1 / 1 (5件の不動産/転職コラムが見つかりました)
【2023年最新版】三井不動産レジデンシャルの年収は高いの?平均年収や向いている人の特徴について解説。
2023/08/07
三井不動産レジデンシャルは三井不動産グループの一社でグループ内の住宅事業を担当しています。 安定した経営地盤を持っており、デペロッパーとして様々な事業を手掛けています。 この記事では三井不動産レジデンシャルの平均年収やどんな人が向いているのか、その特徴についても詳しく解説しますので、三井不動産レジデンシャルに興味がある人はもちろん、その他の住宅不動産企業に興味がある方も参考になさってください。 三井不動産レジデンシャルの平均年収と企業概要 三井不動産レジデンシャルの平均年収や企業概要について詳しく説明します。 具体的には以下の内容について詳しく見ていきましょう。 ・平均年収は803万円 ・事業内容 ・今後の展望 平均年収は800万円 三井不動産レジデンシャルの平均年収は800万円です。 社員クチコミによる平均年収となっており、年収範囲は400万円から1360万円とバラツキが有りますが、一般社員から管理職まで役職による差や職種による差があります。 日本の給与取得者の平均給与は443万円(民間給与実態統計調査)であるため、全国の平均と比較すると三井不動産レジデンシャルの社員は非常に高給であると言えるでしょう。 事業内容 三井不動産レジデンシャルは三井不動産グループの中で住宅事業を担当しています。 具体的には中高層住宅や戸建住宅、賃貸住宅、シニアレジデンス事業を手掛けています。 他にも市街地の再開発やマンションの再生、海外事業など幅広く展開しているすまいとくらしに関わる事業会社です。 用地取得から開発、販売、管理まで一体のバリューチェーンを持つビジネスモデルが大きな強みとなっています。 今後の展望 すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、入居後のお客様が楽しみながら省エネルギーに貢献できるような、すまいとくらしの提供を目指しています。 ご契約以降の生活を豊かにするサポートサービスの拡充・質的強化や地域活性化プロジェクトなどコミュニティ形成支援についても積極的に取り組んでいく予定です。 また、今後は三井不動産グループの総合力を発揮していくための体制や仕組み作りに取り組み、さらに連携を強化していく考えです。 三井不動産レジデンシャルの口コミ・評判 三井不動産レジデンシャルの口コミや評判を紹介します。 実際に在籍していた経験がある方の言葉ですので、会社を詳しく知るための参考にしてみて下さい。 三井不動産レジデンシャルの口コミ① 出典:転職会議 競合他社と比較すると比較的高収入を見込める。一定の年齢までは成績に関係なく同期一律に給与水準が上がっていくが、30歳を超えたあたりで業績によって乖離が生まれてくる。評価制度も特に問題ない。 (30代前半、男性、正社員、個人営業、主任クラス) 三井不動産レジデンシャルの口コミ② 出典:転職会議 仕事のやりがいは地図を描き変えるだけでなく、人々の生活や人生をも一変させるような住宅というプロダクトを起点に、街づくりというインパクトの大きい事業に携われること。自身の想いがカタチになり、そこにお客様が住まい、その先の暮らしにつながっていくこと。 (20代後半、女性、正社員、商品企画) 三井不動産レジデンシャルの口コミ③ 出典:転職会議 育児休暇産休を取得している方はたくさんいらっしゃり、復帰後も時短勤務をされている方が多いです。働くママさんへの理解がとてもある会社です。マタニティーハラスメントはなく、みなさん働きやすそうです。また退職後も5年以内の復職制度があります。 (20代後半、女性、正社員、一般事務) 三井不動産レジデンシャルの口コミ④ 出典:転職会議 業界のリーディングカンパニーであること、新しいことにどんどん挑戦していく開拓精神溢れる社風かと期待して入社したが、意思検定のスピードはかなり遅く、実行までのフェーズも多いと感じる。 (20代後半、女性、正社員、商品企画) 三井不動産レジデンシャルが向いている人 三井不動産レジデンシャルが向いている人の特徴について詳しく説明します。 以下の3つがポイントです。 ・安定した給与制度で働きたい人 ・大手企業で働きたい人 ・規模の大きな仕事に携わりたい人 それでは具体的に見ていきましょう。 安定した給与制度で働きたい人 三井不動産レジデンシャルの給与体系は歩合で大きく稼ぐという形態ではありません。 どちらかというと年功序列の体系となっているため、腰を据えて安定した給与制度を望む人に向いていると言えます。 大手企業だけあって、年功序列で横並びの給与体系だとしても、高めの給与が期待できるでしょう。 大手企業で働きたい人 三井不動産レジデンシャルは経営地盤が安定しています。 また「三井」ブランドを使用することも可能で、ネームバリューを活用して営業活動に取り組むこともできます。 しかし、大企業ゆえの決裁まで時間がかかることや、紙の資料が多い点などは理解しておく必要があるでしょう。 大手企業でのネームバリューを活用して働きたい人には向いている会社です。 規模の大きな仕事に携わりたい人 三井不動産レジデンシャルは三井不動産のグループ会社であり、大規模な事業に関わる場面も出てきます。 中高層ビルなどの大型建築物や、市街地の再開発事業など大きな規模の事業に関わることができるのが大きなメリットです。 将来的に自分のやりがいに繋がってくることでしょう。 規模の大きな仕事に携わりたい人には向いている会社です。 三井不動産レジデンシャルに転職する流れ 三井不動産レジデンシャルに転職する流れについて説明します。 ホームページ内の採用ページや転職エージェントを通じて以下の流れで転職活動を進めていくことがおすすめです。 ・公式採用ページを確認する ・転職エージェントに登録する ・転職エージェント経由で応募する それでは具体的に見ていきましょう。 公式採用ページを確認する 公式ホームページ内に採用ページがあります。 現在三井不動産レジデンシャルの採用ページには、キャリア採用の募集が掲載されています。 今後、掲載中の求人情報が変更される可能性がありますので、気になる方は定期的に公式採用ページを確認することが重要です。 総合職としてのキャリア採用情報、品質企画部のキャリア採用情報で応募窓口が異なりますので、注意しましょう。 リターンエントリー(退職後再雇用を希望)の方は専用の問い合わせフォームがあり特徴的です。 転職エージェントに登録する 直接応募ではなく、転職エージェントを通じての転職活動も盛んに行われています。 サービスを利用するためにはまず転職エージェントに登録しましょう。 たくさんある転職エージェントサービスの中から、どの転職エージェントを選ぶのかが非常に重要ですが、業界に特化したエージェントがおすすめです。 不動産業界特化型転職エージェントのリアルエステートWORKSなら、三井不動産レジデンシャルなど企画・開発求人を多数取扱しています。 面接対策や書類添削も充実しており、現職が忙しく転職に時間が取れない方、じっくりと腰を据えて転職活動を行いたい方にぴったりです。 転職エージェント経由で応募する 気になる求人があれば、転職エージェント経由で応募してみましょう。 応募書類の作成後はそのままリアルエステートWORKS経由で応募することが可能です。 現在は一般公開されていない職種やポジションでも、企業は転職エージェントに対し非公開求人として紹介を依頼している場合があり、転職エージェントに登録していなければ出会えない求人も多く存在します。 エージェントから非公開の案件を紹介され、選考に進んだ結果、採用される可能性もありますので、転職エージェントに登録しておくことはとても大切です。 また会社の特徴や強み、求人内容や選考方法などについて充実したサポートを受けることができます。 また面接日程の調整までエージェントが行ってくれるため、効率的に転職活動を行うことが可能です。 三井不動産レジデンシャルの求人例 現在三井不動産レジデンシャルの採用ページやリアルエステートWORKSにキャリア求人が掲載されています。 その中から以下の3つの求人を紹介します。 ・総合職 ・カスタマーサービス職 ・クオリティマネジメント職 それでは具体的に見ていきましょう。 総合職 三井不動産レジデンシャルでは3つの職種が連携し、製販一体のバリューチェーンを形成しています。 総合職では用地・営業・開発の3つの職種をジョブローテーションしながらデペロッパー事業に精通する経験を身に付けていくことが可能です。 具体的には用地所得に関する事業用地情報の収集、プロジェクトの企画開発、営業・広報戦略の策定、モデルルームの運営やお客様のご案内~契約・引き渡しなど幅広い業務を経験します。 社会人経験が3年以上あれば、業界経験が無くても応募可能です。 カスタマーサービス 引渡し前に開催する内覧会以降のお客様からの窓口対応を担当します。 顧客視点とプロの技術でお引き渡し後の住まいと暮らしをサポートする仕事です。 住戸に不具合があれば迅速に修理や補修の対応段取りを行うとともに、定期的にお客様の元に訪問します。 機器の清掃方法や操作方法についての説明なども行いながら積極的にお客様に寄り添う姿勢を大切にしています。 専門知識と同じくらい、お客様目線で対応し、お客様に安心感を与えるというようなホスピタリティが重要な仕事です。 クオリティマネジメント マンションにおける設計・施工段階の品質管理業務を担当します。 一級建築士や施工管理技士の資格を持つ人が対象の求人です。 設計・建築・設備・構造などそれぞれの専門であるクオリティエンジニアがディペロッパーの視点で厳しく品質チェックを行う事で、高いクオリティの実現を目指しています。 自社の事業担当者のみならず、設計・施工会社ともミーティングを重ね、品質が保たれるように取り組んでいます。 まとめ この記事では三井不動産レジデンシャルの平均年収や向いている人の特徴について詳しく説明しました。 三井不動産レジデンシャルは大手不動産会社のグループ会社であり、非常に安定した基盤を有しています。 大手企業で着実にキャリアを築いていきたい人に向いている企業で、人気の企業です。 三井不動産レジデンシャルへの転職に興味がある方はぜひ転職エージェントと共に戦略的に転職活動を進めることをおすすめします。 その中でもリアルエステートWORKSは住宅不動産業界に特化したエージェントであり、三井グループの各求人について詳しい情報を所持しています。 また、書類選考や面接について詳細にアドバイスを受けることができ、入社まで無料で充実したサポートを受けることが可能です。 三井不動産レジデンシャルなどレジ系企画・開発に興味がある方はお気軽にリアルエステートWORKSに問い合わせください。
不動産開発会社(デベロッパー)は大変?仕事内容や転職するための方法を解説!
2022/03/17
「不動産開発会社は具体的にどんなことをしているのだろうか」 「不動産デベロッパーへ転職するために必要な知識はあるのか」 今回はそんな疑問を解決する記事をお届けします。 不動産開発会社(デベロッパー)は、不動産業界の中でも専門性を要求される業態であり、 転職のハードルも高いと考えられています。 一方、不動産業界の中でも平均年収が非常に高く、 開発事業を始めるリーダーとしての役割を担っているため、 大変である反面、とてもやり甲斐のある仕事です。 しかし、不動産開発会社の仕事内容はあまり知られていないのが実態です。 転職したいと思っても、どんなスキルがあり、どんな手段を用いれば転職できるのか、 わからない人が多いのではないでしょうか。 そこで本記事で不動産開発会社の仕事内容や、 転職するための方法について詳しく解説します。 不動産開発会社(デベロッパー)とは 初めに不動産開発会社の種類や仕事内容の解説をします。 不動産開発会社の仕事は幅広く、会社によって得意とする分野や、 主として行う事業が異なります。 自分の強みを活かせる会社へ入るためには、 まず仕事内容と会社ごとの違いをよく理解しておくことが重要です。 不動産開発会社の仕事内容 不動産開発会社とは、大規模な土地や街の開発を手掛ける不動産会社のことです。 主な事業の内容として、街の再開発事業、リゾート開発、大型商業ビルの開発、 マンション開発、大規模な宅地造成などがあります。 事業を進めるリーダーとして、開発計画の段階から関わり、土地の調達や行政への確認、 ゼネコンへの工事発注など、すべての業務を担当します。 不動産開発会社について詳しくない人が、稀にゼネコンの仕事と混同してしまうこともあるのですが、 ゼネコンとは内容が異なります。 ゼネコンは不動産開発事業のうち、建設業を担当する会社であり、 ビルやマンションを建てる仕事を行います。 一方、不動産開発会社は工事を行うのではなく、ゼネコンへ工事を発注する立場であり、 開発業務全体のプロデュースを行います。 不動産開発会社とゼネコンがグループ会社となっているケースもあることも、 混同される原因の一つですが、不動産業界への転職を目指す人は違いをよく理解しておきましょう。 不動産開発会社の種類 不動産開発会社は、大きく分けて以下の3つに分類されます。 <総合デベロッパー> 総合デベロッパーは、デベロッパーの中でも最大手であり、街の再開発事業、 リゾート開発、大型商業ビルの開発、マンション開発、大規模な宅地造成など、 幅広い開発事業を行う会社です。 代表的な会社に、三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、 野村不動産ホールディングスなどがあります。 ※各社の違いについては以下のサイトをご参照ください。 【業界研究:デベロッパー】三井不動産・三菱地所・住友不動産・東急不動産・野村不動産・森ビルの違いとは! <マンションデベロッパー> マンションデベロッパーは、マンションや戸建ての開発を専門に行うデベロッパーです。 <公的デベロッパー> 公的デベロッパーは、都市再生や基盤整備を主導する、 UR都市機構などの公団・公社のことです。 どんな事業を中心とする会社を選択するかによって 転職難易度や求められるスキルが異なります。 自分の経験やスキルを考えたうえで、判断する必要があるでしょう。 不動産開発会社の年収 不動産開発会社の年収は不動産業界の中で最も高いといわれています。 不動産業界の平均年収は約420万円~450万円程度ですが、大手デベロッパーの場合、 年収は30代で1,000万以上を稼ぐ人も珍しくなく、管理職まで上りつめればさらに高収入が見込めます。 大手デベロッパーの子会社や関連会社の場合、年収はやや劣りますが、 それでも不動産業界の中では高い水準となるでしょう。 仕事範囲が広く、専門スキルが求められる反面、高待遇が得られる業界ということです。 有名不動産デベロッパー企業の年収例 今回は、3つの有名不動産デベロッパーの年収をご紹介致します。 1..野村不動産株式会社 野村不動産株式会社(以下、野村不動産)では、 大学卒の初任給が24万円/月となっており、一般財団法人労務行政研究所が出す 大学卒の初任給の平均21万3003円/月よりも3万円ほど高い数字です。 年収幅は職種によるものの、634万円~1,129万円となっており、 いずれも高い数字です。 野村不動産株式会社の求人を見る(グループ企業含む) 2.東急不動産株式会社 東急不動産株式会社(以下、東急不動産)は、 大学卒の初任給が高く(26万5,000円)、その後も職種によりけりではあるものの、 ある職種では年収700万円〜1,200万円とかなりの高年収となります。 賞与が年4回という点も魅力ポイントでしょう。 東急不動産株式会社の求人を見る(グループ企業含む) 3.三菱地所株式会社 三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、大学卒の初任給が26万円/月となっており、 一般財団法人労務行政研究所が出す大学卒の初任給の平均21万3003円/月よりも5万円、 年収換算だと60万円ほど高い数字です。 また、30代になると平均年収は1,000万円となり、高い人だと年収2,000万円も。 仕事でのやりがいはもちろん、頑張りが年収に反映されるため、 給与面でもやりがいを感じることができるでしょう。 三菱地所グループの求人を見る 不動産開発会社へ転職するための方法 では、そんな高年収が狙える不動産開発会社へ転職するためには、 どんな方法があるのでしょうか? 他の不動産会社より、転職難易度は高くなるため、 転職を検討する前に業界についてよく勉強しておく必要があるでしょう。 不動産開発会社の採用の特徴 まず不動産開発会社の採用の特徴を理解しておきましょう。 不動産業界は人の入れ替わりが激しいため、中途でも比較的採用されやすい業界ですが、 不動産開発会社では新卒採用をメインにしており、中途の募集が少ないのが現状です。 特に大手デベロッパー(三井不動産、三菱地所など)では、 中途採用はほとんど行われておらず、転職は非常に困難であると考えなければなりません。 一方、大手デベロッパーの子会社や関連会社の場合、中途採用も行っており、 会社によっては未経験で入社することも可能です。 したがって、転職を希望する場合、よほど特別なスキルを持っている人以外は、 こうした大手の子会社や関連会社の募集を探すのがおすすめです。 不動産開発会社に求められるスキル 不動産開発会社では、主に以下の3つのスキルが必要とされます。 ・不動産の知識 ・コミュニケーション能力 ・英語力 不動産の知識とコミュニケーション能力が求められるのは、 不動産業界すべてに共通していますが、不動産開発会社では英語力も求められます。 昨今、不動産業界はグローバル化しており、不動産開発会社は国内だけでなく、 海外の土地開発事業に携わることもあります。 外国企業と商談をする場面も多く、多くの会社で英語が話せることを採用条件としていますので、 必須スキルと考えたほうが良いでしょう。 もちろん、英語以外の語学スキルも転職の際の大きなアピールポイントになります。 また、これらに加えて、以下の専門資格があると良いでしょう。 宅地建物取引士 管理業務主任者 土地家屋調査士 不動産鑑定士 司法書士 行政書士 このうち、不動産鑑定士と司法書士は非常に取得するのが難しい資格ですが、 持っていれば大きな強みになります。 また、不動産開発会社だけでなく、不動産業界であればどれも活用できる資格なので、 積極的に取得することをおすすめします。 資格を持っていない人は、まずは宅地建物取引士から取得を目指すと良いでしょう。 <何かヒントがあるかも?!>令和一年度宅建試験合格者インタビュー 宅建とは?転職を開始する際に持っていたほうがいい理由 転職エージェントの利用がおすすめ! 実際に転職活動するに当たっては、転職エージェントの利用がおすすめです。 通常の転職サイトでも不動産開発会社の募集があるかもしれませんが、 優良企業の見極めが難しく、条件の悪い求人に当たってしまう可能性もあります。 また、不動産開発会社は新卒の採用が多く、その後退職する社員も少ないことから 中途で入社をするにはハードルが高いです。 また、不動産開発会社の場合、前述したように会社によって得意とする事業が異なるため、 どのような仕事を行うのかしっかりと研究する必要があります。 そのため、転職エージェントのアドバイザーとよく相談しながら進めていくことが望ましいです。 特に不動産業界特化型の転職エージェントでは、不動産業界に詳しいアドバイザーがサポートするため、 自分の希望通りの会社が見つかる可能性が高まります。 また、現時点で転職することが難しくても、 どんなスキルや経験が転職できるのかといったアドバイスももらえるため、 今後の転職活動に活かせる経験を積めるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 不動産デベロッパーに転職するなら転職エージェントへ 以上、不動産開発会社の仕事内容や、転職するための方法について解説してきました。 仕事の範囲が広く、不動産の知識だけでなく英語力も要求される不動産開発会社ですが、 年収は高く稼げる業界です。 また、巨額の資金を動かすため、精神的なプレッシャーはありますが、 土地開発に興味のある人なら、やり甲斐と達成感を得られます。 自分が企画し開発した地域に、たくさんの人が生活する光景を実際に見る可能性もあり、 そんな時は大きな喜びを感じられるでしょう。 大手の不動産デベロッパーに転職するのは倍率も高く、 募集もあまり行われていないため非常に困難ですが、 子会社や関連会社であれば未経験でも可能性があります。 もちろん、大手の不動産デベロッパーにも転職できる可能性はあります。 いち早く求人情報をゲットして面接に臨めるよう、転職エージェントへの登録や、 書類の作成は早めに行っておくといいでしょう。 不動産転職エージェントに登録する
不動産業界への 転職はおすすめ? 不動産業界への転職方法や職種を紹介
2021/08/18
不動産業界への転職を考えた際、どの職種に転職するとよいか、おすすめの転職手法は何かなど気になっている方も多いのではないでしょうか。 職種だけでなく、どのような企業があるのかまで詳しく知ると、自身の希望も細かく絞ることができ、スムーズな転職に繋がります。 そのような方に向け、不動産業界にはどんな企業や職種があるか、そしておすすめの職種やおすすめの転職方法などを紹介していきます。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産業界はどんな業界? 不動産業界といっても、行う業務によってさらに細かくわけていくことができます。 大きくわけると、以下の3つになります。 ・不動産ディベロッパー ・不動産仲介 ・不動産管理会社 それぞれ詳しく紹介していきます。 不動産ディベロッパー:転職難易度★★★★★ ディベロッパーは、不動産業界の中でも転職難易度が高いと言われており、業務内容は大規模の土地開発などで、土地を取得した上で、さまざまな開発を行っていきます。 具体的には、「用地取得」「企画」「開発」「販売」「管理」と担当が分かれ、街の再開発やリゾート開発、商業施設やマンション開発など、大きな規模で開発を行うためのプロジェクトを進めていきます。 ディベロッパーへの転職は、ディベロッパーや大規模開発の企画などの経験を求められるので、未経験や他の業務経験のみの場合は、転職が難しいかもしれません。 不動産仲介:転職難易度★★☆☆☆ 不動産業界と言えば、不動産仲介を思い浮かべる人が多いほど、業界の中でも代表的な役割を担っています。 不動産仲介は、不動産売買の仲介と不動産賃貸の仲介の2種類にわけられ、片方のみを行う企業もあれば、双方を行う企業もあります。 基本的には、売り手と買い手または貸し手と借り手を結ぶことが業務であり、両者間での契約成立じに仲介手数料を得ることで収益を上げています。 個人を相手にするため、コミュニケーション能力なども求められ、未経験でも営業経験や接客経験があると転職しやすい傾向にあります。 転職時に宅建を保有していると優遇され、転職しやすくなりますが、入社後にキャリアアップの一環として取得することが多くなっています。 不動産管理会社:転職難易度★★★☆☆ 不動産管理会社は、土地や不動産、駐車場などを管理することが主な業務となっています。 マンションやアパートなどの賃貸を保有する大家さんから管理を委託されている場合は、そのマンションやアパートの部屋が埋まるように集客をしたり、家賃滞納が起こらないようにフォローや集金もします。 1度管理委託を受ければ、安定して収益を得ることができますが、収益を増やすことも簡単ではないため、管理と併せて仲介業も行っている企業も多くあります。 基本的には、転職難易度は低く、未経験からでも転職は可能です。 不動産業界にはどのような職種がある? 不動産業界に転職をすると言っても、どのような職種があるのかわからないという方もいると思います。 代表的な不動産業界の職種は、以下のようになります。 不動産営業 不動産企画・開発 不動産管理(PM/BMなど) 不動産営業事務/宅建事務など もちろん、経営企画や人事など一般的な企業にある職種もありますが、求人が出ていることが多い職種は上記の4つです。 企画・開発の募集は、基本的にはディベロッパーが行っていることが多く、営業や事務、管理などの職種はどの企業でも共通して募集しています。 求人を探す際には、職種や仕事内容だけでなく企業情報も確認しておくことをおすすめします。 不動産業界で稼ぎたいなら営業職がおすすめ! 不動産業界にある職種を紹介しましたが、どの職種が稼げるのか気になるのではないでしょうか。 結論からお伝えすると、不動産業界では営業職が稼げる傾向にあります。 不動産業界の営業には、基本給だけでなくインセンティブがついていることが多く、契約金額の〇%がインセンティブとして受け取れるという企業が多いです。 企業によってインセンティブの割合が異なるものの、特に大きい金額を扱う不動産販売営業などの場合は、1件の契約を取るだけで基本給以上のインセンティブを得ることができることもあります。 そのため、努力して契約を取っていけば、20代でも年収1,000万円を超えることも可能となっています。 企画・開発の方が、基本給が高いことが多いですが、インセンティブを考慮すると、不動産業界では営業職が最も稼げる職種です。 稼ぎたいという気持ちを持って不動産業界に転職を考えている方は、インセンティブも得られる営業職への転職がおすすめです。 不動産営業職の求人を見る 不動産業界へ転職が向いている人の特徴 以下のような特徴を持つ方は不動産業界へ転職が向いています。 コミュニケーション能力が高い 忍耐力がある 丁寧な対応ができる 目標に対し貪欲に働ける 転職先がディベロッパーなのか、不動産仲介なのかでも多少の違いはありますが、基本的には、上記の特徴があると不動産業界に向いていると言えます。 不動産業界は、個人顧客と対面することや数多くの人とプロジェクトを進めていくので、コミュニケーション能力は重要です。 特に不動産仲介では、顧客と紹介する不動産を見に行くこともあり、コミュニケーション能力だけでなく丁寧な言葉遣いや相手に合わせた対応などを見極める力があると尚良いでしょう。 また、動く金額が大きいことから、簡単に契約を得ることが難しいため、辛抱強さや忍耐力も兼ね備えていると入社後に活躍しやすくなります。 不動産業界に転職する際の注意点 不動産業界へ転職をする際、気を付けておくべき点は以下になります。 昔ながらの企業がある クレームが発生することがある 景気に左右されやすい 不動産業界では、稀に高いノルマを設定されたり、ノルマ達成のためにテレアポを長時間行ったりなど、昔ながらの根性重視文化が残っている企業もあります。 この社内の情報は求人情報だけでは見抜くことは簡単ではないため、口コミなども確認するとよいでしょう。 また、不動産に関する窓口となるので、物件を購入した人、借りた人だけでなく、大家さんなどからのクレームを受けることがあり、精神的に疲弊してしまうこともあるので、注意が必要です。 加えて、不動産は高額であることから、他の業界よりも景気の影響を受けやすい業界です。 不景気になると、契約が取りにくくなり、自身の収入にも影響が出る可能性があるので、注意が必要です。 不動産業界に転職をしたい人におすすめの方法 不動産業界に転職をしたいと思っても、どのような方法で転職をすればいいか悩んでいる方も多いと思います。 おすすめの手法としては、以下の2つがあります。 ①転職サイト ②転職エージェント 不動産業界に転職をしたい方は、希望の職種などにあわせて転職エージェントと転職サイトの使い分けや併用をするとよいでしょう。 転職サイトには、不動産業界の求人が多く掲載されているので、情報収集も兼ねて利用し、理想の求人を見つけることができたら応募してみてもいいかもしれません。 総合型の転職エージェントは、求人自体は多いものの、担当のアドバイザーが不動産業界の情報を多く保有していないことがあります。 そのため、不動産業界特化型の転職エージェントを利用すると、希望の転職先を見つけることができる可能性が高まりますので、是非利用してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する まとめ 今回は、不動産業界はどのような企業に分かれているのか、どのような職種があるのかや転職時の注意点などを紹介してきました。 転職先として不動産業界を選ぶ理由はさまざまだと思いますが、稼ぎたいと考えている方は、最も稼げる可能性が高い営業職がオススメです。 また、転職時の手法としては、特化型転職エージェントと転職サイトを併用することで、理想の転職先に出会える確率が高くなるので、是非併用してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産業界は稼げるのか?転職におすすめな業態とは。
2021/04/18
「不動産業界は忙しそうだけど、その分、給料は高いだろうな」 「不動産業界へ転職すれば、年収アップできるかなぁ」 不動産業界の転職に対して、そんなイメージを持っている人もいるでしょう。 特に年収を上げることを目的に、他の業界への転職を検討している人は、不動産業界という選択肢を一度は考えたことがあるでしょう。 しかし、不動産業界といっても範囲が広く、どの業態を選ぶかによって、仕事内容や年収が大きく異なります。 業態ごとの特徴をしっかりと掴み、自分の目標に合う会社を選ばなければ、仮に転職できたとしても、後悔する可能性があります。 そこで本記事では、不動産業界への転職を考えている人へ向けて、業態ごとの平均年収や仕事内容について解説します。 不動産業界に特化した転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 稼げる不動産の業態とは? 不動産業界の平均年収は、約420万円~450万円です。 意外に少ないと思った人も多いのではないでしょうか? 不動産業界といえば、厳しい営業ノルマ、実力主義な社風など、仕事がハードである反面、給料は良いというイメージが先行しており、もっと高い金額を予想していた人が多いと思います。 しかし、不動産業界にも様々な業態があり、仕事内容によって年収が大きく異なるため、それぞれの特徴を掴んでおくことが重要です。 以下に主な業態の特徴をまとめますので、しっかりと理解しておきましょう。 不動産デベロッパー(不動産開発会社) 不動産デベロッパーは、土地や街の開発事業をメインに行う不動産会社のことです。 主な事業の内容として、再開発事業、リゾート開発、商業施設開発、マンション開発、大規模宅地開発などがあります。開発事業の中心となり、計画段階から関わり、土地の調達や行政への確認、工事発注など、すべての業務を担当します。 不動産業界の中ではトップクラスの年収が得られ、稼げる業態と言って良いでしょう。30代で年収1,000万以上を稼ぐ人も多く、管理職まで上りつめればさらに高い収入が得られます。 不動産販売代理・仲介会社 不動産販売代理会社は、デベロッパーやハウスメーカーなどの売主から販売の代理権を得て、売主の代理として販売を行う会社です。 不動産の購入したい人の窓口となり、売買契約を締結することを目標に営業活動を行ないます。また、一軒家やマンション販売の広告を見て訪ねてきた人を物件に案内したり、住宅展示会を開催して来場者の応対をしたりするのも重要な仕事です。 不動産仲介会社は、売主と買主の間に入り、売買や賃貸の契約を仲介する会社です。業務内容は販売会社と似ていますが、仲介であるため、売主と買主、それぞれから手数料を受け取る点に違いがあります。売主と買主の間に立ち、お互いが納得できる状態にできるよう条件交渉することも、不動産仲介会社の重要な仕事です。 販売にしても仲介にしても、営業として入社した場合、給与形態にインセンティブを取り入れている会社が多く、成績が良ければ基本給にプラスして成果報酬が入ってくるため、高収入を得られるでしょう。 一方、成果が出せなかった場合、成果報酬は得られず、基本給のみになってしまいます。 実力主義の傾向が強いため、年齢や経験年数、最終学歴など関係なく、成果を出せば年収1,000万円以上稼ぐ人もいれば、400万円以下の人もおり人によって様々です。 また、業務内容が不動産売買と賃貸で、収入がかなり変わります。売買と賃貸では、取引で扱う金額に違いがあり、売買のほうが大きな金額が動くため、成果報酬も高くなります。 賃貸仲介営業に関する記事はこちら>>> ・賃貸仲介営業ってどんな仕事?転職するにあたって必要な資格、年収などを解説 ・【賃貸仲介営業に転職したい人向け】仕事内容やメリット、ポイントなどを徹底解説! 不動産管理会社 不動産管理会社は、不動産オーナーに代わって物件の管理業務を行う会社です。入居者対応、テナント対応といった対人業務のほかに、設備点検や修繕、清掃など、建物のメンテナンスに関わる業務も行ないます。そのため、賃貸経営とメンテナンスの知識、両方が求められる特徴があります。こちらは固定給のパターンがほとんどで、インセンティブを設ける会社は少ないので、安定した収入が得られます。 一般的に不動産管理の平均年収は420万円程度となっており、不動産業界全体の中ではやや低い部類と考えておきましょう。 不動産管理に関する記事はこちら>>> ・不動産管理職を目指す人必見!仕事内容や転職方法を解説 ・不動産管理職とは?不動産管理職への転職に向いているのはどんな人? 不動産業界に特化した転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 転職して稼ぎたい人におすすめの業態とは? ここまで不動産業界の年収を業態ごとに解説してきました。 では、高収入を得ることを目的に不動産業界へ転職する場合、どのような業態を選べば良いのか解説します。 不動産デベロッパーは入社が困難 不動産デベロッパーは不動産業界の中でもトップクラスの年収を得られる業態ですが、入社が非常に困難です。高いコミュニケーション能力と専門知識、さらに英語力まで要求されるため、入社は経験・スキルのある人に限定されます。また、大手不動産デベロッパーは新卒採用をメインにしており、中途採用を行うケースは非常に少ないです。仮に行ったとしても、高い学歴や能力を要求されますので、狭き門であることを理解しておきましょう。 大手デベロッパーの子会社や関連会社であれば、比較的入社しやすい傾向にありますが、それでも未経験からの転職は非常に厳しく、入社できたとしても業務についていけない可能性もあるため、あまりおすすめできません。 不動産賃貸営業からスタートがおすすめ 一方、不動産販売・仲介の営業は未経験でも入社しやすい傾向にあります。ただし、販売・仲介業務を行う中でも、売買営業を担当する場合、幅広い知識やコミュニケーション能力を要求され、仕事の難易度が高くなります。また、売買営業は売上のノルマを課せられ、精神的にも追い込まれるケースもあるため、転職できたとしても仕事についていけなくなる可能性があります。 そこで、おすすめなのが不動産賃貸営業です。賃貸営業の場合、物件案内や契約書作成がメイン業務となり、売買の場合に必要となるローン審査や購入後のアフターサービスなどは業務の対象外です。 また、不動産売買は取り扱う金額が大きいため、非常に神経を使いますが、賃貸であればプレッシャーが少し低減されます。不動産販売会社・仲介会社の場合、業界内での転職も多く、賃貸がメインの会社で成果を上げた後に、売買がメインの会社へ転職するというパターンもあります。 ただし、先ほど説明した通り、賃貸と売買では業務内容が異なるので、必ず上手くいくとも限りません。 年収アップだけを目的に転職すると、失敗する可能性も十分にありますので、自分の能力と業務内容との相性を見極めることが重要です。 賃貸仲介営業に関する記事はこちら>>> ・賃貸仲介営業ってどんな仕事?転職するにあたって必要な資格、年収などを解説 ・【賃貸仲介営業に転職したい人向け】仕事内容やメリット、ポイントなどを徹底解説! 安定を求めるなら不動産管理会社 給料に関しては、不動産売買のトップ営業などと比較すると劣りますが、固定給であるため安定的に稼ぎたい人におすすめです。不動産管理会社の数はたくさんあり、独立系の会社より、大手不動産会社の系列のほうが、親会社の給料を基準にするため、年収が高い傾向にあります。 不動産管理会社は、不動産売買や仲介とは仕事内容が大きく異なりますので、自分に向いているかどうか、よく考えてから転職を決めるようにしましょう。 まとめ 以上、不動産業界の業態ごとの平均年収や、高収入を得るためのポイントについて解説してきました。 最後に今回ご紹介した内容のおさらいをします。 ・不動産業界は業態によって仕事内容や年収が大きく異なる。 ・もっとも稼げるのは不動産デベロッパーだが入社難易度が高い。 ・不動産管理会社は高年収ではないが安定的な収入が得られる。 ・不動産販売・仲介会社は実力次第で高年収が見込める。 ・未経験で転職するなら不動産賃貸営業がおすすめ 「多く稼ぎたいから不動産業界へ転職する」 そんな漠然とした考えで転職活動を始めても上手く進まないでしょう。 業態ごとの特徴を掴み、自分の経験・スキルを活かせる会社に就職することが重要です。 ぜひ今回ご紹介した内容を踏まえて、転職活動に励んでください。 不動産業界に特化した転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
業態ごとに解説!不動産業界で高収入を得るために知っておきたいポイント
2020/11/17
不動産業界で働く人の給料について、どんなイメージをお持ちでしょうか? 不動産業界の営業マンなどを見ていると、忙しそうにしている反面、しっかりと稼いでいる印象がありますね。 高収入を得るのを目的に、不動産業界へ転職したいと考えている人もいるかもしれません。 では不動産業界へ転職すれば、必ず高収入を得られるのでしょうか? 答えはノーです。 不動産業界には様々な業態があり、会社の数もたくさんあるため、どの業態のどの会社に転職するかによって、給料は大きく変わります。 また、営業の場合はインセンティブ(歩合制)を取り入れている会社も多いので、成果を出せなければ高収入は得られません。 せっかく転職に成功しても、自分の能力を発揮できる会社でなければ、成果を出すのは困難ですので、仕事の内容を事前に理解しておくことが重要です。 そこで本記事では、不動産業界の業態の説明と、高収入を得るためのポイントについて解説します。 【不動産業界に特化した転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する 1.不動産業界の業態 不動産業界は大きく分けて4つの業態があります。 1-1.不動産デベロッパー(不動産開発会社) 不動産デベロッパーとは、大規模な土地や街の開発を手掛ける不動産会社のことです。主な事業の内容として、街の再開発事業、リゾート開発、大型商業ビルの開発、マンション開発、大規模な宅地造成などがあります。事業を進めるリーダーとして、開発計画の段階から関わり、土地の調達や行政への確認、ゼネコンへの工事発注など、すべての業務を担当します。 1-2.不動産売販売会社 不動産販売会社は、デベロッパーやハウスメーカーなどによって建てられた建物を販売する会社です。不動産の購入希望者の窓口となり、売買契約を締結することを目標に営業活動を行ないます。また、一軒家やマンション販売の広告を見て訪ねてきた人を物件に案内したり、住宅展示会を開催して来場者の応対をしたりするのも、不動産販売会社の仕事のひとつです。 1-3.不動産仲介会社 不動産仲介会社は、売買物件や賃貸物件の契約を仲介する会社です。売買については中古物件の取引が中心ですが、新築物件を扱う場合もあります。業務内容は住宅販売と似ていますが、仲介であるため、売主と買主、双方から手数料を受け取る点に違いがあります。また売主と買主の間に立ち、お互いが納得できる状態にできるよう条件交渉することも、不動産仲介会社にとって重要な仕事のひとつです。 1-4.不動産管理会社 不動産管理会社は、不動産オーナーから委託を受け、物件の管理・運営を行う会社です。マンションやアパートの入居者対応、ビルのテナント対応といった対人業務のほかに、設備機器の点検や修理、清掃、警備など、メンテナンスに関係する業務も行ないます。賃貸経営の知識とメンテナンスの知識、両方が求められる特徴があります。 以上、不動産業界の業態を説明しました。 ここまで読んでいただければ、どの業態の会社に就職するかによって、仕事内容が大きく異なることが理解できたかと思います。 それぞれの業態によって、求められるスキルや経験、人物像が変わりますので、「不動産業界へ転職したい!」という漠然とした考えではなく、具体的にどういった仕事をしたいのか、明確にしておくことが重要です。 2.不動産業界で高収入を得るためには? では、不動産業界で高収入を得るためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか? 不動産業界の平均年収は約420~450万円程度で、意外と少ないように感じるかもしれません。 しかし業態によって給料の水準が異なりますので、それぞれの特徴を掴んでおくことが重要です。 2-1.もっとも稼げるのは不動産デベロッパー 不動産業界の中で、もっとも年収が高いのは、不動産デベロッパーでしょう。 年収は30代で1000万以上を稼ぐ人も珍しくなく、管理職まで上りつめればさらに高収入が見込めます。 不動産業界全体の平均年収と比較すれば、かなり高い水準にあるとわかるでしょう。 しかし不動産デベロッパーの仕事内容は専門性が高く、不動産の知識は必須であり、高いコミュニケーション能力や英語力まで要求されるため、スキルのない人の転職は極めて困難です。 また採用条件に関しては、新卒採用をメインにしている会社が多く、特に大手不動産デベロッパー(三井不動産、三菱地所など)は中途採用をほとんど行っておりません。仮に行ったとしても、高い学歴や能力を要求されますので、狭き門であることを理解しておきましょう。 ただし、大手デベロッパーの子会社や関連会社であれば、比較的採用の間口が広い傾向にあります。 もちろん親会社ほどの高収入は得られませんが、どうしてもデベロッパーへ転職したいのであれば、こういったところが狙い目かもしれません。 2-2.不動産売買は賃貸より稼げる!? 不動産販売会社・仲介会社は、営業として入社した場合、給与形態にインセンティブを取り入れている会社がほとんどです。 そのため、しっかりと成果をあげられる人なら、基本給にプラスして成果報酬が入ってくるため、高収入を狙えます。 一方、成果が出せなかった場合、成果報酬はなく基本給のみしか得られません。 不動産業界の基本給は19万~23万円程度ですので、会社員の給料としては少ない金額になってしまいます。 実力主義の傾向が強く、仕事に適正がなく成果を残せない場合、高収入を得るのは難しいと考えておきましょう。 また、業務内容が不動産売買か、不動産賃貸かによって、得られる収入が変わります。売買と賃貸では、一回の取引で扱う金額に違いがあり、基本的に売買のほうが大きな金額が動くため、成果報酬も高くなります。しかし売買のほうが幅広い知識やコミュニケーション能力を要求され、仕事の難易度が高い点はよく覚えておきましょう。 賃貸の場合は物件案内、契約書作成などがメイン業務ですが、売買の場合はこれに加えてローン審査や購入後のアフターサービスなども行わなければなりません。 不動産売買はお客様にとって一生に一度の買い物ですので、賃貸よりも取引に対する真剣さが違います。時にはお客様から厳しい要求や質問をされる場合もありますので、しっかりとした応対力が求められます。もちろん、こうした場合の対応力は賃貸を扱う場合も必要ですが、より高い能力が必要であると理解しておきましょう。 不動産販売会社・仲介会社の場合、業界内での転職も多く、賃貸をメインで扱う会社で経験を積んで、売買がメインの会社へ転職するというケースもあります。 ただし、先ほど説明した通り、賃貸と売買では業務内容に違いがありますので、必ず上手くいくとも限りません。 年収アップだけを考えて転職すると、失敗する可能性も十分にありますので、自分の能力と業務内容との相性をよく見極めることが重要です。 2-3.安定を目指すなら不動産管理 最後に不動産管理会社ですが、こちらは給与形態にインセンティブを設けず、固定給のパターンがほとんどです。 積極的に営業して稼ぐスタンスではなく、委託された物件の維持管理を行っていく仕事だからです。 給料に関しては、不動産売買の仕事で高い成果をあげている人などと比較すると劣るかもしれません。 しかし、固定給であるため成果によって収入が大幅に変わることがなく、安定的に稼ぎたい人に向いています。 不動産管理会社の数はたくさんありますが、大手不動産会社の系列であれば、親会社の給料を基準にしますので、比較的高い収入を得られます。 不動産管理会社は、仕事内容が売買や仲介といった業務と少し異なる面がありますので、自分に適正があるかどうか、よく考えてから転職を決めるようにしましょう。 3.自分に適した業態への転職が高収入になる近道! 以上、不動産業界の業態ごとの特徴と、給料について解説してきました。 業態によって給料の水準が異なることが理解できたかと思いますが、転職先を選ぶ際は、給料の水準だけで決めず、自分に適した仕事かどうかを考えることが大切です。 たとえ給料の高い会社に転職できたとしても、自分に向いていない仕事では成果をあげるのは困難です。 一方、給料の水準がさほど高くない会社でも、自分の能力を発揮できる会社であれば、成果報酬を得られたり、出世して給料を上げていくことが可能なので、活躍次第では高収入を得られます。 そのため、不動産業界で高収入を得たい人は、まず一度自分の得意分野が何であるかを考え、業態ごとの特徴と照らし合わせ、もっとも適した業態の会社への転職をおすすめします。 【不動産業界に特化した転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する