寄り添える強みがあります。 また家事の動線や掃除のしやすさ、水回り設備の使いやすさ、周辺の生活環境など女性の細やかな視点に基づいた提案が可能です。 女性客も増える中、営業担当が女性だと安心できるという声もあります。 お客様に警戒されにくい 売買仲介の営業では電話営業も多く行います。 電話を掛けた際も、男性よりは女性の方が警戒されにくく、高いコミュニケーション力を発揮して、信頼を得ることで、男性よりも高い成績を上げる女性の営業が多く活躍しています。 また女性のお客様の場合、スーツを着た男性営業だといかにも営業という圧を感じてしまう場合もありますので、柔らかい印象の女性営業の方が早く打ち解けられる可能性が高いです。 細やかな対応が求められる 物件を案内する際や打ち合わせなどの接客においては、お客様への気配りが非常に重要です。 おもてなし精神を持ち、細やかな対応や気遣いができる人はお客様からの印象も良くなります。 物件の説明や契約時における注意点など、細かな点まで丁寧に対応できることで、女性客はもちろん法人客に対してもしっかりと信頼を得ることができます。 SNSなど女性の方が受けがいい 今や不動産会社にとってSNSの活用はとても重要な業務です。 またSNSは情報発信ツールであり、コミュニケーションのツールでもあります。 定期的に記事を投稿し、ユーザーとのコミュニケーションを深め、ファンを獲得していくという仕事は女性の方が得意な人が多い印象を受けます。 また投稿内容も営業らしさを感じさせすぎず、上手に柔らかくユーザーを巻き込んでファン化させることができるかもしれません。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 女性が不動産営業職への転職で気を付けておきたい3つのポイント 女性に不動産営業の仕事が向いていることをすでにお伝えしましたが、ここでは女性が不動産営業職への転職の際に気を付けておきたいポイントを3つ紹介します。 転職前にしっかりと確認しておきましょう。 福利厚生面を確認 まずは福利厚生の内容についてしっかりと確認しましょう。 当然制度自体は設けてあっても、制度を利用しにくい雰囲気の会社ももちろんありますので、出産をしても仕事を続けたいと考える人は産休や育休を取得できる企業かどうか事前に調べておきましょう。 厚生労働省の令和2年度雇用均等基本調査によると、全産業を含めた育休取得率は女性87.5%、男性15.8%です。 それに比べて、不動産業界の育休取得率は女性56.1%、男性4.2%となっており、全体の平均を大きく下回っていることが分かります。 育児休業の取得に対する会社の意識が高まってきたといわれていますが、不動産業界は未だ男性社会の会社が多いですので、女性の働きやすい環境の整った会社を探すことが大切です。 時短勤務などにも対応できる会社の方が、子育て期間中でも状況に合わせて長く働ける可能性が高いでしょう。 大手企業では社内託児所の設置などの福利厚生の取り組みが進んでいるところが多いです。 キャリアプランを明確にしておく 自分の目指す姿、キャリアプランを明確にしておきましょう。売買仲介営業であれば、一般的に土日は仕事になることが多く、平日も遅くまで働く可能性が高いです。 お客様の予定に合わせてスケジュールを組むため、休みの予定が組みにくくなります。賃貸仲介営業は、女性が活躍している会社も多いですので、そのような会社では働きやすい環境を整えていて日曜休みの会社も見受けられます。 女性の働き方は多様化していますので、妊娠や出産などのライフイベントに対して、どこまで対応できる会社なのか見極めておくことが必要です。 将来的に結婚するのか、子供は欲しいのかなど考えたうえで、職種を検討し、社内での異動など柔軟な対応が可能なのか、確認しておきましょう。 給与体系を確認 不動産会社や職種によって給与体系も様々ですので、注意が必要です。 売買仲介の営業職は歩合率の高い給与体系が一般的です。 そのため基本給(固定給)は低く設定されていることが多く、歩合が無ければ生活が不安定になりやすい状況となります。 営業成績を上げていけば、高い歩合給が付きますので、年収も高くなります。 年齢や性別が一切関係ない成果主義の会社が多いですので、結果を出して高年収を目指したい方にはおすすめです。 賃貸仲介の不動産職であれば基本給(固定給)の割合が高いところが多くなります。 安定した収入が得られますが、成果を上げても歩合給の割合は低いですので、成績を上げて稼ぎたいという考え方の人には向かない給与体系です。 安定した収入で働きたい人は賃貸仲介の営業からスタートし、経験を積んで売買仲介の営業にキャリアチェンジする人も多くいます。 自分の考え方に合った環境で働けるように、給与体系についてはしっかりと確認をしてください。 具体的に明記してない場合は、面接時などに確実に聞いておきましょう。 まとめ 不動産業界で働く女性が多くなってきましたが、業界的にはまだまだ男性社会というイメージが強いです。 そのような不動産業界の営業職でも女性の活躍が目立つようになってきました。細やかな対応ができる点やお客様を想う気配りなど、高い能力を発揮しています。 その分、女性営業が活躍しやすい環境を整えた不動産会社へと優秀な人財が集まり、業績も安定しているところが多いはずです。 結婚や出産をしても仕事を続けたいと考えている方が増えていますので、女性が働きやすい制度を導入している会社、すでに女性が活躍している会社を中心に検討されると安心だと思います。 あとは自分の望むキャリアプランが実現できそうか、給与体系は考え方に合ったものか確認し、転職を検討されてはいかがでしょうか。 ぜひ実力主義の不動産営業の世界で営業力を発揮してください。 営業職のキャリアアップとしてもおすすめの業界です。 是非、不動産業界は男性メインだろうし、と諦めずに、不動産業界へご転職下さい! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産業界の反響営業はきつい?きつくない?源泉・反響営業を経験した私の考え
2022/02/04
「源泉営業がきついので反響営業の会社に転職したいです。」 「反響営業って楽そうだなと思うんですけど実際どうなんですか?」 不動産営業を6年経験した私が、現在不動産業界の転職サポートを行っている中で耳にする言葉です。 では反響営業は本当に源泉営業と比較して『楽』なのでしょうか? 今回は、不動産業界で、源泉営業と反響営業の両方を経験し、現在不動産業界の転職サポートを行っている私が考える、源泉営業と反響営業の違いについて解説致します! 『源泉営業=きつい / 反響営業=楽』という一般的イメージは果たして正しいのでしょうか? 反響営業の求人を見る 不動産営業の種類について 不動産業界未経験の方や現在勤務している職種以外はあまり知らないな、という方に向けて、まずは不動産の営業はどのような種類があるのかを簡単に説明致します。 大きく分けると、不動産営業は4つの種類に分けられます。 1.仕入れ営業(用地仕入れや一棟物件仕入れなど) 目的に応じて、土地や物件を獲得する営業です。動く額もかなり大きいため信頼関係がとても重要な職種であり、契約を獲得するために2年、3年かかることもあります。 仕入れる案件は、マンション、アパート、商業施設やホテルの開発用の土地、投資用の区分マンションや一棟マンション、一棟オフィスビルなど、様々です。仕入れる商材はもちろん、エリアによっても地主の方の特徴が違いますので、同じ営業手法では成果を出し続けられない点はとても難しいでしょう。 開発系の事業を展開する上で最上流(=入口)と言われる職種であり、不動産デベロッパーやハウスメーカーは、仕入れ営業が開発用の土地を開拓できなければ事業が成立しない、非常に重要なポジションということができます。 2.仲介営業(売買仲介営業や賃貸仲介営業など) 不動産を『売りたい方と買いたい方』、または『貸したい方と借りたい方』を繋ぎ、両者のマッチングを行う営業です。 主に、買いたい側または貸したい側のニーズに寄り添い、不動産協会の運営する不動産データベース『レインズ』を通じて幅広いオプションの中から提案します。 不動産業界にチャレンジしたいという不動産業界未経験の方は、売買仲介や賃貸仲介営業から始める方が多いです。 また、売買仲介営業ではお給料にインセンティブが追加されることが多く、稼げる職種としても有名です。賃貸仲介営業でもインセンティブはありますが、賃貸仲介営業よりも単価が高いため、稼ぎたい想いがある方は売買仲介営業が向いているでしょう。 3.販売営業 自社で開発した物件や、販売委託を受けている物件の販売を行う営業です。基本的には販売をする物件は決まっており、お客様のニーズに合わせて物件を探す仲介営業とは異なり、お客様のニーズを特定の物件に合わせにいくことが重要です。 展示場営業などを想像してもらうと分かりやすく、来場されたお客様のニーズを聞き、そのニーズに如何にこの物件があうかをご紹介していきます。 お客様のニーズとマッチしなかった場合、仲介営業と違いご紹介できる幅が少ない点が難しいポイントです。 4.その他 上記の他にも、不動産業界には下記のような営業職がございます。 ・商業施設やオフィスの区分を貸し付ける『リーシング営業』 ・管理物件を獲得することを目的とした『管理受託営業』 ・土地所有者に対し、土地の有効活用を提案する『土地活用営業』 ・築年が経過した区分物件所有者や一棟物件所有者に対しリノベーションを提案する『リノベーション提案営業』 自分に合った営業職が分からない、という方もいらっしゃると思いますので、 悩んでいる方は是非一度お問合せ下さいませ。 不動産転職エージェントに問い合わせる 源泉営業と反響営業について 不動産営業の種類について説明をしてきましたが、ここからは営業『手法』について説明致します。 不動産業界における営業は、主に『源泉営業』『反響営業』『紹介営業』に大別されます。ただし、『紹介営業』のみで成立している不動産会社は非常にまれである為割愛させて頂き、こちらのコラムでは『源泉営業』『反響営業』について解説致します。 ◎源泉営業 実はこの言葉、私が不動産業界で勤務をする中で初めて聞いた言葉であり、広辞苑などの文献にも掲載がないそうです。 不動産業界にて使われる特有の言葉であり、源泉営業とは一般的に『営業担当自身が買いたい、売りたい、などのニーズがあるお客様を開拓する営業』と定義されます。 具体的な手法としては、『飛び込み訪問』『電話営業』『路上アンケート』がその代表的なものになります。 飛び込み訪問は近年では少なくなってきましたが、今日はこのエリア、このマンション、と決めて、お客様に不動産を購入するニーズがないか聞いて回ったり、まずは色々な企業を周って名刺交換をしたりします(のちに電話営業を行うため)。 それ以外にも、街中で販売物件のチラシをまき、興味を持ってくれたお客様がいた場合には物件のご紹介をしたり、その時にはご紹介をしなくともアンケートを取ることで今後のお客様としてお客様情報を獲得したりします。 ◎反響営業 一方反響営業とは、その文字からも想像ができる通り、お客様からのお問い合わせに対してアプローチを行う営業手法です。 具体的な反響獲得の手法としては、『チラシからの反響』『WEB広告からの反響』『看板などの広告からの反響』などがあります。 もちろん、反響をいただいたあとにお客様にご連絡をすることでお客様と商談をすることができますが、源泉営業と違うのは、不動産(自社の物件)に興味を持っているお客様にご連絡をする点です。 不動産に関するチラシを見て、不動産について調べていた時に出てきた広告を見て、問い合わせて下さったお客様にお電話をするので、お客様としても「聞きたいことがあるんです、、、」といったように能動的な方が多いです。 源泉営業が自らが動くことでお客様との接点を持つとしたら、反響営業はお客様が動くことで自社との接点が生まれます。 反響営業の求人を見る 源泉営業と反響営業の違いとは? 源泉営業と反響営業について解説してきましたが、では源泉営業と反響営業の大きな違いはなにがあるのでしょうか? 図解でまとめると、源泉営業と反響営業の違いは以下のようになります。 そこまで大きな違いがあるようには見えませんが、実際にはどのような点において違いがあり、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるか、様々な側面や私が実際に経験した内容をもとに解説致します。 源泉営業と反響営業の違い:お給料 一般的に、源泉営業の方が給与水準は高いです。 源泉営業を主な営業手法として働く私の知人は、20代でも年収1,000万円を超えるケースは全く珍しくありません。 一方反響営業はどうかというと、源泉営業と比較した時にはやはり給与水準は低いと言えます。 ※もちろん、中には圧倒的な成果を挙げ、源泉営業の方並み、またはそれ以上に稼がれている方もいらっしゃいます。 その理由はどこにあるのでしょうか。それは反響獲得のために広告費をかけるかどうかの差という単純な理由です。 源泉営業は、営業担当が自ら売りたい/買いたいというニーズを持ったお客様を開拓していくため、お客様を獲得するための単価はほぼ0円です。 しかし、反響営業は自らで開拓をしない分、反響を獲得するための広告費をかけているため、お客様を獲得するための単価が何万円とかかってきます。そうすると、営業担当に対して還元できる割合がどうしても低くなってしまうのです。 源泉営業と反響営業の違い:職種 不動産業界でもIT化が促進されているため、「源泉営業だからこの職種」と一概に言うことはできませんが、源泉営業、反響営業ではそれぞれどの職種が多いかを紹介致します。 ■源泉営業が多い職種 ◎仕入れ営業 仕入れ営業は基本的には自らの足で稼ぎ案件獲得することが多くなります。営業対象は法人、個人それぞれであり、法人向けの場合は地場や中小問わず、不動産業者向けに出向き、情報の獲得をします。 初めは名刺交換から始まり、徐々にお話ができるようになり、商談ができるようになり、、、というステップを踏むことも多いので、源泉営業を行いつつも常に新規のお客様にアプローチをかける営業とはまた違うでしょう。 個人向けの場合には、個人のご自宅に訪問し営業活動を行うか、空き地を見つけてその謄本を取得、記載の土地所有者に対して営業活動を行います。 個人向けの場合でも、1ヶ月全て新規開拓、、、ではなく、訪問のうち新規の割合が〇%で、既存の割合が〇%という形になっていくでしょう。 ■反響営業が多い職種 ◎仲介営業 買いたいと売りたい、貸したいと借りたい、を繋ぐ仲介営業においては、SUUMOやHome’sなどを代表としたポータルサイトを通じた集客や、その他WEB広告による集客、反響獲得とそれに対する営業活動を行うことが多いです。 また、店舗を持ち、買いたい方や借りたい方が店舗に来店してから商談がスタートする方法もあります。その土地独自の不動産会社などでは、Web広告などを打たなくとも店舗来店型で一定の売上を上げることも可能です。 ■番外編:両者混合 ◎販売営業 自社で開発した新築マンションや一戸建ての販売を行う販売営業においては、源泉営業と反響営業を混合で行うことが多くなります。 インターネットに掲載し反響を獲得し問い合わせに対して営業をするケースがベースにはあるものの、販売物件の近くでチラシ配りを行ったり、個人宅への営業を行うこともあります。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 反響営業は源泉営業と比較してきつい?きつくない? 冒頭にも記載をしたとおり、キャリア相談を受ける中で、『源泉営業が辛く、疲れたから反響営業ができる会社に転職をしたい』という相談が一定数あります。では源泉営業が辛く、反響営業は辛くないのでしょうか?私の実体験を交え、解説していきたいと思います。 源泉営業の大変さ 一般的にも『辛い、大変』というイメージが多い源泉営業ですが、何が一番辛く、大変なのでしょうか。 それはやはり、顧客の開拓です。 源泉営業として開拓する相手は、不動産について興味があるわけでも調べているわけでもない、全く不動産ニーズがない方です。そうすると、ランチ終わりでお腹が全く空いていない人にラーメンを販売する並みに人は話を聞いてくれません。 さらには、今まで全く面識のない方に対してお宅訪問や名簿リストに対してアプローチを掛けるため、不信感などから話を聞いてもらえないだけではなく、怪訝な顔をされることもあります。 そのため、源泉営業での顧客獲得は精神的に負荷がかかることも多いです。 また、ニーズが明確になっていないお客様に対してアプローチを行うため、話を聞いてもらえたとしてもその成約率は非常に低くなります。 新入社員は結果がなかなか出ない時期が続くこともあり、実績を出せない中で段々と『自分は何をしているのか・・』と考え退職をして行く同僚を過去に多く見てきました。 反響営業の大変さ 次に、源泉営業と比較すると『楽』なイメージを持っている方が多い反響営業はどのような点が大変なのでしょうか。そもそも反響営業は大変なのでしょうか。 結論からいうと、反響営業も大変です。反響営業で特に大変だと感じる部分は売り上げを作らなければ赤字になるという危機感です。 確かに、源泉営業で最も大変なパートである顧客開拓については、費用をかけて顧客を獲得してもらえる分なくなります。しかしその後の部分に対しては、源泉営業と比較してかなりシビアに見られます。 というのも、顧客獲得に対して費用をかけているため、もし売上が上がらない場合には、広告費分がマイナスになってしまうためです。 反響営業はお客様から来たお問合せに対してこちら側からお電話をかけますが、 「ただ資料が見たいだけなので」 「少し気になって問い合わせただけなので必要があればこちらから電話します」 といったように断られるケースも少なくありません。 例え上記のような検討段階が浅いお客様が多かったとしても、広告費をかけている事実は変わりませんので売上が上げられなければ会社全体の赤字です。 また、反響営業で獲得したお客様は成約しやすいのかと言ったら必ずしもYESではありません。 反響営業で獲得したお客様は、すでにニーズが明確になっているお客様であり、自社以外にも問い合わせをしているケースが殆どであるため、競合他社よりも高い営業力を求められることになります。 反響営業の求人を見る 結論、反響営業だから楽なわけではない 営業職種以外の職に就いている方とも沢山話しますが、やはり楽な仕事はないよなと思います。 慣れてくれば段々と仕事がしやすくなってくるのが一般的で、楽な仕事を探して転職すると、結局また大変な部分を見つけては転職を繰り返すことになります。 そのため、転職をする際にはイメージで楽な仕事を探すのではなく、自分が今の業務/会社の何が嫌なのかを洗い出し、じゃあそれがどうなったら自分は頑張れるのか、を考えた方が今後長く続けられる職場を見つけることができると思います。 企業によっては、基本的には反響営業を主な営業としているものの、同時に『反響を獲得するための営業活動』を営業担当が行うケースも少なくありません。 具体的には、販売する物件周辺のポスティング、最寄り駅におけるチラシ配布や街頭アンケート、さらにそれでも反響が取れず成果が上がらない場合には、源泉営業の場合と同様に既存の名簿リストにテレアポを行うこともあります。 そのため、営業手法だけで選ぶのではなく、社風やインセンティブの還元率、働くメンバーなど、他の部分に目を向けてみるのをおすすめ致します。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる
投資用不動産営業の特徴や転職に必要なスキルを解説
2022/02/02
「投資用不動産の営業はどんな仕事をしているんだろう?」 「年収は高そうなイメージがあるけど、仕事は大変なのかなぁ」 「他の不動産営業とはどんな違いがあるのか知りたいなぁ」 今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。 投資用不動産の営業は、不動産営業の中でも年収が高い部類に入ります。 インセンティブ制度を取り入れている会社が多く、実力次第では若くして年収1000万円以上を達成することも夢ではないでしょう。 しかし、営業としての知識・スキルは高いレベルが求められるうえ、新規顧客を獲得するために地道な営業努力が欠かせません。 また、投資用不動産は居住用不動産とは扱う物件やターゲット層が異なるため、営業方法にもさまざまな違いがあります。 そのため、同じ不動産業界から転職する場合でも、仕事内容の違いをよく理解しておく必要があるでしょう。 そこで本記事では投資用不動産営業の仕事内容や、他の不動産営業との違い、転職するための方法について解説します。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 投資用不動産と居住用不動産の違い 初めに投資用不動産と居住用(実需用)不動産の違い、扱う物件の主な種類を解説します。 投資用不動産とは 投資用不動産とは不動産投資を目的にした物件全般を指しています。 マンションやアパートがメインですが、戸建て住宅も賃貸用であれば投資用不動産として扱われます。 物件の収益性や資産価値が重視され、入居対象は会社員や学生など単身者であることが多く、部屋の広さや住環境より駅までの距離、都心部までの出やすさといった利便性が求められます。 居住用(実需用)不動産とは 一方、居住用不動産は購入者自身が住むことを目的にした物件を指します。 ファミリー向けを対象とした住宅が多く、3LDK以上など部屋数が多く面積も広めのものが中心です。 資産価値も大切なポイントではありますが、日当たりや眺望、室内のデザインなど住み心地が重視される傾向にあります。 また、投資用不動産は原則として住宅ローンが組めないため、金融機関から借り入れを行う場合、不動産投資ローンを利用することになります。 不動産投資ローンは「金利が高め」「個人の属性や事業性が重視される」など、住宅ローンと異なる特徴があり、営業として顧客に説明する場面も多いため、しっかりと頭に入れておく必要があるでしょう。 投資用不動産の種類 主な投資用不動産として3種類を紹介します。投資用不動産営業を目指す場合は、最低限頭に入れておきましょう。 区分マンション(ワンルームマンション)投資 マンションの一部屋を購入して賃貸することで収益を得る方法です。 建物全体を購入する必要がないため、少額から始められるメリットがあり、不動産投資初心者におすすめの方法です。 一方、貸し出す部屋が一部屋であるため、賃貸収入は少なく、空室が発生すると収入がゼロになってしまうデメリットを抱えています。 一棟投資 アパートやマンションを一棟購入して賃貸する方法です。 区分投資と違い、建物全体を一括して購入するため、大きな資金力が必要になるうえ、管理費や修繕費などのランニングコストもかさみます。 しかし、貸し出す部屋が多数あるため収入は大きく、空室が発生しても他の部屋である程度収入をカバーできるメリットがあります。 戸建て投資 一戸建て住宅を購入して賃貸する方法です。アパートやマンションと違い面積が広いため、ファミリー世帯に貸し出すケースがほとんどです。 ファミリー世帯は一度入居すれば、長く賃貸してくれる特徴があるため、空室リスクは少なめです。 一方、区分マンション投資と同じく、空室になった場合に収入がゼロになってしまうデメリットがあります。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 投資用不動産営業の特徴 次に不動産投資営業の仕事内容や魅力、難しさなどを解説していきます。 投資用不動産営業の仕事内容 投資用不動産営業は、不動産投資を検討している人や資産運用に関心をもっている人に向けて、アパート・マンションなどの収益物件を販売する仕事です。 営業方法としては、電話によるテレアポが中心であるため、毎日たくさんの電話をかけ顧客を獲得する努力を積み重ねなければなりません。 実際、グローバル都市不動産研究所が行った不動産投資家に対するアンケート調査「不動産投資に対する意識調査 2021」によると、投資用不動産保有者が不動産投資を始めたきっかけとして「営業の電話がかかってきた」(14.5%)が、「家族や友人からのクチコミ」(22.3%)、「自分もしくは親族の土地を持っていた」(19.8%)の後に続き、全体の3位に入っています。 電話で不動産投資の概要や販売する物件を説明して、興味をもった方がいれば実際に営業所に招いて商談をしたり、物件を案内したりする段階に進みます。 電話営業の時点で断られてしまうケースも非常に多いため、根気強さが求められる仕事といえるでしょう。 ただし、近年では投資用不動産会社もネット集客に力を入れる傾向になっています。ネット集客がメインの企業になると、お問合せをしてきてくださったお客様に対してご連絡をするため、やみくもに電話をかけるということはしないでしょう。 また、近年ではインサイドセールス部門を立ち上げる企業もあります。そうすると、電話をかけてアポイントを取るまではインサイドセールス、アポイントに対して商談を行うのがフィールドセールスとなり、電話をかけるという業務がない場合もあるでしょう。 営業方法も飛び込み営業より反響営業をメインに切り替えようとする会社が増加しているため、従来の投資用不動堂営業のイメージと違った会社も見つけられるかもしれません。 また、居住用の不動産と違い、収益を上げることが目的であるため、物件の利回りや将来性、事業計画書の作成方法、不動産投資ローンを組む流れ、収益を上げる仕組みなどについて詳細な説明ができなければなりません。 投資用不動産営業の魅力と難しさ 投資用不動産投資の魅力は、高い収入を見込める点です。 不動産営業はインセンティブ制度を導入している会社が大半ですが、投資用不動産営業はその中でも特に成果報酬の割合が多くなっています。高い成果を上げれば、若くして年収1,000万円以上を達成することも可能な業界です。 また、富裕層に対してもアプローチできる可能性があるほか、成功すれば不動産業界で多くの人脈を形成できるメリットがあります。 一方、電話営業によるアプローチは、断られるケースが非常に多いため、体力と根気強さがなければ、取引を成立させるのが難しい特徴があります。 厳しい営業ノルマもあり、成果を上げなければ収入が増えない実力主義な業界であるため、離職率が高い傾向にあるのも事実です。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 投資用不動産営業に転職するには 最後に投資用不動産営業に転職する方法を解説します。 結論から言いますと、会社を選ばなければ未経験でも転職ができる業界です。そのため、投資用不動産営業の求人を探して応募をして頂くことで内定を獲得することもできるでしょう。 不動産業界は人手不足が深刻化しており、営業職は離職率も高い傾向にあるため、募集は頻繁にされているためです。 しかし、反響営業が良い、社風を大切にしたい、固定給は一定欲しい、などの要望を叶える場合は一定の経験やスキルが必要です。 特に有効な方法を以下にまとめます。 不動産営業の経験を積む 投資用不動産営業は扱う物件こそ異なるものの、基本的な営業方法は不動産販売や売買仲介営業と共通する点が多いため前職での経験を活かせます。 特に新規顧客開拓を経験している方は、仕事内容にイメージがつきやすく、成果重視の社風にもなれていることでしょう。 不動産営業での経験を積むことで、転職当初のお給料が不動産業界未経験の方より少し高い状態でスタートすることができるでしょう。 また、不動産営業時代に一定の成果を出していた場合は、上場企業などで優先して内定をもらうことができるかもしれません。 一方入社後は、ターゲット層が異なるほか、住むためではなく収益を上げることが購入の目的であるという点に注意が必要です。 不動産業界以外の知識を身につける 不動産営業は不動産に関わる知識が必要なのはもちろんのこと、取引の際にローンの手続き方法やライフプランの相談を受ける場合も多いため、保険や税金、資産運用などの知識があると有利です。 特に投資用不動産営業では、不動産投資の知見が求められるため、事業計画書の作成方法、賃貸管理のノウハウ、加入しておくべき保険など、幅広い知識が必要になります。 資格が全てではありませんが、転職時の面接においては、資格を保有することで知識があることを証明できます。もし勉強しながら資格取得も目指せそうであれば目指してみて下さい。 知識が豊富にあればお客様への説明も自信をもって行えるため、お客様の信頼獲得にも繋がるでしょう。 不動産業に関わる資格を取得する 不動産業に関わる資格を取得すれば、自分の知識が向上するだけでなく、信頼性の獲得にも繋がります。また、不動産会社の多くは資格手当を設けているため、収入アップも期待できます。特に以下の資格がおすすめです。 ・宅地建物取引士(以下、宅建) ・ファイナンシャルプランナー ・管理業務主任者 ・マンション管理士 ・賃貸不動産経営管理士 まずは不動産業界でもっとも有名な資格である宅建の取得を目指すと良いでしょう。 そのうえで賃貸管理や金融・税金の知識を身につけるためにもファイナンシャルプランナー、管理業務主任者、マンション管理士といった資格を取得できればさらに有利になります。 また、賃貸不動産経営管理士は比較的新しい資格ですが、不動産経営に関する知識を総合的に学習できるため、投資用不動産を扱う人におすすめです。 不動産転職エージェントに登録する ご自身でも転職活動を進めながら、並行して不動産転職エージェントへ登録することもおすすめです。 自分では見つけられなかった求人が見つかったり、求人票だけでは分からない会社の雰囲気や一緒に働くメンバーの特徴などを教えてもらえるだけでなく、自身のアピールポイントを交えて応募企業に紹介してくれるため、自身では通らないかもしれない書類選考が通る可能性もあります。 その他、面接の日程調整や企業とのやり取り全てを転職エージェントが行ってくれるため、 ・1日に何回もメールボックスを開かないといけない ・この内容送ったら採用に響くかな? ・返信するのが遅くなっちゃった! などといったストレスから解放されます。 働きながら転職活動を行っている方や、職種未経験から投資用不動産営業に挑戦したい方などは不動産転職エージェントも利用してみてください。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 投資用不動産営業に転職しよう! 投資用不動産営業は、テレアポや飛び込み営業が中心になるため、営業スキルのみでなく、体力や根気が求められます。しかし、どの商材でも営業の場合は同じく体力や根気が求められるでしょう。 投資用不動産営業のメリットは実力次第で高い年収が見込めることがまず1点。そして、投資に対しての知識が身に付くこと、更に商談するお客様も投資について詳しいため自身の投資に関する知識がどんどんアップデートされることもメリットになるでしょう。 投資用不動産の営業を行っていると、不動産を購入するハードルが下がり、自身も不動産投資を検討するようになるかもしれません。(現に私の知り合いの投資用不動産営業は4人、投資用として不動産を購入しています) 営業スキルを磨くことで不動産を販売し、インセンティブで投資用不動産を購入してみるのもいいですね! 投資用不動産営業への転職をお考えの方は、是非一度不動産転職エージェントにお問合せ下さいませ! 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
不動産営業に向いているのはこんな人!当てはまったら不動産営業に転職を
2022/01/07
転職をする際、現在と同じ業界で転職するか、それとも全く新しい業界で転職するか迷う…なんてことはありませんか? 今回は、不動産営業の転職を考えているけれども 「不動産営業に向いているのはどんな人なんだろう?」 「業界未経験でも不動産営業に転職できるかなぁ」 と悩んでいる方向けに、不動産業界に勤めて3年目の私が、不動産営業に向いている人の特徴や不動産営業への転職方法についてご紹介致します。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産業界はどんな業界なのか 不動産営業に向いている人の特徴をご紹介する前に、まずは不動産業界についてご紹介致します。 不動産業界は、衣食住の「住」部分を担う、住まいに関するお仕事全般を行います。 例えばマイホームの購入を考えている方向けに戸建ての販売を行ったり、マンションの管理を行ったりなど。 それ以外にも、オフィスビルの管理や、イオンやアウトレットモールなど商業施設に入る店舗の管理なども行っております。 不動産業界は稼げる? 一般的に不動産業界は稼げる業界と思われておりますが、業界全体として稼げるというわけではありません。 不動産業界の中でも、特に不動産営業職に就くと稼ぐことができるでしょう。不動産業界では給料計算方法として「成果報酬型」を取り入れていることが多く、さらに不動産業界は取り扱う商材の額が大きいので稼ぐことができます。 トップセールスになると年収1,000万円はもちろん、2,000万円以上を稼ぐ人も少なくありません。 令和2年9月に発表された国税庁の「民間給与実態統計調査」では、令和元年に給与額が1,000万円以上の割合は5%を切っており、2,000万円以上になると0.5%を切る数字です。 このようなデータから、不動産営業は稼げる職種と言えるでしょう。 不動産業界はブラックな業界? 不動産業界と聞くと、休み返上で働き残業続き。毎朝のMTGで数字が出されて成績を挙げていないと怒られる。 といったようなイメージを持たれている方もいるかもしれません。 知り合いの先輩不動産営業に聞くと、 ・終電逃したサラリーマンをターゲットに営業をかけた(=自身が終電逃すのは当たり前) ・自分が取った案件も上司の成果にされた など、少し驚くような話がポンポン出てきました。 しかし、現在はもちろん違います。日本全体として働き方を見直したこともあり ・残業時間の見直し(生産性の向上) ・有休の取得推奨 など勤務時間はもちろんのこと、 良い人材が会社に定着することで売上最大化を図れるとし、会社の雰囲気づくりや働きやすい環境づくり、上司と部下の関係を見直すなどかなり幅広く改革がされております。 先日私がお伺いした不動産会社様では、品川のビルの上層階に位置し、入ってすぐには大自然が…ということもありました。 過去のイメージから今でも不動産業界がブラックだと言われることがありますが、どんどん業界イメージは変わってきておりますので、ネットの言葉だけではなく、ご自身の目で確かめてから判断して頂けると嬉しいです。 不動産営業に向いている人の特徴 それではここからは、不動産営業に向いている人の特徴を4つ紹介します。 不動産営業職に転職をご検討中の方、また、現在不動産営業として働いていて、次のステップをどうしようか迷っている方は是非ご覧下さい。 ①土地や建物が好き まず1つ目に、土地や建物が好きという方は不動産営業に向いています。 というのも、不動産営業は不動産を販売する仕事ですので、土地や建物プレゼンしなければいけません。 お客様にプレゼンするときに、不動産が好きな方であれば色々な観点からその不動産の魅力をお伝えすることができるでしょう。 好きなことについて話している「人」は凄く魅力的に映りませんか? お客様と営業という立場であっても、好きなことを話す人が魅力的に映ることには変わりはありませんので、不動産が好きな方は不動産営業として活躍できるでしょう。 引っ越しの時や、日頃から空き地や建設中の建物、売買の仕組みや建物の構造などに興味を持っている方、ついつい街中で良い感じのマンションを見つけたら値段を予想しながらネットで調べてしまう方などは是非不動産営業職への転職をご検討ください! ②コミュニケーション能力が高いと言われる 営業職はどの業界でも同じかもしれませんが、不動産営業は人と接する機会がとても多い仕事です。不動産に関する専門知識はもちろんですが、その前に高いコミュニケーション能力が求められます。 不動産は人生で一番高い買い物と言われるほど高額な商品となります。その額は億を超えることもあるほど。 そのような高額の商品を販売するには、営業担当を信頼して頂くことが大切なポイントとなります。 そして、信頼してもらうためには、専門知識だけではなく、お客様との会話のテンポや質問に対して的確に簡潔に答えられるかなどのコミュニケーション能力が必要です。 コミュニケーション能力に自信がある方や、周りからコミュニケーション能力が高いと言われる方は、あとは不動産の知識を付けることで立派な不動産営業になることができるでしょう。 不動産営業の求人を見る ③実力主義な社風を望んでいる 特に不動産の売買においては、インセンティブ制度を設けている会社が多く、結果を出せば若いうちから役職に就くことや高年収が望めます。 実際に26歳の主任がいる不動産会社もありますし、私自身もリーダーを行っており、自分のチームのメンバーは全員年上です。 同年代の話を聞いてみると、28歳大手印刷会社勤務の方は現在も役職はなく、29歳の教育系の方もサブリーダー(メンバーよりは1つ上)の役職となっており、今の上のポジションの人がいなくならない限りは自分が役職に就くことはないと思う…と言っていました。 不動産営業では、店舗を持つ企業も多く、自分より上のポジションがいなくならなければ自分は役職がもらえないということは少ないため、若いうちから役職に就いてメンバーマネジメント業務を行っていきたい、年収アップを目指したいという方には向いているでしょう。 一方、結果が出なければ、役職に就くこともなく、年収も上がりません。安定を求めている人は、自身の成績によって給料が増減する仕組みにストレスを感じてしまうかもしれません。 ④「稼ぎたい」想いが強い 稼ぎたいという想いが強い人は不動産営業に向いています。企業から求められるペルソナに入ることも多いので、不動産営業において重宝されるでしょう。 企業によっては面接で「とにかく稼ぎたいです。」と熱く語ったところ、内定をもらったという話も聞いています。 なぜ稼ぎたい想いが強い方が不動産営業に向いているかというと、「稼ぎたい」想いと「不動産営業」の組み合わせが抜群に良いからです。 これまでも記載してきた通り、不動産営業は稼げることが1つの大きなポイントになる職種です。 モチベーションになるものは、お客様に喜んでもらえる、大きな額を動かしている達成感、など様々ですが、やはり年収UPは欠かせないでしょう。 そのため、稼ぎたいという想いで入社をしてくれた場合、不動産営業を行っていくうえでのモチベーションを見失うことなく働くことができるという点で、稼ぎたいという想いが強い人は不動産営業に向いています。 当てはまるものが1つでもあった方は、不動産営業職への転職に目を向けてみて下さい! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産業界未経験者におすすめの職種とは? ここからは、不動産業界未経験者にもおすすめできる職種を、不動産営業職と併せて2つご紹介致します。 未経験で転職した場合、他の社員とは知識量に大きな差がありますので、最初のうちはかなりの努力が必要になります。 とはいえ、あまりにも覚えることが多すぎると、仕事についていけず挫折してしまう可能性があるので、まずは比較的知識が少なくても通用しやすい職種を選ぶことをおすすめします。 不動産仲介会社の営業職 不動産仲介会社は、売買物件や賃貸物件の契約を仲介する会社です。中古物件の取引が中心ですが、新築物件を扱う場合もあります。 同じ営業でも販売と仲介営業では、求められる知識に大きな違いがあるので注意しましょう。 不動産販売の会社は、不動産の知識のほか、宅建などの資格が採用の条件になっているケースが多いため、未経験者では入社しにくいのが実態です。 特に大手の不動産販売会社の場合、よほどの実力がなければ入社は難しいと考えてください。 また、不動産仲介会社の中でも、扱う物件が売買か賃貸かによって、仕事内容が異なります。 売買の場合は専門的な知識が必要になるため、未経験の方は賃貸中心の会社を目指すことをおすすめします。 ただし、給与に関しては賃貸より売買のほうが高い傾向にありますので、まず賃貸で経験を積んだ後、将来的に売買が中心の会社へ転職する方法を考えても良いでしょう。 不動産管理会社の営業職 不動産管理会社は、不動産オーナーから委託を受け、物件の管理・運営を行う会社です。 マンションやアパートの入居者対応、ビルのテナント対応といった対人業務のほかに、設備機器の点検や修理、清掃、警備など、メンテナンスに関係する業務も行ないます。 建物に関する幅広い知識が必要となりますが、もっとも大事なのは人とのコミュニケーション能力です。 特にマンションやアパートの住民のクレーム対応などにおいては、難しい対応が要求されますので、人と接するのが苦手な人は苦労してしまうかもしれません。 一方、コミュニケーションに長けている人であれば、こうした場面も上手く乗り切ることができますので、未経験でも十分転職を狙える職種といえるでしょう。 また。不動産管理会社の営業職は、不動産業界の中では個人ノルマが少ない傾向にあり、インセンティブ制度を取り入れている会社もほとんどないので、安定的に収入を得たい人に向いています。 不動産業界を目指すなら転職エージェントの利用がおすすめ! ここまで不動産業界に向いている人の特徴や、未経験の方におすすめの職種を紹介してきましたが、自分一人で新たな転職先を探すのは難しいと感じる人も多いでしょう。 そこでおすすめなのが、転職エージェントを利用した方法です。 転職エージェントでは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、求職者と企業の間に立ち、転職成功までサポートします。 アドバイザーが企業との日程調整や条件交渉などをすべて代行するため、一般の転職サイトのように自ら求人を探して応募するより効率的です。 中でも不動産業界特化型の転職エージェントサイトでは、不動産業の求人数や職種が豊富にあり、アドバイザーの知識も高いため、自分に適した転職先が見つけやすいでしょう。 転職エージェントサイトは基本的に無料で利用することができるため、転職を検討しているのであれば、登録だけでもしてみることをおすすめします。 まとめ 以上、不動産営業に向いている人の特徴や不動産営業への転職方法について解説してきました。 不動産営業は給与が高い傾向にあり、また動かす額が他の業種に比べてかなり大きいため、やりがいを求めている方や、より営業を極めていきたい方など、転職先に選ぶ人も多いでしょう。 不動産営業は飛び込んでみると奥が深く、最初から上手くいくことは難しいですが、段々と不動産を売る楽しさが癖になる職種です。不動産営業を3年続けた方の多くは不動産業界での転職をその後も検討する方が多いでしょう。 自分に向いているかが分からないから不安…という方は、転職エージェントのアドバイザーの意見を聞きながら、不動産業界を目指すかどうか、営業職以外の職種はどうなのか、などざっくばらんに転職の相談をしてみて下さい! きっといい転職先に巡り合えると思います! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産業界で女性が転職するときのポイントとは?女性活躍中の求人もご紹介!
2021/12/02
「不動産業界って男性社会のイメージがあるけれど、女性でも活躍できるかなぁ」 「女性ならではの良さを活かせる仕事はあるんだろうか」 不動産業界というと「男性社会」のイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。 女性で不動産業界への就職を目指している方の中には、男性が多い業界で活躍することができるのか、不安に感じている方もいらっしゃると思います。 そこで本記事では、不動産業界の男女比の実態や、女性が不動産業界で活躍するためのコツについて解説します。 女性が活躍中の求人を見る 不動産業界の女性の割合はどれくらいなのか? そもそも不動産業界は本当に男性社会なのでしょうか? 女性の活躍方法を考える前に、まず実際の男女比がどの程度なのか、確認していきましょう。 不動産業界の男女比 公益財団法人不動産流通推進センターが発表する「不動産業統計集」によると、令和2年3月の「不動産業の就業者の男女内訳(4年制大学卒業者)」は、男性が59.4%(8,295人)、女性が40.6%(5,680人)となっています。 参考:公益財団法人不動産流通推進センター「2021不動産業統計集」 確かに男性のほうが雇用の割合は多いですが、「男性社会」と断定できるほど大きな差がないように感じられないでしょうか? もちろん、このデータはあくまで4年制大学卒業者の割合なので、不動産業全体の就業者の男女比を出すと、もう少し男性の比率が高くなります。 また、様々な職種を含めた数となりますので、不動産営業職などに絞ってみてみるともう少し男性の方が多いかもしれません。 しかし、徐々に不動産業に入る女性の割合が増加していることがわかるかと思います。 従業員数が少ない会社は女性率が高い傾向 全体的な傾向として、従業員数が少ない会社のほうが、女性の比率が高い傾向にあります。 特に従業員数が30人未満の小さな会社では、男性と女性の比率が半々程度である会社も少なくありませんので、女性の比率が多い会社で働きたい方は、大手不動産会社だけに絞らず、企業それぞれの特色を見て転職を考えるのも良いでしょう。 大手不動産会社では、段々と女性を採用する方針に変わりつつありますが、それまでのメンバーが男性の方が多いことから男性の比率が高い傾向にあり、男性社会の空気が根付いていることもあります。 ただし、近年は女性の雇用を積極的に進めている会社も増えていますので、就職する際は会社の採用担当者や転職エージェントなどに、詳しく話を聞いておくと良いでしょう。 不動産業界で女性が活躍できるポイント 次に不動産業界で女性が活躍するコツを解説していきます。 人を相手にする不動産業では、性別に関わらず、コミュニケーション力に長けているほうが、有利な場面がたくさんあります。 周りに男性が多い場合でも、あまり性別にとらわれず自分の良さを積極的にアピールしていきましょう。 また、転職エージェントと相談しながら、対策を考えていくのもおすすめです。 以下に女性が不動産業界で活躍するためのポイントを解説します。 女性の営業担当を希望するお客様には積極的に 主に賃貸仲介営業や売買仲介営業において言えることとなりますが、女性目線の意見や女性の営業担当を希望されることがございます。 例えば、高校を卒業後、大学進学のために一人暮らしの家を探している女性の場合。できれば男性の担当より女性の担当にしてほしい…と電話の予約が入ることもございます。 もしくは予約時点では女性が良いとの要望がなくとも、積極的に担当につくようにすればお客様の満足度が高まることも。 余談ですが、筆者(20代女性)が23歳で初めて一人暮らしの家を探した時に、1店舗目は男性、2店舗目が女性でしたが、やはり女性の営業担当の方が安心して内見することができました。 それ以外にも「駅に近すぎる家は避けた方がいいですよ」「夏場にセミが来そうな場所は避けたいですよね」など、共感できる内容を女性目線でリアルに説明してくださったのが印象的でした。 また、賃貸ではなく売買の際にも、不動産を購入する際には女性の意見を求められることがございます。 その際に出くわすことのあるシチュエーションが、 「男性の方よりお問合せがあり、その男性は凄く気に入っているけど奥様に相談しないと一人では決められない。どうにか奥様にも魅力を分かってほしいけどどう伝えればいいのか。」 といった場面です。 こういう場面では、女性目線でどの部分が魅力なのか、自分だったらなにが嬉しいかなどをお伝えできるといいでしょう。それがお客様だけでは発見できていなかった観点での魅力かもしれません。 男性と女性で分けて考えるのは良くないかもしれませんが、男性には男性でした気づけない部分もありますし、その代わりに女性でしか気づけない部分もあります。そこを上手く補いあってよりよりサービスを提供するためにも、意見をどんどん発信していくことが大切です。 女性が活躍中の求人を見る 電話や窓口対応は女性有利な場合も 不動産の営業では、電話で営業を行ったり窓口に来た顧客を案内したりするケースがほとんどです。 そんなとき、電話や窓口での顧客対応では、男性より女性のほうが好印象を与えやすい傾向があります。 また、女性は男性よりも相手への共感力が高い特徴があり、気配りも上手なので、顧客の警戒心を和らげることができ、クレームへの対応も優れています。 よくコールセンターなどで電話応対する人に女性が多いのは、こうした特徴を踏まえているためです。 体力勝負な印象の強い不動産営業でも、女性ならではの共感力や、きめ細かさを上手に活かせば、営業として高い成績を残せるでしょう。 資格を取得することで更に自身の価値を高められる 不動産業の事務職では専門的な知識を要する場面も多々あります。たとえば、賃貸借契約書や売買契約書の作成、重要事項の說明などです。 特に重要事項の説明は、宅建士の資格を有する人しか行えないので、人員の少ない不動産会社などでは資格を持っているだけで重宝されるでしょう。 専門知識を活かした事務職ならできるという人は、まず資格を取得することから始めてみることをおすすめします。 また、不動産の事務職は、産休や育休を取った後でも比較的復帰しやすい職種なので、女性にとって働きやすい環境といえるでしょう。 不動産業界で女性が転職するには 女性が不動産業界で活躍していけることは分かりましたが、転職活動においての女性の活動のしやすさはどうなのでしょうか。 女性の採用に積極的な企業は増えている 従来の不動産業は、確かに「男性社会」というイメージがありましたが、近年ではそんな不動産業界のイメージを払拭する新しい会社がたくさん設立されています。 たとえば、不動産にITテクノロジーを取り入れた「不動産テック」企業などです。 IT技術を不動産業に応用した新しい技術やサービスを提供する会社のことですが、新しい分野なだけに、女性の活躍を目標に掲げる会社も多いでしょう。 昨今では女性が活躍する企業の表彰があったり、女性が活躍したり役職を持つことで会社が良い方向に変わったという事例もあるため、スタートアップやベンチャー企業など小規模な会社では積極的に採用しているケースもございます。 大企業で働くことにこだわりがなく、何か新しいことに挑戦したいと考えている女性の方は、こうした会社への就職を考えてみてはいかがでしょうか。 キャリアプランを考えることが重要 不動産業界に限ったことではありませんが、女性が正社員として働く場合に、出産や育児に対する自分なりの考えを持つことが重要です。 女性の社会進出は、ここ数年でとても増えているとはいえ、まだ結婚や出産をしたら退職してしまうのではないかという懸念を抱く企業が多いのも事実です。 そのため、結婚や出産をした場合も仕事を続けていきたい意思を会社側に明示していくことが重要です。 特に転職の際では、会社側が重視するポイントなので、自分の考えをしっかりと伝えるようにしてください。 結婚や出産後に仕事に復帰する場合は、どんな条件や勤務時間であれば働けそうか、家庭の状態なども踏まえつつ、会社とよく話し合うようにしましょう。入社前に聞きたいけど直接聞いてもいいのかな…と不安な場合は是非転職エージェントをご活用ください。 転職エージェントに登録する 成果を出せば認められる 特に不動産営業の場合は、実力主義な会社が多いため、成果をあげれば男性、女性に関係なくしっかりと評価され給料も上がっていきます。同年代の友達よりもお給料が倍多いということも少なくありません。もちろん実績を積めばお給料が上がるだけでなく役職ももらえます。 ではどうすれば不動産業界で転職しやすいのか。もし不動産業界での転職を視野に入れているのであれば、しっかりと今の場所で経験を積むことが大切です。 不動産業界は性別関係なく活躍できる業界に変わってきています。そのため採用の際に見られるポイントも「これまでどんな実績を積んできたか」という点になりますので、しっかりと実績を積み、不動産業界での転職活動を有意義なものにして頂ければ嬉しいです。 転職活動中の方必見!女性が活躍中の不動産求人3選 それでは最後に、女性が活躍中の不動産会社の求人を3つご紹介致します。不動産業界での転職をご検討中の方は是非ご確認下さい! 女性が活躍中の不動産求人1:ケイアイスター不動産株式会社 ケイアイスター不動産株式会社は、女性活躍推進に優れた企業として「なでしこ銘柄」に選ばれているなど、女性の活躍に積極的です。 働きがいのある会社にも選ばれていることから、従業員の満足度も高い会社です。 現在ケイアイスター不動産株式会社では様々なポジションや地域で採用を行っておりますので、ご興味のある方は是非一度お問合せ下さいませ。 求人例:分譲住宅営業◎全国各地で募集! 業務内容: 担当配属エリアにて、住宅の購入をご検討されているお客様に対し、自社分譲住宅の中から最適な物件をご提案いただきます。 自社で複数のオリジナルブランドを手がけているため、デザイン・広さ・価格によって幅広いご提案が可能となっております。 ■お客様へのアプローチ(テレアポ・飛び込み訪問・手紙・メールなど) ■お打ち合わせ・商談(ご予算・希望条件のヒアリング) ■物件案内・ご紹介 ■住宅ローンのお手続き・各種契約書の手続き ■物件引き渡し など 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』を利用してケイアイスター不動産株式会社への転職を成功させた方のインタビュー記事もございます。是非ご覧下さいませ。 アパレル業界から不動産業界への転職。「同じ目線に立ってアドバイスをくれた。」【内定者インタビュー】 ケイアイスター不動産株式会社の求人はこちら 女性が活躍中の不動産求人2:47株式会社 2002年創業の不動産テック企業で、女性社員の割合が6割を占めるなど女性が活躍している企業です。自ら勤務時間を決定できるフレックス制度を取り入れており、プライベートや育児など両立できる環境を整えています。 社名の由来は「数字」という世界共通の記号で、日本を象徴する数字「47」を付けており、シンプルかつ覚えやすく、一度耳にしたら忘れられない社名となっております。 47株式会社では、現在下記職種で募集を行っております。 オフィス内装コンサルティング職 業務内容: オフィス事業の内装事業を担当している「47内装株式会社」にて、グループ会社が運営する「officee」で成約したお客様や、同社が運営する「naisoo.jp」経由でお問い合わせいただいたお客様のオフィス内装をデザインし、各関係業者をアレンジしながら着工から納品までの全体のマネジメントを行っていただきます。 ■お客様へのヒアリング ■内装デザイン・工事金額の提案 ■協力業者の選定 ■工事関係者との協議 ■工事現場の管理 ■竣工物件の引き渡し ■アフターフォロー 47株式会社の求人はこちら 女性が活躍中の不動産求人3:株式会社パワーコンサルティングネットワークス 株式会社パワーコンサルティングネットワークスでは、女性の割合も多く、明るい雰囲気で業務が行われております。 社員旅行や社内イベントも行われており、社員同士の仲が良いことが伺えます。 今回はこちらの求人をご紹介致します。 プロパティマネジメント業務 業務内容: オーナー様のパートナーとして、物件の管理・経営をお手伝いいたします。 相続や節税の相談、収益を上げるために必要な設備投資等、幅広い視点での課題解決を進めて頂くことから、単なる賃貸管理ではなく、オナー様のパートナーとしてのコンサルティングの立場に立って頂きます。 ■収益向上・空室対策の為の提案 ■入居者様問い合わせ対応 ■管理物件巡回 ■修繕やリフォームの提案 ■入退去立会い、原状回復工事の手続き ■オーナー様への連絡および新規運用プラン提案 ■物件運用に関する計画設計・提案 株式会社パワーコンサルティングネットワークスの求人はこちら まとめ 以上、不動産業界の男女比の実態や、女性が不動産業界で転職する際のポイントについて解説してきました。 ここまで解説した通り、従来の不動産業界に男性社会の雰囲気があったのは事実ですが、近年ではかなり女性が活躍しやすい状況になっています。 現在は男性6割、女性4割の就業率ではありますが、今後、女性の比率はさらに上がっていくものと予想されます。 女性ならではの良さが活かせる專門事務や、電話での営業などを行っていけば、女性も十分な成果があげられるでしょう。 特に不動産営業では、成果主義な会社が多いため、実力次第で男性以上の収入をあげることも可能です。 現在、不動産業界への転職を考えている女性の方は、ぜひご自身の良さを活かせる会社や職種を探してみてください。 今回ご紹介した求人以外にも女性が活躍できる、活躍している求人は沢山ございますので、お気軽にお問合せ下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
【不動産営業転職】求人の見る際のポイントを解説
2021/10/11
「不動産営業への転職を考えているんだけど、求人数が多くてどんな会社を選べば良いのかわからない」 「求人を見る際の注意点などがあれば知りたいなぁ」 今回はそんなお悩みを持つ方へ向けた記事をお届けします。 不動産業界は会社の数が年々増加しているため、中途採用の求人もたくさん出ています。 公益財団法人不動産流通推進センターが発行した「2021不動産業統計集」を見ても、不動産業の法人数が右肩上がりで増えていることがわかります。 しかし求人数が多すぎて、どんな会社に応募すれば良いのかわからず、なかなか転職に踏み切れない人もいることでしょう。 特に不動産営業は未経験での募集もある一方、会社によって待遇や仕事内容が大きく異なるため注意が必要です。 そこで本記事では不動産営業の求人を見る際のポイントについて詳しく解説します。 不動産業界の求人一覧を見る 不動産営業の種類 不動産営業への転職を考える前に、まずは不動産営業の種類を把握しておきましょう。 転職後に自分のイメージと違っていて後悔することがないように、転職活動を始める前にどんな仕事を目指すべきか、方向性を決めておくことが重要です。 以下に主な3つの種類を紹介します。 飛び込み営業(源泉営業) 個人宅や会社を直接訪問し、不動産の販売などの営業をかける手法です。 初対面の顧客を相手にするため、成果を上げていくのが難しい手法であり、個人ノルマが課されることもあるでしょう。 しかし、飛び込み営業はインセンティブ制度を採用しているケースが多く、成果をあげた分はしっかりと給料に反映されます。 そのため、実力重視な社風が好きな人や稼ぎたいという方に向いています。 反響営業は源泉営業に比べてどうなの? 源泉営業と反響営業の両者経験者が語る、両者の違いと抑えるべきポイント ルート営業 既存顧客の元へ定期的に訪問して、悩み事をヒヤリングしたり、新規の土地や建物の購入を提案したりする手法です。 飛び込み営業のような新規開拓が少ない反面、苦手な顧客とも長く付き合っていかなければならないという注意点があります。 長期的に関係を築くことが得意な方には向いているでしょう。 どちらかといえば、実力主義ではなく安定思考の人におすすめです。 反響営業 反響営業は、チラシやダイレクトメール、ホームページなどを見て、会社に問い合わせしてきた顧客を相手に営業する手法です。 問い合わせをしてきたということは、顧客側がすでに会社の商品・サービスに関心を持っていると考えられるため、比較的成約につながりやすい手法といえます。とはいえ、チラシ配りやメールの配信、過去お問合せ頂いた顧客に対しての掘り起こし架電など、顧客を呼び込むための営業はしなければなりません。 不動産営業の求人票で見るべきポイント 実際に不動産営業を目指して転職活動をする際は、求人票の内容をしっかりと確認することが重要です。 しかし、求人票のどんな部分を見れば良いのか、わからない人も多いでしょう。 以下に求人票で見るべきポイントを解説するので、参考にしてみてください。 飛び込み営業の有無 不動産営業の種類と特徴は前述した通りですが、飛び込み営業があるかどうかは、特に注目すべきポイントです。 飛び込み営業は個人の力量によって成果をあげられるかどうかが変わり、その人の性格による向き不向きも大きく影響します。 近年では「飛び込み営業なし」をアピールする会社も増えていますので、飛び込み営業の有無見分けるのはさほど難しくないでしょう。 「飛び込み営業なし」反響営業の求人はこちら 基本給はいくらか? 転職するのであれば、給与がどの程度得られるかどうかは当然気になるポイントです。 平均年収や年収例などを前面に出す会社もありますが、インセンティブや賞与、残業込みの場合、営業成績が悪かったり残業時間が減ったりすると、想定年収を下回る可能性も十分に考えられます。 そのため、営業成績や残業時間に左右されない「基本給」をしっかりと把握することをおすすめします。 求人票に記載された基本給を見て、営業成績が悪く、基本給のみしか得られなかった場合でも生活していけるかどうかを考えてみることが大切です。 インセンティブ制度を設けているか? インセンティブ制度とは、個人の目標達成度合いに応じて報酬を与える制度のことです。 したがって、営業成績が良く、高い成果を上げた社員は高い給与が得られますが、成果が上げられなかった社員は、最悪の場合、基本給以上の収入を得ることができません。 飛び込み営業の有無にも重なる点がありますが、成果に左右されず、できるだけ安定志向の人はインセンティブ制度を設けていない会社を選んだほうが良いでしょう。 資格が必須でないか? 不動産業では「宅地建物取引士」を始めとした資格が重要視されます。 求人をする際は、こうした資格を必須としている会社も多くあるので、求人票に資格が必須でないかどうかを必ず確認するようにしましょう。 該当する資格を所持していない場合、対象から外れてしまいますが、逆に希少な資格を所持していれば、採用の確率は大きく上がるでしょう。 なお、不動産業で評価される主な資格は以下の通りです。 ・宅地建物取引士 ・管理業務主任者 ・マンション管理士 ・ファイナンシャルプランナー ・不動産鑑定士 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 転職エージェントのアドバイザーへ確認すべきポイント 最後に転職エージェントを利用して転職する場合において、アドバイザーに確認しておくべきポイントを解説します。 アドバイザーからは求人票には書かれていない情報を得られるうえ、面接で企業側へ尋ねにくい質問も、求職者との間に入って聞いてくれますので、ぜひ有効活用するようにしてください。 特に不動産特化型の転職エージェントは専門知識も豊富にありますので、詳しい情報が得られるでしょう。 離職率はどの程度あるか? 求人票に離職率が記載されているケースもありますが、ない場合はアドバイザーに確認しましょう。 また、離職率は法律で定められた明確な定義や計算方法がないため、会社によって基準が異なります。 たとえば、求人票で「離職率1%」などと明記されていたとしても、過去5年間の離職者数の割合であったり、過去1年間の離職者数の割合であったり、バラつきが出てきます。 したがって、対象期間を変えることで、あえて低く見せている可能性もありますので、数値を確認するだけでなく、具体的にどのような計算で出した数値であるかを確認することが重要です。 残業や休日出勤はどのくらいか? 残業や休日出勤数も求職者側からはなかなか聞きにくい質問なので、アドバイザー経由で確認すると良いでしょう。 不動産営業の場合、会社によっては多くの残業や休日出勤を求められるケースがあります。 中には残業代が得られなかったり、休日出勤が常態化していたりするブラック企業が存在することも事実なので、労働環境は詳細に確認することをおすすめします。 もちろん、求人票に平均残業時間などが記載されていることもありますが、アドバイザー経由で企業に直接尋ねるのがもっとも確実です。 育児休暇は設けているか? 育児休暇を取得できるかどうかは、特に女性の方は気になるポイントでしょう。 休暇の有無だけでなく、育児休暇後に復帰しやすい環境であるかどうかも確認することをおすすめします。 しかし、こういった質問は企業との面接では聞きづらく、回答を得られたとしても、あくまで企業側の主観的な意見でしかないため、アドバイザー経由でできるだけ客観的な意見を聞くことをおすすめします。 まとめ 以上、不動産営業の求人を見る際のポイントについて解説してきました。 不動産営業は求人数も多く、未経験から募集している会社もありますが、営業にもさまざまな種類があり、待遇など会社によって大きく異なります。 したがって、自分の希望に合っているかどうか、よく見極めることが大切です。 まずは求人票の見るべきポイントを確認したうえで、気になる会社があれば転職エージェントのアドバイザー経由で、具体的な仕事内容や待遇について確認すると良いでしょう。 特に不動産特化型の転職エージェントであれば、業界に精通したアドバイザーのサポートが受けられるので、不動産営業へ転職することを明確に決めている方にはおすすめです。 ぜひ転職エージェントを利用した活動をしていきましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
不動産営業の年収はどのくらい?基本的な体系や平均年収を解説
2021/08/31
「不動産営業は年収が高いイメージがあるけど、実際の年収はどのくらいなの?本当に稼げるの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 不動産営業は稼げるというイメージを持っている方も多いです。実際にはどのように年収が決まるのか分かりやすいよう、不動産営業の基本的な賃金体系や平均年収など解説していきます。 不動産営業にも様々な職種があり、職種ごとの仕事内容や稼ぎやすさなどが異なりますので、その点についても分かりやすく説明します。 稼げそうというイメージだけで転職をすることが無いように、リアルな不動産営業の給料制度について理解した上で、転職について検討を進めてください。 不動産業界特化型転職エージェントリアルエステートWORKSに登録する 不動産営業を大きく分けると3種類 不動産の営業と言っても、実際には大きく3種類の職種に分かれています。 会社の規模により異なる事もありますが、扱う物件により「賃貸仲介」「売買仲介」「投資用不動産の売買仲介」の3種類に分かれることが一般的です。 扱う金額が異なることで、契約のしやすさも変わってきます。 また給料の仕組みも異なる事があり、稼ぎやすさも変わってきますので、注意が必要です。 賃貸仲介 賃貸仲介は扱う金額が小さく、不動産業界が未経験の方でも比較的取り組みやすい職種です。固定給が高めに設定されていることが多いので、毎月の給料は比較的安定しています。 ただし、売買に比べてインセンティブ(歩合給)の比率も低いですので、成績をあげても大幅に給料が上がることは少ないです。 賃貸営業で不動産業界の経験を積み、より高収入が狙える売買仲介へチャレンジをする方も多くいます。 賃貸仲介の求人を見る 売買仲介 売買仲介は土地や戸建て、マンションなど扱う金額が大きくなり、簡単には契約することができません。 不動産以外にも住宅ローンなどの知識も必要になってきます。 契約までの難易度が上がり、契約できる数も少なくなってきます。 ただし、契約1件あたりのインセンティブ(歩合給)が大きいことが多く、成績をあげれば給料を一気に上げることが可能です。 売買仲介の求人を見る 投資用不動産の売買仲介 投資用不動産の売買は分譲用の土地やマンション1棟売りなど、扱う金額が非常に大きくなり、高い営業力が必要な職種です。 富裕層が主な顧客となりますので、営業力以外にも高い能力が求められます。 投資用の物件は節税対策や家賃収入を目的として購入する商品のため、居住用に比べ成約しにくいのが特徴です。 その分成績をあげれば、売り上げが大きい為、インセンティブ(歩合給)が大きくなり、高収入を目指すことができます。 投資用不動産販売の求人を見る 不動産営業の給与体系 不動産営業の給与体系について説明します。 不動産営業の給料は「基本給(固定給)+インセンティブ(歩合給)」となっていることが一般的です。 会社や職種によって、固定給と歩合給の比率が大きく異なっており、歩合給の支払い方法やタイミングが異なりますので、よく確認してください。 不動産営業の年収に大きな差があるのはこのインセンティブ(歩合給)に差があるためです。 歩合制が一般的 不動産営業の給与は歩合制が一般的です。 歩合制の給与体系だと売り上げや契約件数などの営業成績に応じて、歩合給が支払われるため、成績次第で給与が大きく変動します。 当然ながら成績の良かった年の給料は高くなりますが、成績が振るわなかった年の給料はとても低くなってしまうことを理解しておいてください。 また不動産会社ではほとんどありませんが、歩合給の無い会社もあります。 資格手当や残業手当などの福利厚生が充実している分、成績が良くても給与が反映されることはないという給与体系です。 歩合制にもいくつかのパターンがある 歩合制にも会社や職種でいろいろなパターンがあり、分かりにくい場合も多いですので入社前にしっかりと確認しておきましょう。 ここでは3パターンを紹介します。 【毎月の給与は固定で、賞与だけ実績が反映されるパターン】 毎月の給与は固定になるため、安定した生活を送りやすい給与体系です。 固定給は割と高めに設定されている一方で、歩合率は低くなるのが一般的です。成績に対する歩合給は毎月の給料には関係なく、賞与にて反映されることが多くなります。 歩合率は低いので、年収を大きく伸ばしたい方にはあまり向いていないかもしれません。 【毎月の給与にも歩合制が適用されるパターン】 成績を上げないと毎月の給料は低い固定給のみになってしまうため、生活に困る可能性もあります。毎月の固定給だけでの生活は厳しいため、歩合給がなければ不安定な収入になります。 固定給が極端に低く設定されている一方で、歩合率が高くなりやすく、安定した成績をあげることができれば年収1,000万円を超えることも可能です。 高い年収を追い求めていきたい方は歩合率が高いパターンの職種で働くことをおススメします。 ただし、成績を上げられず歩合が無ければ、かなり不安定な収入になることを理解しておいてください。 【固定給がなく歩合給のみの給与となるパターン】 固定給がなく、より歩合給の割合が高い完全歩合制(フルコミッション制)という制度もあります。 最も歩合率が高いですので、自分の営業力に自信がある方は完全歩合制で働いてみると良いかもしれません。 契約できず成績を上げられなければ給料はありませんので、不安定な給与制度ですが、安定的に成績を上げることができればかなりの高収入を目指すことが可能です。 不動産業界特化型転職エージェントリアルエステートWORKSに登録する 不動産営業の平均年収 求人ボックス給料ナビのデータによると、不動産営業の平均年収は約413万円となっています。 一方、国税庁のデータから日本人の2019年の平均給与を見てみると436万円となっており、不動産営業の平均年収は日本の平均年収より低いことが分かります。 出典:国税庁ホームページ(https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm) 求人ボックス給料ナビのデータで、不動産営業の年収の分布を見てみると、年収400万円前後の人が多くなっていることが分かります。ではなぜ不動産営業は稼げると言われるのでしょうか?その理由は、先述した不動産営業の給与形態にあります。 というのも、不動産営業では年収200万円代から1,000万円以上と幅広くなっており、この差は先程説明したインセンティブ(歩合給)による金額差だと考えられるでしょう。不動産営業の年収は個人の営業力による成績の差や、歩合率の差によって大きな差が生まれます。 固定給が低く、歩合率が高い給与体系で成績を上げられなければ、年収200万円代になることも十分考えられますし、しっかりと安定した成績を上げることができれば年収1,000万円を超えることもあります。 そのため、稼げる人は稼げて、成績を上げていない人は稼げておらず、「不動産営業」として考えたときには平均年収は400万円前後となるのです。 求人広告を見ると上位成績者の高い年収が書かれていて、自分も高い年収を得られそうな印象を持つかもしれませんが、実際には不動産営業の平均年収はそんなに高くないことを理解しておくことが重要です。 しかし、先程述べたように不動産営業は歩合給による給料体系が一般的ですので、営業成績という数字で結果を出せば、給料も上がり高収入は間違いない業界です。 まとめ この記事では、不動産営業の年収について解説をしてきました。 まずは不動産の営業にも種類があって、その種類によって給与体系が異なり、稼ぎやすさが異なることを理解することが大切です。 不動産営業は稼げるイメージが強いですが、実際の平均年収はあまり高くなく、本当に稼いでいるのは一部の成績の良い営業マンだということを理解していただけたことと思います。 ただし、営業成績がすべての世界ですので、結果を出すことができれば、インセンティブ(歩合給)により、みんなに年収1000万円以上稼ぐチャンスがあるといえます。 年功序列による年収アップには期待せず、自らの営業力を磨き、高収入を勝ち取りたい方にはピッタリの業界かもしれません。 不動産営業は会社や職種によって給与体系が大きく異なりますので、特に歩合の制度においてはしっかりと内容を確認してください。 不動産業界特化型転職エージェントリアルエステートWORKSに登録する
不動産営業から他業界営業転職したい!それって本当に正解?
2021/08/27
不動産営業として働いていると、他業界の営業に転職したいと思うときがあると思います。 私自身も不動産業界で働いているけれども、「あれ、私不動産好きだっけ?」とふと我に帰る時があり、そんな時は不動産業界以外で自分が好きな業界、例えば飲食業界の求人をつい見てしまうこともありました。 実際に、不動産業界特化型の転職エージェントとして様々な不動産業界経験者の方とお話をしますが、不動産営業として現在働いている方から他業界の営業について質問をされることもございます。 今回は、不動産業界と中古車業界で働いていた私が、2つの業界を比較して、不動産営業として働くメリットとデメリットをご紹介致します。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業として働くメリット まずは不動産営業職として働くメリットを3つご紹介致します。 ※今回は賃貸仲介営業ではなく不動産売買仲介営業として働くメリットをご紹介致します。 不動産営業として働くメリット①営業力が身に着く 不動産営業では高額な物件を取り扱うことが多く、1,000円の商品を販売するのと違い,、かなりの営業力が必要となります。 私は以前、中古車業界のシステム営業を行っておりましたが、その際の取り扱い額は月額980円。1年間契約となっておりましたので、1契約あたり年間約12,000円。 しかし、不動産となると0の数は5個以上増え、現在私が勤めている投資用不動産の会社では一番安くて1,000万円、高い物件だと1億円する物件もございます。 この1,000円の物を売る人と1,000万円の物を売る人の違いが営業力だと私は思います。 私が1,000円の物を売るとき必要だったのは商品の知識とあとは勢い。この2つで乗り切れておりました。「まずは使ってみましょうよ!」この一言が決めゼリフです。 ※過去の先輩方と比較した時に1位か2位を争えるくらいは成果を挙げておりました。 しかし1,000万円となった場合「取りあえず買ってみましょうよ」は通じません。 不動産であれば商品の知識はもちろんのこと、他社比較、相場比較、法律の知識、税金の知識などとにかく幅広い知識を身につけて、そしてその知識をより分かりやすく簡潔にご説明する必要があります。 また、ご紹介できる物件は一つではないので、お客様が狙った物件に落ちるようにご紹介する順番を考えたり、メリットだけをお伝えするとお客様自身でデメリット部分を見つけたときにかなりのマイナスポイントになるためデメリットもしっかりとお伝えしたりと売れるようにするためにかなり考え込んでおりました。 1社目の中古車業界では、若さと勢いと行動数でなんとかできていたものが、2社目の不動産業界では通じず、そのギャップを考えることで1,000万円の物を売る営業力は身につくのだと思いました。 もし、成果が挙げられなくて不動産営業職から別の業界に転職したいと思われているのであれば、もう少しだけ不動産営業として働くことをおすすめ致します。 もちろん働く環境を変えたいのであれば別の会社へ転職することは良いでしょう。しかし、折角不動産業界にいるのであればまずは不動産業界で営業力を身につけてから転職してみるのはいかがでしょうか? 1,000万円の物を販売した経験とその営業力を身につければ他の物は自然と売れるようになるはずです。 不動産営業と働いて分かった不動産営業に転職する5つのメリット 不動産営業として働くメリット②稼げる これは不動産業界に転職したきっかけになる方も多いと思います。不動産業界は20代でも年齢関係なく成果を出せば稼げる環境です。 私も25歳ですがリーダーとして自分より年上のメンバーをマネジメントしていますし、同年代の女性と比較すると多くもらっていると思います。 しかし、稼げるというのは成果を挙げた場合のみ。成果を挙げられていなければもちろん固定給ですので同年代の人と同じくらいのお給料です。 これをプラスと捉えるかマイナスと捉えるか。ここが不動産営業として働き続けるか他業界に行くかのポイントにもなるかもしれません。 商社に勤めて現在3年目となる友人は、まだ1回も昇給がなく、入社当初と同じお給料。この間嘆いていたのは「新入社員と同じお給料なのに仕事内容は年数経つに連れて重くなって不公平」。 こういった話をもう一人の友人(事務職)からも聞きますが、そういう時に私は成果で判断される職場で良かったなと感じます。 人によっては成果挙げられなかったときにお給料が不安だな…と思われる方もいらっしゃると思います。お給料のほとんどをインセンティブが占める求人もあれば、固定給が高くインセンティブの割合が少ない求人もありますので、ここは自分に合った求人を選ぶことで解決できるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業として働くメリット③独立しやすい 不動産業界は独立がしやすい業界です。というのもお客様が獲得できて、レインズでお客様に合う物件が出ていれば不動産販売はできるからです。 そして不動産業界は物件の値段自体が高いので年間2件~3件販売できれば十分な年収となります。 そのため、不動産業界で働きながら業務を覚え、そしてリピート購入してくれるお客様や紹介顧客を獲得できる人になれば不動産販売会社として独立はできるでしょう。 もちろん、リピートしてくれるお客様や紹介が途切れてしまった瞬間会社が回らなくなってしまうので、何かしらの対策は必要ですが、独立しやすいことには変わりがないでしょう。 この業界で起業したい。という想いではなく、なにか起業したい。という想いなのであれば不動産業界でもう少し頑張ってみてください。 不動産業界の一連の流れを把握できればきっと独立を決意した時に大きなステータスになるはずです。 不動産業が独立しやすい理由とは?失敗要因や独立前にすべきことなど解説 不動産営業として働くデメリット ここまでは不動産営業として働くメリットについてご紹介していましたが、もちろんメリットだけではありません。 ここからは、不動産業界で働くデメリットについて他業界と比較してご紹介致します。 不動産営業として働くデメリット①営業に対してマイナスなイメージが多い 一つ目の不動産営業として働くデメリットは、世の中的に「不動産営業」に対してマイナスなイメージを持たれる方が多いことです。 それによる弊害は、お客様と商談する際にお客様がかなり警戒して商談されることです。 私自身の話ではありませんが、つい先日私の会社の先輩は、 「購入するつもりはないからね。予算もないからね。少し興味があるだけだから。」 ときっぱり最初に断られてから物件の紹介をすることがあったそうです。 以前勤めていた中古車業界でのシステム営業では、BtoB営業だったこともありますが、「どんな商品を紹介してくれるの?」「取りあえず聞いてみたいから会社に来てくれる?」とプラスから入ることが多かったのですが、不動産業界ではマイナスから入ることが多いのだなと感じました。 もちろんマイナスなイメージを持ってはいるけれども物件の購入が気になっているので商談に来てくれているため、誠心誠意営業をしていればお客様は自然と前向きになってくれます。 マイナスなイメージだとプラスになったときの上げ幅が大きく、プラスからマイナスの時よりも良い方に働くこともポジティブに考えられます。 ただ、最初の入り口が開けづらいので根性が必要です。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業として働くデメリット②覚えることが多い これはメリットでも少し紹介しておりますが、不動産業界は幅広い知識が必要となります。 メリットは先述した通り幅広い知識が身に着くこと。 デメリットは覚えることが多くて大変なことです。 他の業界の営業ではなにか資格がなくても取り扱う商品の知識があれば問題なく営業活動が行えるでしょう。 しかし、不動産業界では契約を結ぶ際に宅地建物取引士ではないと契約業務ができないという決まりがございます。 そうすると、不動産営業の契約まで全てを行うためには合格率15%の宅地建物取引士試験を突破することが必要になってきます。これだけでも難関です。 それ以外にも、購入した場合の税金関係や購入後暫くして売却した際の値上がり率など不動産(取り扱う商品)について知識を身につければいいだけではありません。 不動産業界で働くにあたっては、終わりがなく、日々勉強だと思っておくといいでしょう。 不動産営業として働くデメリット③年齢が関係ない 最後にご紹介するデメリットは年齢が関係ないことです。 私が以前勤めていた会社では、マネージャーがチームで一番年上、その下になると年齢はそんなに関係ないけれども勤続年数が重要でした。 そのため自分も長く働いて自分の上司が退職、または別の部署に異動となれば自分もリーダーくらいにはなれるのかなと思っておりました。 しかし不動産業界は違います。 実力主義の会社が多いため、年齢が若かろうが成果が出ていればマネージャーになれますし、逆に出ていなければ一般社員です。 何歳になればこのくらいのポジションかな、といったイメージができないことが多いでしょう。 若い年代であれば普通の会社でも一般社員なので不動産業界で一般社員だとしても気にならないかもしれません。 しかし、30代後半から40代になってくると、周りはある程度の役職が就いているのに対して自分は変わらない役職ということに焦りを覚えることもあるかもしれません。 前職の実績から転職してすぐに役職が就くこともありますが、一度一般社員で入社した後に成果を出して役職に就くことが多いため、転職をするのであれば早いうちに転職することをおすすめ致します。 まとめ いかがでしたでしょうか? 今回は不動産営業から他業界への転職をご検討されている方に向けて、他業界との比較を交えながら不動産業界のメリットとデメリットについてご紹介致しました。 仕事だけに限らず、人生楽しいこと続きではありません。時には辛いこともあり、悔しいこともあり、そして楽しいことがあります。 今どん底、、、と思っていても、3ヶ月後にはめっちゃ楽しい~~となっていることだってあるのです。 また、今辛いと思っていても、それが不動産業界だからなのか、今の会社だからなのかは分かりません。 一度自分で整理する意味でも、そして悩みを相談する意味でも、不動産業界から離れるか迷われている方は一度第三者に相談をしてみることをおススメ致します。 自分の市場価値についてなども知ることができるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産売却の流れを解説!不動産業界へ転職するなら押さえておきたい基礎知識
2021/08/26
不動産業界への転職を考えている方はまず不動産売却の流れを知っておくことは大切です。 特に不動産の売買仲介の仕事に携わる方には必須の知識となりますので、ぜひ転職前に基礎知識を身に付けておくことをおすすめします。 この記事では、不動産会社に7年勤務した私が自分なりに不動産売却の流れをまとめましたので、具体的にイメージしながら読んでみてください。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の一般的な流れ まず初めに不動産売却の一般的な流れ、また不動産営業としてポイントなる点について詳しく説明していきます。 ・売却査定 → いくらくらいで売却できそうか査定。 ・媒介契約 → 売却を任せていただくための契約。 ・売却活動 → 購入希望者の探客~物件の案内など。 ・価格交渉 → 価格他、詳細な条件の交渉。 ・売買契約 → 売主側と買主側の条件をまとめ、売買契約の締結。 ・決済~引き渡し → 清算や権利関係の手続きを終え、買主に鍵を渡し、売却完了。 不動産売却の流れ1:売却査定 不動産売却の流れとしては、まずは売却査定です。依頼された物件がいくらで売却できそうか査定を行います。 不動産営業担当者は実際に物件を訪問し、現況の物件の状態や周辺環境などの調査を行うことと合わせて、書面では権利関係の確認を行いましょう。 他には近隣の取引事例や、公示価格や路線価についても調べた上で、提示する査定額を総合的に検討することが重要です。低く見積もり過ぎず高く見積もり過ぎずの絶妙な値段での交渉が必要となります。 知識だけでは難しく、経験も必要となりますので最初は先輩に同行しながら経験を積むことが一般的です。 この査定の段階で信頼を得ることができなければ、売主から売却を任せていただけない可能性もありますので、慎重に査定を行い、納得していただける内容を提示しましょう。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の流れ2:媒介契約 不動産会社に売買の仲介を依頼する時の契約が媒介契約となります。 媒介契約ができなければ、売却活動を行うことができませんので、売却の査定を行った後に媒介契約をしていただけるかどうかが、大きなポイントです。 この契約の中で売却活動の内容や売却金額、売却時の報酬などについて取り決めを行います。 査定額が実際には売却できないような高い金額にならないように気を付けておかなければなりません。大幅に値下げしなければ売却できないとなると印象も悪くなります。 また具体的な売却の計画やスケジュールについても打ち合わせを行いましょう。 査定結果の報告から媒介契約で売主から信頼を得ておけば、その後の売却活動においてもスムーズに展開しやすくなります。 充分納得していただいた上で媒介契約を結びましょう。 また媒介契約には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約と3種類の契約がありますが、ここでは詳しい説明を省きます。 不動産売却の流れ3:売却活動 次はいよいよ売却活動です。 不動産の営業はこの売却活動のイメージを持つ方も多いかと思います。 営業の仕事としてはまず購入希望者を探す必要があります。 購入希望者を探すためにインターネットやチラシなどの広告で物件情報の発信を行わなければなりません。 広告を出して問い合わせがきたら、購入の検討を進めるうえで大切な内覧を勧めていきましょう。 購入検討者と売主の都合の良い日程を調整して、物件の案内を行います。 営業担当者は内覧に来たお客さんに物件を気に行っていただけるよう、一生懸命対応しましょう。 また物件案内時に購入検討者に良い印象を持ってもらえるように、売主には事前に物件を片付け、整理していただくようお願いしておきましょう。 不動産売却の流れ4:価格交渉 当然ながら少しでも高く売りたい売主と少しでも安く買いたい買主の間では価格交渉が発生します。 購入検討者が物件を購入しようと考えた時に不動産会社を通じて売主に「買付証明書」を提出します。 買付証明書に引き渡し時期やその他条件と合わせて購入希望額が書かれていますので、不動産の営業担当がこのタイミングで売主へ価格交渉を行うことが一般的です。 その結果である売主の条件を購入希望者に伝え、調整を進めていきます。売却金額を決めるのは売主ですので、交渉を受け入れて値下げするのか、どうかは最終的に売主が判断することです。 営業担当としては近隣の相場や市場や、売主の手元に残さなければならない金額など勘案しながら、売主にアドバイスを行う必要があります。 タイミングも非常に重要で、売り出し直後であれば、別の購入希望者が現れて、値下げをすることなく売却希望金額で売れるかもしれませんが、もし売り出しを開始して半年後であれば、今後購入希望者が現れず、売却できなくなるかもしれません。 このような情報提供をしながら、売主に意思決定を促しましょう。 この価格交渉は不動産営業としてとても重要ポイントで、契約できるか否かが決まる商談の山場だと考えて全力で取り組んでください。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の流れ5:売買契約 購入希望者と売主が条件に合意すれば、売買契約となります。 営業担当者は売主と買主に準備していただくものを正確に伝え、当日に契約がスムーズに進むように段取りをしておきましょう。 売買契約の当日はまず不動産会社の宅地建物取引士から重要事項説明を行います。 ※契約の際の重要事項説明は宅地建物取引士の資格を保有していないとできません。そのため、資格保有者が転職時に優先されることも多いです。 重要事項説明では不動産の取引において重要な内容について書面を交付し、買主へ説明します。 不動産売買契約書の読みあわせを行い、取引の内容に納得していただければ、双方の署名と捺印をいただき、手続きは終了です。 物件の状況や保証内容、引き渡しまでの流れややるべきことなど、営業担当者は分かりやすく誤解が無いように丁寧に説明しましょう。 不動産売却の流れ6:決済~引き渡し 売買契約が終われば、次は決済です。 決済当日は買主、売主、不動産業者、司法書士、金融機関担当者が集まって行います。決済場所は買主が住宅ローンの融資を受ける金融機関で行うことが一般的です。 住宅ローンの融資がなくとも司法書士や不動産会社への支払いなど行いますので、金融機関でブースなどを借りて決済を行う方が便利です。 まずは金融機関から買主へ住宅ローンの融資の実行が行われます。 買主はその融資金から売主への売買代金残金の支払い、司法書士への報酬の支払い、不動産会社への仲介手数料の支払いなどの精算を行います。 売主は住宅ローンの残債があれば、支払われた売買代金でローンの全額返済を行い、抵当権を抹消しなければなりません。 同席している司法書士が抵当権の抹消、設定、所有権の移転手続きなどの手続きを合わせて行います。 決済は多くの人が関わりますので、営業担当者は買主や売主へ必要書類や印鑑など忘れ物が無いように確認を行うとともに、司法書士や金融機関の担当者に対して事前に内容を確認し、手続きが滞りなく終えられるよう、準備をしておきましょう。 決済が終われば、契約書類一式や物件設備の説明書、鍵を買主に引渡します。 不動産会社や物件によっては現地にて取り扱い方法の説明など行う場合もあります。 ここまでが不動産売却の流れです。 まとめ 不動産売却の流れについて簡単に説明をしました。 不動産売却の流れは特に売買仲介営業では必須の知識になってきますので、未経験の方もこの記事を読んで最低限の基礎知識を頭に入れておくようにすることが大切です。 媒介契約と売買契約という2つの契約があり、大変なように感じるかもしれませんが、買主・売主の気持ちを考えながら誠意をもって行動すれば、結果はついてくるはず。 また不動産売却の流れでは多くの人が関わりますので、必要書類の確認や段取りは確実に行い、不備で迷惑を掛けないように注意しましょう。 不動産業界へ転職を希望する
不動産営業を目指す人必見!企業に好印象を与える転職理由や志望動機を解説
2021/08/24
「不動産営業へ転職したいんだけど、履歴書に書く転職理由や志望動機が思いつかないなぁ」 「企業に好印象を与える転職理由には、どんなものがあるんだろう?」 今回はそんな疑問を持つ方に向けた記事をお届けします。 転職活動をする際に必ず考えなければならないのが、転職を思い立った根拠を示す「転職理由」と、その企業を選んだ「志望動機」です。 求職者にとっては自分の転職意欲を伝えるためのアピールポイントであり、企業としても求職者の真剣度や人間性を把握するために注目するポイントなので、しっかりと考えておく必要があります。 不動産営業においても、志望動機を明確に伝えられるかどうかが、合否の鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。 そこで本記事では、不動産営業へ転職する場合に企業に好印象を与える転職理由や志望動機について解説します。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業とは? 志望動機を考える前に、まず不動産営業とはどんな仕事なのか整理しておきましょう。 特に営業スタイルの違いにより、求められる能力が大きく変わってきますので、把握しておくことが大切です。 不動産営業の種類 不動産の営業には、以下の3つの営業スタイルがあり、それぞれ特徴が異なります。 ・飛び込み営業 ・ルート営業 ・反響営業 飛び込み営業とルート営業は、ご存知の方も多いと思いますが、改めて解説します。 ①飛び込み営業 飛び込み営業とは、直接自分の足で個人宅や会社を訪問し、営業をかける手法です。 初対面の顧客を相手にするため、相手にしてもらえなかったり、厳しい態度を取られてしまったりするケースも多く、営業の中でも特に忍耐力や精神力を必要とする手法です。 その一方、成果に応じて給与を支払うインセンティブ制度を採用している場合が多く、結果を出せば給料にしっかりと反映されますので、実力重視な社風が好きな人に向いています。 ②ルート営業 ルート営業は、既存顧客の元へ定期的に訪問して、提案などをする手法です。 新規開拓が少ないため、飛び込み営業のような不安定さはありませんが、苦手な顧客とも長く付き合っていかなければならない特徴があります。 ルート営業の場合、飛び込み営業ほど高いノルマを課せられることはありませんが、インセンティブも少なく、成果が給料に反映されにくい傾向があります。 どちらかといえば、実力主義ではなく安定思考の人におすすめです。 ③反響営業 最後に反響営業ですが、これはチラシやダイレクトメール、ホームページなどを見て、会社に問い合わせしてきた顧客を相手に営業する手法です。 顧客側がすでに会社の商品・サービスに関心を持っていると考えられるため、比較的成約につながりやすい手法といえます。 とはいえ、チラシ配りやメールの配信など、顧客を呼び込むための営業をしなければならないケースは当然あります。 売上目標やノルマが課せられる点は、他の営業と変わりませんので、決して楽な営業とは思わないようにしてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業になるための転職理由と志望動機 では、不動産営業を目指す人が、企業に好印象を与える転職理由と志望動機にはどんなものがあるのか、具体的に考えていきましょう。 企業に好印象を与える転職理由とは 転職活動を成功させるためには、企業側が好印象を抱く転職理由とは何か、前もって把握しておくことが重要です。 以下に好印象を与えやすい転職理由の特徴をまとめます。 ・理由が具体的である ・新しい仕事への意欲が感じられる ・現在の会社への不満は述べない ・志望動機との一貫性がある 給料が低い、人間関係が合わない、仕事が面白くない、といったネガティブな理由でなく、できるだけポジティブな理由で、なぜ転職を思い立ったのか明確に伝えることが重要です。 もちろん、実際には給料や人間関係に不満があり、転職を考える人が多いのは事実です。 しかし、本音をそのまま伝えてしまうと、ネガティブな理由として捉えられてしまいますので、言い方を工夫する必要があるでしょう。 たとえば「給料が低いこと」が転職理由であれば、「正当な評価を受けたい」など。 「人間関係が合わない」が転職理由であれば、「周囲と協力しながらチームワーク良く仕事をしたい」など。 このように言い方を工夫するのは、決して嘘をつくことではありませんので、企業側にもその思いは伝わります。 まずは自分の本音を書き出してみてから、一つ一つの理由をどのように伝えればよいか、考えてみると良いでしょう。 企業に好印象を与える志望動機とは 次に企業に好印象を与える志望動機の特徴をまとめます。 ・その企業を選んだ理由がはっきりしている ・入社後に何をやりたいのかが明確である ・転職理由と一貫性がある まずどうして転職を考えるようになったのかを述べた後、次にどうしてその業界や企業を選んだのか、志望動機を伝えるのが基本的な流れです。 したがって、転職理由と志望動機を比べた時に一貫性があるようにしなければなりません。 たとえば、「自分のスキルを活かせていない」が転職理由であれば、志望する企業で自分のスキルを活かせる理由が、明確になっている必要があります。 そのためには業界やその企業のことを、しっかりと調べておくことが重要です。 転職理由と志望動機が繋がっていないと、「他の会社でも良いのでは?」という疑問を企業側に抱かせてしまうため、ちゃんと話が繋がっているかどうか確認するようにしましょう。 不動産営業の転職理由や志望動機を紹介 以上を踏まえて、不動産営業へ転職する場合の転職理由や志望動機として、最適なものを考えてみましょう。 まず不動産営業に求められるスキルとして、専門性とコミュニケーション力があげられます。 特にコミュニケーション力は、営業である以上、必ず求められますので大切な要素です。 以下に不動産営業へ転職する場合に、転職理由や志望動機として押さえておくべきポイントをまとめます。 経験やスキルがない場合は、少し不利になってしまいますが、不動産営業は離職率が高い特徴もあるため、業界未経験でも入社することは可能です。 業界未経験で不動産営業への転職を目指す人は、コミュニケーション力や忍耐力、不動産業界で働くことへの意欲、長く勤務できる根拠などをアピールしていくと良いでしょう。 特にアピールできることの根拠となる、具体的なエピソードがあると理想的です。 まとめ 以上、不動産営業へ転職する場合に企業に好印象を与える転職理由や志望動機を解説してきました。 どんな業界へ転職する場合でも、転職理由や志望動機は重要視されるポイントなので、しっかりと考えるようにしてください。 また、単なる思いつきではなく、入念に考えた理由であれば、企業側にも真剣度が伝わります。 不動産営業においては、専門性やコミュニケーション力が求められるスキルですので、すでにスキルに自信のある人は全面的にアピールしていくことと良いでしょう。 また、未経験で活かせるスキルがなかったとしても、仕事に対する熱意や将来のヴィジョンがはっきりしていれば、前向きな理由として捉えられます。 不動産営業への転職を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしながら転職理由や志望動機をじっくりと考えてみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産営業はキツイ?キツイ理由や解決するためのポイントをご紹介
2021/08/10
不動産業界はキツイと言われており、実際に離職率が高い業界でもあります。 なぜ不動産営業はキツイと言われるのでしょうか。今回は、金融機関に2年、不動産会社に7年の勤務経験がある筆者より、その理由や、少しでもキツさを解決するためのポイントをわかりやすく紹介していきます。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業がキツイといわれる5つの理由 不動産営業がキツイと言われるには理由があります。 不動産は法人や個人に対し営業を行い、取り扱う商品の金額が高いことが特徴です。 ここでは5つの代表的な理由を紹介していきます。 ノルマがある 不動産の営業にノルマはつきものです。「営業成績(売上の数字)がすべて」いうのが不動産営業の世界です。 ノルマが達成できている優秀な社員は上司から何か言われることもないでしょう。 一方、ノルマが達成できていない社員は上司からの厳しい叱責や指導を覚悟しておいた方が良いかもしれません。 そのためノルマの未達成が続くと社内に居づらくなり、退職していく人も多い世界です。 何とか今月のノルマを達成できたとしても、また来月はゼロからのスタートでノルマ達成を目指さなければならず、常にノルマに追いかけられるのが不動産の営業です。 取り扱う商品の金額が高い 不動産は取り扱う商品の金額が高いため、簡単に売れることはありません。 不動産には「賃貸営業」と「売買営業」がありますが、特に「売買営業」はマンションや一戸建て、土地などの販売を行っていきますので、取り扱う商品の金額が高くなります。 当然ながらお客さんにとっては高額な買い物になりますので、しっかり下調べを行い、比較検討をしながら慎重に検討するため、契約になるまで時間が長くかかることも多いです。 インターネットで情報収集し、豊富な知識を身に付けているお客様も多くいらっしゃいます。 検討期間が長くなると労力も大きくなりますし、その結果契約できなければ成績はゼロとなり、精神的な負担も大きくなります。 成績を上げられないと居心地が悪くなる可能性がある 不動産営業は数字がすべての世界ですので、成績が上がらないと居心地が悪くなる可能性もあります。 成績を上げる社員には高額なインセンティブを払い、優遇しますが、成績が上がらずに何カ月もノルマを達成できないと、クビになったり、自主都合の退職を勧められる場合もあります。 もちろん居心地が悪く感じるのは自分次第なので、全く気にならない方もいるでしょう。 ただし成績が上げられないと成績を上げている人のサポートに回ったり成績上位のメンバーが優遇される部分を見たり、成績を上げているメンバーを営業部以外の人が褒めて自分は慰められたり…と周りも悪くないし当たり前のことなのですが段々と居心地悪く感じてくることが多いでしょう。 成績が上がらないと収入が安定しない 不動産の営業職は成績が上がらないと収入が安定しません。 給料体系は基本給(固定給)がとても少なく、成績に応じて支払われるインセンティブ(歩合給)の比率が高くなっていることが多く、成績次第で収入が大きく左右されます。そのため、成績が上がらなければ少ない基本給のみの収入となってしまいます。 月の成績によってその月の収入に大きな差が出ることは、不安定な状況です。 安定した収入を得るためには成績を上げ続け、常にノルマを達成していくことが必要です。 ノルマを達成し続けることができれば、かなり高額な歩合給を得ることができますが、そのような人はほんの僅かでしょう。 土日に休めない 常にお客様の予定に合わせてスケジュールを組むことが求められますので、土日に休めることはありません。 土日休みのお客様が多く、その休日である土日に打ち合わせの予定など組むことが多くなりますので、当然土日はアポイントが埋まっていきます。 平日休みのお客さんもいますので、自分の休日でも打ち合わせの予定が入れば仕事をすることになるでしょう。 自分の休みであろうとお客様の都合優先で予定を組みますので、プライベートの時間は確保しにくくなります。 しかし、昨今では働き方改革もあり、不動産業界でも残業をなくす、休みをしっかりと取るといったような動きに変わっております。 選ぶ不動産会社によってかなり変わってくるポイントではあるため、土日に休みたい、プライベートな時間を確保したいという方は転職エージェントに相談してみて下さい。 土日休みの不動産求人を見る 不動産営業のキツイを解決する3つのポイント キツイと言われる不動産営業ですが、少しでもそのキツイを解決する方法があります。 ここからは解決する3つのポイントを紹介します。 固定給の高い不動産会社を選ぶ 不動産会社の給料体系は一般的に固定給が低いことが多い為、少しでも固定給の高い会社を選ぶことが解決できるポイントです。 先程記載した通り、不動産営業は固定給が低く、インセンティブで稼げるようになっているため、成績を上げられなかったときにはお給料が下がってしまうことも。この成績を上げられなかったときのお給料のマイナス幅を下げられる方法が固定給の高さです。 しかし、逆に言えば固定給が低い会社ほど成績による歩合給が大きいです。そのため成績を上げられたときにはこの固定給の高さがマイナスになることもあるでしょう。 そのため、不動産営業歴が短く、まだコンスタントに売りを上げられるかが不安な場合は固定給が高い不動産会社に行き、実績が出て自分が不動産を販売できることが分かったときにステップアップ転職として固定給は低いけれどもインセンティブが高い不動産会社に転職することがいいでしょう。 賃貸営業に転職する 売買営業に比べると賃貸営業はハードルが低くなります。というのも売買営業の取扱額が何千万円というのに対し、賃貸仲介は一人暮らしであれば月10万円いかない物件が多いからです。 賃貸営業は賃貸物件の案内を行い、契約になれば仲介料が売り上げとなります。 賃貸営業は取り扱う金額が安く契約しやすいため、取り扱う金額が高く、簡単に契約することができない売買の営業よりは営業がしやすく感じられるはずです。 また賃貸の営業職は売買の営業職に比べ、固定給の割合が高いことが一般的なため、収入が安定しやすく、収入が成績により不安定になる心配はあまりありません。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 地域一番店を狙う 地域で一番の不動産会社で働くことを狙ってください。 地域で一番販売実績の多い企業や、知名度の高い企業であれば、商品や営業社員が優れているのが一般的です。 集客力に優れ、また優秀な社員と共に働くことができる環境に身を置くことで、切磋琢磨しながら多くの経験を積み営業スキルを高めていくことができます。 その結果、営業成績を上げられる可能性が高くなりますので、地域一番店で働くことがおススメです。 地域一番店に勤めていた実績と転職後も成績を上げやすい実力を身に付けることができます。 営業成績を上げるためのポイント 不動産営業は成績がすべてといっても過言ではありません。 逆にいえば営業力を身につけ、成績を上げてノルマを達成してしまえば非常に楽な仕事になります。 しっかりと成績を上げ続けることが非常に需要です。 そのため営業成績を上げるためのポイントを紹介します。 売れている営業の先輩に可愛がられる 売れている人から学ぶことが、成長の近道です。 そのためには売れている営業の先輩に可愛がられることがポイントです。 売れている営業が実践し、結果を出しているその手法を直接学べることが大きな価値になります。 実力のある先輩から可愛がられて、自分も高い営業スキルを身につけることが成績を上げていくために重要なことです。 お客さんから紹介を貰う 不動産の営業でキツイことの一つはお客さんを探すことです。 見込み客がいなければ、契約することもできません。 そんな中で自分を信頼して契約していただいたお客さんから、次のお客さんを紹介していただけると、とても楽に営業成績を上げていくことができます。 契約確率が高い紹介のお客さんをいかに増やすことができるかが、営業成績を上げるポイントです。 しっかりとした人間関係を構築し、人脈を築くことができればより楽に営業を行うことができます。 まとめ 今回の記事は不動産営業がキツイ理由や楽になる方法について紹介しました。 高額な商品の為、契約を取ることも容易ではなく、また成績が上がらなければ収入も不安定な状態になりキツイ仕事に感じられますが、営業力を身に付け、成績を上げることができれば楽に働くことも可能です。 しかし、不動産営業はキツイからこそ乗り越えたときのリターンはかなり大きいです。キツイから諦めるか、もしくはキツイけど挑戦してみてその後のリターンを待つか、それは自分次第となります。 もちろん、今回上げたキツイ理由は全部の会社に共通することではなく、チームで目標をもって支え合う会社があったり、土日休みの求人もございますので、一度転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。 そうすることで、自分に合った不動産会社を紹介してくれるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
20代女子の不動産業界未経験から不動産営業転職体験談
2021/06/29
前職はサービス業で接客をしていた私が、26歳の時に不動産業界未経験で不動産業界へ転職した際に感じたことや気づいたことをご紹介いたします! 不動産業界への転職を検討している方の参考になりますと幸いです。 1.不動産業界のイメージ 皆さんは不動産業界にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 「大変そう・・・」 「土日休みではない」 「歩合制/稼げそう」 「何となく怖い」 「あまり良い印象はない」 私自身、不動産業界に身を置く前はこのようなイメージを持っていましたが、以下の動機で不動産業界へと転職を決意しました。 ・新卒でニッチな業界のメーカーに入社したが、業界自体の不安定さを感じ、もっと生活に根付いた(安定した)業界で働きたいと思った。 ・シンプルに、もう少し稼げる業界にチャレンジしたいと思った。 それではここからは、あまり不動産業界に良い印象を持っていなかった私 が安定した業界かつ稼ぎたいという想いを胸に不動産業界へ転職した際の体験談を元にお話させて頂きます! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 2.不動産業界への転職で不安なこと これから不動産業界へ転職したい方が不安や疑問に思う点について、私の転職経験も踏まえてお伝えします。 不動産業界に転職するために資格は必要? 資格はなくても転職活動自体に問題ないと思いますが、手当がつくことも多いので、取得することをオススメします。 私自身は入社してから宅地建物取引士の資格をとりました。 宅地建物取引士のみでなく、その他にも不動産に関わる資格はたくさんあります。 話のネタにもなりますし、業務の幅も広がるため、あるに越したことはありません。 しかし、どの資格も比較的難易度は高いため、しっかり覚悟して勉強することが大切です。 不動産業界未経験でも大丈夫? 私の中で、衣食住のうちの洋服や食べ物は身近なものでもありましたが、不動産は一人暮らしをする際に街の不動産屋さんに行ったくらいで、かなり遠い存在だったと思います。 実際に不動産業界に転職し、様々な職種を知る中で、確かに不動産業界は専門性の高い職種と言えますが、特に賃貸住宅の仲介や管理業については、私たちの生活と密接に関わる家に関することなので、未経験でも挑戦しやすいと思います。 不動産業界特有のルールももちろんありますが、どの業界に行ってもあるものですので、不動産業界が特殊とは考えず、少しずつ学んでいけば良いと思います。不動産会社で部屋を借りたことがある方は、賃貸仲介営業の仕事はイメージしやすいのではないでしょうか。 実際不動産営業って稼げるの? 分野や職種によりますが、やはり業界として水準は高い方だと思います。 しかし、どの業界でも言えることですが、「大変さ」と「稼げる」は比例していると考えてよいと思います。 不動産業界に転職を考えている皆さんが最も気になる点かと思いますので、次項で各分野の仕事内容とあわせて稼げるかについても紹介していきます。 3.不動産業界の仕事 私自身、未経験+資格なしで不動産業界に転職しましたが、そもそも不動産業はどのような仕組みなのか、どのような仕事があるのか理解していませんでした。 不動産業はわかりやすく分類すると「不動産開発」「不動産販売」「賃貸業」「不動産仲介営業」「不動産・建物管理」という事業にわけることができます。 それぞれについて簡単にご紹介いたします。 ※上記でも述べた通り、未経験での転職であれば、賃貸仲介業等がおすすめですので、「不動産仲介営業」についてのボリュームが多い点はご了承ください。 各事業、各社によって仕事内容が異なるため、しっかりと理解して転職活動に望むことをおすすめします。 ①不動産開発 いわゆる不動産デベロッパーと呼ばれる仕事です。 土地を取得し、マンションや商業施設の建設を企て、規模が大きくなると“再開発”や“街づくり”といってメディアなどでも耳にすることが多く、歴史に残る仕事ができます。 規模の大きい仕事なのでやりがいも大きく、不動産業界の中でも平均年収は高い方です。稼げる花形と言えるでしょう。 ②不動産販売 土地、一戸建てや分譲マンションの販売を行います。 街で見かける住宅展示場などで住宅購入を検討している方に対し営業活動を行います。 人生の大きな決断に関わることができるので、やりがいのある仕事ですが、厳しいノルマを課せられることが多く、「稼げるが大変な仕事」と言えるでしょう。 ③賃貸業 賃貸業は、いわゆる「大家さん」と考えて頂けば想像しやすいかと思います。 仲介業者に協力してもらいながら、入居者の募集や契約を行います。 私自身、賃貸業を行う会社に勤めていますが、冒頭で述べた私の不動産業界へのイメージは、ほとんど当てはまっていません。 基本的に落ち着いていて残業等も多くなく、土日休みで働きやすいと感じています。完全固定給のため、“稼げるのか”と言われるとそうでもありませんが、男性のイメージが強い不動産業界の中でも女性が働きやすい職場と言えます。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する ④不動産仲介営業 売主と買主、貸主と借主を繋げる仕事です。皆さんが“不動産業界の人”として一番接触することが多いのは、街に店舗を構えている仲介業者ではないでしょうか。 私も大家さんとして様々な仲介業者とやりとりすることが多いですが、仲介業に関しては、冒頭で述べたイメージについて、よく当てはまると言えます。 もちろん各社で色がありますが、若くて元気の良い男性が多く、女性も気が強い方が多い印象です。 成績が直接お給料に反映されることが多いため、頑張れば頑張った分だけ稼げると言えるでしょう。 土日はかき入れ時なので土日休みでない場合が多いです。逆に契約が水に流れる、ということから水曜日休みが多いのも特徴です。 どうしても土日休みがよい方は、個人ではなく法人を相手にする仲介会社ですと、土日休みの場合も多いです。オフィス仲介営業などですね! また、もっと稼ぎたいという方は、仲介営業の中でも売買仲介営業がおすすめです。賃貸仲介営業と比べると、一度の取引で動く金額が大きいので、同じインセンティブ率でもお給料に反映される額が多いです。 もちろん動く金額が大きい分責任やプレッシャーも大きいです。 やはり「稼げる」と「大変」は比例すると言えると思います。賃貸仲介で経験を積んで、売買仲介へとステップアップする人も多いです。 ④不動産・建物管理 オーナーから商業施設、ビルやマンションの管理を請け負う仕事で、設備の点検、日常の清掃、クレーム対応等業務内容は幅広いです。 不動産開発、不動産販売、売買仲介営業のようなバリバリの営業は向いていないけど、不動産業界に興味があるという方は、管理会社がおすすめです。 業界の中では給料水準は低めですが、良くも悪くも、与えられた仕事をこなせば、固定給は貰えるといったイメージです。 不動産業界にしては大人しく控えめな男性が多い印象ですが、オーナーがマンションやビルを自分で管理することはなかなか難しく、運営していく上でとても重要な役割をしています。 4.不動産業界に転職してみて良かった点、悪かった点 最後に、個人的に不動産業界に転職してみて良かった点、悪かった(驚いた)点をご紹介いたします。 良かった点 ・未経験でも、頑張り次第でどんどんステップアップできる。 ・専門性が高く、私生活でも役立つ知識を身に着けることができる。 ・職種によるが、全体的な給与水準は高く、稼げると言える。 ・責任のある仕事を任せてもらえる。 ・様々な業界の人と関わることができる。 悪かった(驚いた)点 ・業界的に体質が古く、ハンコ・紙社会である。 ・職種によっては体育会系、男性社会である。 ・個人情報や重大事項を取り扱うことも多く、プレッシャーが大きい。 ・景気に左右されやすい。 5.まとめ 冒頭で述べた通り、私自身不動産業界に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。 実際に不動産業界に飛び込んでみて、概ねイメージ通りでしたが、上記でご紹介した通り,各分野によって色があるので一概には言えないと感じました。私自分はこの業界の色に染まらないように、むしろ良くないイメージを払拭していきたいと思いながら働いています。 不動産業界の中でも様々な職種があるので、各々の希望に合った働き方、給料の会社を見つけることができると思います。 不動産は今後も私達の生活に必要不可欠ですし、昨今のコロナウイルスによりお家時間が増えたことから、現在住んでいるお家をリフォームしたり、郊外に引っ越したりと需要が増えている企業もあります。 以上のことから、総じて「安定して稼げる業界」と言えるのではないでしょうか。 不動産会社はコンビニの数より多いため、様々な色の不動産会社がございます。 ご自身で不動産業界での転職活動する際はしっかりと気になる不動産会社さんの口コミを調べたり一度セミナーに参加してみたり、または不動産特化の転職エージェントなどを利用して不動産会社の内情を知ってから転職活動を行うことをおススメ致します! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
20代の転職で不動産業界をおすすめしたい3つの理由
2021/06/16
26歳の私が感じていること。「成人式から今日までが一瞬だったな・・・」 同じように感じている方も多いのではないでしょうか。 どの年代でも感じるのかもしれませんが、10代と20代しか経験していない私にとって、10代と比較すると本当にあっという間に過ぎている20代。 20代は経験もまだ浅く、良い意味で怖いもの知らずな状態の人も多いため、新卒入社後2週間で会社を退職した私を始め、専門学校卒業後2年間のフリーターを経て韓国の大学に行く友人(卒業は28歳予定)や、26歳にして既に4社目に転職した友人など次は転職できないのではないかと思うような経歴の人も沢山います。 ただ、次の転職が不安だから…などを考えずに、「今」自分が嫌だと思ったから転職する、「今」の気持ちを大切にできることは20代のメリットなのではないでしょうか。 実際に、新卒入社後3年以内で退職する人の割合は、大学卒で32%、高校卒で約40%いらっしゃるそうです。※1 ※1 出典:厚生労働省、新規学卒就職者の離職状況 高校卒業または大学卒業から3年以内なので21歳~25歳の層ですね。 上記結果以外にも、初めて転職する人の平均年齢は28歳前後という結果もあり、 20代は転職に踏み切る人が多いことが分かります。 転職する方が多い20代に向けて、私は不動産業界の転職をおすすめしたいのですが、 今回はなぜ私が20代の転職において、 1つの選択肢として不動産業界、その中でも不動産売買仲介営業職への転職をおすすめしたいかについてご紹介致します。 20代をこのままで終わらせたくない! なにか違うことにトライしてみたい! と感じている方は是非最後までご覧下さい。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 不動産業界のイメージとは? 不動産業界への転職をおすすめする前に、皆様は「不動産業界」に対してどのようなイメージをお持ちですか? 今は不動産業界で働く私ですが、 フリーター時代は飲食業界で働いており、 その後は車業界で働いていたため不動産について詳しくありませんでした。 そのため、現在の不動産会社に転職するまでは不動産業界のイメージはどちらかというとネガティブよりでした。 ・残業が多い/休日返上で出勤 ・ノルマがきつそう ・毎朝成績書いてあるホワイトボードを眺めながら朝礼していそう ・上司から怒号が飛んでいそう などなど 同じように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな私も友人から紹介を受け、不動産業界の中でも最近出てきた「不動産テック」会社に入社することになりました。 入社後、沢山の不動産会社の方とお話をする機会がありましたが、 入社前より持っていた不動産業界のイメージから180度…とまでは行きませんが、140度くらい変わりました。 例えば残業。 今までは確かに残業があり、遅い時は深夜まであったそうです。 ”終電を逃してタクシー乗り場にいるサラリーマン” に声をかけて実需用不動産について説明しアンケートの記入依頼、 近くのコンビニから会社にそのアンケートをFAXで送る。 というノルマを4人分。などなど。 それがひと昔前のお話でして、今では働き方改革などもあり、 19時にはPCが自動的にシャットダウンされる制度や申請をしないと残業ができない制度を取り入れている企業もあるほど残業には厳しくなっております。 今、「不動産業界のイメージを変えていきたい」という会社が多く出てきており、そのため不動産業界のイメージは昔と今とで変わって来ています。 そのため、もし不動産業界のことを知らずに不動産業界への転職を検討から外しているのであれば、是非不動産業界特化型の転職エージェントなど第3者の方に相談してみて頂けると嬉しいです。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由 それではここからは、20代の転職で不動産業界、特に売買仲介営業職をおすすめしたい理由についてご紹介させて頂きます。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由①営業力が身につく 1つ目の20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は、営業力が身につくからです 不動産業界は、賃貸仲介営業、売買仲介営業(投資用/実需用)、不動産開発、不動産管理など様々な職種があります。 その中で、売買仲介営業職は、実需用と投資用それぞれありますが、高いと何億円とする物件を取り扱うことになります。 そうです。 自分が1つ契約を取ると、何億というお金が動くのです。 大きなお金を自分の契約で動かせるというのは不動産業界で働く魅力の一つですが、 今回大事なポイントはそこではなく、その何億という商品を購入してもらうための営業力を身につけられるということです。 不動産は人生で一番高い買い物と言われることもあり、テレビでも売れてきた芸人さんなどが 「今から不動産を買います!」 と宣言し、 「え、そんなに稼いだん??」 と言ったやり取りが見られますよね。 その高額な商材を販売するためには、お客様に対してヒアリングを徹底することはもちろん、 ニーズをしっかりと把握してその二ーズにあったご提案、 そして高い買い物だとお客様が手が出しづらくなってしまいますが、 そこをくみ取った上での背中をポンっと押してあげるクロージング。 このようにしっかりとした営業力が必要です。 不動産業界に転職することで、先輩から高額商材を販売するための営業力、そして実践を身につけることができるのです。 ではなぜ20代の方におすすめしたいのかというと、その後の幅が広がるからです。 不動産業界に転職してそのまま不動産業界でも良いですし、 不動産売買仲介営業職でしっかりと実績を積めば不動産業界の様々な職種にチャレンジすることができます。 また、もし不動産業界から他業界に行きたいとなった場合でも不動産業界の営業として培ってきたものがあれば他業界で活躍できることでしょう。 普段1kmを走っている人が42.195km走るとなるとかなりきつい…場合によっては走れないこともありますが、 普段42.195km走っている人にとって1kmを走るのはウォームアップになるように、 今まで1,000万円、1億円の物件を販売していた営業は、100万円の商材を販売できる能力が既についているはずだからです。 20代は社会人に出たら1年生、2年生の年代です。 これから先色々やりたい仕事も出てくるかもしれません。 その時に有利に転職ができるように、またどこの職場に行っても必要とされる存在になるように、20代のうちに不動産業界への転職をおすすめしたいと思いました。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由②稼げる 2つ目の20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は稼げるからです。 20代前半の平均年収は264万円、20代後半の平均年収は369万円です。※2 ※2 出典:国税庁調べ「令和元年分 民間給与実態統計調査(令和2年9月)」 60代以降になると平均年収は下がっていきますが、50代までは平均年収が上がっていることから、年齢が上がるにつれてお給与が上がる企業や勤続年数が長くなるにつれてお給与が上がる企業が多いのではないかと思います。 一方、不動産業界は業界の特性上年功序列型を取っている企業は少なく、完全成果主義で成果を出せば出しただけ稼げますし、成果を出せば役職がもらえる業界です。 そのため、不動産業界の営業求人を見て頂ければ分かる通り、20代で年収1,000万円を狙うことが夢物語ではなくなるのです。 稼ぎたい人必見!不動産業界で稼げる求人特集【稼げる編】 もちろん不動産業界に転職すれば稼げるというわけではなく、契約を取ることでどんどん稼げるようになります。 しかし、年功序列の企業で20代、30代、40代とコツコツとステップアップして稼げるようになるよりも、不動産業界に転職して契約を取れる方法を考える方が短期間で稼ぐことができるのではないかと思います。 私が20代、30代で一気に稼ぎ、30代の間には起業して…という夢があるからこそ、 早くから稼げる分は稼ぎたいという思考回路になっている部分はありますが、 20代のうちに稼げるのであれば稼げる業界にいって稼ぎたいと思っている、 私と同じ考えの方がいらっしゃれば是非不動産業界への転職をおすすめ致します。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由③目線が上がる 最後にご紹介したい、20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は自分の目線が上がっていくからです。 不動産業界の、特に売買仲介営業職で働くと、②で挙げたように稼いでいる先輩や同僚が沢山出てきます。そうすると、ブランド物の時計やボールペンはもちろん、高級車や不動産を購入する人が周りに出てきます。 また、投資用不動産営業の場合は総資産何億円という方と商談する機会もあるため、なぜその人が稼げたのか、どういうことをやってきたのか、などお金を稼ぐという意味での成功者と話す機会が出てくるのです。 先輩や同僚が高いものを身につけることは自分自身の役に立つわけではありません。ただ、高いものを買うことができるほど稼いだ(成果を出した)人が周りにいて、その人と関わることができることが重要です。 突然ですが、ノミが飛べなくなる話をご存知でしょうか? ノミは2mmほどの小さな虫ですが、自分の体長の100倍~150倍ほどのジャンプ力を持っているそうです。そのため、2mmのノミであれば最大で30cmジャンプすることができます。 その30cm飛べるノミを10cmほどの蓋つきの入れ物の中に入れると、ノミはジャンプしますが毎回頭を天井にぶつけてしまいます。 するとどうでしょう。 段々とノミは頭がぶつからない高さである10cmまでしか飛ばなくなり、蓋を外しても10cmしか飛べなくなってしまうそうです。 このように、自分自身で限界を決めてしまうと本来できることができなくなってしまう現象が人間でも起こっています。 では、この10cmしか飛べなくなったノミを本来のように30cm飛べるようにするにはどうすればいいのか。 それは飛べるノミを一緒の入れ物の中に入れてあげることだそうです。 そうすることで隣で飛べるノミを見て、飛べなくなったノミは飛べるように再度挑戦し、本来飛べる高さまで飛べるようになるそうです。 足が速い人と50m走を一緒に走ると足が速くなるのと似ているかもしれませんね。 ノミの話を人間に置き換えてみると、 本当はもっとできるかもしれないけれども周りの環境がなにも挑戦させてもらえない環境だと自身もその環境の中でしか動けなくなってしまいます。 対して不動産業界は、私が働いたことのある他業界と比較すると現状維持を好む人は少なく、変化を好み、アグレッシブな方が多くいる業界です。 この環境で働くことにより、自分自身の目線が高くなり、自分の120%の力が発揮できるようになると思います。 もちろん120%の力で働かなくていい、という考えもあると思いますが、一度自分の120%の力がどんなものなのかを試してみたいと思うのであれば是非不動産業界への転職をおすすめ致します。 最後に 年齢関係なく常に挑戦することは本当に大切です。 もし現状に満足していないのであれば、なにか新しい環境にチャレンジしてみませんか? 他業界から不動産業界への転職はもちろん、不動産賃貸営業から不動産売買営業へ、など環境を変える方法は沢山あります。 是非皆様が楽しく毎日を過ごせるように、一番いい方法を選択できることを応援しております! 不動産業界への転職をご検討される方は是非こちらの転職エージェント様もご検討くださいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産業界はどんな人におすすめ?転職に向いている人の特徴を紹介!
2021/05/31
「未経験でも不動産業界へ転職できるかな?」 「不動産業界に向いているのはどんな人なんだろう?」 転職を成功させるためには、希望する業界が自分に向いているかどうか、事前にリサーチすることが重要です。 特に不動産業界は、業界未経験者には仕事内容のイメージがつきにくく、不動産という高価な商品を扱う性質上、ためらいを感じてしまいがちです。 また、不動産業界といっても範囲が広く、どの業態を選ぶかによって、仕事内容が大きく異なります。 そのため、どんな人が向いていて、業態ごとにどんな特徴があるのか、しっかり把握しておくことが、より大切になってきます。 そこで本記事では、不動産業界への転職を考えている人へ向けて、不動産業界への転職が向いている人の特徴について解説します。 不動産業界への転職について相談する 不動産業界の仕事内容とは? 不動産業では、大きく分けて以下の5つの業務を行います。 ・不動産の販売 ・不動産の仲介 ・不動産の管理 ・不動産事業の企画・開発 それぞれの業務によって、必要とされる知識・能力が異なりますので、特徴をよく理解しておきましょう。 不動産の販売や仲介では、不動産の知識に加え、営業スキルが重要視されます。 インセンティブ制度を採用しているケースも多いので、どれだけ多く契約を成立させたかによって、得られる年収が異なってきます。 特に不動産販売においては、大きな金額を扱いますので、慎重さも要求されます。 もちろん、負担が大きい分、得られる収入も高いのですが、仕事の適性があるかどうか見極めることが、重要なポイントとなってくるでしょう。 不動産事業の企画・開発は、主に不動産デベロッパー(不動産開発)が担当します。 不動産デベロッパーは事業を進めるリーダーとして、開発計画の段階から関わり、土地の調達や行政への確認、ゼネコンへの工事発注など、すべての業務を担当します。 不動産業界全体の中ではトップクラスの年収が得られますが、高い専門性を要求されます。 そのため、未経験からの転職は非常に難しいと考えたほうが良いでしょう。 不動産の管理は、不動産オーナーから委託を受け、物件の管理・運営を行います。 マンションやアパートの入居者対応、ビルのテナント対応といった対人業務のほかに、設備管理、清掃、警備など、メンテナンス業務も担当しなければなりません。 そのため、賃貸経営の知識とメンテナンスの知識、両方が求められます。 不動産を売り出す立場ではなく、不動産を守っていく立場なので、販売や仲介とは少し毛色が異なります。 不動産業界への転職について相談する 不動産業界へ転職をおすすめできる人の特徴 不動産業界にはどんな人が向いているのか? 転職をおすすめできる人の特徴を紹介します。 土地や建物について学ぶのが好き 当然のことですが、自分が関心の持てない分野の仕事は、たとえ年収が高くても選ぶべきではありません。 嫌いな仕事をしていればストレスが溜まり、集中もできず、高い成果をあげることは困難でしょう。 不動産業界を目指すのであれば、土地や建物といった不動産に強い興味を持てる人がおすすめです。 不動産を売買したり賃貸したりして売上をあげる仕事なので、まずは自分自身が不動産に詳しくなり、お客様にしっかりと説明できるようになる必要があります。 そのためには「不動産が好き」であることが何よりの武器になります。 人と接するのが好き 不動産業は人と接する機会がとても多い仕事です。 専門知識だけでなく、高いコミュニケーション能力が求められます。 不動産売買や賃貸の営業は、物件の案内、契約書や重要事項の説明など、人を相手に行う業務がほとんどです。 また、不動産管理の会社に所属している場合でも、やはりコミュニケーションスキルは必須です。 入居者や不動産オーナーと接する機会が多くあり、時にはクレーム対応も行わなければなりませんので、臨機応変な対応が求められます。 売買や賃貸の営業と、管理の営業では少し特徴が異なりますが、いずれの場合も人と接することが苦手で、強いストレスを感じてしまう人は、あまりおすすめできません。 前向きな考え方ができる 不動産業界は人を相手にする仕事であり、さらに営業の場合、個人ノルマを課せられることも多いです。 実績をあげればしっかりと給料に反映されますが、ノルマをクリアできないと、会社での立場も苦しくなってきます。 また、顧客から理不尽なクレームを受けるケースもあるため、精神的に強く、前向きな考え方ができる人が向いています。 思ったような成果をあげられず落ち込んでしまったり、顧客のクレームで動揺してしまったり、精神的なプレッシャーを感じてしまう人は、続けていくのは困難でしょう。 未経験から始めれば、何度も壁にぶつかることはありますので、「失敗は成功の元」と割り切って、すぐに切り替えられるかどうか、自分自身に尋ねたうえで転職を検討するようにしましょう。 実力主義な社風を望んでいる 特に不動産の売買においては、インセンティブ制度を設けている会社が多く、結果を出せば若いうちから高年収が望め、更にポジションも上がっていきます。 一方、結果が出なければ、給料は上がらず、ポジションも変わることは少ないです。 そのため、年功序列ではなく、実力主義な社風を望んでいる人にとっては、良い環境といえるでしょう。 一方、安定を求めている人は、自身の成績によって給料が増減する仕組みにストレスを感じてしまうかもしれません。 ただし、不動産管理の仕事では、インセンティブ制度を採用している会社は少なく、不動産業界の中では比較的安定した収入を得られます。 不動産業界は所属する業態によっても、仕事内容や給料の仕組みが大きく異なることも覚えておきましょう。 不動産業に関わる資格を取得している 不動産業に関わる資格を取得していれば、専門知識を活かせるため転職しやすいでしょう。 資格所有者は顧客の信頼獲得に繋がるため、会社としても採用するメリットが大きく、就職・転職に有利です。 実務経験が無くても取得できる資格も多いため、業界未経験者の人が資格取得後に不動産業界へ転職する例も少なくありません。 以下に取得しておくと有利な資格をまとめます。 ・宅地建物取引士 ・管理業務主任者 ・ファイナンシャルプランナー(FP) 特に宅地建物取引士と管理業務主任者には、重要事項説明や契約書への記名・押印などの独占業務があり、不動産会社にとっては必要不可欠な存在です。 また、事務所ごとに一定の人数を置かなければならないという決まりがあります。 たとえば、宅地建物取引士の場合、事務所の従業員のうち、5人に1人が資格保持者でなければならず、人数が不足すると業務ができなくなってしまいます。 そのため、業務が未経験であっても所持しているだけで就職・転職が有利になります。 ファイナンシャルプランナーも、住宅ローンの案内などを行う際、顧客の資金計画や税金のアドバイスを行ううえで役立ちます。 ファイナンシャルプランナーは、1~3級まで段階がありますが、不動産業界で資格を活かすのであれば、2級以上を所持することが望ましいでしょう。 まとめ 以上、不動産業界への転職を考えている人へ向けて、不動産業界への転職が向いている人の特徴について解説してきました。 転職を検討する際は、希望する業界の特徴を調査して、自分自身に適性があるかどうか考えることがとても重要です。 本記事での内容を踏まえたうえで、転職エージェントのアドバイザーに意見を求めるのも良いでしょう。 特に不動産特化型の転職エージェントでは、不動産業界の実状に詳しいアドバイザーがほとんどなので、転職を検討している人はぜひ活用してみることをおすすめします。 不動産業界への転職について相談する