不動産業界でもとりわけ人気な職種『不動産営業職』。『高額な商材を扱いたい!』『とにかく稼ぎたい!』『“住”に関わる仕事がしたい!』などなど、皆様それぞれ、様々な思いを持って不動産営業職への転職を希望する方がいるかと思いますが、そもそも他業界から不動産営業職への転職は可能なのでしょうか。今回は、不動産営業職へのご転職で有利な出身業界をピックアップしてみました。 1.現在の不動産業界転職市場(2020年10月現在) 各メディアでは、新型コロナウイルスの影響受けている業種の経営状況などについて報道されており、新型コロナウイルスにより倒産を余儀なくされた企業もあります。これまで、不動産業界の転職市場は、業界自体が好調だったこともあり、求職者が多くの求人を選べる状態、いわゆる『売り手市場』が続いていました。 しかし、新型コロナウイルスの影響により、現在は求人数が減少し、1人の求職者当たりの求人数を示す「有効求人倍率」も低下しています。観光業や航空業など移動にまつわる業種では、中小企業だけでなく大手企業の経営破綻も報じられました。これらの現状が、不動産業界転職市場を 『買い手市場』へと移行させており、2020年10月現在において、不動産業界への転職は採用ハードルが上がっている、つまり企業側の目線が厳しくなっている状だと言えます。 具体的には、コロナ前はどの業界出身者であっても、多少の営業経験があれば採用していた企業も、現在はできる限り即戦力を求めている状態にあるのです。次に、このような状況下でも、比較的有利な業界をピックアップしてお伝えします。 2.業界未経験から不動産業界への転職に有利な業界トップ③ 第一位: 金融業界営業職 お仕事を探すために、求人サイトを見た際、『金融業界』と『不動産業界』が同じグループに所属していることを見たことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。不動産営業職は、日用品などと比較しても高額な商材を取り扱うため、金融関連の基礎知識や、少なくとも数字に強いことが必須になります。例えば、住むためのマンションや一戸建てを購入する場合でも、殆どの方が金融機関の『住宅ローン』を利用して購入されますよね。不動産と金融は、切っても切り離せない関係にあります。 金融業界を経験していると、不動産業界への転職をするに当たって大きアドバンテージになると言えるでしょう。 第二位: 人材業界営業職(キャリアアドバイザー / キャリアコンサルタント) 特に、キャリアアドバイザーなどの転職、就職のサポートをしている職種の方は重宝されます。不動産営業職は、人生に幾度とないお客様の不動産購入のお手伝いやサポートを、お客様のニーズをしっかり汲み取り、寄り添いながら二人三脚で行います。その点で、求職者様の要望を汲み取り、お仕事探しのお手伝いをする人材紹介業の仕事は、不動産業界の営業職と通ずるところがあると言えます。 第三位: 自動車業界販売職 不動産営業職は、1,000万円~数億円、数百億円の高額商材を扱うことになります。お客様の大きなお買い物をお手伝いするため、お客様と信頼関係を構築することは必須であるといえるでしょう。 そういった点で、自動車業界にて車の販売に従事されていた方は、丁寧な顧客対応や信頼関係構築能力が備わっている方が多く、不動産業界の営業職としてオファーがかかることが多いです。 その他: 上記一位〜三位では、有利な業界として3つピックアップをしましたが、どの業界にも当てはまらないからと言って、可能性が0ではありません。どの業界出身者であっても、営業成績全国上位や、目標達成率200%超え!など、胸を張れる『実績』があれば、多くの採用担当の目を引くことができるでしょう。 3.業界未経験者歓迎求人3選 ここからは、不動産業界未経験者でも大歓迎の求人を3つ選んで、お届けします。 ① 住友不動産販売株式会社 職種: 不動産売買仲介営業職 想定年収: 300万円〜3,000万円(上限なし) 特徴: 『営業力には自信がある!』『成果が報酬に反映される環境で働きたい!』『環境の整った企業で働きたい!』という方に特におすすめです。日本が誇る財閥系グローバル企業である『住友グループ』の不動産販売の役割を担う企業における求人です。 特筆すべきはその社内制度と報酬の設計。社内研修制度、キャリア制度が充実しており、個人の成長を全面的にバックアップする体制が整っております。また、入社後1年の実績によって昇給・昇格が可能な『スペシャルキャリア制度』なども用意し、社歴や年齢に関係のない評価制度を設計しております。社員の平均年収は800万円を超え、3人に1人の年収が1,000万円を超えます。 業界では類を見ない、高水準の給与設定ということができるでしょう。 ②東京BIG HOUSE株式会社 職種: 戸建て用地仕入れ職、販売職 想定年収: 430万円〜1,000万 特徴: 不動産業界での営業と聞けば、『完全実力主義』『個人主義』『営業スキルが高くなければ難しそう』など、業界未経験の方からすると中々一歩踏みだしづらいイメージがあるのではないでしょうか。そんな心配をして、足踏みしている方は本求人必見です。もちろん成果は追求されますが、同社は個人プレイよりもチームプレイを重視し、どのようにチームとして成果を上げるか、という点を重要視しているため、個人の成績に加えてチームとしての成果も評価基準に導入されているほど。また、数々のユニークな『働きがい』向上のための取り組みも行なっており、それが高く評価された結果、『働きがいのある会社ランキング2020』に上位入賞を果たしております。業界未経験でも、不動産営業職にチャレンジしたい!という方は是非ともおすすめの企業です。 ③ケイアイスター不動産株式会社 職種: 用地仕入れ・開発職 年収: 300万円〜1,000万円(経験・スキルに応じて総合的に判断) 特徴: 主に関東圏を中心に分譲住宅の開発事業を手がける東証一部上場企業です。近年では、仲介事業やリノベーション事業も展開し、積極的なM&Aも実施することで売上400億円増・連結売上4倍を記録し急成長・急拡大を遂げております。 この度、商圏エリアを全国へと拡大するため、各地方都市圏における『分譲用地の開発・仕入れ』メンバーを募集しています。同社求人の特徴として、土地仕入れ後の開発企画にも携わることができ、仕入れ面積・エリアによってデザイン・間取り・価格を設計することができます。 『まちづくり』に直接関与できるのは非常やりがいを感じられるでしょう。 インセンティブ制度もあるため、頑張れば頑張った分だけ稼げるのも特徴の一つです。また、同社は、『日本一憧れの会社』を目指しており、様々な福利厚生制度を立案・導入しているため、従業員満足度が非常に高く、働きがいのある会社ランキングでは2年連続で受賞しております。 今回ご紹介した3社とも【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSではご紹介が可能です。お気軽にご相談くださいませ。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する 4.まとめ 業界未経験者向けに、不動産転職に有利な業界やおすすめ求人を書きましたが、いかがだったでしょうか。未経験業界への転職は不安も多くあるかと思いますが、心配な場合にはぜひ一度リアルエステートWORKSのキャリアパートナーに相談してみてくださいね。