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【最新版】不動産仕入れに向いてる人ってどんな人?大手不動産会社の元営業マンが徹底解説!!
2024/11/27
不動産仕入れの仕事に興味はあるけど、自分が向いているのかわからず、やっていけるのか不安に思っている人も多いでしょう。 本記事ではどのような人が不動産仕入れに向いているのか、女性や高卒の人でも不動産仕入れに向いているのか紹介します。 性別や学歴に関係なく、実力次第でしっかり稼げる不動産仕入れの仕事について詳しくみていきましょう。 リアルエステートWORKSに相談する 不動産仕入れの仕事内容 不動産仕入れは、土地や建物を購入して再販や開発を行うための業務です。主な仕事内容は、情報収集、物件調査、価格交渉、契約締結までの一連のプロセスを担当します。 不動産会社や地主との関係構築が重要で、相場や市場動向を見極める力が求められます。 仕入れた物件の活用提案や収益性の検討も業務に含まれ、会社の利益に直結する責任の大きな職種です。 不動産仕入れはこんな仕事 不動産仕入れは、土地や建物を取得し、再販や開発に活用するための基盤を築く仕事です。主な業務は、物件情報の収集、現地調査、価値評価、価格交渉、契約締結までの一連のプロセスを担当します。 仕入れた物件は、会社の利益やプロジェクトの成功に直結するため、市場動向や法規制への理解が求められます。 また、地主や仲介会社との信頼関係の構築が重要で、長期的なビジネスパートナーとしての連携が業績向上に繋がります。課題解決力や交渉力が必要で、責任感を持って業務に臨むことが求められます。 自分の判断が成果に直結するため、やりがいのある職種です。営業や情報分析力を活かしたい人に適しています。 不動産仕入れの仕事の種類を解説 不動産仕入れは主に用地仕入れ、一棟物件仕入れ、区分物件仕入れの3種類に分かれます。 不動産会社によって得意な形態や、扱う商品が異なります。 自分が興味を持っている分野に強みを持つ会社への転職を考えてみると良いかもしれません。 用地仕入れ 用地仕入れの主な仕事内容は、土地や建物を取得し、不動産開発や再販の基盤を築くことです。業務は大きく分けて情報収集、調査・分析、交渉・契約、フォローアップの4つに分類されます。 まず、土地情報の収集では、不動産仲介会社や地主とのネットワークを活用し、条件に合う土地を探します。その後、現地調査や市場動向の分析を行い、物件の価値や収益性を評価します。特に、地元の需要や開発計画、周辺環境の確認が重要です。 交渉段階では、売主や仲介会社と価格や条件を調整し、契約を締結します。この過程では、法規制や土地利用計画を踏まえた慎重な判断が求められます。契約後は、取得した土地の活用方法を検討し、開発プロジェクトの基礎を築きます。 用地仕入れは、交渉力や調整力だけでなく、法律・金融の知識や市場分析能力が必要な専門性の高い業務です。責任感を持ちつつ柔軟に対応する力が求められる一方、成功すれば会社の利益に大きく貢献できる、やりがいのある仕事です。 一棟物件仕入れ 一棟物件仕入れの主な仕事内容は、マンションやビルなど一棟単位の不動産を購入し、賃貸運用や再販、リノベーションを行うための基盤を構築する業務です。主なプロセスは、情報収集、調査・分析、価格交渉、契約締結、フォローアップの5つに分けられます。 最初に、不動産仲介会社や売主から一棟物件の情報を収集し、物件の所在地や規模、用途、収益性などの条件を確認します。その後、現地調査や周辺環境の確認を通じて物件の詳細を把握し、市場動向や収支シミュレーションをもとに物件価値を評価します。 次に、売主との価格交渉を行い、適正価格での契約締結を目指します。契約後は、購入した物件の管理方法や再販計画を立案し、収益化に向けた運用を開始します。 一棟物件仕入れは、高額取引を伴うため責任が大きく、市場分析力や交渉力、法規制の知識が必要です。一方で、自らの判断が会社の収益に直結するため、大きな達成感が得られるやりがいのある仕事といえます。 区分物件仕入れ 区分物件仕入れの主な仕事内容は、マンションやアパートの一室など、区分所有物件を購入し、賃貸運用や再販を通じて収益を上げるための基盤を構築する業務です。主に情報収集、物件調査・分析、価格交渉、契約締結、フォローアップのプロセスを含みます。 まず、不動産仲介会社やオーナーから物件情報を収集し、物件の立地や規模、築年数、賃料収入などの条件を確認します。その後、現地調査や収益性分析を実施し、エリアの需要や類似物件の動向を踏まえ、購入価値を評価します。 交渉段階では、売主や仲介会社と価格や契約条件を調整し、最終的な契約締結を進めます。契約後は、購入物件の運用計画を立案し、賃貸経営や再販に向けた活動を行います。 区分物件仕入れは、比較的少額の取引が多いものの、数量を積み重ねて利益を上げるビジネスモデルが一般的です。市場調査力や交渉力に加え、地道に物件を集める継続力が求められます。小さな成功を積み重ねることで、安定した収益を実現できるやりがいのある仕事です。 FORM WILL BE INSERTED HERE 不動産仕入れに向いている人の5つの特徴 ここまで不動産仕入れの仕事内容についてご紹介してきました。 次に不動産仕入れに向いている人の特徴を下記の通り、5つ紹介します。 コミュニケーション能力が高い人 不動産仕入れでは、地主や仲介業者、売主など様々な相手と交渉や調整を行います。 相手の意図を理解し、適切に伝えるスキルが必須です。円滑な人間関係の構築が成功の鍵となります。 責任感があり慎重な人 不動産仕入れは高額な取引を扱うため、責任感が必要な職種になります。 契約内容や法規制を正確に理解し、最後まで責任を持って仕事を進められる人が適しています。 問題解決能力が高い人 取引やプロジェクト中に発生する様々な課題を冷静に分析し、最善策を導き出せる人が適しています。 イレギュラーが発生した際の柔軟な対応力と判断力が求められるため、問題に対する解決能力が問われます。 数字や市場分析が得意な人 不動産仕入れは、物件の価値や収益性を適切に判断するため、経済や不動産市場の動向を数字で捉える力が必要です。 そのため、不動産仕入れに携わる人はデータ分析能力や計画力が重要になります。 学習意欲が高く向上心がある人 不動産仕入れには不動産や法律、金融知識など幅広い分野の専門知識が必要です。 常に学び、自己成長を続ける姿勢が、より良い成果を生み出します。 リアルエステートWORKSに相談する 不動産仕入れに向いていない人の5つの特徴 交渉や対人コミュニケーションが苦手な人 不動産仕入れでは、地主や売主、不動産仲介会社との交渉が日常業務の一部です。 交渉を避けたり、人と接することにストレスを感じる人には難しい職種です。 リスクや責任を負うのが苦手な人 高額取引を伴う不動産仕入れでは、失敗の影響が大きく、慎重な判断と責任感が求められます。 そのため、プレッシャーに弱い人は向いていません。 変化や柔軟な対応を嫌う人 不動産市場は常に変動しており、状況に応じた柔軟な対応が必要です。 固定観念に囚われて変化を受け入れられない人は厳しい環境です。 情報収集や分析が苦手な人 物件の価値を見極めるためには、市場動向やエリア特性を調査し、データをもとに分析する力が必須です。 情報を軽視する人には不向きです。 学ぶ意欲が低い人 法律や金融、不動産に関する知識は頻繁に更新されるため、常に学ぶ姿勢が重要です。 現状に満足し、新しい知識の習得を怠る人には難しい仕事です。 リアルエステートWORKSに相談する 女性は不動産仕入れに向いている? 結論からお伝えすると、不動産仕入れはとても女性に向いている仕事です。 なぜ不動産仕入れの仕事が女性に向いているのか見ていきましょう。 きめ細やかなコミュニケーション力 女性特有の共感力や繊細な気配りは、不動産仕入れにおける交渉や信頼関係の構築において大きな強みとなります。 不動産仕入れでは、売主や地主との人間関係が成果に直結するため、相手のニーズや心情を察知し、適切に対応する能力が求められます。 女性ならではの親しみやすさや柔らかな対応は、相手に安心感を与え、交渉を有利に進める助けとなります。 また、細やかな対応が、取引後の信頼関係の維持や長期的なパートナーシップ構築にも役立ちます。 柔軟性とマルチタスク能力 不動産仕入れは、情報収集や調査、交渉、契約締結など幅広い業務を同時並行で進める必要があります。 女性は一般的に複数の業務を効率よく管理しながら、状況に応じた柔軟な対応が得意とされています。 さらに、細部まで注意を払う慎重さや、状況を的確に把握する洞察力が活かされる場面も多くあります。 不動産仕入れの業務には変化が多く、予期せぬ問題が発生することもありますが、女性の柔軟な思考と対応力は、こうした場面でも強みを発揮し、スムーズな問題解決につながります。 女性が活躍している求人はこちら 不動産仕入れに向いている学歴や資格は? 不動産仕入れは実力主義の会社が多く、「学歴不問」としている会社が多いです。 実際に上場企業や大きな企業などの不動産会社以外では、学歴を重要視していません。 高卒の人でも大卒の人を上回る年収を勝ち取ることが可能です。 向いている資格 不動産業界で最も需要の高い資格はなんといっても宅地建物取引士(宅建資格)です。 宅建資格を持っていると独占業務を行うことができ、転職に有利になります。 不動産売買や賃貸の仲介で必要となる宅地建物取引士は業務上で役に立つだけでなく、不動産の取引で最低限知っておくべきことについて学べますので、勉強することをおすすめします。 しかし、不動産業界に転職する上でマストの資格ではなく、入社してから取得するというケースも多くみられます。 小さな悩みでも、まずは『リアルエステートWORKS』に相談を リアルエステートWORKSの強みは、不動産業界特化のため不動産会社との太いパイプを築いている点です。 また、不動産業界出身者の転職エージェントも多く在籍しており、業界の裏側まで熟知しているため、ミスマッチのない転職を実現いたします。 弊社でのご転職に興味がございましたら、気軽にご登録ください。 リアルエステートWORKSでは、不動産仕入れをはじめ、不動産業の求人を多数紹介することが可能です。 リアルエステートWORKSに相談する
【2024年最新版】三井不動産レジデンシャルの年収は高いの?平均年収や向いている人の特徴について解説。
2024/10/25
三井不動産レジデンシャルは三井不動産グループの一社でグループ内の住宅事業を担当しています。 安定した経営地盤を持っており、デペロッパーとして様々な事業を手掛けています。 この記事では三井不動産レジデンシャルの平均年収やどんな人が向いているのか、その特徴についても詳しく解説しますので、三井不動産レジデンシャルに興味がある人はもちろん、その他の住宅不動産企業に興味がある方も参考になさってください。 三井不動産レジデンシャルの平均年収と企業概要 三井不動産レジデンシャルの平均年収や企業概要について詳しく説明します。 具体的には以下の内容について詳しく見ていきましょう。 ・平均年収は809万円 ・事業内容 ・今後の展望 平均年収は809万円 三井不動産レジデンシャルの平均年収は809万円です。 社員クチコミによる平均年収となっており、年収範囲は400万円から1360万円とバラツキが有りますが、一般社員から管理職まで役職による差や職種による差があります。 日本の給与取得者の平均給与は443万円(民間給与実態統計調査)であるため、全国の平均と比較すると三井不動産レジデンシャルの社員は非常に高給であると言えるでしょう。 特に総合職については、2024年4月に公開された公式ページによると、初年度年収は600万円〜1,150万円程度となっていますので、総合職に限定すると平均年収は更に高くなります。 同社の年収には、以下の賞与と手当も含まれます。 ・賞与:年2回 ・諸手当:交通費全額支給、資格手当、借家手当、家族手当、単身赴任手当、通勤定期券費、時間外勤務料 ほか 事業内容 三井不動産レジデンシャルは三井不動産グループの中で住宅事業を担当しています。 具体的には中高層住宅や戸建住宅、賃貸住宅、シニアレジデンス事業を手掛けています。 他にも市街地の再開発やマンションの再生、海外事業など幅広く展開しているすまいとくらしに関わる事業会社です。 用地取得から開発、販売、管理まで一体のバリューチェーンを持つビジネスモデルが大きな強みとなっています。 今後の展望 すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、入居後のお客様が楽しみながら省エネルギーに貢献できるような、すまいとくらしの提供を目指しています。 ご契約以降の生活を豊かにするサポートサービスの拡充・質的強化や地域活性化プロジェクトなどコミュニティ形成支援についても積極的に取り組んでいく予定です。 また、今後は三井不動産グループの総合力を発揮していくための体制や仕組み作りに取り組み、さらに連携を強化していく考えです。 FORM WILL BE INSERTED HERE 三井不動産レジデンシャルの口コミ・評判 三井不動産レジデンシャルの口コミや評判を紹介します。 実際に在籍していた経験がある方の言葉ですので、会社を詳しく知るための参考にしてみて下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三井不動産レジデンシャルの口コミ① 出典:転職会議 競合他社と比較すると比較的高収入を見込める。 一定の年齢までは成績に関係なく同期一律に給与水準が上がっていくが、30歳を超えたあたりで業績によって乖離が生まれてくる。 評価制度も特に問題ない。 (30代前半、男性、正社員、個人営業、主任クラス) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三井不動産レジデンシャルの口コミ② 出典:転職会議 仕事のやりがいは地図を描き変えるだけでなく、人々の生活や人生をも一変させるような住宅というプロダクトを起点に、街づくりというインパクトの大きい事業に携われること。 自身の想いがカタチになり、そこにお客様が住まい、その先の暮らしにつながっていくこと。 (20代後半、女性、正社員、商品企画) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三井不動産レジデンシャルの口コミ③ 出典:転職会議 育児休暇産休を取得している方はたくさんいらっしゃり、復帰後も時短勤務をされている方が多いです。 働くママさんへの理解がとてもある会社です。 マタニティーハラスメントはなく、みなさん働きやすそうです。 また退職後も5年以内の復職制度があります。 (20代後半、女性、正社員、一般事務) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三井不動産レジデンシャルの口コミ④ 出典:転職会議 業界のリーディングカンパニーであること、新しいことにどんどん挑戦していく開拓精神溢れる社風かと期待して入社したが、意思検定のスピードはかなり遅く、実行までのフェーズも多いと感じる。 (20代後半、女性、正社員、商品企画) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三井不動産レジデンシャルが向いている人 三井不動産レジデンシャルが向いている人の特徴について詳しく説明します。 以下の3つがポイントです。 ・安定した給与制度で働きたい人 ・大手企業で働きたい人 ・規模の大きな仕事に携わりたい人 それでは具体的に見ていきましょう。 安定した給与制度で働きたい人 三井不動産レジデンシャルの給与体系は歩合で大きく稼ぐという形態ではありません。 どちらかというと年功序列の体系となっているため、腰を据えて安定した給与制度を望む人に向いていると言えます。 大手企業だけあって、年功序列で横並びの給与体系だとしても、高めの給与が期待できるでしょう。 大手企業で働きたい人 三井不動産レジデンシャルは経営地盤が安定しています。 また「三井」ブランドを使用することも可能で、ネームバリューを活用して営業活動に取り組むこともできます。 しかし、大企業ゆえの決裁まで時間がかかることや、紙の資料が多い点などは理解しておく必要があるでしょう。 大手企業でのネームバリューを活用して働きたい人には向いている会社です。 規模の大きな仕事に携わりたい人 三井不動産レジデンシャルは三井不動産のグループ会社であり、大規模な事業に関わる場面も出てきます。 中高層ビルなどの大型建築物や、市街地の再開発事業など大きな規模の事業に関わることができるのが大きなメリットです。 将来的に自分のやりがいに繋がってくることでしょう。 規模の大きな仕事に携わりたい人には向いている会社です。 三井不動産レジデンシャルに転職する流れ 三井不動産レジデンシャルに転職する流れについて説明します。 ホームページ内の採用ページや転職エージェントを通じて以下の流れで転職活動を進めていくことがおすすめです。 ・公式採用ページを確認する ・転職エージェントに登録する ・転職エージェント経由で応募する それでは具体的に見ていきましょう。 公式採用ページを確認する 公式ホームページ内に採用ページがあります。 現在三井不動産レジデンシャルの採用ページには、キャリア採用の募集が掲載されています。 今後、掲載中の求人情報が変更される可能性がありますので、気になる方は定期的に公式採用ページを確認することが重要です。 総合職としてのキャリア採用情報、品質企画部のキャリア採用情報で応募窓口が異なりますので、注意しましょう。 リターンエントリー(退職後再雇用を希望)の方は専用の問い合わせフォームがあり特徴的です。 転職エージェントに登録する 直接応募ではなく、転職エージェントを通じての転職活動も盛んに行われています。 サービスを利用するためにはまず転職エージェントに登録しましょう。 たくさんある転職エージェントサービスの中から、どの転職エージェントを選ぶのかが非常に重要ですが、業界に特化したエージェントがおすすめです。 不動産業界特化型転職エージェントのリアルエステートWORKSなら、三井不動産レジデンシャルなど企画・開発求人を多数取扱しています。 面接対策や書類添削も充実しており、現職が忙しく転職に時間が取れない方、じっくりと腰を据えて転職活動を行いたい方にぴったりです。 転職エージェント経由で応募する 気になる求人があれば、転職エージェント経由で応募してみましょう。 応募書類の作成後はそのままリアルエステートWORKS経由で応募することが可能です。 現在は一般公開されていない職種やポジションでも、企業は転職エージェントに対し非公開求人として紹介を依頼している場合があり、転職エージェントに登録していなければ出会えない非公開求人も多く存在します。 エージェントから非公開の案件を紹介され、選考に進んだ結果、採用される可能性もありますので、転職エージェントに登録しておくことはとても大切です。 また会社の特徴や強み、求人内容や選考方法などについて充実したサポートを受けることができます。 また面接日程の調整までエージェントが行ってくれるため、効率的に転職活動を行うことが可能です。 三井不動産レジデンシャルの求人例 現在三井不動産レジデンシャルの採用ページやリアルエステートWORKSにキャリア求人が掲載されています。 その中から以下の3つの求人を紹介します。 ・総合職 ・カスタマーサービス職 ・クオリティマネジメント職 それでは具体的に見ていきましょう。 総合職 三井不動産レジデンシャルでは3つの職種が連携し、製販一体のバリューチェーンを形成しています。 総合職では用地・営業・開発の3つの職種をジョブローテーションしながらデペロッパー事業に精通する経験を身に付けていくことが可能です。 具体的には用地所得に関する事業用地情報の収集、プロジェクトの企画開発、営業・広報戦略の策定、モデルルームの運営やお客様のご案内~契約・引き渡しなど幅広い業務を経験します。 社会人経験が3年以上あれば、業界経験が無くても応募可能です。 カスタマーサービス 引渡し前に開催する内覧会以降のお客様からの窓口対応を担当します。 顧客視点とプロの技術でお引き渡し後の住まいと暮らしをサポートする仕事です。 住戸に不具合があれば迅速に修理や補修の対応段取りを行うとともに、定期的にお客様の元に訪問します。 機器の清掃方法や操作方法についての説明なども行いながら積極的にお客様に寄り添う姿勢を大切にしています。 専門知識と同じくらい、お客様目線で対応し、お客様に安心感を与えるというようなホスピタリティが重要な仕事です。 クオリティマネジメント マンションにおける設計・施工段階の品質管理業務を担当します。 一級建築士や施工管理技士の資格を持つ人が対象の求人です。 設計・建築・設備・構造などそれぞれの専門であるクオリティエンジニアがディペロッパーの視点で厳しく品質チェックを行う事で、高いクオリティの実現を目指しています。 自社の事業担当者のみならず、設計・施工会社ともミーティングを重ね、品質が保たれるように取り組んでいます。 まとめ この記事では三井不動産レジデンシャルの平均年収や向いている人の特徴について詳しく説明しました。 三井不動産レジデンシャルは大手不動産会社のグループ会社であり、非常に安定した基盤を有しています。 大手企業で着実にキャリアを築いていきたい人に向いている企業で、人気の企業です。 三井不動産レジデンシャルへの転職に興味がある方はぜひ転職エージェントと共に戦略的に転職活動を進めることをおすすめします。 その中でもリアルエステートWORKSは住宅不動産業界に特化したエージェントであり、三井グループの各求人について詳しい情報を所持しています。 また、書類選考や面接について詳細にアドバイスを受けることができ、入社まで無料で充実したサポートを受けることが可能です。 三井不動産レジデンシャルなどレジ系企画・開発に興味がある方はお気軽にリアルエステートWORKSに問い合わせください。
用地仕入れ営業で働くメリットデメリットとは?気になる仕事内容をご紹介
2021/05/25
こんにちは。皆様は用地仕入れ営業についてどのような印象がありますでしょうか? 実際に用地仕入れ営業として勤務する知り合いからは、 「地主の方の玄関先で何時間も、何日間もかけて説得した」という話や、 「用地仕入れの仕事は不動産会社の人と仲良くなることなので色々な飲み会に参加する」といった話を聞いたことがあります。 これだけを聞くと用地仕入れ営業は大変そうだと思われやすいですが、もう少し話を聞いていくと、人に感謝されることが多かったり、自分が用地取得しない限り会社が回らないという責任感が大きかったりと大きなやりがいを感じることができるそうです。 今回は、そんな用地仕入れ営業のメリットとデメリット両方をご紹介します。是非、ご自身で、自分は用地仕入れ営業が自分に合うのかどうかなどを考えながらご覧頂けますと幸いです。 ※用地仕入れ営業は不動産業界での営業を経験している人のステップアップとして選ばれることが多く、不動産営業未経験の方へご紹介できる求人は限られてしまいます。用地仕入れ営業の求人を検討したい!という方は、一度お問合せ下さいませ。 用地仕入れ営業への転職について相談する 用地仕入れの仕事内容 用地仕入れ営業の業務フローは、主に下記内容となります。  各方面との関係性構築  対象用地の調査および報告  交渉および交渉内容の整理  契約書類の手配および締結  仕入れ用地の商品化 勘所としては、地権者(土地の所有者)との話をまとめて、不動産売買契約などを結び、自社の商品として取り扱えるように整えることです。 仕事内容は地味な作業が多いですが、不動産業者が利益を上げるためにもっとも重要な仕事であり、経営陣からの評価を得やすい仕事になります。 求められる能力は多岐にわたり、高い専門性とスキルが求められます。それだけに、用地仕入れを行える人間は少なく、できるようになれば、代替の効かない重要なポジションを獲得することができます。 また「真面目さ」が求められる仕事であり、不動産業界で働く方には「真面目」が苦手な方が多いので、「真面目には自信がある!」という方は挑戦する価値があります。 用地仕入れ営業で働くメリット 用地仕入れ営業で働くメリットには、  出世コースに乗りやすいこと  続けることで仕事が楽になっていくこと  代替が効かないのでクビになりにくいこと  不動産に関する専門知識がより深く習得できること  しっかりとした関係性を構築できた場合、独立開業にかなり近くこと が挙げられます。 それでは、1つづつご説明致します。 出世コースに乗りやすいこと 用地仕入れ営業で働く場合、一般的に出世コースに乗りやすいとされます。 不動産業従事者が出世コースに乗る場合、 ①抜群の営業成績を出し続け、叩き上げで管理職に就く ②独自性の高い仕事をこなし、適任者のために部署が立ち上がる のどちらかが多いです。 抜群の営業成績を出し続け、叩き上げで管理職に就くには、毎年(または毎月)コンスタントに抜群の成績を出し続け、管理職(店長など)に就任した後も支店単位での営業成績を求められ続けます。そのため、引退するまでプレッシャーが大きくのしかかり、どこかで心が折れてしまう方が多いのも事実です。 反対に用地仕入れ営業で働く場合、売り上げという指標で見られることよりも、仕入れた物件の数や利益率などによって評価されることが多く、結局のところ、誰かが売ってくれれば「あの案件は良かったなー!」となります。経営陣としては、売り物があってこその利益なので「あの仕入れのおかげで儲かった。いい仕入れだった。」と素直な評価を受けることが多く、経営側の印象に残りやすいです。 用地仕入れ営業の出世コースは、前述の2パターンどちらともがあり得ます。店舗に情報を集約させる力を期待されて店長になる場合もありますし、独自のパイプや知識を期待されて専門部署が立ち上がることもあります。 続けることで仕事が楽になっていくこと 冒頭で少し解説しましたが、用地仕入れ営業の仕事は地道な作業が多く、積み重ねが命になります。そのため、最初の頃はネタ(案件)が見つからず辛いことが多いですが、1年2年と続けていくうちに、だんだんと楽になっていきます。 極端な話、ボーッとしていたら仕入れの話が舞い込んできたということも多々起こるようになります。 というのも用地仕入れ営業の仕事では、 ・ 地権者(地主など) ・ 不動産業者 ・ 地元企業の経営者 などとの交友を増やし、顔を広げておくことが重要になるのですが、年数が経ち、関係性さえできあがってしまえば、仕入れの話そのものは勝手に入ってくるようになるからです。 用地仕入れ営業への転職について相談する 代替が効かないのでクビになりにくいこと 上述したように、用地仕入れ営業の仕事は、 ・ 地権者(地主など) ・ 不動産業者 ・ 地元企業の経営者 などとの交友を増やし、顔を広げておくことです。 ただし、これらの関係性を構築するまでには、何度も足を運び、あなた自身を気に入ってもらうことが重要になります。言い換えると、あなたのことを気に入っているからこそ、彼らは用地仕入れ案件の話を持ってきてくれるわけです。 そのため、利益に繋がる案件がたくさん欲しい経営者からすると、続ければ続けるほど「あなた」が代替の効かない人材になっていくので、クビにすることを避けたがる傾向にあります。また、クビにした(された)としても、あなたが構築してきたパイプがなくなってしまうわけではないので、顔が広いというだけで、情報が命の不動産業界では、次の会社から歓迎されやすい傾向にあります。 ※実際に用地仕入れ営業の求人票には、○○地区の不動産会社とのパイプがあること。顔が広いこと。といった内容が必須条件として記載されることもあります。 不動産に関する専門知識がより深く習得できること 用地仕入れ営業の仕事では、 ・ 宅地建物取引士 ・ 不動産コンサルティングマスター など不動産そのものに関する専門知識が求められるのは当然ですが、不動産に関する税金や銀行借入(いわゆる金策)などの知識も求められます。 地権者(地主など)が土地を手放すタイミングとしてよくあるのは、 ・ 地権者が亡くなり、次の代に相続が発生した時 ・ 孫などに現金を贈与するために換金したいと考えた時 ・ 長年住んできた家から子供達も離れ、住み替えなどを考えた時 などが挙げられます。 いずれのケースでも、  相続税  贈与税  住宅ローンの借り換え  ハウスリースバックの活用 など、対応しなければいけない専門的な解決方法を駆使する必要があります。 結果的に、用地仕入れ営業に携われば携わるほど、顧客の問題解決スキルが高まり、不動産に関する実務的かつ専門的なスキルが高まっていきます。 しっかりとした関係性を構築できた場合、独立開業にかなり近くこと 不動産業に従事しようと志す方には「将来は独立開業して成功者になるんだ!」と野心を抱かれる方が多いと思います。用地仕入れ営業を続けることで独立開業にかなり近づくことができます。 もちろん、巧みな営業トークを身につけて、売って売って売りまくる営業力を武器にして独立開業することもできます。しかしながら、こちらのタイプの場合、常に売っていかなければいけないので、いつまで経ってもプレッシャーに苛まれることからは解放されません。 しかし、用地仕入れ営業の道を極め独立開業した場合、俗に言う「左団扇で暮らす」というスタイルが実現可能です。 前述の売って売って売りまくる営業力で独立した方も、売り物がなければ利益を産むことができません。結果的に、用地仕入れ営業を極め、太いパイプを構築したのちに独立開業した場合、豊富に売り物を取り揃えることができるので、相手の方から「売らせてくれ」と頼んでくることさえ起こります。 もし、あなたが本当に用地仕入れ営業の仕事に就いて、不動産業者への訪問を続けていったならば、「いつも事務所にいて暇そうにしているが、割腹も良く、いい生活をしている社長」に必ず出会うと思います。その方は、おそらく「左団扇で暮らしている方」です。 用地仕入れ営業への転職について相談する 用地仕入れ営業で働くデメリット 用地仕入れ営業で働くデメリットは、下記3つになります。  真面目さが求められること  一般社員からの評価は受けにくいこと  「モノを売る営業力」は身につかないこと 真面目さが求められること 用地仕入れ営業で成功を収めるには「真面目さ」が求められます。冗談一つ言わない固い人間という意味ではなく、きっちりとやらなければいけないことは真面目にこなす仕事への姿勢を意味します。 深い部分になればなるほど、面倒な業務が多いのが不動産なのですが、用地仕入れ案件では、深い部分に触れる機会が多く、必然的に面倒な業務が増えます。しかし、面倒な業務ひとつひとつに真面目に取り組まなければ、後々大きな落とし穴にはまってしまうので、気をつけなければいけません。 一般社員からの評価は受けにくいこと 残念ながら、一般社員からの受けは悪いです。どうしても目立つのは「花形」である売って売って売りまくる不動産営業です。 しかしながら、重要なのは用地仕入れ営業であり、縁の下の力持ちであることは普遍の事実です。飲み会の主役は譲り、役員会議の主役を取りにいきましょう。 「モノを売る営業力」は身につかないこと 用地仕入れ営業を続ける場合、基本的にエンドユーザー(土地や家を買いたい一般の方)と接する機会はありません。ですので、当然ながら「モノを売る営業力」は身につきにくいです。 とはいえ、様々な案件に携わることで、  交渉力  ヒアリング能力  コミュニケーション能力 が向上することは間違いなく、「モノを売る営業力」に求められる能力の大部分も上記が占めているので、まったく身につかないわけではないです。 用地仕入れ営業のメリット・デメリットまとめ 用地仕入れ営業で働くメリットには、  出世コースに乗りやすいこと  続けることで仕事が楽になっていくこと  代替が効かないのでクビになりにくいこと  不動産に関する専門知識がより深く習得できること  しっかりとした関係性を構築できた場合、独立開業にかなり近くこと が挙げられます。 続けることが正義であり、続ければ続けるほど、大きな恩恵を得られるようになっていきます。 用地仕入れ営業で働くデメリットは、  真面目さが求められること  一般社員からの評価は受けにくいこと  「モノを売る営業力」は身につかないこと です。 パッとしない印象を受けるかもしれませんが、真面目さに自信があり、縁の下の力持ちであることに満足感を覚えることができる方であれば、やればやるほど楽になっていく良い仕事です。是非皆様も用地仕入れ営業への転職をご検討してみてはいかがでしょうか? 用地仕入れ営業への転職について相談する
用地仕入れの仕事内容徹底解説!これであなたも用地仕入れに転職可能!
2021/05/23
不動産営業職と聞くと多くの方が想像されるのは「賃貸仲介営業職」や「売買仲介営業職」ではないでしょうか? 実際に求人で多くみられるのもこちらの2つの職種のことが多いですね。 では用地仕入れについては皆様ご存知でしょうか?用地仕入れ職は地主様や不動産会社様を相手にするため高い営業技術が必要になることもあり売買仲介営業や賃貸仲介営業職からステップアップとして転職されることもあります。 今回は、そんな用地仕入れ職について詳しくご説明致します!現在、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』では、用地仕入れ職の求人も取り扱っておりますので、用地仕入れ職への転職をご検討中の方はお気軽にお問合せ下さいませ! 用地仕入れ職の求人について質問する 用地仕入れの概要 用地仕入れの仕事では、どのようなことを行うか簡単に説明をします。 ひとくちに用地仕入れと言っても、  居住用地仕入れ(分譲住宅および宅地用地など)  商業用地仕入れ(店舗、倉庫用地など) など、目的とする仕入れ用地がいくつか存在します。 居住用地仕入れでは、主に不動産売買案件として取り扱うことが多いです。所有者(地主)から対象用地を買い取り、造成(売り物に整える)を行い、一般向けに販売できるようにすることを目的とします。 商業用地仕入れでは、主に不動産賃貸案件として取り扱うことが多いです。所有者(地主)と委任契約を結び、事業者と借地契約(事業用借地契約など)を結び、一定期間の定めを区切って賃貸できるようにすることを目的とします。 いずれにしても、地権者(土地の所有者)との話をまとめて、不動産売買契約などを結び、自社の商品として取り扱えるように整えることが用地仕入れの仕事になります。 用地仕入れの重要性 用地仕入れの仕事は、用地を仕入れて商品化するまでになることが多いです。 (場合によっては、商品化も分業されていることがあります。) 仕入れた用地を販売するのは、ほかの営業担当者になることが多く、世間一般に言う「花形」というのは、その方達が担うことになります。 そのため、用地仕入れの仕事は「地味で目立たなさそうだし、あまり社内で評価をされないのではいか?」などの印象を受ける方がいますが、実態としては真逆になります。なぜなら、用地仕入れの担当者が商品を仕入れてくるからこそ、「花形」と言われる方達が活躍できるからです。 基本的に、経営陣は商品あってこそ売り上げが成立することを理解しています。そのため、経営陣からの評価を集めやすく、社内で重要なポジションを獲得しやすいのも用地仕入れ担当者になります。 用地仕入れに求められる能力 用地仕入れの仕事では、  交渉力 ⇒地権者(地主)に土地を手放してもらえるよう話をまとめる必要があります  計画性 ⇒様々なところに顔を出す必要があるので、行動計画をしっかり立てる必要があります  専門知識 ⇒不動産については当然ながら、相続や贈与に関する話に発展することが多いため、税金に関する知識も求められます  ヒアリング能力 ⇒交渉力に通じるところがあるが、関係者の要望を適格に聞き取り、すり合わせられる力が求められます  コミュニケーション能力 ⇒いろんなタイプの方と接することになるので、柔軟なコミュニケーション能力を求められます などの能力を求められます。 上記の中でも、  交渉力  計画性  ヒアリング能力  コミュニケーション能力 は、場数を踏むことでだんだんと鍛えられていく能力になりますが、専門知識はすぐにでも習得可能(宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスターなど)です。 用地仕入れの流れ 用地仕入れの流れについて、簡単に解説します。 ステップごとにまとめると、  各方面との関係性構築  対象用地の調査および報告  交渉および交渉内容の整理  契約書類の手配および締結  仕入れ用地の商品化 になります。 各方面との関係性構築 このステップでは、  地権者(地主など)  不動産業者  地元企業の経営者 などとの関係性を構築することが仕事になります。 最も地味ですが、最も重要な仕事になります。 地権者(地主など)との関係性構築 住宅地図などから情報を取得し、ひたすら地権者(地主など)に訪問をします。アプローチの仕方は様々ありますが、訪問回数が物を言うケースが多くあります。いわゆる、単純接触の原理(人は繰り返し顔を合わせた人に好意を寄せやすい)に基づいて、関係性を構築していく作業です。 他の関係性構築作業でも単純接触の原理が働くのですが、地権者(地主など)へのアプローチが最も単純接触の原理が働きます。なぜなら地権者(地主など)は、ほかの関係性を構築したい方々に比べて、ごく普通の方であることが多く、田舎の場合、田んぼの所有者など農家の方が多かったりします。そのため、何度も足を運び、用地仕入れとは無縁の世間話を繰り返すことで、結果的に好意を集めることができたりします。 やってみるとわかりますが、玄関先での立ち話に始まり、家の中でゆっくりお茶を飲みながらなど、相手の好意レベルによって関係性が分かるようになってくるので、反応を楽しむことができるかが、続けるポイントになってきます。 不動産業者との関係性構築 地権者(地主など)と話をしていると「うちは◯◯不動産に全て任せているから」という方に遭遇することが多々あります。そのようなときの突破口とするためにも、いろいろな不動産業者に顔を出しておくことも重要です。 また、用地仕入れの話は地権者(地主など)だけから来るわけではなく、すでにパイプを持っている不動産業者が話をまとめた状態で買い取ってくれるところを探しているケースも多々あります。 そのような情報がすぐに自分に回ってくるようにするためにも、いろいろな不動産業者と関係性を構築しておく必要があります。 地元企業の経営者との関係性構築 より精力的に活動している用地仕入れ担当者の場合、  JC(商工会青年部)  法人会  ライオンズクラブ  ロータリークラブ などに所属し、地元企業の経営者とのつながりを強化していることがあります。 直接依頼をうけることが目的ではなく、上記に所属しているような経営者は顔が広いことが多いので、  間接的に用地仕入れの話が入ってくることがある  地権者(地主など)と知り合いであることが多く、関係性構築の突破口になる といった困った時の切り札として活用できることがあります。 ただし、上記の方々の活動は、サラリーマンの休暇にあたる曜日や定時後の会合が多く、かなりの犠牲を払う覚悟が必要になるので、もし、余裕があれば真剣に考えてみてください。 対象用地の調査および報告 仕入れの話が入ってきた土地について調査を行い、報告書をまとめます。 流れとしては、  役所での基本的な調査  目的(宅地分譲や事業用借地など)に合わせて、販売計画立案 を行い、報告書にまとめる作業です。 見落としがあると、仕入れた後に落とし穴にはまることがあるので、注意すべき点はありますが、単純作業になることが多いです。 交渉および交渉内容の整理 調査内容をもとに、売主および買主双方の条件をまとめて、内容を整理します。金額の話に終始することがほとんどですが、場合によっては引き渡しの時期などの条件が出てくることがあります。 契約書を作成するための叩き台になるので、慎重にすすめるようにしてください。 契約書類の手配および締結 交渉および交渉内容の整理にてまとまった内容を、書面に起こします。簡単に書面におこして雛形を作成したのち、売主および買主に提出し、確認を行ってもらいます。条文の追加や削除について、双方から要望が出てくると思いますので、それらの要望に合わせて内容変更を行います。しっかりと双方の要望を反映させた契約書が準備できたのち、いよいよ契約締結となります。 仕入れ用地の商品化 仕入れた用地を商品化します。 宅地分譲の場合で言えば、  境界の確定  分筆計画の見直しおよび実行  土地の造成(上下水道の引き込みなど)  販売資料の作成 などを行なっていきます。 販売資料の作成以外は、土地家屋調査士など外部業者に委託することが多いので、あまり難しくはありません。場合によっては、販売資料の作成も社内分業化されていることがあります。 まとめ 用地仕入れの仕事は、地権者(土地の所有者)との話をまとめて、不動産売買契約などを結び、自社の商品として取り扱えるように整えることです。 仕事内容も地味な作業が多いため、社内での扱いも地味なのではないかと考えられる方がいますが、実際には真逆で、会社が利益を上げるためにもっとも重要な仕事であり、経営陣からの評価を得やすい仕事になります。 求められる能力も多岐にわたり、それぞれの能力について高い水準を求められます。それだけに、用地仕入れを行える人間は少なく、できるようになれば、重宝されるのも当然です。 用地仕入れの流れは、  各方面との関係性構築  対象用地の調査および報告  交渉および交渉内容の整理  契約書類の手配および締結  仕入れ用地の商品化 になりますが、どのステップでも地道な作業が物を言います。 不動産業界で働く方には「真面目」が苦手な方が多い印象を受けますが、「真面目には自信がある!」という方は挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと力を発揮できるでしょう。 用地仕入れ職の求人について質問する