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【不動産営業転職】求人の見る際のポイントを解説
2024年09月25日
「不動産営業への転職を考えているんだけど、求人数が多くてどんな会社を選べば良いのかわからない」 「求人を見る際の注意点などがあれば知りたいなぁ」 今回はそんなお悩みを持つ方へ向けた記事をお届けします。 不動産業界は会社の数が年々増加しているため、中途採用の求人もたくさん出ています。 公益財団法人不動産流通推進センターが発行した「2021不動産業統計集」を見ても、不動産業の法人数が右肩上がりで増えていることがわかります。 しかし求人数が多すぎて、どんな会社に応募すれば良いのかわからず、なかなか転職に踏み切れない人もいることでしょう。 特に不動産営業は未経験での募集もある一方、会社によって待遇や仕事内容が大きく異なるため注意が必要です。 そこで本記事では不動産営業の求人を見る際のポイントについて詳しく解説します。 不動産業界の求人一覧を見る 不動産営業の種類 不動産営業への転職を考える前に、まずは不動産営業の種類を把握しておきましょう。 転職後に自分のイメージと違っていて後悔することがないように、転職活動を始める前にどんな仕事を目指すべきか、方向性を決めておくことが重要です。 以下に主な3つの種類を紹介します。 飛び込み営業(源泉営業) 個人宅や会社を直接訪問し、不動産の販売などの営業をかける手法です。 初対面の顧客を相手にするため、成果を上げていくのが難しい手法であり、個人ノルマが課されることもあるでしょう。 しかし、飛び込み営業はインセンティブ制度を採用しているケースが多く、成果をあげた分はしっかりと給料に反映されます。 そのため、実力重視な社風が好きな人や稼ぎたいという方に向いています。 反響営業は源泉営業に比べてどうなの? 源泉営業と反響営業の両者経験者が語る、両者の違いと抑えるべきポイント ルート営業 既存顧客の元へ定期的に訪問して、悩み事をヒヤリングしたり、新規の土地や建物の購入を提案したりする手法です。 飛び込み営業のような新規開拓が少ない反面、苦手な顧客とも長く付き合っていかなければならないという注意点があります。 長期的に関係を築くことが得意な方には向いているでしょう。 どちらかといえば、実力主義ではなく安定思考の人におすすめです。 反響営業 反響営業は、チラシやダイレクトメール、ホームページなどを見て、会社に問い合わせしてきた顧客を相手に営業する手法です。 問い合わせをしてきたということは、顧客側がすでに会社の商品・サービスに関心を持っていると考えられるため、比較的成約につながりやすい手法といえます。とはいえ、チラシ配りやメールの配信、過去お問合せ頂いた顧客に対しての掘り起こし架電など、顧客を呼び込むための営業はしなければなりません。 不動産営業の求人票で見るべきポイント 実際に不動産営業を目指して転職活動をする際は、求人票の内容をしっかりと確認することが重要です。 しかし、求人票のどんな部分を見れば良いのか、わからない人も多いでしょう。 以下に求人票で見るべきポイントを解説するので、参考にしてみてください。 飛び込み営業の有無 不動産営業の種類と特徴は前述した通りですが、飛び込み営業があるかどうかは、特に注目すべきポイントです。 飛び込み営業は個人の力量によって成果をあげられるかどうかが変わり、その人の性格による向き不向きも大きく影響します。 近年では「飛び込み営業なし」をアピールする会社も増えていますので、飛び込み営業の有無見分けるのはさほど難しくないでしょう。 「飛び込み営業なし」反響営業の求人はこちら 基本給はいくらか? 転職するのであれば、給与がどの程度得られるかどうかは当然気になるポイントです。 平均年収や年収例などを前面に出す会社もありますが、インセンティブや賞与、残業込みの場合、営業成績が悪かったり残業時間が減ったりすると、想定年収を下回る可能性も十分に考えられます。 そのため、営業成績や残業時間に左右されない「基本給」をしっかりと把握することをおすすめします。 求人票に記載された基本給を見て、営業成績が悪く、基本給のみしか得られなかった場合でも生活していけるかどうかを考えてみることが大切です。 インセンティブ制度を設けているか? インセンティブ制度とは、個人の目標達成度合いに応じて報酬を与える制度のことです。 したがって、営業成績が良く、高い成果を上げた社員は高い給与が得られますが、成果が上げられなかった社員は、最悪の場合、基本給以上の収入を得ることができません。 飛び込み営業の有無にも重なる点がありますが、成果に左右されず、できるだけ安定志向の人はインセンティブ制度を設けていない会社を選んだほうが良いでしょう。 資格が必須でないか? 不動産業では「宅地建物取引士」を始めとした資格が重要視されます。 求人をする際は、こうした資格を必須としている会社も多くあるので、求人票に資格が必須でないかどうかを必ず確認するようにしましょう。 該当する資格を所持していない場合、対象から外れてしまいますが、逆に希少な資格を所持していれば、採用の確率は大きく上がるでしょう。 なお、不動産業で評価される主な資格は以下の通りです。 ・宅地建物取引士 ・管理業務主任者 ・マンション管理士 ・ファイナンシャルプランナー ・不動産鑑定士 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 転職エージェントのアドバイザーへ確認すべきポイント 最後に転職エージェントを利用して転職する場合において、アドバイザーに確認しておくべきポイントを解説します。 アドバイザーからは求人票には書かれていない情報を得られるうえ、面接で企業側へ尋ねにくい質問も、求職者との間に入って聞いてくれますので、ぜひ有効活用するようにしてください。 特に不動産特化型の転職エージェントは専門知識も豊富にありますので、詳しい情報が得られるでしょう。 離職率はどの程度あるか? 求人票に離職率が記載されているケースもありますが、ない場合はアドバイザーに確認しましょう。 また、離職率は法律で定められた明確な定義や計算方法がないため、会社によって基準が異なります。 たとえば、求人票で「離職率1%」などと明記されていたとしても、過去5年間の離職者数の割合であったり、過去1年間の離職者数の割合であったり、バラつきが出てきます。 したがって、対象期間を変えることで、あえて低く見せている可能性もありますので、数値を確認するだけでなく、具体的にどのような計算で出した数値であるかを確認することが重要です。 残業や休日出勤はどのくらいか? 残業や休日出勤数も求職者側からはなかなか聞きにくい質問なので、アドバイザー経由で確認すると良いでしょう。 不動産営業の場合、会社によっては多くの残業や休日出勤を求められるケースがあります。 中には残業代が得られなかったり、休日出勤が常態化していたりするブラック企業が存在することも事実なので、労働環境は詳細に確認することをおすすめします。 もちろん、求人票に平均残業時間などが記載されていることもありますが、アドバイザー経由で企業に直接尋ねるのがもっとも確実です。 育児休暇は設けているか? 育児休暇を取得できるかどうかは、特に女性の方は気になるポイントでしょう。 休暇の有無だけでなく、育児休暇後に復帰しやすい環境であるかどうかも確認することをおすすめします。 しかし、こういった質問は企業との面接では聞きづらく、回答を得られたとしても、あくまで企業側の主観的な意見でしかないため、アドバイザー経由でできるだけ客観的な意見を聞くことをおすすめします。 まとめ 以上、不動産営業の求人を見る際のポイントについて解説してきました。 不動産営業は求人数も多く、未経験から募集している会社もありますが、営業にもさまざまな種類があり、待遇など会社によって大きく異なります。 したがって、自分の希望に合っているかどうか、よく見極めることが大切です。 まずは求人票の見るべきポイントを確認したうえで、気になる会社があれば転職エージェントのアドバイザー経由で、具体的な仕事内容や待遇について確認すると良いでしょう。 特に不動産特化型の転職エージェントであれば、業界に精通したアドバイザーのサポートが受けられるので、不動産営業へ転職することを明確に決めている方にはおすすめです。 ぜひ転職エージェントを利用した活動をしていきましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
不動産業界へ転職するための方法とは?おすすめの選び方を紹介!
2024年09月25日
「不動産業界へ転職したいと思っているんだけど、どんな方法があるんだろう?」 「未経験でも不動産業界へ転職できるんだろうか」 「おすすめの転職方法があったら教えてほしいなぁ」 今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。 不動産業界は稼ぎやすい業界の一つであり、未経験者の募集もあるため、転職を考えている人も多いでしょう。 しかし、転職方法の種類や、自分に合った会社を探す方法を知らなければ、転職に失敗してしまうリスクが高まります。 本記事で不動産業界へ転職するための方法や、おすすめの選び方を解説しますので、不動産業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産業界へ転職する方法 初めに不動産業界へ転職するための方法を紹介します。 近年はインターネットを活用した転職が主流になっていますので、ネットを利用した方法を3つ解説します。 なお、この他にも、友人や家族の紹介、勉強会や趣味のサークルなどで知り合った人の紹介、SNSを通して繋がった会社への転職など、さまざまな方法があります。 もし自分の人脈を活かせそうな場があれば、そちらを利用した転職もおすすめです。 転職サイトを利用する 転職サイトとは、好きな求人を探して、応募から面接まで自分で行うサービスのことで、有名所としては、リクナビNEXT、doda、ビズリーチなどがあります。 大手の転職サイトは求人数が豊富なので、もっとも求人を探しやすく、未経験でも入社可能な企業も見つけられるでしょう。 また、スカウトサービスもあるため、経験や実績があれば登録しているだけでオファーを受けられる場合もあります。 一方、デメリットとしては、面接対策や給与交渉などをすべて自分で行う必要があり、転職活動のサポートを受けられない点です。 初めて転職活動をする人は、履歴書の書き方や面接対策などがわからず、何社受けても採用されず悩んでしまう可能性があります。 そんな人は、次に紹介する転職エージェントの利用がおすすめです。 総合型転職エージェントを利用する 転職エージェントとは、求職者と人材を募集している企業のマッチングをサポートする転職支援サービスです。 転職サイトと違い、キャリアアドバイザーから意見をもらえるうえ、企業との日程調整や条件交渉などもすべて代行してくれるため、スムーズに活動が進みます。 また、年収や残業時間といった、やや聞きづらい質問も、アドバイザー経由で確認してもらうことが可能なので、転職活動を開始したばかりの人や、忙しくて時間の確保が難しい人には、理想的な転職サービスといえるでしょう。 そして総合型転職エージェントとは、不動産業界に限らず幅広い業界を網羅した転職サービスです。 有名所としては、リクルートエージェント、マイナビエージェント、JACリクルートメントなどがあります。 総合型の転職エージェントでは、利用者の数や求人数が多く、アドバイザーもさまざまな経験を積んでいるため、レベルが高い傾向にあります。 一方で、幅広い業界に対応しているため、専門性という点では知識がやや不足することもあるでしょう。 そのため、不動産業界へ転職することを決めている人にとっては、情報が足りないと感じることもあるかもしれません。 業界特化型転職エージェントを利用する 業界特化型転職エージェントとは、特定の業界を専門とする転職エージェントです。 専門とする業界に関しては、総合型転職エージェントより求人数や職種が豊富にあり、キャリアアドバイザーの知識も高いため、不動産業界を目指すことが決まっている人は、こちらを利用するのがおすすめです。 特定の業界を対象にしているため、全体の案件数は総合型と比較すると少なく、他の業界の求人も知りたい人にとっては不便な場合もありますが、入りたい業界が明確になっている人にとっては希望する業界の情報に集中できるので、むしろ好都合かもしれません。 不動産業界へ転職したい気持ちが強い人は、ぜひ不動産業界特化型の転職エージェントサイトへ登録して、転職活動を進めてみましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産業界に向いているのはどんな人? 不動産業界へ転職すると決める前に、まずは自分が業界に向いているタイプなのかどうかを見極めることが大切です。 特に未経験の方は、仕事のイメージがつきにくいと思いますので、慎重に考えるようにしてください。 不動産業界に向いている人は、以下の特徴に当てはまる場合が多いです。 もちろん、すべての特徴に当てはまらなければ、不動産業界で活躍できないというわけではありません。 しかし、これらの特徴にまったく当てはまらないタイプの人は、適正があるといは言い難いので、不動産業界への転職を考え直したほうが良いでしょう。 もし転職できたとしても自分の能力を十分に発揮できない可能性があるため、自分の強みを活かせそうな業界はどこか、今一度考えてみることをおすすめします。 なお、以下の記事で不動産業界に向いている人の特徴を詳しく解説していますので、参考にしてみてください。 不動産業界はどんな人におすすめ?不動産業界への転職に向いている人の特徴を紹介! 自分に適した転職方法を選ぼう! ここまで3つの転職方法を紹介しましたが、それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に適した転職方法を見つけることが重要です。 転職経験が少なく、面接対策や履歴書の書き方に不安があり、企業との交渉もお任せしたいという方は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。 もちろん、転職エージェントは転職経験の少ない方だけでなく、さまざまな人のおすすめできるサービスです。 アドバイザーとの相性もありますが、なんと言っても企業との日程調整や年収の交渉まで行ってくれる点が大きなメリットです。 ただし、アドバイザーの意見に左右されることなく、自分の考えで転職活動を進めたい方は、通常の転職サイトの利用が向いています。 大手の転職サイトなら、案件数がとても多いので、希望通りの求人が見つかる可能性は高いでしょう。 また、すでに不動産業界へ転職したい意思が固まっており、その他の業界への転職を考えていない人は、不動産業界特化型転職エージェントの利用が適切です。 前述したように、不動産業界特化型転職エージェントでは業界に精通したアドバイザーがサポートしますので、業界経験者にも未経験者にもおすすめです。 まとめ 以上、不動産業界へ転職するための方法や、おすすめの選び方を解説してきました。 日本における転職者数は近年、増加傾向にありますが、不動産業界は特に人員の入れ替わりが多い業界なので、未経験の人でも十分にチャンスがあると考えて良いでしょう。 最後に本記事で解説した内容のおさらいをします。 ・不動産業界へ転職する方法としては、転職サイト、転職エージェント、業界特化型転職エージェントの3種類がある ・自分のペースで進めていきたい人は転職サイトの利用が良い ・アドバイザーからのサポートを受けたい人は、転職エージェントがおすすめ ・不動産業界へ転職することが決まっている人は、不動産業界特化型転職エージェントがおすすめ 転職方法にはそれぞれ特徴がありますので、自分に適した方法を選ぶことが重要です。 また、一つの転職サイトやエージェントにこだわらず、複数のサイトに登録して、比較検討しながら進めていくと良いでしょう。 ぜひ色々な転職サービスを受けて、自分に適したものを見つけられるよう努力してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産開発会社(デベロッパー)は大変?仕事内容や転職するための方法を解説!
2024年09月25日
「不動産開発会社は具体的にどんなことをしているのだろうか」 「不動産デベロッパーへ転職するために必要な知識はあるのか」 今回はそんな疑問を解決する記事をお届けします。 不動産開発会社(デベロッパー)は、不動産業界の中でも専門性を要求される業態であり、転職のハードルも高いと考えられています。 一方、不動産業界の中でも平均年収が非常に高く、開発事業を始めるリーダーとしての役割を担っているため、大変である反面、とてもやり甲斐のある仕事です。 しかし、不動産開発会社の仕事内容はあまり知られていないのが実態です。 転職したいと思っても、どんなスキルがあり、どんな手段を用いれば転職できるのか、わからない人が多いのではないでしょうか。 そこで本記事で不動産開発会社の仕事内容や、転職するための方法について詳しく解説します。 不動産開発会社(デベロッパー)とは 初めに不動産開発会社の種類や仕事内容の解説をします。 不動産開発会社の仕事は幅広く、会社によって得意とする分野や、主として行う事業が異なります。 自分の強みを活かせる会社へ入るためには、まず仕事内容と会社ごとの違いをよく理解しておくことが重要です。 不動産開発会社の仕事内容 不動産開発会社とは、大規模な土地や街の開発を手掛ける不動産会社のことです。 主な事業の内容として、街の再開発事業、リゾート開発、大型商業ビルの開発、マンション開発、大規模な宅地造成などがあります。 事業を進めるリーダーとして、開発計画の段階から関わり、土地の調達や行政への確認、ゼネコンへの工事発注など、すべての業務を担当します。 不動産開発会社について詳しくない人が、稀にゼネコンの仕事と混同してしまうこともあるのですが、ゼネコンとは内容が異なります。 ゼネコンは不動産開発事業のうち、建設業を担当する会社であり、ビルやマンションを建てる仕事を行います。 一方、不動産開発会社は工事を行うのではなく、ゼネコンへ工事を発注する立場であり、開発業務全体のプロデュースを行います。 不動産開発会社とゼネコンがグループ会社となっているケースもあることも、混同される原因の一つですが、不動産業界への転職を目指す人は違いをよく理解しておきましょう。 不動産開発会社の種類 不動産開発会社は、大きく分けて以下の3つに分類されます。 <総合デベロッパー> 総合デベロッパーは、デベロッパーの中でも最大手であり、街の再開発事業、 リゾート開発、大型商業ビルの開発、マンション開発、大規模な宅地造成など、 幅広い開発事業を行う会社です。 代表的な会社に、三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、 野村不動産ホールディングスなどがあります。 <マンションデベロッパー> マンションデベロッパーは、マンションや戸建ての開発を専門に行うデベロッパーです。 <公的デベロッパー> 公的デベロッパーは、都市再生や基盤整備を主導する、 UR都市機構などの公団・公社のことです。 どんな事業を中心とする会社を選択するかによって 転職難易度や求められるスキルが異なります。 自分の経験やスキルを考えたうえで、判断する必要があるでしょう。 不動産開発会社の年収 不動産開発会社の年収は不動産業界の中で最も高いといわれています。 不動産業界の平均年収は約420万円~450万円程度ですが、大手デベロッパーの場合、 年収は30代で1,000万以上を稼ぐ人も珍しくなく、管理職まで上りつめればさらに高収入が見込めます。 大手デベロッパーの子会社や関連会社の場合、年収はやや劣りますが、 それでも不動産業界の中では高い水準となるでしょう。 仕事範囲が広く、専門スキルが求められる反面、高待遇が得られる業界ということです。 有名不動産デベロッパー企業の年収例 今回は、3つの有名不動産デベロッパーの年収をご紹介致します。 1.野村不動産株式会社 野村不動産株式会社(以下、野村不動産)では、 大学卒の初任給が24万円/月となっており、一般財団法人労務行政研究所が出す 大学卒の初任給の平均21万3003円/月よりも3万円ほど高い数字です。 年収幅は職種によるものの、634万円~1,129万円となっており、 いずれも高い数字です。 野村不動産株式会社の求人を見る(グループ企業含む) 2.東急不動産株式会社 東急不動産株式会社(以下、東急不動産)は、 大学卒の初任給が高く(26万5,000円)、その後も職種によりけりではあるものの、 ある職種では年収700万円〜1,200万円とかなりの高年収となります。 賞与が年4回という点も魅力ポイントでしょう。 東急不動産株式会社の求人を見る(グループ企業含む) 3.三菱地所株式会社 三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、大学卒の初任給が26万円/月となっており、 一般財団法人労務行政研究所が出す大学卒の初任給の平均21万3003円/月よりも5万円、 年収換算だと60万円ほど高い数字です。 また、30代になると平均年収は1,000万円となり、高い人だと年収2,000万円も。 仕事でのやりがいはもちろん、頑張りが年収に反映されるため、 給与面でもやりがいを感じることができるでしょう。 三菱地所グループの求人を見る 不動産開発会社はやめとけといわれる理由 不動産開発会社は平均年収が高く、不動産業界の中でも人気が高いですが、やめとけといわれることもあります。 ここでは、不動産開発会社はやめとけと言われる理由について、以下の3つをご紹介します。 ●一部の企業は就職が難しい ●激務になりやすい ●ストレスを感じやすい それぞれ見ていきましょう。 一部の企業は就職が難しい 不動産開発会社にはさまざまな会社がありますが、三菱地所や三井不動産など一部の企業は就職が難しいと言われています。 新卒での採用が基本で、学歴が求められることが多く、転職での入社はかなり狭き門となっていることも多いです。 もちろん、不動産開発会社の中にも上記企業ほど採用が厳しいわけではない企業も多くあるため、よく調べたうえで転職活動を進めるとよいでしょう。 激務になりやすい 不動産開発会社では、プロジェクトが大きなものとなりやすく、周辺住民の理解を得るための活動などで激務になりやすいです。 近年では改善されている企業も多いようですが、時間外労働が多いケースも見られます。 不動産開発会社への転職を考えている方は、社員の方がどのように仕事に取り組んでいるか、勤務時間など含めてしっかり確認するのがおすすめです。 ストレスを感じやすい 不動産開発会社での仕事は大きなチームで動くことが多く、関係者が多くなりがちです。 上司の方や関係者の方、地権者、周辺住民の方など神経をすり減らさなければならないことも多いものです。 もちろん、チームで大きなプロジェクトを進めることで、他にはない達成感や充実感を得られることもあるでしょう。 どのような仕事であってもストレスはあるものですが、上記のような仕事がご自分の希望に合っているものなのか、事前に分析しておくことが大切です。 働きやすい不動産開発会社の選び方 働きやすい不動産会社を選ぶ際には、以下のような点を押さえておくとよいでしょう。 ●仕事内容を確認する ●残業時間を確認する それぞれ解説します。 仕事内容を確認する マンションなど不動産を開発する仕事にはさまざまなものがあります。 転職を希望する会社が総合デベロッパーなのか、マンションデベロッパーなのかといった、会社の種類から、具体的な仕事内容まで事前にしっかり確認しておくことが大切です。 残業時間を確認する 残業時間がどの程度なのかも確認しておくとよいでしょう。 デベロッパーの仕事は、さまざまな関係者がいることから、それぞれへの対応が重なり、勤務時間が長くなってしまうケースもあります。 近年では、コンプラ意識の向上から勤務時間が長くなり過ぎないように気を配っている企業も多いですが、実際に転職を希望する会社がどのような体制なのかを確認してくのがおすすめです。 可能であれば、実際に働いている人に聞いてみるのがよいですが、インターネットの口コミ情報なども参考になるでしょう。 昔は残業が多かったけど、近年になり改善しているといったケースもあるため、できるだけ最近の情報を参考にすることが大切です。 不動産開発会社へ転職するための方法 では、そんな高年収が狙える不動産開発会社へ転職するためには、 どんな方法があるのでしょうか? 他の不動産会社より、転職難易度は高くなるため、 転職を検討する前に業界についてよく勉強しておく必要があるでしょう。 不動産開発会社の採用の特徴 まず不動産開発会社の採用の特徴を理解しておきましょう。 不動産業界は人の入れ替わりが激しいため、中途でも比較的採用されやすい業界ですが、 不動産開発会社では新卒採用をメインにしており、中途の募集が少ないのが現状です。 特に大手デベロッパー(三井不動産、三菱地所など)では、 中途採用はほとんど行われておらず、転職は非常に困難であると考えなければなりません。 一方、大手デベロッパーの子会社や関連会社の場合、中途採用も行っており、 会社によっては未経験で入社することも可能です。 したがって、転職を希望する場合、よほど特別なスキルを持っている人以外は、 こうした大手の子会社や関連会社の募集を探すのがおすすめです。 不動産開発会社に求められるスキル 不動産開発会社では、主に以下の3つのスキルが必要とされます。 ●不動産の知識 ●コミュニケーション能力 ●英語力 不動産の知識とコミュニケーション能力が求められるのは、 不動産業界すべてに共通していますが、不動産開発会社では英語力も求められます。 昨今、不動産業界はグローバル化しており、不動産開発会社は国内だけでなく、 海外の土地開発事業に携わることもあります。 外国企業と商談をする場面も多く、多くの会社で英語が話せることを採用条件としていますので、 必須スキルと考えたほうが良いでしょう。 もちろん、英語以外の語学スキルも転職の際の大きなアピールポイントになります。 また、これらに加えて、以下の専門資格があると良いでしょう。 ●宅地建物取引士 ●管理業務主任者 ●土地家屋調査士 ●不動産鑑定士 ●司法書士 ●行政書士 このうち、不動産鑑定士と司法書士は非常に取得するのが難しい資格ですが、 持っていれば大きな強みになります。 また、不動産開発会社だけでなく、不動産業界であればどれも活用できる資格なので、 積極的に取得することをおすすめします。 資格を持っていない人は、まずは宅地建物取引士から取得を目指すと良いでしょう。 <何かヒントがあるかも?!>令和一年度宅建試験合格者インタビュー 宅建とは?転職を開始する際に持っていたほうがいい理由 転職エージェントの利用がおすすめ! 実際に転職活動するに当たっては、転職エージェントの利用がおすすめです。 通常の転職サイトでも不動産開発会社の募集があるかもしれませんが、優良企業の見極めが難しく、条件の悪い求人に当たってしまう可能性もあります。 また、不動産開発会社は新卒の採用が多く、その後退職する社員も少ないことから中途で入社をするにはハードルが高いです。 また、不動産開発会社の場合、前述したように会社によって得意とする事業が異なるため、どのような仕事を行うのかしっかりと研究する必要があります。 そのため、転職エージェントのアドバイザーとよく相談しながら進めていくことが望ましいです。 特に不動産業界特化型の転職エージェントでは、不動産業界に詳しいアドバイザーがサポートするため、自分の希望通りの会社が見つかる可能性が高まります。 また、現時点で転職することが難しくても、どんなスキルや経験が転職できるのかといったアドバイスももらえるため、今後の転職活動に活かせる経験を積めるでしょう。 不動産デベロッパーに転職するなら転職エージェントへ 以上、不動産開発会社の仕事内容や、転職するための方法について解説してきました。 仕事の範囲が広く、不動産の知識だけでなく英語力も要求される不動産開発会社ですが、年収は高く稼げる業界です。 また、巨額の資金を動かすため、精神的なプレッシャーはありますが、土地開発に興味のある人なら、やり甲斐と達成感を得られます。 自分が企画し開発した地域に、たくさんの人が生活する光景を実際に見る可能性もあり、そんな時は大きな喜びを感じられるでしょう。 大手の不動産デベロッパーに転職するのは倍率も高く、募集もあまり行われていないため非常に困難ですが、子会社や関連会社であれば未経験でも可能性があります。 もちろん、大手の不動産デベロッパーにも転職できる可能性はあります。 いち早く求人情報をゲットして面接に臨めるよう、転職エージェントへの登録や、書類の作成は早めに行っておくといいでしょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
未経験から不動産営業への転職。不動産営業がおすすめできる理由について
2024年09月25日
不動産の営業職の仕事をしている人はほとんどが異業種から転職を行っています。 未経験からでも不動産営業への転職が可能な場合がほとんどで、新しい業界へのチャレンジを考えている方にはピッタリの環境です。 この記事では不動産営業への転職がおすすめできる理由や注意すべき点など分かりやすく説明します。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業への転職はおすすめできる?3つの理由を解説 ここでは不動産営業への転職がおすすめできる3つの理由について解説を行います。 不動産営業の仕事は広く門戸が開かれており、業界での仕事が未経験の方でも充分に採用のチャンスはあります。 他の業種で経験を積み不動産業界に転職し、活躍している方が多い印象です。 手に職をつけられる 最初は不動産業界への転職に不安を感じるかもしれませんが、不動産関連の会社に就職して経験を積めば次も不動産関連の会社に転職しやすいというように専門性を身に付けることができます。 専門性を身に付けることで、信頼を得ることができて、よりお客様に満足していただけるような提案ができるかもしれません。 どこの不動産会社でもやるべきことは大きく変わりませんので、手に職を付けられれば、よりよい条件の不動産会社へステップアップすることもできますし、より専門性の高い分野へ転職することも可能です。 営業成績を挙げれば給料に反映される 不動産業界は稼げる、というイメージを持っているかもしれません。 実際に多くの契約を獲得し、高い営業成績を挙げれば、そのまま給料に反映されます。 しかし、実際には不動産営業の給料には大きな格差があります。 不動産業界の給料体系は固定給が低く、成績に応じて払われる歩合給の比率が高くなっていることが一般的です。 そのため、成績を挙げることができなければ少ない固定給のみの給料となり、生活をしていくのも苦労するかもしれません。 一方で、高い営業成績を挙げれば多くの歩合給も獲得することができ、高い収入を実現することができます。 営業成績が給料に直接反映される完全な実力主義の世界ですので、自分の成果次第で多くの給料を得ることが可能です。 お客様の人生に関わる仕事である 不動産営業として自分の仕事がお客様に与える影響は大きく、お客様の人生に深く関わる仕事です。大切な買い物の意思決定に携わることで、多くの感謝の言葉をいただき、大きな達成感ややりがいを感じられます。 不動産営業は大きな金額の取引をまとめあげる大切な役割を担っています。 その責任を感じながら、誠実に仕事を行うことで信頼を得られ、次のお客様を紹介していただくことも少なくありません。 お客様の人生に関わる仕事だからこそ、信頼していただき、心から満足していただけるような取引を行っていきたいものです。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業への転職で注意しておきたい3つのポイント 不動産営業へ転職することで今までの生活から変わることがあるかもしれません。 休日や給料制度など他の業界と異なる部分も多くあります。 転職する前に注意すべき点を3つ紹介しますので、確認しておきましょう。 土日は休めないのが一般的 基本的には個人のお客様との打ち合わせが中心になってきますので、土曜日や日曜日は勤務となり休めないのが一般的です。 オープンハウスや見学会などの集客イベントを組むことも多いですので、お客様との打ち合わせが入っていなくても土日は休みにくいと考えておいた方が良いでしょう。 不動産会社の休日は水曜日が一般的で、会社によっては加えて火曜日や木曜日が休みとなり連休が取得できる勤務体制となっていることが多いようです。 打ち合わせは土曜日・日曜日や祝日などお客様の休みの予定に合わせて組んでいくことになりますので、異業種からの転職の際には生活のリズムが変わってくることも考えておいてください。 またお客様の都合次第では休日でも関係なく打ち合わせの予定を組むこともあります。 土日休みの不動産業界求人を確認する 成績を挙げられないと給料が低くなる 不動産会社の給料体系は営業成績による歩合給の割合が高く、固定給は低く設定されていることが多いですので、成績を挙げられないと給料が低くなります。 成績を挙げられないと、当然ながら歩合給は無く、低い固定給のみの給料となりますので、生活をしていくだけでも大変かもしれません。 しかし不動産会社の中には歩合給を低めで設定していて、固定給は平均的な金額で設定している会社もあります。 そのような会社では営業成績で実績を残しても、歩合給が低いため大きく稼ぐことはできませんが、その分毎月安定した給料で働くことが可能です。 このような固定給を中心とした安定性の高い給料体系を採用している企業は賃貸仲介業を中心に取り組む企業に多く見受けられます。 クレームを貰うこともある 不動産営業をしているとほぼ皆が経験することですが、不動産の取引は大きな金額を扱うだけにクレームを受けることもあります。クレームは主に買主から不動産会社への不信感から発生します。その不信感の源は「報告や連絡の遅れや漏れ」によるものが多いと考えられます。 不動産の取引がはじめてのお客様がほとんどですので、事前にわかりやすく細やかな説明を行うことで不安を払拭でき、その後も細目に連絡を行うことで防ぐことができるクレームがほとんどです。 連絡期間が空くとお客様は不安になりますので、こまめに連絡を入れ信頼関係の構築ができていれば、クレームになることはほとんどありません。 不動産営業に未経験で転職することはできる? 不動産営業に転職する際には未経験でも転職できるのか気にされている方も多いと思います。 大変そうな仕事のイメージがある不動産営業ですので、未経験でも転職できるのか、不安に感じる方もいらっしゃると思います。 未経験から不動産営業へ転職をする場合のポイントをお伝えしますので、異業種や異職種からの転職で不安がある方はぜひご覧ください。 未経験でも転職可能 不動産営業には業界未経験でも転職することが可能です。 しかし、不動産営業は難易度も高く、プレッシャーの高い仕事でもあります。 そのため面接では「ストレスに対応できそうかどうか」、という視点で見られていると考えておいた方が良さそうです。 現在活躍している不動産営業も異業種や異職種からの転職でスタートしている人も多くいます。 不動産業界での仕事の経験が無くても、面接さえクリアできれば転職はもちろん、入社後に活躍することも可能かもしれません。 不動産業界未経験でも可能な不動産求人を見る 営業経験や接客経験があると評価されやすい 不動産営業が未経験でも、異業種での営業経験や接客の経験があると評価されやすいです。 異業種であっても営業経験があれば、業界や商品の知識さえ身に付けることで不動産営業として素早く戦力になることも期待できますし、営業として決断を迫る勘所も押さえていると考えられます。 不動産営業として最後の決め手は営業マンの人柄であることも多いですので、業界の経験が無くとも誠実さや人柄が伝わるエピソードがあれば、面接や経歴書に記載することをおススメします。 宅建資格やFP資格などあると評価されやすい 不動産業界で役に立つ宅建やFPなどの資格があると評価されやすいです。 ただし、資格があるから転職に圧倒的に有利という事もありません。 資格を持っていても、営業成績が見込めなさそうな人を採用することはありませんので、転職をするために資格取得を目指すのはあまりおすすめではありません。 資格があることでお客様から信頼を得やすい面もありますので、入社後に自分のキャリアアップや営業ツールとして資格取得を目指すことには大賛成です。 不動産営業は完全に実力主義の世界ですので、結果を出し続ける営業が資格を持っていないということも珍しくありません。 まとめ 不動産営業への転職について書いてきました。 不動産業界は未経験からでも転職をしやすい業界だといえます。異業種の営業経験や接客の経験、取得している資格などアピールすることで未経験からの転職も有利に進めることが可能です。 不動産業界で経験を積めば、手に職をつけて専門性を発揮することもできますし、実力主義の世界で結果を出せば、高い収入を得ることができます。 お客様の人生を左右するような大きな金額を扱い、お客様から感謝の言葉を頂き、大きなやりがいを感じられる仕事です。 一方で営業成績に応じて収入が不安定になったり、土日が休めなくなったりと生活面で色々な変化がありますので、自分が受け入れられる範囲の事なのか、よく検討してみてください。 不動産営業として働きながら経験を積み、さらなるキャリアアップを目指すということもできます。 大きく成長できる不動産営業にぜひチャレンジしてみませんか。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産営業に転職するにはどうすればいい?成功するためのポイントを解説!
2024年09月25日
「不動産営業に転職したいと思っているんだけど、求人はどうやって探せばいいんだろう?」 「転職に成功するためのコツはあるのかな?」 今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。 不動産業界の中でも、もっとも稼ぎやすい職種の一つが不動産営業です。 特に売買営業や仲介営業では、インセンティブ制度を設けている会社が多いため、成果を上げれば若いうちからでも高い報酬を得ることが可能です。 しかし、いくらやる気があっても、まずは不動産営業として就職するための手段を把握していなければ、入り口に立つこともできません そこで本記事では、不動産営業の求人の探し方や、成功するためのポイントを解説します。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業に転職するための方法とは? 初めに不動産営業に転職するための、主な方法を3つ紹介します。 どれもインターネットを活用した方法ですが、それぞれの特徴をしっかり押さえておきましょう。 転職サイトを利用する 通常の転職サイトを利用して求人を探す方法です。 転職サイトとは、好きな求人を探して、応募から面接まで自分で行うサービスのことで、有名所としては、リクナビNEXT、doda、ビズリーチなどがあります。 大手の転職サイトは求人数が豊富なので、「不動産 営業」などで検索すれば、多数の求人が見つかるでしょう。 また、スカウトサービスもあるため、経験や実績があれば登録しているだけでオファーを受けられる場合もあります。 一方、転職サイトのデメリットとして、面接対策や給与交渉などをすべて自分で行う必要があり、転職活動のサポートを受けられない点です。 そのため、初めて転職活動をする人は、進め方がわからず、履歴書の書き方や面接対策などがおざなりになってしまう可能性があります。 併せて読みたい! 転職サイトと転職エージェントを徹底比較!双方のメリットデメリットとは 転職エージェントを使って1ヶ月で内定4社獲得した私が伝える面接時のポイント 総合型転職エージェントを利用する 転職エージェントとは、求職者と人材を募集している企業のマッチングをサポートする転職支援サービスです。 転職サイトと違い、キャリアアドバイザーから意見をもらえるうえ、企業との日程調整や条件交渉などもすべて代行してくれるため、スムーズに活動が進みます。 そして総合型転職エージェントとは、不動産業界に限らず幅広い業界を網羅した転職サービスです。有名所としては、リクルートエージェント、マイナビエージェント、JACリクルートメントなどがあります。 総合型の転職エージェントでは、利用者の数が多いという特徴があり、アドバイザーもさまざまな経験を積んでいるため、レベルが高い傾向にあります。 一方で、幅広い業界に対応している反面、専門性という点では知識がやや不足することもあるでしょう。 そのため、不動産業界へ転職することを決めている人にとっては、情報が足りないと感じることもあるでしょう。 併せて読みたい! 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 業界特化型転職エージェントを利用する【おすすめ】 業界特化型転職エージェントとは、特定の業界を専門とする転職エージェントです。 専門とする業界に関しては、総合型転職エージェントより求人数や職種が豊富にあり、キャリアアドバイザーの知識も高いため、不動産営業を目指すことが決まっている人は、こちらを利用するのがおすすめです。 特定の業界を対象にしているため、全体の案件数は総合型と比較すると少なく、他の業界の求人も知りたい人にとっては不便な場合もありますが、入りたい業界が明確になっている人にとっては希望する業界の情報に集中できるので、むしろ好都合かもしれません。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業への転職を成功させるためのポイント 次に不動産営業への転職するために押さえるべきポイントを3つ解説します。 これらのポイントを押させえておけば、業界未経験の人でも転職に成功することは十分可能です。 志望動機を明確にする 転職活動をする場合、その企業を選んだ志望動機は面接の際に必ず聞かれます。 特にその企業を選んだ理由や、入社後にやりたいことについては、確実に答えられるようにしておきましょう。 さらに不動産営業へ転職する場合は、専門性やコミュニケーション力がある点をアピールできると有利です。 以下に不動産営業へ転職する場合の志望動機として押さえておくべきポイントをまとめます。 不動産業界で働きたい理由を明確にする 営業経験がありスキルを活かせることをアピールする 忍耐力や継続力に自信があることを伝える 宅建士などの資格を所持していることを伝える 経験やスキルがない人は、少し不利になってしまいますが、不動産営業は離職率が高い特徴もあるため、業界未経験でも入社することは可能です。 業界未経験で不動産営業への転職を目指す人は、コミュニケーション力や忍耐力、不動産業界で働くことへの意欲、長く勤務できる根拠などをアピールしていくと良いでしょう。 特にアピールできることの根拠となる、具体的なエピソードがあると理想的です。 コミュニケーション力を高める 不動産営業はさまざまな顧客を相手にしなければならないので、高いコミュニケーション力が求められます。 しかし、不動産営業は単に営業トークができるだけでは務まりません。 不動産という高価な商品を扱う関係上、しっかりとした専門知識を持ち、わかりやすく説明する力が必要です。 逆に多少、口下手な人であっても、専門的な内容をわかりやすく丁寧に説明できる人なら、高い成果をあげられるでしょう。 もちろん、営業成績を上げて給料アップを狙いたい!という情熱を持っておくことも大切です。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 宅建士などの資格を取得する 不動産業界では宅建士を始めとしたさまざまな資格があります。 資格がなければ転職できないわけではありませんが、所持していれば当然、採用率もアップします。 以下に不動産業界で必要とされる主な資格を3つ紹介します。 1.【宅地建物取引士】 不動産に関わるすべて仕事で重宝される資格です。 宅地建物取引士には不動産売買、交換または賃借における重要事項の説明、重要事項説明書面の記名・押印、賃貸借契約書の記名・押印などの専権業務が与えられています。 また事務所の場合、業務に従事する者5人に対して1人の割合で設置が義務付けられており、資格者が足りないと業務を行えなくなってしまうため、不動産会社としては一人でも多く確保しておきたい人材です。 企業によっては、宅建資格手当として最大で¥30,000/月の手当てが出ることもございますので、持っておいてプラスになることしかないでしょう。 併せて読みたい! 宅建を持っていると転職に有利?宅建の4つのメリットをご紹介! 宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 2.【ファイナンシャルプランナー(FP)】 将来のライフプランニングに基づいた資金計画やアドバイスを行ううえでの知識があることを証明できる資格です。 不動産は大きな資産であるため、相続や税金対策、住宅ローンの仕組みについて顧客に説明する場面が多々あります。 ファイナンシャルプランナーの資格を持っていれば、知識の証明ができますので、顧客の信頼獲得に繋がります。 なお、ファイナンシャルプランナーは、1~3級まで段階がありますが、不動産業界で資格を活かすのであれば、2級以上を所持することが望ましいです。 3.【管理業務主任者】 マンションの委託契約に関する重要事項説明や管理事務の報告を行う知識を有していることを証明する資格です。 マンション管理会社は、事務所ごとに一定数の成年者である専任の管理業務主任者を設置する義務があります。 宅地建物取引士が不動産売買、仲介に必要とされる資格であるのに対し、管理業務主任者はマンションを中心とした管理に特化した資格です。主に不動産管理の仕事で重要視されます。 まとめ 以上、不動産営業の求人の探し方や、成功するためのポイントを解説してきました。 転職先を不動産営業に絞っている場合は、不動産業界特化型の転職エージェントサイトを利用するのがおすすめです。 また、転職に成功するためのポイントを押さえたうえで、面接に臨めば採用率もアップするでしょう。 もちろん、自分自身が仕事に向いているかどうかを見極めることも重要なので、転職活動を始める前に自分の適正診断などを行うことも大切です。 なお、不動産営業にもさまざまな種類があることを理解しておいてください。 今回は成果を重視する売買や仲介の営業を例にしてきましたが、不動産デベロッパーや不動産管理の営業では、少し違った視点が必要になります。 以下の記事で、それぞれの営業の違いを解説していますので、参考にしてください。 不動産営業職に転職をご検討中の方必見!不動産業界の営業種類をご紹介! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産営業から他業界営業転職したい!それって本当に正解?
2024年09月25日
不動産営業として働いていると、他業界の営業に転職したいと思うときがあると思います。 私自身も不動産業界で働いているけれども、「あれ、私不動産好きだっけ?」とふと我に帰る時があり、そんな時は不動産業界以外で自分が好きな業界、例えば飲食業界の求人をつい見てしまうこともありました。 実際に、不動産業界特化型の転職エージェントとして様々な不動産業界経験者の方とお話をしますが、不動産営業として現在働いている方から他業界の営業について質問をされることもございます。 今回は、不動産業界と中古車業界で働いていた私が、2つの業界を比較して、不動産営業として働くメリットとデメリットをご紹介致します。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業として働くメリット まずは不動産営業職として働くメリットを3つご紹介致します。 ※今回は賃貸仲介営業ではなく不動産売買仲介営業として働くメリットをご紹介致します。 不動産営業として働くメリット①営業力が身に着く 不動産営業では高額な物件を取り扱うことが多く、1,000円の商品を販売するのと違い,、かなりの営業力が必要となります。 私は以前、中古車業界のシステム営業を行っておりましたが、その際の取り扱い額は月額980円。1年間契約となっておりましたので、1契約あたり年間約12,000円。 しかし、不動産となると0の数は5個以上増え、現在私が勤めている投資用不動産の会社では一番安くて1,000万円、高い物件だと1億円する物件もございます。 この1,000円の物を売る人と1,000万円の物を売る人の違いが営業力だと私は思います。 私が1,000円の物を売るとき必要だったのは商品の知識とあとは勢い。この2つで乗り切れておりました。「まずは使ってみましょうよ!」この一言が決めゼリフです。 ※過去の先輩方と比較した時に1位か2位を争えるくらいは成果を挙げておりました。 しかし1,000万円となった場合「取りあえず買ってみましょうよ」は通じません。 不動産であれば商品の知識はもちろんのこと、他社比較、相場比較、法律の知識、税金の知識などとにかく幅広い知識を身につけて、そしてその知識をより分かりやすく簡潔にご説明する必要があります。 また、ご紹介できる物件は一つではないので、お客様が狙った物件に落ちるようにご紹介する順番を考えたり、メリットだけをお伝えするとお客様自身でデメリット部分を見つけたときにかなりのマイナスポイントになるためデメリットもしっかりとお伝えしたりと売れるようにするためにかなり考え込んでおりました。 1社目の中古車業界では、若さと勢いと行動数でなんとかできていたものが、2社目の不動産業界では通じず、そのギャップを考えることで1,000万円の物を売る営業力は身につくのだと思いました。 もし、成果が挙げられなくて不動産営業職から別の業界に転職したいと思われているのであれば、もう少しだけ不動産営業として働くことをおすすめ致します。 もちろん働く環境を変えたいのであれば別の会社へ転職することは良いでしょう。しかし、折角不動産業界にいるのであればまずは不動産業界で営業力を身につけてから転職してみるのはいかがでしょうか? 1,000万円の物を販売した経験とその営業力を身につければ他の物は自然と売れるようになるはずです。 不動産営業と働いて分かった不動産営業に転職する5つのメリット 不動産営業として働くメリット②稼げる これは不動産業界に転職したきっかけになる方も多いと思います。不動産業界は20代でも年齢関係なく成果を出せば稼げる環境です。 私も25歳ですがリーダーとして自分より年上のメンバーをマネジメントしていますし、同年代の女性と比較すると多くもらっていると思います。 しかし、稼げるというのは成果を挙げた場合のみ。成果を挙げられていなければもちろん固定給ですので同年代の人と同じくらいのお給料です。 これをプラスと捉えるかマイナスと捉えるか。ここが不動産営業として働き続けるか他業界に行くかのポイントにもなるかもしれません。 商社に勤めて現在3年目となる友人は、まだ1回も昇給がなく、入社当初と同じお給料。この間嘆いていたのは「新入社員と同じお給料なのに仕事内容は年数経つに連れて重くなって不公平」。 こういった話をもう一人の友人(事務職)からも聞きますが、そういう時に私は成果で判断される職場で良かったなと感じます。 人によっては成果挙げられなかったときにお給料が不安だな…と思われる方もいらっしゃると思います。お給料のほとんどをインセンティブが占める求人もあれば、固定給が高くインセンティブの割合が少ない求人もありますので、ここは自分に合った求人を選ぶことで解決できるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業として働くメリット③独立しやすい 不動産業界は独立がしやすい業界です。というのもお客様が獲得できて、レインズでお客様に合う物件が出ていれば不動産販売はできるからです。 そして不動産業界は物件の値段自体が高いので年間2件~3件販売できれば十分な年収となります。 そのため、不動産業界で働きながら業務を覚え、そしてリピート購入してくれるお客様や紹介顧客を獲得できる人になれば不動産販売会社として独立はできるでしょう。 もちろん、リピートしてくれるお客様や紹介が途切れてしまった瞬間会社が回らなくなってしまうので、何かしらの対策は必要ですが、独立しやすいことには変わりがないでしょう。 この業界で起業したい。という想いではなく、なにか起業したい。という想いなのであれば不動産業界でもう少し頑張ってみてください。 不動産業界の一連の流れを把握できればきっと独立を決意した時に大きなステータスになるはずです。 不動産業が独立しやすい理由とは?失敗要因や独立前にすべきことなど解説 不動産営業として働くデメリット ここまでは不動産営業として働くメリットについてご紹介していましたが、もちろんメリットだけではありません。 ここからは、不動産業界で働くデメリットについて他業界と比較してご紹介致します。 不動産営業として働くデメリット①営業に対してマイナスなイメージが多い 一つ目の不動産営業として働くデメリットは、世の中的に「不動産営業」に対してマイナスなイメージを持たれる方が多いことです。 それによる弊害は、お客様と商談する際にお客様がかなり警戒して商談されることです。 私自身の話ではありませんが、つい先日私の会社の先輩は、 「購入するつもりはないからね。予算もないからね。少し興味があるだけだから。」 ときっぱり最初に断られてから物件の紹介をすることがあったそうです。 以前勤めていた中古車業界でのシステム営業では、BtoB営業だったこともありますが、「どんな商品を紹介してくれるの?」「取りあえず聞いてみたいから会社に来てくれる?」とプラスから入ることが多かったのですが、不動産業界ではマイナスから入ることが多いのだなと感じました。 もちろんマイナスなイメージを持ってはいるけれども物件の購入が気になっているので商談に来てくれているため、誠心誠意営業をしていればお客様は自然と前向きになってくれます。 マイナスなイメージだとプラスになったときの上げ幅が大きく、プラスからマイナスの時よりも良い方に働くこともポジティブに考えられます。 ただ、最初の入り口が開けづらいので根性が必要です。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業として働くデメリット②覚えることが多い これはメリットでも少し紹介しておりますが、不動産業界は幅広い知識が必要となります。 メリットは先述した通り幅広い知識が身に着くこと。 デメリットは覚えることが多くて大変なことです。 他の業界の営業ではなにか資格がなくても取り扱う商品の知識があれば問題なく営業活動が行えるでしょう。 しかし、不動産業界では契約を結ぶ際に宅地建物取引士ではないと契約業務ができないという決まりがございます。 そうすると、不動産営業の契約まで全てを行うためには合格率15%の宅地建物取引士試験を突破することが必要になってきます。これだけでも難関です。 それ以外にも、購入した場合の税金関係や購入後暫くして売却した際の値上がり率など不動産(取り扱う商品)について知識を身につければいいだけではありません。 不動産業界で働くにあたっては、終わりがなく、日々勉強だと思っておくといいでしょう。 不動産営業として働くデメリット③年齢が関係ない 最後にご紹介するデメリットは年齢が関係ないことです。 私が以前勤めていた会社では、マネージャーがチームで一番年上、その下になると年齢はそんなに関係ないけれども勤続年数が重要でした。 そのため自分も長く働いて自分の上司が退職、または別の部署に異動となれば自分もリーダーくらいにはなれるのかなと思っておりました。 しかし不動産業界は違います。 実力主義の会社が多いため、年齢が若かろうが成果が出ていればマネージャーになれますし、逆に出ていなければ一般社員です。 何歳になればこのくらいのポジションかな、といったイメージができないことが多いでしょう。 若い年代であれば普通の会社でも一般社員なので不動産業界で一般社員だとしても気にならないかもしれません。 しかし、30代後半から40代になってくると、周りはある程度の役職が就いているのに対して自分は変わらない役職ということに焦りを覚えることもあるかもしれません。 前職の実績から転職してすぐに役職が就くこともありますが、一度一般社員で入社した後に成果を出して役職に就くことが多いため、転職をするのであれば早いうちに転職することをおすすめ致します。 まとめ いかがでしたでしょうか? 今回は不動産営業から他業界への転職をご検討されている方に向けて、他業界との比較を交えながら不動産業界のメリットとデメリットについてご紹介致しました。 仕事だけに限らず、人生楽しいこと続きではありません。時には辛いこともあり、悔しいこともあり、そして楽しいことがあります。 今どん底、、、と思っていても、3ヶ月後にはめっちゃ楽しい~~となっていることだってあるのです。 また、今辛いと思っていても、それが不動産業界だからなのか、今の会社だからなのかは分かりません。 一度自分で整理する意味でも、そして悩みを相談する意味でも、不動産業界から離れるか迷われている方は一度第三者に相談をしてみることをおススメ致します。 自分の市場価値についてなども知ることができるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産営業はキツイ?キツイ理由や解決するためのポイントをご紹介
2024年09月25日
不動産業界はキツイと言われており、実際に離職率が高い業界でもあります。 なぜ不動産営業はキツイと言われるのでしょうか。今回は、金融機関に2年、不動産会社に7年の勤務経験がある筆者より、その理由や、少しでもキツさを解決するためのポイントをわかりやすく紹介していきます。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業がキツイといわれる5つの理由 不動産営業がキツイと言われるには理由があります。 不動産は法人や個人に対し営業を行い、取り扱う商品の金額が高いことが特徴です。 ここでは5つの代表的な理由を紹介していきます。 ノルマがある 不動産の営業にノルマはつきものです。「営業成績(売上の数字)がすべて」いうのが不動産営業の世界です。 ノルマが達成できている優秀な社員は上司から何か言われることもないでしょう。 一方、ノルマが達成できていない社員は上司からの厳しい叱責や指導を覚悟しておいた方が良いかもしれません。 そのためノルマの未達成が続くと社内に居づらくなり、退職していく人も多い世界です。 何とか今月のノルマを達成できたとしても、また来月はゼロからのスタートでノルマ達成を目指さなければならず、常にノルマに追いかけられるのが不動産の営業です。 取り扱う商品の金額が高い 不動産は取り扱う商品の金額が高いため、簡単に売れることはありません。 不動産には「賃貸営業」と「売買営業」がありますが、特に「売買営業」はマンションや一戸建て、土地などの販売を行っていきますので、取り扱う商品の金額が高くなります。 当然ながらお客さんにとっては高額な買い物になりますので、しっかり下調べを行い、比較検討をしながら慎重に検討するため、契約になるまで時間が長くかかることも多いです。 インターネットで情報収集し、豊富な知識を身に付けているお客様も多くいらっしゃいます。 検討期間が長くなると労力も大きくなりますし、その結果契約できなければ成績はゼロとなり、精神的な負担も大きくなります。 成績を上げられないと居心地が悪くなる可能性がある 不動産営業は数字がすべての世界ですので、成績が上がらないと居心地が悪くなる可能性もあります。 成績を上げる社員には高額なインセンティブを払い、優遇しますが、成績が上がらずに何カ月もノルマを達成できないと、クビになったり、自主都合の退職を勧められる場合もあります。 もちろん居心地が悪く感じるのは自分次第なので、全く気にならない方もいるでしょう。 ただし成績が上げられないと成績を上げている人のサポートに回ったり成績上位のメンバーが優遇される部分を見たり、成績を上げているメンバーを営業部以外の人が褒めて自分は慰められたり…と周りも悪くないし当たり前のことなのですが段々と居心地悪く感じてくることが多いでしょう。 成績が上がらないと収入が安定しない 不動産の営業職は成績が上がらないと収入が安定しません。 給料体系は基本給(固定給)がとても少なく、成績に応じて支払われるインセンティブ(歩合給)の比率が高くなっていることが多く、成績次第で収入が大きく左右されます。そのため、成績が上がらなければ少ない基本給のみの収入となってしまいます。 月の成績によってその月の収入に大きな差が出ることは、不安定な状況です。 安定した収入を得るためには成績を上げ続け、常にノルマを達成していくことが必要です。 ノルマを達成し続けることができれば、かなり高額な歩合給を得ることができますが、そのような人はほんの僅かでしょう。 土日に休めない 常にお客様の予定に合わせてスケジュールを組むことが求められますので、土日に休めることはありません。 土日休みのお客様が多く、その休日である土日に打ち合わせの予定など組むことが多くなりますので、当然土日はアポイントが埋まっていきます。 平日休みのお客さんもいますので、自分の休日でも打ち合わせの予定が入れば仕事をすることになるでしょう。 自分の休みであろうとお客様の都合優先で予定を組みますので、プライベートの時間は確保しにくくなります。 しかし、昨今では働き方改革もあり、不動産業界でも残業をなくす、休みをしっかりと取るといったような動きに変わっております。 選ぶ不動産会社によってかなり変わってくるポイントではあるため、土日に休みたい、プライベートな時間を確保したいという方は転職エージェントに相談してみて下さい。 土日休みの不動産求人を見る 不動産営業のキツイを解決する3つのポイント キツイと言われる不動産営業ですが、少しでもそのキツイを解決する方法があります。 ここからは解決する3つのポイントを紹介します。 固定給の高い不動産会社を選ぶ 不動産会社の給料体系は一般的に固定給が低いことが多い為、少しでも固定給の高い会社を選ぶことが解決できるポイントです。 先程記載した通り、不動産営業は固定給が低く、インセンティブで稼げるようになっているため、成績を上げられなかったときにはお給料が下がってしまうことも。この成績を上げられなかったときのお給料のマイナス幅を下げられる方法が固定給の高さです。 しかし、逆に言えば固定給が低い会社ほど成績による歩合給が大きいです。そのため成績を上げられたときにはこの固定給の高さがマイナスになることもあるでしょう。 そのため、不動産営業歴が短く、まだコンスタントに売りを上げられるかが不安な場合は固定給が高い不動産会社に行き、実績が出て自分が不動産を販売できることが分かったときにステップアップ転職として固定給は低いけれどもインセンティブが高い不動産会社に転職することがいいでしょう。 賃貸営業に転職する 売買営業に比べると賃貸営業はハードルが低くなります。というのも売買営業の取扱額が何千万円というのに対し、賃貸仲介は一人暮らしであれば月10万円いかない物件が多いからです。 賃貸営業は賃貸物件の案内を行い、契約になれば仲介料が売り上げとなります。 賃貸営業は取り扱う金額が安く契約しやすいため、取り扱う金額が高く、簡単に契約することができない売買の営業よりは営業がしやすく感じられるはずです。 また賃貸の営業職は売買の営業職に比べ、固定給の割合が高いことが一般的なため、収入が安定しやすく、収入が成績により不安定になる心配はあまりありません。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 地域一番店を狙う 地域で一番の不動産会社で働くことを狙ってください。 地域で一番販売実績の多い企業や、知名度の高い企業であれば、商品や営業社員が優れているのが一般的です。 集客力に優れ、また優秀な社員と共に働くことができる環境に身を置くことで、切磋琢磨しながら多くの経験を積み営業スキルを高めていくことができます。 その結果、営業成績を上げられる可能性が高くなりますので、地域一番店で働くことがおススメです。 地域一番店に勤めていた実績と転職後も成績を上げやすい実力を身に付けることができます。 営業成績を上げるためのポイント 不動産営業は成績がすべてといっても過言ではありません。 逆にいえば営業力を身につけ、成績を上げてノルマを達成してしまえば非常に楽な仕事になります。 しっかりと成績を上げ続けることが非常に需要です。 そのため営業成績を上げるためのポイントを紹介します。 売れている営業の先輩に可愛がられる 売れている人から学ぶことが、成長の近道です。 そのためには売れている営業の先輩に可愛がられることがポイントです。 売れている営業が実践し、結果を出しているその手法を直接学べることが大きな価値になります。 実力のある先輩から可愛がられて、自分も高い営業スキルを身につけることが成績を上げていくために重要なことです。 お客さんから紹介を貰う 不動産の営業でキツイことの一つはお客さんを探すことです。 見込み客がいなければ、契約することもできません。 そんな中で自分を信頼して契約していただいたお客さんから、次のお客さんを紹介していただけると、とても楽に営業成績を上げていくことができます。 契約確率が高い紹介のお客さんをいかに増やすことができるかが、営業成績を上げるポイントです。 しっかりとした人間関係を構築し、人脈を築くことができればより楽に営業を行うことができます。 まとめ 今回の記事は不動産営業がキツイ理由や楽になる方法について紹介しました。 高額な商品の為、契約を取ることも容易ではなく、また成績が上がらなければ収入も不安定な状態になりキツイ仕事に感じられますが、営業力を身に付け、成績を上げることができれば楽に働くことも可能です。 しかし、不動産営業はキツイからこそ乗り越えたときのリターンはかなり大きいです。キツイから諦めるか、もしくはキツイけど挑戦してみてその後のリターンを待つか、それは自分次第となります。 もちろん、今回上げたキツイ理由は全部の会社に共通することではなく、チームで目標をもって支え合う会社があったり、土日休みの求人もございますので、一度転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。 そうすることで、自分に合った不動産会社を紹介してくれるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
稼ぎたい20代必見!20代が転職をして稼げるようになる方法
2024年09月25日
転職をして年収をアップさせたいと考えている20代の方も多くいるのではないでしょうか。 しかし、稼げる業界がわからない、どのような職種なら稼げるのだろうと悩みを持つ方もいると思います。 そのような方に向け、20代で平均年収より稼ぐことができるにおすすめの業界や職種、転職方法を紹介していきます。 「稼ぎたい」という想いは転職市場においてプラスに捉えられることが多い想いですので、是非「稼ぎたい」と考えている方はご覧下さいませ! 併せて読みたい! 稼ぎたい人必見!不動産業界で稼げる求人特集【稼げる編】 不動産業に転職して本当に稼げるの?稼げる理由について解説します! 20代でも稼いでいる人の特徴 まず初めに20代でも稼いでいる人にはどのような特徴があるのでしょうか? 20代で稼いでいる人は、以下のような特徴があります。 ・大手企業に勤めている ・インセンティブがもらえる(成果報酬型) ・専門的な資格を保有している それぞれ詳しく紹介していきます。 1.大手企業に勤めている 大手企業に勤めていることで、稼いでいる20代も多くいます。 月給こそ、他の企業と大きな差はありませんが、大手企業は毎年受け取れるボーナスの金額が多いことから、年収でみると他社に勤めるよりも稼げていることが多いです。 具体的には、平均賞与額が月給の2~3ヵ月分に対し、大手企業では5~6ヵ月分はもらえると言われています。 また、賞与額が多い企業では、8~9ヵ月ももらえることがあることから、大手企業には20代でも稼げている人が多くなっているのです。 2.インセンティブがもらえる 基本的に、給与は実績によって上がっていくので、20代で大幅な昇給は期待できません。 そのため、基本給以外の部分となるインセンティブが充実している企業で勤めていると、20代でも稼ぎやすい傾向にあります。 営業職の場合、月ごとの売上や獲得契約数などの業績に応じてもらえるインセンティブは、20代が収入を増やすにはピッタリの方法です。 インセンティブが多くもらえる人は、業績がいい人となることから、昇給や昇進にも繋がるというメリットもあります。 稼げる求人はこちら 3.専門的な資格を持っている人 専門的な資格を持っていないとできない職種は、総じて給与が高く、独立もしやすいことから若くても稼げる傾向にあります。 代表的な専門資格が必要な職種は、医者や弁護士、公認会計士などが上げられますが、これらの職種では1,000万円以上稼ぐことも可能となっています。 他にも、宅地建物取引士やMRなど、1,000万円には届かないものの20代の平均年収よりも稼げる職業として人気です。 そのため、若くして高収入を得るために資格取得を目指してみてもよいでしょう。 宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 20代でも稼げる業界は? では次に、20代で稼げる業界はどの業界なのでしょうか? 以下のような業界などでは、20代でも稼ぐことができると言われています。 総合商社 コンサルティング 大手外資系企業 保険 金融 不動産 総合商社やコンサルティング、大手外資系企業は求められる業務レベルが高いことから、他の業界よりも基本となる年収が高く設定されている傾向にあります。 加えて、賞与を始めとした手当なども充実していることが多く、20代だけでなく、常に他の業界よりも稼げる環境が整っています。 また、保険や金融、不動産などの業界は、インセンティブが用意されていることが多く、自身の頑張りがそのまま稼ぎに繋がる環境があります。 年功序列制が取り入れられる業界だと、年齢が上がらない限り稼げる額に上限が決まってしまい、自分が稼いだ時には周りも同じくらい稼いでいることが多いですが、成果主義型の業界に入れれば周りとの差を付けられることも可能です! そのため、自身の頑張りがそのままインセンティブとして返ってくるという環境で働きたい方、同年代より圧倒的に稼いでいる状態でいたい方はこれらの業界が向いているでしょう。 稼げる求人はこちら 20代で稼げる企業へ転職する際の注意点 20代で稼げる企業へ転職をする際には、以下のことを注意するとよいでしょう。 労働環境が良くない場合がある 責任の重い仕事を任されることがある 採用条件が厳しい場合がある それぞれ詳しく解説していきます。 1.労働環境が良くない場合がある 同業界や同規模の企業と比べて給与が高く設定されている場合は、労働環境が良くない場合があるため、入念に確認することをオススメします。 例えば、休日が少ない、重労働である、パワハラあるなど、求職者が魅力を感じる要素がない企業であるほど、給与を高く設定して人を集めようとする傾向にあります。 近年では、企業の口コミサイトなども多くあるので、インセンティブなど関係なく、業界平均よりも給与が高すぎると感じた際には口コミサイトなども利用して企業情報を確認するとよいでしょう。 2.責任の重い仕事を任されることがある 20代のうちに稼ぐことができる企業は、20代のうちにリーダーや課長、部長など早いうちに役職をもらうことができる企業とイコールと言ってもいいでしょう。 そうすると、自分自身が楽しくしっかり働けばいい。 だけではなくなり、メンバーの育成や売上管理、役員会議での発表など責任の重い仕事を任されることもあります。 また、立場が上になればなるほど相談できる人も少なくなってしまったり、同年代より先に役職に就いてしまうことで仕事に対する悩みが合わず、自分一人で考え込んでしまうことも。 ただ、責任の重い仕事を任されるということはとても貴重な経験です。 マイナスに捉えず、またプレッシャーを感じすぎずに自分の実力を信じて働きましょう。 3.採用条件が厳しい場合がある 先に稼ぎやすい業界として紹介した、コンサルティングや総合商社、大手外資系などは、給与が良いものの採用条件が厳しく設定されています。 転職の場合、経験業界や経験職種、保有スキルなどが細かく設定されていることが多く、応募することのハードルが高いです。 また、これらの業界では、面接時にその企業には入社して叶えたいことや解決したい問題なども聞かれる傾向があります。 そのため、稼ぎたいという思いだけでは、転職が難しいので、注意が必要です。 もし稼ぐための手段として専門的なスキルが必要な業界に転職をご検討されているのであれば早めに行動をおこしましょう。 稼げる企業へ転職する方法は? 稼げる業界などを紹介しましたが、それらの業界、企業へ転職するにはどの手法を使えばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。 そのような方に向け、オススメの転職方法を紹介していきます。 ①転職サイト ②転職エージェント 1.転職サイト リクナビNEXTやマイナビ転職、エン転職など知名度の高いサービスが多い転職サイトは、数多くの求人の中から自身の希望にあった求人を見つけることができるというメリットがあります。 職種や業界などを絞って検索できることはもちろん、希望給与などで求人検索ができるため、今よりも稼ぐことができる企業を見つけることも容易です。 しかし、求人検索から応募、書類作成や面接準備などは全て自分で行わなければいけないというデメリットもあります。 そのため、職種や業界が絞れている上で、希望条件も明確になっており、自身で準備をしたいという方におすすめの転職方法です。 2.転職エージェント リクルートエージェントやDODAなどが有名なサービスとなっている転職エージェントは、求人紹介から選考サポート、条件交渉まで全てサポートを受けることができるというメリットがあります。 転職エージェントに登録をすると、専任のアドバイザーが担当につき、希望条件などを伝えることでピッタリの求人を紹介してもらえるため、自身で求人を探す必要はありません。 加えて、サービスによって多少の違いはあれど、基本的には応募書類の添削や、模擬面接などの面接対策、企業情報や業界情報も教えてくれるなど、サポートが充実しています。 もちろん、ほとんどの転職エージェントが無料で利用可能なので、初めての転職で不安がある方や希望条件などが明確になっていない方などには特におすすめです。 余談:転職エージェントには種類がある 実は、転職エージェントには総合型と特化型の2種類があります。 これらを詳しく紹介していきます。 <総合型転職エージェント> 総合型転職エージェントは、その名の通り、業界や職種を絞らず、幅広い求人を取り扱っているため、数多くの求人を保有しています。 幅広い求人を取り扱っていることから、自身の希望通りの求人を探せるので、業界や職種を絞り切れていない人には、総合型転職エージェントの利用が向いているでしょう。 しかし、総合型は業界等を絞っていないので、アドバイザーの専門性が足りない場合があります。 そのため、希望が細かく決まっている方が利用すると物足りなさを感じてしまうかもしれません。 <業界特化型転職エージェント> 特化型転職エージェントは、総合型とは異なり、業界や職種を絞り、その業界等の求人をを専門的に取り扱っています。 特化していることから、総合型には掲載されていない求人を保有している、アドバイザーの知識も豊富であるといったメリットがあります。 業界情報や企業情報をより細かく教えてもらえたり、企業ごとの対策なども細かく行ってもらえたりするなど、サポートの質も良いと評判です。 そのため、業界や職種を明確に絞れている状態で転職活動を行う方は、特化型転職エージェントを利用することをおすすめします。 不動産業界特化型転職エージェントリアルエステートWORKSに登録する まとめ 今回は、20代で稼いでいる人の特徴から稼げる業界、転職する際の注意点などを紹介してきました。 改めてお伝えすると、転職して稼ぐために必要なことは、稼げる環境が整っている企業を見つけ、入社することです。 転職方法として、転職サイトと転職エージェントを紹介しましたが、業界を明確に絞れる場合は、特化型の転職エージェントを利用することをおすすめします。 無料で登録でき、手厚いサポートを受けることができるので、ぜひ登録をしてみてください。 稼げる求人はこちら
不動産売却の流れを解説!不動産業界へ転職するなら押さえておきたい基礎知識
2024年09月25日
不動産業界への転職を考えている方はまず不動産売却の流れを知っておくことは大切です。 特に不動産の売買仲介の仕事に携わる方には必須の知識となりますので、ぜひ転職前に基礎知識を身に付けておくことをおすすめします。 この記事では、不動産会社に7年勤務した私が自分なりに不動産売却の流れをまとめましたので、具体的にイメージしながら読んでみてください。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の一般的な流れ まず初めに不動産売却の一般的な流れ、また不動産営業としてポイントなる点について詳しく説明していきます。 ・売却査定 → いくらくらいで売却できそうか査定。 ・媒介契約 → 売却を任せていただくための契約。 ・売却活動 → 購入希望者の探客~物件の案内など。 ・価格交渉 → 価格他、詳細な条件の交渉。 ・売買契約 → 売主側と買主側の条件をまとめ、売買契約の締結。 ・決済~引き渡し → 清算や権利関係の手続きを終え、買主に鍵を渡し、売却完了。 不動産売却の流れ1:売却査定 不動産売却の流れとしては、まずは売却査定です。依頼された物件がいくらで売却できそうか査定を行います。 不動産営業担当者は実際に物件を訪問し、現況の物件の状態や周辺環境などの調査を行うことと合わせて、書面では権利関係の確認を行いましょう。 他には近隣の取引事例や、公示価格や路線価についても調べた上で、提示する査定額を総合的に検討することが重要です。低く見積もり過ぎず高く見積もり過ぎずの絶妙な値段での交渉が必要となります。 知識だけでは難しく、経験も必要となりますので最初は先輩に同行しながら経験を積むことが一般的です。 この査定の段階で信頼を得ることができなければ、売主から売却を任せていただけない可能性もありますので、慎重に査定を行い、納得していただける内容を提示しましょう。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の流れ2:媒介契約 不動産会社に売買の仲介を依頼する時の契約が媒介契約となります。 媒介契約ができなければ、売却活動を行うことができませんので、売却の査定を行った後に媒介契約をしていただけるかどうかが、大きなポイントです。 この契約の中で売却活動の内容や売却金額、売却時の報酬などについて取り決めを行います。 査定額が実際には売却できないような高い金額にならないように気を付けておかなければなりません。大幅に値下げしなければ売却できないとなると印象も悪くなります。 また具体的な売却の計画やスケジュールについても打ち合わせを行いましょう。 査定結果の報告から媒介契約で売主から信頼を得ておけば、その後の売却活動においてもスムーズに展開しやすくなります。 充分納得していただいた上で媒介契約を結びましょう。 また媒介契約には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約と3種類の契約がありますが、ここでは詳しい説明を省きます。 不動産売却の流れ3:売却活動 次はいよいよ売却活動です。 不動産の営業はこの売却活動のイメージを持つ方も多いかと思います。 営業の仕事としてはまず購入希望者を探す必要があります。 購入希望者を探すためにインターネットやチラシなどの広告で物件情報の発信を行わなければなりません。 広告を出して問い合わせがきたら、購入の検討を進めるうえで大切な内覧を勧めていきましょう。 購入検討者と売主の都合の良い日程を調整して、物件の案内を行います。 営業担当者は内覧に来たお客さんに物件を気に行っていただけるよう、一生懸命対応しましょう。 また物件案内時に購入検討者に良い印象を持ってもらえるように、売主には事前に物件を片付け、整理していただくようお願いしておきましょう。 不動産売却の流れ4:価格交渉 当然ながら少しでも高く売りたい売主と少しでも安く買いたい買主の間では価格交渉が発生します。 購入検討者が物件を購入しようと考えた時に不動産会社を通じて売主に「買付証明書」を提出します。 買付証明書に引き渡し時期やその他条件と合わせて購入希望額が書かれていますので、不動産の営業担当がこのタイミングで売主へ価格交渉を行うことが一般的です。 その結果である売主の条件を購入希望者に伝え、調整を進めていきます。売却金額を決めるのは売主ですので、交渉を受け入れて値下げするのか、どうかは最終的に売主が判断することです。 営業担当としては近隣の相場や市場や、売主の手元に残さなければならない金額など勘案しながら、売主にアドバイスを行う必要があります。 タイミングも非常に重要で、売り出し直後であれば、別の購入希望者が現れて、値下げをすることなく売却希望金額で売れるかもしれませんが、もし売り出しを開始して半年後であれば、今後購入希望者が現れず、売却できなくなるかもしれません。 このような情報提供をしながら、売主に意思決定を促しましょう。 この価格交渉は不動産営業としてとても重要ポイントで、契約できるか否かが決まる商談の山場だと考えて全力で取り組んでください。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の流れ5:売買契約 購入希望者と売主が条件に合意すれば、売買契約となります。 営業担当者は売主と買主に準備していただくものを正確に伝え、当日に契約がスムーズに進むように段取りをしておきましょう。 売買契約の当日はまず不動産会社の宅地建物取引士から重要事項説明を行います。 ※契約の際の重要事項説明は宅地建物取引士の資格を保有していないとできません。そのため、資格保有者が転職時に優先されることも多いです。 重要事項説明では不動産の取引において重要な内容について書面を交付し、買主へ説明します。 不動産売買契約書の読みあわせを行い、取引の内容に納得していただければ、双方の署名と捺印をいただき、手続きは終了です。 物件の状況や保証内容、引き渡しまでの流れややるべきことなど、営業担当者は分かりやすく誤解が無いように丁寧に説明しましょう。 不動産売却の流れ6:決済~引き渡し 売買契約が終われば、次は決済です。 決済当日は買主、売主、不動産業者、司法書士、金融機関担当者が集まって行います。決済場所は買主が住宅ローンの融資を受ける金融機関で行うことが一般的です。 住宅ローンの融資がなくとも司法書士や不動産会社への支払いなど行いますので、金融機関でブースなどを借りて決済を行う方が便利です。 まずは金融機関から買主へ住宅ローンの融資の実行が行われます。 買主はその融資金から売主への売買代金残金の支払い、司法書士への報酬の支払い、不動産会社への仲介手数料の支払いなどの精算を行います。 売主は住宅ローンの残債があれば、支払われた売買代金でローンの全額返済を行い、抵当権を抹消しなければなりません。 同席している司法書士が抵当権の抹消、設定、所有権の移転手続きなどの手続きを合わせて行います。 決済は多くの人が関わりますので、営業担当者は買主や売主へ必要書類や印鑑など忘れ物が無いように確認を行うとともに、司法書士や金融機関の担当者に対して事前に内容を確認し、手続きが滞りなく終えられるよう、準備をしておきましょう。 決済が終われば、契約書類一式や物件設備の説明書、鍵を買主に引渡します。 不動産会社や物件によっては現地にて取り扱い方法の説明など行う場合もあります。 ここまでが不動産売却の流れです。 まとめ 不動産売却の流れについて簡単に説明をしました。 不動産売却の流れは特に売買仲介営業では必須の知識になってきますので、未経験の方もこの記事を読んで最低限の基礎知識を頭に入れておくようにすることが大切です。 媒介契約と売買契約という2つの契約があり、大変なように感じるかもしれませんが、買主・売主の気持ちを考えながら誠意をもって行動すれば、結果はついてくるはず。 また不動産売却の流れでは多くの人が関わりますので、必要書類の確認や段取りは確実に行い、不備で迷惑を掛けないように注意しましょう。 不動産業界へ転職を希望する
なぜ私は不動産業界への転職をおすすめするのか。おすすめポイントと合わせて解説!
2024年09月25日
こんにちは! 不動産業界歴4年目。高校中退、定時制高校転校後に専門学校入学。 新卒企業を2週間で退職してフリーター生活を送っていた20代後半転職大好き女子です。 今回は学校もアルバイトも正社員も全てが続かなかった頑張れない私が、不動産業界に転職して初めて同じ会社で働いて4年目に突入したので、この経験から不動産業界への転職のメリットやおすすめポイントを皆様にお伝えしたいと思います。 私と同じように全然仕事が続かない、なにか夢中になれることがしたいと考えている方は是非ご覧下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する なぜ私はなにも続かなかったのか まず初めに、なぜ私がこんなにも色々な会社をすぐに辞めていて、そしてなぜ不動産業界に転職したのかをご説明致します。 なぜ私はすぐに退職(退学)してしまうのか? 高校を中退した時も大きな理由がなく、新卒を2週間で退職した時もなにか大きなきっかけがなかったので考えたことがなかったのですが、今の不動産会社に勤めてふと過去を振り返ってみると明確でした。 すごくシンプルな理由ではありますが、私がすぐに退職してしまう理由、それは「楽しくないから」でした。 私と同じ理由で退職を考えている人、退職した人も多いのではないでしょうか? 「楽しくない」には色々な状況でなると思います。 例えば毎日同じことの繰り返し、人間関係が良くない、思ったようにうまくいかない、などなど 「もう少し頑張れるかも」がすごく重要 ただ、同じ会社で働いて4年目になって分かったのですが、楽しく働くには続けることが大事でした。 もちろんフィーリングで合わないと思って退職するのであれば私は問題ないと思います。私も過去退職した企業に未練はありません。 しかし、今の会社は最初「楽しい」という感覚は全くなく、むしろ最初はあと1ヶ月経ったら辞めてやる。あと1週間経ったら辞めてやる。次理不尽に怒られたら辞めてやる。と常に思っていました。 でも1人仲良くなったメンバーができたからもう少し頑張れるかも、なにか成果がでて褒められたからもう少し頑張れるかも、その「もう少し頑張れるかも」が続いてきて、半年くらい経ってきたら逆に「辞めたい」と思う頻度が減ってきて、逆に「どうしたら成果がでるか」という考えに変わっていきました。 1回でも成果が出てくると成功体験ができるからか、どんどん成果も出てきて、そうすると良いサイクルに入ってきたのかだんだんと仕事が楽しくなってきました。 もし「あー楽しくないから退職したいな」と思っている方がいらっしゃるのであれば、「辞めたい」という考えをすぐに持つのではなく、もう少し頑張れる方法を探してみて、もう少しずつ頑張ってみてもいいかもしれません。 そうやって、「もう少し頑張れるかも」が続けたけど半年後になっても「もう頑張れない」という考えなのであれば退職してもいいと思います!多分その会社では頑張れません! なぜ私はおすすめされていない不動産業界に転職したのか そんなこんなで新卒企業やフリーター時代のアルバイト、そして不動産業界に入社するまえの企業を次々と1年未満で退職してきましたが、ここからはなぜ私が周りに聞いてもおすすめされない不動産業界に転職したのかをお話させて頂きます。 ※私の場合は稼ぎたい、営業バリバリやりたい、などの願望がなかったので周りからおすすめされませんでした!稼ぎたい、営業として成長したいなどの希望があれば不動産業界はまずおすすめされるかと思います! なぜ私が不動産業界に転職したのか 実は、こちらも至ってシンプルでした。「友達に紹介されたから」 当時その不動産会社で長期インターンとして働いていた友人と遊んでいた時に、私が前職のシステム営業を退職すると伝えると「じゃあうちの会社おいでよ」と言ってくれ、そのあとはとんとん拍子でした。 なので業界研究をして自分にあう業界は不動産業界だ!となったわけでも、不動産業界の雰囲気に感化されたわけでもありません。 ベンチャー企業だったこともありますが、最初から社長面接をして頂き無事内定をもらい退職後間を空けずに転職することができました。 実際に不動産業界で働いていて思ったことですが、不動産業界は面接回数が少ない気がします。 また、これまでの学歴や経歴も見ている会社ももちろんありますが、それよりも人柄ややる気を見てくれる会社が多いのかなと思います。 というのも、エージェントを利用して他の企業も受けたりしていましたが、高校中退や新卒を2週間で退職した私は書類時点で落とされることが多かったです。面接にすらいけませんでしたが、不動産業界は比較的書類は通るようなイメージでした。 転職時に多くのことを望みすぎるのはNG もともと嫌だったら退職すればいいや精神の持ち主で、行きたい企業や業界もなかったので、「ベンチャー企業は嫌だな」「不動産業界は嫌だな」という想いは全くないのも良かったのかもしれません。 内定をもらい、友人もいたので特に断る理由もなく、受けていた企業はお断りしてその企業に入社しました。それが私の不動産業界に転職した理由です。 今思うことですが、転職をご検討されている方は、下手に転職先に要望を持ちすぎると本当に合う企業を見落としてしまうことがあるので、軸を決めたらそれ以外は何でもOKというくらいのスタンスで転職活動に臨んだ方が良い転職ができるかもしれません! 私の場合はお給料も休日も通勤時間もなにも決めませんでした!もっというのであれば業種も職種もなんでも良く、私はとにかく人が良い会社で楽しく働ければそれ以外は求めていませんでした。 そのため、面接官の社長の人柄を見て「いいな」と思い、友人からのメンバーの話を聞き「いいな」と思い、実際に何人かメンバーの方と話して「いいな」と思ったので迷いはなかったです。 逆にこういう仕事がしたい、自分が持っているこの能力を活かしたい、土日休み、残業なし、など色々決めていってしまうと、以前の私のように「思っていたのと違った」という想いが出てきてしまうかもしれませんので、望みすぎは避け、例えば「英語を絶対に使いたい」であれば英語という軸以外は幅を広げてみてみることをおすすめします。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産業界への転職をおすすめしたい押しポイント そんな感じで大きな理由もなく不動産業界に転職した私ですが、不動産業界に入って凄く良いなと思った点があり、是非皆さんに不動産業界への転職をおすすめしたいのでいくつかご紹介致します。 おすすめポイント①学歴・経歴関係なく実力だけで上に行ける 一つ目におすすめしたいポイントは私のような高校中退の過去があったりしてもリーダーという立場にしてもらえることです。 もちろん年功序列制の企業や大学卒業以上必須という企業もあります。しかし、不動産業界の多くは実力社会。成果主義の会社が多いです。 実力社会、成果主義と聞くと敬遠する方もいるかもしれませんが、私は成果を出せば過去が関係ない、年齢性別も関係ないということを素晴らしいことだと思っています。 下記の表をご覧ください。こちらは、厚生労働省が出している、学歴、性別ごとの賃金の一覧になります。(一部抜粋) 最終学歴 男性 女性 大学院 465.2 千円 404.3 千円 大学 391.9 千円 288.3 千円 専門学校 309.3 千円 263.4 千円 高校 295.0 千円 218.0 千円 ※参照:厚生労働省令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況 厚生労働省が出している学歴や性別による賃金の違いを見ていくと、男性の高校卒と大学卒では100万円程大学卒の方が高く、男性と女性では大学卒の場合でも100万円程の男性の方が高くなっております。 もちろん業種や職種がバラバラなので一概には言えませんが、学歴性別年齢でお給料に差が生まれないのが成果報酬型の企業の良いところだと思います。 私は楽しい仕事であれば仕事自体は好きなのでめちゃくちゃ頑張れるタイプなんです。そこで成果を出せば過去を気にせず上に行ける。 仕事が好きな私にとっては本当に嬉しい制度です。現に今もチームリーダーを任されており、マネジメントをしながら自身の数字も追っています。 他の部署も入社した年数や年齢なく役職が付けられていて、私より1つ年下だけどリーダーをしている人もいます。 その人は誰よりも行動数を増やし負けず嫌いでストイック。 年下ですが、その人がリーダーになることになんの疑問もありませんでした。 何かしらのコンプレックスがある方や、年功序列制の給与体系、名ばかりの役職持ち上司に疑問を持っている方には不動産業界をおすすめしたいです。モヤモヤすることなく働くことができますし、やる気が常に出てきます。 おすすめポイント②稼げる 次におすすめしたいポイントは、不動産業界 転職 と調べたら出てくると思いますが稼げるという点です。 私はまだまだですが、不動産業界は稼ぎたいと思えばいくらでも稼げる業界です。違う部署の先輩は一時2,000万円以上稼いでいましたし、不動産業界の求人を見ていても年収例には20代で800万円、1,000万円以上の求人が沢山あります。 それは不動産業界に多いインセンティブ制を取り入れている企業が多いからなのですが、インセンティブ率に関しては企業によって異なるのでめちゃくちゃ稼ぎたいぜ!みたいな方は是非インセンティブ率の高い求人にお問合せ下さい! 私の場合はお給料が欲しいというよりは、お給料をもらうとそれだけ自分がその会社に認められているという風に捉えられるので嬉しいですね。 ただ、全ての不動産会社がインセンティブ制かというとそうではなく、固定給で一定のお給料がもらえ、年間や半期の成果に対してベースのお給料が上がる企業もあります。 稼ぎたいという想いが一番上にくるわけではなく、このベースのお給料よりは欲しいなと考えている方はこのような固定給の求人にお問合せすると良いかもしれませんね。 稼げる不動産求人はこちら おすすめポイント③営業のプロフェッショナルになれる 最後におすすめしたいポイントは、営業のプロフェッショナルになれる点です。 プロフェッショナルとはなにか、というと私の完璧な主観になってしまうのですが、話し上手で聞き上手、お客様に納得感を持たせて高額の商品を販売できる。これができる営業は凄いなと思います。 不動産業界の色々な会社の方とお話する機会があるのですが、皆さんお話上手で聞き上手。 話がひと段落つく頃には新しい話題を提供してくれたり、様々な地域のことに詳しく地名を出すとおすすめのご飯屋さんの名前が出てきたり。 でも自分が話し始めると大きなリアクションで聞いてくれ、大きな声で笑ってくれます。 できる営業の笑い方には共通点があると思い、必ず大きな声を出して笑う気がします。 それ以外にも、売れる営業の先輩の営業手法を聞くと、話に抑揚を付けたり本当に売りたい不動産は何番目に紹介するのか、他の不動産と比較しながら紹介する順番を考えたりなど考えられているなと感じます。 あと全てをポジティブ言葉に変換することが上手だなと思いますね。 これは私も身についたことですが、相手がネガティブなことを言ってもそれを逆にポジティブな言葉に変えられます。難しい時もありますが。 このような営業手法は、人が一生のうちに購入する物の中でも一番大きな買い物である不動産を販売する営業だからこそ身につけられることもあると思います。 100円のものであれば「試しに買ってみようかな」と思わせられればいいかもしれませんが、4,000万円のものを販売するときにはその気持ちではお金が動きません。 4,000万円ものお金を動かすために身につける営業手法が営業のプロフェッショナルに成長させられるのかもしれません。 不動産業界への転職はどんな人にもおすすめ! 結論、私は不動産業界の転職をどんな人にもおすすめしたいです! 特におすすめしたいのは、私みたいに履歴書上では書類選考に落とされてしまうような方です。 面接まで行けば理由だって話せますし、うまくいく自信がある、なのにまずバッターボックスに立たせてもらえない方々に是非おすすめさせてください。 この記事を読んで少しでも不動産業界に転職してみたいなと思って頂けたら嬉しいです。 ただ、不動産業界は本当に働く企業によって全然違いますので、まずは不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』などの転職エージェントに登録して、あなたが望む求人を提案してみてもらってくださいね! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する ※不動産業界でもワークライフバランスが整った環境で働くことは可能です!
不動産業界ってどういう職種があるの?職種別平均年収や求人例もご紹介!
2024年09月25日
不動産業界には様々な職種があり、業界未経験の方にとってはわかりづらい部分があると思います。具体的にどのような職種があって、どのような業務を行っているのか見ていきましょう! ※平均年収はご経歴・経験によって異なりますので、ご参考程度にご認識ください。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する ●不動産業界のカテゴリ 不動産業界は大きく、売買、賃貸、金融、不動産テックにカテゴリ分けられます。それぞれカテゴリに関して、どのような職種があるのでしょうか。 不動産売買 不動産の売買に関わる職種で、売り主と買い主との間でマッチングを行う役割を担います。売買の中での主要な職種である、デベロッパー、販売、仲介、リノベーションについて詳しく見ていきます。 ーデベロッパー ディベロッパーは土地を仕入れて、そこに建てる建物を企画し、開発することを行います。デベロッパーは総合、マンション、戸建てに分けられます。細かく、各デベロッパーの特徴を確認していきましょう。 ①総合デベロッパー ◎業務内容: 世間一般にいうデベロッパーは総合ディベロッパーを指します。総合デベロッパーが行う分野は幅広く、分譲マンションやオフィスビル、ショッピングモールに加えて、六本木ヒルズのような大規模な街の再開発などもあります。街の再開発の場合は、完成までに数十年かかるケースも存在します。総合デベロッパーに転職するのは非常に難しいです。まずは、中堅企業に務めて実績を上げることを目指しましょう。 ◎代表的な企業:三菱地所、三井不動産、野村不動産、森ビルなど ◎平均年収:約800万円 ◎求人例:大手不動産会社のハウジングアドバイザー◆年収1,302万! ②マンションデベロッパー ◎業務内容: 分譲マンション、賃貸マンションの開発を行います。各デベロッパーによって、マンションブランド名があるので、馴染みのあるブランド名がある方もいるかもしれません。財閥系の企業に就職するのは難しいですが、中堅企業であれば、スキルセットや業界経験があれば、可能はなくはありません。 ◎代表的な企業:三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、大京、タカラレーベンなど ◎平均年収:約700万円 ◎求人例:不動産総合職/財閥系大手のマンションデベロッパー ③戸建てデベロッパー ◎業務内容: 新築戸建の開発を行います。戸建てデベロッパーの中でも、依頼主からの発注で戸建てや注文住宅を建てるのがハウスメーカー、土地を取得後、家を建てて販売する(いわゆる建売)を行うメーカーをパワービルダーといいます。戸建てはコロナ禍の影響でテレワークが増え、需要が急増しています。そのため、業績好調の企業が多く積極採用中です。 ◎代表的な企業 ハウスメーカー:積水ハウス、ダイワハウス、ミサワホームなど パワビルダー:オープンハウス、飯田グループ、ケイアイスター不動産など ◎平均年収:約500万円 ◎求人例:各種メディアから注目される デザイン性の高い コンセプト型分譲戸建デベロッパー! ー販売代理ー ◎業務内容: 開発会社が開発したマンションや一戸建てを販売者に代わって販売を行う役割を担い、売主に代わり不動産売買の窓口として、購入希望者と売買契約締結を行います。 販売代理は、系列のデベロッパー会社の新築物件の販売を担当する企業と系列のデベロッパーだけではなく、さまざまなデベロッパーから販売代理を受託する会社もあります。近年はデベロッパーが開発から販売までを一貫して行うケースや仲介業と兼業する企業が増えており、販売代理のみを行う企業は減少しています。 ◎代表的な企業:住友不動産販売、東急リバブル、東京建物不動産販売など ◎平均年収:約500万円 ◎求人例:法人営業/不動産大手企業で売買・賃貸仲介営業◎年間休日120日 ー買取再販(リノベ)ー ◎業務内容: 中古物件をリノベーションして付加価値を乗せて再販するモデルです。企業によってはリノベーションせずに物件そのままの状態で再販するケースもあります。近年、注目されている分野のため、新興企業が多い傾向があります。 ◎代表的な企業:カチタス、JPリターンズ、GAテクノロジーズなど ◎平均年収:約500万円 ◎求人例:東京【リノベーション営業】新規事業の立ち上げメンバーを募集中! ー売買仲介ー ◎業務内容: 仲介は、マンション・アパート・戸建住宅などを買いたい人、売りたい人に対して営業活動を行い、その際に売り手と買い手の間に立って両者をマッチングさせる役割です。主に反響営業であることが多く、一般的には居住用物件を取り扱う会社の方が多いですが、投資用物件を取り扱う会社も存在します。一社のみで買いたい側と売りたい側のマッチングを手がけることもありますが、2社で客付(買いたい人を持つ業者)・元付(売りたい人を持つ業者)に分かれて、共同仲介を行うケースが多い形です。 ◎代表的な企業:三井のリハウス、東急リバブル、野村不動産アーバンネットなど ◎平均年収:約430万円 ※平均値 ◎求人例:3年連続「働きがいのある会社」に選出の一部上場企業!投資用不動産販売営業◎完全反響! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する ●賃貸 賃貸は管理会社と賃貸仲介に大別されます。また管理会社は賃貸管理(PM)、建物管理(BM)に分けられます。 ー賃貸管理(PM)ー ◎業務内容: オーナーに代わり、管理する業務を行います。具体的には入居者募集、家賃集金、クレーム対応、修繕手配、退去後のリフォームなどがあります。 ◎代表的な企業:スターツ、ハウスメイト、長谷工ライフネットなど ◎平均年収:約450万円 ◎求人例:プロパティマネジメント職【自社開発物件を担当】東証一部上場企業◎年間休日124日 ー建物管理(BM)ー ◎業務内容: 建物所有者に代わって、建物に関するハード面の管理業務を担当します。具体的には日常清掃、設備の管理・点検、保守管理、防災消防管理などを請け負います。BMの中でもレジデンスを担当するレジ系BM、ビルを担当するビル系BM、商業施設を担当する商業系BMがあります。 ◎代表的な企業:大京アステージ、日本ハウジング、三井不動産レジデンシャルサービスなど ◎平均年収:約450万円 ◎求人例:ビル管理業務◎将来的には不動産開発も! ー賃貸仲介ー ◎業務内容: 賃貸仲介は一番馴染みがあり、みなさんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか? マンション・アパート・戸建住宅などを貸りたい人、貸したい人に対して両者をマッチングさせる役割です。反響営業がほとんどになります。また、ほとんどの仲介は居住用物件になりますが、オフィスの仲介に特化した会社も複数社存在します。 ◎代表的な企業:エイブル、タウンハウジング、いい部屋ネットなど ◎平均年収:約350万円 ◎求人例:賃貸仲介営業職/営業経験活かせる/高級不動産の販売/福利厚生◎ ●金融(アセットマネジメント) 不動産投資ファンド、アセットマネジメントと言われる職種になります。 ◎業務内容: 高額な不動産を証券化し小口化することで出資者を募り、収益を得る仕組みのことをいいます。運用の仕方もファンドによってさまざまです。近年はJ-REITのように証券取引所に上場するものも増え、一般的になりつつあります。 高年収でかつ金融経験が必要な職種になるので転職の難易度は高いでしょう。 ◎代表的な企業:ケネディクス、日本商業開発、いちごグループホールディングス ◎平均年収:約900万円 ◎求人例:上場REITのアセットマネージャー/サムティ・大和証券が出資◎平均残業時間5~10時間/在宅勤務推進中 ●不動産テック 不動産テックは主に今までは紙媒体で提供してきたサービスを電子化したもの、FAX等で行っていた法人間のやり取りを電子化し効率化するサービスを提供する企業です。近年、不動産業界でもDX化が進んでおり、注目の分野です。 業務内容は会社によって異なり、本記事でご紹介している職種とITを掛け合わせた内容になります。 ◎代表的な企業:いえらぶ、GAテクノロジーズ、ライフル ◎平均年収:約500万円 最後に いかがでしたでしょうか? 不動産業界には様々な職種があります。不動産業界で既に勤務されており、なにか不満があって転職をご検討されている場合、別業界に進むのも1つの選択肢として良いとは思いますが、折角不動産業界で経験を積まれているのであれば不動産業界の別職種に転職することもおすすめです。 不動産業界での知識が新しい職種でも必ず活かされることでしょう。 また、不動産デベロッパーやAM職など1回目の転職ではすぐに内定をもらえにくい職種があります。 その場合は、最終的にその職種にステップアップしていくための道筋を一緒に考えることも可能ですので、 まずはお気軽にキャリアの悩みについてお話下さいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
不動産営業担当から独立した私のステップアップ過程をご紹介
2024年09月25日
「将来独立をしたい。このまま今の会社で不動産営業として働いていてもいいのだろうか?」 「不動産業界で独立するためにはどうすればいいの?」 不動産業界での独立・起業を目指す場合、不動産営業ではどのようにキャリアを積みステップアップしていけばいいのか気になる方もいると思います。 不動産会社はその企業により主とする業務が異なるために、必ずしも不動産業界で皆が同じようなキャリアの積み重ねをするわけではありません。 しかし基本的に営業職では、「賃貸仲介から始まり~売買仲介~土地建物販売」というキャリアアップの流れだと私は考えています。 本記事では、中小企業で新卒から複数年経験を積み営業の仕方を覚え、現在は不動産独立することができた宅建建物取引士である私の独立までの流れをご紹介致します。 不動産業界で独立をご検討されている方は参考にしてみてください。 ※不動産業界での独立に必要な資金や方法についてはこちらの記事をご覧下さい。 不動産業で独立は難しい?失敗しないコツや必要な手続きを解説! 不動産業は独立しやすい?理由や独立手続きの流れ・必要な資金など解説 不動産転職エージェントに登録する 独立したい方にはまず賃貸仲介営業がおすすめ もともと学生時代から「いつか独立したい」とは考えていたのですが、どの業界で?何歳くらいに?などはまだ明確に決まっていませんでした。 そんな私は新卒で不動産会社に入社し、まずは賃貸仲介営業の業務を行います。 今になって思うことですが、この選択は間違っていなかったと思います。賃貸仲介営業は、不動産営業及び不動産業務を学ぶ基礎として最適な環境でした。 もしまだ学生の方や社会人歴が浅い方で、いつか独立したいけどまだ何がしたいか分からず迷っている…という方には是非賃貸仲介営業をおすすめします。 というのも、賃貸仲介営業では、社会人としての基礎的なマナーや不動産に関わる基本的な業務を覚えるのに良い環境だったからです。 賃貸仲介営業のあとに売買仲介営業や土地建物販売業務も行ってきて思うことですが、売買仲介営業や土地販売などをいきなり始めてしまうと、取り扱う額も大きく、かつお客様の属性も高いため、賃貸仲介営業よりも精神的なストレスを強く感じるでしょう。 そのトラウマから不動産営業自体を敬遠してしまったり、不動産営業が楽しいと思えなくなってしまうのでは?という懸念点があります。 そうすると独立後に必要な「営業」部分を避けてしまうようになりかねませんので、まずは賃貸仲介営業で不動産業界のベース部分や流れをつかむことで、後に売買仲介や土地などの取扱額が大きなものを販売できるようになっても楽しく営業を行うことができるでしょう。 そのほか、今思い返したときに私が賃貸仲介営業をおすすめする理由をご紹介します。 若いときに成功体験を積める 不動産売買や土地の仕入れなど、価格帯が高額なものは基本的にはすぐ結果は付いてきません。1年間の仕入れ目標が2件の場合、半年に1回しか契約というイベントがないのです。 人に感謝されることや申込が取れた時に達成感を感じる方も多くいらっしゃいますので、その回数が少なければ少ないほどやりがいを感じる頻度が少なくなってきてしまうでしょう。 また、成功体験を積むことで自分に自信がついてきます。その自信がお客様にも伝わり、立派な営業として成長していきますが、成功体験が積めない場合は自分のやり方があっているのか、自分はできない人間なのではないかとマイナスの考えをしてしまうため自信がついてきません。 そういう意味でも、まずは取扱額の小さな商材から始めることで自分の営業力に自信を持つことができます。その自信が身に着いた状態で取扱額の大きな商材を販売していけば、自信が確信に変わりますし、大きな額を動かしているという部分にやりがいを感じてくるでしょう。 キャリアについて悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業がおすすめ 私の経験にはなりますが、賃貸仲介営業で基本的な業務を覚えて下積みをし、契約件数をこなしながら成功体験を積んでいったり営業の楽しさを覚えた上で、取り扱う金額を上げ、スキルのステップアップをしていくという流れが良いと考えています。 賃貸仲介営業を経験しておくと、収益不動産の売買や売主との折衝などの能力が自然と身につきますし、管理部門などへ配属になっても潰しが効くようになっているでしょう。 そのため、独立を考えているけれども最初の1歩をどうしようか悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業をおすすめ致します。 不動産業界で独立するために学ぶべきこと 次に、私が不動産業界で独立するために賃貸仲介営業時代に学んだことをお伝えします。 社会人としてのマナー、不動産の基礎を覚える 私は新入社員として入社したので、社会人経験がなく何もできない状態でした。 電話の対応方法もメールのマナーも、名刺の渡し方からわからない若者でしたので、まずは基礎的なことを覚えていきました。 ・電話対応、メールのマナー、名刺の渡し方 ・車の運転(町に慣れる、駅を覚える) ・物件の写真撮り、不動産サイトへの物件登録(HOME’S/SUUMO等) ・業界用語を覚える ・住宅の設備や間取りの見方を覚える ・その他、社内ルールなど 賃貸仲介営業は、店舗運営の一員として行うことが多いので、基本的に上長に店長が存在します。 店長は店舗運営の責任者ですので、ルールやマナーを教えてくれますし、最初の頃は仕事に関して指示を行ってくれます。 しかし、営業職たるもの受け身ではいけませんので、休日に町を散歩して学校の場所やスーパーの場所を覚えたり、物件を1つでも多く内見し覚えていく姿勢が大事です。 お客様の集客方法を覚える 最初の頃は、来店する成約しやすいお客様はトップ営業の先輩や店長が接客を行うので、新人のうちは自分で集客したお客様を接客することが多いです。(店舗によると思いますが・・・) 集客には、以前ご来店いただいたけれども成約にならなかった方に対して再度ご連絡をしたり、ご成約いただいた方に紹介をしてもらったりなどいくつかの方法がございます。 少しチャレンジして集客できなかったらから自分は向いていない。ではなく、数を打つことが成果に繋がる業務ですので、まずは数をこなすことを考えながら行いましょう。人によって「やりきった」と感じる数は違うと思いますので、「目標の1.5倍」または「同期が行っている平均の1.5倍」を目指すと良いでしょう。 人より多くやったという達成感や事実は、自分への自信にも繋がりますし、その行動は成果につながっていきます。 そうして数をこなしていき、成果を出せるようになってきたら、次はどれだけ少ない時間で集客ができるようになるかという質の部分を考える方が効率的です。 また、お部屋探しのお客様の集客は、後に売買のお客様を集客する際の基礎となります。売買の場合は、呼び込みさえも上司に取られてしまいまうことがありますので、賃貸仲介営業のときにしっかりと基礎を磨き、集客ができるようにしておきましょう。 集客がなければなにも始りませんので、集客は業務として重要ですし、やはり集客が上手な人は成績上位として表彰させる方が多いです。 新規接客・追客方法を覚える 賃貸仲介営業ではとにかく接客の数をこなしましょう。 なぜなら一番の成長のコツは、「慣れ」と「自分の営業スタイル」を確立することだからです。 基本的に接客のマニュアルは存在しません。もちろん最初はトップ営業などを真似ていくことで基本を身につけていきますが、トップ営業と同じことをしても同じように成果が上がらないのが不動産営業です。 数をこなして「自分の営業スタイル」を確立させましょう。後に売買営業を行う際も、自分のスタイルが大事になります。 集客の面でも言えることですが、数をこなす際に、本当にただ数をこなすだけでは成長できません。 ・初回はどのようなアプローチを行ったのか ・相手はどのような反応だったのか ・そのとき自分の対応がどうだったら良かったと思うか ・一度で決まらなかったお客様には次回どのように成約に結びつけていくのか など、自分が行う行動に理由をもち、そしてその行動に対しての振り返りを行うようにしましょう。 そして1回目は10あるステップのうち2ステップ目で落ちてしまったのであれば2ステップ目の行動を見直し、2ステップ目は8割以上の方でクリア出来るようにしたら次に進んでいくようにしましょう。 書類の作成方法などを覚える 営業の経験を積んでいくのと並行し、契約書類や重要事項説明書類などの作成ができるようになりましょう。また、宅地建物取引士の資格をお持ちであれば、重要事項説明などを行えるように業務の幅を広げていくことが重要です。 売買仲介営業を行うようになると、書類作成などもほぼすべて自分で行います。賃貸仲介営業のときにこちらも数をこなしスムーズに業務が行えるようにしましょう。 少し余談ですが、宅建資格は余裕があれば賃貸仲介営業時代に取得しておくことがおすすめです。「賃貸仲介営業時代」というよりかは、1社目で取得しておくことがおすすめです。 理由はいくつかあるのですが、今回は2つをメインでご紹介致します。 理由①:転職する際に選択肢の幅を狭めないため 独立を目指した場合、宅建取得は必須です(正確には宅建士を採用すれば必須ではない)。けれども独立する前に取っておけばいいというのも間違いではありません。 ただ、1社目から2社目に転職する際に、宅建を持っている人と持っていない人では選択肢の幅が違います。 もし自分自身がステップアップ転職する際に、この企業めっちゃいい!という企業があったとして、その企業の必須条件が宅建保有者だった場合、宅建は1年に1回しかないので、最長1年以上転職の時期を遅らせなければいけなくなります。 もしくはめっちゃいいと思った企業を諦めるかのどちらかです。 そうした状況にならないためにも、転職を視野に入れているのであれば早い段階で宅建取得をおすすめいたします。 理由②:勉強する時間がなくなってくるため 不動産業界で働き始めて3年目、4年目になってくると自分のことだけでなく、後輩に仕事を教えたり、TOP営業になっていた場合には日々のお客様対応でかなり忙しくなります。 入社したては勉強することが仕事でもありますので、勉強ができるうちに資格取得を目指すことがおすすめです。 また、宅建の勉強で学んだことは仕事に活きることが必ずあります。特になることはあっても損になることはありませんので、是非1社目、かつ入社後に少し落ち着いてきたら宅建の勉強を開始することをおすすめ致します。 宅建に関する記事: 不動産業界特化型転職エージェントが解説!宅建は転職において有利になるのか 不動産業界で働く宅建士の年収は宅建を持っていない人よりも高いのか 不動産業界で独立するために、店舗責任者(店長)として経験を積む 私の場合、賃貸仲介営業を3年ほど経験した後、店舗責任者(店長)としてステップアップしました。店舗責任者となることで、お客様の接客のみならず他の様々な業務を学ぶことができます。 下記に店舗責任者として働く中で学んだことをまとめます。 店舗運営を学び、売上管理を行う 店舗運営や売上管理は、今後のキャリアアップには重要な業務です。 店舗運営をすることで、マネジメントやスケジュール管理を嫌でも行わなければいけないので、営業としてのスキルが一気に上昇します。 またクレーム対応を行う責任者となることで、取り扱う法律にも強くなります。 店舗責任者となることで、自社物件のプロパティ(管理運営)やリーシング(入居付け)などにも意識がいき不動産により精通するようになります。 売買仲介に挑戦する前に、店舗責任者のポストが空いていれば積極的に行うことを推奨します。 会社運営の一部でもあるため、不動産業で独立する際にもこの経験が生きてくるでしょう。 人脈を一気に増加させる 店舗責任者となることで、地域の大家さんや管理物件のオーナー様と会うことが増えます。また、地域の主要な不動産業者との折衝なども増えてきますので、人脈が一気に広がります。 この人脈は、売買仲介営業に転職した際の「最初の商談相手」になる可能性が大きいです。 ぜひ積極的に人脈を広げていきましょう。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界で独立するために、売買仲介営業でキャリアを飛躍させる 私の場合、賃貸仲介営業と店舗責任者を経験したことで、下積みがある状態で売買仲介営業に進むことができました。 私が勤めていた不動産会社は、収益不動産の売買仲介・新築マンションの企画販売が売上のほとんどを占める花形の部署であったので、営業としては順調にキャリアを積んだのではないかなと思っています。 5~6年を賃貸仲介営業と店舗運営を経験したので、売買仲介営業を始める際も「知識・人脈・自信」がある状態だったことは、大きな人生の糧となりました。 個人で独立した現在も、その経験は活きていると思っております。 ぜひ皆様も不動産の花形を目指してみてください。 住宅ローン、投資用不動産ローンについて知る 売買仲介営業では、取り扱う価格が高額になります。 今まで触れてこなかった金融関係や税金関係の知識をしっかりと学ぶことが重要です。 不動産を売り買いするお客様と接するときは、お金について知識があることが大前提になります。 できれば、不動産投資に関する書籍などで個人的に勉強をしておくことを推奨します。 売買契約書、重要事項説明書の内容を理解し知識を深める 売買契約書は賃貸借契約書と比較し、契約条項の内容が事細かで複雑です。 現地の道路関係や水道管、または法律に関する条項がかなり専門的になっております。 宅地建物取引士の方は、勉強してきているので理解しやすいかと思いますが、実務となるとそれ以上に専門的で正確な情報でなければいけません。 一見、机上の知識だと思われますが、これらを深く知ることは営業にも活きてきます。 苦手でも克服し、自分の知識にしていくことがキャリアアップに繋がりますので、しっかりと学ぶ姿勢でいることが重要です。 ちなみに、売買営業の上司でも、契約関係書類などが雑な人もいます。 また、だらしのない業者や不備の多い契約書なども多くあります。自分の目を肥やし、正確な情報が提供できる人間になることがお客様から信頼されるポイントです。 不動産独立時には不動産のなんでも屋になる 私の場合、本記事に記載してきたようなステップアップ過程を経て、現在独立することができました。もちろん、私が経験してきたことは不動産のすべての事柄ではありません。 もし皆様が、不動産に就職・転職し、最終的なキャリアを売買営業や新築販売などを目指すのであれば、近道をせず上記のことを一つ一つ身につけて行くことが大事です。 また会社にもよりますが、不動産営業はお客様にとって基本的になんでも屋です。 物件のことはもちろんですが、法律のこと、ローンや税金のこと、地域や学校区のことなどなんでも知っていて当たり前という前提で商談をしてきます。 ステップアップの過程はありますが、不動産に身を置くのであれば、一生勉強しなければいけないということを知っておいてください。 皆様の不動産のキャリアアップに少しでも役立つと幸いです。 不動産転職エージェントに登録する
【不動産テックへの転職】不動産業界の新たな価値観を提供しよう。
2024年09月25日
近年、不動産の業務形態は大きく変化してきています。 従来、不動産会社の業務は「泥臭くて、大変」という昔ながらのイメージが強く、地道で精神力のいる業務と認識している方も多いのではないでしょうか。 確かに、不動産業は大変で大成功するには相応の努力や根性が必要であることは間違いありません。 しかしながら不動産テックという分野が発達していることで、不動産業務に変革がもたらされ、効率化や生産性・情報の整理分野において大きく飛躍していることも間違いありません。 本記事では、不動産業界に変革をもたらし新たな価値観を生む「不動産テック」とはなにか、また不動産テックに転職することの意義やメリットを紹介していきたいと思います。 不動産テック業界への転職を希望する 不動産テックとは 不動産テックとは、「不動産」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語です。 不動産に関わる業務の課題や、複雑な業務の効率化、また不動産の新たな価値観をもたらす重要な役割を担っております。 業務の効率化や不動産情報の可視化のみならず、様々な分野でテクノロジーを用いサービスを提供しております。 そのため、「不動産×関連する領域」への展開が著しく成長をしており、不動産業界へ新しい風を吹かせています。 不動産テックの役割 不動産テックという分野では、サービスを提供する企業側とサービスを提供されるカスタマー側の双方に利点があるように、従来の業務をより円滑に進めるための役割を担っています。 また、新しいビジネスモデルを創り出し、市場に変革をもたらすことも与えられた使命です。すでにいくつかのテック事業によりそれらは顕著化しています。 不動産テック_カオスマップ 不動産テックに関わるサービスを提供している企業・カテゴリーは多様です。 【画像出典】一般社団法人不動産テック協会ホームページ 【URL】https://retechjapan.org/retech-map/ カオスマップを参照してわかるように、多様な分野でIT導入を積極的に行い、不動産テックの拡大に参入している企業が多くあります。 次項より、このような不動産テック企業への転職することの意義やメリットについての解説を行います。 不動産テックへの転職をおすすめする理由 不動産テックへの転職をおすすめする理由をいくつか紹介していきます。 不動産以外の分野でも活かせる 不動産テックは、必ずしも不動産会社で経験を積んだ人しか転職できないというわけではありません。 未経験でも募集している会社がたくさんあります。 中には不動産業界未経験の方の方が有利になる企業も! 不動産の知識はあるに越したことはありませんが、得意な分野を活かすことができます。 例えば、IT企業や金融関係、深く掘り下げると人材紹介サービスの分野など細かく分類すると多くの分野での知識が活かせます。 あなたが経験した得意な分野で転職ができるので、おすすめです。 不動産テックは上昇傾向 不動産テックは、不動産業界の未来を担っています。 不動産業界が抱えている問題はまだまだ数多く、不動産テックの導入はこれからますます加速していきます。 不動産テック企業はこれからますます増加していくと推測できますし、市場が拡大していくことも容易に推測できます。 このような分野に転職し働いていくことで、あなたの雇用の安定や将来性などを確保することができます。 スキルを身につけ、先見の目を養える 不動産テックは、その分野そのものが新しいことへの挑戦です。 今後も様々なテクノロジーを取り入れIT化が進んでいきます。 不動産テックで学ぶことでスキルを身につけ、将来来る新しい時代への先見の目を養うことができます。新たな不動産テックの分野の開業や、ベンチャーへの挑戦など可能性がどんどん広がっていくことでしょう。 不動産テックへの転職をする際に知っておくこと 不動産テックへ転職する際に、一般的な企業と少し異なる点もあります。 事前に知っておくとよいことのポイントを紹介していきます。 不動産業界の知識は必要 不動産テックに転職するからといって、不動産テックやテクノロジーに関しての知識だけをもっていればよいというわけではありません。 不動産テックが不動産業界に影響を及ぼすという前提のもと、不動産業界についての課題の認識も必要です。 例えば、不動産業界は少子高齢化による「空き家問題」、コロナ禍による「賃料不払い問題」など、課題は多く、この課題を解決する使命としての不動産テックです。 自分が転職する不動産テックは、不動産業界のどの課題をどのようなアプローチで解決していくのか、知識と見聞を広げておくことが必要です。 転職しようとしている不動産テックの特徴を調べておく 自分が転職しようとしている会社の特色を調べておきましょう。 転職する企業により、取り扱うサービスが違うことは基本です。 例えば、不動産管理業務をサービスとしていたり、不動産ローンの取り扱いをしていたりと様々です。 転職先となる企業で自分のどんな経験が活かせるのかなどを知る上でも、事前に転職先について調べておきましょう。 有名な企業が多いのですが、イメージや知名度だけで選ぶと、自分の強みとのマッチングができず転職後につらくなることもありますので注意が必要です。 不動産テック業界への転職を希望する 不動産テックへの転職がおすすめなのはこんな人 ここまで、不動産テックの業界の魅力について記載してきました。 それでは実際にどんな人が不動産テックへの転職がおすすめなのか、まとめてみます。 不動産業界で働き、課題が見えた人 不動産業界で働いていると実に多くの課題が見えてきます。 そして、その課題を解決するために不動産テックが支えてくれているのも実感できます。 不動産業界には独特の商習慣があり、働かずに理解することはなかなか難しいです。 しかしながら、不動産業界で働いた経験がある人は不動産会社と共感しやすく、商習慣を踏まえ改善の提案がしやすいという利点があります。 現在、不動産会社で働いている方も、不動産テックへの転職を目指してみてはいかがでしょうか。 AI分野やIoT分野の知識がある人 AI(人工知能)分野と、IoT(モノのインターネット)分野は、不動産テックの中で大きく台頭してきている分野です。 これらは、不動産テックの中でも主要な分野で、今後の飛躍も期待できる分野です。 ※例えば、「AIで部屋探し」「オンライン接客」「スマートロックの普及」「音声で家電操作」など この技術やサービスを利用し、今後ビジネスモデルもたくさん生まれていくため、知識や技術がある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。 新規事業で新しいことに挑戦したい人 不動産テックは、不動産にテクノロジーを掛け合わせ新しい価値観を生む分野です。 大手上場企業を除き、参入している企業はベンチャーやスタートアップ企業も多いです。 若い企業は、攻めの経営戦略で常に新しい価値観でサービスを量産しているので、常に新しいことに挑戦したい人やその分野でのパイオニア(先駆者)になりたい人におすすめです。 夢は大きく、不動産テックで新たな価値観やサービスの提供をしてみてはいかがでしょうか。 まとめ いかがでしたか。 不動産業界と聞くと、昔ながらの堅いイメージや泥臭いイメージがあると思いますが、不動産テックの成長に伴い、大きく変革の時代を迎えています。 個人にも企業にも大きく関わり合い、新しい価値観やサービスを生む将来性のあるこの分野に挑戦する意義は、社会への貢献も大きくやりがいのある仕事であることは間違いないでしょう。 ぜひ、不動産テックへの転職で不動産の明るい未来を切り拓いていってください。 不動産テック業界への転職を希望する
20代女子の不動産業界未経験から不動産営業転職体験談
2024年09月25日
前職はサービス業で接客をしていた私が、26歳の時に不動産業界未経験で不動産業界へ転職した際に感じたことや気づいたことをご紹介いたします! 不動産業界への転職を検討している方の参考になりますと幸いです。 1.不動産業界のイメージ 皆さんは不動産業界にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 「大変そう・・・」 「土日休みではない」 「歩合制/稼げそう」 「何となく怖い」 「あまり良い印象はない」 私自身、不動産業界に身を置く前はこのようなイメージを持っていましたが、以下の動機で不動産業界へと転職を決意しました。 ・新卒でニッチな業界のメーカーに入社したが、業界自体の不安定さを感じ、もっと生活に根付いた(安定した)業界で働きたいと思った。 ・シンプルに、もう少し稼げる業界にチャレンジしたいと思った。 それではここからは、あまり不動産業界に良い印象を持っていなかった私 が安定した業界かつ稼ぎたいという想いを胸に不動産業界へ転職した際の体験談を元にお話させて頂きます! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 2.不動産業界への転職で不安なこと これから不動産業界へ転職したい方が不安や疑問に思う点について、私の転職経験も踏まえてお伝えします。 不動産業界に転職するために資格は必要? 資格はなくても転職活動自体に問題ないと思いますが、手当がつくことも多いので、取得することをオススメします。 私自身は入社してから宅地建物取引士の資格をとりました。 宅地建物取引士のみでなく、その他にも不動産に関わる資格はたくさんあります。 話のネタにもなりますし、業務の幅も広がるため、あるに越したことはありません。 しかし、どの資格も比較的難易度は高いため、しっかり覚悟して勉強することが大切です。 不動産業界未経験でも大丈夫? 私の中で、衣食住のうちの洋服や食べ物は身近なものでもありましたが、不動産は一人暮らしをする際に街の不動産屋さんに行ったくらいで、かなり遠い存在だったと思います。 実際に不動産業界に転職し、様々な職種を知る中で、確かに不動産業界は専門性の高い職種と言えますが、特に賃貸住宅の仲介や管理業については、私たちの生活と密接に関わる家に関することなので、未経験でも挑戦しやすいと思います。 不動産業界特有のルールももちろんありますが、どの業界に行ってもあるものですので、不動産業界が特殊とは考えず、少しずつ学んでいけば良いと思います。不動産会社で部屋を借りたことがある方は、賃貸仲介営業の仕事はイメージしやすいのではないでしょうか。 実際不動産営業って稼げるの? 分野や職種によりますが、やはり業界として水準は高い方だと思います。 しかし、どの業界でも言えることですが、「大変さ」と「稼げる」は比例していると考えてよいと思います。 不動産業界に転職を考えている皆さんが最も気になる点かと思いますので、次項で各分野の仕事内容とあわせて稼げるかについても紹介していきます。 3.不動産業界の仕事 私自身、未経験+資格なしで不動産業界に転職しましたが、そもそも不動産業はどのような仕組みなのか、どのような仕事があるのか理解していませんでした。 不動産業はわかりやすく分類すると「不動産開発」「不動産販売」「賃貸業」「不動産仲介営業」「不動産・建物管理」という事業にわけることができます。 それぞれについて簡単にご紹介いたします。 ※上記でも述べた通り、未経験での転職であれば、賃貸仲介業等がおすすめですので、「不動産仲介営業」についてのボリュームが多い点はご了承ください。 各事業、各社によって仕事内容が異なるため、しっかりと理解して転職活動に望むことをおすすめします。 ①不動産開発 いわゆる不動産デベロッパーと呼ばれる仕事です。 土地を取得し、マンションや商業施設の建設を企て、規模が大きくなると“再開発”や“街づくり”といってメディアなどでも耳にすることが多く、歴史に残る仕事ができます。 規模の大きい仕事なのでやりがいも大きく、不動産業界の中でも平均年収は高い方です。稼げる花形と言えるでしょう。 ②不動産販売 土地、一戸建てや分譲マンションの販売を行います。 街で見かける住宅展示場などで住宅購入を検討している方に対し営業活動を行います。 人生の大きな決断に関わることができるので、やりがいのある仕事ですが、厳しいノルマを課せられることが多く、「稼げるが大変な仕事」と言えるでしょう。 ③賃貸業 賃貸業は、いわゆる「大家さん」と考えて頂けば想像しやすいかと思います。 仲介業者に協力してもらいながら、入居者の募集や契約を行います。 私自身、賃貸業を行う会社に勤めていますが、冒頭で述べた私の不動産業界へのイメージは、ほとんど当てはまっていません。 基本的に落ち着いていて残業等も多くなく、土日休みで働きやすいと感じています。完全固定給のため、“稼げるのか”と言われるとそうでもありませんが、男性のイメージが強い不動産業界の中でも女性が働きやすい職場と言えます。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する ④不動産仲介営業 売主と買主、貸主と借主を繋げる仕事です。皆さんが“不動産業界の人”として一番接触することが多いのは、街に店舗を構えている仲介業者ではないでしょうか。 私も大家さんとして様々な仲介業者とやりとりすることが多いですが、仲介業に関しては、冒頭で述べたイメージについて、よく当てはまると言えます。 もちろん各社で色がありますが、若くて元気の良い男性が多く、女性も気が強い方が多い印象です。 成績が直接お給料に反映されることが多いため、頑張れば頑張った分だけ稼げると言えるでしょう。 土日はかき入れ時なので土日休みでない場合が多いです。逆に契約が水に流れる、ということから水曜日休みが多いのも特徴です。 どうしても土日休みがよい方は、個人ではなく法人を相手にする仲介会社ですと、土日休みの場合も多いです。オフィス仲介営業などですね! また、もっと稼ぎたいという方は、仲介営業の中でも売買仲介営業がおすすめです。賃貸仲介営業と比べると、一度の取引で動く金額が大きいので、同じインセンティブ率でもお給料に反映される額が多いです。 もちろん動く金額が大きい分責任やプレッシャーも大きいです。 やはり「稼げる」と「大変」は比例すると言えると思います。賃貸仲介で経験を積んで、売買仲介へとステップアップする人も多いです。 ④不動産・建物管理 オーナーから商業施設、ビルやマンションの管理を請け負う仕事で、設備の点検、日常の清掃、クレーム対応等業務内容は幅広いです。 不動産開発、不動産販売、売買仲介営業のようなバリバリの営業は向いていないけど、不動産業界に興味があるという方は、管理会社がおすすめです。 業界の中では給料水準は低めですが、良くも悪くも、与えられた仕事をこなせば、固定給は貰えるといったイメージです。 不動産業界にしては大人しく控えめな男性が多い印象ですが、オーナーがマンションやビルを自分で管理することはなかなか難しく、運営していく上でとても重要な役割をしています。 4.不動産業界に転職してみて良かった点、悪かった点 最後に、個人的に不動産業界に転職してみて良かった点、悪かった(驚いた)点をご紹介いたします。 良かった点 ・未経験でも、頑張り次第でどんどんステップアップできる。 ・専門性が高く、私生活でも役立つ知識を身に着けることができる。 ・職種によるが、全体的な給与水準は高く、稼げると言える。 ・責任のある仕事を任せてもらえる。 ・様々な業界の人と関わることができる。 悪かった(驚いた)点 ・業界的に体質が古く、ハンコ・紙社会である。 ・職種によっては体育会系、男性社会である。 ・個人情報や重大事項を取り扱うことも多く、プレッシャーが大きい。 ・景気に左右されやすい。 5.まとめ 冒頭で述べた通り、私自身不動産業界に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。 実際に不動産業界に飛び込んでみて、概ねイメージ通りでしたが、上記でご紹介した通り,各分野によって色があるので一概には言えないと感じました。私自分はこの業界の色に染まらないように、むしろ良くないイメージを払拭していきたいと思いながら働いています。 不動産業界の中でも様々な職種があるので、各々の希望に合った働き方、給料の会社を見つけることができると思います。 不動産は今後も私達の生活に必要不可欠ですし、昨今のコロナウイルスによりお家時間が増えたことから、現在住んでいるお家をリフォームしたり、郊外に引っ越したりと需要が増えている企業もあります。 以上のことから、総じて「安定して稼げる業界」と言えるのではないでしょうか。 不動産会社はコンビニの数より多いため、様々な色の不動産会社がございます。 ご自身で不動産業界での転職活動する際はしっかりと気になる不動産会社さんの口コミを調べたり一度セミナーに参加してみたり、または不動産特化の転職エージェントなどを利用して不動産会社の内情を知ってから転職活動を行うことをおススメ致します! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
不動産業界は年収1,000万円が当たり前!?高年収転職のポイントも解説!
2024年09月25日
不動産業界に、「年収が高そう」「1,000万超えが当たり前」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。 一方で、 「本当に不動産業界の年収は高いの?一部の人だけでは?」 「転職してすぐ1,000万円稼げるようになるの?」 という疑問を持つ方も少なくありません。 今回は不動産業界の年収について、実態を解説致します。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する ■不動産業界の平均年収は? まずは、不動産業界の平均年収をさまざまな角度から確認してみましょう。 令和元年民間給与実態統計調査を参考に、数字データを紹介します。 〇業界全体の平均年収 不動産業界全体の平均年収は、424万円です。 全業種での平均である436万円より少ないため、1,000万円には遠く届かない印象を受けるかもしれません。 しかし、この数値は不動産業界で働く全ての人の平均年収です。 年齢・役職・学歴はもちろん、正社員かパートアルバイトか、営業なのか事務なのかを問わず全体の平均を出していますので、参考程度に留めておきましょう。 〇学歴別の平均年収 次に、不動産業界で働く人の年収を学歴別に見ていきましょう。 大卒・院卒:681万円 短大・専門卒:521万円 高卒:490万円 学歴が高い方が年収も高くなることが分かります。 高卒でもスキル次第では1,000万円を超える人もいますので、こちらも参考程度にみておきましょう。 〇年代別の平均年収 次に、不動産業界で働く人の年収を年代別に見ていきましょう。 20代:409万円 30代:506万円 40代:765万円 50代:840万円 特に30代から40代にかけての伸び率が高いことが分かります。 この時期に高いスキルや経験を積めていれば、高年収が近づきそうです。 〇役職別の平均年収 次に、不動産業界で働く人の年収を役職別に見ていきましょう。 係長クラス:749万円 課長クラス:1,000万円 部長クラス:1,259万円 課長クラス以上になると、平均年収1,000万円を超えてきます。 不動産業界で1,000万円以上安定して稼ぎたいなら、課長クラス以上を目指すのがよいでしょう。 ここまで紹介してきたのはあくまで不動産業界全体で見たときの平均値となります。 それではここからは、職種別の平均年収を見ていきましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する ■不動産業界の稼げる職種は? 一口で不動産業界と言っても、実はさまざまな職種が存在します。 職種による年収差が大きい業界とも言われていますので、ここでは稼ぎやすい職種を紹介します。 〇1位:不動産営業職 不動産営業職の平均年収は、948万円です。 なかでも、特に年収が高いのは不動産販売営業です。 賃貸仲介や不動産仲介と比較して企業向けのビル販売をする機会が多く、扱う金額が大きい分インセンティブ給与が高くなるのです。 高いコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力が求められ、ノルマやプレッシャーに負けない強いバイタリティも欠かせません。 〇2位:不動産企画職 不動産企画職の平均年収は、668万円です。 土地や建物の販売価格・販売方法を決め、不動産販売の方向性を決めるプロジェクトを立案する仕事です。 不動産に関する高い専門知識と、トレンドを見逃さない企画力・情報力が必要であり、ゼネラリストとしての素養が求められます。 〇3位:仕入れ・不動産管理職 仕入れ・不動産管理職の平均年収は、632万円です。 土地や物件の情報を収集し、購入するかどうか、いくらで買うかを決定する重要な職種であり、会社の行く先を大きく左右します。 いい土地を安く仕入れ、競合他社に勝てる強い交渉力が求められます。 ■不動産業界で高年収転職を叶えるポイントは? ここまでさまざまな観点から不動産業界の年収をチェックしてきましたが、 年代・役職・職種によって大きな開きがあることが分かりました。 では、不動産業界に転職して高年収を叶えるには、どのようなポイントに着目すべきでしょうか。 ここでは、転職時のポイントを解説します。 〇不動産業界特化型のエージェントを利用する まず、不動産業界特化型のエージェントを利用するのがおすすめです。 不動産業界は、企業分析が非常に難しいと言われています。 不動産業界の幅は広く、土地開発から手掛けるデベロッパーも、個人向け住宅を扱うハウスメーカーも、賃貸物件を提供する仲介業者も、マンションやビルを管理する管理会社も、全て「不動産業界」に含まれます。 どんな仕事内容なのか、ここ数年の傾向や業績はどうなのか、企業ごとの強みは何なのかを調べるのが難しく、職種・地域ごとの特徴まで知りたいのであれば更に時間がかかるでしょう。 業界未経験で転職する人はもちろん、既に勤務経験がある人も、改めて広い視点で不動産業界全体を見渡すためにも、特化型エージェントに相談することが重要です。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 〇キャリアの棚卸しを綿密に行う 次に、キャリアの棚卸しを兼ねて自己分析を行います。 ・過去にどんな仕事に携わってきたか ・どんな経験からどんなスキルやノウハウを身につけたのか ・自分の強みや弱みは何か ・働くことをどう捉えているか ・仕事のどんなポイントに楽しみや苦しみを見出すか など、自分と仕事の関わり方を新卒1年目時代から遡るのがよいでしょう。 自分は客観的にどんな人間なのかが分かれば、面接時の自己PR対策もしやすくなります。 自己分析が不安な人は、転職エージェントに相談しながら進めるのがおすすめです。 1つ1つ質問しながら自分の軸を紐解いてくれますので、遠慮なく頼りましょう。 〇履歴書や職務経歴書の内容を徹底的に練る 次に、履歴書や職務経歴書の内容を徹底的に練り上げます。 多くの企業では、面接前に書類選考を設けています。 書類で落ちた場合はそもそも人事担当者に会うことすらできませんので、まずは印象のいい選考書類を用意することが不可欠です。 事前の準備をしておけば確実に質を上げられるポイントなので、棚卸ししたキャリアをうまく言語化しながら進めましょう。 〇10年後20年後のキャリアプランを明確にする 最後に、10年後20年後のキャリアプランを明確にしておくことが欠かせません。 不動産業界は、役職が上がるほど高い年収を稼ぎやすくなります。 特に課長以上にまで出世すれば平均年収1,000万円の世界に踏み込めますから、高年収を期待するのであれば明確なキャリアプランを立てておく必要があるでしょう。 「入社してどんな活躍ができるのか」 「どんなスキルや経験を活かせるのか」 をアピールすることも大事ですが、 「10年後にこんな成長をしていたい」 「入社5年でこんな実績をつくり、評価されたい」 など、目標から逆算した計画を作り、PRしていきます。 また、結婚・子育て・介護・マイホーム購入などのライフイベントを計画しているのであれば、それに合わせたイメージを作っておくことも肝心です。 ■不動産業界で年収1,000万円稼ぐ人の共通項は? 最後に、不動産業界で年収1,000万円稼ぐ人の共通項を紹介します。 転職時の参考にもなりますので、目を通してみてください。 〇将来設計ができている人 将来設計ができていて、目標から逆算して動き続けられる人は高年収を稼ぎやすいです。 ただ漠然と「将来課長までは出世したい」と考えている人より、「5年後こんな実績を残すために、今これをやっておこう」と具体的な目標を設定できる人の方が成長しやすいでしょう。 また、ハングリー精神を周りから評価してもらえる可能性も高くなります。 まずは自分の将来設計に見合った計画を立て、それに向かって貪欲に努力していきましょう。 〇コミュニケーションが得意な人 コミュニケーションが得意な人も、高年収に欠かせない需要な要素です。 優れたスキルがあれば独走しやすいと思われがちな営業職でも、その根本には高いコミュニケーション力が必要です。 言葉や態度に出ないクライアントの本当の悩みを見つけ、「聞き上手」になって提案する姿勢が求められます。 チームプレー重視の職種であれば、上司・同僚・部下などとの社内コミュニケーションも必要になってくるでしょう。 人から好かれ、人から頼られるビジネスマンになれれば、それに年収が追いついてきます。 ■まとめ 不動産業界は、平均年収1,000万円を叶えられる業界です。 特に不動産営業職や課長職に就く場合の年収が高い傾向にあり、働き方やキャリアプラン次第では年収2,000万円も夢ではありません。 今後転職を検討している人は、不動産特化型のエージェントを利用してみましょう。 不動産業界全体の傾向はもちろん、企業ごとの特徴や自分の強みを客観的に教えてくれますので、効率よく有利な転職ができそうです。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
転職を成功させるための志望動機の書き方とは?ー不動産業界編ー
2024年09月25日
転職を決め、企業を選び、まず最初に多くの企業が行うのが「書類選考」。 この書類選考は、履歴書や職務経歴書の内容を見て人事の方が面接に来てもらうかどうかを決める、 いわばスタートラインに立てるかどうかの選考です。 自分自身で企業に応募した場合はメールのやり取りが多少発生しますが、 多くの場合はそのやり取りは選考には含まれないため 書類選考は履歴書や職務経歴書のみで全て判断されるのです。 ※転職エージェントが入る場合は書類をお送りした後フォロー電話を入れることがあるため、 その場合は書類のみではなくなります。 そうすると、かなり重要になってくる履歴書と職務経歴書ですが、 人事の方が履歴書や職務経歴書を見ていく中で、重要視するポイントがいくつかあります。 1つは今までの経験者数や勤続年数、もう1つは今までどのような業務経験をされてきたのか、 そしてもう1つが志望動機です。 大切なのは知っているけど志望動機をどのように書いていいのか分からず、書類作成に苦労している方も多いのではないでしょうか。 この記事では志望動機の書き方、また不動産業界に転職を成功させるための志望動機の書き方を詳しく説明していきます。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』では、 書類の作成方法についてのレクチャーや、添削も無料で行っております。 書類作成に自信がない、という方はお気軽にお問合せ下さいませ! 書類作成について質問する 1.志望動機とは? そもそも志望動機とは何のためにあるのでしょうか。また採用者は志望動機の何を見ているのでしょうか。志望動機を書く前に志望動機の目的などを知っておくとよいでしょう。 1-1.志望動機を書く目的とは? 志望動機は、「あなたの会社に入りたいです」という意思表示であり、採用を決定される方に、 私はあなたの会社にこれだけ入社したい気持ちがあります。もし入社できたらこれだけ会社にコミットします。 と伝えることが目的となります。 あまりに短いと「本当に入社する意志はあるのか」と疑われても仕方がありません。 また志望動機の例文を会社によってほとんど変えずに書くことも 「取りあえずどこかの会社から内定が欲しいのかな」と捉えられてしまうためNGです。 採用担当者は何千、何万といった履歴書、職務経歴書を見ておりそれが業務の1つです。 楽をしようとすれば見抜かれてしまうことが多いでしょう。 1-2.採用者は志望動機の何を見ているのか? 採用者は志望動機から応募者のやる気や「会社に入ったらどんなことをしてくれるのか」を期待しています。 特に中途採用の場合は既に社会人経験があるので、 「今までの経験をどう生かしてくれるのか」 「今いるメンバーと雰囲気は合うのか、または新たな風を会社に届けてくれるのか」 などを見ています。 2.志望動機がうまくかけない場合にすること そうはいっても志望動機をすらすらと書ける人は少ないのではないでしょうか。 志望動機がうまく書けない時に試していただきたきことを説明します。 2-1.現在の仕事や転職理由を見直してみる 転職の場合は志望動機欄に、現在の仕事内容、転職理由を説明した上でなぜその会社に応募したいのかを記入することになります。 そのため、志望動機だけを上手に書ければいいのではなく、転職理由なども明確に記載されていることが大切です。 しかし、この転職理由が書類選考で落ちてしまう理由になることも少なくありません。 例えば転職理由を「仕事がつらいから」「契約が取れないから」といったネガティブな理由と記載してしまうと、 「またすぐ転職するのではないか」と採用担当者に思われてしまいます。 採用担当者は採用することが仕事ではありますが、早期退職をされてしまうと会社にとってマイナスが生まれてしまいます。 そのため、採用をいち早くしたいけれども早期退職の可能性がある方は避ける傾向があるのです。 ではどのような転職理由を書けばいいのでしょうか? そのためにまずは自己分析として現在の仕事内容を振り返ってみて下さい。 その上で転職したら何がプラスでできるのか、今までの経験の中で何が活かせるのかなどを見つけましょう。 そうすればおのずとポジティブな転職理由がかけるはずです。 2-2.応募する企業のホームページや関連ニュースなどを確認する 次に応募する企業のホームページや関連ニュースなどをみてみましょう。 そしてその会社を好きになりましょう。 そうすると詳しく調べていくうちに、 「自分だったらこういうことがしたい」 「この会社のミッションが好き」 など、その会社が良い理由が見つけられるようになります。 ポイントは、その会社をただ調べるだけではなく、その会社を好きになろうと思って見てみることです。 自分で思いつかなければ例え書類選考が通って面接にいけても、 面接時に「なぜ当社なのですか?あなたの希望する内容であれば当社じゃなくても良さそうですが」と思われてしまいます。 3.志望動機の書き方 転職の場合の志望動機の書き方を説明していきます。今の仕事内容や転職をする理由など気を付ける点がいくつかあります。 3-1.現在の仕事の内容と転職理由 現在の仕事の内容はだらだらと説明するのではなく、応募する仕事内容に関連のあることを中心にまとめてください。 「入社したら長期間働いてくれ、会社にコミットしてくれそう」と採用担当者に思わせることが必要です。 もし別の職種に応募される場合は、今まではどのようなことをやっていて、その仕事がどう活かせるのかだけでなく、 新しい職種にチャレンジするにあたって自分が今努力していることなども書くとGoodです。 3-2.志望動機と業務内容、経営方針が関連するように いくら立派な志望動機であっても、業務内容や経営方針と関連しなければ採用にはなりません。 そもそも経営方針や業務内容とやりたいことが違えば、仮に入社しても大変になるだけです。 経営方針や業務内容をみて、自分がその内容に共感できるのであれば志望動機が書きやすくなるでしょう。 3-3.入社したら何ができるかを説明する 志望動機を書くとき、「もし入社したらどのようなことができる」と説明することが必要です。 ただ説明するだけでなく、説得力をあげるために関連した過去の経験などを説明するとよいでしょう。 ただし書類選考が通りたいからと言って、内容を盛ってしまったり嘘をついてしまうのは良くありません。 その場合は面接でも「書類に書いてある内容と実際に話して感じた実績に差があるように感じました」 といったフィードバックを頂くことになります。 もし第二新卒から転職するとして入社したらできることがあまりない場合は、 今現在できることとそれがどれくらいできるのかを記入し、 今自分が学んでいることや、入社した後意欲的に学んでいく姿勢があることを伝えましょう。 ※余談ですが、人事の方は即戦力募集の場合は実績を見ていることが多いですが、 そうではない場合、「素直な方」を好む傾向にあります! 転職エージェントに相談する 4.不動産業界に転職をするために押さえておきたい志望動機の書き方 志望動機に関して詳しくわかったところで、次に不動産業界に特化した志望動機の書き方を考えていきます。 不動産といっても業務はさまざまで、その業務にあった志望動機が必要です。 4-1.不動産業界の魅力を知る 不動産は衣食住の一つ「住む」に関する仕事です。つまり人間が生活していく上で必ず必要なことで、避けて通るわけにはいきません。また不動産はおそらく「人生で最大の買い物」になることが多いのではないでしょうか。 このため不動業界は責任が重い仕事になることが多く、きついといわれることが多くなります。しかしそれだけやりがいは大きくなります。一人のお客様で何千万、億単位が動く仕事は他にそうそうあるわけではありません。 それだけお客様の笑顔やお礼の言葉は、他の業界よりも重い意味があるのです。 また不動産に携わっていると、土地に詳しくなります。なぜその土地が高くなったのか、なぜ価値があるのかなどいろいろ知識が増えるのは悪いことではありません。 4-2.自分が希望する不動産業界の職種について知る 不動産の仕事は主に以下の3つにわかれます。 ・デベロッパー ・売買・賃貸仲介業者 ・管理会社 デベロッパーとは土地開発のことをいい、ゼネコンなどと協業することによりマンションや商業施設などの開発を進めます。 売買・賃貸仲介業者は、売り手と買い手の間に入り成約することで仲介手数料をもらいます。 最後に管理会社は不動産や土地などを、大家から委託を受けることにより報酬を得ています。 このように不動産と一言でいっても仕事内容が異なるため、それぞれにあった志望動機を考える必要があります。 もし現在と同じ職種で転職を希望されている場合は先程記載した通り、 ①自分はなにがしたいのか ②今の会社ではなぜダメなのか ③転職先ではなにができるのか を記載していけば大丈夫ですが、 現在とは別の職種で転職を希望されている場合は ①自分は何がしたいのか ②今の職種ではなぜダメなのか ③なぜ同じ会社で職種を変えられないのか ④転職先ではどのような経験が発揮できるのか など少し職種を変えることをメインに記載した方が良いと思います。 4-3.必要な人材像を考える 不動産業界において、お客様以外に管理会社、ゼネコン、大家さんなどいろいろな人とコミュニケーションをとることが多いです。そのためコミュニケーション能力が重要になります。また人生最大の買い物をするお客様とやりとりをするため、責任感は重要になります。 仕事内容はさまざまですが、どの仕事であってもこの2点は必要不可欠です。 5.まとめ いかがでしたでしょうか。 今回は不動産業界における書類選考時の志望動機の書き方について説明致しました。 志望動機は応募企業に対する意思表明のようなものです。 また他の応募者と差をつけるチャンスでもあります。 「なぜ不動産業界なのか「なぜその応募企業なのか」「自分は何ができるのか」を時間をかけてじっくりと考えるようにしてください。 また志望動機しっかりとしていると、書類選考後の面接でも軸を持ったお話ができると思います。 志望動機に自信がない。。。という方は無料で書類添削も行ってくれる 転職エージェントもご検討くださいませ! 転職エージェントに相談する
20代の転職で不動産業界をおすすめしたい3つの理由
2024年09月25日
26歳の私が感じていること。「成人式から今日までが一瞬だったな・・・」 同じように感じている方も多いのではないでしょうか。 どの年代でも感じるのかもしれませんが、10代と20代しか経験していない私にとって、10代と比較すると本当にあっという間に過ぎている20代。 20代は経験もまだ浅く、良い意味で怖いもの知らずな状態の人も多いため、新卒入社後2週間で会社を退職した私を始め、専門学校卒業後2年間のフリーターを経て韓国の大学に行く友人(卒業は28歳予定)や、26歳にして既に4社目に転職した友人など次は転職できないのではないかと思うような経歴の人も沢山います。 ただ、次の転職が不安だから…などを考えずに、「今」自分が嫌だと思ったから転職する、「今」の気持ちを大切にできることは20代のメリットなのではないでしょうか。 実際に、新卒入社後3年以内で退職する人の割合は、大学卒で32%、高校卒で約40%いらっしゃるそうです。※1 ※1 出典:厚生労働省、新規学卒就職者の離職状況 高校卒業または大学卒業から3年以内なので21歳~25歳の層ですね。 上記結果以外にも、初めて転職する人の平均年齢は28歳前後という結果もあり、 20代は転職に踏み切る人が多いことが分かります。 転職する方が多い20代に向けて、私は不動産業界の転職をおすすめしたいのですが、 今回はなぜ私が20代の転職において、 1つの選択肢として不動産業界、その中でも不動産売買仲介営業職への転職をおすすめしたいかについてご紹介致します。 20代をこのままで終わらせたくない! なにか違うことにトライしてみたい! と感じている方は是非最後までご覧下さい。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 不動産業界のイメージとは? 不動産業界への転職をおすすめする前に、皆様は「不動産業界」に対してどのようなイメージをお持ちですか? 今は不動産業界で働く私ですが、 フリーター時代は飲食業界で働いており、 その後は車業界で働いていたため不動産について詳しくありませんでした。 そのため、現在の不動産会社に転職するまでは不動産業界のイメージはどちらかというとネガティブよりでした。 ・残業が多い/休日返上で出勤 ・ノルマがきつそう ・毎朝成績書いてあるホワイトボードを眺めながら朝礼していそう ・上司から怒号が飛んでいそう などなど 同じように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな私も友人から紹介を受け、不動産業界の中でも最近出てきた「不動産テック」会社に入社することになりました。 入社後、沢山の不動産会社の方とお話をする機会がありましたが、 入社前より持っていた不動産業界のイメージから180度…とまでは行きませんが、140度くらい変わりました。 例えば残業。 今までは確かに残業があり、遅い時は深夜まであったそうです。 ”終電を逃してタクシー乗り場にいるサラリーマン” に声をかけて実需用不動産について説明しアンケートの記入依頼、 近くのコンビニから会社にそのアンケートをFAXで送る。 というノルマを4人分。などなど。 それがひと昔前のお話でして、今では働き方改革などもあり、 19時にはPCが自動的にシャットダウンされる制度や申請をしないと残業ができない制度を取り入れている企業もあるほど残業には厳しくなっております。 今、「不動産業界のイメージを変えていきたい」という会社が多く出てきており、そのため不動産業界のイメージは昔と今とで変わって来ています。 そのため、もし不動産業界のことを知らずに不動産業界への転職を検討から外しているのであれば、是非不動産業界特化型の転職エージェントなど第3者の方に相談してみて頂けると嬉しいです。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由 それではここからは、20代の転職で不動産業界、特に売買仲介営業職をおすすめしたい理由についてご紹介させて頂きます。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由①営業力が身につく 1つ目の20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は、営業力が身につくからです 不動産業界は、賃貸仲介営業、売買仲介営業(投資用/実需用)、不動産開発、不動産管理など様々な職種があります。 その中で、売買仲介営業職は、実需用と投資用それぞれありますが、高いと何億円とする物件を取り扱うことになります。 そうです。 自分が1つ契約を取ると、何億というお金が動くのです。 大きなお金を自分の契約で動かせるというのは不動産業界で働く魅力の一つですが、 今回大事なポイントはそこではなく、その何億という商品を購入してもらうための営業力を身につけられるということです。 不動産は人生で一番高い買い物と言われることもあり、テレビでも売れてきた芸人さんなどが 「今から不動産を買います!」 と宣言し、 「え、そんなに稼いだん??」 と言ったやり取りが見られますよね。 その高額な商材を販売するためには、お客様に対してヒアリングを徹底することはもちろん、 ニーズをしっかりと把握してその二ーズにあったご提案、 そして高い買い物だとお客様が手が出しづらくなってしまいますが、 そこをくみ取った上での背中をポンっと押してあげるクロージング。 このようにしっかりとした営業力が必要です。 不動産業界に転職することで、先輩から高額商材を販売するための営業力、そして実践を身につけることができるのです。 ではなぜ20代の方におすすめしたいのかというと、その後の幅が広がるからです。 不動産業界に転職してそのまま不動産業界でも良いですし、 不動産売買仲介営業職でしっかりと実績を積めば不動産業界の様々な職種にチャレンジすることができます。 また、もし不動産業界から他業界に行きたいとなった場合でも不動産業界の営業として培ってきたものがあれば他業界で活躍できることでしょう。 普段1kmを走っている人が42.195km走るとなるとかなりきつい…場合によっては走れないこともありますが、 普段42.195km走っている人にとって1kmを走るのはウォームアップになるように、 今まで1,000万円、1億円の物件を販売していた営業は、100万円の商材を販売できる能力が既についているはずだからです。 20代は社会人に出たら1年生、2年生の年代です。 これから先色々やりたい仕事も出てくるかもしれません。 その時に有利に転職ができるように、またどこの職場に行っても必要とされる存在になるように、20代のうちに不動産業界への転職をおすすめしたいと思いました。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由②稼げる 2つ目の20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は稼げるからです。 20代前半の平均年収は264万円、20代後半の平均年収は369万円です。※2 ※2 出典:国税庁調べ「令和元年分 民間給与実態統計調査(令和2年9月)」 60代以降になると平均年収は下がっていきますが、50代までは平均年収が上がっていることから、年齢が上がるにつれてお給与が上がる企業や勤続年数が長くなるにつれてお給与が上がる企業が多いのではないかと思います。 一方、不動産業界は業界の特性上年功序列型を取っている企業は少なく、完全成果主義で成果を出せば出しただけ稼げますし、成果を出せば役職がもらえる業界です。 そのため、不動産業界の営業求人を見て頂ければ分かる通り、20代で年収1,000万円を狙うことが夢物語ではなくなるのです。 稼ぎたい人必見!不動産業界で稼げる求人特集【稼げる編】 もちろん不動産業界に転職すれば稼げるというわけではなく、契約を取ることでどんどん稼げるようになります。 しかし、年功序列の企業で20代、30代、40代とコツコツとステップアップして稼げるようになるよりも、不動産業界に転職して契約を取れる方法を考える方が短期間で稼ぐことができるのではないかと思います。 私が20代、30代で一気に稼ぎ、30代の間には起業して…という夢があるからこそ、 早くから稼げる分は稼ぎたいという思考回路になっている部分はありますが、 20代のうちに稼げるのであれば稼げる業界にいって稼ぎたいと思っている、 私と同じ考えの方がいらっしゃれば是非不動産業界への転職をおすすめ致します。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由③目線が上がる 最後にご紹介したい、20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は自分の目線が上がっていくからです。 不動産業界の、特に売買仲介営業職で働くと、②で挙げたように稼いでいる先輩や同僚が沢山出てきます。そうすると、ブランド物の時計やボールペンはもちろん、高級車や不動産を購入する人が周りに出てきます。 また、投資用不動産営業の場合は総資産何億円という方と商談する機会もあるため、なぜその人が稼げたのか、どういうことをやってきたのか、などお金を稼ぐという意味での成功者と話す機会が出てくるのです。 先輩や同僚が高いものを身につけることは自分自身の役に立つわけではありません。ただ、高いものを買うことができるほど稼いだ(成果を出した)人が周りにいて、その人と関わることができることが重要です。 突然ですが、ノミが飛べなくなる話をご存知でしょうか? ノミは2mmほどの小さな虫ですが、自分の体長の100倍~150倍ほどのジャンプ力を持っているそうです。そのため、2mmのノミであれば最大で30cmジャンプすることができます。 その30cm飛べるノミを10cmほどの蓋つきの入れ物の中に入れると、ノミはジャンプしますが毎回頭を天井にぶつけてしまいます。 するとどうでしょう。 段々とノミは頭がぶつからない高さである10cmまでしか飛ばなくなり、蓋を外しても10cmしか飛べなくなってしまうそうです。 このように、自分自身で限界を決めてしまうと本来できることができなくなってしまう現象が人間でも起こっています。 では、この10cmしか飛べなくなったノミを本来のように30cm飛べるようにするにはどうすればいいのか。 それは飛べるノミを一緒の入れ物の中に入れてあげることだそうです。 そうすることで隣で飛べるノミを見て、飛べなくなったノミは飛べるように再度挑戦し、本来飛べる高さまで飛べるようになるそうです。 足が速い人と50m走を一緒に走ると足が速くなるのと似ているかもしれませんね。 ノミの話を人間に置き換えてみると、 本当はもっとできるかもしれないけれども周りの環境がなにも挑戦させてもらえない環境だと自身もその環境の中でしか動けなくなってしまいます。 対して不動産業界は、私が働いたことのある他業界と比較すると現状維持を好む人は少なく、変化を好み、アグレッシブな方が多くいる業界です。 この環境で働くことにより、自分自身の目線が高くなり、自分の120%の力が発揮できるようになると思います。 もちろん120%の力で働かなくていい、という考えもあると思いますが、一度自分の120%の力がどんなものなのかを試してみたいと思うのであれば是非不動産業界への転職をおすすめ致します。 最後に 年齢関係なく常に挑戦することは本当に大切です。 もし現状に満足していないのであれば、なにか新しい環境にチャレンジしてみませんか? 他業界から不動産業界への転職はもちろん、不動産賃貸営業から不動産売買営業へ、など環境を変える方法は沢山あります。 是非皆様が楽しく毎日を過ごせるように、一番いい方法を選択できることを応援しております! 不動産業界への転職をご検討される方は是非こちらの転職エージェント様もご検討くださいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
宅建資格を取得しても約に立たない?理由や取得するメリットなど解説
2024年09月25日
「宅建は役に立たない」という話を耳にして取得を躊躇している方もいるでしょう。 宅建は不動産業界で働くうえで欠かせない資格であることから、転職に際して取得を目指している人も少なくありません。 しかし、「とっても意味がない」と言われてしまうこともあります。 結論から言えば、宅建は取得する価値がある資格であり活用次第では大きなメリットを得られます。 ただし、取得にはデメリットもあるので理解しておくことが大切です。 この記事では、宅建が不動産転職の役に立たないと言われる理由や取得のメリット・デメリットを詳しく解説します。 不動産業界への転職に興味がある人は、ぜひ参考になさってください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 宅建が不動産転職の役に立たないといわれる理由 そもそも宅建とは、「宅地建物取引士」の略称のことをいい、不動産取引の専門家を示す国家資格です。 毎年20万人前後が受験する国家資格であり、知名度や人気の高い資格でもあります。 不動産取引での重要事項説明は宅建士のみが行える業務であり、不動産業を営むには事務所への宅建士の設置も義務付けられています。 そのため、不動産業界では欠かせない資格でもあるのです。 それなのになぜ宅建の取得は「転職の役に立たない」と言われてしまうのでしょうか? その要因として、下記の2つが考えられます。 営業力が重視されるから 宅建士は増え続けているから 1.営業力が重視されるから 不動産業界は、売り上げをいくら上げられるかどうかの実力主義な世界です。 特に、営業職であれば契約件数や売り上げという数字で分かりやすく比較されやすいでしょう。 給与体系で歩合制を導入している会社も多く、死角の有無よりも営業力が評価に大きく左右されるのです。 たとえば、宅建の資格を所得していても契約件数0の人より、資格なしでも売り上げトップクラスの人が会社への貢献度が高く優遇されます。 このように、不動産業界では資格よりも売り上げ重視の人選をされる傾向があるものです。 そのため、転職時も資格の有無より過去の営業成績が高い人が採用されやすく、役に立たないと言われてしまうことが考えられます。 2.宅建士は増え続けているから 宅建士は知名度だけでなく取得者も多い資格です。 2023年度の資格受験者は約23.4万人に上り、2022年度の約22.6万人を上回っています。 合格ラインは採点後に合格点が決まる相対評価方式であり、毎年15%前後が合格率となります。 ちなみに、2022年の合格率は17%で合格者が約3.8万人という結果です。 受験者数が毎年変動しますが、受験資格が他の国家資格に比べ緩く人気の高い資格でもあることから毎年3~4万人の宅建取得者が誕生することが予測されます。 なお、国土交通省の調査によると2021年度末時点で登録済みの宅建士の数は、112万6595人に上ります。 反対に、宅建業者の数は約12.8万業者となり2012年度の約12.2万からそれほど上昇していません。 宅建業者数に対して宅建士の数は過剰とも言える状況でしょう。 会社によっては宅建士が飽和状態でそれほど採用を優先していない可能性もあります。 また、同じように不動産業界を目指す人の多くは宅建士を取得している可能性が高くなることも予測されます。 宅建士があふれている状態ともいえるため、宅建士が採用に大きく有利になる可能性が低いのです。 不動産転職で宅建を取得するメリット 転職に役に立たないと言われる宅建ですが、取得が無駄というわけではありません。 むしろ、宅建を取得するメリットは大きい資格でもあります。 ここでは、宅建を取得するメリットとして、下記の3つを解説します。 面接で有利になる 年収アップにつながる可能性がある 法律系資格の登竜門と言われている 面接で有利になる 宅建の取得は就職・転職時の面接で有利になるものです。 先述したように、宅地建物取引業は事務所の従事者5人に1人以上は宅建士を設置する義務があります。 宅建士にしかできない業務もあることから、不動産取引を行う会社にとっても必須の資格です。 業種によっては宅建が必須ということもあるでしょう。 宅建を取得していることで選択できる業種の幅が広がります。 加えて、面接時に数名の候補者で結果が拮抗していれば、最後は宅建の有無で判断される可能性もあります。 年収アップにつながる可能性がある 資格取得者への資格手当を支給している企業は少なくありません。 不動産会社の場合、宅建の取得で毎月2~5万円ほど給与がアップするケースが多いものです。 毎月5万円プラスされれば年収では60万円の差に変わります。 また、会社によっては宅建の取得がキャリアアップの条件となっているケースもあるでしょう。 宅建を取得することでキャリアアップできれば、より高い年収を目指すことも可能です。 法律系資格の登竜門と言われている 宅建は、他の資格の試験範囲とかぶる内容も多いため、宅建の勉強をしていることで他の資格取得が目指しやすくなります。 FPやマンション管理士などは、目指しやすい代表的な資格です。 それらの資格も取得することで、キャリアアップも目指せるでしょう。 また、宅建は行政書士や司法書士など法律系国家資格の登竜門ともいわれています。 宅建取得後に、さらに難易度の高い国家資格を目指す人も少なくありません。 不動産業界だけでなく、最終的にどのような仕事がしたいかも視野に入れて宅建や他の資格取得を目指すとよいでしょう。 不動産転職で宅建を取得するデメリット 宅建はメリットがあり価値のある資格です。 しかし、どんな資格であってもデメリットは存在します。 宅建の取得にも勉強時間の確保などデメリットもあるので注意が必要です。 デメリットとしては、下記の3つが考えられます。 資格取得に時間がかかる 取得後に登録や更新が必要 責任が大きくなる 資格取得に時間がかかる 宅建は多くの人が受験し数多くの合格者を出しているからと言って、簡単に取得できる資格というわけではありません。 合格するには、しっかりと勉強が必要です。 法律の知識のない人が独学で合格を目指す場合500時間、ある程度知識のある人でも300~400時間は勉強が必要と言われています。 仮に、300時間勉強するにしても、毎日5時間しても60日は掛かります。 仕事をしながら1日2時間ほどの勉強なら150日も時間が必要です。 さらに、時間をかけたからと言って必ず合格できるわけではありません。 宅建試験は毎年1回しか開催されないため、今年落ちれば次のチャンスは1年後となります。 長期的に取り組む必要があるので、モチベーションの維持なども重要になってきます。 取得後に登録や更新が必要 宅建は試験に合格してからと言って、すぐに仕事につかえるわけではありません。 合格後は都道府県に宅建士として登録し宅地建物取引証の交付を受ける必要があります。 また、宅地建物取引士証は5年毎に更新が必要です。 登録・更新時には、次のような費用がかかります。 登録手数料:37,000円 宅地建物取引士証交付手数料:4,500円 更新料:16,500円 なお、宅建士として実務経験2年未満の場合、登録には別途講習の受講も必要です。 このように、登録・更新に費用や手間がかかる点には注意しましょう。 ただし、宅建の資格を一度取得すれば、資格自体は生涯有効です。 更新せずに有効期限が終わった場合でも、再交付の申請をすれば宅建士の仕事をすることが可能です。 宅建士の資格が必要な仕事に就く際に登録・更新すればよいので、資格が無駄になるわけではありません。 責任が大きくなる 宅建士には宅建士にしかできない業務がある反面、宅建士への責任も大きくなります。 万が一、重要事項説明でのミスがあれば損害賠償責任を問われる恐れもあるでしょう。 とはいえ、基本的に不動産会社ではミスが無いように厳重なチェック体制や万が一の保障を整えています。 しかし、自分でも責任が大きい仕事であることは理解し、常に細心の注意を払う必要はあります。 不動産転職のために宅建を取るべき? 結論をいえば、取得するのがおすすめです。 しかし、取得が必ず転職に有利になるわけではない点は理解しておきましょう。 特に、「転職のためにとりあえず取得しよう」と考えているなら取得はおすすめできません。 不動産転職に宅建は必須ではないケースが多い 不動産業界に欠かせない資格とはいえ、採用の必須資格でないケースがほとんどです。 宅建の資格がなくても応募できる求人は多くあります。 宅建がないと転職できないと思っている人は、まず求人の具体的な採用基準をチェックしてみるとよいでしょう。 宅建を取得していても面接に落ちることはある 宅建を取得しているからと言って採用されるわけではありません。 同じ結果で採用を悩んでいるときに宅建の有無が差になることはあるかもしれません。 しかし、宅建を取得しているからという理由だけで採用されることはありません。 反対に、宅建を取得した理由を面接時に問われて「転職の為」と答えることでマイナスイメージを与える恐れがあるでしょう。 大事なのは資格の取得ではなく、取得や不動産業界を目指す理由や熱意です。 転職後に勉強して資格取得するのがおすすめ 宅建を取得してから転職しようとすると、独学ではかなりの時間がかかります。 既に転職を決意しているのであれば、転職後の資格取得がおすすめです。 不動産会社の中には、社内での資格取得サポートが整っている会社も少なくありません。 今は取得していなくても、今後取得に向けて勉強中というだけでも面接時の印象アップにはつながるでしょう。 宅建資格が役に立たないことに関するよくある質問 最後に、宅建資格が役に立たないことに関するよくある質問を見ていきましょう。 宅建資格を取得して人生が変わるケースもある? 状況によりますが、宅建資格を取得して人生が変わる方もいらっしゃるでしょう。 宅建士資格はメジャーな資格ですが、法律系資格の登竜門とされており、そう簡単に資格取得できるわけではありません。 要領の良い方でも3ヶ月~半年程度、全くの未経験だと1~2年間は勉強しなければならないこともあるでしょう。 特に、これまで真面目に勉強してこなかったという方にとって、長期間勉強に取り組んで、合格という成功体験を掴むことで人生が好転するという方は少なくないようです。 上記のような、精神的なものだけでなく、資格を取得することで昇給や昇格を果たすケースもあるでしょう。 宅建はオワコン?やめとけと言われる理由とは 宅建士はオワコン、やめとけと言われることもあるようです。 この理由としては、特に不動産業において宅建資格を取得しても業績が上がるわけではなく、資格を取得したところで営業成績が振るわなければ自主退職を考えなければならないケースがあることなどが理由として挙げられるでしょう。 また、オワコンと言われる理由としては、宅建業者が減っているのに対して、宅建士の資格取得者が増えており、需要と供給が合っていないことが理由として考えられます。 不動産業界への転職を考えている人におすすめなのは、不動産業界に転職した後、一定の成績を挙げられるようになってから、宅建士の資格を取得することです。 宅建業者は従業員数に対して一定数の宅建士を配置する必要がありますが、いってしまえば誰を配置してもよいのです。 営業成績を挙げられるのに加えて、宅建士を取得しているのであれば、より重宝される存在となりやすいでしょう。 宅建を活かせる仕事で不動産以外の業界はある? 宅建士は宅建業者における独占業務を行える業種で、設置義務もあるため、特に不動産業で重宝される資格です。 一方、不動産業以外にも不動産と取り扱う業界として、金融業や保険業などがあり、そうした業界でも宅建資格を取得していると活かせる可能性があるでしょう。 宅建を活かせる不動産業以外の業界については、以下記事で解説しています。 >>宅建資格を活かせる仕事で不動産以外の業界とは?宅建士の強みやメリットと併せて解説 まとめ 宅建は、取得したからといって転職が有利に運ぶほど便利な資格ではないため役に立たないと言われてしまうことがあります。 しかし、宅建を取得していれば、年収アップが期待できるなどメリットがある、人生の大きな財産にもなります。 宅建取得には時間がかかるため、不動産業界への転職を検討しているなら、まずは宅建の取得よりも転職を優先させることがおすすめです。 不動産業界には宅建が必須ではない求人も多くあります。 転職後に宅建を目指してみるのも一つの手と言えるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産業界でワークライフバランスを実現するためのポイントとは?
2023年09月08日
「不動産業界って残業や休日出勤が多いイメージがあるなぁ?」 「不動産業界でワークライフバランスを実現するのは難しいだろうか?」 今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。 不動産業界と聞くと、残業や休日出勤が多く、 ワークライフバランスを実現しにくい業界というイメージをもっている人が多いのではないでしょうか。 確かに不動産売買や仲介会社の営業マンは、個人ノルマが課せられるケースが多く、 目標達成のためには時間を惜しまず働かなければならないことあります。 しかし、昨今では不動産業界も積極的に働き方改革に取り組んでおり、 ワークライフバランスを重要視する企業が増加しています。 また、不動産業界の中でもワークライフバランスを実現しやすい業種、 職種などがありますので、入社する前に特徴を掴んでおくことが重要です。 そこで本記事では、不動産業界でワークライフバランスを実現するためのポイントや、 おすすめの転職方法について詳しく解説します。 年間休日120日以上の求人を見る 不動産業界におけるワークライフバランス事情 初めに昨今の不動産業界のワークライフバランス事情を見ていきましょう。 不動産業界の勤務時間 不動産業界の残業時間は、職種などによって多少の違いはあるものの、 全体的に他業界と比較して残業が多い傾向にあります。 たとえばOpenWorkが調査した「日本の残業時間 定点観測 <四半期速報>」(2021年7月〜9月時点)では、以下のようなデータが出ています。 2021年7月〜9月時点の不動産・建設業界の月間平均残業時間は32.93時間であり、 数年前より減少はしているものの、10種類の業種別の中で、 コンサルティングとマスコミに続く3番目の長さとなっています。 参照元:OpenWork 働きがい研究所「日本の残業時間 定点観測」 四半期速報 とはいえ、計測を始めた当初の2014年1月〜3月時点、64.54時間と比較すれば、 かなり減少していますので、働き方改革が浸透し始めていることは間違いありません。 不動産業界の残業が多い理由 不動産業界は数年前と比較すれば残業時間が大きく減少しているものの、 他の業界との比較では、今もなお高い水準にあることがお分かりいただけたかと思います。 では、なぜ不動産業界では残業が多くなってしまうのでしょうか? もっとも大きな理由は、接客業であるため、顧客の都合に合わせて動く必要がある点です。 たとえば不動産の内覧や契約事務を行う際は、顧客の都合の良い日時に合わせる必要がありますが、 場合によっては勤務時間内で日程を合わせるのが難しく、残業や休日せざるを得ないケースがあります。 また、営業所が閉店する間際に急遽来店する顧客もおり、 打合せが長引けば残業になってしまいます。 また、不動産会社の営業所は土日祝も営業するため、 休日は水曜日とその他の平日にとるのが一般的です。 しかし、平日の場合、休暇をとっていても携帯電話に業務の連絡が入ってくるケースがあり、 休日とプライベートが分けにくい特徴もあります。 このような背景が不動産会社の残業を増加させる原因となっています。 不動産業界でワークライフバランスを保つためのポイント 前述した通り、不動産業界は他の業界と比較して、残業が多い傾向にあることは否定できません。 とはいえ、ここ数年では働き方改革の影響を受け、残業時間は大きく減少しており、 ワークライフバランスを保った働き方も十分に可能です。 以下に不動産業界でワークライフバランスを保つためのポイントをまとめます。 自分に合った会社や職種を選ぶ 不動産業界の中にもさまざまな職種(業態)があり、職種によって労働時間が異なります。 また会社によってもワークライフバランスに対する考え方は異なるため、 入社する前によく調査することが大切です。 たとえば不動産専門職や事務職は、比較的ワークライフバランスがとりやすい職種と考えられていますが、 会社によっては当たり前のように残業しなければならない場合があります。 反対に実績さえ上げていれば、プライベートの時間はしっかり確保できる会社もあるでしょう。 もしワークライフバランスを優先した働き方をしたいのなら、 事前に企業や職種、求人情報を入念に調べることが大切です。 将来のキャリアプランを考えておく ワークライフバランスを考える場合、現在だけでなく、 将来のイメージももっておくことが大切です。 たとえば女性の場合、入社当初は問題なくても、 いずれ出産や育児で長期間休まなければならないケースもあります。 そのため、出産後に仕事に復帰する場合、どんな条件や勤務時間であれば働けそうか、 事前に確認しておくことが重要です。 もしすでに出産後に復帰して、 問題なく勤務している社員の情報などが掴めれば一番確実でしょう。 土日休みの不動産求人を見る 不動産業界でワークライフバランスを実現するための転職方法 不動産業界で転職するにはさまざまな方法があります。 たとえば新聞・求人誌などの広告媒体、転職サイト・転職エージェントサイトといったインターネット媒体、 さらに会社関係者や知人からの紹介で転職した人もいるでしょう。 そんな中でも、特にワークライフバランスを実現したい人に向けたおすすめの転職方法を以下に解説します。 転職エージェントの利用がおすすめ ワークライフバランスを重視するには、転職する会社の職場環境を事前に把握することが大切です。 もっとも確実なのは会社関係者や知人の紹介で転職するケースなど、 すでにその会社を詳しく知っている人から情報をもらう方法ですが、 不動産業界での実績・人脈のある人でないと困難でしょう。 昨今ではインターネットを活用すれば、会社の情報もある程度集められますが、 自分で調べられる内容には限界があります。 そこでおすすめなのが、転職エージェントを利用する方法です。 転職エージェントとは、専門のアドバイザーが求職者に適切な企業の紹介や さまざまなバックアップをしてくれる転職支援サービスで、近年、利用者数も増加しています。 残業や休日出勤の有無、有給や育休の取得状況など、 求職者が直接聞きづらい質問もアドバイザーが企業との間に入り問い合わせてくれるため、 通常の転職サイトより情報を集めやすい特徴があります。 もちろん、事前に担当のアドバイザーへ 「ワークライフバランスを重視した会社を紹介してほしい」とお願いすれば、 アドバイザー側で適切な会社を選んでくれるでしょう。 不動産特化型ならさらに安心! 転職エージェントには「総合型」と「特化型」の2種類があります。 総合型とは一定の業界に限らず、幅広い求人を取り扱う転職エージェントであり、 対して特化型とは特定の業界を専門とする転職エージェントのことです。 それぞれの違いは以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 ワークライフバランスを重視するのであれば、 不動産特化型の転職エージェントの利用がおすすめです。 不動産業界特化型の転職エージェントは、業界に精通したアドバイザーがそろっているので、 総合型と比較してミスマッチが起こりにくい特徴があります。 また、不動産業界の中でワークライフバランスを実現しやすいのは どんな職種・会社がおすすめなのか、具体的なアドバイスも受けられるでしょう。 不動産業界のみを対象にしているため、総合型と比較すると全体の求人数は少なくなりますが、 不動産業界を目指すことを決めているにとっては、希望する業界に集中できるので、 むしろ好都合になるかもしれません。 まとめ 以上、不動産業界でワークライフバランスを実現するためのポイントを解説してきました。 不動産業界は他の業界と比較すると、残業が多い傾向にあることは事実です。 しかし、職種や会社ごとで考え方が大きく異なる特徴があるので、 会社を選ぶ際のポイントを掴んでおけば、自分の希望に合った働き方を実現できるでしょう。 そのためには自分一人で情報を集めるのではなく、 不動産特化型の転職エージェントを始めとした支援サービスを活用していくことが重要です。
不動産転職で役立つ資格11選!宅建士以外にあるとよい資格とは?
2021年08月31日
今回は不動産業界内での転職をご検討されている方に向けて、不動産業界での転職で役に立つ資格を紹介します。 不動産業界で代表的な資格である宅地建物取引士(以下宅建士)以外にも転職に役に立つ資格がありますので、是非ご覧下さいませ。 また、宅建士の資格などは合格率15パーセントとかなり狭き門となります。その他の資格の取得についての難易度や資格の取得条件なども分かりやすく説明しますので、 自身のキャリアアップの為に計画的に取得を目指してみてください。 ■資格に関するコラム 不動産業界特化型転職エージェントが解説!宅建は転職において有利になるのか 宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 不動産転職で役立つ資格その1:宅地建物取引士 不動産業界の代表的な資格は宅地建物取引士になります。 不動産業を営む際には、ひとつの事務所において業務に従事するもの5人につき、専任の宅地建物取引士を1人以上の割合で、設置しなければならないため、非常に優遇される資格です。 また取引の際には賃貸や売買の契約が成立するまでの間に、借主や買主に対して書面を交付した上で、宅地建物取引士から重要な事項をしなければならず、不動産業の中で大切な役割を担います。 受験資格はなく、誰でも受けられる試験で、年間20万人ほどが試験を受けて、約3万人が合格しています。 合格率は約15パーセントの難易度です。 不動産転職で役立つ資格その2:FP 顧客の資金計画に携わることがある不動産業界ではFP(ファイナンシャルプランナー)の資格も役に立ちます。 不動産を扱う上で住宅ローンや、税金、相続の話はつきものですので、不動産売買仲介の業務ではFPの資格があることでより信頼を得られるかもしれません。 FP3級の受験から始め1級へと難易度があがりますが、実務レベルであれば2級以上の取得を目指しましょう。 合格率はFP3級が70%程度、FP2級が25~30%程度、FP1級が10%程度になっています。 不動産転職で役立つ資格その3:不動産コンサルティング技能士 不動産に関する専門的な知識や能力を身に付け、依頼者にアドバイスができる不動産コンサルティング技能士の資格は転職で役に立ちます。 近年では40%台の合格率で推移しており、簡単なように感じられますが、そもそも受験資格のハードルが高い資格です。 受験するためには宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士のいずれかの資格を持っていることが条件で、資格取得のためには実務の経験も必要となります。 宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士の資格を持っている人はキャリアアップの為に受験してみてはいかがでしょうか。 不動産転職で役立つ資格その4:マンション管理士 マンションの維持や管理のための助言を行うコンサルタントの役割を果たすマンション管理士の資格は不動産業界の転職で役立つ資格です。マンションの管理組合の運営や建物の保全などについて計画を建てることが主な仕事となります。 マンション管理組合側の立場に立って総合的なアドバイスを行うため、特に賃貸の仲介や管理業を主に行っている会社では特に重要な資格です。 試験の合格率は近年では7~9%台となっており、宅建と比べると少し難易度が高い資格です。 受験資格に制限がない国家資格で、受験者が多くなり、合格率が低くなっているとも考えられます。 不動産転職で役立つ資格その5:管理業務主任者 管理業務主任者はマンションの管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行うときに必要な国家資格者で、転職に役立ちます。マンション管理会社の立場から受託契約の内容説明や管理状況の確認~報告を行うのが主な仕事です。 管理業務主任者になるには管理業務主任者資格に合格する必要があります。 試験はマンション管理士の試験と出題範囲がほぼ同じであるため、一緒に受験することも可能です。 またどちらかの試験に合格していれば、もう一方の試験において5問免除を受けられます。 マンション管理士と管理業務主任者の資格はいずれもマンションの管理に関わる資格ですので、合わせて取得すると良いかもしれません。 不動産転職で役立つ資格その6:賃貸不動産経営管理士 賃貸不動産経営管理士は賃貸アパートやマンションの管理についての知識を持つ専門家とみなされる資格で、賃貸仲介や投資用物件の営業職などの転職に役立つ資格です。 賃貸住宅を管理する業者は業務の管理や監督を行うために営業所や事務所ごとに一人以上の業務管理者を配置しなければなりません。賃貸不動産経営管理士の資格は業務管理者の要件を満たしており、不動産業界では転職に有利な資格となります。 豊富な知識を持ち、オーナーと入居者に対し、中立な立場で職務を行う賃貸不動産経営管理士は今後ますます重要な資格になると考えられます。 だれでも受験することが可能ですが、資格登録のためには2年以上の実務経験、もしくは実務経験2年とみなす講習を修了することが必要です。 不動産転職で役立つ資格その7:インテリアコーディネーター インテリアコーディネーターは快適な住環境を作るためにアドバイスを行う専門職です。 不動産を購入した方へのインテリアのアドバイスや不動産管理会社や仲介会社であればリフォームやリノベーションの提案など活躍の場は多岐にわたります。 不動産会社にとってもインテリアコーディネーターが在籍していることで、お客様へのサービスの付加価値を高めることができますので、転職に役立つ資格と言えます。 試験は1次試験に合格すると2次試験を受験しますが通じての合格率はおよそ25%前後です。 誰でも受験することができる人気の資格ですが、難易度はそこまで高くありませんので、転職を考えている人は資格を取得後にしっかりとインテリアコーディネーターとしての経験を積んでいくことが大切です。 不動産転職で役立つ資格その8:建築士 建築士は住宅やビルの設計、現場の管理等を行う事が出来るため、当然不動産業界での転職でも大いに役立つ資格です。 ただし、受験には要件があり、だれでも受験できるわけではありません。建築系の学校を卒業していること、もしくは7年間の実務経験があること、が受験資格となります。 試験は学科試験と製図試験があり最終的な合格率は25%前後です。 厳しい受験資格があり、この合格率ですので、非常に難易度が高い資格だと理解できるかと思います。 不動産転職で役立つ資格その9:不動産鑑定士 不動産鑑定士は不動産の鑑定評価や土地の有効利用などのコンサルティングなど多岐にわたる仕事を行っています。 不動産会社内でも企画や管理、開発などの部署で、専門知識を活かして活躍できるため、転職で役立つ資格です。 不動産鑑定士試験は短答式試験、論文式試験の2段階式になっており、合格率はそれぞれ短答式試験32%程度、論文式試験が14%で非常に難易度の高い資格です。 不動産転職で役立つ資格その10:土地家屋調査士 土地家屋調査士は土地や建物に関する調査や測量を行い、不動産の表示に関する登記の申請手続きを代行することが可能です。 不動産会社に勤めている人のキャリアアップにも有効な資格で、転職にも役立ちます。 土地家屋調査士の試験は筆記試験と口述試験が行われ、最終合格率は8~9%の間で推移しています。 計算や作図が必要で難易度の高い資格ですが、受験資格が設定されていないため、だれでも受験できる資格です。 不動産転職で役立つ資格その11:司法書士 司法書士は法務局や裁判所などに提出する書類の作成や登記関係の仕事を行います。 登記手続きなど司法書士事務所へ依頼する不動産会社が多い中、もしも社内に司法書士がいれば不動産売買時の登記など自社で一貫して行うことも可能になります。 司法書士を採用したい不動産売買仲介の会社は多く、非常に役立つ資格です。 司法書士試験の合格率は例年3~4%台で推移しており、難関資格のひとつと言われていますが、受験資格が設定されていないため、だれでも受験できます。 まとめ 不動産転職で役立つ資格を紹介してきました。 不動産業界であればまず宅地建物取引士の資格の取得を目指すかもしれませんが、他にも転職に役立つ資格がたくさんあります。 難易度や受験要件などは資格によって様々ですが、資格取得に向けて勉強することは自身のキャリアアップにもつながります。 資格を取得できれば、普段の業務においての信頼も高まるでしょうし、転職時にも有利になるはずです。 資格があることで年収が高くなる転職ができるかもしれませんし、自分がチャレンジしてみたい職種への転職が可能になるかもしれません。 資格を取得しておけば、将来的に独立することも可能です。 自分の目標達成に向けて、資格を取得に挑戦してみると良いかもしれません。