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不動産営業はキツイ?キツイ理由や解決するためのポイントをご紹介
2024年09月25日
不動産業界はキツイと言われており、実際に離職率が高い業界でもあります。 なぜ不動産営業はキツイと言われるのでしょうか。今回は、金融機関に2年、不動産会社に7年の勤務経験がある筆者より、その理由や、少しでもキツさを解決するためのポイントをわかりやすく紹介していきます。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業がキツイといわれる5つの理由 不動産営業がキツイと言われるには理由があります。 不動産は法人や個人に対し営業を行い、取り扱う商品の金額が高いことが特徴です。 ここでは5つの代表的な理由を紹介していきます。 ノルマがある 不動産の営業にノルマはつきものです。「営業成績(売上の数字)がすべて」いうのが不動産営業の世界です。 ノルマが達成できている優秀な社員は上司から何か言われることもないでしょう。 一方、ノルマが達成できていない社員は上司からの厳しい叱責や指導を覚悟しておいた方が良いかもしれません。 そのためノルマの未達成が続くと社内に居づらくなり、退職していく人も多い世界です。 何とか今月のノルマを達成できたとしても、また来月はゼロからのスタートでノルマ達成を目指さなければならず、常にノルマに追いかけられるのが不動産の営業です。 取り扱う商品の金額が高い 不動産は取り扱う商品の金額が高いため、簡単に売れることはありません。 不動産には「賃貸営業」と「売買営業」がありますが、特に「売買営業」はマンションや一戸建て、土地などの販売を行っていきますので、取り扱う商品の金額が高くなります。 当然ながらお客さんにとっては高額な買い物になりますので、しっかり下調べを行い、比較検討をしながら慎重に検討するため、契約になるまで時間が長くかかることも多いです。 インターネットで情報収集し、豊富な知識を身に付けているお客様も多くいらっしゃいます。 検討期間が長くなると労力も大きくなりますし、その結果契約できなければ成績はゼロとなり、精神的な負担も大きくなります。 成績を上げられないと居心地が悪くなる可能性がある 不動産営業は数字がすべての世界ですので、成績が上がらないと居心地が悪くなる可能性もあります。 成績を上げる社員には高額なインセンティブを払い、優遇しますが、成績が上がらずに何カ月もノルマを達成できないと、クビになったり、自主都合の退職を勧められる場合もあります。 もちろん居心地が悪く感じるのは自分次第なので、全く気にならない方もいるでしょう。 ただし成績が上げられないと成績を上げている人のサポートに回ったり成績上位のメンバーが優遇される部分を見たり、成績を上げているメンバーを営業部以外の人が褒めて自分は慰められたり…と周りも悪くないし当たり前のことなのですが段々と居心地悪く感じてくることが多いでしょう。 成績が上がらないと収入が安定しない 不動産の営業職は成績が上がらないと収入が安定しません。 給料体系は基本給(固定給)がとても少なく、成績に応じて支払われるインセンティブ(歩合給)の比率が高くなっていることが多く、成績次第で収入が大きく左右されます。そのため、成績が上がらなければ少ない基本給のみの収入となってしまいます。 月の成績によってその月の収入に大きな差が出ることは、不安定な状況です。 安定した収入を得るためには成績を上げ続け、常にノルマを達成していくことが必要です。 ノルマを達成し続けることができれば、かなり高額な歩合給を得ることができますが、そのような人はほんの僅かでしょう。 土日に休めない 常にお客様の予定に合わせてスケジュールを組むことが求められますので、土日に休めることはありません。 土日休みのお客様が多く、その休日である土日に打ち合わせの予定など組むことが多くなりますので、当然土日はアポイントが埋まっていきます。 平日休みのお客さんもいますので、自分の休日でも打ち合わせの予定が入れば仕事をすることになるでしょう。 自分の休みであろうとお客様の都合優先で予定を組みますので、プライベートの時間は確保しにくくなります。 しかし、昨今では働き方改革もあり、不動産業界でも残業をなくす、休みをしっかりと取るといったような動きに変わっております。 選ぶ不動産会社によってかなり変わってくるポイントではあるため、土日に休みたい、プライベートな時間を確保したいという方は転職エージェントに相談してみて下さい。 土日休みの不動産求人を見る 不動産営業のキツイを解決する3つのポイント キツイと言われる不動産営業ですが、少しでもそのキツイを解決する方法があります。 ここからは解決する3つのポイントを紹介します。 固定給の高い不動産会社を選ぶ 不動産会社の給料体系は一般的に固定給が低いことが多い為、少しでも固定給の高い会社を選ぶことが解決できるポイントです。 先程記載した通り、不動産営業は固定給が低く、インセンティブで稼げるようになっているため、成績を上げられなかったときにはお給料が下がってしまうことも。この成績を上げられなかったときのお給料のマイナス幅を下げられる方法が固定給の高さです。 しかし、逆に言えば固定給が低い会社ほど成績による歩合給が大きいです。そのため成績を上げられたときにはこの固定給の高さがマイナスになることもあるでしょう。 そのため、不動産営業歴が短く、まだコンスタントに売りを上げられるかが不安な場合は固定給が高い不動産会社に行き、実績が出て自分が不動産を販売できることが分かったときにステップアップ転職として固定給は低いけれどもインセンティブが高い不動産会社に転職することがいいでしょう。 賃貸営業に転職する 売買営業に比べると賃貸営業はハードルが低くなります。というのも売買営業の取扱額が何千万円というのに対し、賃貸仲介は一人暮らしであれば月10万円いかない物件が多いからです。 賃貸営業は賃貸物件の案内を行い、契約になれば仲介料が売り上げとなります。 賃貸営業は取り扱う金額が安く契約しやすいため、取り扱う金額が高く、簡単に契約することができない売買の営業よりは営業がしやすく感じられるはずです。 また賃貸の営業職は売買の営業職に比べ、固定給の割合が高いことが一般的なため、収入が安定しやすく、収入が成績により不安定になる心配はあまりありません。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 地域一番店を狙う 地域で一番の不動産会社で働くことを狙ってください。 地域で一番販売実績の多い企業や、知名度の高い企業であれば、商品や営業社員が優れているのが一般的です。 集客力に優れ、また優秀な社員と共に働くことができる環境に身を置くことで、切磋琢磨しながら多くの経験を積み営業スキルを高めていくことができます。 その結果、営業成績を上げられる可能性が高くなりますので、地域一番店で働くことがおススメです。 地域一番店に勤めていた実績と転職後も成績を上げやすい実力を身に付けることができます。 営業成績を上げるためのポイント 不動産営業は成績がすべてといっても過言ではありません。 逆にいえば営業力を身につけ、成績を上げてノルマを達成してしまえば非常に楽な仕事になります。 しっかりと成績を上げ続けることが非常に需要です。 そのため営業成績を上げるためのポイントを紹介します。 売れている営業の先輩に可愛がられる 売れている人から学ぶことが、成長の近道です。 そのためには売れている営業の先輩に可愛がられることがポイントです。 売れている営業が実践し、結果を出しているその手法を直接学べることが大きな価値になります。 実力のある先輩から可愛がられて、自分も高い営業スキルを身につけることが成績を上げていくために重要なことです。 お客さんから紹介を貰う 不動産の営業でキツイことの一つはお客さんを探すことです。 見込み客がいなければ、契約することもできません。 そんな中で自分を信頼して契約していただいたお客さんから、次のお客さんを紹介していただけると、とても楽に営業成績を上げていくことができます。 契約確率が高い紹介のお客さんをいかに増やすことができるかが、営業成績を上げるポイントです。 しっかりとした人間関係を構築し、人脈を築くことができればより楽に営業を行うことができます。 まとめ 今回の記事は不動産営業がキツイ理由や楽になる方法について紹介しました。 高額な商品の為、契約を取ることも容易ではなく、また成績が上がらなければ収入も不安定な状態になりキツイ仕事に感じられますが、営業力を身に付け、成績を上げることができれば楽に働くことも可能です。 しかし、不動産営業はキツイからこそ乗り越えたときのリターンはかなり大きいです。キツイから諦めるか、もしくはキツイけど挑戦してみてその後のリターンを待つか、それは自分次第となります。 もちろん、今回上げたキツイ理由は全部の会社に共通することではなく、チームで目標をもって支え合う会社があったり、土日休みの求人もございますので、一度転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。 そうすることで、自分に合った不動産会社を紹介してくれるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産管理の仕事はきつい?転職前に知っておきたい不動産管理のあれこれ
2024年09月25日
「不動産営業としてやり切ったから次は不動産管理に転職したい」 「不動産管理って不動産営業に比べてきついの?きつくないの?」 今回はそんな不動産管理への転職をご検討されている方へ向けた記事をお届けします。 不動産管理会社の仕事はクレーム産業というイメージが先行しています。 特にアパートやマンションの入居者のクレーム対応に追われている印象が強く、精神的にきつい仕事と捉えている人も少なくないでしょう。 しかし、入居者対応は不動産管理会社が行っている仕事の一部に過ぎません。 他にもさまざまな仕事があるため、仕事内容の全体像を掴んでから判断することが重要です。 そこで本記事では、不動産管理会社における「きついと感じる仕事内容」や、逆に「やりがいを感じるポイント」について解説します。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産管理業務の中できついポイント 初めに不動産管理業務の中で、特に精神的負担が大きいと考えられている仕事について3つご紹介致します。 1.マンションやアパートの入居者対応が大変 不動産管理職はマンションやアパートの入居者の窓口となるケースがほとんどです。クレーム対応や緊急対応、管理組合の理事会への参加など、入居者と関わる機会はとても多いです。 アパートやマンションの入居者はさまざまなタイプの人がおり、中には理不尽な要求をしてくる人もいるのも事実ですが、不動産管理の業務ではこうした人にも誠実に対応しなければなりません。 また、管理組合の理事長との相性も重要なポイントになります。入居者からのクレームでは、設備の故障のほか、騒音問題を始めとした近隣トラブルも多く、解決が難しい問題に直面することもあるでしょう。 そんな中でも、不動産管理会社の担当者は入居者の気持ちを鎮めるために対応しなければならず、入居者様の対応は精神的な負担を感じてしまうかもしれません。 2.緊急対応が多い アパートやマンションといった建物は、24時間365日稼働しています。そのため、設備機器のトラブルなどは、いつ発生するかわからず、夜間や土日に入居者から対応依頼が来ることも珍しくありません。 火災や漏水などの事故は、一刻を争うトラブルなので、すぐに駆けつけなければならないでしょう。 1人当たり3~4棟のマンションを管理している場合や1棟あたりの戸数が多い場合などは問い合わせがくる確立も高くなるので更に大変です。 最近では緊急受付センターを設けて、時間外の受付を委託する会社が増えていますが、直接営業担当者の携帯などに問い合わせが入ることもあるでしょう。 休みではあるけれども連絡がくるかもしれない、という環境は身体的にも精神的にも落ち着かない人もいるでしょう。 インセンティブ制度がない 不動産営業では、インセンティブ制度を設けている会社が多く、売買や仲介営業では、営業成績が良ければ若いうちから大きく稼ぐことも可能です。 また、不動産営業の業務の中できついと感じる点があった時にも、そのきつさを乗り越えて成績を挙げたときにインセンティブとしてお金をもらえることで報われる気持ちになることもあるでしょう。 しかし、不動産管理会社では、インセンティブ制度は基本的に設けていないため、成果を上げてもすぐに給料に反映されるということがありません。 そのため、仕事量が増えたにもかかわらず、給料が上がらなかったり、頑張っている人とそうでない人で給料が大差なかったり、モチベーションを保ちにくい環境にあります。 一方で、成果によって給料が大きく変動することがないため、安定志向の人にとっては、逆にプラスになるかもしれません。 不動産管理の仕事内容や向いている人の特徴は、以下の記事を作成致しましたのでご覧下さい。 不動産管理会社の仕事内容とは?向いている人の特徴や必要なスキルを紹介 きついだけではない、不動産管理職のやりがいとは ここまで不動産管理業務の中できついポイントについてを紹介してきました。では、反対に不動産管理職のやりがいはどんな点なのか、ご紹介致します。 不動産管理の求人を見る 1.オーナーや入居者から感謝される 不動産管理業務のきついポイントでも記載致しましたが、不動産オーナー、アパートやマンションの入居者と接する機会が多いのが、不動産管理職の特徴です。 クレームや緊急対応など難しい仕事もある一方、日頃の管理業務をしっかり行っていれば、お客様に感謝される場面もあるでしょう。 たとえば、メンテナンス業務の一つである清掃です。 アパートやマンションを常に綺麗な状態に保っておけば、資産価値の向上に繋がるうえ、入居者の方も気持ちよく利用できます。 入居者から「いつも綺麗にありがとうございます」といった言葉がかかるようになれば、管理会社として達成感を感じられるでしょう。 その他、稼働率で高い数字をキープできていた場合にはオーナー様に報告する際に感謝されることでしょう。 オーナーや入居者と密に接する仕事だからこそ、そこがきついポイントでもあり、やりがいに感じるポイントでもあります。 賃貸経営に貢献できる 不動産管理会社は、クレーム対応以外にも空室の募集やメンテナンスなど、建物にかかわるさまざまな仕事を行います。 こうした仕事をしっかりとこなすことが、入居者の満足度を上げ、収益を向上させることに繋がります。 管理会社の日常的な対応がよくなったために、クレームや空室が減り、収益改善できたという事例も少なくありません。 自らの行動が賃貸経営に影響し、収益向上に貢献していると実感できれば、仕事のやりがいを感じられるでしょう。 不動産に関する幅広い知識が得られる 前述した通り、不動産管理の仕事は非常に幅が広いため、建物に関することを網羅的に知っておく必要があります。 そのため、不動産に関わる法律を勉強したり、建物の構造や設備の仕組みを学んだりするのが好きな人は、仕事を通して知識を得ることが楽しく感じられるでしょう。 また、不動産管理の仕事で得られる知識には、仕事だけでなく日常生活においても、知っておくと便利なことがたくさんあります。 たとえば、エアコンやキッチンといった設備が故障してしまった場合の対処方法、火災や地震発生時の避難方法など、さまざまな住まいのトラブルに落ち着いて対応できるようになります。 もしご自身がマンションを購入することがあれば、管理会社の質を見極めることもできるでしょう。 不動産管理のきつさとやりがいは表裏一体 不動産管理会社の仕事は大変ですが、その大変さを乗り越えることで得られる喜びもあります。 入居者からのクレームや緊急対応は、精神的な負担も大きい業務ですが、逆にそうした仕事に誠実に対応すれば、お客様から感謝されることもあるでしょう。 稼働率が悪くなってしまってオーナー様からクレームがくるときついサイクルに突入しますが、逆に日々の小さなことの積み重ねで評価を受けて、稼働率も上がればオーナー様から感謝され、それがやりがいにつながるでしょう。 どんな仕事でも共通することですが、大変さとやりがいは表裏一体です。 易しい仕事だけこなしていても、満足感を味わうことはできませんので、不動産管理会社の仕事の大変さを悪いようには捉えず、その仕事を行うことで得られる喜びのほうに目を向けることも大切です。 もし不動産管理会社への転職を考えている方は、転職エージェントなどから話を聞き、大変さとやりがいについて、理解を深めておくと良いでしょう。 特に不動産業界特化型の転職エージェントは、業界に詳しいアドバイザーから実際に働いた経験などを聞けますので、ぜひ登録してみることをおすすめします。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 【結論】不動産管理の仕事はきついけど楽しい。 以上、不動産管理会社におけるきつい仕事と、やりがいを感じるポイントについて解説しました。 「きつい仕事」「精神的な負担が大きい仕事」というイメージが先行しがちな不動産管理会社ですが、仕事を通して得られる達成感も大きく、入居者やオーナーからの感謝の言葉は、不動産管理会社で働くことのやりがいに繋がるでしょう。 また、不動産管理会社は売買や仲介営業のように、積極的に不動産を売り込んでいくタイプではなく、むしろ不動産を守っていくタイプの仕事なので、向いている人の特徴も少し異なります。 参考:不動産管理会社の仕事内容とは?向いている人の特徴や必要なスキルを紹介 とはいえ、トラブルさえなければ良いと考えるのではなく、一番の目的はオーナーのために不動産の収益向上に貢献することですので、そのための提案は色々考える必要があります。 また、他の不動産会社と同様、人を相手にする仕事なので、コミュニケーション力は高いレベルを求められます。 転職を考えている人は、オーナーや入居者とのコミュニケーションをきちんとこなせるかどうか、自分にとって大きなストレスにならないかどうかを、転職エージェントのアドバイザーなどと相談したうえで判断することをおすすめします。 どの仕事でも言えることですが、「最初はきつい。」は良くあります。最初はきついかもしれませんが、続けていくことで楽しくなることがほとんどです。 不動産管理の求人を見る
不動産営業を目指す人必見!企業に好印象を与える転職理由や志望動機を解説
2024年09月25日
「不動産営業へ転職したいんだけど、履歴書に書く転職理由や志望動機が思いつかないなぁ」 「企業に好印象を与える転職理由には、どんなものがあるんだろう?」 今回はそんな疑問を持つ方に向けた記事をお届けします。 転職活動をする際に必ず考えなければならないのが、転職を思い立った根拠を示す「転職理由」と、その企業を選んだ「志望動機」です。 求職者にとっては自分の転職意欲を伝えるためのアピールポイントであり、企業としても求職者の真剣度や人間性を把握するために注目するポイントなので、しっかりと考えておく必要があります。 不動産営業においても、志望動機を明確に伝えられるかどうかが、合否の鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。 そこで本記事では、不動産営業へ転職する場合に企業に好印象を与える転職理由や志望動機について解説します。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業とは? 志望動機を考える前に、まず不動産営業とはどんな仕事なのか整理しておきましょう。 特に営業スタイルの違いにより、求められる能力が大きく変わってきますので、把握しておくことが大切です。 不動産営業の種類 不動産の営業には、以下の3つの営業スタイルがあり、それぞれ特徴が異なります。 ・飛び込み営業 ・ルート営業 ・反響営業 飛び込み営業とルート営業は、ご存知の方も多いと思いますが、改めて解説します。 ①飛び込み営業 飛び込み営業とは、直接自分の足で個人宅や会社を訪問し、営業をかける手法です。 初対面の顧客を相手にするため、相手にしてもらえなかったり、厳しい態度を取られてしまったりするケースも多く、営業の中でも特に忍耐力や精神力を必要とする手法です。 その一方、成果に応じて給与を支払うインセンティブ制度を採用している場合が多く、結果を出せば給料にしっかりと反映されますので、実力重視な社風が好きな人に向いています。 ②ルート営業 ルート営業は、既存顧客の元へ定期的に訪問して、提案などをする手法です。 新規開拓が少ないため、飛び込み営業のような不安定さはありませんが、苦手な顧客とも長く付き合っていかなければならない特徴があります。 ルート営業の場合、飛び込み営業ほど高いノルマを課せられることはありませんが、インセンティブも少なく、成果が給料に反映されにくい傾向があります。 どちらかといえば、実力主義ではなく安定思考の人におすすめです。 ③反響営業 最後に反響営業ですが、これはチラシやダイレクトメール、ホームページなどを見て、会社に問い合わせしてきた顧客を相手に営業する手法です。 顧客側がすでに会社の商品・サービスに関心を持っていると考えられるため、比較的成約につながりやすい手法といえます。 とはいえ、チラシ配りやメールの配信など、顧客を呼び込むための営業をしなければならないケースは当然あります。 売上目標やノルマが課せられる点は、他の営業と変わりませんので、決して楽な営業とは思わないようにしてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産営業になるための転職理由と志望動機 では、不動産営業を目指す人が、企業に好印象を与える転職理由と志望動機にはどんなものがあるのか、具体的に考えていきましょう。 企業に好印象を与える転職理由とは 転職活動を成功させるためには、企業側が好印象を抱く転職理由とは何か、前もって把握しておくことが重要です。 以下に好印象を与えやすい転職理由の特徴をまとめます。 ・理由が具体的である ・新しい仕事への意欲が感じられる ・現在の会社への不満は述べない ・志望動機との一貫性がある 給料が低い、人間関係が合わない、仕事が面白くない、といったネガティブな理由でなく、できるだけポジティブな理由で、なぜ転職を思い立ったのか明確に伝えることが重要です。 もちろん、実際には給料や人間関係に不満があり、転職を考える人が多いのは事実です。 しかし、本音をそのまま伝えてしまうと、ネガティブな理由として捉えられてしまいますので、言い方を工夫する必要があるでしょう。 たとえば「給料が低いこと」が転職理由であれば、「正当な評価を受けたい」など。 「人間関係が合わない」が転職理由であれば、「周囲と協力しながらチームワーク良く仕事をしたい」など。 このように言い方を工夫するのは、決して嘘をつくことではありませんので、企業側にもその思いは伝わります。 まずは自分の本音を書き出してみてから、一つ一つの理由をどのように伝えればよいか、考えてみると良いでしょう。 企業に好印象を与える志望動機とは 次に企業に好印象を与える志望動機の特徴をまとめます。 ・その企業を選んだ理由がはっきりしている ・入社後に何をやりたいのかが明確である ・転職理由と一貫性がある まずどうして転職を考えるようになったのかを述べた後、次にどうしてその業界や企業を選んだのか、志望動機を伝えるのが基本的な流れです。 したがって、転職理由と志望動機を比べた時に一貫性があるようにしなければなりません。 たとえば、「自分のスキルを活かせていない」が転職理由であれば、志望する企業で自分のスキルを活かせる理由が、明確になっている必要があります。 そのためには業界やその企業のことを、しっかりと調べておくことが重要です。 転職理由と志望動機が繋がっていないと、「他の会社でも良いのでは?」という疑問を企業側に抱かせてしまうため、ちゃんと話が繋がっているかどうか確認するようにしましょう。 不動産営業の転職理由や志望動機を紹介 以上を踏まえて、不動産営業へ転職する場合の転職理由や志望動機として、最適なものを考えてみましょう。 まず不動産営業に求められるスキルとして、専門性とコミュニケーション力があげられます。 特にコミュニケーション力は、営業である以上、必ず求められますので大切な要素です。 以下に不動産営業へ転職する場合に、転職理由や志望動機として押さえておくべきポイントをまとめます。 経験やスキルがない場合は、少し不利になってしまいますが、不動産営業は離職率が高い特徴もあるため、業界未経験でも入社することは可能です。 業界未経験で不動産営業への転職を目指す人は、コミュニケーション力や忍耐力、不動産業界で働くことへの意欲、長く勤務できる根拠などをアピールしていくと良いでしょう。 特にアピールできることの根拠となる、具体的なエピソードがあると理想的です。 まとめ 以上、不動産営業へ転職する場合に企業に好印象を与える転職理由や志望動機を解説してきました。 どんな業界へ転職する場合でも、転職理由や志望動機は重要視されるポイントなので、しっかりと考えるようにしてください。 また、単なる思いつきではなく、入念に考えた理由であれば、企業側にも真剣度が伝わります。 不動産営業においては、専門性やコミュニケーション力が求められるスキルですので、すでにスキルに自信のある人は全面的にアピールしていくことと良いでしょう。 また、未経験で活かせるスキルがなかったとしても、仕事に対する熱意や将来のヴィジョンがはっきりしていれば、前向きな理由として捉えられます。 不動産営業への転職を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしながら転職理由や志望動機をじっくりと考えてみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産管理会社の仕事内容とは?向いている人の特徴や必要なスキルを紹介
2024年09月25日
「不動産管理会社で働く人は、どんな仕事をしているんだろう?」 「マンションやアパートの住人のクレーム対応などがあって大変そうだなぁ」 今回はそんな疑問を持つ方へ向けた記事をお届けします。 不動産管理会社というと、マンションやアパートの住民のクレーム対応や、空き室の募集などを行うイメージがあるのではないでしょうか。 しかし、不動産管理にはそれ以外にもさまざまな仕事内容があり、身につけるべきスキルも多いので、転職を考える場合は事前にしっかりと調べておく必要があります。 そこで本記事では、不動産管理会社の仕事内容や、向いている人の特徴、必要なスキルについて解説します。 不動産管理会社の仕事内容とは? 初めに不動産管理会社の仕事内容を解説します。これから不動産管理会社へ転職したいと考えている人は、必ず理解するようにしましょう。 不動産管理会社が行うのは、アパートやマンションの住人のクレーム対応や、空き室の募集だけではありません。不動産管理は賃貸経営のパートナーとして、オーナーから仕事を委託され、不動産収益向上のためにさまざまな仕事をこなす必要があります。 大きく分けると、以下の2つの仕事があります。 ・プロパティマネジメント業務 ・ビルメンテナンス業務 それぞれの仕事内容を見ていきましょう。 プロパティマネジメント業務 プロパティマネジメントとは、不動産のソフト面における管理業務のことです。 主な業務としては、以下の通りです。 ・賃貸借契約書の締結、書類管理 ・テナント誘致のためのリーシング業務 ・入居者からのクレーム対応 ・家賃の回収、入金管理。 ・不動産オーナーとの折衝 同じ不動産でも、集合住宅とオフィスや商業が入っているビルとで、仕事内容に違いが出る点に注意が必要です。 転職する際は、どういったタイプの不動産を担当するのか、できるだけ情報を集めておいたほうが良いでしょう。 ビルメンテナンス業務 ビルメンテナンスとは、不動産のハード面における管理業務のことです。 主な業務としては、以下の通りです。 ・建物の美観維持、衛生管理のための清掃 ・電気、消防、空調設備などの設備機器の保守点検 ・大規模修繕の計画作成、修繕計画表の取りまとめ ・退去後の貸室の原状回復工事 ・不動産資産価値向上のためのリニューアル提案 特に設備機器のトラブルがあった際、スピーディな対応が要求されます。 何が原因で、どんな業者へ対応を依頼し、入居者に対しどのように説明すればよいのか、といった手順をしっかり把握しておかなければなりません。 不動産管理の求人を見る 不動産管理で必要となるスキル では不動産管理に勤めたときに必要となるスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。自分は不動産管理に向いているかどうかを判断するためにも是非知っておきましょう。 不動産に関する知識 不動産管理の仕事では、ここまで說明してきた通り、不動産に関する深い知識が必要になります。 入居者の募集や管理、設備機器のトラブル対応など、一つの分野だけでなく、幅広い分野を広く浅く知っておかなければなりません。 また、空室を出さないように空室募集の見せ方を考えたり、収支報告など数字の報告をオーナー様へ説明する際に、なぜその数字なのかなどをマーケット含め説明していかなければいけないため、不動産に関する知識にプラスしてマーケット知識や集客知識も必要になってきます。 コミュニケーションスキル また、人を相手にする仕事なので、コミュニケーション力も求められます。 特に入居者のクレームに関しては、対応する営業担当者のコミュニケーション力が大きく影響します。知識を味方につけ、相手に納得してもらえるように感情で話すのではなく気持ちよく会話をすることで入居者の方の怒りも落ち着いてきます。 不動産管理では、入居者だけでなく不動産オーナーへのコミュニケーションも必要となってきます。 収益状況や空き室、メンテナンスなどの報告を行うためです。その際は、コミュニケーション能力だけでなく、数字を分かりやすくまとめてレポートを作成するなど技術的な面も必要になってきます。 そこでしっかりと分かりやすいレポートを作成し、気持ちのいいコミュニケーションを取ることでオーナー様との関係もより強いものにすることができるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産管理に向いている人の特徴 不動産管理会社にはどんな人が適しているのか、向いている人の特徴を考えていきましょう。 なお、自分が不動産管理会社に向いているかどうか、客観的な意見がほしい場合は、不動産業界に特化した転職エージェントの利用をおすすめします。 不動産の知識がある 前述した通り、不動産管理の仕事では、不動産に関する幅広い知識が必要になります。 そのため、不動産業界経験者や不動産に関する資格を所持している人などが、もっとも適任です。 特に不動産売買や仲介の仕事を経験してきた人は、知識を活かせるうえ、不動産管理の仕事で重要なスキルであるコミュニケーション力を要しているので、即戦力として働けるでしょう。 また、ビルメンテナンス業を経験している人にも、不動産管理の仕事はおすすめです。 賃貸管理の面においては勉強が必要ですが、設備管理や清掃など、メンテナンスに関わる知識がある点で有利です。 ただし、後述するコミュニケーション力は、ビルメンテナンス業よりも高いレベルを求められますので、入社後に勉強していく必要があるでしょう。 不動産管理の求人を見る コミュニケーション力が高い コミュニケーション力は、不動産管理の仕事でとても重要視されるスキルです。 仮に不動産やビルメンテナンスに関係する仕事が未経験であっても、コミュニケーション力に自信がある人は、不動産管理の仕事で高い成果をあげられるでしょう。 不動産管理の仕事では、アパートやマンションの入居者やビルのテナント、さらに不動産のオーナーなど、さまざまな人と接する必要があります。 また、自分一人では解決できない問題や、知識不足で対応できないケースにおいては、社内の先輩や上司、協力業者などと連携を取っていく必要があります。 そのため、自分一人で動くのではなく、チームワークを意識して行動することが重要です。 忍耐力がある 不動産管理は人を相手にする仕事なので、時には理不尽な経験をすることもあるでしょう。 特にマンションの住民同士のトラブルや、管理会社へのクレームに関しては、難しい対応を迫られる場合もあります。 不動産オーナーの要望と、入居者やテナントの要望が噛み合わず、板挟みになってしまうケースもあるでしょう。 こうした問題を解決するためには、高いコミュニケーション力に加え、人の話をしっかりと聞く忍耐力も重要です。 不動産売買や仲介営業のように、積極的に不動産を売り出していくスタンスではないので、こうした忍耐力は、不動産管理会社で働く人にとって、もっとも重要なスキルといっても過言ではないでしょう。 細かいチェックができる 不動産管理の仕事では、メンテナンス事項のチェックや、管理費や修繕費などの計算を行っていく必要があります。 メンテナンスにおいては、マンションやアパートの入居者が快適な気持ちでいられるように、さまざまな箇所へ目を配る必要があります。 たとえば、蛍光灯が切れている箇所はないか、清掃は行き届いているか、設備の法定点検は漏れなく行われているか、植栽が伸びすぎていないかなど、細かい部分までチェックしなければなりません。 常に建物を利用する人の気持ちになって、日頃からこうしたチェックを怠らない人は、入居者からも喜ばれることでしょう。 不動産管理に転職したいなら転職エージェントへ 以上、不動産管理会社の仕事内容や、向いている人の特徴、必要なスキルについて解説してきました。 不動産会社と聞くと、売買や仲介などでバリバリ働く営業マンをイメージされる方も多いと思いますが、不動産管理会社は違った特色があります。 積極的に不動産を売り込んでいくタイプではなく、むしろ不動産を守っていくタイプの仕事なので、向いている人の特徴も少し異なります。 とはいえ、トラブルさえなければ良いと考えるのではなく、一番の目的はオーナーのために不動産の収益向上に貢献することですので、そのための提案は色々考える必要があります。 また、他の不動産会社と同様、人を相手にする仕事なので、コミュニケーション力は高いレベルを求められます。 本記事が不動産管理会社への転職を検討している方の一助になれば幸いです。 不動産管理経験がなくとも不動産管理職に転職は可能です!不動産管理への転職をご検討されている方は不動産業界に特化した転職エージェントをご利用ください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産売却の流れを解説!不動産業界へ転職するなら押さえておきたい基礎知識
2024年09月25日
不動産業界への転職を考えている方はまず不動産売却の流れを知っておくことは大切です。 特に不動産の売買仲介の仕事に携わる方には必須の知識となりますので、ぜひ転職前に基礎知識を身に付けておくことをおすすめします。 この記事では、不動産会社に7年勤務した私が自分なりに不動産売却の流れをまとめましたので、具体的にイメージしながら読んでみてください。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の一般的な流れ まず初めに不動産売却の一般的な流れ、また不動産営業としてポイントなる点について詳しく説明していきます。 ・売却査定 → いくらくらいで売却できそうか査定。 ・媒介契約 → 売却を任せていただくための契約。 ・売却活動 → 購入希望者の探客~物件の案内など。 ・価格交渉 → 価格他、詳細な条件の交渉。 ・売買契約 → 売主側と買主側の条件をまとめ、売買契約の締結。 ・決済~引き渡し → 清算や権利関係の手続きを終え、買主に鍵を渡し、売却完了。 不動産売却の流れ1:売却査定 不動産売却の流れとしては、まずは売却査定です。依頼された物件がいくらで売却できそうか査定を行います。 不動産営業担当者は実際に物件を訪問し、現況の物件の状態や周辺環境などの調査を行うことと合わせて、書面では権利関係の確認を行いましょう。 他には近隣の取引事例や、公示価格や路線価についても調べた上で、提示する査定額を総合的に検討することが重要です。低く見積もり過ぎず高く見積もり過ぎずの絶妙な値段での交渉が必要となります。 知識だけでは難しく、経験も必要となりますので最初は先輩に同行しながら経験を積むことが一般的です。 この査定の段階で信頼を得ることができなければ、売主から売却を任せていただけない可能性もありますので、慎重に査定を行い、納得していただける内容を提示しましょう。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の流れ2:媒介契約 不動産会社に売買の仲介を依頼する時の契約が媒介契約となります。 媒介契約ができなければ、売却活動を行うことができませんので、売却の査定を行った後に媒介契約をしていただけるかどうかが、大きなポイントです。 この契約の中で売却活動の内容や売却金額、売却時の報酬などについて取り決めを行います。 査定額が実際には売却できないような高い金額にならないように気を付けておかなければなりません。大幅に値下げしなければ売却できないとなると印象も悪くなります。 また具体的な売却の計画やスケジュールについても打ち合わせを行いましょう。 査定結果の報告から媒介契約で売主から信頼を得ておけば、その後の売却活動においてもスムーズに展開しやすくなります。 充分納得していただいた上で媒介契約を結びましょう。 また媒介契約には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約と3種類の契約がありますが、ここでは詳しい説明を省きます。 不動産売却の流れ3:売却活動 次はいよいよ売却活動です。 不動産の営業はこの売却活動のイメージを持つ方も多いかと思います。 営業の仕事としてはまず購入希望者を探す必要があります。 購入希望者を探すためにインターネットやチラシなどの広告で物件情報の発信を行わなければなりません。 広告を出して問い合わせがきたら、購入の検討を進めるうえで大切な内覧を勧めていきましょう。 購入検討者と売主の都合の良い日程を調整して、物件の案内を行います。 営業担当者は内覧に来たお客さんに物件を気に行っていただけるよう、一生懸命対応しましょう。 また物件案内時に購入検討者に良い印象を持ってもらえるように、売主には事前に物件を片付け、整理していただくようお願いしておきましょう。 不動産売却の流れ4:価格交渉 当然ながら少しでも高く売りたい売主と少しでも安く買いたい買主の間では価格交渉が発生します。 購入検討者が物件を購入しようと考えた時に不動産会社を通じて売主に「買付証明書」を提出します。 買付証明書に引き渡し時期やその他条件と合わせて購入希望額が書かれていますので、不動産の営業担当がこのタイミングで売主へ価格交渉を行うことが一般的です。 その結果である売主の条件を購入希望者に伝え、調整を進めていきます。売却金額を決めるのは売主ですので、交渉を受け入れて値下げするのか、どうかは最終的に売主が判断することです。 営業担当としては近隣の相場や市場や、売主の手元に残さなければならない金額など勘案しながら、売主にアドバイスを行う必要があります。 タイミングも非常に重要で、売り出し直後であれば、別の購入希望者が現れて、値下げをすることなく売却希望金額で売れるかもしれませんが、もし売り出しを開始して半年後であれば、今後購入希望者が現れず、売却できなくなるかもしれません。 このような情報提供をしながら、売主に意思決定を促しましょう。 この価格交渉は不動産営業としてとても重要ポイントで、契約できるか否かが決まる商談の山場だと考えて全力で取り組んでください。 不動産業界へ転職を希望する 不動産売却の流れ5:売買契約 購入希望者と売主が条件に合意すれば、売買契約となります。 営業担当者は売主と買主に準備していただくものを正確に伝え、当日に契約がスムーズに進むように段取りをしておきましょう。 売買契約の当日はまず不動産会社の宅地建物取引士から重要事項説明を行います。 ※契約の際の重要事項説明は宅地建物取引士の資格を保有していないとできません。そのため、資格保有者が転職時に優先されることも多いです。 重要事項説明では不動産の取引において重要な内容について書面を交付し、買主へ説明します。 不動産売買契約書の読みあわせを行い、取引の内容に納得していただければ、双方の署名と捺印をいただき、手続きは終了です。 物件の状況や保証内容、引き渡しまでの流れややるべきことなど、営業担当者は分かりやすく誤解が無いように丁寧に説明しましょう。 不動産売却の流れ6:決済~引き渡し 売買契約が終われば、次は決済です。 決済当日は買主、売主、不動産業者、司法書士、金融機関担当者が集まって行います。決済場所は買主が住宅ローンの融資を受ける金融機関で行うことが一般的です。 住宅ローンの融資がなくとも司法書士や不動産会社への支払いなど行いますので、金融機関でブースなどを借りて決済を行う方が便利です。 まずは金融機関から買主へ住宅ローンの融資の実行が行われます。 買主はその融資金から売主への売買代金残金の支払い、司法書士への報酬の支払い、不動産会社への仲介手数料の支払いなどの精算を行います。 売主は住宅ローンの残債があれば、支払われた売買代金でローンの全額返済を行い、抵当権を抹消しなければなりません。 同席している司法書士が抵当権の抹消、設定、所有権の移転手続きなどの手続きを合わせて行います。 決済は多くの人が関わりますので、営業担当者は買主や売主へ必要書類や印鑑など忘れ物が無いように確認を行うとともに、司法書士や金融機関の担当者に対して事前に内容を確認し、手続きが滞りなく終えられるよう、準備をしておきましょう。 決済が終われば、契約書類一式や物件設備の説明書、鍵を買主に引渡します。 不動産会社や物件によっては現地にて取り扱い方法の説明など行う場合もあります。 ここまでが不動産売却の流れです。 まとめ 不動産売却の流れについて簡単に説明をしました。 不動産売却の流れは特に売買仲介営業では必須の知識になってきますので、未経験の方もこの記事を読んで最低限の基礎知識を頭に入れておくようにすることが大切です。 媒介契約と売買契約という2つの契約があり、大変なように感じるかもしれませんが、買主・売主の気持ちを考えながら誠意をもって行動すれば、結果はついてくるはず。 また不動産売却の流れでは多くの人が関わりますので、必要書類の確認や段取りは確実に行い、不備で迷惑を掛けないように注意しましょう。 不動産業界へ転職を希望する
不動産業界への 転職はおすすめ? 不動産業界への転職方法や職種を紹介
2024年09月25日
不動産業界への転職を考えた際、どの職種に転職するとよいか、おすすめの転職手法は何かなど気になっている方も多いのではないでしょうか。 職種だけでなく、どのような企業があるのかまで詳しく知ると、自身の希望も細かく絞ることができ、スムーズな転職に繋がります。 そのような方に向け、不動産業界にはどんな企業や職種があるか、そしておすすめの職種やおすすめの転職方法などを紹介していきます。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産業界はどんな業界? 不動産業界といっても、行う業務によってさらに細かくわけていくことができます。 大きくわけると、以下の3つになります。 ・不動産ディベロッパー ・不動産仲介 ・不動産管理会社 それぞれ詳しく紹介していきます。 不動産ディベロッパー:転職難易度★★★★★ ディベロッパーは、不動産業界の中でも転職難易度が高いと言われており、業務内容は大規模の土地開発などで、土地を取得した上で、さまざまな開発を行っていきます。 具体的には、「用地取得」「企画」「開発」「販売」「管理」と担当が分かれ、街の再開発やリゾート開発、商業施設やマンション開発など、大きな規模で開発を行うためのプロジェクトを進めていきます。 ディベロッパーへの転職は、ディベロッパーや大規模開発の企画などの経験を求められるので、未経験や他の業務経験のみの場合は、転職が難しいかもしれません。 不動産仲介:転職難易度★★☆☆☆ 不動産業界と言えば、不動産仲介を思い浮かべる人が多いほど、業界の中でも代表的な役割を担っています。 不動産仲介は、不動産売買の仲介と不動産賃貸の仲介の2種類にわけられ、片方のみを行う企業もあれば、双方を行う企業もあります。 基本的には、売り手と買い手または貸し手と借り手を結ぶことが業務であり、両者間での契約成立じに仲介手数料を得ることで収益を上げています。 個人を相手にするため、コミュニケーション能力なども求められ、未経験でも営業経験や接客経験があると転職しやすい傾向にあります。 転職時に宅建を保有していると優遇され、転職しやすくなりますが、入社後にキャリアアップの一環として取得することが多くなっています。 不動産管理会社:転職難易度★★★☆☆ 不動産管理会社は、土地や不動産、駐車場などを管理することが主な業務となっています。 マンションやアパートなどの賃貸を保有する大家さんから管理を委託されている場合は、そのマンションやアパートの部屋が埋まるように集客をしたり、家賃滞納が起こらないようにフォローや集金もします。 1度管理委託を受ければ、安定して収益を得ることができますが、収益を増やすことも簡単ではないため、管理と併せて仲介業も行っている企業も多くあります。 基本的には、転職難易度は低く、未経験からでも転職は可能です。 不動産業界にはどのような職種がある? 不動産業界に転職をすると言っても、どのような職種があるのかわからないという方もいると思います。 代表的な不動産業界の職種は、以下のようになります。 不動産営業 不動産企画・開発 不動産管理(PM/BMなど) 不動産営業事務/宅建事務など もちろん、経営企画や人事など一般的な企業にある職種もありますが、求人が出ていることが多い職種は上記の4つです。 企画・開発の募集は、基本的にはディベロッパーが行っていることが多く、営業や事務、管理などの職種はどの企業でも共通して募集しています。 求人を探す際には、職種や仕事内容だけでなく企業情報も確認しておくことをおすすめします。 不動産業界で稼ぎたいなら営業職がおすすめ! 不動産業界にある職種を紹介しましたが、どの職種が稼げるのか気になるのではないでしょうか。 結論からお伝えすると、不動産業界では営業職が稼げる傾向にあります。 不動産業界の営業には、基本給だけでなくインセンティブがついていることが多く、契約金額の〇%がインセンティブとして受け取れるという企業が多いです。 企業によってインセンティブの割合が異なるものの、特に大きい金額を扱う不動産販売営業などの場合は、1件の契約を取るだけで基本給以上のインセンティブを得ることができることもあります。 そのため、努力して契約を取っていけば、20代でも年収1,000万円を超えることも可能となっています。 企画・開発の方が、基本給が高いことが多いですが、インセンティブを考慮すると、不動産業界では営業職が最も稼げる職種です。 稼ぎたいという気持ちを持って不動産業界に転職を考えている方は、インセンティブも得られる営業職への転職がおすすめです。 不動産営業職の求人を見る 不動産業界へ転職が向いている人の特徴 以下のような特徴を持つ方は不動産業界へ転職が向いています。 コミュニケーション能力が高い 忍耐力がある 丁寧な対応ができる 目標に対し貪欲に働ける 転職先がディベロッパーなのか、不動産仲介なのかでも多少の違いはありますが、基本的には、上記の特徴があると不動産業界に向いていると言えます。 不動産業界は、個人顧客と対面することや数多くの人とプロジェクトを進めていくので、コミュニケーション能力は重要です。 特に不動産仲介では、顧客と紹介する不動産を見に行くこともあり、コミュニケーション能力だけでなく丁寧な言葉遣いや相手に合わせた対応などを見極める力があると尚良いでしょう。 また、動く金額が大きいことから、簡単に契約を得ることが難しいため、辛抱強さや忍耐力も兼ね備えていると入社後に活躍しやすくなります。 不動産業界に転職する際の注意点 不動産業界へ転職をする際、気を付けておくべき点は以下になります。 昔ながらの企業がある クレームが発生することがある 景気に左右されやすい 不動産業界では、稀に高いノルマを設定されたり、ノルマ達成のためにテレアポを長時間行ったりなど、昔ながらの根性重視文化が残っている企業もあります。 この社内の情報は求人情報だけでは見抜くことは簡単ではないため、口コミなども確認するとよいでしょう。 また、不動産に関する窓口となるので、物件を購入した人、借りた人だけでなく、大家さんなどからのクレームを受けることがあり、精神的に疲弊してしまうこともあるので、注意が必要です。 加えて、不動産は高額であることから、他の業界よりも景気の影響を受けやすい業界です。 不景気になると、契約が取りにくくなり、自身の収入にも影響が出る可能性があるので、注意が必要です。 不動産業界に転職をしたい人におすすめの方法 不動産業界に転職をしたいと思っても、どのような方法で転職をすればいいか悩んでいる方も多いと思います。 おすすめの手法としては、以下の2つがあります。 ①転職サイト ②転職エージェント 不動産業界に転職をしたい方は、希望の職種などにあわせて転職エージェントと転職サイトの使い分けや併用をするとよいでしょう。 転職サイトには、不動産業界の求人が多く掲載されているので、情報収集も兼ねて利用し、理想の求人を見つけることができたら応募してみてもいいかもしれません。 総合型の転職エージェントは、求人自体は多いものの、担当のアドバイザーが不動産業界の情報を多く保有していないことがあります。 そのため、不動産業界特化型の転職エージェントを利用すると、希望の転職先を見つけることができる可能性が高まりますので、是非利用してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する まとめ 今回は、不動産業界はどのような企業に分かれているのか、どのような職種があるのかや転職時の注意点などを紹介してきました。 転職先として不動産業界を選ぶ理由はさまざまだと思いますが、稼ぎたいと考えている方は、最も稼げる可能性が高い営業職がオススメです。 また、転職時の手法としては、特化型転職エージェントと転職サイトを併用することで、理想の転職先に出会える確率が高くなるので、是非併用してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産業界で女性が転職するときのポイントとは?女性活躍中の求人もご紹介!
2024年09月25日
「不動産業界って男性社会のイメージがあるけれど、女性でも活躍できるかなぁ」 「女性ならではの良さを活かせる仕事はあるんだろうか」 不動産業界というと「男性社会」のイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。 女性で不動産業界への就職を目指している方の中には、男性が多い業界で活躍することができるのか、不安に感じている方もいらっしゃると思います。 そこで本記事では、不動産業界の男女比の実態や、女性が不動産業界で活躍するためのコツについて解説します。 女性が活躍中の求人を見る 不動産業界の女性の割合はどれくらいなのか? そもそも不動産業界は本当に男性社会なのでしょうか? 女性の活躍方法を考える前に、まず実際の男女比がどの程度なのか、確認していきましょう。 不動産業界の男女比 公益財団法人不動産流通推進センターが発表する「不動産業統計集」によると、令和2年3月の「不動産業の就業者の男女内訳(4年制大学卒業者)」は、男性が59.4%(8,295人)、女性が40.6%(5,680人)となっています。 参考:公益財団法人不動産流通推進センター「2021不動産業統計集」 確かに男性のほうが雇用の割合は多いですが、「男性社会」と断定できるほど大きな差がないように感じられないでしょうか? もちろん、このデータはあくまで4年制大学卒業者の割合なので、不動産業全体の就業者の男女比を出すと、もう少し男性の比率が高くなります。 また、様々な職種を含めた数となりますので、不動産営業職などに絞ってみてみるともう少し男性の方が多いかもしれません。 しかし、徐々に不動産業に入る女性の割合が増加していることがわかるかと思います。 従業員数が少ない会社は女性率が高い傾向 全体的な傾向として、従業員数が少ない会社のほうが、女性の比率が高い傾向にあります。 特に従業員数が30人未満の小さな会社では、男性と女性の比率が半々程度である会社も少なくありませんので、女性の比率が多い会社で働きたい方は、大手不動産会社だけに絞らず、企業それぞれの特色を見て転職を考えるのも良いでしょう。 大手不動産会社では、段々と女性を採用する方針に変わりつつありますが、それまでのメンバーが男性の方が多いことから男性の比率が高い傾向にあり、男性社会の空気が根付いていることもあります。 ただし、近年は女性の雇用を積極的に進めている会社も増えていますので、就職する際は会社の採用担当者や転職エージェントなどに、詳しく話を聞いておくと良いでしょう。 不動産業界で女性が活躍できるポイント 次に不動産業界で女性が活躍するコツを解説していきます。 人を相手にする不動産業では、性別に関わらず、コミュニケーション力に長けているほうが、有利な場面がたくさんあります。 周りに男性が多い場合でも、あまり性別にとらわれず自分の良さを積極的にアピールしていきましょう。 また、転職エージェントと相談しながら、対策を考えていくのもおすすめです。 以下に女性が不動産業界で活躍するためのポイントを解説します。 女性の営業担当を希望するお客様には積極的に 主に賃貸仲介営業や売買仲介営業において言えることとなりますが、女性目線の意見や女性の営業担当を希望されることがございます。 例えば、高校を卒業後、大学進学のために一人暮らしの家を探している女性の場合。できれば男性の担当より女性の担当にしてほしい…と電話の予約が入ることもございます。 もしくは予約時点では女性が良いとの要望がなくとも、積極的に担当につくようにすればお客様の満足度が高まることも。 余談ですが、筆者(20代女性)が23歳で初めて一人暮らしの家を探した時に、1店舗目は男性、2店舗目が女性でしたが、やはり女性の営業担当の方が安心して内見することができました。 それ以外にも「駅に近すぎる家は避けた方がいいですよ」「夏場にセミが来そうな場所は避けたいですよね」など、共感できる内容を女性目線でリアルに説明してくださったのが印象的でした。 また、賃貸ではなく売買の際にも、不動産を購入する際には女性の意見を求められることがございます。 その際に出くわすことのあるシチュエーションが、 「男性の方よりお問合せがあり、その男性は凄く気に入っているけど奥様に相談しないと一人では決められない。どうにか奥様にも魅力を分かってほしいけどどう伝えればいいのか。」 といった場面です。 こういう場面では、女性目線でどの部分が魅力なのか、自分だったらなにが嬉しいかなどをお伝えできるといいでしょう。それがお客様だけでは発見できていなかった観点での魅力かもしれません。 男性と女性で分けて考えるのは良くないかもしれませんが、男性には男性でした気づけない部分もありますし、その代わりに女性でしか気づけない部分もあります。そこを上手く補いあってよりよりサービスを提供するためにも、意見をどんどん発信していくことが大切です。 女性が活躍中の求人を見る 電話や窓口対応は女性有利な場合も 不動産の営業では、電話で営業を行ったり窓口に来た顧客を案内したりするケースがほとんどです。 そんなとき、電話や窓口での顧客対応では、男性より女性のほうが好印象を与えやすい傾向があります。 また、女性は男性よりも相手への共感力が高い特徴があり、気配りも上手なので、顧客の警戒心を和らげることができ、クレームへの対応も優れています。 よくコールセンターなどで電話応対する人に女性が多いのは、こうした特徴を踏まえているためです。 体力勝負な印象の強い不動産営業でも、女性ならではの共感力や、きめ細かさを上手に活かせば、営業として高い成績を残せるでしょう。 資格を取得することで更に自身の価値を高められる 不動産業の事務職では専門的な知識を要する場面も多々あります。たとえば、賃貸借契約書や売買契約書の作成、重要事項の說明などです。 特に重要事項の説明は、宅建士の資格を有する人しか行えないので、人員の少ない不動産会社などでは資格を持っているだけで重宝されるでしょう。 専門知識を活かした事務職ならできるという人は、まず資格を取得することから始めてみることをおすすめします。 また、不動産の事務職は、産休や育休を取った後でも比較的復帰しやすい職種なので、女性にとって働きやすい環境といえるでしょう。 不動産業界で女性が転職するには 女性が不動産業界で活躍していけることは分かりましたが、転職活動においての女性の活動のしやすさはどうなのでしょうか。 女性の採用に積極的な企業は増えている 従来の不動産業は、確かに「男性社会」というイメージがありましたが、近年ではそんな不動産業界のイメージを払拭する新しい会社がたくさん設立されています。 たとえば、不動産にITテクノロジーを取り入れた「不動産テック」企業などです。 IT技術を不動産業に応用した新しい技術やサービスを提供する会社のことですが、新しい分野なだけに、女性の活躍を目標に掲げる会社も多いでしょう。 昨今では女性が活躍する企業の表彰があったり、女性が活躍したり役職を持つことで会社が良い方向に変わったという事例もあるため、スタートアップやベンチャー企業など小規模な会社では積極的に採用しているケースもございます。 大企業で働くことにこだわりがなく、何か新しいことに挑戦したいと考えている女性の方は、こうした会社への就職を考えてみてはいかがでしょうか。 キャリアプランを考えることが重要 不動産業界に限ったことではありませんが、女性が正社員として働く場合に、出産や育児に対する自分なりの考えを持つことが重要です。 女性の社会進出は、ここ数年でとても増えているとはいえ、まだ結婚や出産をしたら退職してしまうのではないかという懸念を抱く企業が多いのも事実です。 そのため、結婚や出産をした場合も仕事を続けていきたい意思を会社側に明示していくことが重要です。 特に転職の際では、会社側が重視するポイントなので、自分の考えをしっかりと伝えるようにしてください。 結婚や出産後に仕事に復帰する場合は、どんな条件や勤務時間であれば働けそうか、家庭の状態なども踏まえつつ、会社とよく話し合うようにしましょう。入社前に聞きたいけど直接聞いてもいいのかな…と不安な場合は是非転職エージェントをご活用ください。 転職エージェントに登録する 成果を出せば認められる 特に不動産営業の場合は、実力主義な会社が多いため、成果をあげれば男性、女性に関係なくしっかりと評価され給料も上がっていきます。同年代の友達よりもお給料が倍多いということも少なくありません。もちろん実績を積めばお給料が上がるだけでなく役職ももらえます。 ではどうすれば不動産業界で転職しやすいのか。もし不動産業界での転職を視野に入れているのであれば、しっかりと今の場所で経験を積むことが大切です。 不動産業界は性別関係なく活躍できる業界に変わってきています。そのため採用の際に見られるポイントも「これまでどんな実績を積んできたか」という点になりますので、しっかりと実績を積み、不動産業界での転職活動を有意義なものにして頂ければ嬉しいです。 転職活動中の方必見!女性が活躍中の不動産求人3選 それでは最後に、女性が活躍中の不動産会社の求人を3つご紹介致します。不動産業界での転職をご検討中の方は是非ご確認下さい! 女性が活躍中の不動産求人1:ケイアイスター不動産株式会社 ケイアイスター不動産株式会社は、女性活躍推進に優れた企業として「なでしこ銘柄」に選ばれているなど、女性の活躍に積極的です。 働きがいのある会社にも選ばれていることから、従業員の満足度も高い会社です。 現在ケイアイスター不動産株式会社では様々なポジションや地域で採用を行っておりますので、ご興味のある方は是非一度お問合せ下さいませ。 求人例:分譲住宅営業◎全国各地で募集! 業務内容: 担当配属エリアにて、住宅の購入をご検討されているお客様に対し、自社分譲住宅の中から最適な物件をご提案いただきます。 自社で複数のオリジナルブランドを手がけているため、デザイン・広さ・価格によって幅広いご提案が可能となっております。 ■お客様へのアプローチ(テレアポ・飛び込み訪問・手紙・メールなど) ■お打ち合わせ・商談(ご予算・希望条件のヒアリング) ■物件案内・ご紹介 ■住宅ローンのお手続き・各種契約書の手続き ■物件引き渡し など 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』を利用してケイアイスター不動産株式会社への転職を成功させた方のインタビュー記事もございます。是非ご覧下さいませ。 アパレル業界から不動産業界への転職。「同じ目線に立ってアドバイスをくれた。」【内定者インタビュー】 ケイアイスター不動産株式会社の求人はこちら 女性が活躍中の不動産求人2:47株式会社 2002年創業の不動産テック企業で、女性社員の割合が6割を占めるなど女性が活躍している企業です。自ら勤務時間を決定できるフレックス制度を取り入れており、プライベートや育児など両立できる環境を整えています。 社名の由来は「数字」という世界共通の記号で、日本を象徴する数字「47」を付けており、シンプルかつ覚えやすく、一度耳にしたら忘れられない社名となっております。 47株式会社では、現在下記職種で募集を行っております。 オフィス内装コンサルティング職 業務内容: オフィス事業の内装事業を担当している「47内装株式会社」にて、グループ会社が運営する「officee」で成約したお客様や、同社が運営する「naisoo.jp」経由でお問い合わせいただいたお客様のオフィス内装をデザインし、各関係業者をアレンジしながら着工から納品までの全体のマネジメントを行っていただきます。 ■お客様へのヒアリング ■内装デザイン・工事金額の提案 ■協力業者の選定 ■工事関係者との協議 ■工事現場の管理 ■竣工物件の引き渡し ■アフターフォロー 47株式会社の求人はこちら 女性が活躍中の不動産求人3:株式会社パワーコンサルティングネットワークス 株式会社パワーコンサルティングネットワークスでは、女性の割合も多く、明るい雰囲気で業務が行われております。 社員旅行や社内イベントも行われており、社員同士の仲が良いことが伺えます。 今回はこちらの求人をご紹介致します。 プロパティマネジメント業務 業務内容: オーナー様のパートナーとして、物件の管理・経営をお手伝いいたします。 相続や節税の相談、収益を上げるために必要な設備投資等、幅広い視点での課題解決を進めて頂くことから、単なる賃貸管理ではなく、オナー様のパートナーとしてのコンサルティングの立場に立って頂きます。 ■収益向上・空室対策の為の提案 ■入居者様問い合わせ対応 ■管理物件巡回 ■修繕やリフォームの提案 ■入退去立会い、原状回復工事の手続き ■オーナー様への連絡および新規運用プラン提案 ■物件運用に関する計画設計・提案 株式会社パワーコンサルティングネットワークスの求人はこちら まとめ 以上、不動産業界の男女比の実態や、女性が不動産業界で転職する際のポイントについて解説してきました。 ここまで解説した通り、従来の不動産業界に男性社会の雰囲気があったのは事実ですが、近年ではかなり女性が活躍しやすい状況になっています。 現在は男性6割、女性4割の就業率ではありますが、今後、女性の比率はさらに上がっていくものと予想されます。 女性ならではの良さが活かせる專門事務や、電話での営業などを行っていけば、女性も十分な成果があげられるでしょう。 特に不動産営業では、成果主義な会社が多いため、実力次第で男性以上の収入をあげることも可能です。 現在、不動産業界への転職を考えている女性の方は、ぜひご自身の良さを活かせる会社や職種を探してみてください。 今回ご紹介した求人以外にも女性が活躍できる、活躍している求人は沢山ございますので、お気軽にお問合せ下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産営業担当から独立した私のステップアップ過程をご紹介
2024年09月25日
「将来独立をしたい。このまま今の会社で不動産営業として働いていてもいいのだろうか?」 「不動産業界で独立するためにはどうすればいいの?」 不動産業界での独立・起業を目指す場合、不動産営業ではどのようにキャリアを積みステップアップしていけばいいのか気になる方もいると思います。 不動産会社はその企業により主とする業務が異なるために、必ずしも不動産業界で皆が同じようなキャリアの積み重ねをするわけではありません。 しかし基本的に営業職では、「賃貸仲介から始まり~売買仲介~土地建物販売」というキャリアアップの流れだと私は考えています。 本記事では、中小企業で新卒から複数年経験を積み営業の仕方を覚え、現在は不動産独立することができた宅建建物取引士である私の独立までの流れをご紹介致します。 不動産業界で独立をご検討されている方は参考にしてみてください。 ※不動産業界での独立に必要な資金や方法についてはこちらの記事をご覧下さい。 不動産業で独立は難しい?失敗しないコツや必要な手続きを解説! 不動産業は独立しやすい?理由や独立手続きの流れ・必要な資金など解説 不動産転職エージェントに登録する 独立したい方にはまず賃貸仲介営業がおすすめ もともと学生時代から「いつか独立したい」とは考えていたのですが、どの業界で?何歳くらいに?などはまだ明確に決まっていませんでした。 そんな私は新卒で不動産会社に入社し、まずは賃貸仲介営業の業務を行います。 今になって思うことですが、この選択は間違っていなかったと思います。賃貸仲介営業は、不動産営業及び不動産業務を学ぶ基礎として最適な環境でした。 もしまだ学生の方や社会人歴が浅い方で、いつか独立したいけどまだ何がしたいか分からず迷っている…という方には是非賃貸仲介営業をおすすめします。 というのも、賃貸仲介営業では、社会人としての基礎的なマナーや不動産に関わる基本的な業務を覚えるのに良い環境だったからです。 賃貸仲介営業のあとに売買仲介営業や土地建物販売業務も行ってきて思うことですが、売買仲介営業や土地販売などをいきなり始めてしまうと、取り扱う額も大きく、かつお客様の属性も高いため、賃貸仲介営業よりも精神的なストレスを強く感じるでしょう。 そのトラウマから不動産営業自体を敬遠してしまったり、不動産営業が楽しいと思えなくなってしまうのでは?という懸念点があります。 そうすると独立後に必要な「営業」部分を避けてしまうようになりかねませんので、まずは賃貸仲介営業で不動産業界のベース部分や流れをつかむことで、後に売買仲介や土地などの取扱額が大きなものを販売できるようになっても楽しく営業を行うことができるでしょう。 そのほか、今思い返したときに私が賃貸仲介営業をおすすめする理由をご紹介します。 若いときに成功体験を積める 不動産売買や土地の仕入れなど、価格帯が高額なものは基本的にはすぐ結果は付いてきません。1年間の仕入れ目標が2件の場合、半年に1回しか契約というイベントがないのです。 人に感謝されることや申込が取れた時に達成感を感じる方も多くいらっしゃいますので、その回数が少なければ少ないほどやりがいを感じる頻度が少なくなってきてしまうでしょう。 また、成功体験を積むことで自分に自信がついてきます。その自信がお客様にも伝わり、立派な営業として成長していきますが、成功体験が積めない場合は自分のやり方があっているのか、自分はできない人間なのではないかとマイナスの考えをしてしまうため自信がついてきません。 そういう意味でも、まずは取扱額の小さな商材から始めることで自分の営業力に自信を持つことができます。その自信が身に着いた状態で取扱額の大きな商材を販売していけば、自信が確信に変わりますし、大きな額を動かしているという部分にやりがいを感じてくるでしょう。 キャリアについて悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業がおすすめ 私の経験にはなりますが、賃貸仲介営業で基本的な業務を覚えて下積みをし、契約件数をこなしながら成功体験を積んでいったり営業の楽しさを覚えた上で、取り扱う金額を上げ、スキルのステップアップをしていくという流れが良いと考えています。 賃貸仲介営業を経験しておくと、収益不動産の売買や売主との折衝などの能力が自然と身につきますし、管理部門などへ配属になっても潰しが効くようになっているでしょう。 そのため、独立を考えているけれども最初の1歩をどうしようか悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業をおすすめ致します。 不動産業界で独立するために学ぶべきこと 次に、私が不動産業界で独立するために賃貸仲介営業時代に学んだことをお伝えします。 社会人としてのマナー、不動産の基礎を覚える 私は新入社員として入社したので、社会人経験がなく何もできない状態でした。 電話の対応方法もメールのマナーも、名刺の渡し方からわからない若者でしたので、まずは基礎的なことを覚えていきました。 ・電話対応、メールのマナー、名刺の渡し方 ・車の運転(町に慣れる、駅を覚える) ・物件の写真撮り、不動産サイトへの物件登録(HOME’S/SUUMO等) ・業界用語を覚える ・住宅の設備や間取りの見方を覚える ・その他、社内ルールなど 賃貸仲介営業は、店舗運営の一員として行うことが多いので、基本的に上長に店長が存在します。 店長は店舗運営の責任者ですので、ルールやマナーを教えてくれますし、最初の頃は仕事に関して指示を行ってくれます。 しかし、営業職たるもの受け身ではいけませんので、休日に町を散歩して学校の場所やスーパーの場所を覚えたり、物件を1つでも多く内見し覚えていく姿勢が大事です。 お客様の集客方法を覚える 最初の頃は、来店する成約しやすいお客様はトップ営業の先輩や店長が接客を行うので、新人のうちは自分で集客したお客様を接客することが多いです。(店舗によると思いますが・・・) 集客には、以前ご来店いただいたけれども成約にならなかった方に対して再度ご連絡をしたり、ご成約いただいた方に紹介をしてもらったりなどいくつかの方法がございます。 少しチャレンジして集客できなかったらから自分は向いていない。ではなく、数を打つことが成果に繋がる業務ですので、まずは数をこなすことを考えながら行いましょう。人によって「やりきった」と感じる数は違うと思いますので、「目標の1.5倍」または「同期が行っている平均の1.5倍」を目指すと良いでしょう。 人より多くやったという達成感や事実は、自分への自信にも繋がりますし、その行動は成果につながっていきます。 そうして数をこなしていき、成果を出せるようになってきたら、次はどれだけ少ない時間で集客ができるようになるかという質の部分を考える方が効率的です。 また、お部屋探しのお客様の集客は、後に売買のお客様を集客する際の基礎となります。売買の場合は、呼び込みさえも上司に取られてしまいまうことがありますので、賃貸仲介営業のときにしっかりと基礎を磨き、集客ができるようにしておきましょう。 集客がなければなにも始りませんので、集客は業務として重要ですし、やはり集客が上手な人は成績上位として表彰させる方が多いです。 新規接客・追客方法を覚える 賃貸仲介営業ではとにかく接客の数をこなしましょう。 なぜなら一番の成長のコツは、「慣れ」と「自分の営業スタイル」を確立することだからです。 基本的に接客のマニュアルは存在しません。もちろん最初はトップ営業などを真似ていくことで基本を身につけていきますが、トップ営業と同じことをしても同じように成果が上がらないのが不動産営業です。 数をこなして「自分の営業スタイル」を確立させましょう。後に売買営業を行う際も、自分のスタイルが大事になります。 集客の面でも言えることですが、数をこなす際に、本当にただ数をこなすだけでは成長できません。 ・初回はどのようなアプローチを行ったのか ・相手はどのような反応だったのか ・そのとき自分の対応がどうだったら良かったと思うか ・一度で決まらなかったお客様には次回どのように成約に結びつけていくのか など、自分が行う行動に理由をもち、そしてその行動に対しての振り返りを行うようにしましょう。 そして1回目は10あるステップのうち2ステップ目で落ちてしまったのであれば2ステップ目の行動を見直し、2ステップ目は8割以上の方でクリア出来るようにしたら次に進んでいくようにしましょう。 書類の作成方法などを覚える 営業の経験を積んでいくのと並行し、契約書類や重要事項説明書類などの作成ができるようになりましょう。また、宅地建物取引士の資格をお持ちであれば、重要事項説明などを行えるように業務の幅を広げていくことが重要です。 売買仲介営業を行うようになると、書類作成などもほぼすべて自分で行います。賃貸仲介営業のときにこちらも数をこなしスムーズに業務が行えるようにしましょう。 少し余談ですが、宅建資格は余裕があれば賃貸仲介営業時代に取得しておくことがおすすめです。「賃貸仲介営業時代」というよりかは、1社目で取得しておくことがおすすめです。 理由はいくつかあるのですが、今回は2つをメインでご紹介致します。 理由①:転職する際に選択肢の幅を狭めないため 独立を目指した場合、宅建取得は必須です(正確には宅建士を採用すれば必須ではない)。けれども独立する前に取っておけばいいというのも間違いではありません。 ただ、1社目から2社目に転職する際に、宅建を持っている人と持っていない人では選択肢の幅が違います。 もし自分自身がステップアップ転職する際に、この企業めっちゃいい!という企業があったとして、その企業の必須条件が宅建保有者だった場合、宅建は1年に1回しかないので、最長1年以上転職の時期を遅らせなければいけなくなります。 もしくはめっちゃいいと思った企業を諦めるかのどちらかです。 そうした状況にならないためにも、転職を視野に入れているのであれば早い段階で宅建取得をおすすめいたします。 理由②:勉強する時間がなくなってくるため 不動産業界で働き始めて3年目、4年目になってくると自分のことだけでなく、後輩に仕事を教えたり、TOP営業になっていた場合には日々のお客様対応でかなり忙しくなります。 入社したては勉強することが仕事でもありますので、勉強ができるうちに資格取得を目指すことがおすすめです。 また、宅建の勉強で学んだことは仕事に活きることが必ずあります。特になることはあっても損になることはありませんので、是非1社目、かつ入社後に少し落ち着いてきたら宅建の勉強を開始することをおすすめ致します。 宅建に関する記事: 不動産業界特化型転職エージェントが解説!宅建は転職において有利になるのか 不動産業界で働く宅建士の年収は宅建を持っていない人よりも高いのか 不動産業界で独立するために、店舗責任者(店長)として経験を積む 私の場合、賃貸仲介営業を3年ほど経験した後、店舗責任者(店長)としてステップアップしました。店舗責任者となることで、お客様の接客のみならず他の様々な業務を学ぶことができます。 下記に店舗責任者として働く中で学んだことをまとめます。 店舗運営を学び、売上管理を行う 店舗運営や売上管理は、今後のキャリアアップには重要な業務です。 店舗運営をすることで、マネジメントやスケジュール管理を嫌でも行わなければいけないので、営業としてのスキルが一気に上昇します。 またクレーム対応を行う責任者となることで、取り扱う法律にも強くなります。 店舗責任者となることで、自社物件のプロパティ(管理運営)やリーシング(入居付け)などにも意識がいき不動産により精通するようになります。 売買仲介に挑戦する前に、店舗責任者のポストが空いていれば積極的に行うことを推奨します。 会社運営の一部でもあるため、不動産業で独立する際にもこの経験が生きてくるでしょう。 人脈を一気に増加させる 店舗責任者となることで、地域の大家さんや管理物件のオーナー様と会うことが増えます。また、地域の主要な不動産業者との折衝なども増えてきますので、人脈が一気に広がります。 この人脈は、売買仲介営業に転職した際の「最初の商談相手」になる可能性が大きいです。 ぜひ積極的に人脈を広げていきましょう。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界で独立するために、売買仲介営業でキャリアを飛躍させる 私の場合、賃貸仲介営業と店舗責任者を経験したことで、下積みがある状態で売買仲介営業に進むことができました。 私が勤めていた不動産会社は、収益不動産の売買仲介・新築マンションの企画販売が売上のほとんどを占める花形の部署であったので、営業としては順調にキャリアを積んだのではないかなと思っています。 5~6年を賃貸仲介営業と店舗運営を経験したので、売買仲介営業を始める際も「知識・人脈・自信」がある状態だったことは、大きな人生の糧となりました。 個人で独立した現在も、その経験は活きていると思っております。 ぜひ皆様も不動産の花形を目指してみてください。 住宅ローン、投資用不動産ローンについて知る 売買仲介営業では、取り扱う価格が高額になります。 今まで触れてこなかった金融関係や税金関係の知識をしっかりと学ぶことが重要です。 不動産を売り買いするお客様と接するときは、お金について知識があることが大前提になります。 できれば、不動産投資に関する書籍などで個人的に勉強をしておくことを推奨します。 売買契約書、重要事項説明書の内容を理解し知識を深める 売買契約書は賃貸借契約書と比較し、契約条項の内容が事細かで複雑です。 現地の道路関係や水道管、または法律に関する条項がかなり専門的になっております。 宅地建物取引士の方は、勉強してきているので理解しやすいかと思いますが、実務となるとそれ以上に専門的で正確な情報でなければいけません。 一見、机上の知識だと思われますが、これらを深く知ることは営業にも活きてきます。 苦手でも克服し、自分の知識にしていくことがキャリアアップに繋がりますので、しっかりと学ぶ姿勢でいることが重要です。 ちなみに、売買営業の上司でも、契約関係書類などが雑な人もいます。 また、だらしのない業者や不備の多い契約書なども多くあります。自分の目を肥やし、正確な情報が提供できる人間になることがお客様から信頼されるポイントです。 不動産独立時には不動産のなんでも屋になる 私の場合、本記事に記載してきたようなステップアップ過程を経て、現在独立することができました。もちろん、私が経験してきたことは不動産のすべての事柄ではありません。 もし皆様が、不動産に就職・転職し、最終的なキャリアを売買営業や新築販売などを目指すのであれば、近道をせず上記のことを一つ一つ身につけて行くことが大事です。 また会社にもよりますが、不動産営業はお客様にとって基本的になんでも屋です。 物件のことはもちろんですが、法律のこと、ローンや税金のこと、地域や学校区のことなどなんでも知っていて当たり前という前提で商談をしてきます。 ステップアップの過程はありますが、不動産に身を置くのであれば、一生勉強しなければいけないということを知っておいてください。 皆様の不動産のキャリアアップに少しでも役立つと幸いです。 不動産転職エージェントに登録する
【不動産テックへの転職】不動産業界の新たな価値観を提供しよう。
2024年09月25日
近年、不動産の業務形態は大きく変化してきています。 従来、不動産会社の業務は「泥臭くて、大変」という昔ながらのイメージが強く、地道で精神力のいる業務と認識している方も多いのではないでしょうか。 確かに、不動産業は大変で大成功するには相応の努力や根性が必要であることは間違いありません。 しかしながら不動産テックという分野が発達していることで、不動産業務に変革がもたらされ、効率化や生産性・情報の整理分野において大きく飛躍していることも間違いありません。 本記事では、不動産業界に変革をもたらし新たな価値観を生む「不動産テック」とはなにか、また不動産テックに転職することの意義やメリットを紹介していきたいと思います。 不動産テック業界への転職を希望する 不動産テックとは 不動産テックとは、「不動産」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語です。 不動産に関わる業務の課題や、複雑な業務の効率化、また不動産の新たな価値観をもたらす重要な役割を担っております。 業務の効率化や不動産情報の可視化のみならず、様々な分野でテクノロジーを用いサービスを提供しております。 そのため、「不動産×関連する領域」への展開が著しく成長をしており、不動産業界へ新しい風を吹かせています。 不動産テックの役割 不動産テックという分野では、サービスを提供する企業側とサービスを提供されるカスタマー側の双方に利点があるように、従来の業務をより円滑に進めるための役割を担っています。 また、新しいビジネスモデルを創り出し、市場に変革をもたらすことも与えられた使命です。すでにいくつかのテック事業によりそれらは顕著化しています。 不動産テック_カオスマップ 不動産テックに関わるサービスを提供している企業・カテゴリーは多様です。 【画像出典】一般社団法人不動産テック協会ホームページ 【URL】https://retechjapan.org/retech-map/ カオスマップを参照してわかるように、多様な分野でIT導入を積極的に行い、不動産テックの拡大に参入している企業が多くあります。 次項より、このような不動産テック企業への転職することの意義やメリットについての解説を行います。 不動産テックへの転職をおすすめする理由 不動産テックへの転職をおすすめする理由をいくつか紹介していきます。 不動産以外の分野でも活かせる 不動産テックは、必ずしも不動産会社で経験を積んだ人しか転職できないというわけではありません。 未経験でも募集している会社がたくさんあります。 中には不動産業界未経験の方の方が有利になる企業も! 不動産の知識はあるに越したことはありませんが、得意な分野を活かすことができます。 例えば、IT企業や金融関係、深く掘り下げると人材紹介サービスの分野など細かく分類すると多くの分野での知識が活かせます。 あなたが経験した得意な分野で転職ができるので、おすすめです。 不動産テックは上昇傾向 不動産テックは、不動産業界の未来を担っています。 不動産業界が抱えている問題はまだまだ数多く、不動産テックの導入はこれからますます加速していきます。 不動産テック企業はこれからますます増加していくと推測できますし、市場が拡大していくことも容易に推測できます。 このような分野に転職し働いていくことで、あなたの雇用の安定や将来性などを確保することができます。 スキルを身につけ、先見の目を養える 不動産テックは、その分野そのものが新しいことへの挑戦です。 今後も様々なテクノロジーを取り入れIT化が進んでいきます。 不動産テックで学ぶことでスキルを身につけ、将来来る新しい時代への先見の目を養うことができます。新たな不動産テックの分野の開業や、ベンチャーへの挑戦など可能性がどんどん広がっていくことでしょう。 不動産テックへの転職をする際に知っておくこと 不動産テックへ転職する際に、一般的な企業と少し異なる点もあります。 事前に知っておくとよいことのポイントを紹介していきます。 不動産業界の知識は必要 不動産テックに転職するからといって、不動産テックやテクノロジーに関しての知識だけをもっていればよいというわけではありません。 不動産テックが不動産業界に影響を及ぼすという前提のもと、不動産業界についての課題の認識も必要です。 例えば、不動産業界は少子高齢化による「空き家問題」、コロナ禍による「賃料不払い問題」など、課題は多く、この課題を解決する使命としての不動産テックです。 自分が転職する不動産テックは、不動産業界のどの課題をどのようなアプローチで解決していくのか、知識と見聞を広げておくことが必要です。 転職しようとしている不動産テックの特徴を調べておく 自分が転職しようとしている会社の特色を調べておきましょう。 転職する企業により、取り扱うサービスが違うことは基本です。 例えば、不動産管理業務をサービスとしていたり、不動産ローンの取り扱いをしていたりと様々です。 転職先となる企業で自分のどんな経験が活かせるのかなどを知る上でも、事前に転職先について調べておきましょう。 有名な企業が多いのですが、イメージや知名度だけで選ぶと、自分の強みとのマッチングができず転職後につらくなることもありますので注意が必要です。 不動産テック業界への転職を希望する 不動産テックへの転職がおすすめなのはこんな人 ここまで、不動産テックの業界の魅力について記載してきました。 それでは実際にどんな人が不動産テックへの転職がおすすめなのか、まとめてみます。 不動産業界で働き、課題が見えた人 不動産業界で働いていると実に多くの課題が見えてきます。 そして、その課題を解決するために不動産テックが支えてくれているのも実感できます。 不動産業界には独特の商習慣があり、働かずに理解することはなかなか難しいです。 しかしながら、不動産業界で働いた経験がある人は不動産会社と共感しやすく、商習慣を踏まえ改善の提案がしやすいという利点があります。 現在、不動産会社で働いている方も、不動産テックへの転職を目指してみてはいかがでしょうか。 AI分野やIoT分野の知識がある人 AI(人工知能)分野と、IoT(モノのインターネット)分野は、不動産テックの中で大きく台頭してきている分野です。 これらは、不動産テックの中でも主要な分野で、今後の飛躍も期待できる分野です。 ※例えば、「AIで部屋探し」「オンライン接客」「スマートロックの普及」「音声で家電操作」など この技術やサービスを利用し、今後ビジネスモデルもたくさん生まれていくため、知識や技術がある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。 新規事業で新しいことに挑戦したい人 不動産テックは、不動産にテクノロジーを掛け合わせ新しい価値観を生む分野です。 大手上場企業を除き、参入している企業はベンチャーやスタートアップ企業も多いです。 若い企業は、攻めの経営戦略で常に新しい価値観でサービスを量産しているので、常に新しいことに挑戦したい人やその分野でのパイオニア(先駆者)になりたい人におすすめです。 夢は大きく、不動産テックで新たな価値観やサービスの提供をしてみてはいかがでしょうか。 まとめ いかがでしたか。 不動産業界と聞くと、昔ながらの堅いイメージや泥臭いイメージがあると思いますが、不動産テックの成長に伴い、大きく変革の時代を迎えています。 個人にも企業にも大きく関わり合い、新しい価値観やサービスを生む将来性のあるこの分野に挑戦する意義は、社会への貢献も大きくやりがいのある仕事であることは間違いないでしょう。 ぜひ、不動産テックへの転職で不動産の明るい未来を切り拓いていってください。 不動産テック業界への転職を希望する
20代女子の不動産業界未経験から不動産営業転職体験談
2024年09月25日
前職はサービス業で接客をしていた私が、26歳の時に不動産業界未経験で不動産業界へ転職した際に感じたことや気づいたことをご紹介いたします! 不動産業界への転職を検討している方の参考になりますと幸いです。 1.不動産業界のイメージ 皆さんは不動産業界にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 「大変そう・・・」 「土日休みではない」 「歩合制/稼げそう」 「何となく怖い」 「あまり良い印象はない」 私自身、不動産業界に身を置く前はこのようなイメージを持っていましたが、以下の動機で不動産業界へと転職を決意しました。 ・新卒でニッチな業界のメーカーに入社したが、業界自体の不安定さを感じ、もっと生活に根付いた(安定した)業界で働きたいと思った。 ・シンプルに、もう少し稼げる業界にチャレンジしたいと思った。 それではここからは、あまり不動産業界に良い印象を持っていなかった私 が安定した業界かつ稼ぎたいという想いを胸に不動産業界へ転職した際の体験談を元にお話させて頂きます! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 2.不動産業界への転職で不安なこと これから不動産業界へ転職したい方が不安や疑問に思う点について、私の転職経験も踏まえてお伝えします。 不動産業界に転職するために資格は必要? 資格はなくても転職活動自体に問題ないと思いますが、手当がつくことも多いので、取得することをオススメします。 私自身は入社してから宅地建物取引士の資格をとりました。 宅地建物取引士のみでなく、その他にも不動産に関わる資格はたくさんあります。 話のネタにもなりますし、業務の幅も広がるため、あるに越したことはありません。 しかし、どの資格も比較的難易度は高いため、しっかり覚悟して勉強することが大切です。 不動産業界未経験でも大丈夫? 私の中で、衣食住のうちの洋服や食べ物は身近なものでもありましたが、不動産は一人暮らしをする際に街の不動産屋さんに行ったくらいで、かなり遠い存在だったと思います。 実際に不動産業界に転職し、様々な職種を知る中で、確かに不動産業界は専門性の高い職種と言えますが、特に賃貸住宅の仲介や管理業については、私たちの生活と密接に関わる家に関することなので、未経験でも挑戦しやすいと思います。 不動産業界特有のルールももちろんありますが、どの業界に行ってもあるものですので、不動産業界が特殊とは考えず、少しずつ学んでいけば良いと思います。不動産会社で部屋を借りたことがある方は、賃貸仲介営業の仕事はイメージしやすいのではないでしょうか。 実際不動産営業って稼げるの? 分野や職種によりますが、やはり業界として水準は高い方だと思います。 しかし、どの業界でも言えることですが、「大変さ」と「稼げる」は比例していると考えてよいと思います。 不動産業界に転職を考えている皆さんが最も気になる点かと思いますので、次項で各分野の仕事内容とあわせて稼げるかについても紹介していきます。 3.不動産業界の仕事 私自身、未経験+資格なしで不動産業界に転職しましたが、そもそも不動産業はどのような仕組みなのか、どのような仕事があるのか理解していませんでした。 不動産業はわかりやすく分類すると「不動産開発」「不動産販売」「賃貸業」「不動産仲介営業」「不動産・建物管理」という事業にわけることができます。 それぞれについて簡単にご紹介いたします。 ※上記でも述べた通り、未経験での転職であれば、賃貸仲介業等がおすすめですので、「不動産仲介営業」についてのボリュームが多い点はご了承ください。 各事業、各社によって仕事内容が異なるため、しっかりと理解して転職活動に望むことをおすすめします。 ①不動産開発 いわゆる不動産デベロッパーと呼ばれる仕事です。 土地を取得し、マンションや商業施設の建設を企て、規模が大きくなると“再開発”や“街づくり”といってメディアなどでも耳にすることが多く、歴史に残る仕事ができます。 規模の大きい仕事なのでやりがいも大きく、不動産業界の中でも平均年収は高い方です。稼げる花形と言えるでしょう。 ②不動産販売 土地、一戸建てや分譲マンションの販売を行います。 街で見かける住宅展示場などで住宅購入を検討している方に対し営業活動を行います。 人生の大きな決断に関わることができるので、やりがいのある仕事ですが、厳しいノルマを課せられることが多く、「稼げるが大変な仕事」と言えるでしょう。 ③賃貸業 賃貸業は、いわゆる「大家さん」と考えて頂けば想像しやすいかと思います。 仲介業者に協力してもらいながら、入居者の募集や契約を行います。 私自身、賃貸業を行う会社に勤めていますが、冒頭で述べた私の不動産業界へのイメージは、ほとんど当てはまっていません。 基本的に落ち着いていて残業等も多くなく、土日休みで働きやすいと感じています。完全固定給のため、“稼げるのか”と言われるとそうでもありませんが、男性のイメージが強い不動産業界の中でも女性が働きやすい職場と言えます。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する ④不動産仲介営業 売主と買主、貸主と借主を繋げる仕事です。皆さんが“不動産業界の人”として一番接触することが多いのは、街に店舗を構えている仲介業者ではないでしょうか。 私も大家さんとして様々な仲介業者とやりとりすることが多いですが、仲介業に関しては、冒頭で述べたイメージについて、よく当てはまると言えます。 もちろん各社で色がありますが、若くて元気の良い男性が多く、女性も気が強い方が多い印象です。 成績が直接お給料に反映されることが多いため、頑張れば頑張った分だけ稼げると言えるでしょう。 土日はかき入れ時なので土日休みでない場合が多いです。逆に契約が水に流れる、ということから水曜日休みが多いのも特徴です。 どうしても土日休みがよい方は、個人ではなく法人を相手にする仲介会社ですと、土日休みの場合も多いです。オフィス仲介営業などですね! また、もっと稼ぎたいという方は、仲介営業の中でも売買仲介営業がおすすめです。賃貸仲介営業と比べると、一度の取引で動く金額が大きいので、同じインセンティブ率でもお給料に反映される額が多いです。 もちろん動く金額が大きい分責任やプレッシャーも大きいです。 やはり「稼げる」と「大変」は比例すると言えると思います。賃貸仲介で経験を積んで、売買仲介へとステップアップする人も多いです。 ④不動産・建物管理 オーナーから商業施設、ビルやマンションの管理を請け負う仕事で、設備の点検、日常の清掃、クレーム対応等業務内容は幅広いです。 不動産開発、不動産販売、売買仲介営業のようなバリバリの営業は向いていないけど、不動産業界に興味があるという方は、管理会社がおすすめです。 業界の中では給料水準は低めですが、良くも悪くも、与えられた仕事をこなせば、固定給は貰えるといったイメージです。 不動産業界にしては大人しく控えめな男性が多い印象ですが、オーナーがマンションやビルを自分で管理することはなかなか難しく、運営していく上でとても重要な役割をしています。 4.不動産業界に転職してみて良かった点、悪かった点 最後に、個人的に不動産業界に転職してみて良かった点、悪かった(驚いた)点をご紹介いたします。 良かった点 ・未経験でも、頑張り次第でどんどんステップアップできる。 ・専門性が高く、私生活でも役立つ知識を身に着けることができる。 ・職種によるが、全体的な給与水準は高く、稼げると言える。 ・責任のある仕事を任せてもらえる。 ・様々な業界の人と関わることができる。 悪かった(驚いた)点 ・業界的に体質が古く、ハンコ・紙社会である。 ・職種によっては体育会系、男性社会である。 ・個人情報や重大事項を取り扱うことも多く、プレッシャーが大きい。 ・景気に左右されやすい。 5.まとめ 冒頭で述べた通り、私自身不動産業界に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。 実際に不動産業界に飛び込んでみて、概ねイメージ通りでしたが、上記でご紹介した通り,各分野によって色があるので一概には言えないと感じました。私自分はこの業界の色に染まらないように、むしろ良くないイメージを払拭していきたいと思いながら働いています。 不動産業界の中でも様々な職種があるので、各々の希望に合った働き方、給料の会社を見つけることができると思います。 不動産は今後も私達の生活に必要不可欠ですし、昨今のコロナウイルスによりお家時間が増えたことから、現在住んでいるお家をリフォームしたり、郊外に引っ越したりと需要が増えている企業もあります。 以上のことから、総じて「安定して稼げる業界」と言えるのではないでしょうか。 不動産会社はコンビニの数より多いため、様々な色の不動産会社がございます。 ご自身で不動産業界での転職活動する際はしっかりと気になる不動産会社さんの口コミを調べたり一度セミナーに参加してみたり、または不動産特化の転職エージェントなどを利用して不動産会社の内情を知ってから転職活動を行うことをおススメ致します! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
不動産テックとは?転職時に求められるスキルやアピールポイントを紹介!
2024年09月25日
不動産業界について調べていると、「不動産テック」という単語に出会うことがあるでしょう。 また、不動産業界で働く方は既に何回も「不動産テック」という単語を耳にしたことがあるのではないでしょうか? 不動産業界全体のIT化やAI・VRの導入を進める重要な取り組みであり、既に「不動産テックがないと不動産業界が成り立たない」と言われる程に成長しています。 今回は、不動産テックの全体像を解説しながら、転職時に求められるスキルやアピールポイントを紹介します。 不動産業界を裏から支える技術に興味がある人は、是非目を通してみてください。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産テックとは? 不動産テックとは、「不動産」と「Technology(技術)」を掛け合わせた用語です。 最先端のテクノロジーを用いて不動産業界全体を変えていく取り組みそのものを指しますが、不動産テック開発に特化した企業自体を「不動産テック会社」と呼ぶこともあります。 不動産業界に属しながらIT企業の一面も持ち合わせており、年々不動産テック会社の数は増加しています。 不動産テックで何ができるの? 不動産テックは、対企業にBtoBで行う領域でも、対一般顧客にBtoCで行う領域でも活用されています。 例えばBtoB領域では、 ・不動産投資を行う投資家に向けたクラウドファンディングサービス立案 ・不動産価格や賃料を自動で可視化するAI技術の開発 ・物件データや物件広告を扱う不動産メディアの運用 ・ビルやマンションの管理業務へのRPA導入支援 ・空いているオフィス物件を使ったスペースシェアリングサービスの提供 などのシーンで活躍しています。 同様に、BtoC領域でも ・賃貸物件を手軽に検索できるスマートフォンアプリの開発 ・VRや ARを使ったオンライン内見システムの構築 ・売主と買主をマッチングするサービスやシステムの提供 ・仲介業者やリフォーム業者の比較検討サービスの提供 ・IoT技術を不動産に適用したりセキュリティと連携したりするサービスの提供 など、さまざまな取り組みが行われているのです。 住まいやオフィスに特化したIT企業だと思えば、イメージしやすくなりそうですね。 不動産テックが求めている人材とは? 日々絶え間なく進化していく不動産テック会社は、どんな人材を求めているのでしょうか。 どんな人材が向いているかを理解するためにも、まずは企業側のニーズをチェックしましょう。 不動産テックが求める人材①不動産業界に詳しい人 不動産テックへの転職は、不動産業界に詳しい程有利とされています。 不動産業界は、独特の慣習や専門用語が多いのが特徴です。 ただIT業界のサービスを活用するのではなく「不動産テック」という独自の領域が生まれている理由は、ここにあると言えるでしょう。 クライアントと同じ土俵で会話をするためにも、知識はあった方がよさそうです。 不動産テックが求める人材②IT領域に詳しい人 IT領域に詳しい人も、不動産テックが求める人材です。 最先端のテクノロジーやIT技術を活用する分野である以上、IT領域への知見が求められます。 エンジニアやプログラマーの採用も多く、セキュリティ対策やビックデータ解析ができる人材も重宝されます。 もしこれらの領域でアピールできるポイントがあれば、選考書類や面接で積極的にPRしていきましょう。 不動産テックが求める人材③高い共感力や傾聴力がある人 高い共感力や傾聴力がある人も、不動産テックに向いています。 不動産テックは、不動産業界が抱える問題をテクノロジーで解決します。 そのため、クライアントが何に悩んでいるのか、何がゴールなのか、業界全体としてどんな問題があるのかを深く分析し、傾聴と共感をしていく必要があるでしょう。 時にはクライアント自身も気づいていない問題点を掘り起こし、適格なアプローチしていくこともあります。 「聞き上手」であれば、新しい取り組みもしやすくなると分かります。 不動産テックの求人例はこちら:今アツい!不動産テックおすすめ企業求人3選 不動産テックが求める人材④チーム内コミュニケーションが得意な人 チーム内コミュニケーションが得意な人も、不動産テックに求められる人材です。 一部の不動産業界は個人プレー偏重で働くことができますが、それに対し不動産テックではチームプレーが重視されます。 営業・ディレクター・プログラマー・エンジニア・デザイナーなど複数の人がプロジェクトに携わるためチーム内コミュニケーションが発生するシーンが多く、スムーズな情報共有と意思疎通が欠かせません。 誰にでも好かれる愛嬌のある人や、周りへの配慮が上手な人は短期間で馴染みやすくなりそうです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産テックに転職するときのアピールポイントは? 一見、不動産テックは不動産業界に対する深い知見や、プログラミングやエンジニアリングのスキルがないと転職できないと思われがちです。 しかし、中には未経験で不動産テックに転職する人もいます。むしろ不動産業界未経験の方が欲しい!という企業もあるほど。 ここでは、なぜ不動産業界未経験の方が喜ばれるのか、また不動産テックに転職するときのアピールポイントについてお伝えします。 不動産業界未経験が求められる理由 以下、不動産テック「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より 不動産テック(リアルエステートテック、Real Estate Tech)とはテクノロジーの力によって、不動産売買、賃貸、投資の新しい仕組みを生み出したり、従来の商慣習を変えようという取り組みのこと。 このように、不動産テック企業は従来の不動産業界のイメージを変えたいと思っている企業が多い傾向があります。 そのために、今まで不動産業界で何年も勤務されていた方だと既に不動産業界の思考回路になってしまい、 結果的に従来の商慣習を変える取り組みにならないこともありますので、 経験者ではなく、むしろ不動産業界未経験の方を積極的に採用し、 今まで不動産業界にはなかった考えを取り入れようとする傾向があるのです。 とは言っても、全ての中途採用者が不動産業界未経験となってしまうと 不動産の知識をこれから身につける人が多くなり、逆に教える立場の人が居なくなってしまうので、 不動産業界未経験の方も積極的に採用していると考えて頂ければ幸いです。 不動産テックに転職するときのアピールポイント①時代に合わせて貪欲に勉強し続ける姿勢 まず、時代に合わせて貪欲に勉強し続ける姿勢を示しましょう。 過去取り組んできた勉強や経験をアピールするだけでなく、「勉強するのが当たり前」だと思っている姿勢や、今後も勉強を続けたいと考えるハングリー精神をアピールするのがポイントです。 今やっている勉強や興味のある分野があれば、転職面接時に伝えてみましょう。 アンテナの高さを買ってもらえるかもしれません。 不動産テックに転職するときのアピールポイント②納期や期限から逆算して工程管理できるスキル 納期や期限から逆算し、工程管理できるスキルを示すことも大切です。 不動産テックはシステム開発やインフラ構築を担うことが多く、クライアントの要望や時代のニーズを汲んで確実にプロジェクトを遂行する必要があります。 丁寧かつ緻密なガントチャートを作った経験があれば、過去の職歴を問わず強みになりそうです。 不動産テックに転職するときのアピールポイント③新しい視点や過去に見ない取り組みの発信力 不動産テックは、日進月歩の発展をみせています。 これまでの風習に捕らわれず、新しい視点や過去に見ない取り組みを思いつき、発信できる能力をアピールしていきましょう。 不動産業界に明るくない未経験者を採用するに当たり、業界にはない視点や気づきを期待する企業は多いものです。 他業界でのトレンドや消費者のニーズ分析への知見があれば、不動産テックでも十分活躍できるでしょう。 不動産テックに転職したいなら、不動産業界特化型エージェントがおすすめ! 不動産テックに転職したいなら、不動産業界や不動産テックに特化したエージェントの活用がおすすめです。 不動産テックは、大手企業だけなくベンチャー企業やスタートアップ企業も多く参入している業界です。 自分1人で企業を探すのが難しく、もし候補の企業を探し出せたとしても不動産業界独自の分野や知識の壁に阻まれ、うまく企業分析できないこともあるでしょう。 どうアピールすると印象がいいか、どんな人材が求められているのかを理解する上でも、企業分析は絶対に欠かせない要素です。 不動産業界特化型のエージェントは、業界経験者はもちろん未経験の人にも、適正に合わせて複数の企業を見繕ってくれます。 企業と自分の共通項を探す上でも力になってくれますので、気になる方は積極的に利用してみましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する まとめ 不動産テックは、テクノロジーで不動産業界全体の問題や課題を解決します。 不動産領域だけでなくIT領域にも詳しくなれる仕事であり、今後のキャリア形成に大いに役立つでしょう。 転職の際には、不動産業界特化型のエージェントに相談するのがおすすめです。 自分の適正に合う企業を見つけてもらい、ミスマッチの少ない転職を叶えるためにも、まずは情報収集から始めていくのがよさそうですね。
20代の転職で不動産業界をおすすめしたい3つの理由
2024年09月25日
26歳の私が感じていること。「成人式から今日までが一瞬だったな・・・」 同じように感じている方も多いのではないでしょうか。 どの年代でも感じるのかもしれませんが、10代と20代しか経験していない私にとって、10代と比較すると本当にあっという間に過ぎている20代。 20代は経験もまだ浅く、良い意味で怖いもの知らずな状態の人も多いため、新卒入社後2週間で会社を退職した私を始め、専門学校卒業後2年間のフリーターを経て韓国の大学に行く友人(卒業は28歳予定)や、26歳にして既に4社目に転職した友人など次は転職できないのではないかと思うような経歴の人も沢山います。 ただ、次の転職が不安だから…などを考えずに、「今」自分が嫌だと思ったから転職する、「今」の気持ちを大切にできることは20代のメリットなのではないでしょうか。 実際に、新卒入社後3年以内で退職する人の割合は、大学卒で32%、高校卒で約40%いらっしゃるそうです。※1 ※1 出典:厚生労働省、新規学卒就職者の離職状況 高校卒業または大学卒業から3年以内なので21歳~25歳の層ですね。 上記結果以外にも、初めて転職する人の平均年齢は28歳前後という結果もあり、 20代は転職に踏み切る人が多いことが分かります。 転職する方が多い20代に向けて、私は不動産業界の転職をおすすめしたいのですが、 今回はなぜ私が20代の転職において、 1つの選択肢として不動産業界、その中でも不動産売買仲介営業職への転職をおすすめしたいかについてご紹介致します。 20代をこのままで終わらせたくない! なにか違うことにトライしてみたい! と感じている方は是非最後までご覧下さい。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する 不動産業界のイメージとは? 不動産業界への転職をおすすめする前に、皆様は「不動産業界」に対してどのようなイメージをお持ちですか? 今は不動産業界で働く私ですが、 フリーター時代は飲食業界で働いており、 その後は車業界で働いていたため不動産について詳しくありませんでした。 そのため、現在の不動産会社に転職するまでは不動産業界のイメージはどちらかというとネガティブよりでした。 ・残業が多い/休日返上で出勤 ・ノルマがきつそう ・毎朝成績書いてあるホワイトボードを眺めながら朝礼していそう ・上司から怒号が飛んでいそう などなど 同じように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな私も友人から紹介を受け、不動産業界の中でも最近出てきた「不動産テック」会社に入社することになりました。 入社後、沢山の不動産会社の方とお話をする機会がありましたが、 入社前より持っていた不動産業界のイメージから180度…とまでは行きませんが、140度くらい変わりました。 例えば残業。 今までは確かに残業があり、遅い時は深夜まであったそうです。 ”終電を逃してタクシー乗り場にいるサラリーマン” に声をかけて実需用不動産について説明しアンケートの記入依頼、 近くのコンビニから会社にそのアンケートをFAXで送る。 というノルマを4人分。などなど。 それがひと昔前のお話でして、今では働き方改革などもあり、 19時にはPCが自動的にシャットダウンされる制度や申請をしないと残業ができない制度を取り入れている企業もあるほど残業には厳しくなっております。 今、「不動産業界のイメージを変えていきたい」という会社が多く出てきており、そのため不動産業界のイメージは昔と今とで変わって来ています。 そのため、もし不動産業界のことを知らずに不動産業界への転職を検討から外しているのであれば、是非不動産業界特化型の転職エージェントなど第3者の方に相談してみて頂けると嬉しいです。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由 それではここからは、20代の転職で不動産業界、特に売買仲介営業職をおすすめしたい理由についてご紹介させて頂きます。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由①営業力が身につく 1つ目の20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は、営業力が身につくからです 不動産業界は、賃貸仲介営業、売買仲介営業(投資用/実需用)、不動産開発、不動産管理など様々な職種があります。 その中で、売買仲介営業職は、実需用と投資用それぞれありますが、高いと何億円とする物件を取り扱うことになります。 そうです。 自分が1つ契約を取ると、何億というお金が動くのです。 大きなお金を自分の契約で動かせるというのは不動産業界で働く魅力の一つですが、 今回大事なポイントはそこではなく、その何億という商品を購入してもらうための営業力を身につけられるということです。 不動産は人生で一番高い買い物と言われることもあり、テレビでも売れてきた芸人さんなどが 「今から不動産を買います!」 と宣言し、 「え、そんなに稼いだん??」 と言ったやり取りが見られますよね。 その高額な商材を販売するためには、お客様に対してヒアリングを徹底することはもちろん、 ニーズをしっかりと把握してその二ーズにあったご提案、 そして高い買い物だとお客様が手が出しづらくなってしまいますが、 そこをくみ取った上での背中をポンっと押してあげるクロージング。 このようにしっかりとした営業力が必要です。 不動産業界に転職することで、先輩から高額商材を販売するための営業力、そして実践を身につけることができるのです。 ではなぜ20代の方におすすめしたいのかというと、その後の幅が広がるからです。 不動産業界に転職してそのまま不動産業界でも良いですし、 不動産売買仲介営業職でしっかりと実績を積めば不動産業界の様々な職種にチャレンジすることができます。 また、もし不動産業界から他業界に行きたいとなった場合でも不動産業界の営業として培ってきたものがあれば他業界で活躍できることでしょう。 普段1kmを走っている人が42.195km走るとなるとかなりきつい…場合によっては走れないこともありますが、 普段42.195km走っている人にとって1kmを走るのはウォームアップになるように、 今まで1,000万円、1億円の物件を販売していた営業は、100万円の商材を販売できる能力が既についているはずだからです。 20代は社会人に出たら1年生、2年生の年代です。 これから先色々やりたい仕事も出てくるかもしれません。 その時に有利に転職ができるように、またどこの職場に行っても必要とされる存在になるように、20代のうちに不動産業界への転職をおすすめしたいと思いました。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由②稼げる 2つ目の20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は稼げるからです。 20代前半の平均年収は264万円、20代後半の平均年収は369万円です。※2 ※2 出典:国税庁調べ「令和元年分 民間給与実態統計調査(令和2年9月)」 60代以降になると平均年収は下がっていきますが、50代までは平均年収が上がっていることから、年齢が上がるにつれてお給与が上がる企業や勤続年数が長くなるにつれてお給与が上がる企業が多いのではないかと思います。 一方、不動産業界は業界の特性上年功序列型を取っている企業は少なく、完全成果主義で成果を出せば出しただけ稼げますし、成果を出せば役職がもらえる業界です。 そのため、不動産業界の営業求人を見て頂ければ分かる通り、20代で年収1,000万円を狙うことが夢物語ではなくなるのです。 稼ぎたい人必見!不動産業界で稼げる求人特集【稼げる編】 もちろん不動産業界に転職すれば稼げるというわけではなく、契約を取ることでどんどん稼げるようになります。 しかし、年功序列の企業で20代、30代、40代とコツコツとステップアップして稼げるようになるよりも、不動産業界に転職して契約を取れる方法を考える方が短期間で稼ぐことができるのではないかと思います。 私が20代、30代で一気に稼ぎ、30代の間には起業して…という夢があるからこそ、 早くから稼げる分は稼ぎたいという思考回路になっている部分はありますが、 20代のうちに稼げるのであれば稼げる業界にいって稼ぎたいと思っている、 私と同じ考えの方がいらっしゃれば是非不動産業界への転職をおすすめ致します。 20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由③目線が上がる 最後にご紹介したい、20代の転職で不動産業界をおすすめしたい理由は自分の目線が上がっていくからです。 不動産業界の、特に売買仲介営業職で働くと、②で挙げたように稼いでいる先輩や同僚が沢山出てきます。そうすると、ブランド物の時計やボールペンはもちろん、高級車や不動産を購入する人が周りに出てきます。 また、投資用不動産営業の場合は総資産何億円という方と商談する機会もあるため、なぜその人が稼げたのか、どういうことをやってきたのか、などお金を稼ぐという意味での成功者と話す機会が出てくるのです。 先輩や同僚が高いものを身につけることは自分自身の役に立つわけではありません。ただ、高いものを買うことができるほど稼いだ(成果を出した)人が周りにいて、その人と関わることができることが重要です。 突然ですが、ノミが飛べなくなる話をご存知でしょうか? ノミは2mmほどの小さな虫ですが、自分の体長の100倍~150倍ほどのジャンプ力を持っているそうです。そのため、2mmのノミであれば最大で30cmジャンプすることができます。 その30cm飛べるノミを10cmほどの蓋つきの入れ物の中に入れると、ノミはジャンプしますが毎回頭を天井にぶつけてしまいます。 するとどうでしょう。 段々とノミは頭がぶつからない高さである10cmまでしか飛ばなくなり、蓋を外しても10cmしか飛べなくなってしまうそうです。 このように、自分自身で限界を決めてしまうと本来できることができなくなってしまう現象が人間でも起こっています。 では、この10cmしか飛べなくなったノミを本来のように30cm飛べるようにするにはどうすればいいのか。 それは飛べるノミを一緒の入れ物の中に入れてあげることだそうです。 そうすることで隣で飛べるノミを見て、飛べなくなったノミは飛べるように再度挑戦し、本来飛べる高さまで飛べるようになるそうです。 足が速い人と50m走を一緒に走ると足が速くなるのと似ているかもしれませんね。 ノミの話を人間に置き換えてみると、 本当はもっとできるかもしれないけれども周りの環境がなにも挑戦させてもらえない環境だと自身もその環境の中でしか動けなくなってしまいます。 対して不動産業界は、私が働いたことのある他業界と比較すると現状維持を好む人は少なく、変化を好み、アグレッシブな方が多くいる業界です。 この環境で働くことにより、自分自身の目線が高くなり、自分の120%の力が発揮できるようになると思います。 もちろん120%の力で働かなくていい、という考えもあると思いますが、一度自分の120%の力がどんなものなのかを試してみたいと思うのであれば是非不動産業界への転職をおすすめ致します。 最後に 年齢関係なく常に挑戦することは本当に大切です。 もし現状に満足していないのであれば、なにか新しい環境にチャレンジしてみませんか? 他業界から不動産業界への転職はもちろん、不動産賃貸営業から不動産売買営業へ、など環境を変える方法は沢山あります。 是非皆様が楽しく毎日を過ごせるように、一番いい方法を選択できることを応援しております! 不動産業界への転職をご検討される方は是非こちらの転職エージェント様もご検討くださいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産営業と働いて分かった不動産営業に転職する5つのメリット
2024年09月25日
不動産営業と聞くとノルマに追われて残業三昧。休日もお客様からのご連絡が絶えず知らない間に休日出勤。 といったネガティブなイメージを持つ方もいれば 何千万円、何億円もの額を動かしたり、一生に一度の大きな買い物のお手伝いをしたりと華やかなお仕事。そして頑張れば頑張った分だけ稼げて上手くいけば芸能人と結婚も…。 といったポジティブなイメージを持つ方もいらっしゃり、人によって「不動産営業」と聞いた際の思い浮かぶイメージは違うのではないでしょうか? 私は投資用不動産会社のwebマーケターを行っておりますが、入社前も入社後も変わらず「不動産営業」に対してはポジティブなイメージを持っております。 ただ、不動産営業の方と話したことがない以前より、不動産営業の方と実際に一緒に働いている今の方がより不動産営業に対してポジティブなイメージを持っております。それはなぜなのでしょうか? 今回は、なぜ不動産営業の方と一緒に働くことで、「不動産営業」に対して私がよりポジティブなイメージを持ったのか。その理由を不動産営業に転職するメリットとして5つご紹介致します。 不動産営業への転職について相談する 不動産営業に転職するメリット①:稼げる まず1つ目の不動産営業に転職するメリットはやはり稼げることではないでしょうか? 「結果を出せば年収が上がる。」これは不動産営業でなくとも年功序列制を取っていない企業であれば同じです。またインセンティブ制を取っている企業に就けば成果を出せば出すほど稼ぐことができるのは同じでしょう。 ただ、不動産は人生で一番高い買い物と言われるほど高額な商材であるため、結果を出した時のインセンティブ額がより多いのです。 もし他業界の営業職で一定の営業成績が出せており、もっと稼ぎたいという意欲があれば是非不動産業界への転職をご検討ください。 1,000万円超えプレーヤーは普通にいらっしゃいますし、「自分が目指している年収は1,000万円じゃ全然足りないんだけど…。」と夢のあることを言ってくれます。 できる営業は、契約したあとのフォローも大切にすることでお客様から紹介を獲得し、紹介してくれた方が購入したあとまたその方のフォローをしっかり行うことでその方から紹介してもらい…。と紹介の連鎖が起こり、結果常に稼ぎ続けられるようですね。 もちろん通常のお問合せから契約を獲得することができるのが前提です。 不動産営業に転職するメリット②:幅広い知識が身に着く 不動産営業に転職するメリットの2つ目は、幅広い知識が身に着くことです。 自身がご紹介している物件付近の地域情報はもちろんのこと、お客様の職場から販売物件までのルートを説明するために、お子様の学校から販売物件のルートを説明するために…。など様々な電車のルートが覚えられます。もちろん電車に限らず車やバスなどのルートも場合によっては覚えることになるでしょう。 交通面での知識だけではなく、お金に関する知識も身に着きます。不動産は額の大きな商材になるのでローンを組むお客様も多いでしょう。ローンの審査には収入に関わる書類や税金に関わる書類など、普段生活していればあまり関わることのない内容を勉強しなければいけなくなります。 また、投資用として購入されるお客様の場合は株や仮想通貨などの利益を不動産購入に充てるお客様もいらっしゃいますので、その場合は株や仮想通貨の変動をデイリーでチェックするような習慣が身に着く場合もあるでしょう。 今回上げた内容はほんの一部ですが、一緒に働く不動産営業の話を聞くと、その地域周辺の美味しいレストランや有名なお店、一番安いスーパーや逆に家族で回りやすいスーパー、更にはどの中学校の進学率が高いのかなど、本当に幅広い知識を持っていらっしゃるなと感じます。 不動産営業に転職するメリット③:気配り上手になる 3つ目の不動産営業に転職するメリットは、「不動産営業」というより営業職の方に多いのかもしれませんが、気配り上手になれることです。 私が内勤職のため余計感じるのかもしれませんが、不動産営業では職種によってはBtoCだけでなくBtoBも行うことがあり、接待の機会もございます。 そうすることで磨かれているのか、お店選びからお店の予約、飲み物が少なくなってきた方への気配り、その場の雰囲気に合わせたトークなど全てが一流です。 また、日々多くのお客様と接しているにも関わらず、その方の言っていたことや特徴を覚えているのかお電話越しに「あれ、以前は○○に旅行いっていらっしゃいましたよね?今回は△△ですか!」と「私はあなたを覚えてますよ」と言うのが分かる会話をされているのです。 私も服装を変えてみたり髪型を変えてみたりしますが、気付いてくれるのはいつも同じ部署のメンバーではなく営業の方々です。 不動産営業への転職について相談する 不動産営業に転職するメリット④:身だしなみが整っている メラビアンの法則によると人は第一印象の55%を視覚情報で判断するそうです。ということは、不動産営業で働く方は初めましてのお客様と毎日のように接しているので見た目をとても大切にするのです。 そのため、不動産業界だけではないと思いますが、営業として働くに当たっての身だしなみルールがきちんとあります。 それはスーツの着方から眉毛の整え方、髪の毛のセットの仕方、爪の長さまで厳しい企業ではかなり細かく決められております。 以上から、不動産営業に転職するメリットとして身だしなみがどんどん磨かれていくことでしょう。 私の会社の話にはなりますが、当社で身だしなみを注意されていた男性不動産営業マンがいましたが、身だしなみマスターの方と一緒にスーツ一式を購入しに行き、その後髪の毛を整え雰囲気がよりフレッシュになっておりました。 周りに身だしなみが整った人がいると自分もしっかりしなければと思い、自然と整う方向にいくのだと思います。 不動産営業に転職するメリット⑤:モテる 最後にご紹介する不動産営業に転職するメリットは、ここまでお話してきたことを総括した内容にはなりますが、不動産営業はモテる。ということです。 不動産営業は、 成果を出せば出すだけ稼ぐことができ、 お客様との会話のために美味しいお店や流行のことなど豊富な知識を持ち、 お店の予約をする、話題を提供するなどの気配りができる。 そして身だしなみに普段から気を遣っている人が モテないことがないでしょう。 あくまで私の意見ではあるのですが…。 しかし、歌手で女優のアリアナ・グランデさんはLAの高級物件を取り扱う不動産エージェントの方とご結婚をされたことや、日本の有名女優の方が元不動産営業職の方と噂になっていることも考えると100%とは言い切れなくともできる不動産営業はやはりモテると思います。 まとめ 今回は、不動産営業に転職するメリットを5つご紹介してまいりました。 不動産営業に転職するメリット①:稼げる 不動産営業に転職するメリット②:幅広い知識が身に着く 不動産営業に転職するメリット③:気配り上手になる 不動産営業に転職するメリット④:身だしなみが整っている 不動産営業に転職するメリット⑤:モテる 高額な商材を取り扱う不動産営業では、お客様の希望に沿った物件を提案すること、そしてお客様から信頼感を得ることがとても大切です。そのためにはもちろん人一倍の努力が必要になりますが、そうすることで上記のような力が身に着き、様々な場所で活躍できる人間に成長できるでしょう。 不動産業界はどんな業界なんだろう?など気になることがありましたら、まずは一度身近な不動産会社の友人や、不動産業界に特化した転職エージェント『リアルエステートWORKS』さんなどに相談してみて下さい! 是非一人でも多くの人に不動産営業へ転職するメリットが伝われば幸いです。 不動産営業への転職について相談する
アセットマネジメント(AM)って何?仕事内容や転職するための方法を解説!
2024年09月25日
今回は投資用不動産など、資産運用・管理業務を担当する「アセットマネジメント(AM)」へ転職を目指す人に向けた記事をお届けします。 アセットマネジメントというと不動産の投資や運用に関わる専門知識が必要で、高い学歴や豊富な実績が必要なイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。 しかし、アセットマネジメントとはどんな仕事なのか、どうすれば転職できるのか、理解している人は少ないと思います。 そこで本記事では、アセットマネジメントの仕事内容や求められるスキル、転職するための方法について解説します。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する アセットマネジメント業界とは? 初めにアセットマネジメントとはどんな業界で、どんな仕事を行うのか解説します。 アセットマネジメント業界の仕事内容 アセットマネジメント(AM)とは、投資家からの資金を預かり、株式・債券・投資用不動産、その他金融資産の選定・取得から、運用・売却にいたるまでの一連の業務を行い、投資家の資産運用・管理を代行する仕事です。 かつては株式・債券への投資がメインでしたが、様々な金融商品が登場したために、投資先は多様化しています。 中でも不動産投資は重要な投資事業の一つなので、不動産業界で経験を積んだ人が将来的にアセットマネジメント業界へ転職するケースも多いです。 なお、アセットマネジメント業務を担当する人は「アセットマネージャー」と呼ばれます。 後に解説しますが、アセットマネージャーになるためには、幅広い知識とスキルが求められるため、未経験から転職するのは極めて困難です。 特に不動産投資・運用に関しては、専門知識が必須となりますので、アセットマネージャーとして働きたいと考えている人は、まずは不動産・金融業界などで経験を積むことを優先しましょう。 アセットマネジメントに求められるスキルとは? アセットマネジメントに求められるのはどんなスキルか、考えてみましょう。 前述した通り、アセットマネージャーとして業務を行っていくためには、幅広い知識とスキルが必要です。 不動産の運用・管理に関わる知識だけでなく、不動産市況の変化を見通す力も必要です。 また、投資ファンドの運用は基本的に数年単位で行われるため、短期的な計画ではなく、長期的に計画を立てて、最後までやり抜く能力が重要視されます。 たとえば、不動産売買の営業のように、不動産を売って売上目標を達成するイメージではなく、物件選定から運用・管理まで長期的な視点を持ち、幅広い業務を行っていくものと理解しておかなければなりません。 アセットマネージャーが特に大切にしなければならないことは、クライアントである個人・機関投資家に対する貢献度合いです。 資金を出すのは投資家なので、投資家から資金が得られなければアセットマネジメント業務は行なえません。運用・管理を任されているとはいえ、アセットマネージャーが独断で進めるのではなく、投資家と目的や意見を共有することが重要です。 また英語力が求められるケースも多いです。 特に外資系のアセットマネジメント会社では、一定以上の英語力が求められる場合がほとんどです。 ただし、仕事内容によって求められるレベルには差があります。 外資系の会社でも日本国内で業務が完結する仕事であれば、そこまで高い英語力は求められません。 一方、海外で運用商品の説明を行うプロダクト・マネージャーの仕事を担当する場合は、英語によるプレゼンなどが必要となってきますので、高い英語力が求められます。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する アセットマネジメント業界の年収や働き方 日系のアセットマネジメント業界の年収は、会社によって幅がありますが、一般的に700万円~1,000万円とされています。外資系企業の場合、さらに高待遇になるケースが多いです。 高い専門性が要求される仕事である一方、他の業界と比較して平均年収は高く、30代で年収1,000万円を超えることも珍しくありません。 また、高年収でありながら、ワークライフバランスが取りやすい点も魅力です。 特に有給休暇に関しては、取得しやすい傾向にありますので、仕事とプライベートの両立を重視する人にとっておすすめです。 とはいえ、投資家から巨額の資産を預かり、運用・管理を任せられる仕事であるため、責任は重く、精神的なプレッシャーは大きいでしょう。 資産運用のプロフェッショナルとして働く能力を持ち、なおかつ重責に耐えられる人でなければ続けていくのが難しい仕事であるため、単に年収やワークライフバランスだけを目的に転職を考えないようにしましょう。 アセットマネジメント業界へ転職する方法とは? 次にアセットマネジメント業界へ転職するにはどうすればよいのか、詳しく解説していきます。 未経験でも転職可能なのか? アセットマネジメント業界は未経験での転職も不可能でありませんが、専門性が高い仕事なので、非常に狭き門であると考えておきましょう。 実際、アセットマネジメントの求人は一般公募されないことが多く、非公開求人として転職エージェントなどを経由する場合が多いので、そもそも未経験から応募できる求人自体が少ないいのが現状です。 仮に未経験からアセットマネジメント業界にチャレンジし、採用されたとしても、仕事についていけなくなってしまうケースも考えられます。 前述した通り、アセットマネジメントは資産運用に対する専門知識が必須であり、さらに営業力やコンプライアンス意識の高さも求められます。 したがって、金融業界や不動産業界などで経験を積み、実力をつけてから転職するのが現実的です。 また、アセットマネジメント業界へ転職するうえでの必須資格はありませんが、証券アナリスト、不動産鑑定士、MBAなどを所持していると、とても有利です。 しかし、いずれも難関資格になりますので、取得には時間を要するものと考えておきましょう。 転職するにはどんなキャリアを積めば良いのか? アセットマネジメント業界へ転職するのに有利なキャリアとして、証券会社、金融業界、不動産業界があげられます。 不動産投資を専門とするアセットマネージャーを目指すのであれば、不動産業界での経験は確実に活かせます。 現在、不動産業界で働いている人にとって、将来アセットマネジメントの仕事に就くことは、自身の知識・経験を活かしつつ、さらに高度で専門的な業務へのキャリアアップに繋がるでしょう。 なお、不動産業界からアセットマネジメント業界へ転職する場合、以下の資格を取得しておくと非常に有利です。 ・不動産鑑定士 ・不動産証券化協会認定マスター ・証券アナリスト ・不動産コンサルティングマスター いずれも難易度の高い資格ですが、不動産業界からアセットマネジメントを目指すのであれば、何か一つでも取得することをおすすめします。 まとめ 以上、アセットマネジメント業界の仕事内容や転職するための方法を解説してきました。 ここまで述べてきた通り、アセットマネジメントは非常に専門性を求められ、責任感の高い仕事である一方、年収が高くワークライフバランスも安定しているというメリットがあります。 転職するのは容易ではありませんが、不動産の運用・管理にやりがいを感じている方は、ぜひ将来的なキャリアアップとして目指してみることをおすすめします。 もし、現在アセットマネジメントへ転職すべきかどうか迷っている方は、本記事での内容を踏まえたうえで、転職エージェントのアドバイザーに意見を求めるのも良いでしょう。 特に不動産特化型の転職エージェントでは、不動産業界の実状に詳しいアドバイザーがほとんどなので、転職を検討している人はぜひ活用してみることをおすすめします。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に相談する
現役アセットマネージャーに聞いた!アセマネ職に転職するためのロードマップ
2024年09月25日
不動産業界の転職エージェントとしてお客様とお話していると「アセットマネジメント職に転職したい」という言葉を良く伺います。 アセットマネジメント職は、PMとして働いている中でのキャリアアップ先として捉えている方も多く、 また固定給が高く、安定して年収が高水準なことも理由の一つのようです。 今回は、現在日系大手総合不動産会社でアセットマネージャーとして働くお2人に、アセットマネジメント職に就くためのステップと、そもそもアセットマネジメントに向いているのはどんな人なのかをお伺いしてきましたのでご紹介致します! アセットマネジメント職に転職したいけどどうすればいいの?と悩んでいる方は是非ご覧下さい! アセットマネジメントの仕事内容とは まずアセットマネジメントへの転職活動を開始する前に、アセットマネジメントがどのような仕事なのかを把握することが大切です。 お2人が話していて印象的だった言葉をご紹介致します。 「PMからAM希望の方は実際にいます。AMをやっているとPMの方と接することもありますからね。 PMの方はその時の僕たちのやっている仕事内容を見てAMへの転職を検討すると思うんですけど、その仕事は本当に沢山ある仕事の中の一部分です。 だからその部分だけをみてAMの仕事楽しそうだからAMに転職したい…と思われてしまうとちょっと入社後きついかもしれないですね・」 仕事内容の一部分だけを見て転職を決めてしまうと、結局早期退職に繋がってしまうということなのでしょう。 そのため、深く理解せずにアセットマネジメント職に転職をご検討中の方は、しっかりと仕事内容を理解することが大切です。 アセットマネジメントの仕事内容 アセットマネジメント(AM)とは、投資家からの資金を預かり、株式・債券・投資用不動産、その他金融資産の選定・取得から、運用・売却にいたるまでの一連の業務を行い、投資家の資産運用・管理を代行する仕事です。 かつては株式・債券への投資がメインでしたが、様々な金融商品が登場したために、投資先は多様化しています。 中でも不動産投資は重要な投資事業の一つなので、不動産業界で経験を積んだ人が将来的にアセットマネジメント業界へ転職するケースも多いです。 不動産アセットマネジメントとは アセット(資産)が不動産に絞られており、投資家から不動産という資産をお預かりし、その資産を運用する仕事です。 例えば、ホステルとして運用できる不動産のマネジメントを依頼された場合、そのホステルの収益を最大化して投資家に利益をもたらせることがメインのお仕事になります。 そのためには、働く従業員の方と協力してリピート率を上げる方法を考えたり、そのホステル周辺の相場を調べて適切な値段設定を提案したりします。 アセットマネジメントの仕事内容のより詳細はこちらをご覧下さい アセットマネジメント職への転職|仕事内容や選ばれるポイントとは アセットマネジメント職に転職するためには アセットマネジメント職は新卒で入社できる可能性はほぼ0に近く、20代でアセットマネジメント職に転職している方はごく僅かです。 しかし、アセットマネジメントの求人を見ていると、必須応募条件の部分に「アセットマネジメント職経験者」と記載されていることが多く、「じゃあどうやってアセットマネジメント経験者になればいいの…。」と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか? ここからは、アセットマネジメントへ転職するための方法をお伝え致します。 今いる会社・職種はアセットマネジメントへ転職できるポジションなのか 現在皆様はどの業界で、どのような職種で勤務されておりますでしょうか? 今回お話をお伺いしたアセットマネジメント経験者の方は、不動産業界で営業として活躍されていた方と、不動産開発で活躍されていた方の例となります。 やはり今ご自身がいる会社・職種がなにであってもアセットマネジメントへ転職できる。というわけではありません。 アセットマネジメントになることができる会社であったり、職種がありますので、もしこの記事を読んだ後に今自分がいる場所は次のステップではアセットマネジメントにいけないと分かった場合は、アセットマネジメントに行くための1つ前の段階に転職することをおすすめ致します。 ※今回は、現在不動産業界にお勤めの方で、アセットマネジメント職への転職をご希望されている方向けとなります。もし、現在不動産業界にお勤めではない場合は、少し当てはまらない可能性がございますので、まずは不動産業界に転職をしましょう。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録 現在の不動産会社にアセットマネジメントの部署がある場合 現在お勤めの不動産会社にアセットマネジメントの部署がある場合は、まずは知識を身につけ、アセットマネジメントの部署の方にアピールをしましょう。というのも、アセットマネジメント職は、一歩間違えれば法律違反を起こしてしまうとてもセンシティブな職種です。どの職種でも同じですが、特にアセットマネジメント職は、些細なミスが法律違反として判断されてしまう職種であるため、「知らなかった…。」だけでは済みません。そのため、アセットマネジメント職に入るためには不動産だけではなく、法律や金融の知識が既にあることをアピールできることが大切です。 不動産の知識や法律の知識を身につけ、更にそれとなくアピールできる方法が「資格」です。私がお話を伺ったアセットマネジメント経験者の方は、不動産会社に入社して1年目で宅地建物取引士を取得。その翌年には不動産証券化協会認定マスターを取得していたそうです。 アセットマネジメント職は常に空きがあるポジションではなく、また一度アセットマネジメント職に就くとその後もアセットマネジメント職で転職をされる方が多いため、経験者同士でアセットマネジメントのポジションは常に回ってしまう可能性があります。いつアセットマネジメントのポジションが空いて、採用をかける前に声がかけられてもいいように、準備は早めに行っておきましょう。 現在の不動産会社にアセットマネジメントの部署がない場合 現在のお勤めの企業にアセットマネジメントの部署がない場合は、まず知識を身につけることは同じです。ただし、同じ会社で部署異動するのではなく、 ①アセットマネジメント職の求人に応募し転職 ②アセットマネジメント職にステップアップできる企業に転職 となり、「転職」というステップが発生します。 まず、①のアセットマネジメント職の求人に応募し転職を行う場合は、現在どの職種に就いているかが重要になってきます。例えば、不動産会社のクラウドファンディングに深く携わる部署であったり、大手金融機関での不動産ファイナンス・不動産ファンドなどの金融周りの経験であったりなどなど。このような、不動産×金融関係の業務経験がある、かつ応募企業が、即戦力採用のみではなく、ポテンシャル採用を行っているか、また面接官の方や社長とのフィーリングがあうかどうかなども重要になってきます。 ②の、アセットマネジメント職にステップアップできる企業に転職する場合は、自分の中でアセットマネジメント職に就くまでのロードマップを想像しておくことが大切です。まずはアセットマネジメント職で行う業務の1つであるPM業務を行いながら、アセットマネジメント職になったときはどういう行動を取ればいいのかを考えて働くなどです。そして、面接の際に面接官の方に、自分がどういうステップを思い浮かべているのかを伝えましょう。そうすることで、PM職の中でもよりアセットマネジメント職にステップアップしやすいポジションに就ける可能性も出てきます。 PM職を例に出しましたが、不動産開発職や不動産営業職でご活躍されている方もアセットマネジメント職へのステップアップは可能です(もちろん簡単に…というわけではありませんが)。まずは当社のような不動産業界特化型の転職エージェントや金融業界特化型の転職エージェントに登録し、ご自身のご経験をお話してください。そうすることで、転職エージェントはアセットマネジメント職の求人を出している企業に連絡をし、この方があとどのような経験があれば面接してもらえるのかを聞くことができます。 アセットマネジメント職に転職するには 現在お勤めの不動産会社にアセットマネジメントの部署がある場合でも、ない場合でも、まず周りの方や知り合いの不動産会社の方に「自分はこういう理由があってアセットマネジメント職に就きたいんだ」という意思を伝えることが大切です。その想いを伝えることで、手助けしてくれる方やアドバイスをくれる方も出てきますし、アセットマネジメント職に紹介してくれる方も現れるかもしれません。 「アセットマネジメント職に就きたいけどどうすればいいんだろう…。」と一人で悩んでいるだけでは変わるものも変わりませんので、「アセットマネジメント職に転職したい!」という方は、周りの方や、当社のような転職エージェントにまずはご登録くださいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる アセットマネジメント職に向いている人はどんな人? ここまでは既にアセットマネジメント職へ転職をご検討されている方に向けて転職までの道筋をご紹介しておりましたが、ここからは、アセットマネジメント職に向いている人がどんな性格の人なのかをご紹介したいと思います。 数字が好きな方 「数字が好き」というのは、アセットマネジメント職でなくても必要ではありますが、アセットマネジメント職に向いている人と聞かれると、まず出てくるのは数字が好きな方です。というのもアセットマネジメントの仕事では、決算書や契約書を0から作成したり、稼働率を算出したり、IR情報を作成したりと業務の中には必ず数字が出てきます。また、1日6時間エクセルとにらめっこすることも日常茶飯事なため、数字から一旦離れたいからなにか息抜きの仕事を…と思っても息抜きの仕事でも数字を使うことになります。 コンプライアンス意識が高い方 投資家の情報は個人情報のためもちろんのこと、取り扱っている物件の情報なども全て口外禁止の内容ばかりです。お酒の席でポロっと何かを話してしまうもんなら法律違反に!仕事とプライベートをしっかりと分けられることができ、仕事の内容は仕事モードを一歩離れたら一切話さないように徹底できる方のみができる仕事です。 お金を愛している方 最後に、アセットマネジメント職に向いている方は「お金を愛している方」です。アセットマネジメント職で働いている方にお話を伺った際に一番印象に残っていた言葉がこちらの言葉でした。まず、アセットマネジメント職は企業や会社の規模によって多少の違いはありますが、1円単位まできっちりと合わせにいかなければいけません。大きなお金を動かす仕事でもありますので、100万円以下が端数として捉えられてしまうこともあります。そんな中でも、お金の大切さを理解し、投資家の方の資産を大切に運用していけることが重要です。 アセットマネジメントに転職するのは難しい アセットマネジメント職に就くのはかなり難しく、「難しい」というのは空いているポジションがあまり多くないというだけではなく、不動産・金融・法律と幅広い知識と、量が必要なことも挙げられます。まずはアセットマネジメント職の仕事を理解し、本当にアセットマネジメント職に転職したいのかを考え、本当に転職したい!というのであれば資格取得に向け勉強を始めましょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』ではアセットマネジメント職の求人も取り扱っております。お気軽にお問合せ下さいませ。 ーアセットマネジメント職の求人例ー 1.【東京】大手不動産会社でAM(アセットマネジメント)/期中管理業務 2. 上場REITのアセットマネージャー/サムティ・大和証券が出資◎平均残業時間5~10時間/在宅勤務推進中 3.【職種未経験OK】不動産業界でアセットマネージャー職/AM経験者歓迎◎東京 4. 不動産業界でグローバルに活躍/経験を活かせるアセットマネージャー業務
不動産業界の反響営業はきつい?きつくない?源泉・反響営業を経験した私の考え
2024年09月25日
「源泉営業がきついので反響営業の会社に転職したいです。」 「反響営業って楽そうだなと思うんですけど実際どうなんですか?」 不動産営業を6年経験した私が、現在不動産業界の転職サポートを行っている中で耳にする言葉です。 では反響営業は本当に源泉営業と比較して『楽』なのでしょうか? 今回は、不動産業界で、源泉営業と反響営業の両方を経験し、現在不動産業界の転職サポートを行っている私が考える、源泉営業と反響営業の違いについて解説致します! 『源泉営業=きつい / 反響営業=楽』という一般的イメージは果たして正しいのでしょうか? 反響営業の求人を見る 不動産営業の種類について 不動産業界未経験の方や現在勤務している職種以外はあまり知らないな、という方に向けて、まずは不動産の営業はどのような種類があるのかを簡単に説明致します。 大きく分けると、不動産営業は4つの種類に分けられます。 1.仕入れ営業(用地仕入れや一棟物件仕入れなど) 目的に応じて、土地や物件を獲得する営業です。動く額もかなり大きいため信頼関係がとても重要な職種であり、契約を獲得するために2年、3年かかることもあります。 仕入れる案件は、マンション、アパート、商業施設やホテルの開発用の土地、投資用の区分マンションや一棟マンション、一棟オフィスビルなど、様々です。仕入れる商材はもちろん、エリアによっても地主の方の特徴が違いますので、同じ営業手法では成果を出し続けられない点はとても難しいでしょう。 開発系の事業を展開する上で最上流(=入口)と言われる職種であり、不動産デベロッパーやハウスメーカーは、仕入れ営業が開発用の土地を開拓できなければ事業が成立しない、非常に重要なポジションということができます。 2.仲介営業(売買仲介営業や賃貸仲介営業など) 不動産を『売りたい方と買いたい方』、または『貸したい方と借りたい方』を繋ぎ、両者のマッチングを行う営業です。 主に、買いたい側または貸したい側のニーズに寄り添い、不動産協会の運営する不動産データベース『レインズ』を通じて幅広いオプションの中から提案します。 不動産業界にチャレンジしたいという不動産業界未経験の方は、売買仲介や賃貸仲介営業から始める方が多いです。 また、売買仲介営業ではお給料にインセンティブが追加されることが多く、稼げる職種としても有名です。賃貸仲介営業でもインセンティブはありますが、賃貸仲介営業よりも単価が高いため、稼ぎたい想いがある方は売買仲介営業が向いているでしょう。 3.販売営業 自社で開発した物件や、販売委託を受けている物件の販売を行う営業です。基本的には販売をする物件は決まっており、お客様のニーズに合わせて物件を探す仲介営業とは異なり、お客様のニーズを特定の物件に合わせにいくことが重要です。 展示場営業などを想像してもらうと分かりやすく、来場されたお客様のニーズを聞き、そのニーズに如何にこの物件があうかをご紹介していきます。 お客様のニーズとマッチしなかった場合、仲介営業と違いご紹介できる幅が少ない点が難しいポイントです。 4.その他 上記の他にも、不動産業界には下記のような営業職がございます。 ・商業施設やオフィスの区分を貸し付ける『リーシング営業』 ・管理物件を獲得することを目的とした『管理受託営業』 ・土地所有者に対し、土地の有効活用を提案する『土地活用営業』 ・築年が経過した区分物件所有者や一棟物件所有者に対しリノベーションを提案する『リノベーション提案営業』 自分に合った営業職が分からない、という方もいらっしゃると思いますので、 悩んでいる方は是非一度お問合せ下さいませ。 不動産転職エージェントに問い合わせる 源泉営業と反響営業について 不動産営業の種類について説明をしてきましたが、ここからは営業『手法』について説明致します。 不動産業界における営業は、主に『源泉営業』『反響営業』『紹介営業』に大別されます。ただし、『紹介営業』のみで成立している不動産会社は非常にまれである為割愛させて頂き、こちらのコラムでは『源泉営業』『反響営業』について解説致します。 ◎源泉営業 実はこの言葉、私が不動産業界で勤務をする中で初めて聞いた言葉であり、広辞苑などの文献にも掲載がないそうです。 不動産業界にて使われる特有の言葉であり、源泉営業とは一般的に『営業担当自身が買いたい、売りたい、などのニーズがあるお客様を開拓する営業』と定義されます。 具体的な手法としては、『飛び込み訪問』『電話営業』『路上アンケート』がその代表的なものになります。 飛び込み訪問は近年では少なくなってきましたが、今日はこのエリア、このマンション、と決めて、お客様に不動産を購入するニーズがないか聞いて回ったり、まずは色々な企業を周って名刺交換をしたりします(のちに電話営業を行うため)。 それ以外にも、街中で販売物件のチラシをまき、興味を持ってくれたお客様がいた場合には物件のご紹介をしたり、その時にはご紹介をしなくともアンケートを取ることで今後のお客様としてお客様情報を獲得したりします。 ◎反響営業 一方反響営業とは、その文字からも想像ができる通り、お客様からのお問い合わせに対してアプローチを行う営業手法です。 具体的な反響獲得の手法としては、『チラシからの反響』『WEB広告からの反響』『看板などの広告からの反響』などがあります。 もちろん、反響をいただいたあとにお客様にご連絡をすることでお客様と商談をすることができますが、源泉営業と違うのは、不動産(自社の物件)に興味を持っているお客様にご連絡をする点です。 不動産に関するチラシを見て、不動産について調べていた時に出てきた広告を見て、問い合わせて下さったお客様にお電話をするので、お客様としても「聞きたいことがあるんです、、、」といったように能動的な方が多いです。 源泉営業が自らが動くことでお客様との接点を持つとしたら、反響営業はお客様が動くことで自社との接点が生まれます。 反響営業の求人を見る 源泉営業と反響営業の違いとは? 源泉営業と反響営業について解説してきましたが、では源泉営業と反響営業の大きな違いはなにがあるのでしょうか? 図解でまとめると、源泉営業と反響営業の違いは以下のようになります。 そこまで大きな違いがあるようには見えませんが、実際にはどのような点において違いがあり、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるか、様々な側面や私が実際に経験した内容をもとに解説致します。 源泉営業と反響営業の違い:お給料 一般的に、源泉営業の方が給与水準は高いです。 源泉営業を主な営業手法として働く私の知人は、20代でも年収1,000万円を超えるケースは全く珍しくありません。 一方反響営業はどうかというと、源泉営業と比較した時にはやはり給与水準は低いと言えます。 ※もちろん、中には圧倒的な成果を挙げ、源泉営業の方並み、またはそれ以上に稼がれている方もいらっしゃいます。 その理由はどこにあるのでしょうか。それは反響獲得のために広告費をかけるかどうかの差という単純な理由です。 源泉営業は、営業担当が自ら売りたい/買いたいというニーズを持ったお客様を開拓していくため、お客様を獲得するための単価はほぼ0円です。 しかし、反響営業は自らで開拓をしない分、反響を獲得するための広告費をかけているため、お客様を獲得するための単価が何万円とかかってきます。そうすると、営業担当に対して還元できる割合がどうしても低くなってしまうのです。 源泉営業と反響営業の違い:職種 不動産業界でもIT化が促進されているため、「源泉営業だからこの職種」と一概に言うことはできませんが、源泉営業、反響営業ではそれぞれどの職種が多いかを紹介致します。 ■源泉営業が多い職種 ◎仕入れ営業 仕入れ営業は基本的には自らの足で稼ぎ案件獲得することが多くなります。営業対象は法人、個人それぞれであり、法人向けの場合は地場や中小問わず、不動産業者向けに出向き、情報の獲得をします。 初めは名刺交換から始まり、徐々にお話ができるようになり、商談ができるようになり、、、というステップを踏むことも多いので、源泉営業を行いつつも常に新規のお客様にアプローチをかける営業とはまた違うでしょう。 個人向けの場合には、個人のご自宅に訪問し営業活動を行うか、空き地を見つけてその謄本を取得、記載の土地所有者に対して営業活動を行います。 個人向けの場合でも、1ヶ月全て新規開拓、、、ではなく、訪問のうち新規の割合が〇%で、既存の割合が〇%という形になっていくでしょう。 ■反響営業が多い職種 ◎仲介営業 買いたいと売りたい、貸したいと借りたい、を繋ぐ仲介営業においては、SUUMOやHome’sなどを代表としたポータルサイトを通じた集客や、その他WEB広告による集客、反響獲得とそれに対する営業活動を行うことが多いです。 また、店舗を持ち、買いたい方や借りたい方が店舗に来店してから商談がスタートする方法もあります。その土地独自の不動産会社などでは、Web広告などを打たなくとも店舗来店型で一定の売上を上げることも可能です。 ■番外編:両者混合 ◎販売営業 自社で開発した新築マンションや一戸建ての販売を行う販売営業においては、源泉営業と反響営業を混合で行うことが多くなります。 インターネットに掲載し反響を獲得し問い合わせに対して営業をするケースがベースにはあるものの、販売物件の近くでチラシ配りを行ったり、個人宅への営業を行うこともあります。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 反響営業は源泉営業と比較してきつい?きつくない? 冒頭にも記載をしたとおり、キャリア相談を受ける中で、『源泉営業が辛く、疲れたから反響営業ができる会社に転職をしたい』という相談が一定数あります。では源泉営業が辛く、反響営業は辛くないのでしょうか?私の実体験を交え、解説していきたいと思います。 源泉営業の大変さ 一般的にも『辛い、大変』というイメージが多い源泉営業ですが、何が一番辛く、大変なのでしょうか。 それはやはり、顧客の開拓です。 源泉営業として開拓する相手は、不動産について興味があるわけでも調べているわけでもない、全く不動産ニーズがない方です。そうすると、ランチ終わりでお腹が全く空いていない人にラーメンを販売する並みに人は話を聞いてくれません。 さらには、今まで全く面識のない方に対してお宅訪問や名簿リストに対してアプローチを掛けるため、不信感などから話を聞いてもらえないだけではなく、怪訝な顔をされることもあります。 そのため、源泉営業での顧客獲得は精神的に負荷がかかることも多いです。 また、ニーズが明確になっていないお客様に対してアプローチを行うため、話を聞いてもらえたとしてもその成約率は非常に低くなります。 新入社員は結果がなかなか出ない時期が続くこともあり、実績を出せない中で段々と『自分は何をしているのか・・』と考え退職をして行く同僚を過去に多く見てきました。 反響営業の大変さ 次に、源泉営業と比較すると『楽』なイメージを持っている方が多い反響営業はどのような点が大変なのでしょうか。そもそも反響営業は大変なのでしょうか。 結論からいうと、反響営業も大変です。反響営業で特に大変だと感じる部分は売り上げを作らなければ赤字になるという危機感です。 確かに、源泉営業で最も大変なパートである顧客開拓については、費用をかけて顧客を獲得してもらえる分なくなります。しかしその後の部分に対しては、源泉営業と比較してかなりシビアに見られます。 というのも、顧客獲得に対して費用をかけているため、もし売上が上がらない場合には、広告費分がマイナスになってしまうためです。 反響営業はお客様から来たお問合せに対してこちら側からお電話をかけますが、 「ただ資料が見たいだけなので」 「少し気になって問い合わせただけなので必要があればこちらから電話します」 といったように断られるケースも少なくありません。 例え上記のような検討段階が浅いお客様が多かったとしても、広告費をかけている事実は変わりませんので売上が上げられなければ会社全体の赤字です。 また、反響営業で獲得したお客様は成約しやすいのかと言ったら必ずしもYESではありません。 反響営業で獲得したお客様は、すでにニーズが明確になっているお客様であり、自社以外にも問い合わせをしているケースが殆どであるため、競合他社よりも高い営業力を求められることになります。 反響営業の求人を見る 結論、反響営業だから楽なわけではない 営業職種以外の職に就いている方とも沢山話しますが、やはり楽な仕事はないよなと思います。 慣れてくれば段々と仕事がしやすくなってくるのが一般的で、楽な仕事を探して転職すると、結局また大変な部分を見つけては転職を繰り返すことになります。 そのため、転職をする際にはイメージで楽な仕事を探すのではなく、自分が今の業務/会社の何が嫌なのかを洗い出し、じゃあそれがどうなったら自分は頑張れるのか、を考えた方が今後長く続けられる職場を見つけることができると思います。 企業によっては、基本的には反響営業を主な営業としているものの、同時に『反響を獲得するための営業活動』を営業担当が行うケースも少なくありません。 具体的には、販売する物件周辺のポスティング、最寄り駅におけるチラシ配布や街頭アンケート、さらにそれでも反響が取れず成果が上がらない場合には、源泉営業の場合と同様に既存の名簿リストにテレアポを行うこともあります。 そのため、営業手法だけで選ぶのではなく、社風やインセンティブの還元率、働くメンバーなど、他の部分に目を向けてみるのをおすすめ致します。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる
【2024年最新版】不動産業界が向いている人はどんな人?5つの特徴と向いていない人の特徴を解説
2024年09月11日
稼ぎたい、営業力を身につけたい、新しい業界にチャレンジしたいなど、ポジティブな理由から不動産業界への転職をご検討されている方も多いのではないでしょうか? 一方で、不動産業界で働くことに疲れた、不動産業界以外の業界に転職したいと考えて不動産業界から別業界に転職される方がいらっしゃるのも事実です。 ダイヤモンド社が発表した「年収が高い不動産会社ランキング2023【全129社完全版】」 によると、ランキング1位の会社の平均年収は1,904万円であるなど、やはりイメージがある通り、不動産業界は非常に高収入です。 不動産業界はインセンティブ制度を導入している企業が多いため、年齢や勤続年数が上がるにつれ固定給が確実に上がっていくわけではないけれども、若くても実績さえあげられれば、年収1,000万円以上の高収入が期待できる業界といえます。 稼ぎたいから不動産業界に行きますと言ってこれまで経験してきた業界から新しい業界にチャレンジするとなると、 「興味はあるけど自分が向いているかどうか分からない」 「不動産業界は色々な話を聞くから自分がやっていけるかどうか不安」 などの理由からすぐにチャレンジできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、不動産業界に向いている人の特徴や理由、不動産業界に向いていない人の特徴について解説していきます。 是非最後まで読んで、不動産業界への転職の参考にしてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界はどのような業界なのか そもそも、不動産業界はどのような業界なのでしょうか。 今回は、不動産業界に勤めて4年経った私が、不動産業界で働く人と話していたり、自身が思っている「不動産業界」についてご紹介致します。 アナログ まさに最近、不動産×ITを推進した不動産テック企業が増えてきましたが、それでもまだまだアナログな業界です。 内覧を行く際には名刺をFAXで送ってくださいというのもつい最近の話ですし、色々意図があると思いますが、業務で使用する携帯がスマートフォンではなくガラケーということも。 不動産会社向けの営業をかける際は電子メールで送るよりもFAXで送った方が引きあがりが高かったりします。 その他、契約書は紙で行うので対面ではないとできなかったり、書類をかなり使用する業界です。 もちろん徐々に変化していますが、もし効率化などを求めている方は不動産テック企業など企業選びをしっかりと行った方が良いかもしれません。 不動産テック企業の求人を見てみる チャレンジ意欲が高い 高校や大学を卒業した際に、不動産業界に入ったきっかけを聞いてみると ・社会的インパクトのある仕事がしたい ・営業力を身につけて将来的に起業したい ・一番きつそうな業界に挑戦したい といったような声を良く耳にします。 不動産業界=営業のプロフェッショナル、普通の業界より大変そう、というイメージを持つ方も多いようで、そのような不動産業界を選ぶ方が集まるので必然的にチャレンジ意欲が高いように思います。 実力主義 不動産業界といったらという感じではありますが、年功序列よりかも実力主義の企業が多いです。 20代で役職がつくこともありますし、逆に40代、50代になっても役職がつかないこともあります。 こればかりは自分がどれくらい仕事ができるかと、周りがどれくらいレベルが高いのかで変わってきますので何とも言えません。 ただ、人事の方などと話していて思うのは、評価をしないようにしているというよりかは、頑張ってくれている人がもっと頑張ってくれるように評価をしようという意図の方が高いと思います。 では次に、そんな不動産業界に向いている人の特徴をご紹介致します。 不動産業界に向いている人:お金をたくさん稼ぎたい 不動産業界の特徴でもある稼げる。この特徴である「お金をたくさん稼ぎたい」という想いがある人は、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「お金をたくさん稼ぎたい」という方が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 目的意識が明確であることが大切 「お金をたくさん稼ぎたい」という方は、目的意識が明確です。 不動産業界はノルマが厳しいケースも多い反面、実績に応じて支給されるインセンティブも高額になります。 実績をあげれば高額な年収が期待できますが、不動産業界において目標を達成し続けるには、かなりのストレスがかかってくるものです。 そのため、「お金を稼ぎたい」という明確な目的があれば、目標達成に向けてひたむきに努力できる可能性が高いでしょう。 こうした点からも「お金をたくさん稼ぎたい」という方は不動産業界が向いているといえるのです。 20代で年収1,000万円も可能 不動産業界の特徴として、20代で年収1,000万円も夢ではありません。 不動産業界において、特に営業職では「基本給+インセンティブ」という給与体系を採用している企業が多く、実績が挙げられれば高額な収入が期待できるのです。 また、もっと稼ぎたいという方には、完全歩合制(フルコミッション)の会社もおすすめできます。 完全歩合制の場合、基本給はないものの、歩合の割合が高いという特徴があります。 実績がなければ収入が0になるリスクはありますが、実績さえ出せればより高い収入が見込めるでしょう。 このように、たくさん稼ぎたいという方にとって不動産業界は向いている業界といえるのです。 フルコミッションの求人を見てみる 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:人と話すことが好き 「人と話すのが好き」という人も、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「人と話すのが好き」という人が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 さまざまな人とコミュニケーションを取る必要がある 不動産業界では、お客様、オーナー様、社内メンバー、他の不動産会社の人などさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるため、人と話すのが好きな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 不動産業界の業務の多くは人と話すことで成り立ちます。 これは不動産営業職だけでなく、不動産管理やAM、不動産事務や宅建事務など幅広い職種で言えることです。 また、不動産業界は様々なタイプの方とお話するのも特徴です。 例えば、一人暮らしの学生やサラリーマン、不動産投資を検討しているシニア世代の方、住宅取得を考えているファミリー層の方など実にさまざまです。 こうした点から、話すこと自体が好きな方に向いている業界だと言えます。 一生の付き合いとなるケースも 主に不動産売買仲介の場合、一生の付き合いとなるケースも少なくありません。 不動産の購入は顧客の人生において最大の買い物となるケースも多いものです。 この時に顧客の要望を適切に聞き取り、ニーズに沿った提案ができれば、顧客からの信頼が得られ、その後もさまざまな相談をされるケースも考えられます。 また、顧客から紹介を貰えるといったケースも多いものです。 こうした点からも顧客と一生の付き合いになるケースも考えられるでしょう。 ×向いていない人:ただ話が長い人 人と話すのが好きな人が不動産業界に向いていると紹介しました。 一方、話すのは好きだけれどもただ話が長い人は不動産業界に向いていないといえます。 というのも、不動産業界で取り扱う商材は価格が高いものが多く、1回で契約が決まるというよりは何回も会うことによって信頼関係ができ、契約に繋がります。 そのため、1回目で「ひたすらに話が長い」という判定を受けてしまうと、2回目、3回目とアポイントが取りずらくなってしまうため、メリットを簡潔にお伝えしながらお客様が求めている内容を話せることが大切です。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:負けず嫌い 「負けず嫌い」という方も不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「負けず嫌い」という方が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 社内や社外にライバルがいると強い 負けず嫌いな人は、ライバルがいるとより良い実績を出そうと努力する傾向にあります。 不動産業界は自分の成績だけでなく、同僚の成績も表に出やすいです。 各人の成績が分かるように壁にグラフを張り付けている会社も少なくないでしょう。 負けず嫌いな方は、先輩や同僚に営業成績で負けたくないという気持ちも強く、少しでも良い成績が出せるよう業務に邁進できる方が多いです。 このような点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 成績を挙げる人は褒めたたえられる 不動産業界では、成績を挙げる人は社内でも褒めたたえられます。 そのため、負けず嫌いな方は、先輩や同僚よりも良い成績を挙げて褒められたい、負けたくないと考え、一生懸命努力するケースが多いでしょう。 そして、褒められると更にやる気が出る方は常に頑張ることができる環境です。こうした点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:細かくチェックできる 不動産業界に向いている人の特徴として、「細かくチェックできる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、細かくチェックできる人が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 大きなお金が動く取引をするため 不動産の売買では、大きなお金が動く取引となるケースが多いです。 不動産の購入は、人生最大の買い物と言われます。大きなお金が動く取引となるため、ミスがないように慎重な対応が求められるものです。 そのため、細かくチェックできる方はミスを起こしにくく不動産業界に向いているといえるでしょう。 また、不動産業界の中でも不動産管理の場合、清掃や入居者とのコミュニケーションなどにも細やかな対応が求められます。 こうした理由から「細かくチェックできる」方は不動産業界に向いているといえるのです。 不動産取引はトラブルが多い 不動産取引はトラブルが発生するケースも少なくありません。 不動産取引においては、説明しておかなければならない項目が多くあります。 説明が漏れていたために大きなトラブルに発展するケースも多いです。 このようなトラブルの発生を防ぐためにも、細かくチェックできる方は不動産業界に向いているといえるのです。 また、トラブルが多い営業は成績を上げ続けること自体が難しくなります。 顧客から信用される営業でないと不動産業界で活躍するのは難しいでしょう。 こうした点からも細かくチェックできる方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:勉強を継続できる 「勉強を継続できる」方は不動産業界に向いている人の特徴として、「勉強を継続できる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、「勉強を継続できる」方が、不動産業界に向いている理由をご紹介します。 多方面で専門的な知識を求められるから 不動産業界は、多方面で専門的な知識を求められる仕事です。 最新のトレンド情報など顧客の求めている情報をキャッチし、最適な提案を行っていくには日々の勉強が欠かせないでしょう。 例えば商業施設の場合、周辺にオープンした店舗情報や時代のニーズなどの説明を求められるケースも多いです。 また、さまざまな質問をされるケースも想定されます。 こうした質問に的確に答えるためにも継続的に勉強ができる人が求められるのです。 法改正が影響する 不動産業務においては、さまざまな法律知識も必要です。 また、税法など毎年のように法改正が行われるケースも多く、常に勉強をしていないと顧客に間違った情報を教えてしまう可能性があります。 間違った情報を伝えてしまったり、顧客からの質問に答えられなかったりすると信頼を失ってしまうでしょう。 こうしたリスクを避けるためにも、継続して勉強できる人が必要だといえます。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いていない人の特徴 では次に、不動産業界に向いていない人の特徴をご紹介致します。 向いていない人:チームでなにかを成し遂げたい人 会社にもよりますが、不動産業界はチームでなにかを成し遂げるというよりかは、個人で売り上げ目標を達成しに行く意識が強い傾向にあります。 そのため、チームでなにかを成し遂げたい人には向いていないかもしれません。 不動産営業の場合はインセンティブも、チームで売り上げを達成したらいくらかもらえるわけではなく、1件販売したらその手数料に対してインセンティブがもらえますので、そうすると誰かにより個人で頑張るという意識が強くなってくるでしょう。 向いていない人:ヒアリングができない人 不動産業界では取り扱う商材の額も大きいため、お客様もかなり迷われます。 また、賃貸仲介などでは額は大きくないものの、100%マッチするお部屋じゃないと迷いに迷って他の不動産会社ならもっといいお部屋を探してくれるのではないかと考えます。 ではどうすればお客様が納得度高く自身が提案した物件で決めてくれるのかと考えると、お客様のニーズを引き出し、お客様の言い忘れがないようにすることです。 迷われているということはなにか懸念点があるということなので、そこの部分を解決していかないといくら強引に押してみても中々頷いてはくれません。 そのため、「お客様がこれだけ自分の要望は言ったわけだから、この会社にお願いしよう。」そして「こんなに要望を言った中で見つけてくれたんだから、確かにこの物件がいいのかもしれない。」と思ってもらうことを目指せるといいでしょう。 適性をチェックして転職を検討してみよう 本記事では、不動産業界に向いている人の特徴やその理由についてご紹介してきました。 不動産業界は、インセンディブ制度を導入している会社が多く、自分の努力次第では高年収が期待できる業界です。 自分に向いているかどうか、また向いていない場合はどのようなことに気を付ければよいのかなど、本記事の内容を参考にして不動産業界への転職を考えてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する
不動産の賃貸仲介営業は稼げる?業界歴8年目の経験者が語る年収アップの方法
2023年09月08日
不動産業界は、契約1件あたりで扱う金額が高額な為、消費者保護の観点から法律や業界ルールがかなり多く取り決められています。 そのため、専門的な知識が必要となり、一般的に年収が高い業界と言われています。 皆様は不動産営業職と聞くとどのような業務内容を思い浮かべますか?私が最初に不動産営業と聞いて思い浮かんだ業務内容は、主に一軒家の土地や既に立てられている住宅の売買をするイメージでした。しかし、一人暮らしを経験したことがある方はお世話になったであろう賃貸物件を取り扱う賃貸仲介営業職もまさに不動産営業職の一つです。また、不動産売買仲介に比べ、1年間に利用するユーザー数も多いでしょう。 今回は、不動産の中でも「賃貸仲介営業」にフォーカスをして、 賃貸仲介営業の仕事内容や、給与体系、年収アップの方法について、経験談をもとにご説明致します! 賃貸仲介営業職への転職について相談する 賃貸仲介営業の仕事内容とは? 最初に、賃貸仲介営業職の仕事内容について簡単にご説明致します。 賃貸仲介営業職では、賃貸でお部屋を探しているお客様に空き部屋を紹介し、内覧→契約→引き渡しまでを担当します。 不動産の売買に比べると規模は小さいですが、今後お客様が生活する住居を契約する仕事なので、仲介担当者の役割は非常に重要と言えます。 賃貸仲介営業への転職を決めた際のポイント 賃貸仲介営業職への転職を決め、次に賃貸仲介を行っている会社を選ぶ際、ポイントが1つあります。 それは「仲介業だけではなく自社で物件を管理しているかどうか」です。 賃貸仲介会社は以下の通り、仲介業だけを行っている会社と、自社で物件を所有し物件管理も同時に行っている会社があります。 ①仲介業のみを行っている会社 ②仲介業+自社所有の建物管理を行っている会社 ②の場合は、入居者からの修繕依頼やクレームなど、営業以外の連絡を受けることが非常に多いです。 単純に仲介営業職だけを担当したいという場合は、自社物件の管理を行っていない、仲介専門の会社を選びましょう。 賃貸仲介業の年収 給料形態は主に3パターンあり、会社により規定が異なります。 1.完全固定給(年収約300万円~600万円前後) 歩合給(インセンティブ)がつかないので、年収は新卒で300万円前後、中堅から店長クラスで~500万円前後です。 給料は固定のため、例え契約件数が0件でも、毎月決まった給料が支払われます。 安定した年収を確保したい人や営業経験が全くない人、新卒で入社するという場合は、完全固定給の会社を選択すれば生活に困ることはありません。 1度不動産業界を経験すれば、業界内での転職自体は難しくありませんので、未経験からスタートする場合は、固定給の会社でノウハウを学んだ後、経験を積んでから歩合給の会社に挑戦することをおすすめします。 【メリット】 ①安定した収入を確保できる ②社員の育成に力を入れているので、研修制度が充実している ③先輩も同僚も同じように固定給なので、仕事を親切に教えてくれる(自分だけ稼ぎたいという気持ちが少ない) 【デメリット】 ①収入の上限がある ②成果が給与に反映されにくい ③仕事が中途半端な人が身近にいた場合、自分は頑張っているのに仕事が中途半端な人とお給料があまり変わらないと考えるとモチベーションが下がる 2.固定給+歩合給(年収約300万円~1,000万円前後) 固定給があるので、たとえ契約が0件でも、給料が0円ということはありません。 ですが固定給の金額は会社により差がありますので、入社前に必ず確認しましょう。 さらに、契約件数によりインセンティブがもらえるので、完全固定給の会社に比べると給料は高い傾向にあります。 その人の営業力にもよりますが、繁忙期であれば、月に20件ほど契約件数獲得が可能です。 例えば、インセンティブが1件あたり1万円だった場合、固定給+20万円の歩合給が支給されます。 ただし、当然ながら契約件数が稼げない月もあるので、毎月コンスタントに件数獲得が出来ない場合、安定した給料をもらうことが難しくなります。 大手企業は、このパターン(固定+歩合給)の給与形態が多いです。 営業経験はあるけれど、完全歩合給は自信がないという方は、固定給+歩合給の会社を選択しましょう。 【メリット】 ①契約件数0件でも固定給が一定額支給される ②自分の頑張り次第で給料が増える 【デメリット】 ①契約件数が少ない月は給料が少ない 3.完全歩合給(0円~上限なし) 賃貸仲介業では、完全歩合給の会社は少ないですが、完全歩合制の企業もございます。 ただ、どちらかと言えばこの給与体系は、売買仲介もしくは売買・賃貸どちらも兼任している場合が多いです。 基本的には正社員という形ではなく、個人事業主と業務委託を結ぶ形で会社と契約します。 働く側は頑張った分だけ給料が増え、企業側は人件費を削減することができるため、双方メリットがあります。 この場合、固定給は0円となりますので、契約件数が0件の場合、収入も0円です。 かなり営業力に自信がないと、完全歩合給で働くのは難しいのでは…と不安に思う方もいると思いますが、よほどのことがない限り、ひと月の契約が0件ということはありません。 給与の算出方法は会社によりさまざまですが、単価が高いほど働き甲斐があります。入社前に必ず確認しましょう。 歩合給の場合、親切に教えてくれる人はいません。完全に自分ひとりの力で仕事をする必要があります。 新卒で入社する場合や、不動産業界未経験の場合、いきなり完全歩合の会社に入社するということはやめておいた方が無難です。 【メリット】 ①収入に上限がない ②働き方が自由 【デメリット】 ①安定した収入が確保できない(毎月コンスタントに契約できればOK) 賃貸仲介営業職への転職について相談する 賃貸仲介営業職での年収アップ方法 1.インセンティブの金額が高い企業へ転職する。 同じ件数を重ねても、インセンティブの金額で年収が大きく変わります。 年収アップを望むなら、出来るだけ高いインセンティブがもらえる会社を狙っていきましょう。 2.営業力をつける 営業にはある程度コツがあります。 自分より多く稼いでいる人の案内に積極的に同行し、どのように営業しているか学びましょう。 自分ひとりでは見つけることができない学びがあるでしょう。 営業の本質を学ぶためには、隙間時間に読書をしましょう。 セールストークや心理学を学ぶことで、お客様の気持ちを先読みしたり、どのようにクロージングしたら良いか学ぶことができます。 色んな知識を得た上で、他の人には真似できない営業力を身につけていきましょう! 日々お客様のことを考え、弛まぬ努力を続けていれば、いつの日か「あなたの紹介だからこの物件に決めた」と言ってもらえることや、リピーターがつき、知り合いを紹介してもらえることも増えてくるでしょう。 3.宅建士の資格を取得する 不動産業界に就職した場合、宅建の取得が必須となります。 国家資格の中で難易度はそれほど高くありませんが、合格率は15%、試験範囲が非常に広く簡単に取れる資格でないことは確かです。 筆者の私も、合格までに勉強時間トータル500時間ほど費やしました。 しかし宅建の資格を取得することで、不動産業界への転職はかなり有利になります。 宅建を持っているだけで採用されると言っても過言ではありません。 資格手当を支給している企業もあるので、それだけ宅建士は重宝されるという事です。 どれくらい年収アップが見込めるかというと、月に2万円資格手当が支給される場合【年間24万円】年収がアップします。(※手当の金額は会社により異なります。)かなり大きいですよね。 宅建資格手当がもらえる求人例:宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 それだけではなく、宅建を持っていることで任される業務も増えていくので 、昇格や責任者に任命される可能性も高くなります。 役職がつけば、さらに年収アップが見込めますね。 賃貸仲介業の苦労とやりがい 一般的な職種に比べて、不動産業界の年収は高いです。 ですが、楽して稼げる仕事はありません。それなりに苦労する点も多いです。 賃貸仲介営業職の苦労 ①残業がある 引越しシーズン(1月~3月)は繁忙期のため、特に残業が多いです。 ②クレームが精神的につらい時がある 接客業なので当然クレームが起こります。 特に自分のミスで起こしたクレームはお客様から責められることもあるので、精神的につらい時があります。 確かに難しい仕事で苦労する点もありますが、それでも続けたいと思えるほどやりがいを感じる仕事でもあります。 では、どのようなときにやりがいを感じるのでしょうか? 賃貸仲介営業職のやりがい ①お客様から感謝されることが多い ②ノルマ達成できた月の達成感 ③精神的に強くなれる ④自分次第で年収を上げることができる 不動産は、お客様の人生に大きくかかわる仕事です。 そのため、クレームや仕事の責任はとても大きなものとなります。 実際に精神的に耐えられず退職する同僚を何人も見てきました。 それでも、大きな案件で成功したときや、お客様から感謝された瞬間、給料が上がっていく喜びはとても大きいです。 日々困難を乗り越えることで、人間的にも成長できる仕事であることは確かです。 不動産業界への転職を考えている方は、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか? 賃貸仲介営業職への転職について相談する
不動産営業に転職する前に一度は読んでおきたい【実需用不動産営業と投資用不動産営業の違い】とは?
2023年09月08日
一般的に稼げるイメージの強い不動産営業職の仕事――。 不動産業界の他の職種に比べ、未経験者でも活躍ができる不動産営業職ですが、転職する際に「不動産営業職」として考え、取り扱う不動産について転職時にあまり深く考えていらっしゃらない方もいらっしゃるのではないでしょうか? 不動産営業で取り扱う商材には、大きく分けて購入者本人が住宅として使用するための実需用不動産と、投資家が家賃収入を得るためにマンション等を購入する投資用不動産の2つが存在します。 営業の立場から見たとき、両者にはどのような違いがあるのでしょうか? 本記事では、不動産業界への転職を考えている人へ向けて、実需用不動産営業と投資用不動産営業の違いについて解説します。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 実需用不動産営業と投資用不動産営業の仕事内容 それではここからは実需用不動産営業と投資用不動産営業の違いについてご説明していきます。まずは仕事内容の違いについてです。 ●実需用不動産営業の仕事内容 実需用不動産営業の仕事内容は、主にある特定のエリアで家を探しているお客様とそのエリアにある物件をマッチングさせることです。お客様はこれから生活をしていく家、「住む家」を探しているお客様となります。家族が増えて…や結婚を機に…など1人だけで購入を決めるのではなく、ご自身以外に意見を聞く人がいる場合が多く、意思決定までに少し時間がかかることが特徴です。 業務内容は、以前お問合せを頂いた方へのお電話や店舗に来店された方の対応、商談、内覧対応、購入時のローン対応や契約対応となります。商談ではお客様のご要望を聞いた上で条件に合う物件を実際に案内するため、外回りの仕事が多いのも特徴です。 余談にはなりますが、実需用不動産営業の経験者によると不動産営業と恋愛は少し似ているところがあり「お客様のご希望を聞き、その希望にあったものを紹介する」という点では、結婚相手を探している方に対してマッチングする方を探すのと似ているかも!とのことです。まずは絶対に外せない条件や理想の条件を聞き、絞られた中でいかにお客様のご要望を満たしたご案内ができるかが重要です。そのためには幅広い物件をあらかじめ頭の中に入れておくと、ご希望の条件を伺った後スピーディーに「それでしたらおススメの物件ありますよ!」とご紹介ができ、お客様からより信頼して頂くことができます。 恋愛で例えると、 必須条件:年収いくら以上、車が運転できる、八王子から調布付近に住んでいる 理想の条件:料理が得意、身長が自分より高め、犬が好き これを不動産に変換してみると 必須条件:予算4,000万円以内、駐車場付き、都下エリア希望 理想の条件:キッチン3口コンロ、バルコニー付き、ペット可 といったような感じです。恋愛で理想のタイプを伝えたときに「ドンピシャの知り合いいるよ!取りあえず会ってみない?」と言われると展開が早くなりますよね?不動産営業でも同じように、「ドンピシャの物件あります!今から内覧行きませんか?」と言われるとスピーディーに物事が進み、契約までの期間が早くなります。 ただ、会ってみたけどちょっと違った…ということがもちろん物件でもありますので、如何に詳しくご要望を聞き出せるかということがとても重要になってきますし、もし「ちょっと違うかも…」という表情をお客様がされたりそのような声が上がった場合には「何が違ったのか」について詳しく聞き出すことが大切です。 ●投資用不動産営業の仕事内容 投資用不動産営業の仕事内容は、資産運用を考えているお客様に対しマンションなどの投資用不動産をご案内することです。投資用不動産は国内だけでなく、海外の不動産も取り扱うことがございます。投資用不動産を購入されるお客様は実需用不動産とは違い、住むことが目的ではなくその不動産で収益を出すことが目的となってきます。そのため、お客様が提示する条件も変わってきますし、実需用不動産のお客様に比べて不動産にある程度詳しい方が多いです。 投資用不動産営業も実需用不動産営業と同じように業務内容はお問合せを頂いたお客様へのお電話や商談メインとなってきます。ただ、実需用不動産と違い内覧をする必要がないこともございますので、外回りは実需用不動産営業ほど多くありません。その代わり、収益シミュレーションを作成するためにお金に関する知識が必要になってきたり、ご提案する物件がある地域の地価や将来的に人口がどうなっていくのかを調べたりと幅広い知識が必要になってきます。 実需用不動産営業の仕事内容の余談部分で、「不動産営業と恋愛は似ており、実需用不動産営業の仕事は結婚相手を探している方に対してマッチングする方を探すのと似ているかも!」と記載させて頂きました。実需用不動産営業は条件を詳しく聞いてその条件にマッチングする相手(不動産)を如何にスピーディーに相手を理解してご紹介するかが大切となってきます。一方、投資用不動産営業を恋愛と当てはめると実需用不動産営業と変わってきます。投資用不動産営業では「結婚は早めにしたいと思っているけど特に条件はないから、いい人がいたら紹介して」といった形で条件は厳しくないのですが、「いい人」をどうその人に「いい人」と思ってもらえるかが大切になってきます。 実需用不動産営業と違いエリアも限られておらず、条件も絞られていないため、探せば国内だけではなく海外まで提案することができます。絶対的条件として「収益が出るもの」が入ってきており、知識もあるため見る目はとても厳しいですが、しっかりと収益がでることが分かればその物件を見ることなくその場で契約をして頂けます。資産運用される方はご自身の判断だけで行えることが多いことが多く、また自分自身の判断や直感をとても大切にしている方が多いため「これは良い物件だと思う」と感じたら即決される方も多いのです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 実需用不動産営業と投資用不動産営業の魅力 営業職全体的で見ると大変なイメージもある仕事ですが、その分契約を獲得したときの達成感や喜びはとても大きいです。一度営業で成果を挙げると楽しさを忘れられず、ずっと営業職を希望したり管理部門に異動となると営業職での転職を希望したりすることも。では、実需用不動産営業と投資用不動産営業にはどのような魅力があるのでしょうか?実際に実需用不動産営業と投資用不動産営業の2つを経験しているセールスから話を伺ってきましたのでご紹介致します。 ●実需用不動産営業の魅力 数ある実需用不動産営業の中で、特に感じた実需用不動産営業の魅力を2つご紹介致します。 1.お客様との繋がり 1つ目の実需用不動産営業の魅力はお客様との繋がりです。 実需用不動産をお客様は契約した後その家に住むことになりますので、生活動線やどんな家具を置こうかなども含めて家選びを行います。そのため、内覧をしながら「ここで料理されている間にお子様の声が良く聞こえますよ」「スーパーは2つあって、値段が安いのはこちらのスーパーですがご家族でスーパーを回るのであればもう1つのスーパーの方が広々とお買い物できますよ」などと余談も含めてご紹介することもあると思います。そうすると、ご契約後その家にお客様が住まれて少し経ったときに「あなたが言っていたように料理中でも子供と会話が弾んでいます」という声を頂くことができるそうです。 それ以外にもお客様から良かったら是非新居に遊びに来てくださいとお声がけ頂くこともあるそうで、一緒に悩んで悩んで決めたその瞬間に一緒に立ち会えたからこそ達成感を一緒に味わうことができ、結果お客様との繋がりができるとのことでした。 2.販売エリアに関する細かい知識が身に着く 2つ目にご紹介したい実需用不動産営業の魅力は販売エリアに関する細かい知識が身に着くことです。 実需用不動産の場合、不動産をご案内することだけではなく、先程も記載した通り生活動線のことも含めてご説明をしていきます。一流のセールスともなれば、幼稚園や小学校までのルートや出退勤時付近のバスの時刻表を調べたり、近くのスーパーや薬局のお得情報を提供したりすることもあります。紹介している不動産の最寄り駅だけではなく、働いている場合はオフィスまでの行き方をお伝えするための電車の乗り換え情報や付近の高速道路情報までご説明することもあるそうです。それも全部経験と勉強を重ねることで知識となっており、その知識は「私どこどこ住んでいるんです。」という話をすると「近くにこういう美味しいお店あるよね」と、その地域の美味しいレストランの話が出てくることも。 このように販売するエリアについてかなり詳しく話せるようになることで、デートの時に役立てられることもあるそうです(笑)それだけではなく、営業をする方は人と話すことが好きな方が多く、地域について詳しくなることでより親近感が沸き人と人との輪が広がっていったり一気に距離が縮められることができるのはとても大きな魅力ですね。 ●投資用不動産営業のやりがいや魅力 それでは次に投資用不動産営業の魅力も2つご紹介致します。 1.知識がある方に認められる嬉しさ 投資を既にご経験されている方だと、不動産投資をしたことがない場合でもしっかりと不動産投資について勉強されていたり、周りも投資家が多いためか不動産投資を既に行っている知り合いから情報を仕入れていたりするため、不動産投資に関する知識も豊富な状態でお話することが多いです。そのような方に対し、セールスとして広く深く不動産投資の知識を蓄積し、知識が既にあるお客様に紹介した際に「それいいですね」と言って頂けたときの嬉しさは投資用不動産営業の大きな魅力です。 投資用不動産営業になってすぐの時は自分の知識とお客様の知識のレベルが同じだったりするとお客様の良い反応を得られなかったり、不動産投資については知識があってもそれ以外の知識があまりなく、お客様から自分はこっちの投資で上手くいっているけどそれと比較してどうなの?そしたら不動産投資にかけるお金を今運用している投資に回した方が良いのでは?という話になってしまったりする場合もありますが、段々と知識を積み上げて、磨いていくことで、自分なりに満足ができ、そしてお客様にもいいね!と言っていただけるプレゼンができた時はとてもやりがいになるそうです。 自分が話したことを知識がある方や自分が凄いなと思っている人に認めてもらえると自分の自信にも繋がりますね。 2.自社を選んでもらった時の喜び 何千万円とする不動産を住むためではなく収益を出すために購入するため、お客様は1つの不動産会社だけでなく、いくつかの不動産会社で話を聞き、比較して投資先や判断しています。もちろんそれぞれの不動産会社で同じ不動産を紹介されていることも多いです。かなり多くの不動産会社があり、色々な不動産をご紹介されている中で、自社を、そして自分がご紹介した不動産を選んでいただけた時は大きな達成感を得られることができるそうです。 如何にこの不動産で収益を生み出せるのか、例えば不動産の立地や周辺情報を説明して「どのような人に貸すことができるのか」をイメージさせるなど、少し自分なりの工夫することにより相手の心を掴むことができ結果自社を選んで頂けることもありますので、自分なりの営業の工夫を入れていくことは大切です。 実需用不動産営業と投資用不動産営業の大変さ どの仕事にも大変さはあります。では実需用不動産営業と投資用不動産営業ではどのような大変さがあるのでしょうか?それぞれお客様の層や販売物件が異なるため、大変さを感じる場面も違ってくるはずです。実需用不動産営業と投資用不動産営業にどのような大変さがあるのか、順に見ていきましょう。 ●実需用不動産営業の大変さ 儲かるか儲からないかが指標となる投資用不動産営業の場合と異なり、実際に住む不動産を探す実需用不動産営業では、お客様の感情など複雑な要素が絡むこともあります。例えば、治安や雰囲気などのエリアに対するイメージ、お客様の奥様や旦那様、お子様だけではなくお客様の親など、ご家族の意見も購入までの検討材料になり得ます。時には購入に対して反対しているご家族を説得する方法をお客様と一緒に考えたりするほど、乗り越えなければならない壁がたくさんあることが実需用不動産営業の大変さだといえます。 また、投資用不動産営業のお客様は経済的に余裕のある高所得層が多い一方で、実需用不動産は余裕があるから不動産の購入を検討しているとは限りません。ローンの関係などで予算を変更できないお客様も多いためその分幅は狭まりハードルも高くなります。ハードルが高い中で見つけた不動産であっても、一戸建てなどは量産される商品ではなく、その土地とその建物は唯一無二の商品であるため購入のタイミングも重要になり、タイミングを逃してしまうと他に希望にマッチする不動産をご紹介できない状態になってしまうこともございます。慎重になっているお客様やそのご家族に対して、如何にお客様がタイミングを逃すことなく、よりご希望に沿った不動産を購入できるように営業できるかはとても難しくなってまいります。 ●投資用不動産営業の大変さ 投資用不動産営業の場合、不動産の良し悪しだけでは契約までに至らないことが大変なポイントとなります。情勢の変化やそのエリアで突然なにか災害や事件があると不動産投資を検討されている方は敏感に反応し、不動産自体は凄く良くてもすぐに購入検討から外れてしまいます。なにか情勢の変化などがある場合はいち早くキャッチすることも大切ですし、商談の中でその不安を払拭できる内容をお話できるように準備しておくことも重要になってくるでしょう。そのため、国内海外問わず最新の情報を仕入れておくことと、柔軟な対応をできるようにすることが難しくなってくるでしょう。 実需用不動産営業と投資用不動産営業それぞれに向いている性格 まず不動産営業全体として、Wordやパワポの技術などよりも、興味関心を持って家や地域の情報収集を積極的にできることや、相手の話を聞くなど人としてのスキルを持っていることが重要になります。それでは、不動産営業として向いているスキルや技術の他に、取り扱う商材によって各々必要な能力ではなにがあるのでしょうか? ●実需用不動産営業に向いている人 実需用不動産営業は人生で一度きりと言われるほどの大きな買い物をサポートするため、購入に慎重になるお客様が多いですが、その背中を押して上げることが大切です。というのも、凄くその不動産を気に入ってくれ、1週間悩ませてください。と1週間待っている間にその不動産がなくなってしまうこともあるのです。そのため、営業をすることをためらわず、ガツガツ営業を進めていける積極的な方は実需用不動産営業に向いていると言えるでしょう。 ●投資用不動産営業に向いている人 一方投資用不動産営業は、不動産や投資に詳しいお客様も多いため、自分の知識を上回るような質問が飛んでくることもしばしばございます。知らなかったことが多い分、自分の知識が増え、営業スキルが磨かれている感覚を味わえます。そのため自分の営業スタイルの部分だけではなく、金融や不動産以外の投資の知識など勉強していくことが苦ではない方が向いていると思います。 最後に いかがでしたでしょうか?今回は実需用不動産営業と投資用不動産営業の違いについてご紹介させて頂きました。どちらにも異なるやりがいや大変さがありますが、上手く営業ができて契約に繋げられた時の喜びは実需用不動産営業も投資用不動産営業も計り知れないでしょう。 中には「営業は大変」という印象を持つ方もいらっしゃり不動産営業への転職自体を検討していなかったり、現在不動産営業をやっているけれども別の職種への転職をご検討されている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、営業の仕事で成果をあげてその楽しさを知ることができれば、他の仕事で物足りなさを感じるくらいのめり込むことができるはずです。実際にお話を伺った不動産セールスの方はこれからも営業をやっていきたいということや、不動産営業の楽しさや深さについてイキイキとお話してくれました。 営業職において鍛えられるコミュニケーションスキルは、お客様とのコミュニケーションに限らず、法人に対しての交渉や職場の人との関わりなどにも応用させることができます。数ある業界の営業職の中でも不動産業界の営業職はかなり高額の商材を取り扱うことが多いため不動産業界の営業職を経験していれば営業スキルはかなり高くなり、他業界の転職後にも活躍できること間違いなしです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 併せて読みたい! 不動産営業で活躍できる人ってどんな人? 【年間休日120日以上】ワークライフバランスが整った不動産営業求人3選 不動産営業への転職は未経験からもチャレンジ可能? 仕事の魅力と未経験からの転職作戦ガイド
不動産業界3年目の私が考える不動産営業職への転職をおすすめする理由
2022年06月03日
皆さんは不動産営業職に対してどのようなイメージがありますでしょうか? 不動産営業職に対するネガティブな意見として、「残業が多そう」「休みの日も仕事から離れられなくて休日がなさそう」「上下関係が厳しくて先輩が怖そう」というような内容を良く耳にします。 逆に不動産営業職に対するポジティブな意見としては、「不動産営業職は稼げそう」「考えられないほど大きな額を動かしていてかっこいい」「THE 営業というイメージがあり、不動産営業職を経験してたらどんな商品の営業もできそう」という内容を耳にします。 このようにネガティブなイメージからポジティブなイメージまで様々ある不動産営業職ですが、今回は、現在不動産業界で働いて3年目の私が、周りの不動産営業職の方と話していて感じた、不動産営業職への転職をおすすめする理由を5つご紹介致します。私の一意見ではありますが、未経験から不動産営業への転職をご検討されている方や、不動産営業として現在ご活躍されていて、不動産営業職以外への転職をご検討されている方の、少しでもお役に立てれば幸いです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産営業職への転職をおすすめする理由①:稼げる 不動産営業職での良いところを挙げた際に一番初めに出てくるのは、「不動産営業職は稼げる」ことです。というのも、不動産業界の営業職は給与体系に成果報酬型を取り入れている会社が多く、頑張れば頑張った分だけお給料に反映される仕組みとなっております。 周りの不動産営業の話を聞いていても思いますが、稼いでいる人は年収1,000万円どころではなく、2,000万円、3,000万円も稼いでおり、他業界と比較してもかなり稼ぐことができます。もちろん転職する不動産会社によりインセンティブ率などに違いがありますので、もし「稼ぎたい!」と強く思っているのであれば、まず成果報酬型を取り入れている不動産求人を選ぶことや、インセンティブ率が高い不動産求人を選ぶことをおすすめ致します。 稼げる不動産求人はこちら>>> 年収1,000万円以上も!稼げる不動産求人をご紹介 余談にはなりますが、不動産会社の人事の方とお話をしていると、上記のように成果報酬型を取り入れている不動産会社やインセンティブ率が高い不動産会社は「稼ぎたい」という向上意欲の高い人を積極的に採用しているように思います。 これはあくまで私の考えですが、「稼ぎたい」という言葉の中には、「自分が頑張ったことをしっかりと評価してもらいたい」「他の人には負けたくない」というような別の意味もあると思います。その別の意味が働く上でのモチベーションに繋がり、「稼ぎたい」と考えている人は稼ぐために頑張ることができる人が多いのではないかと思います。そのため、もし稼ぎたいと考えている方がいらっしゃれば、転職時の面接で、素直に稼ぎたいということやなぜ稼ぎたいのかをしっかりとお伝えすることをおすすめ致します。不動産業界には稼ぐために頑張っている人も多く、刺激し合いながら働くことができるでしょう。 不動産営業職への転職をおすすめする理由②:営業力が伸びる 不動産は「人生で一番大きな買い物」と言われることがあるほど高額な買い物です。また、高額なだけではなく、人生で一度購入することがあるかないかの貴重な買い物の機会となります。そのため、お客様も購入に対してとても慎重になっており、しっかりと納得して頂かなければ購入という決断にまで行きつきません。そのため、どうしたらお客様に納得して購入をしてもらえるかを考えることが必要となります。お客様のことをしっかりと考え、どうしたらお客様に納得して購入してもらえ、そしてお客様に喜んでもらえるのか、そのことを考えた上でしっかりと仕事に向き合えば、営業力は自然と伸びていくでしょう。 それだけでなく、不動産業界にはその高額な商品を何年も何十年も不動産を販売してきた先輩方がいます。その先輩方はそれぞれ自分自身の営業手法があり、その営業手法が自分と合うかどうかは分かりませんが、色々な先輩方の営業に同行させて頂くことで「今度この言い方使ってみよう。」「この『間』を自分だったらどうやって作り出せるだろう」と営業について向き合う時間ができ、自分なりの営業スタイルを身につけることができるでしょう。 不動産営業職への転職について相談する 不動産営業職への転職をおすすめする理由③:一流の物や人に出会うことができる ※そもそも「一流とはなにか」という話にはなりますが、人によって一流の定義は違うと思いますので、今回は私が一流だと思った物や人とさせて頂きます。 これは社内外両方で触れることができます。まず社内に関しては、不動産営業職が稼げるということに繋がってきます。不動産営業職では稼いでいる人が多くいるため、時計や車、不動産など一流の物を所有している人に出会うことができます。また、一緒に食事に行くと、普段いかないようなお店に連れていってくれることもあります。 そのような一流の物に触れることで、自分も一流の物を所有できる人になりたい=稼ぎたいとなり働くモチベーションに繋がったり、若いうちから一流の物に触れることで、良いもの/悪いものの区別がつくようになり、それが不動産営業に活かされる場合があります。 社外に関しては、投資用不動産営業を行っているとより感じるかもしれないのですが、投資目的で不動産を購入される方がお客様となり、資産が何億もある投資家や企業の社長など普通に生きていたら中々出会うことができない方とお話をすることができます。そのような一流の方とお話することで、考え方や生活スタイルなどを変えるきっかけに繋がり、結果的に自分自身を成長させることができます。 不動産営業職への転職をおすすめする理由④:人生の重大な決断に立ち会える これは、ある不動産会社の面接時に人事の方がお話していたことに似ているのですが、自分が接客したお客様がその不動産の購入を決断して、その不動産に購入したお客様が引っ越した姿を想像したら感動しませんか? 不動産営業職として働いていると、色々な物件をご紹介している間は不安な顔であったり難しい顔をしていたお客様が、お申込みをした瞬間どこかスッキリしたような顔をする、そんな瞬間に立ち会うことができます。 決して気軽に購入できる価格ではない不動産を、それぞれのお客様がなにかしらの理由があって購入すると決断し、不動産会社にお問合せしてくださいます。そしてある不動産をお客様が購入することを決断し、契約をしたら、そのお客様はこれからその不動産で人生を過ごすことになるのです。お客様がこれから住む場所のお手伝いを自分ができるということも嬉しいですし、その決断をするときに立ち会えるのはとても誇らしいと思います。 お客様はもしかしたら不動産を探し始めて1ヶ月も経っていないかもしれませんし、もしかしたら1年以上も前から探しているかもしれません。そのお客様が「買います」と決断した瞬間に立ち会えるのは、不動産営業のやりがいの一つですし、おすすめしたい理由の1つです。 不動産営業職への転職について相談する 不動産営業職への転職をおすすめする理由⑤:大きな額を動かすことができる 不動産営業職への転職をおすすめする理由の最後にご紹介したいのは、不動産営業職は大きな額を動かすことができるということです。 これは不動産営業職で働く大きな魅力の1つだと思います。不動産の価格は、どこの地域のどういった不動産を取り扱うかにもよりますが、1,000万円~億を超える不動産もあります。その考えられないほど大きな額が、自分が接客してお客様が納得し、お申込みをしてくれた瞬間動く…。そう考えるとワクワクしませんか? もちろん、その額が動くからこそ下手な不動産はご紹介できませんし、下手な営業はできません。そのために沢山の不動産を見て目を肥やし、その良さをお伝えできるよう営業力を伸ばすことが大切です。ただ、頑張って技術を磨き、大きな額を自分が動かせたとき、とてつもないやりがいを感じることができるでしょう。そのやりがいを感じたい!という方には不動産営業職を是非おすすめしたいです。 最後に いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した不動産営業への転職をおすすめしたい理由はあくまで私の一意見ではありますが、こちらのコラムを読んで不動産営業職に転職したい!と思ってくださる方が1人でもいらっしゃれば幸いです。 もし不動産営業職でのご転職を検討しておりましたら、お気軽に当社、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』にお問合せ下さいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する