株式会社ライズ・スクウェア(大阪府八尾市、代表取締役:馬場栄和)は、転職したいが怖いと感じている500人を対象に「転職が怖いと感じる理由に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。 詳細はこちら( https://www.rise-square.jp/contents/tensyoku/kowai.php ) 転職したいと思いつつ、不安が大きくて一歩踏み出せない人も多いのではないだろうか。 不安を軽減するには、まず自分が何に不安を感じているのかを正確に知る必要がある。 そこで今回、株式会社ライズ・スクウェア( https://www.rise-square.jp/ )が運営するWebメディア「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )は、転職したいが怖いと感じている男女500人に「転職が怖いと感じる理由」についてアンケート調査を実施。 その結果をランキング形式でまとめた。 調査概要 調査対象:転職したいが怖いと感じている人 調査期間:2022年22日~28日 調査機関:自社調査 調査方法:インターネットによる任意回答 有効回答数:500人(女性311人/男性189人) 回答者の年代:10代 0.2%/20代 24.6%/30代 39.0%/40代 25.2%/50代以上 11.0% 調査結果サマリー ・転職が怖いと感じる理由1位は「転職先の人間関係・社風」 ・転職に向けてしていること1位は「資格の勉強・取得」 転職が怖いと感じる理由1位は「転職先の人間関係・社風」 転職したいが怖いと感じている500名に「転職が怖いと感じる理由」を聞いたところ、1位は「転職先の人間関係・社風(312人)」。 2位「転職後の仕事内容(114人)」、3位「収入ダウンの可能性(82人)」と続く。 「人間関係」「労働環境」など、「転職してからでないとわからないこと」に不安を感じている人が多いことがわかる。 転職活動そのものよりも、転職して働き出してからのことを心配している人が多くなっている。 また「年齢的に馴染めるか不安」「年齢的に新しい仕事をちゃんと覚えられるか心配」など、年齢が不安の根源になっている人も多いことがわかった。 <1位 転職先の人間関係・社風> ・人間関係などは入ってみないと分からないので、自分に合ってるかどうか心配(20代 女性) ・新しい人間関係を構築しないといけないのが、とくに不安に感じる(30代 男性) ・職場に馴染めるのか不安がある(40代 女性) 求人広告や面接などでは、「職場の人間関係」「社風」を十分に把握できないため、不安に思う人が多いとわかる。 人間関係や社風が合わないと仕事のモチベーションにも影響するので、心配になってしまうのも無理はない。 対策としては「企業に関するクチコミサイトを見る」などが挙げられる。 ただ退職した人が多いクチコミサイトだと、ネガティブな意見も多くなるのがデメリット。 転職先候補とのコネクションがある転職エージェントで、雰囲気や社風を聞いてみるのも有効。 <2位 転職後の仕事内容> ・また1から覚えることが多くて、しっかり覚えられるか不安(20代 女性) ・したことのない仕事に就くこと(30代 男性) ・今までのスキルが通用するか不安を感じる(50代以上 男性) おおまかな仕事内容は求人広告にも記載されているが、やってみないとわからない部分もあるため、不安になる人も多いようだ。 とくに異業種・異職種への転職を考えている場合は、仕事内容をイメージできないこともあり、不安は大きくなるだろう。 年齢が高い人からは、「今まで培ってきたスキルを生かして働けるのか不安」という声も寄せられた。 <3位 収入ダウンの可能性> ・「今の会社を辞めても、最低限の金額は稼げるのだろうか」という不安(20代 男性) ・現在より給料が下がりそう(30代 女性) ・給料面での現在よりも下回る可能性があることへの不安(40代 男性) ハイクラス転職・キャリアアップ転職でない場合は、転職して一時的に収入が下がることはよくある。 とくに未経験の職種・業種にチャレンジする場合は、収入ダウンの可能性が高いと思っておいたほうがいいだろう。 対策としては「収入ダウンに備え、当面の生活費を用意しておく」などがある。 <4位 転職できない可能性> ・「自分の経験に価値がなく、転職先が決まらないのでは」という不安がある(20代 女性) ・次の仕事がすぐに決まるかどうか(30代 女性) ・「転職がなかなか決まらず、無職期間が続くのでは」と怖い(40代 男性) 転職活動してもいい企業が見つからなかったり、採用に至らなかったりする可能性はある。 在職しながらの転職活動なら「また時期をみて転職しようかな」と思えるが、退職してから転職活動すると不安が大きくなる。 家族の生活を支えている人だと「無職の期間が続くと家族にも負担をかけてしまうので、踏み切れない」と考えることもあるだろう。 無職期間を避けたいなら、在職しながらの転職活動を検討してみてはいかがだろうか。 <5位 転職を後悔しそう> ・「今まで慣れていた仕事・職場のほうがラクだった」と後悔する怖さがある(20代 女性) ・今の状況を改善したくて転職をするのに、新しい環境でも状況が変わらないか、あるいはさらに悪くなってしまう可能性を考えると怖い(30代 男性) ・転職先で「転職してよかった」と思えるかどうか分からない(50代以上 女性) 転職後に「人間関係」「仕事内容」「収入」などが期待どおりではなく、後悔するかもしれないと考えている人も多くなった。 転職してしまってから「前職の方がよかった」「実は前職の環境って恵まれてたのかも」と気づくのはツライだろう。 実際、転職直後のプレッシャーやストレスがかかる時期には、慣れ親しんだ職場のことを懐かしく思うことも多いもの。 ただ「なぜ転職したのか」を冷静に振り返ったり、家族や友人の客観的な意見を聞くことで解決できる可能性もある。 <6位 転職先の労働環境> ・今の職場よりいい環境で仕事できるのか(20代 女性) ・転職先の会社がきちんとしているかどうか、入ってみないとわからない(30代 女性) ・休日等の福利厚生がしっかりしているかどうかを見極めるのに苦労しそう(40代 男性) 「残業」「休みやすさ」「子育て世代の働きやすさ」を心配している人が多くなっている。 休暇や残業などの労働環境については、求人広告でもチェックできる。 しかし中には「休暇取得はできるものの、周りがあまり休まないので取りにくい」といった雰囲気の職場もあるかもしれない。 クチコミサイトや転職エージェントで実情について調べてみることをおすすめする。 <7位 転職活動そのものが怖い> ・転職が怖い理由は面接。予想していた質問と全然違うものが出ると何も言えなくなり、気まずい雰囲気になるのが本当に怖い(20代 男性) ・退職理由を探られるのではないかと不安がある(30代 女性) ・不採用が続くと負のスパイラルに陥り、私生活に影響が出る(50代以上 女性) 不採用になったり、面接で評価されなかったりすると、落ち込んでしまったり、 不採用通知で「人間性」や「今までの実績」が否定されたように感じ、ダメージを引きずってしまう人もいるだろう。 とはいえ、転職するうえで、面接や採用担当者から評価されることは避けられない。 転職エージェントやハローワークの担当者に相談するなどして準備をし、自信をもって挑めるようにしてみてはいかがだろうか。 転職に向けてしていること1位は「資格の勉強・取得」 「転職したいが怖い」と感じている500名に転職に向けてしていることを聞いたところ、1位は「資格の勉強・取得(142人)」。 2位「転職エージェントに登録(100人)」、3位「求人情報を調べる(86人)」と続く。 「資格取得」「スキル強化」など、スキルアップから取り組んでいる人が多くなった。 スキルアップして自信をつけてから、転職エージェントや転職サイトに登録するなど具体的な転職活動を始める予定なのだろう。 また「転職はしたいが、今は何もしていない」という人は64人だった。 <1位 資格の勉強・取得> ・マイナンバー検定など、経理事務に関する資格の勉強をしている(20代 女性) ・FPの勉強をしていて、資格を取ろうとしている(30代 男性) ・簿記とマンション管理士の資格を取ろうとしている(50代以上 男性) 医療系専門職や士業など「資格・免許が必要な仕事」以外では、実務経験が重視される。 そのため「資格があれば必ず転職できる」というわけではないが、有資格者歓迎の求人では有利になることもある。 未経験でも資格取得をアピールできれば、「転職への熱意」「真面目さ」などが伝わるだろう。 具体的な勉強は始めていないものの、「転職で有利になる資格を調べている」という人もいた。 <2位 転職エージェントに登録> ・転職エージェントを利用して求人を探している(30代 女性) ・今の会社に満足はしているが、転職エージェントに登録している(40代 男性) ・アパレル専門の転職エージェントに登録している(50代以上 女性) 在職しながらの転職活動だと、希望に合う求人を探して提案してくれる転職エージェントが便利だ。 「特定の業種・職種に特化したエージェント」「特定の年齢層に特化したエージェント」などがあるので、自分に合うエージェントを見つけて登録するのがおすすめだ。 今すぐ転職するつもりはなくても、転職市場の情報をもらえたり、自分の市場価値を知れたりするメリットがある。 「いくつかのエージェントに登録している」という回答も複数あった。 <3位 求人情報を調べる> ・たまに求人サイトを閲覧する程度(20代 女性) ・資格が必要な仕事には就こうと思ってないのでとくに工夫はないが、たまに求人は見ている(30代 男性) ・求人広告を毎週末見ている(40代 男性) 「転職エージェントや転職サイトに登録はしていないまでも、求人情報はチェックしている」という人も多いようだ。 インターネットでは、エージェントやサイトに会員登録しなくても見られる求人も多い。 ただ本格的に求人を探したい場合には、会員登録して「非公開求人」を含めて探すほうが、触れられる求人の幅が広がる。 <4位 転職サイトに登録> ・転職サイトに登録して、定期的にメルマガを受信している(20代 女性) ・転職サイトに登録して、情報収集している(30代 男性) ・ネットの転職サイトに複数登録している(50代以上 女性) 本格的に転職を考えたとき、まず転職サイトに登録する人が多いのではないだろうか。 複数の転職サイトを利用し、積極的に求人を探している人もいた。 転職サイトに登録すると「おすすめ求人の紹介」「スカウト」などの機能も利用できて便利だ。 <5位 スキル強化に取り組む> ・在宅でできる仕事に転職したいと考えているため、役に立ちそうなプログラミング等の勉強をしている(30代 女性) ・今の会社でできるだけたくさん経験を積めるよう、新しいことにチャレンジしている(40代 女性) ・独学でスキルアップをしている(50代以上 男性) 資格取得とは別に、語学やPCスキルの向上に取り組んでいる人も多いとわかる。 在職中の人は「業務の中でスキルを伸ばす」という取り組み方も可能だ。 「副業でスキルアップをはかっている」という回答も複数あった。 実務で使いながら勉強できると、身につくのも早そうだ。 <6位 転職について情報収集> ・企業クチコミサイトに登録して企業情報を収集している。転職やキャリアに関する本を読む(20代 女性) ・転職体験談を読んで、イメージを膨らませる(30代 男性) ・転職に関係するブログやYouTubeを見ている(40代 男性) 「転職経験者の体験談」「企業クチコミサイト」などを活用している人が多い印象だ。 「転職したいからとりあえず転職活動する」だと、行き当たりばったりになってしまう可能性もある。 そのためまず情報を収集・整理してから転職活動に臨むのは大切かもしれない。 情報を収集・整理する中で、自己分析にもつながりそうだ。 <7位 派遣会社に登録> ・派遣会社に片っ端から登録している(30代 女性) ・派遣会社に登録していて、土日祝日休みなど条件にあった仕事があれば連絡してもらっている(40代 女性) ・登録している派遣会社で転職先を探している。正社員にこだわらず、派遣社員、契約社員など、範囲を広げて探している(50代以上 男性) 派遣社員であれば、企業による採用面接などがなく、就業しやすくなるメリットがある。 そのため派遣会社を利用している人も多くなった。 転職エージェントや転職サイトと併用している人もいる。 とくに女性からの回答が目立ち、回答者17人中、男性は2人だけだった。 まとめ 転職するにあたっては「今よりいい職場が見つかるのだろうか」「採用されるのだろうか」などの不安があって当然だ。 転職未経験者はもちろん不安だろうし、転職経験があるからこそ「次こそは失敗できない」とプレッシャーを感じる人もいる。 ただ「不安」「心配」という気持ちで転職活動していると、面接などで「自信がなさそうに見える」とネガティブな評価につながる可能性も。 「スキルがなくて採用されるか不安なら、資格取得やスキルアップに励む」「人間関係や労働環境が不安なら、クチコミサイトや転職エージェントから情報を得る」「とにかく無職期間を作りたくないなら、派遣会社にも登録する」などの工夫をしてみよう。 転職活動自体に不安があるなら、サポート力の高い転職エージェントを利用するのもおすすめだ。 ※全ての集計結果データは以下から閲覧可能。 URL:https://www.rise-square.jp/contents/tensyoku/kowai.php ■株式会社ライズ・スクウェアについて 人材を必要とする様々な事業にチャレンジしていく。現在では、人材派遣・業務請負事業、飲食事業、グローバル事業、環境衛生事業などに取り組んでいる。 ■会社概要 社名 : 株式会社ライズ・スクウェア 所在地 : 〒581-0802 大阪府八尾市北本町2丁目12-24 北本町マルシゲビル3F 代表者 : 代表取締役 馬場 栄和 設立 : 平成21年6月 資本金 : 2,000万円 事業内容: 人材派遣業・飲食業 URL : https://www.rise-square.jp/