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高卒におすすめの業界は?おすすめの業界とその業界の良い点・悪い点を解説! |リアルエステートWORKS
2022/12/11
高校卒業して就職したものの、そろそろ転職を考えている方も多いのではないでしょうか。 高校卒業の方にはどのような業界がおすすめなのでしょうか。おすすめの業界とその業界で働く場合の良い点と悪い点をまとめてみました。 高卒で転職や就職に迷われている方はぜひ参考にしてみてください。 高卒の方が転職するのにおすすめの業界TOP3 高卒の方が転職するのにおすすめの業界を説明します。 以下の3つの業界は高卒の方の転職におすすめです。 ・IT業界 ・飲食業界 ・不動産業界 それでは具体的に見ていきましょう。 まずは高卒と大学卒での平均給与の違いを紹介しておきますので、給与も意識した上で転職活動を行うと良いかもしれません。 初任給を見てみると、大学卒は210.2千円、高校卒は167.4千円で約42.8千円もの差があることを理解しておきましょう。 参考:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概要 IT業界 まずおすすめの業界はIT業界です。 IT業界にもプログラマーやデザイナー、エンジニアなど多くの専門職種があります。 しかし、どの職種も学歴よりスキルを重視されます、つまり努力が評価される業界です。 どこの学校を出ているのか?よりも何ができるのか?が大事ですので、仕事で結果を出し、実力をアピールすることができれば、転職はもちろんその後の出世や昇給も狙うことが可能です。 IT業界では技術を身に付けることが大切ですので、大卒よりも高卒から現場で技術を磨く方が有利とも考えられます。 実力次第で高収入を実現できる業界です。 高卒の未経験から独学で学ぶこともできますが、最近ではスクールなどで基礎を学んで転職活動をする人が多いみたいですので、参考になさってみてください。 飲食業界 次におすすめの業界は飲食業界です。 飲食業界は求人が多く、自分の求める環境で働きやすいという点が魅力です。 しかし、人手不足感が強いお店はブラックである可能性が高いため、注意しましょう。 一般的に飲食業界は求人数が多いため、アルバイトから正社員を目指す転職や、さらなるキャリアアップ、スキルアップを目指して転職もしやすい環境にあります。 まずはホールスタッフとして就職し、接客のプロを目指す方向性もありますが、その後職種を変更し、キッチンスタッフとして料理の腕を磨くことも可能です。 その流れで国家資格である調理師免許を取得すれば、将来的に仕事の心配はしなくて良いでしょう。 飲食店で正社員になることや、将来的に独立して自分のお店を持つという選択肢もあり、幅の広いキャリアプランを描ける業界といえます。 飲食チェーン店の社員や経営者として独立することで高収入も実現することが可能でしょう。 不動産業界 次におすすめの業界は不動産業界です。 不動産業界は生活に欠かせない「住」に関わる仕事で、今後も需要がなくなる可能性は低い安定した業界です。 不動産業界は学歴不問であることが多く、実力主義の世界となっています。 そのため業界への入口は広く開かれており、高卒でも学歴を気にせず仕事を行うことができます。 不動産業界の営業職であれば、成果報酬型の給与制度を採用していることも多いため、営業成績で結果を出せば、学歴や年齢に関係なく高収入を実現することが可能です。 高卒の方が不動産業界に転職する3つのメリット 高卒の方が不動産業界に転職するメリットはたくさんあります。 この記事では以下の3つのメリットを説明します。 ・実力次第で収入が高くなる ・学歴に関係なく出世できる ・手に職をつけられる それでは詳しく見ていきましょう。 実力次第で収入が高くなる 不動産業界は実力主義の世界です。 不動産業界の給与制度は他の業界と少し異なり、基本給と歩合給というものがあります。 そのため不動産営業職は営業成績をあげて、実績を残すことで、成績に応じた歩合給を得ることが可能です。 成績を挙げるほど多くの歩合給を得ることができ、高収入を実現できるため、実力次第で収入が高くなると言えます。 自分の努力次第がそのまま給与に反映される環境があるために、若くても、高卒でも、関係なく、自分の上司以上に稼ぐことも可能です。 学歴に関係なく出世できる 不動産会社で年功序列を採用している企業はほとんどなく、結果を出すことで学歴や年齢に関係なくどんどん出世することが可能です。 学歴や年齢に出世を制限されることがなく、不動産業界では若い店長や営業部長が多く活躍しています。 結果を出せるかどうか、自分の実力で勝負したい方にはピッタリの環境と言えます。 出世していけば、そのまま営業職としてキャリアを積んでいくのか、管理職として部下の育成や全体の業績管理などを行っていくのか、興味があるキャリアを選択することも可能ですので、よく考えてみましょう。 手に職をつけられる 不動産業界は手に職をつけられる業界です。 不動産の営業をするためにも豊富な専門知識が必要ですが、業界で長く仕事をしていると多くの知識や経験を身に付けることができます。 そうなれば、不動産の専門家として自分の知識を活かして仕事を行うことが可能になります。 一度身に付けた知識と経験を活かして、より良い給与や待遇を提示してくれる不動産関係の企業に転職することも可能でしょう。 高卒の方が不動産業界に転職する際の注意点 高卒の方が不動産業界に転職する際の注意点について説明します。 以下の3つについて詳しく見ていきましょう。 ・若いと舐められやすい ・さまざまな分野の知識が必要になる ・実績を挙げないと収入が低い 若いと舐められやすい まずは若いと舐められやすい事です。 若さは武器になることも多いですが、若いと経験が浅い素人だと見なされ舐められることもありますので、しっかりと業界の知識や社会人としてのマナーを身に付けておきましょう。 そして、安心して取引を任せてもらえるためにも、落ち着いて対応できるように準備をしておく必要があります。 さまざまな分野の知識が必要になる 不動産は大きな額の取引になることが多いため、周辺の様々な分野の知識が必要となります。 土地や建物は当たり前ですが、他にも税金関係や法律、銀行融資、エリアについても知識が必要です。 例えば賃貸の営業でも売買の営業でも、物件がある地理については理解しておく必要があります。 小学校や駅までの距離、近隣のスーパー、子どもを見てくれる病院はあるのか、などの情報を頭に入れておく必要があるでしょう。 お客様の銀行融資のフォローも行っていきますので、銀行関係の知識も身についてきます。 お客様から信頼を得るためには様々な分野の知識をバランスよく身に付けておく必要があります。 実績を挙げないと収入が低い 先程も少し説明したように、営業の給与システムは基本給+歩合給で高収入を実現することが可能です。 そのため、実績を挙げれば歩合給が加算されるため、収入が高くなりますが、もしも実績を上げることができなければ、収入は低くなってしまいます。 歩合給で稼げる代わりに、毎月確実に支払われる基本給は他の業種に比べ低めに設定されていることが多いため、基本給だけでは生活をしていくのにも苦労するかもしれません。 実績を挙げないと収入が低くなってしまうという事を理解しておきましょう。 高卒で不動産業界に転職したいならリアルエステートWORKSを利用しよう 高卒で不動産業界に転職したいなら、リアルエステートWORKSを利用することがおすすめです。 その理由は以下の通りです ・不動産業界に特化したエージェント ・添削や面接の指導を受けられる ・不動産会社の内情を教えてもらえる それでは具体的に見ていきましょう。 不動産業界に特化したエージェント リアルエステートWORKSは不動産業界に特化したエージェントです。 そのため不動産業界の職種であれば専門の知識を持ってスタッフから細かなサポートが受けられます。 不動産業界と言っても職種の幅は広いため、一般のエージェントでは知識が追い付かず、やりたい仕事と求人がマッチしているかの判断が充分にできているとは限りません。 リアルエステートWORKSであれば、こだわり条件から仕事を探すこともできますし、不動産に強いキャリアパートナーに相談することも可能です。 添削や面接の指導を受けられる 応募書類の添削や面接の指導を受けられることで希望の企業に採用される確率も高くなります。 応募書類の質が低いとまず書類選考を突破することができないため、応募書類の添削を行います。 書類選考の次は面接となりますので、面接対策をしっかりと行うことで、選考を通過し、内定を勝ち取ることができる可能性が高くなるでしょう。 不動産業界に強いキャリアパートナーがいるからこそ、不動産会社に強い指導を植えることが可能です。 不動産会社の内情を教えてもらえる 不動産業界に特化型のエージェントであるため、登録者の多くが業界経験者であり、様々な不動産会社の情報が集まります。 またキャリアパートナーが企業と求職者の双方を担当するため、気になる不動産会社の内情を教えてもらうことができます。 事前に情報を得られることで、入社してからの「思っていた仕事と違う」というようなミスマッチを極力なくすことが可能です。 まとめ この記事では、高卒の転職におすすめの業界を3つ説明しました。 IT業界と飲食業界、そして不動産業界について説明をしましたが、その中でも不動産業界がおすすめの理由や注意点について詳しく解説しました。 高収入を目指したい方や実力主義の世界で自分の力を試したい方はぜひ不動産業界にチャレンジしてみることをおすすめします。 不動産業界には経験不問で就職できる会社が多くありますので、リアルエステートWORKSのような業界特化型のエージェントに相談しながら、自分に合った転職先を検討してみてはいかがでしょうか。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産営業に必要な知識とは?不動産・ローン・税金に分けて解説
2022/12/11
転職先として不動産営業に興味を持っている人も多いでしょう。 未経験での転職でどのような知識が必要なのか分からない方のために、必要な知識について詳しく説明します。 不動産営業として特に重要な知識である不動産・ローン・税金に分けて解説しますので、興味がある方はぜひ参考になさってみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業が最初に覚える知識 不動産営業として仕事をしていくには様々な知識が必要とされます。 ここでは最初に覚えるべき知識を3つ紹介します。 ・エリア知識を身につける ・物件情報を覚える ・各専門知識を身につける それでは具体的に見ていきましょう。 エリア知識を身につける まずはエリア情報を身に付けましょう。 つまり地理に詳しくなる必要があります。 例えば、公共交通機関(駅やバス停)までの距離、学校区や学校までの距離、病院までの距離、近隣スーパーまでの距離など知識として身に付けておく必要があります。 もっと具体的に最寄り駅では快速・急行電車も停車するのか、また近所のスーパーの営業時間やお得なキャンペーンを実施する日程などの情報も身についていると不動産営業として強みにすることが可能です。 車通勤が中心のエリアでは渋滞情報なども把握し、提案できると喜ばれるでしょう。 物件情報を覚える 次に商品でもある物件の情報を覚えましょう。 物件を売買する場合でも仲介する場合でも、自分が営業する商品であるため、知識を身につけておく必要があります。 最低限でも、物件の登記情報や都市計画、ハザードマップの内容については理解し、説明ができるよう知識を入れておきましょう。 物件情報を頭に入れた上で、その物件の強みや弱みとなるポイントを理解しておくことで、他物件と比べてアピールできるポイントを把握することが可能です。 各専門知識を身につける 不動産営業は各分野にて専門知識を身に付ける必要があります。 物件の提案段階や、その後契約を行い、取引を進めていく上で、様々な知識を活用します。 その中でも特に、不動産、ローン、税金に関して知識を押さえておくことが大切です。 それぞれの分野にて次の項目にて詳しく見ていきましょう。 不動産営業に必要な不動産に関する知識 まずは不動産営業に必要な不動産に関する以下の知識について説明します。 自分が扱う商品の情報ですので、詳しく理解しておく必要があります。 ・建ぺい率や容積率など法律の基礎知識 ・既存不適格建築物など業界特有の知識 それでは具体的に見ていきましょう。 建ぺい率や容積率など法律の基礎知識 物件を見る際に建ぺい率や容積率などの法律の基礎知識は必要です。 法律についての基礎知識が無ければ、その土地に対してどのような建物を建てることができるのか判断することができません。 まずは建ぺい率について説明します。 建ぺい率は敷地面積に対する建物の割合の事を言い、建築面積を敷地面積で割ることで計算することができます。 つまり、建ぺい率(%)=建築面積÷敷地面積×100 例えば、建ぺい率が50%、敷地面積が100㎡の場合には、その土地に建てられる建物の建築面積は最大50㎡と計算することが可能です。 次に容積率について説明します。 容積率は敷地面積に対する延床面積の割合の事を言い、延床面積を敷地面積が割ることで計算することができます。 容積率(%)=延床面積÷敷地面積×100 例えば、容積率が160%、敷地面積が100㎡の場合には、その土地に建てられる建物の延べ床面積は160㎡と計算することが可能です。 建ぺい率や容積率の上限は地域や行政によって異なりので、市町村の都市計画課などに問い合わせて調べてみましょう。 既存不適格建築物など業界特有の知識 既存不適格建築物など、不動産業界特有の知識が必要になります。 ちなみに既存不適格建築物とは、建築時点では法令を遵守しており、合法だったものの、その後の法令の改正によって、現時点では法令に不適格な部分がある建物の事です。 例えば、耐震基準や、建蔽率などが変更となり、既存不適格建築物となっている事例は多く存在します。 (参考:国土交通省 既存不適格建築物に係る指導・助言・勧告・是正命令精度に関するガイドライン) 不動産の取引の際にはこれらのような業界特有の知識を持ち合わせている必要があります。 不動産営業に必要なローンに関する知識 不動産営業ではローンに関する知識が必要です。 まずは以下の3つを理解しておく必要があります。 ・事前審査と本審査の違い ・3つの金利タイプ ・住宅ローン控除 それでは具体的に見ていきましょう。 事前審査と本審査の違い 住宅ローンの融資を受けるには「事前審査」と「本審査」の2段階で審査が行われます。 不動産の購入希望者がどのくらいの金額の住宅ローンを組めるのか確認するために、行うのが「事前審査」です。 事前審査を受けたからといって、必ず借入する必要はなく、複数の金融機関に事前審査を申し込むこともできます。 物件購入に向けてお互いに長い時間を使って、何回も打ち合わせを行ったにも関わらず、結局金融機関から融資を受けられない、となれば物件を購入することができないため、お互いに時間を無駄にしてしまうことになります。 そのため、不動産営業は割と早めに事前審査を勧め、本当に融資が受けられるのか、いくらぐらいの融資が可能か把握をしておくことが重要なポイントです。 しかし、勤務先や年収など聞かなければ、事前審査も受けられませんので、早期に信頼関係を構築できる営業スタイルを目指しましょう。 次に「本審査」は購入する物件が決まり、契約後にしか審査をすることができません。 正式に住宅ローンに申し込むことで受ける審査です。 事前審査よりも厳しく調べられるため、提出する書類も多くなります。 事前審査で承認が出ていても、本審査で否決され融資が受けられない場合もありますので、注意しましょう。 3つの金利タイプ 住宅ローンには借入金利が3つのタイプがあります。 3つの金利タイプとは「全期間固定金利型」「固定金利期間選択型」「変動金利型」です。 借入期間中に金利が変動しないものが「全期間固定金利型」です。 そのため、借入時に完済時までの返済金額が確定するため、安心感が高く、市場金利の変動を気にする必要がありません。 計画的な返済計画を立てるには良いですが、一般的には変動金利タイプに比べ、金利が高いことがほとんどです。 一方で金利が変動するものが「固定金利期間選択型」「変動金利型」です。 「固定金利期間選択型」は借入当初5年、10年など一定期間は固定金利が適用され、その期間が終了すると変動金利に移行するタイプとなります。 「変動金利型」は金融情勢が変われば、定期的に借入金利が変動するタイプです。 金利が変動し、返済額が一定ではないため、総返済額が見えないというデメリットはありますが、現時点では固定金利タイプより、金利が低いというメリットがあります。 お客様にはそれぞれの金利タイプについて説明し、要望に近い住宅ローンを案内していくことが必要となるでしょう。 住宅ローン控除 住宅ローン控除もお客様にはお得な制度ですので、理解した上で、説明ができるようにしておきましょう。 住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して物件を購入した際に適用でき、年末時点での住宅ローンの残高の1%が入居時から10年間もの間、所得税や住民税から控除される制度のことです。 ただし、適用されるには条件がありますので、注意が必要です。 適用されるための条件を以下に3つだけ紹介します。 ・住宅ローンの返済期間が10年以上 ・物件取得後6カ月以内に入居し、控除を受ける年の年末まで継続して住んでいること ・登記簿上の専有面積が50㎡以上 適用を受けるには初年度には確定申告が必要ですので、お客様にはしっかりと案内をしておくことが重要です。 不動産営業に必要な税金に関する知識 不動産営業では扱う物件の金額も大きいため、税金に関する知識も身に付けておく必要があります。 まずは以下の内容の税金について理解しておきましょう。 ・所得税・住民税 ・固定資産税 ・不動産取得税 それでは詳しく見ていきましょう。 所得税・住民税 所得税は所得に対して支払う税金であり、住民税も毎年、自治体に収める必要がある税金です。 賃貸住宅を所有していると家賃収入が発生するため、所得税を納付しなければなりません。 家賃収入から必要経費を差し引き、税率を掛けた金額から、課税控除額を引いたものが所得税となります。 住民税は取得割と均等割りの2種類があります。 法人との取引であれば、法人税などについての知識も必要になりますので、注意しておきましょう。 固定資産税 固定資産税とは土地・建物にかかる税金です。 毎年1月1日時点で不動産を所有していれば、固定資産税を納める必要があります。 住宅用の土地・建物は新築後の数年間は税額が軽減される優遇措置が適用されますので、不動産営業はお客様にしっかりとその旨説明し、購入意欲を高めていくことが重要です。 不動産取得税 不動産取得税は不動産を取得した際に支払う税金です。 取得した際に一度だけ、納める税金となっています。 新築や増築、売買、相続などが対象となっていますが、軽減措置が適用される場合もあります。 適用される一例としては、「新築住宅で延床面積が50㎡以上、240㎡以下のもの」などです。 軽減措置が適用できる事例と共にお客様に説明しておく必要があるでしょう。 まとめ この記事では、不動産営業として特に重要な知識である不動産・ローン・税金に分けて詳しく解説しました。 不動産営業は身に付ける知識はたくさんありますが、少しでも早く現場で営業を行うためには知識を身に付ける優先順位があります。 ぜひこの記事を参考に最低限の知識を身に付けると共に、信頼される不動産営業になるためには、ぜひ本などを参考に知識を深めることをおすすめします。 不動産営業として、必要な知識に興味がある方はぜひこの本記事を参考になさってみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産業界はやめとけといわれる理由とは?働きやすい会社の選び方と併せて解説
2022/10/20
「不動産業界はブラックだからやめておいた方が良い」と親しい人に言われた経験がある人も多いでしょう。 しかし、実際には不動産業界にも大手企業から中小企業、零細企業など様々な会社があり、 ブラックではない会社も存在します。 働きやすい会社や業種を選ぶことで、 やりがいを感じながら楽しく働いている人も多いです。 この記事では、「不動産業界はやめとけ」と言われる理由や、 働きやすい会社の選び方など詳しく解説しますので、 不動産業界に転職を考えている人は、ぜひ参考になさってみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産業界はやめとけといわれる3つの理由 不動産業界といえばブラック企業、というイメージが刷り込まれるほどに厳しい業界だと認知されています。 そのためか、新卒の就職活動時や転職活動時に身近な人から 「不動産業界はやめとけ」と言われてしまうことも。 まずはなぜそのように言われるかの理由を説明します。 具体的には下記の3つです。 ・土日仕事のケースが多い ・顧客からのクレーム対応が大変 ・考え方が古いケースがある それでは具体的に見ていきましょう。 土日仕事のケースが多い 不動産業界はお客さんの休日に合わせて仕事を行うことが多いため、 土曜日や日曜日は仕事で平日の火曜日や水曜日に休みを取ることが一般的です。 土曜日や日曜日に仕事が休みのお客さんが多いため、 土曜日や日曜日にはお客さんとの面談が入ることが多くなるでしょう。 また急な対応が発生し、業務時間外に残業対応をしなければならない場合もあります。 お客さんの都合に合わせて動くため、自分で休みをコントロールしにくい業界です。 そのため、土曜日や日曜日が絶対休みの方からすると、 休みがコントロールしにくい不動産業界はやめとけという言葉につながります。 しかし、大手の不動産デペロッパーや不動産管理会社は土日祝が休みの場合が多くなります。 また、オフィス仲介営業なども法人様を相手にする仕事ですので土日休みが基本となります。 そのため、土曜日や日曜日に休みを確保したい人はデペロッパーや管理会社、 オフィス仲介営業など業種や職種を絞って転職を行うと良いかも知れません。 併せて読みたい! 不動産営業で土日休みは難しい?土日休みが可能な職種や求人をご紹介 不動産業界の休日は水曜日が多い?不動産業界の休日について解説! 顧客からのクレーム対応が大変 不動産業界は売買営業や仕入れ営業など職種に関わらず、高価な商品を扱います。 そのためお客さんも契約する前は真剣に検討を行いますので、 不安があったりクレームが多くなってしまいます。 また管理会社だと、入居者からの不満に対する対応を行わなければなりません。 例えば、設備の故障や水漏れ、騒音など多種多様なクレームが時間関係なくやってくるため、 コツコツとクレーム対応を行っていく必要があります。 休日や業務時間外にクレーム対応を行わなければならないのは、かなり大変です。 クレームが好きという方はいませんので、そうすると不動産業界大丈夫?と心配になるでしょう。 しかし、人と関わる仕事にはクレームはつきものです。 また、最近では休みの日は電話は会社に置いていていい、 チーム制で動くので自分が休みの日は別の人が対応してくれるという会社も増えてきておりますので、 転職の際に休みの日のクレーム対応について質問をしておくといいでしょう。 考え方が古いケースがある 不動産会社によっては考え方が古いケースもあります。 例えば、残業の考え方やIT化の遅れなどです。 こちらはイメージ通りなのですが、不動産業界は未だにFAXでのやり取りが多く、 IT化が遅れている業界です。 昔からのやり方に囚われているとやがて業務の効率が悪くなるでしょう。 そうなると長時間労働が当たり前、残業をやって当たり前という雰囲気を生み出し、 結果ブラック企業を生み出していきます。 そのイメージが定着し、不動産業界はブラックだ、 不動産業界はやめておけと言われることがあるのかもしれません。 不動産業界は昔はイメージ通りの深夜残業・休日出勤・上司の怒鳴り声といったブラック企業が多かったものの、最近では「不動産テック」と呼ばれる不動産×IT化を推進する会社も出てきており、 また働き方改革により残業時間も減少しております。 もちろん上司の怒鳴り声も鳴り響かない会社がほどんどです。 新人研修で運動会を行ったり毎朝大きな声で社訓を叫ぶなど、 昔から変わらない研修を行っている企業もいまだにありますが、 ブラック企業というわけではないので、あとは社風が自分にあうかどうかを確認していきましょう。 年間休日120日以上の求人を見る やめとけと言われても不動産業界で仕事をするメリット ハードなイメージがある不動産業界ですが、 それでも不動産業界で仕事をするメリットはどのようなことなのでしょうか。 ここではその理由を下記にて2つ紹介します。 ・頑張れば高い年収を実現しやすい ・経験を積めば長く働きやすい それでは具体的にみていきましょう。 頑張れば高い年収を実現しやすい 不動産業界は実力主義の世界であり、成績を上げることにより、 高年収を実現することができます。 給与制度は固定給に加えて、成績に応じて歩合給を支給する会社がほとんどです。 そのため、頑張って成績をあげることにより、多くの歩合給を得ることができ、 高い年収を実現することが可能です。 学歴に関係なく、実力だけで勝負でき、結果が出れば高年収も実現でき、 大きなやりがいを感じることができます。 ただし、会社や職種によって歩合給の割合が大きく異なるため、 入社前に歩合給の仕組みをしっかりと確認しておくことが重要です。 経験を積めば長く働きやすい 不動産業界で経験を積めば、長く働きやすくなります。 勤務する会社が変わったとしても、それまでに培った経験を活かして働くことが可能です。 また不動産業界内でキャリアアップすることもできます。 例えば、まずは賃貸営業の経験を積みながら、不動産業界の勉強を行い、 次のステップではより高年収を狙いやすい売買営業の仕事に挑戦するというような流れです。 宅建の資格を取ることで、売買や賃貸、管理などどの分野においても活躍することができます。 営業以外の仕事も多くあるので、年を重ねてからも別の職種で働くことも可能です。 不動産業界は裾野が広い業界ですので、経験を積んでおけば、 何かしらの仕事をしながら長く働くことができます。 実は不動産業界はブラックではない?データで見る真実 不動産業界といえば、ブラック企業というイメージがついています。 しかし、データで見ると不動産業界はそれほどブラックな業界ではない、 という事について理解できるでしょう。 それでは詳しく解説します。 離職率は比較的低い 令和2年雇用動向調査結果の概要(厚生労働省)によると、不動産業の離職率は14.8%です。 宿泊業、飲食サービス業の離職率26.9%、サービス業19.3%、 生活関連サービス業・娯楽業18.4%、教育・学習支援業15.8%を下回っており、 比較的低いといえるのではないでしょうか。 業種ごとの違いを調べておこう しかし、不動産業界の中でも業種によって離職率は異なります。 特に離職率が高いのはマンションや住宅の営業販売職です。 非常に高い営業ノルマが設定され、達成できなければ給料が極端に低かったり、 上司から厳しく叱責されたりする会社もあるため、 思ったように成績を上げられなければ、早期に退職する人が多い業種です。 マンションや住宅の営業職は離職率が高いですが、高額の商品を扱うことのやりがいがありますし、 成果を挙げることでかなり高額の年収を実現することができます。 一方で、賃貸仲介営業や総合デペロッパーは離職率が低い業種です。 賃貸仲介営業は基本的にお客さんからの問い合わせや要望に応えていく反響型の営業スタイルが多く、 営業の負担もそこまで大きくないため、離職率はあまり高くありません。 大手不動産会社の総合デペロッパーは福利厚生が充実しているうえに、 基本的に土日祝日が休みで法人顧客を担当するため、 安定した労働環境で働くことが可能な点も魅力です。 大手企業と中小企業では、大手企業の方が福利厚生や労働環境が整っているため、 離職率が低い傾向にあります。 また、事務の仕事も営業成績に左右されないため、比較的働きやすい環境です。 不動産業界の中でも離職率の低い業種と高い業種がありますので、 あらかじめ自分が興味のある業種の離職率を調べておきましょう。 不動産業界で働きやすい会社の選び方 ここでは不動産業界で働きやすい会社の選び方を紹介します。 具体的に下記の3つについて詳しく見ていきましょう。 ・離職率の低い業種から選ぶ ・ホームページの内容を確認する ・インターネットで口コミを見る 離職率の低い業種から選ぶ 離職率の低い業種から会社を選ぶことで、ある程度働きやすい会社を選ぶことができます。 離職率が低いということは退職者が少なく、長く勤めている人が多い業種ということですので、 当然ながら働きやすい環境が整っていると考えられます。 先程紹介しました大手不動産会社の総合デペロッパーは土日祝の休みに加えて 大手企業の充実した福利厚生などの条件があり、かなり低い離職率です。 また賃貸仲介営業は不動産業界が初めての人にも取り組みやすく、 給与などの待遇も安定していますので、離職率も低く、働きやすい環境です。 ホームページの内容を確認する ホームページの内容はまず、免許番号を見てみましょう。 また宅建業者の登録番号が何回くらい更新しているか確認することをおすすめします。 免許番号の横の「()」の中の数字は5年毎の更新の回数です。 更新が多いという事は長年にわたって不動産業を営んでいる証となります。 また、細目に更新されているかという事が重要で、 ホームページを作ったときから一度も更新されていないという会社は要注意です。 そもそも今の時代にホームページがない会社は選ばないほうがよい、 と考えた方が良いでしょう。 ブログやSNSが細目に更新されている企業だと安心です。 インターネットで口コミを見る インターネットで会社名を検索するとたくさんのクチコミが出てくるでしょう。 良い口コミや悪い口コミが多く出てくるかと思いますが、 あまりに悪い口コミばかりの会社にはよく注意しましょう。 また悪い口コミは不動産会社によって削除されている場合もありますので注意が必要です。 過去に何らかの問題を起こしていれば、書き込みがされている可能性があります。 接客態度についての評価や感謝の言葉など口コミに書いてあると信頼できるでしょう。 評判をチェックした上で、働きやすそうな会社かどうか判断することをおすすめします。 「不動産業界はやめとけ」は嘘。 不動産業界はあなたにマッチしているかも この記事では不動産業界はやめとけ、と言われる理由や、 働きやすい会社を見分けるポイントについて解説しました。 不動産業界はブラック企業のイメージが強いと思いますが、 会社や業種を見極めて選ぶことができれば、 快適な環境で仕事を行うことができる可能性が高くなります。 不動産業界で資格も取って、長く活躍なさっている方は大勢いらっしゃいます。 不動産業界で働くことに興味がある方は、 世間のイメージだけで言われる「不動産業界はやめとけ」を信じるのではなく、 一度色々な不動産会社を見てみたり面接してみたうえで 自分が不動産業界にあうのかどうなのかを考えてみてください! 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
【大手不動産営業出身者が解説】大手不動産会社に転職するメリット・デメリット
2022/10/08
今回は大手不動会社で営業職として7年間と9年間勤めていたお二人に、大手不動産会社で働いていた時のメリット・デメリットについて伺ってきました。 「大手不動産会社に転職するかベンチャー企業に転職するか迷っている。」 「大手不動産会社への転職しか視野に入れていないけどどうなんだろう。」 など、不動産業界での転職で迷っている方は是非ご覧下さい! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 大手不動産会社はどんな会社があるのか? まずはじめに、大手不動産会社というとどのような会社があるのでしょうか? イメージを持つために、テレビCMなどでも有名な大手不動産会社を3つご紹介いたします。 東急リバブル株式会社 まず一つ目にご紹介するのは、東急リバブル株式会社(以下東急リバブル)様です。 豆知識を子供たちに共有していき、最後に東急リバブルを見つけると子供たちが大人顔負けの東急リバブルに関する豆知識を共有するCMでおなじみですね。 東急リバブルは1972年に設立され、2022年で50周年を迎えており、従業員数は3,550名と規模が大きいことが分かります。 主に不動産仲介業(売買仲介および賃貸仲介)や新築販売受託業、不動産販売業事業を行っている企業です。 株式会社大京穴吹不動産 2つ目にご紹介するのは株式会社大京穴吹不動産(以下、大京穴吹不動産)です。 1988年に設立し、2022年現在従業員数は1250名、不動産の売買仲介や賃貸借、不動産管理など幅広い事業を手掛けております。 町のいたるところで大京穴吹不動産のロゴを見る機会があるのではないでしょうか? 三井不動産リアルティ株式会社 最後にご紹介するのは三井不動産リアルティ株式会社(以下、三井不動産)です。 1969年に設立し、現在従業員数は4,728名。「三井のリハウス」で有名な企業です。 個人向け、法人向けの不動産仲介事業や、駐車場事業など、住宅に関わること以外の事業も行っております。 仲介物件数でNo.1の実績を誇ることもあるほど、実績・知名ともに持ち合わせている不動産会社と言えるでしょう。 大手不動産会社の求人を教えてもらう 大手不動産会社に転職する3つのメリット 大手不動産会社で営業として働くメリットはなにがあるのでしょうか。今回は、インタビューを行った中で特に印象的で納得したメリットを3つご紹介致します。 1.お客様が早い段階で信用してくれる 1つ目のメリットは、お客様が圧倒的に会社を信用してもらった状態で営業ができることです。 投資家などではない限り、物件の購入は「一生に一度の一番大きな買い物」と言われるほど貴重な買い物になってきます。それゆえお客様はより良いものを購入するために慎重に物件を選びます。 皆様も、住宅に限らず高い買い物をするときには、SNSやネットで口コミを色々と調べるのではないでしょうか? そしてあまりその商品や会社に関する評価がないと不安になって購入するのを辞めてしまったりしませんか? 住宅はかなり大きな買い物となりますので、お客様は会社の評価や過去実績などはしっかりと調べるでしょう。 地域密着を売りにしており、その地域での口コミが良い…という場合もお客様の安心感や信頼度はありますが、 CMや町中で良く見かけることができる「大手不動産会社」は、「知っている」というだけでまずお客様に安心感と信頼を与えることができるのです。 そして大手不動産は支店数や従業員数が多いからこそ実績も多く、お客様からすると「多くの人が使っている会社だから安心できる。」と思って頂けるのでしょう。 営業として、高いものを販売する際に大事なことが「信頼関係の構築」です。まだ知名度の低い不動産会社の場合は、会社を信頼してもらい、自分を信頼してもらうことから始めなければいけませんが、大手不動産会社で働くことで、お客様に信用をして頂いている状態で営業ができるということは大きなプラスになるでしょう。 2.教育制度が整っている 2つ目のメリットは、大手不動産会社は従業員数が多いからこそ、教育に時間を割くことができるという点です。 従業員数が4~5名くらいの街の不動産会社ですと、1人の人を教えるために、誰か1人が付きっ切りで教えることになり、結果売上が伸び悩んでしまうようになります。そのため、売上のことを考えるとあまり積極的に教育に時間を割くことができず、実績がある程度あり、教育がいらない中途の人を採用することが多いです。 しかし、大手不動産会社になると従業員数も多いため、教育する人と教育される人以外のメンバーが会社を支えられるほどの売上を作ってくれることになり、中長期的な目線で教育制度に力を入れることができます。 そのため、不動産会社に限らず大手の企業は教育をするための部署があったり、1人に対して付きっ切りで指導をしてくれる教育マネージャーがいることが多いでしょう。 また、従業員の数が多いことから自分が今まで知らなかった営業スタイルを見つけることができるのもいい点です。 もちろん既に自分の営業スタイルが確立されている場合は必要ないかもしれませんが、 ・まだまだ成長したい ・少し自分の営業スタイルを見直したい と考えている場合は、大手不動産会社に就職して色々な営業メンバーと話すことで新しい発見ができるでしょう。 3.お客様が沢山集まってくる 3つ目のメリットは、名前が知れており、更に広告費をかけることができるからこそ、沢山のお客様を集客することができる点です。 大手不動産会社は集客のために莫大な費用をかけることができます。皆さんも不動産会社のCMを見ることがあるのではないでしょうか。 沢山の人にリーチできる広告を出すことで、「家を買いたい」と思っている多くの人の目に留まることができ、必然的に多くの方からお問い合わせが来るようになっていきます。今回お話を伺った方が勤務されていた不動産会社は月に3,000人~5,000人のお客様からお問合せがあったそうです。 もちろん大手不動産会社でも、チラシまきを行ったり路上で看板を持ち集客することはありますが、中小企業と比較しても営業活動に割ける時間は多いでしょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 大手不動産会社に転職する3つのデメリット 先程は大手不動産会社で働くうえでのメリットについてご紹介致しましたが、続いては、大手不動産会社のデメリットについて、3つご紹介致します。 1.お客様から期待値が高く想像されるためミスが許されない 1つ目のデメリットはお客様からの期待値が高く、知識不足や少しのミスも許されないといった点でした。 メリットの1つ目にも記載した通り、大手企業はブランド力や知名度が高いからこそお客様の期待値も高くなります。その状態からお客様と接していくと、お客様目線から見た際に減点方式になってしまい、1つのミスや知識不足から「本当に大丈夫かしら?」と思われてしまいます。 逆に最初あまり期待されていない状態から入った場合は加点方式になることが多く、当たり前のことをしただけでもお客様からの印象がどんどん良くなることもあるでしょう。 恋愛マンガでよくあるパターンに当てはめると分かりやすいかもしれません。 例えば、見た目が少し怖い人が、動物に優しかったり優先席を譲ったりなどただ当たり前のことをすると、なぜか「この人良い人!」となります。 逆に、成績が良くて見た目も清潔感のある人が、言葉遣いがあらかったり洋服がだらしなかったりすると「この人実は良くない人?」という印象になってしまいます。 どの規模の企業も営業が会社を背負ってお客様に接していることに代わりはありませんが、大手不動産会社というのはブランド力と知名度で初対面から信頼された状態で入ることが多いので、その分お客様に取って良いことが当たり前で、如何に減点されないかということが大事になってくるのでしょう。 2.中小規模の不動産営業の方が稼げる デメリットの2つ目は、同じ実績を出していた場合でも、中小の不動産会社の方がお給料が高いという点です。 不動産会社は業界全体で、給与体系に※インセンティブを取り入れている会社が多くあります。 中小企業の場合は営業成績の悪い人に高い固定給を支払うリスクを避けるために、固定給を低く設定し、その代わり販売すればするだけ高いお給料をもらえる制度にしていることが多いです。そのため、販売すれば販売するだけ無限にお給料は高くなります。 一方大手不動産会社になると、売上を上げる不動産営業メンバーも多い代わりに、その営業メンバーを支えるバックオフィスメンバーも多いでしょう。そうすると、一人の営業が売り上げる額を、支えてくれているメンバーで割ることになるため、安定こそあるものの、インセンティブ率が低い場合や、そもそも給与体系がインセンティブではないことが多くなってきます。 営業に自信がある人は、こんなに販売しているのにお給料が思ったよりもらえなかった。という理由でインセンティブ率が高い会社に転職する方もいらっしゃるので、自分はどちらの方が合っているのか、考えてみてはいかがでしょうか。 ※インセンティブ:営業成績によってお給料に変動があること。販売した物件手数料の〇%という会社や、1件販売するたびに3万円、という会社がある。 3.風評被害を気にし過ぎる傾向がある 3つ目のデメリットは、風評被害を気にしすぎるあまり、会社がお客様と戦うのを避けてしまうという点でした。 有名になればなるほど社会からの注目を浴びることとなり、1つの小さなクレームが大きな問題に繋がることもあります。 そのため、お客様からクレームがあると、絶対に悪いことをしていないと営業が伝えても、会社がお客様と戦うことをせず、如何に波風立てずにその問題を処理するかを考えてしまいます。 現在はネットが発達し、1人の人が感じた不快なできごとを一瞬で世に広げることができる世の中になっています。だからこそ、荒波を立てることを恐れ、如何に穏便に早く終わらせることができるかが店長クラスには求められてくるのでしょう。 大手不動産会社は実は転職しやすい? ここまで読んでいただいた中で、デメリットも理解した上で大手不動産会社に転職しようと考えている方に共有です! 実は、大手不動産会社は転職がしやすい可能性があるのです。 もちろんすべての大手不動産会社に当てはまるわけではありませんが、なぜ大手不動産会社が転職しやすいのかを解説いたします。 大手不動産会社は採用人数が多い 一つ目の理由は採用枠の大きさです。 中小企業では年間の採用計画が10名だとすると、月に1名採用するかしないかの割合となります。 そうすると、企業側もかなり吟味して採用活動を行いますので、他の応募者との比較がよりシビアに行われたり、たまたま自分と同じ時期に転職活動をしている方の実力が上の場合はその方と競ることになります。 一方大手企業では、採用計画が年間100名ということもあり、そうすると月に8名程採用しなければいけません。 そうすると、平均だったとしても採用候補には上がりますし、1つの採用枠を取り合わなくて良くなりますので同時期に転職活動を行っている人を気にしなくてもよくなります。 もちろん企業規模だけではなくポジションによっても採用人数は違いますが、比較的採用枠が多い営業職などでは大手企業の転職は狭き門とまではいかないでしょう。(人気の大手不動産デベロッパーなどは異なります) 教育ができるのでポテンシャル採用の可能性も広がる 次に、採用基準についてです。 中小企業では、即戦力を求める企業も多く、必須条件には「売買仲介営業経験3年以上」などの記載が目立ちます。 その背景としては、少数精鋭で業務を行っているため教育にかけられる時間があまりないことが挙げられます。 その代わり、入社後は即戦力としてすぐに現場に出してもらえ、結果がでれば早い段階で役職に就けることも有るでしょう。 逆に大企業では、必須条件には「高卒以上」「社会人経験1年以上」など、不動産業界経験を求めない企業も多くございます。 教育メインで行う担当者が居たり教育期間を設けられるため、人間性やベース部分に問題がなければ育てることができるためです。 このように不動産業界では大手企業の方が実は転職がしやすい環境にあるのです。 大手不動産会社に転職するなら転職エージェントを活用しよう いかがでしたでしょうか。今回は大手不動産会社に営業として転職をする際のメリットとデメリットをメインにお伺いしてきました。 現在不動産業界内での転職をご検討している方で、自分は大手不動産会社とベンチャー企業、また中小企業などどの規模の不動産会社が合うのだろうかと迷っている方の助けになれれば幸いです。 また、大手不動産会社に転職しようとご検討されている場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。 大手になればなるほど、面接がマニュアル化されていることも多く、 ・どのような質問がされるのか ・面接の雰囲気はどのような雰囲気なのか ・実際に内定をもらっている人の傾向はどのようなのか などを教えてもらうことができます。 もちろん、上記が分かったからと言って自分にうそをつく必要はございません。 しかし、面接で良くあるのが「緊張しすぎて本来の自分が出せなかった」ということです。 転職エージェントを活用して、事前に面接事項や面接の雰囲気が分かることで少しでも緊張を和らげ、自分らしさを出した面接ができる可能性が高くなりますので、是非ご活用下さいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
デベロッパーに向いている人とは?大手デベロッパーの平均年収TOP5も紹介!
2022/09/28
みなさんはデベロッパーがどういう仕事なのかをご存じでしょうか。 デベロッパーは主に土地開発を行う職業ですが、その中にもいくつか種類があり、仕事内容は細かく分けられています。 デベロッパーはどんな人が向いていて逆にどんな人が向いていないのか、デベロッパーの仕事内容や種類、デベロッパーに転職する際にアピールできる資格やスキル、最後に大手デベロッパーの平均年収TOP5についてをご紹介します。 最後まで目を通していただき、少しでもデベロッパーという仕事に対して興味を持っていただけますと幸いです。 不動産転職エージェントに登録する デベロッパーってどんな仕事? デベロッパーとはどんな仕事をするのでしょうか。 「デベロッパー」という用語自体はを多くの方が聞いたことがあるものの、具体的にどういった仕事内容なのかを理解していない方は少なくないかと思います。 デベロッパーとは開発者という意味で、主に「土地を開発する仕事」であり、不動産関係の職業の1つです。 また、不動産業界の中でも職種が枝分かれしているように、デベロッパーの中でも更に細分化することができます。 その更に細分化した仕事内容を4つご紹介します。 用地取得 まずは、1つ目は用地取得です。 用地取得とは、字の通り土地を手に入れることです。 用地を手に入れるにあたって、まず土地の調査を行う必要があります。 不動産流通会社や地権者、現地調査などから土地やその周辺の環境などといった情報を手に入れ、土地が持っているポテンシャルを吟味した上で用地を取得します。 そして、用地を取得をする際には、各地の土地の売買仲介をしている企業から土地を仕入れるケースや、地権者から直接取得するケースがあります。 この際、色々な視点から土地の調査を行うので、専門的な知識はもちろんのこと、用地を取得するための交渉力も必要になってきます。 企画・開発 2つ目は企画・開発です。 用地を取得した後は、街づくりのコンセプトを企画・開発します。 企画は、土地や周囲の環境などをさらに調査し、街づくりのコンセプトを考え、その土地に最も合う建物を立てるための計画を立てる仕事です。 また、開発は、コンセプトに基づいて、外観や内装の設計やデザインを考える仕事です。 都市計画法や建築基準法に基づき、その土地に建てられる建物の用途や規模、延べ床面積が制限されるので、その中で取得した土地を最大限活かせるような建物の設計を行います。 販売 3つ目は、販売です。 建物が完成した後は、オフィスビルへ入居する可能性のある企業や、商業施設へ出店する可能性のある小売業、飲食店、医療機関など、街のコンセプトに合う業界へ向けて販売や賃貸を行います。 オフィスビルや商業施設などは、基本的にテナントに向けて賃貸することが多く、その毎月の賃料がデベロッパーの収益になります。 また、マンションなども売却または賃貸をし、その際、「どのような顧客がこのマンションのコンセプトに合うか」などを考え、顧客に対して営業を行います。 管理 4つ目は、管理です。 管理の仕事は、建物が竣工した後、開発した街の価値が向上するように地域住民やテナントと良好な関係を築き、建物および街を運営していくことです。 建設を企画して終わりではなく、建設後の管理・運用まで不動産デベロッパーが行います。 デベロッパーの種類 デベロッパーの種類は大きく分けて2つあります。 1つは、多種多様な不動産の企画・開発を行う「総合デベロッパー」です。 そしてもう1つは、住宅や商業施設など特定の不動産に特化した「専門デベロッパー」です。 この2種類のデベロッパーについて詳しくご紹介します。 総合デベロッパー 総合デベロッパーは、商業施設や公共施設、オフィスビル、工場、住宅などの大型物件を中心とし、街を構成するさまざまな不動産を幅広く手がけています。 また、1つの建築物にとどまらずエリア全体で開発を行う場合も多く、1つの街を創り上げる事業も手がけています。 街づくりに携わることで、さまざまな企業や土地のオーナーなどとも関わることになり社会全体に大きく影響を与えられます。 総合デベロッパーの中でも、三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産の5社は、代表的な大手企業と言われております。 専門デベロッパー 専門デベロッパーは、戸建てやマンションなどの住宅を専門的に扱う企業や、オフィスビルに特化している企業など、さまざまな専門分野を取り扱っています。 そこで、さらに細分化し戸建てデベロッパーとマンションデベロッパーに分けて、ご紹介します。 戸建てデベロッパー 戸建てデベロッパーは、完成済みまたは完成予定の住宅と土地を一緒に販売している建売分譲住宅を中心に開発していきます。 区画を分譲し、所有者の希望に合わせて住宅を建築する場合もあります。 宅地を開発するところから始める場合もよくあり、土地の造成などしつつ広いエリアを開拓していきます。 また、戸建てを建てる土地を整備するのみならず、公園や道路などの整備も行うこともあります。 マンションデベロッパー マンションデベロッパーは、マンションの開発・販売に特化しています。 マンション用地を取得し、建物の設計、建築、販売まで一貫して行います。 マンションデベロッパーの中でも、財閥系や鉄道系、商社系、金融系、ゼネコン系、ハウスメーカー系など、さまざまな種類があり、系統によって商品の特徴も異なります。 併せて読みたい! マンションデベロッパーに転職したい人必見!経験者が語る難しさと魅力 デベロッパーに向いている人の特徴5選 次に、本題である「デベロッパーに向いている人」の特徴を3つご紹介します。 向いている人の要素はもっと多くありますが、特にこの3つは大事な要素になってくるので、1つでも当てはまる方は自信を持ってチャレンジしてみてください。 チームワーク意識が高い人 1つ目は、チームワーク意識が高い人です。 デベロッパーは、土地のオーナーや建設業者、社内の従業員など、社内外のさまざまな方たちと連携をとって不動産の開発を進めていくため、チーム一丸となって働きます。 そのため、協調性やチーム意識の低い方は、周りの方たちに迷惑をかけてしまったり、足を引っ張ってしまうことになりかねません。 自己中心的な考えや、自己利益のためだけに仕事を進めるのでは、チームが上手く機能しないので、周りを上手く頼ったり、困っている人がいたら力を貸してあげるような精神を持って仕事に取り組むことが重要です。 また、チームスポーツやサークル、ボランティア団体などチームで何かを成し遂げるような組織に所属している方、経験したことのある方は比較的向いているかと思います。 コミュニケーションスキルが高い人 2つ目は、コミュニケーションスキルが高い人です。 コミュニケーション能力はどんな仕事においても必須の能力ですが、デベロッパーでは特に必要です。 なぜなら、デベロッパーはさまざまな人と関わる機会が多いからです。 例えば、用地を取得する際に土地の調査や仕入れをするのに色々な情報交換や交渉をします。 また、企画した不動産を建設する際に業者に依頼をしたりもします。 さまざまな場面でさまざまな人と関わるため、コミュニケーションが苦手だとプロジェクトを円滑に進められなくなったり、ストレスになってしまったりする可能性があります。 交渉力など、コミュニケーションをいかに上手に取るかで仕事の成果が大きく変わってきます。 責任感がある人 3つ目は、責任感がある人です。 デベロッパーは、社内のみならず色々な企業や土地のオーナーとの関わりがあるため、プロジェクトを円滑に進めるためにも、自らがリーダーシップを発揮し、責任を持って仕事をこなす必要があります。 プロジェクトリーダーのような役割を果たすため、責任感のない人に務まる仕事ではありません。 責任感があると、周りの関係者からの信頼も厚くなり、どんどん仕事を任せてもらえる人材になること間違いないです。 デベロッパーに向いていない人の特徴 次は、「デベロッパーに向いていない人」の特徴を2つご紹介します。 フットワークが重い人 1つ目は、フットワークが重い人です。 デベロッパーの仕事として、用地取得や建物の建設、企画や開発を行う際に、色々な場所に足を運び、色々な人に直接会いにいって調査をする場合が多いです。 また、販売を行う際も電話営業だけでなく、実際に現地やモデルルームにご案内したり、お客様のご自宅に訪問したりなど足を使う仕事がメインになってきます。 そのため、フットワークが軽くないと全ての仕事が滞ってしまい、同業他社とのスピード勝負にも負けてしまいます。 単なる行動だけでなく、社内外の関係者への報連相やお客様への対応スピードなども全て、いかにスピーディーに動けるかがカギになってきます。 決断力がない人 2つ目は、決断力がない人です。 決断力が大事なのは、不動産業界で仕事をする人全員に当てはまると考えております。 なぜなら、不動産は何億、何十億と高額のものが多く、大きな資金を動かすデベロッパーという立場で慎重になりすぎると、同業他社との競争に負けてチャンスを奪われてしまう恐れがあるからです。 もちろん不動産市場や経済動向も考慮し、慎重になることが必要な場合もありますが、臨機応変に、かつ大胆に行動し決断を下すことがプロジェクトを成功させるためには必須になってきます。 デベロッパーに転職する際にアピールできる資格・スキル デベロッパーに転職をする際にどんな資格やスキルを身につけていると役に立つかを紹介いたします。 これらの資格やスキルは必須条件ではありませんが、身につけているとデベロッパーの仕事で大いに活用できることが考えられます。 宅地建物取引士 1つ目は、宅地建物取引士の資格です。 宅地建物取引士とは、毎年20万人前後の受験者数を誇る日本最大規模の国家資格であり、不動産取引の専門家を示します。 デベロッパーの仕事は、用地取得から建築まで主に不動産を取り扱うので、不動産関係や法律の知識が必要になってきます。 そのため、必須条件ではありませんが、宅地建物取引士の資格を持っていることである程度の不動産知識は習得しているため、確実に有利になります。 英会話能力 2つ目は、英会話能力です。 昨今では、日本の不動産業界は海外事業などを展開している企業も少なくありません。 海外の物件を取り扱うことに伴い、海外企業や外国人のお客様への対応も多くなってきておりますので、その場合に英会話能力が必須になってきます。 英語力ではなく、「英会話能力」と表した理由は、専門的な不動産用語だけを英語で覚えても会話にならなければ意味がないからです。 初めは、中学レベルの英会話ができれば十分会話ができると言われております。 外国人の方と会話ができれば、デベロッパーとして仕事の幅も広がってくると思いますので、英会話能力を身につけることをおすすめいたします。 マネジメント経験 3つ目は、マネジメント経験です。 責任感のある人やリーダーシップのある人がデベロッパーに向いているということは既に述べました。 そこで、マネジメント経験は、大きな資金や多くの人が動き、全体が1つとなって仕事を進めていくデベロッパーの仕事に間違いなく活かせますし、前職などで一度マネージャーに任命されていることにより必然的にリーダー的な素質を持っていると見られるので、転職をする際は確実にアピールポイントになります。 マネジメント経験のある方は、デベロッパーの仕事でもその経験を発揮できる可能性が高いので、ぜひチャレンジしてみてください。 併せて読みたい! 不動産開発会社(デベロッパー)は大変?仕事内容や転職するための方法を解説! 大手デベロッパーの平均年収はいくらなのか 大手のデベロッパーとなると、平均年収は不動産業界の平均額よりも高い傾向にあります。 下記表は、不動産業界全体の平均年収の上位5社を取り出したものです。 順位 会社名 平均年収 1位 ヒューリック株式会社 1,708万円 2位 日本商業開発株式会社 1,558万円 3位 霞ヶ関キャピタル株式会社 1,311万円 4位 三井不動産株式会社 1,273万円 5位 三菱地所株式会社 1,267万円 参照:Ann株式会社「年収チェッカー」不動産業の会社ランキング 平均年収別 ご覧いただくと分かる通り、不動産業界の平均年収の上位5社は全てデベロッパーとなっています。 「不動産営業は稼げる」と耳にする方も多いと思いますが、不動産営業は成果を出せれば稼ぐことができる職種です。もし不動産営業で成果を出した場合は年収2,000万円も夢ではありませんので、そうすると平均年収1位の1,700万円よりも稼げるでしょう。 ただ、今回のように平均年収として見た場合、不動産営業は稼げる人と稼げない人の差があるため、上位には入ってきません。 その点、大手のデベロッパーとなると固定給自体が高く設定されておりますので、平均年収としてみたときに稼げるようになっています。 デベロッパーに転職したい方へ 最後に、デベロッパーという仕事がどういうものなのか、どういった人に向いているのか・向いていないのかなどご理解いただけましたでしょうか。 デベロッパーという仕事は不動産業界の中でも、特に色々な素質や能力が求められます。 お客様や企業、社内外の関係者のため、またその地域のために動く重要な役割を担うので、特にやりがいのある仕事であると考えております。 ぜひご興味ある方、持っている資格やスキルを活かしたい方は挑戦してみてください。 デベロッパーに転職したい
不動産営業は女性にとって危険?おすすめ?メリットとデメリットを併せて解説
2022/09/27
不動産営業と言えば、男性が活躍しているイメージを持たれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 確かに、少し前までは不動産営業の多くが男性で、女性はかなり少ない傾向にありました。 しかし近年では、少しづつ女性の割合も増えてきており、不動産営業で男性以上に活躍している女性も多く見受けられます。 今回は、不動産営業職は女性に向いているのか、たまに耳にする「女性が不動産営業で働くのは危険」とはどういうことなのかについて解説いたします。 不動産営業職をご検討中の方は、是非ご覧下さいませ! 不動産転職エージェントに登録する 不動産営業職は女性に向いているのか 男性のイメージが強い不動産営業職ですが、女性には向いているのでしょうか? 結論からいうと、不動産営業が女性にも向いています。後述するように女性の良さを発揮できることも多くございます。 しかし、男女関係なく性格上「向いている性格」と「向いていない性格」に分けられます。 せっかく不動産営業に転職したのに、思っていたイメージと異なりまたすぐに転職を、、、ということにならないように、簡単ではありますが、女性目線で不動産営業に向いている性格と向いていない性格をご紹介いたします。 不動産営業に向いている性格 まずはじめに、不動産営業に向いている性格をご紹介いたします。 ①聞き上手な方 不動産営業は人と接する仕事ですので、人と話すことが好きな方は向いています。 その中でも、聞き上手な方はとても向いているでしょう。 不動産はとても高額な商材であるため、お客様の購入までのハードルが高く、お客様によりマッチした不動産をご提案するためにはお客様の要望を聞き出すことが大切だからです。 不動産は人生で何回も購入する商品ではありませんので、お客様も自分がどのような条件を希望しているのかを明確に持てていないことが多いです。 そんな中で、営業担当が要望を聞き出せずにただご紹介だけを繰り返してしまうと、不動産会社はコンビニの数よりも多いため別の不動産会社に行ってしまいます。 そのため、聞き上手でお客様の希望をスムーズに聞き出せる方は向いているでしょう。 ②タフな方 不動産営業は春夏秋冬問わず外を出歩くことも多く、かつ求人によっては1日100件以上の架電をすることもございます。 また、お客様からクレームを言われたり、成果が挙がっていないと焦る気持ちも出てきて精神的にきつい時もあるため、体力、精神ともにタフさが求められるお仕事です。 そのため、フットワークが軽く、体力的にも精神的にもタフな方は不動産営業に向いているでしょう。 不動産営業に向いていない性格 次に、不動産営業に向いていない性格をご紹介いたします。 ①オンオフが切り替えられない方 不動産営業では、前述した通りお客様からクレームをもらうことも有りますし、成約が何ヶ月も0件が続くと精神的にきついこともございます。 仕事とプライベートのオンオフが切り替えられない場合は、仕事がうまくいっている時はいいですが、うまくいっていないときは業務時間外でも考え込んでしまう時間が増え、精神的にきつい状態になってしまうため、向いていないかもしれません。 今月成約が0件だったという事実はしっかりと受け止めながらも、「来月頑張ろう!」と切り替えられるようにしましょう。 ②プッシュをするのが苦手な方 日常生活でも、遊びに誘いたいけど自分からは誘えなかったり、現在のお仕事でプッシュをするのが苦手な方は不動産営業で少し苦労するかもしれません。 お客様が積極的に連絡くれるということはあまりなく、基本的には自身からお客様に「物件いかがでしたか?」「別の方が内覧をしているのでいつまでに判断しないと売り切れてしまうかもしれません」などのご連絡をしていきます。 また、高額な商材ですのでお客様が悩む時間も長く、営業担当がお客様の背中を押してあげることも重要です。 実際にお客様にとって良い物件なのであれば、プッシュをすることはお客様のためでもあります。 ただ、それを「悪いこと」と思ってしまい、プッシュができない方は不動産営業を行う際に苦労する可能性があるでしょう。 併せて読みたい! 不動産営業に向いている人はどんな人? 自分が向いているか確認しよう! 不動産営業で活かせる女性の強みとは それでは次に、不動産営業で活かせる女性ならではの強みについてご紹介いたします。 お客様に警戒されにくい 不動産営業と対面するお客様にとって「ゴリゴリに営業されて買わないといけなくなるのではないか」という不安があります。 体育会系で体の大きな男性は、商談の最終段階で顧客と契約を締結する「クロージング」などで力を発揮できる反面、圧力が強いため警戒心を持たれやすいというデメリットもあります。 その点、女性は男性と比較したさいに圧力が強くないため警戒心を持たれにくく、お客様も本音を話しやすくなるでしょう。 また、本音を話してもらえると信頼関係も築け、かつより良い提案ができるので成約にもつながりやすくなります。 そこが女性であることのメリットとしては大きいです。 女性のお客様の気持ちが分かる 女性のお客様の気持ちが分かるという点も女性ならではの強みと言えるでしょう。 例えば賃貸営業の場合は、女性で1人暮らしの賃貸物件を探している方は多くいらっしゃいます。 女性は男性に比べ、「暗い道は避けたい」「スーパーからの道が遠いと買い物が大変」など、住む立地や道を気にされる方が多いです。 そんな時に女性が営業担当だと女性ならではの悩みや気持ちを理解できるので、お客様は安心します。 実需用不動産の営業でも、女性ならではの生活動線を踏まえたうえでの提案は女性に刺さることが多いです。 契約者は男性でも実需用だと家族で住まわれる方が多いため、奥様の意見を尊重されることも多く、女性に刺さる提案というのは購入の後押しになります。 併せて読みたい! 不動産業界で女性が転職するときのポイントとは?女性活躍中の求人もご紹介! 不動産営業は女性にとって危険?その理由とは 不動産営業で女性の強みを発揮できる一方で、不動産営業はやめとけ、危険だ、と言われることもあります。 なぜ危険だと言われるのでしょうか?ここでは、その理由を3つご紹介いたします。 「危険」というと大げさに聞こえてしまいますが、女性が不動産営業として働くにあたって注意しておくべきポイントと考えて頂ければ幸いです。 帰りの時間が遅い 1つ目は、帰りの時間が遅いという点です。 不動産営業なので、お客様が仕事終わりに店舗に来ると考えると、夜遅くまで仕事をするケースが多くなってきます。 夜仕事が終わるのが遅いと、帰りは閉まっているお店も多く道が暗くなっていますので、夜道が危ないという点では危険といえるでしょう。 そのため、不動産営業をする場合は職場の近くや人通りの多いところなど夜遅い帰宅でも安心安全な場所に住むことをおすすめいたします。 肉体的・精神的な負担が大きい 2つ目は肉体的・精神的な負担が大きいという点です。 不動産営業の業務は、1日中外を出歩くこともありますし、100名のお客様と商談をして契約が決まるのは1件から2件ほどなので、決して楽にこなせる仕事ではありません。 体力や忍耐力が必要になってくることは理解しておきましょう。 現在は完全反響営業の求人やチームで目標を持つ求人、女性ならではの休暇制度がある求人など、女性にとって働きやすい職場が増えてきておりますので、会社調べや転職エージェントと相談しながら転職活動を行うことがおすすめです。 不動産転職エージェントに登録する 男性と1対1での物件案内 3つ目は、男性と1対1で接客を行い、物件の案内を行うことがある点です。 不動産営業として働いていると、男性1名で来店されることも当たり前ですが珍しくありません。 賃貸営業の場合は電車、もしくは車で物件まで移動し、1日つきっきりでご案内することも有ります。 営業スタッフとお客様という間柄であったとしても、男性客が女性の営業担当に対し迷惑な行為や言動をしてくる可能性はゼロではありません。 男性のお客様が1人の場合は、男性の営業が担当すると決まっている会社も多いので、不安な方は、事前に転職エージェントや面接官に質問をしておきましょう。 そうすることで、安心して営業活動に励むことができます。 不動産営業に転職する女性が気になる4つのポイント 女性目線で求人を探す際に、不動産営業に転職する女性が気になるポイントを4つ紹介いたします。 産休・育休は取れるのか まず1つ目は、産休・育休は取れるのかという点です。 会社を選ぶ際に「福利厚生がしっかりしているかどうか」は皆さん気になると思います。 その中でも、将来出産をご検討されている方は、産休・育休はしっかり取れる会社を選びたいという方が多いのではないでしょうか。 結論から言うと、育休・産休がしっかり取れるかどうかは会社によって異なります。 しかし、少なくとも妊娠や出産をきっかけに退職を迫られる会社はほとんどないと思っていただいて問題ないです。 育休・産休の実績などを事前に確認しておくことをおすすめします。 ◎復帰は可能なのか また、育休・産休がしっかり取れた後、復帰は可能なのかも気になりますよね。 基本的に、復帰して仕事を全然任せてもらえなかったり、職場での人間関係が悪くなるといったことはありません。 むしろ、仕事と育児を両立しやすい会社は多くありますし、実際に不動産営業をされている主婦さんもいます。 子供が生まれたら会社からお祝い金を貰えるといったような制度を導入している会社もありますので安心して産休・育休に入れます。 休日はちゃんとあるのか 2つ目は、休みがちゃんと取れるのかという点です。 あまりに残業や休日出勤が多すぎると、体力的にも精神的にもきつくなってきてしまいますよね。 一般的には、不動産営業は火曜と水曜が休みの会社が多いです。 働き方改革などから残業時間に制限を設けていたり、休日出勤した場合は振替休日が取れるような制度が整い始めておりますので、休みは基本的に週2回は取れる企業が多いです。 また、土日休みの求人もございますので、不動産営業に挑戦したいけど土日休みの求人がなさそうだからと諦めていらっしゃる方がいれば諦めなくて大丈夫です。 法人向けのオフィス仲介営業などは基本的に土日休みとなっています。 ◎年間休日はどれくらいあるのか 不動産業界の年間休日はどれくらいあるのでしょうか。 厚生労働省が実施した「平成30年の就労条件総合調査」によると、不動産業界の1企業平均年間休日総数は109.6日でした。 他の業界に比べて休みが少ないと思われがちな不動産業界ですが、建設業は104日、宿泊業・飲食サービス業は97.1日、卸売業・小売業は105.7日など、他業界と比較して多いことが分かります。 参照:厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況 (3) 年間休日総数 」 お盆や年末年始などの長期休暇は、お客様が規制や旅行などお出かけをすることが多いため、会社自体がしっかりと休みを取る傾向にあります。 不動産業界で年間休日120日以上の企業も増えてきておりますので、是非ご覧ください。 不動産営業で年間休日120日以上の求人情報 給与に関して 3つ目は、給与はどうなのかという点です。 不動産会社や職種によって給与体系は変わってきます。 売買仲介の営業職は、歩合が高いので、固定給は比較的少なくしてある会社が多いです。 そのため、歩合がなければ生活が不安定になる可能性があります。 性別に関係なく成果主義の会社が多いので、結果を出して稼ぎたいという女性にはおすすめです。 賃貸仲介の営業職は、売買仲介とは逆に歩合が少ないので固定給で安定していることが多いです。 どれくらい稼ぎたいかで職種を決めてもいいでしょう。 また、まずは賃貸仲介の営業からスタートし、経験を積んでから売買仲介の営業にキャリアチェンジする人も多いです。 自分の考え方やキャリアプランに合った環境で働けるように、業種・職種を選択しましょう。 女性でも役職に就けるのか 4つ目は、男性社会の傾向が強くないか、女性でも役職に就けるのかという点です。 将来的に役職に就きたいと考えていても、男性社会の傾向が強いと女性は中々役職に就けないこともありますので、年収を上げたい、役職に就きたいなどの考えがある方にはとても重要です。 確かに女性は出産や子育てがあり、割合でいうと役職に就いている人は男性に比べると少ないかもしれません。 しかし、今は時代も変わり不動産営業は女性も活躍できるようになってきています。 元々男性が多い業界であることから管理職に就いている女性が少なく、女性向けの制度も整っていなかったため多少働きにくさはあったかもしれません。 今では、社会全体的にも不動産業界の中でも管理職に就く女性が増えてきており、従来より女性が男性と同じように働き、活躍できる環境が整っているでしょう。 不動産営業職で働く男女で年収に差はあるのか 年収に男女で差があるのかも気になるところではないでしょうか? それでは、不動産営業の男女の年齢別年収を、年代別平均年収と比較して見ていきましょう。 参照:平均年収.JP運営事務局「不動産営業は年収を解説!」 参照:転職サービスdoda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」 不動産営業の男女別平均年収は、女性は男性と比較して、34歳までは100万円以上低いですが、35歳以上は差が100万円以内と縮まっていることが見て取れます。 女性の年収が年齢に伴い増えるというよりは、役職に就いた場合に年収が男性と大差なくもらえるようになるのではないかと考えます。 また、年代別の男女別平均年収は、年齢が高くなるにつれて男女の年収の差が大きくなっております。 業界全体で見ると、男性の方が管理職が多いことが予想できます。 したがって、不動産営業の場合は管理職に就く女性も増えてきて、他の業界に比べ稼ぎやすいということが考えられます。 不動産営業は女性だからこそ活躍できる この記事をご覧になった女性の方で、不動産営業に挑戦してみたい方、自分は向いてないから辞めようと思った方、様々なご感想があるかと思います。 最初にも述べましたが、不動産営業は女性でも結果を残し、しっかり稼げる職種です。 なぜならば、女性は不動産営業をやる上で、男性よりも有利な点は多く女性だからこそ活躍できるフィールドであると考えているからです。 もちろん他の職種に比べ大変な面も多いですが、挑戦してみる価値は十分あります。 不動産営業に転職する
不動産業界で起業したら儲かる?会社規模別年収例も併せて紹介!
2022/09/13
不動産業界に携わる方の中で、将来起業したいと考えている方は多いのではないでしょうか? しかし、いざ起業をしようと思っても、 「まず何から始めればいいのか分からない」 「リスクが高そうで不安」 などとなかなか足を踏み出せない方もいらっしゃるかと思います。 また、不動産業で起業している人はどれくらい儲かっているのか目を光らせている方もいらっしゃることでしょう。 この記事では、不動産業界で起業した人の数や起業するメリット・デメリット、起業して失敗する人の特徴、また、実際どのくらい儲かっているのかなどをご紹介していきますので、ぜひ最後まで目を通していただけると幸いです。 不動産業界で起業する人はどれくらいいるのか? 不動産業界で起業する人は年々増加しています。 あとでご紹介いたしますが、不動産業界は業種次第では初期コストもかからず、起業しやすいのです。 実際に全国で不動産業界で起業する人はどれくらいいるのでしょうか? 過去20年間の宅地建物取引業者の推移を見てみましょう。 参照:国土交通省 宅地建物取引業者数 5年連続で増加~平成30年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果について~ 参考資料 不動産業界で起業するメリット(仲介業・賃貸業) それでは、不動産業界で起業するメリットについて、代表的な不動産仲介業と不動産賃貸業の2つをそれぞれご紹介できればと思います。 業種によってメリットやデメリットが異なるので、どちらの業種が自分に合うのかなどをあらかじめ考慮した上で、起業をすることをおすすめいたします。 不動産仲介業のメリット まずは不動産仲介のメリットを3つご紹介いたします。 仕入れ費用ががかからない 1つ目は、仕入れ費用がかからないという点です。 不動産仲介業を行うためには、宅地建物取引業者の免許を取得する際にお金はかかりますが、それ以外はほとんどかかることはありません。 なぜなら、不動産仲介は売主と買主の間に入って不動産売買をするための交渉を行うビジネスであり、仕入れに対する費用が必要ないないからです。 人件費がかからない 2つ目は、人件費がかからないという点です。 そもそも不動産会社は1人であっても不動産会社を経営していくことが可能です。 仮に人手が少なくても十分に業務を行えるからです。 しかし、売り手や買い手を探すことから契約までの一貫の業務を自分1人で動いて行わなければならないというデメリットも持ち合わせます。 自分がそこまで動けないという場合には人を雇う必要がありますが、基本的には人件費は他の業種に比べるとかなり削減できます。 1回の契約で得られる金額が大きい 3つ目は、1回の契約で得られる金額が大きいという点です。 売買仲介業の場合、賃貸業に比べて物件の単価が大きいので、その分仲介手数料の金額も高くなります。 例えば、5,000万円の物件が売れた場合、仲介的手数料は(5,000万×3%+6万円)×1.1(消費税10%)=1,716,000円である。 首都圏の物件の場合、大体これくらいが平均的である。 1回の契約で得られる金額が大きいため、短期で大きく稼げる可能性が高いのは、仲介業の1番の魅力といってもいいでしょう。 不動産仲介業のデメリット 逆にデメリットとして、売買契約ができないと仲介手数料も0なので、収入が入ってこない場合が考えられます。 ある意味、一攫千金のようなものではありますが、月に1契約できればそれだけでも利益は大きいので、コンスタントに契約ができるようにすれば、儲けることができます。 不動産賃貸業のメリット 次に不動産賃貸業のメリットを3つ紹介いたします。 賃貸業はアパートの大家さんやマンションのオーナーさんなどのように、不動産を買ってそれを貸し出すことによって収益を得ることを言います。 賃貸業を起業するということは、個人ではなく法人を立ち上げて行うイメージです。 安定的な収入が入ってくる 1つ目は、安定的な収入が入ってくるという点です。 これは賃貸業の醍醐味でもある入居者から受け取る家賃収入、すなわち不労所得です。 所有している物件に入居者がいる限り、毎月安定的な収入が期待できます。 また、仲介業と違い、利益が少なく、かつ高い物件を自ら購入するのに多額の借り入れをする必要があるので、そこはあらかじめ覚悟はしておきましょう。 免許や資格がなくてもできる 2つ目は、免許や資格がなくてもできるという点です。 賃貸物件の仲介を行う場合は宅建業者の免許が必要となり、その中で宅建士の資格取得者が必要になります。 しかし、不動産会社が所有している物件を賃貸として貸す「賃貸業」や、家賃の回収などの集金に関する業務やクレーム対応、修理の手配や退去後のリフォームなどの業務などを行う「賃貸管理業」においては宅建の免許がなくてもできます。 なぜならば、これらは不動産業であり、宅建業ではないからです。 資格を持っておらず、不動産業界で起業を考えている方は賃貸業を行うことをおすすめいたします。 リスク管理がしやすい 3つ目は、リスク管理がしやすいという点です。 リスクのあるイメージのある「起業」でも、賃貸業に関しては労働者として働きながら同時並行で始めることができるという大きなメリットがあります。 起業の方で上手く収益を上げられれば退職するという選択肢もあれば、上手くいかない場合にそのまま会社員を続けながら挑戦できるので、生活ができなくなったり、せっかく起業したのにそれを辞めざるを得ない事態を免れることができます。 不動産業界で起業したら実際いくら儲かる? ここからは、不動産業界で起業した場合、実際にいくら儲かるのかについて、資本金別、会社の規模別で見ていきましょう。 実際に起業した不動産会社の社長の年収もご紹介いたします。 資本金別の売上・年収はどれくらい? まずは、資本金別の平成30年度(最新)の売上高を公益財団法人不動産推進センターの「不動産業統計集」に基づいて紹介し、そこから大体の年収を算出したいと思います。 資本金別に分けると下記のような結果でした。 資本金 売上高 1,000万円未満 約909万円 1,000万円~1億円未満 約1,636万円 1億円~10億円未満 約861万円 参照:公益財団法人不動産推進センター(5)②不動産業の資本金別売上高 次に、年収を算出するためにここから毎月のランニングコストを差し引いて行きます。 ・事務所の賃料:約20万円 ・光熱費、通信費、リース料:約20万円 ・人件費:約16万円(例:時給1,000円、1日7時間の22日勤務と考えた場合) ・広告宣伝費:約50万円(初年度) ・生活費:100~200万円 合計すると多くて約300万円です。 これを売上高から差し引いて約600万〜1,300万円といった額が想定年収になります。 会社の規模別による社長の年収は? 次に、会社の規模別による社長の年収を、民間調査機関の労務行政研究所の最新調査「2021年役員報酬・賞与等の最新実態」のデータに基づいて紹介したいと思います。 会社規模別に分けると下記のような結果でした。 ・規模1,000人以上で年収6,771万円 ・規模300〜999人で年収4,410万円 ・規模300人未満で年収3,295万円 参照:労務行政研究所の最新調査「2021年役員報酬・賞与等の最新実態」 こう見ると、従業員が多ければ多いほど、年収も多くなっていることが分かります。 1人で始めることができるのが不動産のメリットではありますが、より儲かるようにするならば、最終的には人員をどれだけ増やせるかどうかがカギになってきます。 実際にどれくらい儲かる?不動産会社社長の年収例 実際にどれくらい儲かるのか気になりますよね。 ここで、不動産会社の社長の年収ランキングTOP3を紹介いたします。 1位:オープンハウス 荒井正昭社長 3億9,600万円(2021年9月期) 2位:ヨシコン 吉田立志社長 2億4,462万円(2022年3月期) 3位:三井不動産 菰田正信社長 2億4,400万円(2022年3月期) 参照:IRバンク 日本の資産家ランキングでも上位を占める社長が不動産業界では多いです。 夢がありますよね。 不動産業界で起業して失敗する人の特徴とは 不動産業界で起業して失敗する人の特徴を2つ紹介いたします。 不動産業の2020年の倒産件数は251件で、前年同数でした。 また、2019年までは3年連続で前年を下回っていました。 参照:株式会社東京商工リサーチ「2020年1-12月 不動産業の倒産状況」 全体的には減ってきてはいるものの、現に倒産している会社は存在します。 ただ、失敗を恐れて挑戦しないのはもったいないです。 起業する前に失敗する人はどんな人なのかをしっかりと把握しておくことが、成功するためには大事なので、起業にこれから挑戦したいと考えている方は必見です。 営業力が身についていない 1つ目は、営業力が身についていない場合です。 これは主に仲介業に当てはまるのですが、営業力が欠けているのは致命的です。 不動産業で起業する人は、基本的に会社員時代に営業成績が良かった方に多いです。 持ち前の営業力を活かし、自分ならできると過信して、失敗するケースは少なくありません。 特に大手の不動産会社出身の方ほど会社の肩書きに頼ってしまっているケースがあるため、いざ自分1人で外に出たら真の実力が問われ、想像以上に苦戦してしまうということになりかねません。 まず始めは会社員として、経験を積み、営業力をしっかりつけてから起業する方が失敗する可能性は低いと考えられます。 業務の量の多さを想定できていない 2つ目は、業務の量の多さを想定できていない場合です。 不動産会社で働いている方は業務の内容や流れ、それに費やす時間などを把握されている方は多いかと思います。 しかし、それを考慮した上で起業したとしても、「売り上げをどう上げるか」の前に、あまりにも多い業務の量に圧倒されてしまう場合も少なくありません。 会社員時代は分担制でやっていたため、全ての業務をやるための時間や量を想定できていない状態で起業すると、上手くいかなくなってしまうのです。 そうならないようにするために、独立前に会社員として業務をまずは自分でやってみて、しっかり把握し、自分でできる業務と人に依頼する業務の区別ができるようにしておくことが重要です。 併せて読みたい:不動産セールスが不動産業界で起業するまでのステップとは 不動産業界でこれから起業する方へ 不動産業界で起業をすることは比較的リスクが少なく、実際に儲かるケースも多いので、ほかの業界に比べると挑戦しやすいかと思います。 しかし、起業して失敗しないようにするために、ある程度準備が必要です。 その準備を怠ると、いつか潰れたり、辞めざるを得ないタイミングが訪れる可能性もあるので、まずは不動産会社で仕事をすることをおすすめいたします。 きっと独立したときには、何か形にできると思います。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
なぜ私は不動産業界への転職をおすすめするのか。おすすめポイントと合わせて解説!
2022/09/11
こんにちは! 不動産業界歴4年目。高校中退、定時制高校転校後に専門学校入学。 新卒企業を2週間で退職してフリーター生活を送っていた20代後半転職大好き女子です。 今回は学校もアルバイトも正社員も全てが続かなかった頑張れない私が、不動産業界に転職して初めて同じ会社で働いて4年目に突入したので、この経験から不動産業界への転職のメリットやおすすめポイントを皆様にお伝えしたいと思います。 私と同じように全然仕事が続かない、なにか夢中になれることがしたいと考えている方は是非ご覧下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する なぜ私はなにも続かなかったのか まず初めに、なぜ私がこんなにも色々な会社をすぐに辞めていて、そしてなぜ不動産業界に転職したのかをご説明致します。 なぜ私はすぐに退職(退学)してしまうのか? 高校を中退した時も大きな理由がなく、新卒を2週間で退職した時もなにか大きなきっかけがなかったので考えたことがなかったのですが、今の不動産会社に勤めてふと過去を振り返ってみると明確でした。 すごくシンプルな理由ではありますが、私がすぐに退職してしまう理由、それは「楽しくないから」でした。 私と同じ理由で退職を考えている人、退職した人も多いのではないでしょうか? 「楽しくない」には色々な状況でなると思います。 例えば毎日同じことの繰り返し、人間関係が良くない、思ったようにうまくいかない、などなど 「もう少し頑張れるかも」がすごく重要 ただ、同じ会社で働いて4年目になって分かったのですが、楽しく働くには続けることが大事でした。 もちろんフィーリングで合わないと思って退職するのであれば私は問題ないと思います。私も過去退職した企業に未練はありません。 しかし、今の会社は最初「楽しい」という感覚は全くなく、むしろ最初はあと1ヶ月経ったら辞めてやる。あと1週間経ったら辞めてやる。次理不尽に怒られたら辞めてやる。と常に思っていました。 でも1人仲良くなったメンバーができたからもう少し頑張れるかも、なにか成果がでて褒められたからもう少し頑張れるかも、その「もう少し頑張れるかも」が続いてきて、半年くらい経ってきたら逆に「辞めたい」と思う頻度が減ってきて、逆に「どうしたら成果がでるか」という考えに変わっていきました。 1回でも成果が出てくると成功体験ができるからか、どんどん成果も出てきて、そうすると良いサイクルに入ってきたのかだんだんと仕事が楽しくなってきました。 もし「あー楽しくないから退職したいな」と思っている方がいらっしゃるのであれば、「辞めたい」という考えをすぐに持つのではなく、もう少し頑張れる方法を探してみて、もう少しずつ頑張ってみてもいいかもしれません。 そうやって、「もう少し頑張れるかも」が続けたけど半年後になっても「もう頑張れない」という考えなのであれば退職してもいいと思います!多分その会社では頑張れません! なぜ私はおすすめされていない不動産業界に転職したのか そんなこんなで新卒企業やフリーター時代のアルバイト、そして不動産業界に入社するまえの企業を次々と1年未満で退職してきましたが、ここからはなぜ私が周りに聞いてもおすすめされない不動産業界に転職したのかをお話させて頂きます。 ※私の場合は稼ぎたい、営業バリバリやりたい、などの願望がなかったので周りからおすすめされませんでした!稼ぎたい、営業として成長したいなどの希望があれば不動産業界はまずおすすめされるかと思います! なぜ私が不動産業界に転職したのか 実は、こちらも至ってシンプルでした。「友達に紹介されたから」 当時その不動産会社で長期インターンとして働いていた友人と遊んでいた時に、私が前職のシステム営業を退職すると伝えると「じゃあうちの会社おいでよ」と言ってくれ、そのあとはとんとん拍子でした。 なので業界研究をして自分にあう業界は不動産業界だ!となったわけでも、不動産業界の雰囲気に感化されたわけでもありません。 ベンチャー企業だったこともありますが、最初から社長面接をして頂き無事内定をもらい退職後間を空けずに転職することができました。 実際に不動産業界で働いていて思ったことですが、不動産業界は面接回数が少ない気がします。 また、これまでの学歴や経歴も見ている会社ももちろんありますが、それよりも人柄ややる気を見てくれる会社が多いのかなと思います。 というのも、エージェントを利用して他の企業も受けたりしていましたが、高校中退や新卒を2週間で退職した私は書類時点で落とされることが多かったです。面接にすらいけませんでしたが、不動産業界は比較的書類は通るようなイメージでした。 転職時に多くのことを望みすぎるのはNG もともと嫌だったら退職すればいいや精神の持ち主で、行きたい企業や業界もなかったので、「ベンチャー企業は嫌だな」「不動産業界は嫌だな」という想いは全くないのも良かったのかもしれません。 内定をもらい、友人もいたので特に断る理由もなく、受けていた企業はお断りしてその企業に入社しました。それが私の不動産業界に転職した理由です。 今思うことですが、転職をご検討されている方は、下手に転職先に要望を持ちすぎると本当に合う企業を見落としてしまうことがあるので、軸を決めたらそれ以外は何でもOKというくらいのスタンスで転職活動に臨んだ方が良い転職ができるかもしれません! 私の場合はお給料も休日も通勤時間もなにも決めませんでした!もっというのであれば業種も職種もなんでも良く、私はとにかく人が良い会社で楽しく働ければそれ以外は求めていませんでした。 そのため、面接官の社長の人柄を見て「いいな」と思い、友人からのメンバーの話を聞き「いいな」と思い、実際に何人かメンバーの方と話して「いいな」と思ったので迷いはなかったです。 逆にこういう仕事がしたい、自分が持っているこの能力を活かしたい、土日休み、残業なし、など色々決めていってしまうと、以前の私のように「思っていたのと違った」という想いが出てきてしまうかもしれませんので、望みすぎは避け、例えば「英語を絶対に使いたい」であれば英語という軸以外は幅を広げてみてみることをおすすめします。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産業界への転職をおすすめしたい押しポイント そんな感じで大きな理由もなく不動産業界に転職した私ですが、不動産業界に入って凄く良いなと思った点があり、是非皆さんに不動産業界への転職をおすすめしたいのでいくつかご紹介致します。 おすすめポイント①学歴・経歴関係なく実力だけで上に行ける 一つ目におすすめしたいポイントは私のような高校中退の過去があったりしてもリーダーという立場にしてもらえることです。 もちろん年功序列制の企業や大学卒業以上必須という企業もあります。しかし、不動産業界の多くは実力社会。成果主義の会社が多いです。 実力社会、成果主義と聞くと敬遠する方もいるかもしれませんが、私は成果を出せば過去が関係ない、年齢性別も関係ないということを素晴らしいことだと思っています。 下記の表をご覧ください。こちらは、厚生労働省が出している、学歴、性別ごとの賃金の一覧になります。(一部抜粋) 最終学歴 男性 女性 大学院 465.2 千円 404.3 千円 大学 391.9 千円 288.3 千円 専門学校 309.3 千円 263.4 千円 高校 295.0 千円 218.0 千円 ※参照:厚生労働省令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況 厚生労働省が出している学歴や性別による賃金の違いを見ていくと、男性の高校卒と大学卒では100万円程大学卒の方が高く、男性と女性では大学卒の場合でも100万円程の男性の方が高くなっております。 もちろん業種や職種がバラバラなので一概には言えませんが、学歴性別年齢でお給料に差が生まれないのが成果報酬型の企業の良いところだと思います。 私は楽しい仕事であれば仕事自体は好きなのでめちゃくちゃ頑張れるタイプなんです。そこで成果を出せば過去を気にせず上に行ける。 仕事が好きな私にとっては本当に嬉しい制度です。現に今もチームリーダーを任されており、マネジメントをしながら自身の数字も追っています。 他の部署も入社した年数や年齢なく役職が付けられていて、私より1つ年下だけどリーダーをしている人もいます。 その人は誰よりも行動数を増やし負けず嫌いでストイック。 年下ですが、その人がリーダーになることになんの疑問もありませんでした。 何かしらのコンプレックスがある方や、年功序列制の給与体系、名ばかりの役職持ち上司に疑問を持っている方には不動産業界をおすすめしたいです。モヤモヤすることなく働くことができますし、やる気が常に出てきます。 おすすめポイント②稼げる 次におすすめしたいポイントは、不動産業界 転職 と調べたら出てくると思いますが稼げるという点です。 私はまだまだですが、不動産業界は稼ぎたいと思えばいくらでも稼げる業界です。違う部署の先輩は一時2,000万円以上稼いでいましたし、不動産業界の求人を見ていても年収例には20代で800万円、1,000万円以上の求人が沢山あります。 それは不動産業界に多いインセンティブ制を取り入れている企業が多いからなのですが、インセンティブ率に関しては企業によって異なるのでめちゃくちゃ稼ぎたいぜ!みたいな方は是非インセンティブ率の高い求人にお問合せ下さい! 私の場合はお給料が欲しいというよりは、お給料をもらうとそれだけ自分がその会社に認められているという風に捉えられるので嬉しいですね。 ただ、全ての不動産会社がインセンティブ制かというとそうではなく、固定給で一定のお給料がもらえ、年間や半期の成果に対してベースのお給料が上がる企業もあります。 稼ぎたいという想いが一番上にくるわけではなく、このベースのお給料よりは欲しいなと考えている方はこのような固定給の求人にお問合せすると良いかもしれませんね。 稼げる不動産求人はこちら おすすめポイント③営業のプロフェッショナルになれる 最後におすすめしたいポイントは、営業のプロフェッショナルになれる点です。 プロフェッショナルとはなにか、というと私の完璧な主観になってしまうのですが、話し上手で聞き上手、お客様に納得感を持たせて高額の商品を販売できる。これができる営業は凄いなと思います。 不動産業界の色々な会社の方とお話する機会があるのですが、皆さんお話上手で聞き上手。 話がひと段落つく頃には新しい話題を提供してくれたり、様々な地域のことに詳しく地名を出すとおすすめのご飯屋さんの名前が出てきたり。 でも自分が話し始めると大きなリアクションで聞いてくれ、大きな声で笑ってくれます。 できる営業の笑い方には共通点があると思い、必ず大きな声を出して笑う気がします。 それ以外にも、売れる営業の先輩の営業手法を聞くと、話に抑揚を付けたり本当に売りたい不動産は何番目に紹介するのか、他の不動産と比較しながら紹介する順番を考えたりなど考えられているなと感じます。 あと全てをポジティブ言葉に変換することが上手だなと思いますね。 これは私も身についたことですが、相手がネガティブなことを言ってもそれを逆にポジティブな言葉に変えられます。難しい時もありますが。 このような営業手法は、人が一生のうちに購入する物の中でも一番大きな買い物である不動産を販売する営業だからこそ身につけられることもあると思います。 100円のものであれば「試しに買ってみようかな」と思わせられればいいかもしれませんが、4,000万円のものを販売するときにはその気持ちではお金が動きません。 4,000万円ものお金を動かすために身につける営業手法が営業のプロフェッショナルに成長させられるのかもしれません。 不動産業界への転職はどんな人にもおすすめ! 結論、私は不動産業界の転職をどんな人にもおすすめしたいです! 特におすすめしたいのは、私みたいに履歴書上では書類選考に落とされてしまうような方です。 面接まで行けば理由だって話せますし、うまくいく自信がある、なのにまずバッターボックスに立たせてもらえない方々に是非おすすめさせてください。 この記事を読んで少しでも不動産業界に転職してみたいなと思って頂けたら嬉しいです。 ただ、不動産業界は本当に働く企業によって全然違いますので、まずは不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』などの転職エージェントに登録して、あなたが望む求人を提案してみてもらってくださいね! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する ※不動産業界でもワークライフバランスが整った環境で働くことは可能です!
不動産営業のノルマは達成が難しい?ノルマ達成に向けてやるべきことを解説!
2022/09/08
皆さんは不動産営業に関して、どのようなイメージがありますか? 良いイメージを持つ方もいれば、悪いイメージを持つ方もいることでしょう。 不動産営業は比較的稼げるイメージが強く、非常に人気の職種のひとつです。 しかし、決して楽して稼げるものではありません。 結果を出すことはもちろんのこと、日々課された必要最低限のノルマを達成する必要があります。 不動産営業のノルマと聞くと、「ノルマが達成できなかったらどうしよう」「自分でもノルマを追えるのかな」といった不安な声を耳にすることがありますが、ノルマ=目標であり、ノルマに対しての考え方や日々のやるべきことをこなすことで経験や年齢に関係なくしっかりと達成することが可能です。 今回は、不動産営業のノルマに対する考え方や、達成に向けて日々やるべきことをご紹介いたします。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する ノルマと目標の違い まずは、一般的なノルマと目標の違いについてご説明します。 ノルマとは、会社からあらかじめ決められている義務的な目標です。 自分で設定するものではないので、一定の期間に最低限すべき仕事量を表します。 一方で目標とは、義務的ではなく個人で設定し達成を目指すものです。 ノルマとはまた違って、個人で達成したい目標は自由に決められるので、自主性が問われます。 また、個人の目標を達成することでインセンティブを多く与えてくれるような会社もあります。 ノルマの意味やと目標との違い、達成するために試したいこと(株式会社マイナビワークス) 不動産営業ではどのようにノルマは課せられているのか? ノルマとはどういうもなのかがご理解いただいたところで、次に不動産営業ではどのようにノルマは課せられているのかを説明いたします。 一般的に不動産業界のノルマは、契約数をノルマにする場合と、売上額をノルマにする場合、またその両方を考慮した達成率をノルマにする場合の3種類があります。 月間で契約数をノルマにする場合は、「月に〇本契約」といった契約数のみクリアしていれば達成です。 また、月間で売上額をノルマにする場合は、「月に売上額〇〇〇万円」といった売上額のみクリアしていれば達成です。 そして、月間で達成率をノルマにする場合は、「月に〇本契約+売上額〇〇〇万円→達成率〇〇%」といった月の契約数と売上額のノルマががあらかじめ設定されている中で、その達成率が100%以上であれば達成です。 この場合、契約数と売上額のどちらも達成していないといけないわけではありません。 例えば月に「契約数2本、売上額が600万円」というノルマが設定されているとします。 単純に考えて、契約2本で売上を600万円上げた場合、達成率は100%となります。 仮に月に契約数が1本しかできなかったとしても、売上額が1,200万円の場合、こちらも達成率は100%なので、ノルマ達成です。 このように、会社によってノルマの対象は異なりますが、稀にノルマが明確に定められていない会社もあります。 その場合、1ヵ月に契約や売上が0となってしまうと、仕事をしていないと思われてしまっても仕方がありません。 ノルマが明確になくとも、月に最低1本の契約は求められているという前提で仕事に臨みましょう。 不動産営業のノルマは大変なのか? 不動産営業としてノルマを追うことは結論、大変です。 なぜならば、契約数目標や売上目標を達成するために量をこなさないといけないからです。 量をこなす理由は、量の中に質が生まれるからです。その逆はありません。 しかし、徐々に成果が挙がってくると、量よりも質を重視するようになってきます。 その域までくると、ノルマを追うことが大変と思うことはなくなってくるでしょう。 ノルマが達成できないとどうなる? ノルマが達成できなかった...そんな月もあると思います。ではノルマが達成できないとなにが起きるのでしょうか? 不動産営業が稼げる仕組みは、毎月の契約件数分のインセンティブがもらえ、そのインセンティブが企業によって違いますが何万円、何十万円ともらえるためです。 インセンティブで稼ぐことが主流のため、固定給は低めに設定されていることが多いのは不動産業界の特徴でしょう。 不動産営業のノルマは契約数や売上が設定されることが多く、そのノルマが達成できていないということは契約が獲得できていないということになりますので、そうするとノルマが達成できないと単純にお給与が低くなります。 前述したとおり、固定給は低めに設定されておりますので、毎月ノルマが達成できないとなると年収でみても200万円台になることは避けられません。 このように、ノルマが達成できていないとお給料が低くなってしまいます。 しかし、半年間はノルマが達成できずお給料が低かったとしても、残りの半年間で好成績を残した場合はその成績分のお給料がもらえますので、1年の間で帳尻を合わせることができます。 これはインセンティブ制が取り入れられている不動産営業ならではの考え方かもしれません。 ノルマを達成するためにやるべきこと3選 それでは、ノルマを達成するために普段から徹底してやるべきことを3つ紹介いたします。 ノルマは普通に仕事をしているだけでは、そう簡単に達成できるものではありません。 やるべきことがしっかりできている人とできていない人とでは将来雲泥の差がついてしまうので、これから不動産営業をやってみたい方や転職を考えている方は必見です。 毎回達成してる人の真似をする まず1つ目は、至ってシンプルではありますが、毎回達成できている先輩や同期、後輩の真似をするということです。 「学ぶ」の語源は、「真似る」からきています。 できている人の真似をするということで、自分もできるようになる可能性が高いです。 しかし、ここで大事なのは、真似をするというのはできている人の良いところを盗むのではなく、完全にコピーをするということです。 オリジナリティを加えてやるのは、ノルマが毎回達成できるようになった次の段階で行うことです。 まずは基礎基本を固めるべく、できている人の真似をし、できている人になりきって営業してみてください。 きっと成果が出るはずです。 常に前倒しで行動する 2つ目は、常に前倒しで行動するということです。 前倒しで行う1番の理由は、必ずしも全て予定調和で終わることはないからです。 ノルマというゴールから逆算して、「いつまでに〇〇をやる」と途中途中の目標を決め、それを着実に達成していけばノルマを達成できますが、そこまで簡単な世界ではありません。 何か1つ上手くいかなかったときに、最終的に達成できなかったのでは意味がありません。 したがって、そこも加味した上で、目標を前倒しにしてこなしていくことが大事だということです。 また、前倒して行動し続けることで、前倒しの習慣がつき仕事のスピードや結果をより多く出すことができるようになるので、意識して行動するだけで結果が大きく変わります。 周辺エリアの物件や不動産知識を知っておく 3つ目は、周辺エリアの物件や不動産知識を知っておくということです。 残念ながら、気合いや根性論だけで上手くいくわけではありません。 物件情報や不動産知識を知っていることは必要最低限のことであり、それを多くを知っておくことで大きく営業に活かすことができます。 まず、物件情報を多く把握していることで、物件を紹介できる幅が広がるのと、お客様からの信頼を得ることができるメリットがあります。 相場的に、また職場や実家の距離的になどの理由で、エリアを振る場合に臨機応変に対応できるようにするために、自分の担当するエリアの物件情報だけでなく、なるべく周辺エリアの物件は全て把握するようにしておくことがポイントです。 次に、不動産知識ですが、お客様にヒアリングをするときや物件のご案内、クロージングをするとき全てにおいて、トークの引き出しが増えることで、結果として数字になる可能性が高くなります。 ノルマを達成するために、どんな状況でも困らないよう、また目の前のお客様を困らせないように、少なくとも必要最低限の知識は身に着けておくことをおすすめいたします。 不動産営業に転職する ノルマを達成するための考え方3選 それではここからは、ノルマを達成するための考え方を3つ紹介いたします。 やるべきことは違い、考え方を身に着けることで、一時的ではなく継続的に結果を出すことができます。 また、この考え方は入社時に上司や先輩から教えてもらえるようなマニュアルではありません。 ノルマを当たり前に毎回達成できれば、それだけで一人前の営業マンです。 ぜひ実践をしながら身に着けていただき、1人でも多く成果になれれば幸いです。 ノルマ達成を目指すのではなく、社内で1位を目指す まず1つ目は、ノルマ達成を目指すのではなく、社内で1位を目指すという考え方です。 ノルマ達成をゴールにしない理由としては、ノルマを達成することは当たり前、かつ結果を出すための通過点だという考え方にしないとそもそも毎回達成できないからです。 また、社内で1位を目指すことが大事な理由は、具体的かつ、単純明快であるという理由です。 例えば、「上位を目指す」などの抽象的な目標設定だと、目指すことが困難になってしまう、かつモチベーションが続きにくくなるといったことが起こりうるためです。 社内で1位を目指すことで、結果的に3位で終わったとしても最低限のノルマは達成できていると考えられるため、敢えて高いところを目標にすることがノルマ達成の秘訣なのです。 できない理由ではなく、できる理由を考える 2つ目は、できない理由ではなく、できる理由を考えるという考え方です。 これはある意味精神論に近いかもしれませんが、人間は上手くいかない際にできない理由を考える傾向があります。 できない理由を考えることによって、できない方向に進みます。 それとは逆にできる理由を考えることが、ノルマを達成するための近道です。 「できると思えばできる」を体現している営業マンは数多くいるので、これも重要な考え方のひとつです。 自分ではなく誰かのためにやる 3つ目は、自分ではなく誰かのためにやるという考え方です。 これは全員に当てはまることではないかもしれませんが、自分のためだけにやると誰かに迷惑がかかるわけではないので、苦しくなった時に妥協が生まれます。 しかし、お世話になっている上司や親愛なる家族、応援してくれてるお客様など、誰かのためにやる仕事は本来持ってる実力以上の力が発揮されることがあります。 達成しないといけない使命感に加え、達成したいという願望がついてくるため、是が非でも達成しようという気持ちになり、結果としてノルマを達成することができると考えます。 不動産営業のノルマはその人が頑張れば達成できるように設定されている ここまでこの記事をお読みになり、不動産営業のノルマに対して、印象が少しでも変わった方は多いのではないでしょうか。 不動産営業のノルマは、営業力や元々持っているコミュニケーション能力などによらず、行動や考え方ひとつ変えるだけで誰にでも達成できるのです。 営業成績1位を取るためには、多少能力や努力などが必要となり誰でも取れるわけではありませんが、ノルマは必要最低限の仕事量にすぎません。 ノルマは、高卒でも営業未経験者でも誰でも頑張れば達成できるように設定されています。 ノルマに対し重く捉え過ぎず、着々とこなせるようになれれば仕事はますます楽しくなってくるはずです。 最後に、この記事を読んでくださった方で、1人でも多く不動産営業にチャレンジする人が増えることを祈っております。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産営業に向いてる人ってどんな人?大手不動産会社の元営業マンが実際に肌で感じた5選!
2022/08/26
不動産営業は、稼ぎたい人や数字意識の高い人、体育会系の人などに非常に人気な職種のひとつです。 その反面、「仕事内容がきつそう」、「ノルマが厳しそう」、「休みがなさそう」などの声もあり賛否両論に分かれる職種、それが不動産営業です。 さて、ここでは「不動産営業に向いている人はどんな人なのか?」を大手不動産会社の元営業マンが働いてきた中で実際に肌で感じたことや気付いたこと、一緒に働く上司や部下、同期を観察して発見したこと、数多のお客様と関わって学んだことなどをすべて踏まえ、この記事を読んでくださる皆様にお届けできますと幸いです。 私が経験してきた不動産営業とは? 不動産営業には、販売や売買仲介、賃貸、管理などさまざまな仕事があります。 その中でも、私は大手不動産会社で「売買仲介」の営業を経験してきました。 売買仲介とは、簡単に言うと物件を保有してる会社(売主)とお客様(買主)の仲立ちをする仕事です。 賃貸との唯一の違いは、賃貸は家を求めているお客様のみに対して営業をするのに対し、売買は求めていないお客様に営業をすることもあることです。買った方がいいけど買う勇気や知識がなかったり、5年後や10年後など将来的に買おうかなとぼんやり考えていたりなど、営業をするのが難しい温度感のお客様も多々いらっしゃいます。 しかしその分、賃貸などに比べて物件の単価は高く、また販売に比べると契約数も多くなってくるため、1番楽しく稼げてやりがいのある仕事であると考えております。 この記事では、そこで得たものや感じたことをもとにご紹介しますが、売買仲介のみならずBtoCの営業全般に当てはまる内容となっております。 不動産営業に転職する 不動産営業に向いてる人5選 まず始めに、本題である「不動産営業に向いてる人」の特徴を5つご紹介いたします。 5つの要素の中で1つでも当てはまる方は向いている可能性が高く、それが必ずと言ってもいいほど武器になるはずです。 また、当てはまらなかった方も一概に向いていないわけではないので、参考までにご覧ください。 報連相が早い人 まず1つ目は、報連相が早い人です。 報連相はどんな仕事であっても大事なことですが、不動産営業の場合は特にこの「報連相の早さ」が重要な局面の結果を決定づけるものとなります。 報連相ができない人の特徴として、「これくらいであれば報告しなくてもいいや」「こんなの自分で調べればわかる」などと自分ですべて判断してしまいます。これは致命的です。 報連相が早いと、物件の動き(お申し込みが入ってないかなど)を確認できたり、上司による正確な判断をすぐ実行でき、かつ情報もすぐに得られるため、お客様としても希望の家を借りれたり、購入ができたりします。 自分や上司のためだけではなく、お客様のためにも報連相を早くすることが重要だと言えます。 相手の立場で物事を考えられる人 2つ目は、相手の立場で物事を考えられる人、言い換えると「相手の感情を読める人」です。 不動産にかかわらず、営業をするということは人対人で成り立ちます。 お客様ありきの成約、お客様ありきの給料、お客様ありきの仕事へのやりがいです。 お客様を大切に思う気持ちが結果を出す上で大変重要になってきます。 そのため、お客様の立場になって考え、寄り添い、感情を読むことができる方であれば、間違いなく天職です。 向上心が高く負けず嫌いな人 3つ目は、向上心が高く負けず嫌いな人です。 これは皆様最も想像がつくのではないでしょうか? 営業なので、言わずもがな、数字の勝負の世界です。 向上心が高い人は「年収1,000万円稼ぎたい」「20代で部長になりたい」、負けず嫌いな人は「〇〇さんに売上で勝ちたい」「同期で1番にマネージャーに上がりたい」などといったような、モチベーションとなるものがあると上手くいかないときも乗り越えられます。 切り替えの早い人 4つ目は、切り替えの早い人です。 不動産営業は特にやる気のある社員が多いため、気合いの入った上司も少なくありません。 ちょっとしたミスや数字の悪さで叱られることも少なくありません。 上司に叱られたときや数字が思うように伸びないときに落ち込んでしまう人もいるかもしれませんが、大事なのはその時の「切り替えの早さ」です。 付け足すとするならば、なぜ上手くいかないのか、どうしたら結果を出せるのかを考え、すぐに実行できる人が不動産営業で結果を出していく上で大いに求められます。 息抜きの上手い人 5つ目は、息抜きの上手い人です。 不動産営業は給料がいい反面、体力的にも精神的にもきついイメージがあるかと思います。 真面目で素直な人の方が上司やお客様からの信頼も厚いので、1番必要とされる人材なのは間違いありません。 しかし、時には結果が出せずメンタルがきつくて限界を超えてでも頑張ってしまう、そんな真面目な性格の人も日本人には少なくありません。 決して無理をせず、時にはサボったりすることも大切だったりします。 日頃から息抜きをし、ストレスをためないことが結果を出す上でも非常に重要になってきます。 不動産営業に転職する 不動産営業に向いていない人3選 それではここからは、本題とは逆に「不動産営業に向いてる人」の特徴を3つご紹介いたします。 正確には、向いていないというより、少なくとも私が働いていた環境では「こういう人は結果出てないなと感じたTOP3」というイメージです。 仮に、以下の向いていない人の特徴に全て当てはまってしまった方で不動産営業をやりたいという方でも、仕事をやっていく中で克服できる部分も十分ございますので、不動産営業を始める前からこれらを知ることができるというアドバンテージと捉え、ぜひともやる気もってチャレンジしてみてください。 何事も他責にする人 まず1つ目は、何事も他責にする人です。 他責にするということは、一言で言うと「全ての原因が相手にあると決めつけている」ということです。 何事も自分に原因があると思う癖を付けることで、この問題が起きないようにどうすれば良いのかを考える力が付いたり、自分の課題を克服できたり、同じミスをしなくなったりします。 要するに、全ての原因の矛先を自分に向けることで、成長できるスピードの早さが段違いになるということです。 あくまでこれは癖付けの問題なので、仕事をしていく中で癖付けられるようになれれば、克服することができます。 真面目過ぎる人 2つ目は、真面目過ぎる人です。 向いてる人の特徴の「息抜きの上手い人」のところに記載してある内容と少し重複してしまいますが、真面目な性格な人は間違いなく信頼は厚いですし、必須の人材です。 しかし、ここで述べたいのは真面目”過ぎる”人です。 真面目過ぎてしまうと、上司やお客様の無理なお願いや要求にすべて応えようと、自分の中に溜め込み、時間も労力もそこに充ててしまいます。 結果、自分のノルマを達成できなかったり、ほぼ雑用だけする毎日になり、ストレスが溜まります。最終的には結果を出せず目標に到達できなくなり、まさに本末転倒です。 その与えられた業務を早くこなせるように努力すればいいじゃないかという声もあるかもしれません。ただ、1番問題なのは、「木偶の坊」として扱われてしまうことです。 業務を早くすることはもちろんのこと、自分で溜め込まず人に任せる事も意識して、ストレスを抱え込まないようにすることが大事です。 欲がない人 3つ目は、そもそも欲がない人です。 人間には2種類しかいません。欲がある人と欲がない人です。 欲がある人は、数字や目標に対して貪欲で負けず嫌いな人が多いので最終的に結果を出すことができる可能性が高いです。 その反面、欲がない人は、そこに執着心がないためただ形(なり)で仕事をするケースが少なくありません。成長意欲もあまりないので、自ら上司に質問したり、自らなぜ上手くいかなかったかなどを改善することもありません。 したがって、欲がない人は不動産営業に最も向いていないといっても過言ではありません。 不動産営業で結果を出し続ける人の共通点とは? ここでは、不動産営業で結果を出し続ける人の共通点を3つご紹介いたします。 誤解を生まないように先に述べておくと、一概にそういう人だけが結果を出し続けるわけではありませんし、そういう人が必ず結果を出せるかと言われればそういうわけでもありません。 あくまで私が実際に身近で見てきた営業マンで結果を出し続ける人の共通点を、経験談も踏まえてご紹介させていただくので、参考までにご覧ください。 常にアンテナが高く即実行できる人 まず1つ目は、常にアンテナが高く即実行できる人です。 アンテナが高い人は仕事ができる人が多いです。アンテナが高いということは、「他人に興味がある」ということです。 他人に興味があると、上司の接客や電話対応などを隣で聞いたり、他の社員がミスをして上司に叱られている内容を耳にしながら反面教師にしたりして、全て自分事として吸収します。 これをやっている人とやっていない人とでは将来雲泥の差になります。 アンテナが高い人はそれをすぐに実行しようとします。「自分も試してみようかな」「これを真似すれば成果になるかも」と思考を巡らせ、すぐに成果に結びつけることができるのです。 人を見る目がある 2つ目は、人を見る目がある人です。 ここでは、人を見極める能力やスピードに長けているという意味で、経験を積み重ねることにより身につくものだと考えています。 当たり前の話ですが、不動産営業は年間で膨大な数のお客様がいらっしゃる中で、成約に繋がるお客様はほんの数%です。その成約率を上げるために必要なのが、いわゆる営業力であったり、他部署との連携スピードであったりします。 また、成約率を上げるために大切なのは、お客様の属性や温度感、生活の背景などをヒアリングしていく中で買うのか買わないのか、そもそも買えるのか買えないのかを”瞬時に”見極める能力です。 買えないお客様に対し時間をかけすぎてしまうことはナンセンスですが、買わない、もしくは今買う気がなく本当に家が必要ないお客様をいかに早くヒアリング時点で見極めるかが勝負のカギになってきます。 最初にも述べましたが、その能力は経験によって身につくものでもあるので、新人のうちは自分の判断で見極めずなるべく多くのお客様に接触し、経験を積むことが大事です。 毎日自分の言ったことをやる 3つ目は、毎日自分の言ったことをやる人です。 まず、これができる人が1番結果を残すということをここで宣言させていただきます。 不動産営業では、「今月〇契約し、売上〇〇〇万円を目標にします。」「本日〇〇本電話をかけ、〇件アポイントを取ります。そのためには〇時までに〇本の架電を目標にします。」などといったように、個人の目標設定をします。それを達成するために目標を設定するのですが、毎回達成できる人はなかなかいません。 自分で言ったことを毎日、毎週、毎月達成できる人、もっと言えばそれを毎回上回る人は皆周りの営業マンと差をつけ、社内では確実に一目置かれることでしょう。言ったことをやる人間が1番信頼できるので、役職も上がり、出世することができます。 自分の言ったことを「毎日」やる、これは簡単なことではありません。なぜなら、1日でも達成できないとそれが癖づいてしまい妥協が生まれるからです。 毎日達成することで、塵も積もれば山となり、結果を出し続ける営業マンになれるのです。 まとめ 不動産営業が向いてる人や向いてない人を述べさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか? 向いてるから結果が出せるとも言い切れないですし、向いていないから結果が出せないとも言い切れません。 個人によって成長度も変わってきたり、努力次第では結果を出せる営業マンになれるケースも少なくありませんので、挑戦あるのみです。 この記事は、不動産営業に向いてる人に向けたメッセージでもあるので、向いてる人の特徴に1つでも当てはまる項目があれば、自信をもってチャレンジしていただければと思います。 不動産営業に転職する
【不動産営業は志望動機ですべて決まる】大手不動産会社の営業職経験者が実体験を踏まえて詳しく解説!
2022/08/15
不動産営業といえば、世間的に稼げるイメージがあります。そのため、非常に人気のある職種のひとつです。 人気の不動産会社など競争率が高い中で、転職などの面接で選ばれる人材になるための一つとして志望動機が挙げられます。 志望動機を明確にし相手にその想いが伝わることで、これまでの実績が華々しくなかったとしても充分に選ばれる人材になりますので、志望動機は大切です。 今回は、大手不動産会社の営業職経験者の私が大手不動産会社に内定を獲得した際の志望動機などを踏まえて、詳しく解説します。 そこには重要なヒントが隠されてるので、お見逃しなく! 不動産営業によくある志望動機ベスト3 それでは最初に、不動産営業によくある志望動機をご紹介いたします。 もし今志望動機が定まっていないという方がいらっしゃれば、参考にしていただけますと幸いです。 3位 お客様の一生に一度のお買い物に携わりたい 不動産売買の営業はひとつひとつの商品が非常に高額です。都内では今や1億円を超える戸建てやマンションも少なくありません。 そのため、不動産は一生の中で最も高額なお買い物であると考えられます。 そのような高額な商品を買うとなるとお客様は慎重になります。どうせ買うなら将来高く売れる場所で買いたい、下手な場所で買って失敗したくないなど、心理が少なからず入ってきます。 そういったお客様の目線になって購入まで寄り添って考えた末にご成約となった場合、それほど幸せなものはないという気持ちになり、やりがいを感じられることでしょう。 2位 営業として高額な商品を扱いたい 先程も述べたように、不動産の購入は人生で最も高額なお買い物です。高額な商品を売ることは、簡単なことではありません。 もちろん、売れるコツやお客様のツボを経験を積み重ねることで理解できるようになると、波に乗れるかもしれません。 ただ、そこまで売れる営業マンになれるのはほんの一握りですし、高額である以上、大きな問題やクレームが発生することも少なくありません。 良くも悪くもこれだけ大きな買い物に携わるということは、お客様の命を預かるほど責任のある仕事だということです。 また、不動産を売ることができれば、他のどんな商品あっても売ることができる営業マンになれる可能性が高いという理由でも、人気が高い職種になります。 1位 稼ぎたい 不動の1位はやはり「稼ぎたい」という人が多いです。 結果を出した分だけ正当な評価をしてくれる。まさに実力主義とはこのことです。 20代や30代のうちから成果を出して年収1,000万を超える営業マンは少なくありません。 稼げることを売りにしている求人も多いので、面接官からも稼げるという志望動機は好評価をもらえることも多いです。そのため、非常に強いアピールポイントとなります。 不動産営業に転職する 転職でよくある志望動機の落とし穴 次に、転職でよくある志望動機の落とし穴を2つ厳選し、ご紹介させていただきます。 面接で無意識に言ってしまっているケースも少なくありませんので、こちらは要チェックです。 前職に対してネガティブな感情を言う 前職がきつかったから、上司が怖かったからなどのようなネガティブな要因を志望動機として挙げるのはNGです。 不動産の営業はノルマや予算があり他の職種に比べると少なからず厳しい環境なので、きついとすぐにやめてしまいそうな人や上司の要求に少しも応えられないような人は面接で落とされてしまう可能性が高いからです。 きついことはある程度前提として、前職の経験から学んだことや身に付けたことをいかに生かせられるかなどポジティブな要因をアピールする方がはるかに印象が良くなります。 目標が数値化されていない よく営業の世界では「結果(数字)がすべて」という言葉を聞いたことがあるかと思います。 どれだけ頑張っても結果が出ないときもあります。そういった人は、目標が具体的ではないかつ数値で表せていない場合が多いです。 あくまで社員に求めるところは「結果」なので、「何歳までに〇〇を成し遂げる」や「いつまでに〇〇〇万の実績を作る」など、数字を混ぜて具体的に決めた目標を持つことが大事です。 また、数字意識があることは熱意があることだと捉えられる可能性が高いので、やる気をアピールできるポイントにもなります。 大手不動産会社に入社した私の志望動機 実際に私が入社前の面接で言った内容です。個々によって考え方や目標はそれぞれ異なるかと思いますので、あくまで参考にしてご覧ください。 目標を達成させるのに最適な環境である 「30歳で父親の年収を超えること」が私の目標です。 20代のうちから稼げるといえば、実力主義の不動産営業。その中でも、業界日本一を目指し厳しくノルマも要求も非常に厳しいと有名な大手不動産会社に入社しました。 結果を出せば出す分正当な評価をされ、若いうちから稼げる、そしてさらに日本一を目指す厳しい環境に身を置くことこそが自分の目標を遂げられる一番の近道だと思い、不動産営業職への入社を決意しました。 つまり、自分の目標がその会社で働くことで達成が可能なのかが重要であると考えます。 社長の考え方・会社の方針が自分に合っている 私が大手不動産会社がたくさんある中でその会社に決めたのかはすでに述べましたが、もうひとつ重要な決め手となったのが社長の考え方です。 例えば自分は若いうちからガンガン稼ぎたいにもかかわらず、社長は年配の社員を優遇する。その時点でミスマッチが生じ、長続きしません。 しかし、私の場合、社長の考え方と自分の考え方が完全に一致したのです。そうなると働きやすさも変わってきます。 つまり、会社の目指す方向性と自分の目指す方向性が完全に一致していることが重要であると考えます。 不動産営業に転職する どこにでも当てはまる志望動機はどこの会社にも選ばれない これは極論ではありますが、志望動機にはその人の人生の背景も見られます。そのため、志望動機を伝える上で、必要な考え方を2つご紹介いたします。 「なぜその不動産会社を選んだのか」が明確な志望動機は強い 不動産会社は日本に30万社ほどあります。 不動産会社であればどの会社でもどういう人材を欲しているか大体は似ています。 面接でよく聞かれることでもある、「なぜ数ある中でうちを選んだのか?」。ここがいかに明確かで全て決まるといっても過言ではありません。 前項でも説明しましたが、私の明確な志望理由は社長の考え方の一致と、日本一を目指す環境に身を置くことにより、父親の年収を30歳で超えるという目標を叶えられると思ったからです。 このように具体的かつ数値化されていないような、ありきたりな理由を述べるとそれこそ熱意が本当にあるのかが読み取れなくなります。 その会社を十分に研究し、自分のどこを生かせるのか、自分とのミスマッチがないかを事前にしっかり調べておきましょう。 転職活動はマッチングアプリと同じ みなさんは今流行りのマッチングアプリをやったことがありますか? いわゆる恋人や結婚相手を見つけるきっかけとなる、異性との出会いアプリです。 まず、自分と相性のいい人や好みの人に条件を絞って検索します。しかし、自分が相性がいいと思ってアプローチをしても、その異性の相手は自分と相性が合うとは思っておらず見向きもしないケースが良くあります。 新卒はまた違うのでここでは中途向けになりますが、転職活動で企業を探す時も同じです。 自分が求めているものと企業が求めているものを一致させないと成立しません。自分がこの企業良いなと思っていても自分に魅力や実績がないと見向きもされません。 大事なことは、相手のツボを知るということです。 相手のツボを知っておけば、自分を採用してくれます。そのツボを知るためには、相手の情報だけではなく「自分のことを知っておくこと」が重要になってくるのです。 不動産営業職に転職したい人へ 不動産の営業職は散々述べましたが、やる気と根性はもちろんのこと、自分自身のモチベーションとなる具体的な目標があれば、誰でも活躍できる場所です。 稼ぎたい人ややりがいのある仕事を担いたい人、将来のキャリアアップに繋げたい人はぜひ応募してみてください。 また、業界経験・未経験に関わらず、個々の持ってる実績やスキルと企業の求める人材のマッチングは重要ですので、しっかり自分をアピールできるように準備しておく事をおすすめします。 不動産営業に転職する
不動産営業はきついって本当?現役不動産営業が解説!
2022/08/09
不動産営業職について皆さんはどのようなイメージがありますか? 「高額な商材を動かしていてかっこいい」 「営業力が高そう」 「稼いでいそう/年収高そう」 上記のようなポジティブな言葉を耳にすることはよくあります。 それとは別に 「ノルマに追われてそう」 「休みがなさそう、残業多そう」 「精神的にも体力的にもきつそう」 なんてネガティブな言葉をよく聞くことも。 実際のところどうなのでしょうか? 今回は、実際の不動産営業メンバーに話を聞いて、「不動産営業は本当にきついのか?」を考えていきたいと思います。 不動産営業職の求人を紹介してもらう 不動産営業できついと感じることは? それではまずは始めに、不動産営業として働いていてきついと感じることについて、不動産営業メンバーの回答をご紹介致します。 ◎不動産営業できついと感じること ・数値評価のサバイバルであること ・完全成果主義の文化 ・お客様都合で休みに変更が生じる ・売上を上げ続ける再現性が出しづらい ・常に成長し続けないといけない 数値評価のサバイバルであること 不動産営業は完全成果主義の環境がほとんどです。 周りから信頼されていたとしても数字が上がらなければ降格しますし、成果が上がっていない人がなにか意見を言うよりも、成果を上げている人が言う意見の方が優先されることもあります。 また、1ヵ月売れればいいのではなく、働いていくうえでは毎月コンスタントに売上をつくっていかなければいけません。 1回高額な商品を販売してその後成果が上がらなかった場合は「運が良かったんだね」と言われてしまっても文句は言えません。 数字が出せる人が褒められて、昇給や昇格していく不動産業界の環境は、安定してゆったりと働きたいという方にはきつい環境でしょう。 完全成果主義の文化 前述にもある通り、不動産営業は完全成果主義です。 年功序列型の企業では年齢が上がるにつれて役職がついて役職手当がついてと昇進・昇給が必ずありますが、完全成果主義の場合は成果が伴わない場合は役職が上がることはありません。 昇給に関しても、固定給+インセンティブを取り入れていることが多く、一定の額までは固定給が上がるかもしれませんが、段々と上がらなくなってきます。 20代のチームリーダーの下で30代のメンバーが働く構図は不動産業界では良くあることですし、逆に言えば20代から店長や責任者クラスの役職に就くことも可能です。 成果を挙げている人や、20代など若い人にとっては素晴らしい環境ではあるものの、40代、50代と年齢が上がるにつれ、成果が出ていないときつく感じる場面も出てくるでしょう。 ただ、20代の私としては考え方かなと思っており、前職では年功序列型で「なぜこの人が自分の上なんだ?」と思うことがありましたし、上の人が退職する、もしくはポジションが増えない限り自分が上にいくことができませんでした。 完全成果主義のお陰で、自分が成果を上げている限りは上にいくことができますし、同じ役職の人と話していても「この人はこのポジションであるべき人だ」と思うことができます。 上に行きたいという意欲がある人は、この完全成果主義についてきついポイントではありつつも嬉しいポイントにもなりうると思います。 併せて読みたい! 不動産営業に向いているのはこんな人!当てはまったら不動産営業に転職を お客様都合で休みに変更が生じる 不動産営業は基本的に土日が出勤で火水がお休みのことが多いです。(求人によっては土日休みも) ただし、これはシフトとしてであり、自身のお客様が水曜日の商談を希望する場合は水曜日を出勤にすることもあります。 振替休日を取ることができることが多いので休みが変わるだけですが、企業によってはサービス出勤となってしまい振替休日が取れないことも。 というのも1日お客様対応をしていたのであれば休日出勤扱いにできますが、1時間だけ、または10分だけお電話いてお客様対応をしていましたとなると目を瞑ってくれとなってしまう企業があるのです。 オフィス仲介営業などは相手の会社自体が土日休みの場合が多いため、休みが変動することは少ないですが、toC営業だと変動や休日にお電話にてお客様対応をするということは視野に入れておいた方が良いかもしれません。 ただ、本当にこちらは企業や職種により、会社携帯は休みの日は会社においておくという企業もありますので、そうするとサービスでの休日出勤はなくなります。 また、土日休みの求人はお客様と連絡が通じないから土日休みということが多いですので、休みに変動を持たせたくない場合は土日休みの求人を視野に入れて頂くといいかもしれません。 土日休みの不動産営業職に転職する 売上を上げ続ける再現性が出しづらい コンスタントに売上を上げ続けようと考えたときに、一番最初に実践するのが成功体験を軸にして同じことを行うことだと思います。 例えば、Aについて話して興味を持たれたら次Bを説明。その後テストクロージングを挟んでクロージング。その場で契約ができなかった場合、3日後にその物件に興味を持っている人が出ましたとお伝えして2回目の商談。そして契約。 という流れで成約が生まれた場合は次の方にも同じこと実践しませんか?なぜならこの流れで成約が生まれたので。 自分なりの売り方を見つけていくというのは自分の成功体験から徐々に自分なりの商談の流れを作っていくということだと思います。 ただし、この成功体験は常に成果が出るわけではないのが難しいところ。 お客様によって提案する物件が違ったり、同じ物件でも気に入るポイントが違ったり、また性格によってごり押しした方が良い場合と紹介するだけでクロージングをしない方が良い場合など本当に違います。 以前これで上手くいったから次も成功するだろうと思って行ったけれども撃沈…なんてことばかりですので、再現性を出すのは難しいなと感じます。 常に成長し続けないといけない 不動産営業はゴールがありません。 コロナウイルスの拡大により都心部から少し外れた地域の需要が増えることもありますし、どこかに新しい駅や路線が作られれば周辺の地価が変わります。 このように外的要因によって変わる点がいくつもあり、お客様に質問されたときにしっかりと答えられるようにするためには日々勉強が必要です。 直近では住宅ローン減税の内容が変わると話題になっていましたね。 住宅ローン控除改訂に関する記事:国土交通省のHPより 知識の面だけではなく、営業を行っていると、いつもと同じように行っているはずなのに全く売れない時期が出てくると思います。 「いつもと同じようにしているはずなのになんでだろう」 と思っていましたが、そうではなく、いつもと同じだからダメだったのだと気づきました。 十人十色ですので、全く同じお客様は存在しません。なのに自分が全く同じ営業をしていたら購入するはずのお客様も購入までいきません。 また、自分が得意なペルソナのお客様だけと接していると限界が来てしまいます。 自分は同じでお客様を合わせるのではなく、お客様の年齢や性別、職業やバックグラウンドによって自分の商談の仕方を変えていくべきだと私は思いますので、そういう意味では本当に毎日成長し続けなければいけないなと感じます。 不動産営業職に転職する 不動産営業はきついだけなのか ここまで不動産営業のきついポイントを紹介してきましたが、では不動産営業はきついだけなのでしょうか? もちろん違います!不動産営業はきついだけではなく楽しいことももちろんあります。 詳しくは別の記事で記載させて頂きますが、今回は簡単に不動産営業の楽しいと思うポイントをご紹介致します。 不動産営業の楽しい面 不動産営業のきついと感じるポイントと表裏一体な点もありますが、下記が不動産営業の楽しいところになります。 良くも悪くも数字で評価されるため、頑張りが反映される 不動産営業は数字で全て反映されるため、頑張りがお給料だったり賞与だったり昇格だったりと色々な部分に反映されます。 一緒に働くメンバーから褒められたりすることも多くなってきますので、頑張ったことが目に見える点は不動産営業の楽しい点と言えるでしょう。 不動産以外のことにも詳しくなり、自分のプライベートにも活かされる 私の周りの人を見ていくと、不動産営業で働いている人は自身の不動産を所有している人が同年代の不動産業界以外で働いている人と比較して高いです。 不動産は借りるより買った方が全体的にみたときにお得、どの地域が良いのか、投資用として購入することも視野に入れて購入、など、不動産に関する情報が多く入ってくるためだと思います。 他にも不動産に関わらず、取り扱い地域の沿線情報や地域の情報に詳しかったり、株に関する情報が詳しかったり、それこそトーク力も人一倍高かったりすることが多いです。 不動産営業では色々な知識が必要になってきますので、不動産営業として活躍していくことで博識になれるでしょう。 どの職種でも同じだと思うのですが、最初から楽しいと思えていなくても、働いているうちにどんどん楽しさがみえてくるものだと思います。 初めは数字を上げることしか考えていなくても、段々とお客様のことを考えられるようになり、お客様のことを考えた提案や行動をすると自然に数字もついてきて、そしてどんどん楽しくなっていきました。 そのため、まずは行動あるのみ。始めの2,3ヶ月で仕事のきつい/楽しいを判断せず、まずは半年ほど全力で取り組んでみていただけたら不動産営業の楽しさにも気付いてくるのではないかなと思います。 【結論】不動産営業はきついけど楽しい 今回は、不動産営業のきつい部分、楽しい部分をお伝えしてきました。 いかがでしたでしょうか? タイトルにも書いた通り、不動産営業はきついというのは本当です! ただ、それはどの仕事でも一緒で、きついポイントはどの仕事にもあって、そのきついポイントが自分にとって大丈夫なポイントかどうかが大切です。 そして、きつい部分を理解しつつも、このきつさであれば自分は大丈夫そう!と思って頂ける方がいれば、是非不動産営業に転職してきてください! 不動産というのは衣食住のうちの1つですので、需要がなくなることはありません。 さらに不動産はかなり高額な商材となり、人生で一番の大きな買い物になったり、人生の大きな決断の1つとして挙げられることも多いです。 その決断に携われる、大変貴重な仕事でもありますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。 不動産営業職に転職する
不動産営業のインセンティブとは?制度の仕組みや相場を解説
2022/08/05
今回は不動産営業のインセンティブ制度に関する記事をお届けします。 不動産営業と聞くと、実力次第では若いうちから大きく稼げる印象をもっている人も多いのではないでしょうか。 確かに不動産会社の営業職では、一人ひとりに高い売上目標が課せられるケースが多く、 目標達成のためにプレッシャーや不安を抱えながら働く一方、 インセンティブにより大きな報酬を得ている人もたくさんいます。 では営業能力に自信があり、稼ぎたいのであれば不動産営業職に転職すれば解決するのでしょうか? というとそうではありません。不動産営業の中にもさまざまな職種があるため、 インセンティブ制の採用有無やインセンティブ率、固定給との比率は、 会社によって異なることを理解しておく必要があります。 また、そもそもインセンティブの相場がどの程度なのかを 事前に知っておかなければ良いのか悪いのか判断も難しいため、 インセンティブの相場を理解してことも大切です。 そこで本記事では不動産営業におけるインセンティブ制度の詳細や相場、 職種別のインセンティブの額の違いについて解説します。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録 不動産営業のインセンティブ制度とは? 不動産営業におけるインセンティブ制度とはどういったものなのか、 基本的な内容とメリット・デメリットについて解説します。 インセンティブとは何か? インセンティブとはその人の成果に応じて報酬をもらえる制度のことです。 したがって、成果を上げた人と上げられなかった人で報酬に差異が発生します。 不動産業界だけでなく、他のさまざまな業界でも取り入れられており、 特に営業職においては用いられるケースが多いです。 会社がインセンティブ制度を導入する目的は、社員一人ひとりが仕事に責任感をもち、 より多くの売上を上げるためといって良いでしょう。 インセンティブ制度のメリット・デメリット インセンティブ制度には以下のようなメリット・デメリットが考えられます。 【メリット】 ・仕事のモチベーションが高まる ・社員の実績を正当に評価できる ・競争意識をもたせることができる 【デメリット】 ・社員同士の関係が悪化する可能性がある ・安定した給与が得られない ・精神的なプレッシャーになる 自分の成果が直接給与に反映されるため、モチベーションの向上に繋がります。 実力ある会社員の中には「成果を上げているのに周囲と給料が変わらない!」 という不満を抱えている人も多いでしょう。 しかし、インセンティブ制度では自分の上げた成果がそのまま給与に繋がるので、 不公平感を抱くことがなくなり、社員同士の競争意識も高まるため、 会社全体の売上アップが期待できます。 一方、デメリットとしては社員同士がお互いを競争相手と見るようになり、 関係が悪化する可能性が考えられます。 また、給与は自分の成果によって左右されるため安定せず、 精神的なプレッシャーを抱えながら働くことになります。 中にはプレッシャーに耐えられず離職する人も多いため、 インセンティブを取り入れた会社への転職を考える場合は、 自分に向いている制度なのかどうか、よく考えたうえで判断する必要があります。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録 不動産営業のインセンティブ制度の相場 給与形態にインセンティブを取り入れた場合でも、給与のすべてがの成果によって決まるケースは少なく 「固定給+インセンティブ」である場合がほとんどです。 (中には給与の100%を成果報酬とする「フルコミッション制」を取り入れた会社もあります) では、不動産営業におけるインセンティブ制度の相場はどの程度なのか、詳しく解説します。 仲介手数料の5~15%が相場 不動産売買・賃貸の契約を成立させると、仲介を担当した不動産会社は、 仲介手数料を得ることになります。 不動産会社の仲介手数料の上限は、宅建業法により以下のように定められています。 取引物件価格(税別) 仲介手数料の上限 400万円超 取引物件価格(税別)×3%+6万円+消費税 200~400万円以下 取引物件価格(税別)×4%+2万円+消費税 200万円以下 取引物件価格(税別)×5%+消費税 参照元:国土交通省「宅地建物取引業法関係」 取引で得た仲介手数料の5~15%をインセンティブとするケースが一般的です。 しかし、会社の方針や扱う不動産によって金額が大きく変動するため、 インセンティブ制度を取り入れた会社への転職を考えている人は、 その会社の給与制度をできるだけ詳しく調べたうえで判断することをおすすめします。 固定給の大きさによって変動する 不動産営業では「固定給+インセンティブ」を取り入れているケースが多いので、 固定給の大きさによってインセンティブの比率が変わります。 固定給が多い会社はインセンティブの比率が小さく、 逆に固定給が少ない会社ではインセンティブを大きくとっている場合が多いです。 インセンティブを取り入れた会社でも、ある程度は安定した給与を確保したい人は前者、 完全に実力主義な会社で働きたい人は後者が向いているといえるでしょう。 不動産職種別、インセンティブの額の違いについて 不動産業界では売買営業、賃貸営業などさまざまな職種がありますが、 インセンティブの額は職種によっても変動します。 不動産売買仲介、賃貸仲介、不動産管理のケースを以下に解説します。 インセンティブの額が一番高いのは売買仲介営業 不動産売買仲介営業は、インセンティブの額が一番高い職種といえます。 不動産という高額な商品を売買するため、動く金額が大きく、 一度の取引で得られる仲介手数料も高額になります。 たとえば、インセンティブが仲介手数料の10%だった場合。 1年間で1,000万円の仲介手数料が得られれば、100万円が支給されることになります。 もちろん、高額な家やマンションを売買するには労力を要しますが、 売れば売っただけ収入が増える仕組みは、営業が得意な人にとって大きなモチベーションになることでしょう。 稼げる求人を見る 賃貸仲介営業はインセンティブの額が少なめ 不動産賃貸営業では、売買仲介営業と比較すると、インセンティブの金額はやや少なくなるでしょう。 賃貸物件の仲介手数料は家賃1ヶ月分であることが多く、 売買と比較すると1件の契約で得られる金額は小さいためです。 取引に必要な知識や契約を達成する労力は、売買と比較すれば少なくなりますが、 大きく稼ぐためには数多くの取引を成功させなければならないでしょう。 一方、売買仲介営業よりも固定給の割合が多めに設定される傾向にあるため、 インセンティブ制度はあってほしいものの、あまり大きな変動がなく 安定的に稼ぎたい考えをもっているに適した職種といえます。 不動産管理会社はインセンティブの導入がない? 不動産管理会社では、インセンティブ制度を導入しているケースは少なめです。 不動産売買や賃貸と違い、マンションやアパートなどの管理費を定常的に得るビジネスモデルなので、 社員個人が目に見える成果を上げにくい職種であるためです。 どちらかといえば、インセンティブ制度を活用して大きく稼ぐのではなく、 安定的な収入を得たい人向きの職種といえるでしょう。 ただし、中には新規管理物件の受託業務を主としており、新しく物件管理を受託することで インセンティブを得られる会社もあります。 不動産管理業務に詳しく、営業力に自信のある人はこうした形態を取り入れた会社への転職を検討してみるのもおすすめです。 不動産管理の求人を見る インセンティブ相場を理解して不動産営業に転職しよう 以上、不動産営業におけるインセンティブ制度の詳細や相場、 職種別のインセンティブの額の違いについて解説してきました。 インセンティブは人によって向き不向きが大きく分かれる制度です。 成果を上げ、とにかく高い収入を得たい人には向いていますが、 安定した収入を得たい人や、精神的なプレッシャーを抱えやすい人にとっては、 負担が大きい制度とはいえます。 また、職種や会社のよってインセンティブの割合が異なるため、 転職を考える際は、その会社がどの程度の割合をインセンティブとしているのか、 きちんと確認することをおすすめします。 インセンティブ制度を取り入れた不動産会社へ転職する際は、 ご自身の実績やスキル、仕事に対する考え方を踏まえたうえで、 転職が望ましいかどうか判断することが重要です。 インセンティブ率の高い求人について聞く
不動産投資営業ってどんな仕事?難しいといわれる理由や転職するメリットは?
2022/07/30
不動産投資営業は稼げるって聞くけど、難しいのでは?と思っている人も多いのではないでしょうか。 しかし、結果を出すことで経歴に関係なく、高年収が実現できる魅力的な仕事でもあります。 不動産投資営業の仕事内容や難しいと言われる理由、転職するメリットについて詳しく説明します。 不動産業界に転職を考えている人はぜひこの記事を参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに登録する 不動産投資営業とは? まずは不動産投資営業とはどのような仕事なのかをご説明します。 簡単にお伝えすると、投資用の不動産を販売する仕事です。また、不動産投資営業にも扱う不動産の種類がたくさんありますので、その点も合わせて詳しくみていきましょう。 投資用不動産を販売する仕事 不動産投資営業はマイホームなど自己居住用の不動産ではなく、投資用の不動産を販売することが仕事です。 居住用不動産というのは主に自分が住むための不動産ですが、投資用不動産というのは、基本的に自分で住むことはなく、人に貸すことで収益を上げる不動産です。 つまり、収益を生み出す投資用の不動産を販売することが、不動産投資営業の仕事です。 基本的には自分から電話を掛けて、投資用不動産を購入してくれそうなお客様を探すことからスタートします。 顧客リスト自体は不動産会社が用意してくれる場合が多いですので、そのリストを順番に電話を掛けて、アポイントを取得することを目指します。 一日に数百件のテレアポを行い、アポイントが取れれば商談に入っていくことが可能です。 不動産投資営業の種類 不動産投資営業の対象となる不動産の種類は多くあります。 不動産会社によって扱う不動産の種類は大きく異なりますので、入社前に確認しておきましょう。 それでは下記の投資用不動産について説明します。 ・新築分譲マンション ・一棟マンション・アパート ・土地活用 ・中古物件仲介 それでは詳しくみていきましょう。 新築分譲マンション まずは新築の分譲マンションです。 新築物件であるために、販売価格も高くなる場合が多いです。 主にワンルームマンションの一室を販売しますが、時にはファミリータイプの部屋も販売します。 購入者は貸し出すことで入居者から家賃収入を得ることができます。 一棟マンション・アパート マンションやアパートを部屋単位でなく、1棟丸ごと販売する方法です。 そのため、一度の契約でかなり大きな売り上げとなりますが、数を売ることは大変です。 購入者は部屋ごとに入居者に貸し出して、家賃収入を得る場合と物件を高い価格で売却し、購入額との差額を利益として得る場合があります。 土地活用 空き地や田畑を所有するオーナーへ土地活用を提案する営業です。 営業社員は土地活用として、空いている土地に新築アパートやマンションなどの物件の建築を提案し、高額な建築工事を受注します。 土地オーナーは不動産オーナーとなり、その物件を一部屋ずつ入居者に貸し出すことで家賃収入が得られます。 土地をたくさん持っているような地主さんは物件を建てることで、税金対策にもなることが大きなポイントです。 中古物件仲介 中古投資物件の売買を仲介する営業です。 営業社員は売り物件を自分で探してくる必要があります。 そして、中古物件を売却することで、売却者と購入者から仲介手数料を得ることができます。 購入者は入居者へ貸し出すことで家賃収入を得たり、購入価格より高い価格で売却したりすることで利益を得ることが可能です。 不動産営業の求人を見る 不動産投資営業に転職する3つのメリット 不動産投資営業に転職するメリットはたくさんあります。 ここでは代表的な3つのメリットについて説明します。 ・1,000万円超の年収も実現しやすい ・結果を出せば出世しやすい ・比較的転職しやすい それでは詳しくみていきましょう。 1,000万円超の年収も実現しやすい 不動産業界は完全な実力主義の世界なため、1,000万円超の年収も実現しやすい環境です。 学歴や年齢、社歴など一切関係なく、営業成績で給料は大きく左右されます。 不動産投資営業の給与はインセンティブ制を採用している会社がほとんどで、基本給と業績給の合計が給与です。 基本給は低い会社がほとんどですが、売上額や利益額に対して、決まった割合で業績給を支給する会社が多いため、やればやっただけの業績給が支給されます。 不動産業界へ転職すれば、業界未経験でも自分の頑張り次第で1,000万円超の高年収も実現可能です。 ただし、企業や職種によってはインセンティブ(業績給)の設定は様々ですので、入社前にしっかりと確認しておきましょう。 ちなみに、「令和2年分民間給与実態統計調査」(国税庁)を見ると、不動産業・物品賃貸業会の平均給与は423万円であり、全体平均の433万円を下回る結果になっています。 不動産業界の中にも稼げない営業がいることや、事務職や総務職など給与が高くない職種もあることを理解しておきましょう。 結果を出せば出世しやすい 先程もお伝えしたように、不動産業界は実力主義の世界であるため、勤続年数や年齢の影響が強い年功序列のような仕組みはほとんどありません。 つまり、営業成績で結果を出せば、出世しやすい環境です。 年齢に関係なく昇進や昇格のチャンスがあるため、若くして役職がついている社員も多いことが特徴です。 不動産業界は結果を出せば簡単に出世できる業界といえるでしょう。 比較的転職しやすい 不動産業界は未経験からでも、比較的転職しやすい業界になります。 他の業界での営業経験や接客の経験があれば、その経験を活かして不動産業界に転職できる可能性は高いでしょう。 業界への間口は広く準備されているため、転職はしやすいですが、その後結果を出せるかどうかが重要です。 一度不動産会社で業務を経験して、スキルを身に付けることができれば他の不動産会社に転職しても同じように業務を行うことが可能です。 不動産投資営業の職種でも、扱う物件が異なれば、営業スタイルは大きく異なりますが、営業としてやるべきことに大きな差はありませんので、経験や実績があれば、転職することも容易でしょう。 さらに経験を積むことで、より給与体系の良い企業へ転職する方法もあります。 不動産転職エージェントに登録する 不動産投資営業が難しいといわれる3つの理由 不動産投資営業は難しいと言われることも多いです。 難しいと言われる主な3つの理由を説明します。 ・生活必需品ではない ・商品が高額になる ・お金持ちを相手にしなければならない それでは具体的に見ていきましょう。 生活必需品ではない 住宅は生活必需品ですが、投資用不動産は生活必需品ではないため、難しいと言われています。 そのためマイホームは住宅ローンで購入することができますが、投資用不動産は事業用ローンで融資を組まなければならないため、ローンも通りにくくなっています。 要するに、無理して買わなくて良いものなので簡単に断ることが可能です。 商品が高額になる 投資用の不動産は一棟もののアパートやマンション、高級分譲マンションなどであれば、数千万円から億を超える物件も珍しくありません。 リスクも大きく感じられるため、なかなか購入に踏みきれないという人も多くなります。 また、高額になるとなかなか金融機関が物件を買えるほどの金額を融資してくれないため、もし不動産を気に入ったとしても買えない、という状況も起こります。 このように商品が高額になるため、不動産投資営業は難しいと言われているのです。 お金持ちを相手にしなければならない すてにお金持ちは不動産に投資をしており、家賃収入を得ている人が多いです。 そのため、不動産に対して詳しく、目が肥えているお金持ちもいます。 営業が豊富な知識を持っている必要がありますし、しっかりと収益性に優れた物件でなければお金持ちからは相手にされません。 さらに、多忙で時間が取りにくいお金持ちも多く、なかなか商談ができない点も、難しいと言われる理由でしょう。 不動産投資営業で成果を挙げるポイント 完全な実力主義の不動産投資営業に挑戦するからには、成果を挙げることが重要です。 ここでは成果を挙げるためのポイントを2つ紹介します。 ・トークスクリプトを使う ・できる先輩の真似をする それでは具体的に見ていきましょう。 トークスクリプトを使う 不動産投資営業ではまず電話営業でどのくらいの数のアポイントを取れるかが重要です。 アポイントを取るためには数をこなすことが必要になってきますが、その都度営業トークを考えるのは大変です。 そのため、ある程度の営業トークは事前に決めておくことで、楽にテレアポを行うことができます。 お客様への質問への回答次第で、質問することや、どのように営業トークを展開していくかをトークスクリプトにまとめておきましょう。 一度トークスクリプトを作ったら終わりではなく、使いながら成果が出るものに常に改善すること、自分で新たに作ってみることで成果に繋げやすくなります。 できる先輩の真似をする 成果を挙げるためには、出来る先輩の真似をすることが一番の近道です。 順調に成績を上げている先輩は営業としてやるべきことをしっかりとやっているはずです。その姿勢を真似するところから始めましょう。 例えば、電話でアポイントを取るためにどのようなトークをしているのか、アポが取れた後に商談までに準備すること、お客様へはどのようなタイミングで連絡を入れているのか、など一度すべてを真似することをおすすめします。 できる先輩と同じように営業ができるようになれば、営業の基本が身に付きしっかりと成果を挙げられているでしょう。 不動産営業の求人を見る 不動産投資営業に転職して営業スキルを身に着けよう この記事では、不動産投資営業の仕事内容や難しいと言われる理由、転職するメリットについて詳しく説明しました。 不動産投資営業の仕事は、完全な実力主義の世界です。 だからこそ、成果を出すことで1,000万円を超えるような収入を得ることができ、早くから出世することも可能というメリットがあります。 しかし、簡単に結果を出せるほど甘い世界ではありませんので、目標に向かって継続的に努力することが必要になります。その結果高い営業スキルが身に着けられるでしょう。 不動産業界は成長に合わせてキャリアアップすることが可能ですので、まずは未経験から働くことができる職種から挑戦してみてはいかがでしょうか。 不動産業界で経験や実力を備えてから、不動産投資営業でもぜひ活躍されてください。 不動産転職エージェントに登録する
高卒の転職におすすめの業界ってあるの?3つの業界と具体的な理由をご紹介
2022/07/28
高卒の方の中には学歴が気になってなかなか転職に踏みきれない方もいらっしゃるでしょう。 しかし、高卒の方の転職にもおすすめの業界があります。 この記事ではどのような業界への転職がおすすめなのか、3つの業界と具体的な理由についても紹介していきます。 高卒で転職を考えている方はぜひ参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒の転職におすすめの業界は? まずは高卒の転職におすすめの業界を紹介します。 どの業界にも共通する点としては、それほど学歴を評価していない、ということが挙げられます。 学歴よりも能力や経験が重要視されるということも言えるでしょう。 それでは下記の3つの業界について詳しく見ていきましょう。 ・IT業界 ・飲食業界 ・不動産業界 IT業界 おすすめの業界の1つ目はIT業界です。 IT業界は業界全体が成長しており、常に人材が不足気味の業界です。 今後はさらに需要が高まると考えられており、活躍のチャンスもさらに大きくなります。 業界内での仕事の幅も広いため、成長に合わせてキャリアアップすることも可能です。 飲食業界 おすすめの業界の2つ目は飲食業界です。 飲食業界は求人の需要が高いため、非常に転職しやすい業界になります。 ホールスタッフや調理スタッフなど希望の職種で働くことができますし、和食やフレンチ、イタリアンなど分野を決めて、専門性を高めていくことも可能です。 オフィス近くであれば土日休み、カフェであれば17時まで、バーであれば19時~など、どこで働くかによって働き方の自由度が高いという特徴もあります。 不動産業界 おすすめの業界の3つ目は不動産業界です。 不動産業界は専門的な知識が求められるように感じますが、実は未経験から挑戦できる職種も多くあります。 その後、経験を積み、資格を取るなどしてキャリアアップを実現することが可能です。 役職に就くとしても、ある企業では大卒が優先されて上にいくということもありますが、不動産業界では役職ではなく完全成果型です。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒にIT業界がおすすめの理由 今後ますます需要が高まっていくと考えられているIT業界ですが、高卒にもおすすめできる理由を説明します。 おすすめできる理由は下記の通りです。 ・学歴より実力やスキルを評価される ・体力が求められる ・高収入を実現しやすい それでは詳しく見ていきましょう。 学歴より実力やスキルを評価される IT業界は学歴より実力やスキルを評価される実力主義の業界です。 つまり、「何ができるのか」が非常に重要です。 IT業界ではスキルを尊重する文化があるため、実力やスキルがあれば、学歴や年齢に関係なく評価されます。 そのためまずは最低限のスキルを培う必要がありますので、独学やスクールで勉強を行いましょう。 入社後も常にスキルを高めていくことが求められますが、その努力が評価される業界です。 学歴で判断されることがないので、高卒の業界未経験者でもスキルを身に付けることで活躍の場は多くあります。 体力が求められる IT業界では知識と技術に加えてある程度の体力が求められます。 日々の業務を行いながら、新しい知識や技術にも対応していくには体力が必要です。 また1日中パソコンと向かい合って、集中力を維持しつつ業務を行うためには体力が必要です。 そのため、今時点では高卒で業界未経験でも体力に自信がある人はそれが武器になります。 業務を行う上で、ある程度の体力は必要ですが、「IT業界は体力勝負」とやたらと強調している企業は極端に残業が多い可能性がありますので、企業選びの際には気をつけましょう。 高収入を実現しやすい IT業界は技術を身に付けることで、より良い条件の会社に転職することで高収入を実現しやすい業界です。 業界自体が成長しているため、常にIT人材が不足気味で、優秀な人材を求めている企業が多くあります。 そのため、充分な実力を兼ね備えてから、転職することも可能です。 また、別の技術も合わせて身に付けることでより価値が高い人材へと成長することができ、高年収を実現することもできます。 将来的には会社に依存せず、独立して自分の実力だけで稼ぐという選択肢もあるでしょう。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒に飲食業界がおすすめの理由 カフェやレストランなどの飲食業界は高卒にもおすすめの業界です。 その理由は主に下記の3つです。 ・学歴不問のケースが多い ・若い人が多い ・求人が多い それでは詳しく見ていきましょう。 学歴不問のケースが多い 飲食業界は学歴不問で正社員を募集しているケースが多くあります。 また学歴による待遇の差がほとんどため、高卒でも良い条件で働くことが可能です。 大手外食チェーン店などであれば、店舗での活躍次第で学歴に関係なく、将来的に店長や幹部を目指すことができるので、飲食業界でキャリアアップを考えている人には向いているかもしれません。 学歴不問で応募できるからこそ、未経験でも挑戦できる環境があります。 そのお店で働きたい理由(志望動機)はしっかりと考えておくことがおすすめです。 若い人が多い 飲食業界は若い人が多く、同年代の人が多いため働きやすい環境といえます。 同年代の仲間と協力しながら働くことはやりがいや楽しさを感じられるでしょう。 分からないことも質問しやすいですし、年齢が近いスタッフだからこそ刺激を受ける部分があるかもしれません。 高卒の未経験でも飲食業界は若い人が多く、働きやすい環境があるため、おすすめの業界です。 求人が多い 飲食業界は求人の選択肢が多いことが魅力です。 厨房や調理場で働くキッチンスタッフ、接客をメインに担当するホールスタッフなどの職種があります。 料理が好き、コツコツとした作業を行うのが好き、人と話をするのが好き、人とコミュニケーションを取るのが好き、など自分の性格に合わせて、職種を選ぶことができます。 業態についてもカフェやファーストフード、ファミレスや居酒屋、料亭など幅広い分野から検討することが可能です。 また求人の数が多いからこそ、働く時間帯や、日数などの働き方も自分の希望に合わせて選ぶことができるでしょう。 長く同じ環境で働きたいのか、昇進できる環境で働きたいのか、キャリアアップの選択肢も多く準備されています。 求人の選択肢が多いことで自分に合った環境を見つけやすくなるため、飲食業界はおすすめです。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒に不動産業界がおすすめの理由 最後に高卒に不動産業界がおすすめの理由を説明します。 おすすめの理由は下記の3つです。 ・学歴より実力が求められる ・手に職をつけられる ・高収入を実現しやすい 不動産業界は働きながら専門的な知識を身に付けることができ、実力主義の業界であるため学歴は関係なく、さらに結果を出せば高収入を実現できるため、高卒の未経験で挑戦するには、不動産業界が一番おすすめです。 それでは詳しく説明します。 学歴より実力が求められる 不動産業界では学歴よりも実力を重視しており、完全な実力主義の業界です。 そのため、高卒の未経験でも不動産会社に転職できる可能性は高く、転職してからも学歴はほとんど関係ありません。 実力主義と聞くと、厳しい社風で離職率が高いイメージを持たれるかもしれませんが、不動産業界の離職率は14.8%で、実は全体平均の離職率14.2%とほぼ同じ水準です。 ちなみにもっとも離職率が高い業界は宿泊業、飲食サービス業の26.9%です。 (令和2年雇用動向調査結果の概要、厚生労働省) しかし、不動産業界は仕事内容に幅が広いため、初めから難易度の高い職種に挑戦してしまうと、結果が出る前に挫折してしまうかもしれません。 まずは生活に身近な賃貸物件の仲介業などの職種から不動産業界に入るのがおすすめです。 例えば、アパートやマンションを借りるときに部屋を案内してくれたり、契約の手続きを進めたりしてくれる仕事の人が不動産賃貸仲介業です。 そこから経験を積み、業界の仕組みや人脈を構築しながら、不動産売買仲介業などへとステップアップしていく方法をおすすめします。 不動産業界は実力主義であり、学歴に関係なく転職できるためおすすめです。 手に職をつけられる 不動産業界では専門知識を身に付けることで、手に職をつけられます。 高卒の未経験で転職し、業界で不動産業界の知識を身に付け、経験を積むことで、専門性が身に付きます。 また、不動産業界には宅地建物取引士やマンション管理士など専門の資格がたくさんありますので、キャリアアップのために挑戦してみてはいかがでしょうか。 不動産業界で資格が必須という事はありませんが、資格が無ければ担当することができない業務もありますので、資格を取得することでより仕事の幅が広がり、専門性を高めることができます。 資格を取得していれば、不動産業界内で転職をする際にも有利になり、良い条件で転職先を検討することができるでしょう。 また宅地建物取引士は不動産業界外の建築会社、金融機関などへの転職でも有利になる資格です。 このように不動産業界で経験を積むことにより、手に職をつけられることがおすすめできるポイントです。 高収入を実現しやすい 不動産業界は給料の面でも、実力主義の世界になっています。 基本的に不動産業界の給料は基本給+業績給となっており、業績に応じて業績給が高くなっていきます。 業績が高ければ高いほど、歩合給が多くなることが一般的です。 そのため、給料も学歴や年齢に関係なく成績に応じた金額となり、周囲の大卒より稼いでいるということも珍しくありません。 資格手当を支給する会社も多いですので、資格を取得することで、さらに収入アップも期待できます。 自分の実力次第で、高収入が実現できるという点が不動産業界の魅力であり、おすすめできる理由です。 自分の営業力やコミュニケーション能力に自信がある人は成功する可能性が高いでしょう。 未経験からでも挑戦しやすい職種も多いですので、ぜひ不動産業界に飛び込んでみてください。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒だって関係ない!実力主義の業界に転職しよう この記事では、おすすめの業界としてIT業界、飲食業界、不動産業界の3つの業界を紹介し、おすすめの理由を説明してきました。 どの業界も学歴ではなく実力を重視する考え方を持っているため、高卒の未経験でも挑戦しやすい環境です。 実力で勝負していくからこそ、専門性を身に付け、手に職をつけられる仕事や長期的にキャリアアップを目指していける仕事がおすすめです。 この記事を参考に、自分が興味を持てる業界に挑戦してみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに問い合わせる
転職エージェントは複数使う?1つに絞る?転職活動の始め方と併せて解説!
2022/07/26
転職したいけど転職活動をどう始めれば良いかわからない...。 転職エージェントに登録したけど中々進まない...。 など、転職に関してお悩みをお持ちの方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか? その中でもよく聞くのが「転職活動の始め方」と「転職活動のやり方」です。 そこで今回は、総合転職エージェント・特化型転職エージェント・セミナー型転職エージェントなど併せて10社ほどの転職エージェントに登録して20代で2回転職した私が、転職活動の始め方や、転職エージェントを上手に利用してより良い転職を行う方法を解説いたします! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 転職活動の始め方 では最初に、私が行った転職活動の始め方をご紹介いたします。 自己応募か、転職エージェントか 転職活動では、自分自身で全てを進めていくパターンと、転職エージェントを活用して進めていくパターンがございます。 ここでは、自分自身で進めていくパターンを自己応募とし、転職エージェントを活用するパターンを転職エージェントと説明していきます。 私は両方のパターンを行いましたが、結論、行きたい企業が決まっていないのであれば転職エージェントに登録した方が良かったです。 <自己応募> 自己応募では、求人サイト(例:マイナビ転職、リクナビネクストなど)から条件を絞っていき、気になる求人があれば応募をします。 その後企業から連絡がくるので書類を送ったり面接日程を決めていきながら内定を獲得するまで進めていきます。 <転職エージェント> 転職エージェントでは、いくつものエージェントがあるので複数登録をし、登録後はキャリアコンサルタントと面談をして自分の希望を伝えます。 その後キャリアコンサルタントの方が求人を提案してくださるので、求人を一緒に選び、書類添削や面接設定などはキャリアコンサルタントにお任せできます。 企業とのやり取りは全てキャリアコンサルタントが行ってくれるので、私たちは面接に行くだけであとはキャリアコンサルタントとやり取りをします。 ※費用は無料の転職エージェントが多いです 自己応募のメリット・デメリット 自己応募と転職エージェント両方を利用した私が感じた、それぞれのメリットデメリットを共有致します。 ◎自己応募のメリット ・自分で自由に検索が可能 転職エージェントを利用した場合は、面談時に希望を伝え、その後キャリアコンサルタントが求人を共有してくれます。 そのため、もし自分が希望を全部伝えられていなかったり、キャリアコンサルタントと相性が合わないといつになっても自分が求めている求人がもらえません。 その点、自分で希望を入力していく求人サイトでは、相性が合わない、希望がうまく伝わっていないということがないので安心です。 ◎自己応募のデメリット ・書類選考で落とされる こちらはこれまでの経験や学歴・職歴によって変わってきますが、私の場合はあまり良い経歴ではありませんので、自己応募で書類のみで見られた場合は書類時点で落とされてしまうことが多かったです。 転職エージェントの場合は、人事の方に直接「経歴はこうなっていますが、お人柄は〜・・・」と電話してくださることがあります。 ・企業側と直接やり取りする 自己応募なのでもちろん書類を送ったり面接日程を調整したりは自身で行います。 企業によっては返信スピードやメール内でのコミュニケーション(理解度)などからマイナス印象を持たれてしまうことがあります。 転職エージェントを利用した場合は、全てキャリアコンサルタントの方がやって下さるので、ここでマイナス点をもらうことはないでしょう。 ・スケジュール管理が大変 私が一番苦手だということもありますが、働きながら面接のスケジュール管理もするのが大変でした。 メールも普段見ないタイプで、かつ色々な会員登録だったりのメールも飛んでくるのでメールを確認してスケジュール管理もしてという一連の流れが大変だった思い出があります。 頭の中で覚えておくスタンスでしたが、スケジュール帳やgoogleカレンダーを使用することをお勧めします。 転職エージェントのメリット・デメリット ◎転職エージェントのメリット ・求人の幅が広がる 自身で求人を探していくと、勤務地や希望職種を絞って、休日やその他条件を絞っていってもかなりの求人があり、最初のページか行っても3ページ目まででした。 ただ、転職エージェントを利用することで、沢山ある求人の中から希望をどんどん言っていくだけで10求人ほどに絞って紹介してくださり、更に「この求人はこういう部分が嫌だ」と伝えるとそれを補う求人を送ってくれました。 自分では見ていなかった求人も多かったり、タイトルと画像だけで何か違うなと思っていても実は話を聞くと良い会社だったりもするのでさすがだなと思いました。 ・企業とのやり取りやスケジュール管理をお任せできる 自己応募のデメリットでもお伝えした通り、企業とのやり取りやスケジュール管理はとても大変です。 もし面接日程を間違えてしまえばそこでその企業との関係は終わってしまうことも。 転職エージェントを利用すると、体調不良や急な仕事で面接日程を変更したいけどどうしようと思った時も転職エージェントの方が間に入って連絡してくださりますし、面接の前日には連絡をくれます。 大船に乗った気持ちで転職活動ができるのは転職エージェントの魅力だと思います。 ◎転職エージェントのデメリット ・転職エージェント経由だと企業の目線が上がることも 転職エージェントの料金体系は、採用される私たちは無料ですが、採用する企業側は年収の何%という形で料金が発生します。 自己応募の場合には発生しない料金となりますので、企業によっては転職エージェントから採用する場合はより経験がある方のみにしているなど採用ハードルを上げている場合があります。 ・転職する気持ちがあまりない時には利用しにくい 転職したいな~・・・と思い始めたときに登録してしまうと、 入社はいつまでに希望されますか? まずは面接に行ってみましょうか! と選考を進められてしまう場合もあるため、まだ退職するつもりはないのにどうしようとなってしまいます。 「ちょっと求人見たいな」くらいであれば求人サイトを覗いてみるくらいが良いかもしれません。 私自身が自己応募よりも転職エージェントを利用することでうまく転職活動ができていたため偏りがあるかとは思いますが、以上が私が感じた自己応募と転職エージェントそれぞれのメリットデメリットです。 メリットとデメリットを認識したうえで転職活動を始めるとまた違うと思いますので、参考になれば幸いです。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 転職エージェントを利用した際の具体的な転職の流れ ここからは転職エージェントを利用して転職活動を行った場合の具体的な流れをご紹介いたします。 転職エージェント登録前 ①自己分析 転職を決めてからまず初めに行いたいのが自己分析です。 過去から現在、未来を書き出したり、なぜ自分が転職したいのか、どんな仕事にやりがいを感じるのか、どんなスキルを身に着けてどんな10年後になりたいのかを考えていきます。 自己分析を行ったうえで、自分自身の転職の軸を定めていきましょう。 不動産業界だけじゃない!すべての転職活動でもっとも大事な「自分だけの軸」 ②業種や職種、会社規模などの絞り込み 自己分析を行い、転職軸を決めたら次は会社選びに大切な、業種や職種、会社の雰囲気や会社規模などを絞りに行きます。 裁量権が大きい会社で働きたい ⇔ やることリストをこなしていきたい 人と話すお仕事がしたい ⇔ 1人で黙々と仕事がしたい 固定給で安定した額稼ぎたい ⇔ インセンティブでがっつり稼ぎたい など色々あります。ここは完璧に決めなくても大丈夫ですので、大まかにこういう会社でこんな仕事がしたいな~という風に考えておけば大丈夫です。 ③転職エージェント選び、登録 気になる業種や職種が決まったら、転職エージェントに登録しましょう。 もし気になっている業種や職種の特化型転職エージェントがあれば特化型に登録するのがおすすめです。 転職エージェント登録後 ④面談 登録後は、どこの転職エージェントも面談を行います。 その面談の中で、自分の希望を伝えることでキャリアコンサルタントが求人を提案してくださるので、自己分析で見つけ出した転職の軸を伝えましょう。 ⑤求人選び、書類選考 面談が終わるとそのあとは求人が送られてきます。 自分の希望にドンピシャな求人もあれば、いまいちな求人もあると思いますが、求人票だけで決めるのではなく、どういう会社なのかをキャリアコンサルタントに聞いてみるとより求人の幅が広がります。 転職エージェントによっては履歴書・職務経歴書の添削を行うサービスもありますので、サービスも利用しながら履歴書・職務経歴書を仕上げましょう。 書類作成後は、自分が選んだ求人にキャリアコンサルタントの方が応募してくれますので、書類結果を待ちましょう。 ⑥面接(大体1回~4回) 書類選考が通過すると、次は面接です。面接可能日時を聞かれますので、この期間はなるべく予定を空けておけるといいでしょう。 自分より先に選考した方が内定になったので選考がおしまいですということもあり得ない話ではありません。 面接回数は企業によって違い、少ないと1回の面接で決まることもあります。 平均して2回~3回くらいかと思います。 ⑦内定 内定が出た後は、その企業に入社したいのであれば内定を受諾し、もし他の第一希望の企業が残っている場合は保留にしてもらいましょう。 また、このくらいのステップにきたらば現在勤めている会社に退職届を出しましょう。 企業によって退職希望の何日前に申し出が必要とあるので、そのルールには従い、しっかりと引継ぎをしたうえで退職するのがベストです。 ⑧入社 内定受諾をしたあとは有休消化期間などを含めて退職する日を決定して入社日を決定します。 内定から入社までの平均は1か月半~2か月となっております。 転職活動期間は、転職エージェントに登録してから約3ヶ月と言われております。もちろん面接回数が少なかったり、面接がスムーズに行けば1ヶ月以内で決めることも可能です。 賞与が出てから、切りのいい年度が変わるときに、など自分の中で区切りを決めてその時期に向けて転職活動を開始しましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 転職エージェントは1つに絞る?複数使う? いざ転職エージェントに登録しようと思ってみても、転職エージェントは沢山ありますので ・どの転職エージェントに登録するか ・1つに絞るか複数登録するか など迷うことが沢山あります。 では、どのように探して、何社の転職エージェントに登録するのがいいのでしょうか? 最初は3つの転職エージェントに登録 個人的には、最初は3つの転職エージェントに登録することがおすすめです。 2つは大手総合転職エージェント、あと1つは、もし職種や業種を決めていれば、特化型の転職エージェントがいいでしょう。 総合型と特化型転職エージェントの違いはこちらから>>> 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 もし業界や職種を絞っていない場合は、最初から特化型は登録しなくても良いと思います。 なぜ複数登録するかというと、自分に合う転職エージェントを比較するためです。 転職エージェントごと、さらに言えばキャリアコンサルタントごとに転職の進め方は違い、ヒアリングの量や求人の絞り込みの質などが違います。 また、もっている求人も違うでしょう。 総合転職エージェントの特徴は求人の量が多いことですが、その分キャリアコンサルタントも全部の求人を覚えきれず結果的に取り合えず沢山の求人を送ってくれることが多いです。 ただ、自分で探す時よりは狭めてくれるので、送ってもらった求人を全部見るのは難しくないでしょう。 次に特化型転職エージェントに登録するのは、専門性が高いためです。 例えば不動産特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』さんでは、キャリアコンサルタントも不動産業界に特化してるため、不動産業界ならではのヒアリングをしてくれ、より自分の希望にマッチした求人の提案に落としてくれます。 そのため、総合転職エージェントを利用して、求人をザっと見ていき自分が希望する求人があれば総合型転職エージェントで選考を進めていき、「求人が多すぎてわからない」「なにか違うな」と思うのであればそこから更に絞っていき、特化型転職エージェントで選考を進めていくといいでしょう。 もし最初から自分が気になっている内容での特化型転職エージェントがあるのであれば、そのエージェントをメインで使っていってもいいと思います。 転職エージェントを1つにしぼる 最初に比較するために3つほど転職エージェントに登録するのをお勧めしましたが、最終的には1つに絞るといいでしょう。 というのも、3つの転職エージェントを並行して利用すると、自己応募のときと同じようにどのエージェントでどの求人を応募したかが分からなくなってしまうのと、結局転職エージェントごとに面接日程を把握しているだけになるため、自身でスケジュール管理をしなければいけません。 そのため、3つの転職エージェントを比較したあとは、その中で一番自分にあう転職エージェントを探し、最終的には1つに絞って面接のステップに進むといいでしょう。 複数の転職エージェントを上手に使って転職活動を始めよう! いかがでしたでしょうか?今回は私の経験談を交えて解説してきましたが、個人的には転職エージェントを複数登録し、徐々に狭めていくのがおすすめです。 行きたい企業があるのであれば、その企業に直接応募して進めていくのが一番良いのですが、「転職したい」というときに「この企業が無理だった場合は転職しなくていい」という方は少ないと思いますので、いくつかの企業を受けるのであれば是非転職エージェントを利用してみてください! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
賃貸営業で成果を挙げるコツとは?3つのポイントに絞って解説
2022/07/25
賃貸仲介営業をしているものの、なかなか成約できずにうまくいかない と感じている人も多いのではないでしょうか? この記事では賃貸営業で成果を挙げるコツを3つのポイントに絞って解説します。 現時点で賃貸営業をしている人はもちろん 不動産業界への転職に興味がある人もぜひ参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに相談する 賃貸営業でなぜ成果が挙がっていないのか 賃貸営業で成果をあげるためには、うまくいかない理由を把握して、 その課題を解決することが一番の近道です。 うまくいかない理由としてあげられるポイントは、主に下記の3つです。 ・信頼関係の構築 ・ヒアリング ・クロージング それではプロセスごとに詳しくみていきましょう。 信頼関係の構築 一つのエリアにいくつもの賃貸仲介会社があるからこそ とても大事になってくるのが顧客との信頼関係です。 顧客と信頼関係ができる前に次のステップへと進めてしまうと、 うまくいかないことが多いでしょう。 賃貸営業では、条件を聞きながらレインズで物件を絞っていくため、 ご案内できる物件は同じ条件になります。 ではお客様はどこで契約する不動産会社を選ぶのでしょうか? それが後で紹介するヒアリングからどれだけ自分の希望の物件を紹介してもらえたかと、信頼関係です。 一緒に物件を1日かけて回りますので、まず一緒に物件を回りたくないと 思われてしまえば内覧の予約の前に断られてしまいます。 また、お客様と信頼関係ができる前にぐいぐい契約を進めてしまうと 申込み後に断られてしまうこともあるでしょう。 しっかりと契約までのことを考えるならば、信頼関係を築き、 この物件はどういうところが気に入らないのかなどを説明してもらったり、 逆にこちら側からどの条件が探すのに厳しくなっているのかなどを説明しあえるといいでしょう。 ヒアリング 顧客の要望や考え方、価値観をしっかりと聞くことが、ヒアリングの大切なポイントです。 新人営業や成果が挙がらない営業こそ、顧客の話を聞き終わる前に 営業担当者が物件の説明など話を始めてしまうことが多いものです。 ヒアリングが不足してしまうと何が起きるのか。 まずは紹介した物件が全てお客様が気に入らないとなり、 別の不動産会社にはしごされてしまいます。 お客様はどの不動産会社も同じデータベースを見て不動産を提案してきてくれることを知りません。 そのため、「この不動産会社は良い物件を紹介してくれない」と考えて他の不動産会社に行ってしまいます。 他にも、ヒアリングが不足することでお客様が言い足りていない点が出てくるため、 「もう少し考えたい」となり、こちらも別の不動産会社に行ってしまいます。 沢山引っ越しを重ねている方であれば別ですが、初めての方や2回目くらいの方は、 自分の理想が言語化できなかったり、あまり想像がついていないことが多いです。 ただお客様に「どんなお部屋がいいですか」と聞くのではなく、 プロとしてお客様の要望を引き出してあげることが大切です。 例:洗濯物は外に干したいのか中に干したいのか、趣味はあるか、 自炊メインか外食メインかなど そうすることで、お客様の希望により近い物件をご紹介でき、 お客様との信頼関係に繋がりますし、お客様もその日中に決まらなくとも 再来店してくださり契約までつなげられるでしょう。 クロージング 顧客の要望に沿った物件を提案しているにも関わらず、 その場で契約を決めていただけないケースはクロージングで失敗しています。 その場合に顧客は「まだ他に良い物件があるのではないか」、 「この担当者とは契約したくない」、と考えている場合や、 「どうやって言い出せばいいんだろう」と考えていることがあります。 お客様がなぜ契約できないのかをしっかりと聞くことで、 「まだ他に良い物件があるのでは」⇒「もう少し見てみますか?」⇒「やっぱり先ほどのが一番良かったですね」⇒契約 とつながるかもしれません。 また、意外といらっしゃるのがどうやって契約に進めていけばいいのかが分からない方です。 一声もらえれば契約したのに、その一声がないので他の不動産会社に見に行ってしまったなどはある話です。 必ず最後に「契約しますか?」という「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしましょう。 ※クロージングの前段階の信頼関係の構築や、ヒアリングで失敗していることもあるため、 クロージングをしても契約ができない場合もありますので、丁寧にひとつずつステップを進めていきましょう。 賃貸営業で営業の流れをうまくするコツ 営業の流れをうまくするコツを紹介します。 主に下記の3つのポイントがあります。 ・信頼関係を構築する ・土地勘を磨いておく ・効率良く行う それでは詳しく見ていきましょう。 信頼関係を構築する 賃貸営業のまず初めに行うことが、顧客との信頼関係の構築です。 会社自体の信頼を得ることと、営業担当者の信頼を得ることの両方が重要です。 顧客にとってはたくさんある不動産会社の中の一つにすぎません。 信頼関係がなければ、良い物件があったとしても、 他の不動産会社に行って契約する可能性もありますので、 早い段階で信頼関係を作ってしまうことが営業の流れをうまくするコツです。 信頼関係を構築するために下記の内容は最低限抑えておきましょう。 ・丁寧な話し方(言葉使い、スピード、聞き取りやすさ) ・清潔感のある身だしなみ(髪型、洋服、靴) 土地勘を磨いておく 土地勘を磨いておくことで、顧客への対応力がとても高くなります。 物件案内の道中にも、周辺環境の説明など詳しくできることで、 他の賃貸営業との差別化になり、信頼されやすくなります。 スーパーや金融機関、病院、交通の便などは把握しておき、 それぞれの特徴まで説明できると良いでしょう。 例えば、子育て世代であれば、周辺の学校の評判や通学ルート、危険個所、公園、 小児科までの距離など具体的な生活のイメージができるような説明をすることができれば、 顧客も安心して物件を決めることができます。 土地勘を磨いておき、顧客の属性に合わせて、 話を展開することが営業の流れをうまくするコツです。 効率良く行う 営業のながれを上手くするコツは、営業活動全体の効率を良くすることです。 一日に案内できる顧客の数は決まっていますので、 回転率を上げることが大切になります。 しかし、顧客の満足度の高い物件案内や商談を行うことは必須ですので、 成約できないような物件の案内は行わない、などの工夫を行い、効率をよくしましょう。 顧客から手抜きをされているというような不信感を抱かれては、 意味がないですので、目の前の顧客をしっかりと対応しつつ、 営業活動の無駄を省いていくという考え方が重要です。 賃貸営業でヒアリングをうまくするコツ 次にヒアリングをうまくするコツについてお伝えします。 賃貸営業でヒアリングが不十分だと、顧客のニーズを満たすことが難しく、 契約確率が下がりやすいですので、しっかりと行いましょう。 具体的には下記の3つのポイントを説明します。 ・属性を確認する ・安心感を与える ・本音を引き出す それでは詳しく見ていきましょう。 属性を確認する まず顧客の属性を確認しておくことがヒアリングをうまくするコツです。 属性とは顧客の性質や特徴の事で、年齢や居住地、職業、 勤務地、収入、家族構成などの情報のことをいいます。 属性を確認する理由は主に下記の2点です。 顧客の信頼性を確認するため 物件の案内まで終わり、顧客に契約をする意思があっても、 家賃保証会社の審査やオーナーの入居審査に落ちてしまっては、 契約することができませんし、それまでの営業活動が無駄になってしまいます。 そのため、早い段階で顧客の属性を確認し、 契約できる顧客なのか見極めておいた方が安心です。 物件を提案する上での方向性を決めるため ある程度の属性を確認しなければ、どの物件を提案すべきなのか曖昧になってしまいます。 顧客から物件の希望エリアを指定されることもあるでしょうが、 なぜそのエリアを希望するのか、その理由を賃貸営業が理解しておかなければ、 顧客にとって満足度の高い提案をすることは難しいでしょう。 合わせて入居理由も大切ですので、転勤や結婚、同棲、 子どもの成長に伴う借りかえなど、確実に聞くようにしましょう。 属性や入居理由を正確にヒアリングできていれば、 顧客のニーズを大きく外した提案にはならないはずですので、 ヒアリングした内容を元に物件の提案へと進んでいくことが大切です。 安心感を与える 顧客に対して安心感を与えることがヒアリングをうまくするコツです。 不動産会社の営業担当者に色々話をして良いものか不安な気持ちを持っていますので、 まずは雑談などで緊張をほぐす必要があります。 その際に営業担当者は自分の経歴などを話すことで、 自分の人となりを理解してもらうことで、顧客も安心して話をすることができるでしょう。 決して営業担当者が話しすぎることなく、顧客に多く話をしてもらえるように意識しましょう。 いろいろな話をする中で、安心感を持ってもらえるはずです。 本音を引き出す 顧客の本音を引き出せないと、成約に持っていくことは難しいです。 賃貸営業担当者から尋問のように質問を投げかけても、 顧客から本音で話をすることは難しいでしょう。 営業がリードし、顧客の要望を正しく理解できるように、 話を進めなければなりませんが、個人的な情報は顧客の方から話し始めるのを待つことも重要です。 顧客の隠れた要望が無いのかを意識しながら、 丁寧にヒアリングすることを意識しましょう。 顧客が伝え忘れていた要望、営業担当者が聞き漏らしていた要望で重要なことがあると、 次のステップのクロージングで失敗することがあるため注意が必要です。 賃貸営業でクロージングをうまくするコツ 次にクロージングをうまくするコツをお伝えします。 賃貸営業のクロージングは契約が決まるかどうかという重要なシーンです。 具体的には下記の3つのポイントを押えながら進めていきましょう。 ・お客様の不安を取り除く ・契約する予定で打ち合わせを進める ・今この物件に決めるべき理由を説明する お客様の不安を取り除く 顧客の不安を取り除くことがクロージングをうまくするコツです。 顧客はクロージングの時点でも「この不動産会社は本当に大丈夫か」 「この物件に問題はないのか」など不安を抱えている場合があります。 本来であればクロージングまでに不安を払拭できているのが一番良いのですが、 クロージング時点でも不安を抱えているようであれば、 再度その不安について詳しくヒアリングを行いましょう。 相手の話を否定することなく聞いた上で、 その不安を取り除くために説明をすることがとても重要です。 この時に決して一方的に説得しないように注意しましょう。 契約する予定で打ち合わせを進める 契約する予定で話を進めておくことがクロージングをうまくするコツです。 契約時の具体的な話を事前に少しずつお伝えしておくことで スムーズにクロージングをすることができます。 例えば、物件を案内している際にその物件を気に入っている様子があれば 「契約時にかかる費用」や「入居希望日に間に合わせるための契約段取り」など話をしてみて、 顧客の反応を確認します。 その際に契約への抵抗感があるようなら、何が気になっているのか話を聞いて、 別の物件を紹介すること、ネックを解消できる提案を考えることが、とても重要です。 クロージングをうまくするコツは、 このタイミングで顧客が気になっている点をヒアリングして、対応することです。 しかし、事前に契約に関わる話をすることもなく、 いきなりクロージングを行えば、失敗する可能性が高まるため、注意しましょう。 今この物件に決めるべき理由を説明する クロージングの際に、「物件は気に入ったけど今決めないといけないの?」という状況になることがあります。 この場合に契約を決めきれなければ、顧客は他の不動産会社で物件を探し、 契約をすることになるでしょう。 だからこそ顧客にとって「今、決めた方が良い理由」を準備しておきましょう。 例えば、家賃の値引きやフリーレント期間を提案することで、 「もう少し安い物件で探したい」「初期費用を抑えたい」 という顧客の契約を促進することが可能です。 また、人気のある物件を気に入っている場合であれば、 「すぐに他者が契約してしまい、入居できない可能性が高いですよ」 と説明した方が良いかもしれません。 今この物件に決めるべき理由を説明し、 迷っている顧客の背中を押してあげることが、 クロージングをうまくするコツです。 賃貸営業の成果を挙げるコツをつかんで稼ごう この記事では、賃貸営業で成果を挙げるコツについて説明してきました。 賃貸営業でなかなかうまくいってないと感じている人は営業の流れ、 ヒアリング、クロージングという3つのポイントに絞って自分の活動を振り返ってみましょう。 自分の営業がうまくいかない理由を見つけ、改善することで、 成果を挙げられるかもしれません。 ちなみに2018年の空き家率は13.8%(848万9千戸)で全国に空き家となる物件の数が増え続けており、 賃貸営業の活躍の場はますます広がっています。 (平成30年住宅・土地統計調査 総務省) この記事で紹介した成功のコツを、 自分の営業スタイルに取り入れ賃貸営業の成果アップに向けて取り組んでみてはいかがでしょうか。 成果を挙げていけばインセンティブでおのずとお給料も上がり、仕事がより楽しくなるでしょう! 不動産転職エージェントに相談する
不動産営業で土日休みは難しい?土日休みが可能な職種や求人をご紹介
2022/07/12
不動産営業で働いている中で、趣味があったり結婚してお子様が生まれ、 「休日をなるべく土日休みにしていきたい」 「イベントに行くのが好きだから日曜日休める仕事がいい」 と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 不動産営業はBtoC営業のため土日がメインの稼働となるので土日に休みを取ることが難しく、不動産業界では主流な火水休みの方が多くなります。 では不動産営業では土日休みは無理なのか、土日休みのお仕事に転職したい場合は不動産営業以外に転職しなければいけないのかと言われるとそうではありません。 これまでの不動産営業での経験を活かしながら、土日休みの不動産営業職に転職することは可能です。 そこで今回は、不動産営業のまま土日休みに転職する方法や、転職活動時の注意点について解説いたします。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業の休日は土日休みよりも火水休み 不動産業界で働かれている方は分かる通り、不動産営業は土日休みの会社が少なく、水曜日休みがメインであり、火曜日と水曜日、水曜日と他1日という休日形態が多いです。 では、なぜ土日休みではなく水曜日休みが多いのでしょうか? BtoC営業のため toC向けの営業あるあるですが、土曜日・日曜日にお客様が動くことが多いため、基本的には土日が忙しくなる曜日となり、逆に仕事が落ち着く平日がお休みとなります。 また、土日ではお客様との商談や内覧対応や契約対応が入るため書類やデータを整理することができないので、土日はお客様に全ての時間を使い、月曜日に諸々の整理を終わらせて火曜日・水曜日をお休みにしているところもあります。 契約が水に流れる? 言葉遊びにはなりますが、水曜日の「水」が、契約が水に流れるという悪いイメージを連想させるため、不動産業界では水曜日休みが多いと言われております。 どの業界でも100%契約まで終わらせたいという気持ちがありますが、不動産業界では取り扱い金額が高いと何億円という額になり、ベンチャー企業ではその1件で今後が左右されることもあります。 契約が水に流れるのを必ず避けるぞという想いから、水曜日を休みとしている企業が多いようです。 その他、不動産業界の休日に焦点を当てた記事がございますので、詳しくはこちらをご覧ください。 不動産業界の休日は水曜日が多い?不動産業界の休日について解説! 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業で土日休みが多い職種 それでは次に不動産営業かつ土日休みが多い職種をご紹介いたします。 BtoB営業の仕事は土日休みが多い 前述したとおり、不動産営業はBtoC営業のため土日がメインの業務となり、土日に休みを取ることが難しいです。 だからこそ、BtoB営業となると取引先が土日休みになることが多いため、不動産営業でも土日休みになることが多いです。 不動産営業のtoB営業となると、オフィス仲介営業や用地仕入れ営業が挙げられるでしょう。 今回はオフィス仲介営業と用地仕入れ営業の2つの仕事内容をご紹介いたします。 オフィス仲介営業の仕事内容 オフィス仲介営業の仕事内容の流れは、基本的には一般の方向けの賃貸仲介営業と変わりません。お客様が法人様になると思っていただければ分かりやすいかと思います。 企業では、人員増加に伴うオフィス移転や地方への展開、新規オフィスの開設などが行われます。その時の窓口になるのがオフィス仲介会社です。 お問合せ頂いた法人様に立地や賃料、間取りをヒアリングし商業利用が可能な物件の中からご提案をします。その後何件か内覧をし、店舗が決まれば契約を行います。 賃貸仲介では反響営業が中心となっており、SUUMOからのお問合せや店舗への来店を待っていてもお客様が来てくれますが、オフィス仲介では中々お問合せが来ません。 ポスティングやメールなどでの種まきや、一度ご案内した法人様との関係を大切にしておき、その企業様がさらに拡大していく際のお手伝いや、その企業様からの紹介をもらえるようにしましょう。 用地仕入れ営業の仕事内容 用地仕入れ営業は、戸建て用地やマンション用地など大小さまざまな土地を仕入れる営業です。 土地がなければ戸建てやマンションが建てられませんので、用地仕入れは不動産業界の上流部分の仕事だと言われています。 用地仕入れは、土地を販売するのではなく、土地を仕入れる仕事になりますので、土地を持っている地主の方や、土地の情報を持っている不動産会社の方がお客様になります。 土地は1回商談してすぐに契約ということは少なく、まずは土地の情報を仕入れるために歩いて回り、良い土地を見つけたら不動産会社や地主様を探して自己紹介など含めて仲良くなることが第一段階です。 何回も通う中で、土地をどのように利用していきたいかを説明したり、いくらくらいで買い取ろうとしているのかを提案したりします。 もちろんお客様と話すだけではなく、周辺の環境や相場を調べたり、その土地にどのような物件を立てればすぐに販売できそうかなどニーズを調査することも大事な仕事です。 あとは合意が得られれば契約を行い、企業によってはその後の企画・開発部分まで行うことができます。 土日休みの不動産営業職求人を見る 土日休みの不動産営業職で転職活動するときの注意点 土日休みの求人をご紹介する前に、土日休みを希望して転職活動を行う際に注意するべき点を3つご紹介いたします。 土日休みだから休みしっかり取れる、年間休日数が多いわけではない 土日休みの仕事に転職したい理由がもし「土日休みの仕事であれば休みがしっかり取れるでしょ」という理由であれば危険です。 土日休みと書いてあっても、「月に2回ほど土曜日出勤あり」という言葉があれば月6日休みになりますし、休日部分で長期休暇について触れられていない場合は、土日休だけれどもGWやお盆休みがないこともございます。 休みがしっかり取れるから土日休みが良いという方は、土日休みの求人を探すのではなく、「完全週休2日制」「年間休日120日以上」などの文言から求人を探すといいでしょう。 この2つの文言が入っている場合は、比較的休みがしっかり取れる傾向にあります。 土日休みがいいのか、土日に休みが取れればいいのか 自分が「土日休み」を希望しているのか「土日に休みが取れること」を希望しているのかを考えたことはありますか? 子供の休みに合わせて土日は毎回休みたい!ということであれば土日休みのお仕事への転職がいいでしょう。 しかし、現在平日休みで、行きたいイベントにいけないから土日休みの仕事に変更したい!土日休みの友達と遊ぶために月に2回くらい日曜日に休みを取りたい!ということであれば必ずしも土日休みのお仕事への転職がいいとも限りません。 実際に私が平日休みと土日休みの両方を経験して思うことですが、土日休みは確かにイベントに参加できますし、2連休なので1日遊んで1日身体を休めてと良い点もあるでしょう。 ただ、土日に開催されるイベントは混んでいたり予約が取れなかったり、料金も土日料金となっていることがあり、通常よりいくらか高いことが多いです。 一方平日休みだと、旅先は空いていますしホテルや旅館は平日割で安くなっていて、ストレスなく、かつお財布にも優しい休日が送れます。 先日久々に平日の鎌倉にいったら、前は〇時間待ちとなっていて諦めた手作りアクセサリーショップが待ちなし予約なしで入れたり、レストランも全て並ばずに入れて驚きました。 もちろんこれは好みの問題ですが、私はあまり人混みが好きではないのと並ぶのが好きではないので平日休みがメインだと凄く助かります。 平日休みで気になる点は、土日休みの友人と遊びの予定が立てづらいことと、好きな歌手のイベントが大体土日開催なのでそのときにどう休むかです。 私と同じような気持ちで土日休みの求人を考えている方は、シフト制、もしくは水日休みの求人をおすすめします。 平日休みのいいところも、土日休みのいいところも選べる最高の休み体制ですね! 転職理由で土日休みを全面に出さない 自分がなぜ土日休みが良いのかが定まり、その上で土日休みの求人に応募した際に気を付けた方がいいことが、「土日休みに転職したい」という想いを全面に出さないことです。 面接でよく聞かれる質問の中に下記質問があります。 ・なぜ当社に応募されたのですか? ・なぜ退職を検討されているのですか? その際に、「御社の求人が土日休みだったからです」「土日休みを希望して退職しました」となると企業側からすると「土日休みであればどこでもいいの?」と思ってしまいます。 「今いる会社が土日休みになった場合も転職しないのか」とまず考え、もし土日休みになれば転職が必要なかった場合は退職理由ではなぜ今の会社の休日形態だとダメなのかを相手が納得できるように伝えたうえで、応募理由はその企業が良い理由をしっかりと伝えるようにしましょう。 もし土日休みになったとしても転職していたという場合は、土日休みに関する理由は少し追加する程度にとどめ、メインの転職理由は今の会社を退職する理由にするといいでしょう。 土日休みの不動産営業職求人を見る 不動産営業で土日休みは可能です さて、ここまで不動産営業がなぜ土日休みではなく水曜日休みが多いのか、不動産営業で土日休みの仕事をしたい場合のおすすめの職種などを説明してきましたがいかがでしたでしょうか? 最終的にお伝えしたいことが、不動産営業でも土日休みのお仕事を探すことは可能だということです。 しかし、土日休みの求人自体が平日休みの求人と比較すると少ないため、倍率はどうしても高くなってしまいます。 自分が選べるようになるためにも、今の職場でしっかりと成果を出せるような努力をしておくことが大切です。 また、「なぜ土日休みがいいのか」という点をしっかりと考えておくことも大切です。そのためには自己分析を行ったり、転職エージェントに相談したりしながら「なぜ?」を自分自身にしっかりと問いかけるようにしましょう。 そうすることで、実は求めている環境が土日休みではなく完全週休2日制の求人だったり、有給取得率の高い求人だったりすることもあるでしょう。 不動産転職エージェントに相談する
今成長している不動産会社で働きたいなら不動産テック企業への転職がおすすめ!
2022/07/04
不動産業界で働いている方の中で、こんなお悩みを抱えている方はいませんか? 「今の会社で働いていても先が見えない」 「もっと効率化できるはずなのになんでこんなに不動産業界はアナログなんだろう」 「今急成長している会社やおすすめの転職方法があれば教えてほしい」 今回はそんな悩みを解決する記事をお届けします。 「不動産テック」企業の話をメインにご紹介いたしますので、上記のお悩みをお持ちの方とは別に、不動産テックにご興味がある方も是非ご覧くださいませ。 不動産転職エージェントに登録する これから成長していく企業で働きたいなら不動産テックがおすすめ! 不動産業界に所属している人であれば「不動産テック」という言葉を一度は耳にしたことあるでしょう。 近年、ビジネス界ではDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進されていますが、不動産業界においては、あまり進んでいないのが現状です。そんな中で「不動産×IT」を掲げているのが不動産テック業界です。 デジタルにシフトするには程遠い不動産業界 『ここの不動産に興味がある方がいるので〇月×日に内覧行きたいんですが・・・』 『分かりました。ではFAXで名刺を送っておいてください。』 こんなやりとりをしたことはありませんか? FAXを使用している業界は数少なくなってきましたが、不動産業界はFAXをバリバリに活用している会社も少なくありません。 不動産会社向けに営業をしたい場合はFAXでの広告は効果的でしょう。 他にも契約を交わす際、最近ではクラウドサインというデジタル上で契約ができ、かつデータとして保存・管理ができるツールができてきましたが、不動産業界では「クラウドサインを導入していないので郵送して割印してください」という企業が多いです。 不動産テック業界は時代の最先端を行く会社 あとで不動産テックについて詳しく説明いたしますが、このようなアナログな不動産業界の中にDXをもたらしているのが不動産テック業界です。 不動産業界の中で重荷になっている業務をデジタル化し、より効率に業務が行えるようにしたり、Webサイトを活用して集客を行い、不動産業界では源泉営業がメインだったのに対し、不動産テック業界では反響営業がメインになっております。 自身の顧客管理もデータ化していることもあり、お客様への連絡ミスをできる限り減らせますし、購入意欲が高いお客様と高くないお客様を分けて対応の優先順位をつけることも可能です。 このように、不動産テック企業は今後成長していく可能性を秘めています。 さて、不動産テックが成長する可能性を秘めていることがわかっていても、そもそも不動産テックとはなんぞや・・・という方もいらっしゃるでしょう。 次に、不動産テックの基本情報についてご紹介いたします。 不動産テック会社の求人を見る 不動産テック会社とは? まず不動産テック会社とは何か、基本的な概念を理解しておきましょう。 不動産×テクノロジーの会社 一般社団法人不動産テック協会は、不動産テックを以下のように定義しています。 「不動産テック(Prop Tech、ReTech:Real Estate Techとも呼ぶ)とは、不動産×テクノロジーの略であり、テクノロジーの力によって、不動産に関わる業界課題や従来の商習慣を変えようとする価値や仕組みのこと」 具体的にはWebサービスやAIなどを駆使して不動産業界で活躍するテクノロジー、あるいは活躍が期待されるテクノロジー全般のことを指します。 そして、新しいテクノロジーを活用して、これまでの不動産ビジネスを変革することを目標に掲げた会社が「不動産テック会社」です。 勢いのある不動産テック3社 不動産テック市場は拡大傾向にあり、会社数も年々増加しています。 株式会社矢野経済研究所が発表した「不動産テック市場に関する調査(2021年)」によると、2020年度の不動産テック市場規模は6,110億円で、前年度より8.6%増となっています。 さらに2025年度には、1兆2,461億円(20年度比103.9%増)と約2倍にまで拡大するとの予測がされています。 ※参照元:不動産テック市場、5年で約2倍に そんな中、今勢いのある不動産テック会社を3社紹介します。 株式会社GAテクノロジーズ GAテクノロジーズは、中古不動産の総合プラットフォームを開発・運営する会社です。 創業5年でマザーズに上場して以降、順調に業績を伸ばし、2020年は630億円を超える売上を記録しています。 まさに今、急成長中の不動産テック会社といえるでしょう。 株式会社GAテクノロジーズ公式サイト GAテクノロジーズが運営する不動産テック総合サービス「RENOSY」は、不動産の購入・売却・賃貸など、住まいに関するすべての悩みをオンライン上で解決できるサイトです。 会員数は10万人を超え、不動産投資の分野にも力を入れており、今後もさらに発展していくことが予想されます。 RENOSY会員数10万人突破!DX時代、住まいにまつわる全てに、テクノロジーを活用した顧客ファーストなサービスを提供 株式会社GAテクノロジーズの求人を見る 株式会社WAKUWAKU WAKUWAKUは「世界中の人々がワクワクできる社会を創る」というミッションを掲げる不動産テック会社です。 国内最大級のリノベーションプラットフォームである「リノベ不動産」の運営や、建材ECサイト「HAGS-ハグス-」の運営を行っています。 リノベ不動産は「中古購入+リノベーション」を軸としたサイトで、ユーザーに対して中古住宅の提案、資金計画、デザイン、アフターサービスなど、リノベーションに関わるあらゆる業務を提供しています。 従来のリノベーションでは、銀行や不動産会社、施工会社、インテリアショップなど複数の会社へ依頼をし、長い時間をかけて完成させる必要がありましたが、「リノベ不動産」ではこうした工程をすべて1社で対応することが可能となりました。 株式会社WAKUWAKU公式サイト リノベ不動産 株式会社WAKUWAKUの求人を見る 株式会社ツクルバ ツクルバは「場の発明」をミッションに掲げる不動産テック会社です。 中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームである「cowcamo(カウカモ )」企画・開発・運営を行っています。 cowcamoでは「一点もの」の中古リノベーション住宅の魅力を伝えることをテーマにしており、首都圏のリノベーション工事済みの中古マンション物件の紹介を中心にしています。 サイトのデザインが優れていることから、2016年にはグッドデザイン章を受賞しています。 株式会社ツクルバ公式サイト cowcamo(カウカモ) 株式会社ツクルバの求人を見る 不動産テック会社のサービス内容 不動産テックのサービス内容は多岐に渡ります。 顧客となるのは主に不動産会社ですが、ゼネコン、金融業などに提供するケースもあります。 以下は一般社団法人不動産テック協会が作成した「不動産テックカオスマップ」です。 出典:一般社団法人不動産テック協会ホームページより抜粋 不動産テックカオスマップ(第7版)には、2021年7月時点で、446のサービスや企業が掲載され、12のカテゴリーに分類されています。 ・ローン、保証 ・クラウドファンディング ・仲介(業務支援) ・管理(業務支援) ・価格可視化、査定 ・不動産情報 ・物件情報、メディア ・マッチング ・VR、AR ・IoT ・リフォーム、リノベーション ・スペースシェアリング これらのカテゴリーの中から、特に注目されているサービスを3つ紹介します。 事例1:管理(業務支援) 主に不動産管理会社や不動産オーナーのPM(プロパティマネジメント)業務を効率化するための支援サービスです。 PM業務とは、アパートやマンションの入居者、オフィスビルや商業ビルに入居しているテナントの契約管理など、不動産のソフト面における管理業務のことです。 不動産管理会社とオーナーを繋ぐデジタルプラットフォーム「WealthPark Business」や、賃貸物件総合管理システム「賃貸革命10」などが主なサービスです。 事例2:物件情報、メディア 物件情報やメディアの分野は、不動産テックの元祖といっても過言ではありません。 代表的なサイトとして、SUUMOやHOME’Sがありますが、不動産テックに詳しくない人でもこの2つはよくご存知でしょう。 元々、1990年代には前進となるサイトが運営されていましたが、パソコンやスマートフォンの普及により、近年、インターネットを利用して不動産物件を探す人は非常に多くなりました。 そんな中、SUUMOやHOME’Sはもっとも知名度の高い住宅流通ポータルサイトとなっており、利用者数は膨大な数にのぼります。 まさに時代を先駆ける存在だったといえるでしょう。 事例3:リフォーム・リノベーション 不動産テックのカオスマップによると「リフォーム・リノベーション」の定義は「リフォーム・リノベーションの企画設計施工、Webプラットホーム上でリフォーム業者のマッチングを提供するサービス」とされています。 ご紹介した不動産テック会社WAKUWAKUの「リノベ不動産」、ツクルバの「cowcamo(カウカモ )」もリフォーム・リノベーションサイトを運営している会社です。 不動産テック会社の求人を見る 不動産テック会社を目指すなら業界特化型転職エージェントがおすすめ ここまで紹介してきたように不動産テックはまだまだ発展中の業界です。 業務内容も会社によってさまざまなので、自分だけの知識で転職先を探すのは難しいかもしれません。 そのため、通常の転職サイトではなく、転職エージェントの利用をおすすめします。 特に不動産業界特化型の転職エージェントは、業界に詳しい転職アドバイザーが求職者をサポートしますので、こんな会社に入りたいという要望があれば、希望に見合った会社を選定してくれるでしょう。 不動産テック業界は、ビジネスモデルやビジョンが広く浸透していないので、総合型の転職エージェントでは、詳しい業務内容まで把握していない可能性があります。 専門知識のある不動産業界特化型の転職エージェントであれば、そういった心配もありませんので、ぜひ登録してみましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録 不動産業界で成長している企業に転職したいなら不動産テック企業へ IT化が進んでいないといわれている不動産業界ですが、不動産テックの分野は今後、大きく成長していくことが予想されます。 既存の不動産業にはない新しいビジネスモデルを掲げる会社も多く、チャレンジ精神にある人にはうってつけの分野といえるでしょう。 不動産テック会社を目指す人は、まずは今回ご紹介したカオスマップを見て、自分がどんな事業に挑戦したいのかをイメージしましょう。 そのうえで転職エージェントのアドバイザーの意見を聞き、自分に適した会社を探してみることをおすすめします。 参考サイト 不動産テック協会:https://retechjapan.org/ 不動産会社のミカタ:https://f-mikata.jp/f-tech-tenshoku-mikeiken/ ビジネス+IT:https://www.sbbit.jp/article/cont1/35131
不動産業界の休日は水曜日が多い?不動産業界の休日について解説!
2022/06/28
不動産業界で転職を検討されている人は不動産業界の休日について気になる人も多いのではないでしょうか? そもそもの「不動産業界で休みはしっかりとれるのか」という部分を気にされる方もいらっしゃいますし、 「今不動産業界で働いていて友人もみんな水曜休みだから水曜休みがいい」 「不動産業界に転職したいけど現職が土日休みだから引き続き土日休みがいい」 など休日の曜日を気にされる方もいらっしゃいます。 私が転職を希望している方と話す際、年間休日を気にされる方よりも休日の曜日を気にされる方が多いように思います。 今回は、不動産業界の休日にフォーカスを当て、 「なぜ不動産業界は水曜日の休みが多いのか」 「不動産業界の年間休日の平均日数は何日くらいなのか」 などを分かりやすく説明します。 また、不動産業界×土日休みの求人もご紹介致しますので不動産業界で転職を考えている方で土日休みをご希望されている方は是非ご覧下さい。 不動産業界内でも働き方が多様化してきていますので、業界内で転職を考えている方もぜひこの記事を参考にしてみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産業界の休日に水曜日が多い理由 不動産業界は水曜日を定休日にしている企業が多いです。火曜日+水曜日休みであったり、水曜日+日曜日、水曜日+シフト制など、水曜日を絡ませて+1日の休みを取るスタイルですね。 ではなぜ水曜日を定休日にする企業が多いのでしょうか?多くの理由がありますが、下記の3つの理由を詳しく見ていきましょう。 ・「契約が水に流れる」ことを連想させるため ・toCの仕事で土日がメインの仕事のため ・管理会社も水曜日が休みのため 「契約が水に流れる」ことを連想させるため 1つ目の理由は「契約が水に流れる」ことを連想させるためです。 水曜日の「水」は、契約が「水に流れる」ことを連想させるため、縁起担ぎの為に不動産業界では水曜日を休みにするようになったと言われています。 不動産業界は取引の金額が大きく、契約まで時間がかかることも多いため、昔からゲンを担ぐことを大切にしてきました。 せっかく契約に向けて時間を掛けて努力してきたものが、契約直前でキャンセルになったり、契約後に解約となればすべてが水の泡となってしまいますので、なんとか契約を無事に済ませたいという想いもあって、ゲンを担ぐ不動産会社が多いのでしょう。 しかし今となっては「業界の風習」程度の考えで水曜休みにしている会社も少なくありません。 toCの仕事が多く、土日に対応するお客様が多いため 2つ目の理由は不動産業界がtoCの仕事で。土日に対応するお客様が多いためです。 不動産会社のほとんどは個人のお客様を相手に仕事をしています。そうすると土日休みのお客様が多くなりますので、必然的に土曜日や日曜日での来店や打ち合わせが多くなります。 また、1週間(7日間)のうち、半分以上が平日になりますので、平日を2日間お休みにしたところで平日対応できる日がなくなるわけではありません。そういう意味でも、平日に休みを取ることで平日がお休みのお客様、土日がお休みのお客様、両方を対応することができるのです。 平日であればいつでもいいのでは?となりますが、土日に個別相談や内覧、契約などの予定が集中する結果、土日は対お客様との業務がメインになり、残りの事務作業を月曜日で行い、結果仕事が少し落ち着く火曜日と水曜日が休みとなります。(営業サポートをする部署がない場合は火曜日も出勤となり、水曜日+シフト制ということも多いです。) 管理会社も水曜日が休みのため 3つ目の理由は「管理会社も水曜日が休みのため」です。 マンションなどの物件を管理しているのが管理会社で、そのほとんどは不動産会社ですので、水曜日に休むことが多くなります。 不動産会社は管理会社が休みだと物件の内覧や契約に関しての打ち合わせも行うことができませんので、管理会社が休みの日に仕事をしてもスムーズに進めることは難しいです。 例えばお客さんから気に入った物件の問い合わせが入っても、管理会社が休みであれば、物件の紹介を確認することもできず、内覧のスケジュールを組むことができません。 そのため売買や賃貸を中心に行う不動産会社は管理会社に合わせて水曜を休みにしていることが多いです。 水曜日以外に休日になることが多い曜日は? 水曜日が休みの不動産会社が多い理由は分かりましたが、水曜日以外では何曜日が休みとなる傾向があるのでしょうか? ①火曜日 水曜以外の休日だと火曜日が多いです。先ほども記載しましたが、土日でお客さんと打ち合わせを行っている分、月曜は事務処理や対応に追われ割と忙しい日になりがちですが、火曜には少し落ち着きますので、休みがとりやすくなります。 また金曜日は土日の打ち合わせに向けて準備を行ったり、見学会やオープンハウスの設営に忙しかったりします。 そのため休日は水曜日を中心にして、火曜日か木曜日という会社が多いです。 その2つの中でも特に火曜日は「火事になる」という考えもあり、お休みにしている会社が多いです。水曜日に定休日が多い理由①でも記載しましたが、不動産業界はゲンを担ぐことを大切にしています。 火曜日は「火」を連想させ、物件の火事や、経営が火の車になることを避けるためとも言われています。 そのため、水曜日を中心とし、火曜日、水曜日の連休とすることが多いでしょう。 ②シフト制 火曜日とは別に、こちらは曜日ではありませんが、シフト制を取り入れているところも多いようです。 「水曜日+1日(シフト制)」と記載がある企業です。 店舗勤務の職場などでよくあるでしょう。 水曜日は店舗自体がお休みで、それ以外の日は開いているのであと1日はみんなで交代制でお休みを取る形となります。 シフト制の場合は、土日も希望を取り入れてくれる場合と、土日は絶対出勤の上でのシフト制がありますので、ここは確認が必要です。 平日休みのメリット・デメリット それでは次に平日休みのメリットとデメリットについて説明します。 今まで土日休みだった人には平日休みのイメージがつかみにくく、土日休みがいいと思われるかもしれませんね。 今回は平日休みのメリットだけではなく、デメリットについてもご紹介いたしますので、両方を理解した上で希望の休日を判断してみてください。 メリット①観光地などに人が少ない なんといっても平日休みのメリットは「人が少ない」ことです。 観光地や行楽地などどこにいっても混雑することはありません。 また車や電車で出かけても道中も空いていますので、渋滞のストレスとは無縁で遊びに出掛けられます。 そのため旅行にも行きやすい環境です。 いつもは並んでいる場所が、平日に行ったら並ばずに入れたということも。 海や山も人が少なく空いていますので、アウトドアの趣味を楽しみたい人にもピッタリです。 メリット②平日限定のお得がいっぱい 平日休みの人口の方が、土日休みよりも少ないことから、平日に人を呼び込むために平日限定の割引やキャンペーンが沢山あります。 美容院なども平日の17時までだと安くなるクーポンがありますね。 また、旅行や観光地では平日の宿泊プランはお得な金額で設定されていますので、割安な金額でかつ人が少ない落ち着いた環境で旅を楽しむことができます。 逆に平日が割引されていなくとも休日に割り増し料金がかかることもあります。 お得に色々楽しめる平日は最高ではないでしょうか? デメリット①家族行事に参加しにくい 次に平日休みのデメリットをご紹介いたします。まず平日休みのデメリットは「家族行事に参加しにくい」ことです。 体育祭や文化祭など、学校行事は土日に開催されることが多く、そうなると平日休みの場合は有給を使って休みを取らなければいけないでしょう。 また、子どもが小さいうちは良いかもしれませんが、学校は土日祝が休みの為、子どもが学校へ行き始めると、一緒に遊べる時間が少なくなってしまいます。 家族みんな休みを合わせて、旅行に出掛けたりするとなると子供の学校を優先させた場合は土日休みが基本となりますので、難しくなってくるかもしれません。 デメリット②イベントの参加が難しい 2つ目の平日休みのデメリットは「イベントの参加が難しい」ことです。 夏フェスやコンサート、結婚式などのイベントごとは土日に開催されることが一般的です。 長期で開催されるイベントに関しては平日を挟んでいるイベントもありますが、1日、2日で開催されるイベントに関しては土日がほとんどですので、有給を使用する他、シフト制であればメンバーと相談して土日を休みにしてもらうようになるでしょう。 有給の取りやすさは企業によって違いますので、家族との時間を大切にしたい方などは、お子様がいる上司や社員が多い会社や有休消化率などを見て転職活動を行うといいでしょう。 土日休みの求人を見る その他、友人と遊ぶ日が合わないことも有りますが、これは友人が何曜日に休みの人が多いかかと思います。 ホテルやデパートでの接客業務や美容院などのサロンに努めている友人が多い場合は平日休みの方が周りとも合わせやすく、銀行員や公務員の友人が多い方は土日休みの方が合わせやすいと思います。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産会社の年間休日はどのくらい? 不動産業界といえば休みもなく、残業の多い業界というイメージが強いかと思いますが、不動産会社の年間休日はどのくらいあるのでしょうか? それでは実際のところはどのくらい休みを取れているのか、詳しくみていきましょう。 不動産会社の年間休日の平均日数 不動産会社の年間休日の平均日数は109.6日です。 (厚生労働省平成30年就労条件総合調査より) 平均の年間休日数が108.3日ですので、平均よりもやや多いことが分かります。 休日は需要に合わせて変化しますが、お盆休み、年末年始に不動産を検討する方は少ないため、接客業であるものの不動産業界は長期休暇がしっかりと取れる傾向にあります。 長期休暇の中でゴールデンウイークは春先で来客も見込めることから通常通り営業する会社が多いですが、会社により判断が分かれますので確認するといいでしょう。 有給休暇の取得率はどれくらいなのか 不動産業界の有給休暇の平均取得日数は8.6日です。全業種の平均は9.0日となっているので、ほぼ平均と同じくらいの取得となっているでしょう。 (厚生労働省平成30年就労条件総合調査より) 取得率に関しては、49.9%となっており、全体の平均が49.6%となのでこちらも平均です。 全体で見たときには男性より女性の方が取得率が高い傾向にあるのも1つ気になる結果です。 年間休日と有給を足して考えると、年間120日が休みとなることが多そうです。 年間休日120日以上の求人を見る 不動産会社の月間休日はどのくらい? 次に不動産業界の月間休日について説明します。 例えば毎週火曜と水曜が定休日で、完全に週休2日としている会社であれば月間休日8日程度が平均です。 また毎週水曜が定休日となっており、隔週で木曜も定休の隔週で週休2日(4週6休)の会社であれば月間休日は6日程度が平均です。 毎週水曜日が定休でそれ以外はシフト制で希望日に休みを取っている会社もあります。 賃貸や売買は土日ではなく、平日に休みを取ることが一般的です。 不動産業界は会社により休みの取得方法が様々ですので、転職を検討する際には求人票をよく確認しましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 休日が土日の不動産業界の求人はある? 不動産会社は平日休みが多いですが、もちろん不動産業界でも土日休みのお仕事はあります。 ここからは、不動産会社への転職希望で土日に休みたい方におすすめの職種や、土日休みの求人をご紹介致します。 具体的には下記の2つの方法がおすすめです。 ・toBの会社を選ぶ ・建築や事務など営業以外の仕事を選ぶ それでは詳しくみていきましょう。 toBの会社を選ぶ まず1つ目は「toBの会社を選ぶ」ことです。法人向けの会社を選ぶことで、土日を休むことが可能です。 お客さんとなる法人は土日休みが多いため、法人向けの会社は合わせて土日休みにしている場合が多くあります。 ただし法人向けの会社にも水曜日休みの会社がありますし、個人向けの会社にも繁忙期以外は日曜日が定休日の会社もありますので、細かく確認しましょう。 建築や事務など営業以外の仕事を選ぶ 2つ目は「建築や事務など営業以外の仕事を選ぶ」ことです。 営業は平日休みでも建築と事務は土日休みという会社もあります。 営業は接客をしますので、土日の打ち合わせが多くなりますが、建築や事務は平日の方が仕事を進めやすい場合もあり、土日休みがとりやすい環境です。 会社によっては営業に建築を同席させる場合もありますので、どのようなスタイルで仕事を進めているのか事前に確認しておきましょう。 不動産業界で休日が土日の求人をご紹介! 土日休みの不動産業界の求人は増えてきており、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』では現在、約1.500件の求人が土日休みの求人となっております。 土日休みの求人を見る ■求人例 ①資産運用コンサルティング!転勤有◆年収1,000万!福利厚生◎ 【具体的な業務内容】 ■店頭または外訪による資産運用提案 ■顧客の資産に関するトータルコンサルティング ■投資信託、保険商品、各種預金などの販売 ■満期のご案内や増額のお願い ■相続・遺言関連、不動産、住宅ローンなどの各種情報収集 ②営業事務職【東京勤務】福利厚生充実◎関西トップクラスの住宅供給数 【具体的な業務内容】 ■総務関連(月締め書類取りまとめ等、庶務的業務) ■経理関連(請求書取りまとめ、小口現金取扱、本社経理担当者との連携等) ■物件調査(案件現地調査、役所関係等) ■その他各種諸々調査 ■契約書、重要事項説明書内容チェック ■当社⇔他社の契約書類チェック ■営業職サポート ③事業用不動産仕入れ・販売営業 / 土日祝休み 【具体的な業務内容】 ■仕入れ対象の不動産の情報収集 ■投資シミュレーション ■物件購入 ■保有不動産の売却 ■仲介業務(売買・賃貸) ■保有不動産のアセットマネジメント その他にも様々な土日休みの求人もございます。土日休み×営業×年間休日120日などのご要望も承りますので、是非一度「こんな条件の求人はある?」などお気軽にご相談下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産業界の休日を理解して転職活動をしよう ここまで不動産業界の休日について説明してきました。 不動産業界は休みも少なく、夜も遅くまで働くイメージが強いかもしれませんが、働き方改革の影響もあり、しっかりと休みが取れる会社も多くなっています。 また労働環境を改善しなければ、不動産会社の採用も厳しい状況になっています。 個人のお客さんが中心の場合は平日休みの会社が多く、平日休みのメリットも大きいですが、不動産業界内でも働き方が多様化してきていますので、土日休みの会社で働くことも可能です。 また不動産会社でも営業以外の業種を選ぶことでより土日休みを取りやすくなります。 不動産会社は企業ごとに休みの取り方が様々ですので、転職してから後悔することがないよう、面接時や求人票でしっかりと確認しておきましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する