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不動産の賃貸仲介営業は稼げる?業界歴8年目の経験者が語る年収アップの方法
2023年09月08日
不動産業界は、契約1件あたりで扱う金額が高額な為、消費者保護の観点から法律や業界ルールがかなり多く取り決められています。 そのため、専門的な知識が必要となり、一般的に年収が高い業界と言われています。 皆様は不動産営業職と聞くとどのような業務内容を思い浮かべますか?私が最初に不動産営業と聞いて思い浮かんだ業務内容は、主に一軒家の土地や既に立てられている住宅の売買をするイメージでした。しかし、一人暮らしを経験したことがある方はお世話になったであろう賃貸物件を取り扱う賃貸仲介営業職もまさに不動産営業職の一つです。また、不動産売買仲介に比べ、1年間に利用するユーザー数も多いでしょう。 今回は、不動産の中でも「賃貸仲介営業」にフォーカスをして、 賃貸仲介営業の仕事内容や、給与体系、年収アップの方法について、経験談をもとにご説明致します! 賃貸仲介営業職への転職について相談する 賃貸仲介営業の仕事内容とは? 最初に、賃貸仲介営業職の仕事内容について簡単にご説明致します。 賃貸仲介営業職では、賃貸でお部屋を探しているお客様に空き部屋を紹介し、内覧→契約→引き渡しまでを担当します。 不動産の売買に比べると規模は小さいですが、今後お客様が生活する住居を契約する仕事なので、仲介担当者の役割は非常に重要と言えます。 賃貸仲介営業への転職を決めた際のポイント 賃貸仲介営業職への転職を決め、次に賃貸仲介を行っている会社を選ぶ際、ポイントが1つあります。 それは「仲介業だけではなく自社で物件を管理しているかどうか」です。 賃貸仲介会社は以下の通り、仲介業だけを行っている会社と、自社で物件を所有し物件管理も同時に行っている会社があります。 ①仲介業のみを行っている会社 ②仲介業+自社所有の建物管理を行っている会社 ②の場合は、入居者からの修繕依頼やクレームなど、営業以外の連絡を受けることが非常に多いです。 単純に仲介営業職だけを担当したいという場合は、自社物件の管理を行っていない、仲介専門の会社を選びましょう。 賃貸仲介業の年収 給料形態は主に3パターンあり、会社により規定が異なります。 1.完全固定給(年収約300万円~600万円前後) 歩合給(インセンティブ)がつかないので、年収は新卒で300万円前後、中堅から店長クラスで~500万円前後です。 給料は固定のため、例え契約件数が0件でも、毎月決まった給料が支払われます。 安定した年収を確保したい人や営業経験が全くない人、新卒で入社するという場合は、完全固定給の会社を選択すれば生活に困ることはありません。 1度不動産業界を経験すれば、業界内での転職自体は難しくありませんので、未経験からスタートする場合は、固定給の会社でノウハウを学んだ後、経験を積んでから歩合給の会社に挑戦することをおすすめします。 【メリット】 ①安定した収入を確保できる ②社員の育成に力を入れているので、研修制度が充実している ③先輩も同僚も同じように固定給なので、仕事を親切に教えてくれる(自分だけ稼ぎたいという気持ちが少ない) 【デメリット】 ①収入の上限がある ②成果が給与に反映されにくい ③仕事が中途半端な人が身近にいた場合、自分は頑張っているのに仕事が中途半端な人とお給料があまり変わらないと考えるとモチベーションが下がる 2.固定給+歩合給(年収約300万円~1,000万円前後) 固定給があるので、たとえ契約が0件でも、給料が0円ということはありません。 ですが固定給の金額は会社により差がありますので、入社前に必ず確認しましょう。 さらに、契約件数によりインセンティブがもらえるので、完全固定給の会社に比べると給料は高い傾向にあります。 その人の営業力にもよりますが、繁忙期であれば、月に20件ほど契約件数獲得が可能です。 例えば、インセンティブが1件あたり1万円だった場合、固定給+20万円の歩合給が支給されます。 ただし、当然ながら契約件数が稼げない月もあるので、毎月コンスタントに件数獲得が出来ない場合、安定した給料をもらうことが難しくなります。 大手企業は、このパターン(固定+歩合給)の給与形態が多いです。 営業経験はあるけれど、完全歩合給は自信がないという方は、固定給+歩合給の会社を選択しましょう。 【メリット】 ①契約件数0件でも固定給が一定額支給される ②自分の頑張り次第で給料が増える 【デメリット】 ①契約件数が少ない月は給料が少ない 3.完全歩合給(0円~上限なし) 賃貸仲介業では、完全歩合給の会社は少ないですが、完全歩合制の企業もございます。 ただ、どちらかと言えばこの給与体系は、売買仲介もしくは売買・賃貸どちらも兼任している場合が多いです。 基本的には正社員という形ではなく、個人事業主と業務委託を結ぶ形で会社と契約します。 働く側は頑張った分だけ給料が増え、企業側は人件費を削減することができるため、双方メリットがあります。 この場合、固定給は0円となりますので、契約件数が0件の場合、収入も0円です。 かなり営業力に自信がないと、完全歩合給で働くのは難しいのでは…と不安に思う方もいると思いますが、よほどのことがない限り、ひと月の契約が0件ということはありません。 給与の算出方法は会社によりさまざまですが、単価が高いほど働き甲斐があります。入社前に必ず確認しましょう。 歩合給の場合、親切に教えてくれる人はいません。完全に自分ひとりの力で仕事をする必要があります。 新卒で入社する場合や、不動産業界未経験の場合、いきなり完全歩合の会社に入社するということはやめておいた方が無難です。 【メリット】 ①収入に上限がない ②働き方が自由 【デメリット】 ①安定した収入が確保できない(毎月コンスタントに契約できればOK) 賃貸仲介営業職への転職について相談する 賃貸仲介営業職での年収アップ方法 1.インセンティブの金額が高い企業へ転職する。 同じ件数を重ねても、インセンティブの金額で年収が大きく変わります。 年収アップを望むなら、出来るだけ高いインセンティブがもらえる会社を狙っていきましょう。 2.営業力をつける 営業にはある程度コツがあります。 自分より多く稼いでいる人の案内に積極的に同行し、どのように営業しているか学びましょう。 自分ひとりでは見つけることができない学びがあるでしょう。 営業の本質を学ぶためには、隙間時間に読書をしましょう。 セールストークや心理学を学ぶことで、お客様の気持ちを先読みしたり、どのようにクロージングしたら良いか学ぶことができます。 色んな知識を得た上で、他の人には真似できない営業力を身につけていきましょう! 日々お客様のことを考え、弛まぬ努力を続けていれば、いつの日か「あなたの紹介だからこの物件に決めた」と言ってもらえることや、リピーターがつき、知り合いを紹介してもらえることも増えてくるでしょう。 3.宅建士の資格を取得する 不動産業界に就職した場合、宅建の取得が必須となります。 国家資格の中で難易度はそれほど高くありませんが、合格率は15%、試験範囲が非常に広く簡単に取れる資格でないことは確かです。 筆者の私も、合格までに勉強時間トータル500時間ほど費やしました。 しかし宅建の資格を取得することで、不動産業界への転職はかなり有利になります。 宅建を持っているだけで採用されると言っても過言ではありません。 資格手当を支給している企業もあるので、それだけ宅建士は重宝されるという事です。 どれくらい年収アップが見込めるかというと、月に2万円資格手当が支給される場合【年間24万円】年収がアップします。(※手当の金額は会社により異なります。)かなり大きいですよね。 宅建資格手当がもらえる求人例:宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 それだけではなく、宅建を持っていることで任される業務も増えていくので 、昇格や責任者に任命される可能性も高くなります。 役職がつけば、さらに年収アップが見込めますね。 賃貸仲介業の苦労とやりがい 一般的な職種に比べて、不動産業界の年収は高いです。 ですが、楽して稼げる仕事はありません。それなりに苦労する点も多いです。 賃貸仲介営業職の苦労 ①残業がある 引越しシーズン(1月~3月)は繁忙期のため、特に残業が多いです。 ②クレームが精神的につらい時がある 接客業なので当然クレームが起こります。 特に自分のミスで起こしたクレームはお客様から責められることもあるので、精神的につらい時があります。 確かに難しい仕事で苦労する点もありますが、それでも続けたいと思えるほどやりがいを感じる仕事でもあります。 では、どのようなときにやりがいを感じるのでしょうか? 賃貸仲介営業職のやりがい ①お客様から感謝されることが多い ②ノルマ達成できた月の達成感 ③精神的に強くなれる ④自分次第で年収を上げることができる 不動産は、お客様の人生に大きくかかわる仕事です。 そのため、クレームや仕事の責任はとても大きなものとなります。 実際に精神的に耐えられず退職する同僚を何人も見てきました。 それでも、大きな案件で成功したときや、お客様から感謝された瞬間、給料が上がっていく喜びはとても大きいです。 日々困難を乗り越えることで、人間的にも成長できる仕事であることは確かです。 不動産業界への転職を考えている方は、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか? 賃貸仲介営業職への転職について相談する
不動産業界で起業したら儲かる?会社規模別年収例も併せて紹介!
2023年09月08日
不動産業界に携わる方の中で、将来起業したいと考えている方は多いのではないでしょうか? しかし、いざ起業をしようと思っても、 「まず何から始めればいいのか分からない」 「リスクが高そうで不安」 などとなかなか足を踏み出せない方もいらっしゃるかと思います。 また、不動産業で起業している人はどれくらい儲かっているのか目を光らせている方もいらっしゃることでしょう。 この記事では、不動産業界で起業した人の数や起業するメリット・デメリット、起業して失敗する人の特徴、また、実際どのくらい儲かっているのかなどをご紹介していきますので、ぜひ最後まで目を通していただけると幸いです。 不動産業界で起業する人はどれくらいいるのか? 不動産業界で起業する人は年々増加しています。 あとでご紹介いたしますが、不動産業界は業種次第では初期コストもかからず、起業しやすいのです。 実際に全国で不動産業界で起業する人はどれくらいいるのでしょうか? 過去20年間の宅地建物取引業者の推移を見てみましょう。 参照:国土交通省 宅地建物取引業者数 5年連続で増加~平成30年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果について~ 参考資料 不動産業界で起業するメリット(仲介業・賃貸業) それでは、不動産業界で起業するメリットについて、代表的な不動産仲介業と不動産賃貸業の2つをそれぞれご紹介できればと思います。 業種によってメリットやデメリットが異なるので、どちらの業種が自分に合うのかなどをあらかじめ考慮した上で、起業をすることをおすすめいたします。 不動産仲介業のメリット まずは不動産仲介のメリットを3つご紹介いたします。 仕入れ費用ががかからない 1つ目は、仕入れ費用がかからないという点です。 不動産仲介業を行うためには、宅地建物取引業者の免許を取得する際にお金はかかりますが、それ以外はほとんどかかることはありません。 なぜなら、不動産仲介は売主と買主の間に入って不動産売買をするための交渉を行うビジネスであり、仕入れに対する費用が必要ないないからです。 人件費がかからない 2つ目は、人件費がかからないという点です。 そもそも不動産会社は1人であっても不動産会社を経営していくことが可能です。 仮に人手が少なくても十分に業務を行えるからです。 しかし、売り手や買い手を探すことから契約までの一貫の業務を自分1人で動いて行わなければならないというデメリットも持ち合わせます。 自分がそこまで動けないという場合には人を雇う必要がありますが、基本的には人件費は他の業種に比べるとかなり削減できます。 1回の契約で得られる金額が大きい 3つ目は、1回の契約で得られる金額が大きいという点です。 売買仲介業の場合、賃貸業に比べて物件の単価が大きいので、その分仲介手数料の金額も高くなります。 例えば、5,000万円の物件が売れた場合、仲介的手数料は(5,000万×3%+6万円)×1.1(消費税10%)=1,716,000円である。 首都圏の物件の場合、大体これくらいが平均的である。 1回の契約で得られる金額が大きいため、短期で大きく稼げる可能性が高いのは、仲介業の1番の魅力といってもいいでしょう。 不動産仲介業のデメリット 逆にデメリットとして、売買契約ができないと仲介手数料も0なので、収入が入ってこない場合が考えられます。 ある意味、一攫千金のようなものではありますが、月に1契約できればそれだけでも利益は大きいので、コンスタントに契約ができるようにすれば、儲けることができます。 不動産賃貸業のメリット 次に不動産賃貸業のメリットを3つ紹介いたします。 賃貸業はアパートの大家さんやマンションのオーナーさんなどのように、不動産を買ってそれを貸し出すことによって収益を得ることを言います。 賃貸業を起業するということは、個人ではなく法人を立ち上げて行うイメージです。 安定的な収入が入ってくる 1つ目は、安定的な収入が入ってくるという点です。 これは賃貸業の醍醐味でもある入居者から受け取る家賃収入、すなわち不労所得です。 所有している物件に入居者がいる限り、毎月安定的な収入が期待できます。 また、仲介業と違い、利益が少なく、かつ高い物件を自ら購入するのに多額の借り入れをする必要があるので、そこはあらかじめ覚悟はしておきましょう。 免許や資格がなくてもできる 2つ目は、免許や資格がなくてもできるという点です。 賃貸物件の仲介を行う場合は宅建業者の免許が必要となり、その中で宅建士の資格取得者が必要になります。 しかし、不動産会社が所有している物件を賃貸として貸す「賃貸業」や、家賃の回収などの集金に関する業務やクレーム対応、修理の手配や退去後のリフォームなどの業務などを行う「賃貸管理業」においては宅建の免許がなくてもできます。 なぜならば、これらは不動産業であり、宅建業ではないからです。 資格を持っておらず、不動産業界で起業を考えている方は賃貸業を行うことをおすすめいたします。 リスク管理がしやすい 3つ目は、リスク管理がしやすいという点です。 リスクのあるイメージのある「起業」でも、賃貸業に関しては労働者として働きながら同時並行で始めることができるという大きなメリットがあります。 起業の方で上手く収益を上げられれば退職するという選択肢もあれば、上手くいかない場合にそのまま会社員を続けながら挑戦できるので、生活ができなくなったり、せっかく起業したのにそれを辞めざるを得ない事態を免れることができます。 不動産業界で起業したら実際いくら儲かる? ここからは、不動産業界で起業した場合、実際にいくら儲かるのかについて、資本金別、会社の規模別で見ていきましょう。 実際に起業した不動産会社の社長の年収もご紹介いたします。 資本金別の売上・年収はどれくらい? まずは、資本金別の平成30年度(最新)の売上高を公益財団法人不動産推進センターの「不動産業統計集」に基づいて紹介し、そこから大体の年収を算出したいと思います。 資本金別に分けると下記のような結果でした。 資本金 売上高 1,000万円未満 約909万円 1,000万円~1億円未満 約1,636万円 1億円~10億円未満 約861万円 参照:公益財団法人不動産推進センター(5)②不動産業の資本金別売上高 次に、年収を算出するためにここから毎月のランニングコストを差し引いて行きます。 ・事務所の賃料:約20万円 ・光熱費、通信費、リース料:約20万円 ・人件費:約16万円(例:時給1,000円、1日7時間の22日勤務と考えた場合) ・広告宣伝費:約50万円(初年度) ・生活費:100~200万円 合計すると多くて約300万円です。 これを売上高から差し引いて約600万〜1,300万円といった額が想定年収になります。 会社の規模別による社長の年収は? 次に、会社の規模別による社長の年収を、民間調査機関の労務行政研究所の最新調査「2021年役員報酬・賞与等の最新実態」のデータに基づいて紹介したいと思います。 会社規模別に分けると下記のような結果でした。 ・規模1,000人以上で年収6,771万円 ・規模300〜999人で年収4,410万円 ・規模300人未満で年収3,295万円 参照:労務行政研究所の最新調査「2021年役員報酬・賞与等の最新実態」 こう見ると、従業員が多ければ多いほど、年収も多くなっていることが分かります。 1人で始めることができるのが不動産のメリットではありますが、より儲かるようにするならば、最終的には人員をどれだけ増やせるかどうかがカギになってきます。 実際にどれくらい儲かる?不動産会社社長の年収例 実際にどれくらい儲かるのか気になりますよね。 ここで、不動産会社の社長の年収ランキングTOP3を紹介いたします。 1位:オープンハウス 荒井正昭社長 3億9,600万円(2021年9月期) 2位:ヨシコン 吉田立志社長 2億4,462万円(2022年3月期) 3位:三井不動産 菰田正信社長 2億4,400万円(2022年3月期) 参照:IRバンク 日本の資産家ランキングでも上位を占める社長が不動産業界では多いです。 夢がありますよね。 不動産業界で起業して失敗する人の特徴とは 不動産業界で起業して失敗する人の特徴を2つ紹介いたします。 不動産業の2020年の倒産件数は251件で、前年同数でした。 また、2019年までは3年連続で前年を下回っていました。 参照:株式会社東京商工リサーチ「2020年1-12月 不動産業の倒産状況」 全体的には減ってきてはいるものの、現に倒産している会社は存在します。 ただ、失敗を恐れて挑戦しないのはもったいないです。 起業する前に失敗する人はどんな人なのかをしっかりと把握しておくことが、成功するためには大事なので、起業にこれから挑戦したいと考えている方は必見です。 営業力が身についていない 1つ目は、営業力が身についていない場合です。 これは主に仲介業に当てはまるのですが、営業力が欠けているのは致命的です。 不動産業で起業する人は、基本的に会社員時代に営業成績が良かった方に多いです。 持ち前の営業力を活かし、自分ならできると過信して、失敗するケースは少なくありません。 特に大手の不動産会社出身の方ほど会社の肩書きに頼ってしまっているケースがあるため、いざ自分1人で外に出たら真の実力が問われ、想像以上に苦戦してしまうということになりかねません。 まず始めは会社員として、経験を積み、営業力をしっかりつけてから起業する方が失敗する可能性は低いと考えられます。 業務の量の多さを想定できていない 2つ目は、業務の量の多さを想定できていない場合です。 不動産会社で働いている方は業務の内容や流れ、それに費やす時間などを把握されている方は多いかと思います。 しかし、それを考慮した上で起業したとしても、「売り上げをどう上げるか」の前に、あまりにも多い業務の量に圧倒されてしまう場合も少なくありません。 会社員時代は分担制でやっていたため、全ての業務をやるための時間や量を想定できていない状態で起業すると、上手くいかなくなってしまうのです。 そうならないようにするために、独立前に会社員として業務をまずは自分でやってみて、しっかり把握し、自分でできる業務と人に依頼する業務の区別ができるようにしておくことが重要です。 併せて読みたい:不動産セールスが不動産業界で起業するまでのステップとは 不動産業界でこれから起業する方へ 不動産業界で起業をすることは比較的リスクが少なく、実際に儲かるケースも多いので、ほかの業界に比べると挑戦しやすいかと思います。 しかし、起業して失敗しないようにするために、ある程度準備が必要です。 その準備を怠ると、いつか潰れたり、辞めざるを得ないタイミングが訪れる可能性もあるので、まずは不動産会社で仕事をすることをおすすめいたします。 きっと独立したときには、何か形にできると思います。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産業界でワークライフバランスを実現するためのポイントとは?
2023年09月08日
「不動産業界って残業や休日出勤が多いイメージがあるなぁ?」 「不動産業界でワークライフバランスを実現するのは難しいだろうか?」 今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。 不動産業界と聞くと、残業や休日出勤が多く、 ワークライフバランスを実現しにくい業界というイメージをもっている人が多いのではないでしょうか。 確かに不動産売買や仲介会社の営業マンは、個人ノルマが課せられるケースが多く、 目標達成のためには時間を惜しまず働かなければならないことあります。 しかし、昨今では不動産業界も積極的に働き方改革に取り組んでおり、 ワークライフバランスを重要視する企業が増加しています。 また、不動産業界の中でもワークライフバランスを実現しやすい業種、 職種などがありますので、入社する前に特徴を掴んでおくことが重要です。 そこで本記事では、不動産業界でワークライフバランスを実現するためのポイントや、 おすすめの転職方法について詳しく解説します。 年間休日120日以上の求人を見る 不動産業界におけるワークライフバランス事情 初めに昨今の不動産業界のワークライフバランス事情を見ていきましょう。 不動産業界の勤務時間 不動産業界の残業時間は、職種などによって多少の違いはあるものの、 全体的に他業界と比較して残業が多い傾向にあります。 たとえばOpenWorkが調査した「日本の残業時間 定点観測 <四半期速報>」(2021年7月〜9月時点)では、以下のようなデータが出ています。 2021年7月〜9月時点の不動産・建設業界の月間平均残業時間は32.93時間であり、 数年前より減少はしているものの、10種類の業種別の中で、 コンサルティングとマスコミに続く3番目の長さとなっています。 参照元:OpenWork 働きがい研究所「日本の残業時間 定点観測」 四半期速報 とはいえ、計測を始めた当初の2014年1月〜3月時点、64.54時間と比較すれば、 かなり減少していますので、働き方改革が浸透し始めていることは間違いありません。 不動産業界の残業が多い理由 不動産業界は数年前と比較すれば残業時間が大きく減少しているものの、 他の業界との比較では、今もなお高い水準にあることがお分かりいただけたかと思います。 では、なぜ不動産業界では残業が多くなってしまうのでしょうか? もっとも大きな理由は、接客業であるため、顧客の都合に合わせて動く必要がある点です。 たとえば不動産の内覧や契約事務を行う際は、顧客の都合の良い日時に合わせる必要がありますが、 場合によっては勤務時間内で日程を合わせるのが難しく、残業や休日せざるを得ないケースがあります。 また、営業所が閉店する間際に急遽来店する顧客もおり、 打合せが長引けば残業になってしまいます。 また、不動産会社の営業所は土日祝も営業するため、 休日は水曜日とその他の平日にとるのが一般的です。 しかし、平日の場合、休暇をとっていても携帯電話に業務の連絡が入ってくるケースがあり、 休日とプライベートが分けにくい特徴もあります。 このような背景が不動産会社の残業を増加させる原因となっています。 不動産業界でワークライフバランスを保つためのポイント 前述した通り、不動産業界は他の業界と比較して、残業が多い傾向にあることは否定できません。 とはいえ、ここ数年では働き方改革の影響を受け、残業時間は大きく減少しており、 ワークライフバランスを保った働き方も十分に可能です。 以下に不動産業界でワークライフバランスを保つためのポイントをまとめます。 自分に合った会社や職種を選ぶ 不動産業界の中にもさまざまな職種(業態)があり、職種によって労働時間が異なります。 また会社によってもワークライフバランスに対する考え方は異なるため、 入社する前によく調査することが大切です。 たとえば不動産専門職や事務職は、比較的ワークライフバランスがとりやすい職種と考えられていますが、 会社によっては当たり前のように残業しなければならない場合があります。 反対に実績さえ上げていれば、プライベートの時間はしっかり確保できる会社もあるでしょう。 もしワークライフバランスを優先した働き方をしたいのなら、 事前に企業や職種、求人情報を入念に調べることが大切です。 将来のキャリアプランを考えておく ワークライフバランスを考える場合、現在だけでなく、 将来のイメージももっておくことが大切です。 たとえば女性の場合、入社当初は問題なくても、 いずれ出産や育児で長期間休まなければならないケースもあります。 そのため、出産後に仕事に復帰する場合、どんな条件や勤務時間であれば働けそうか、 事前に確認しておくことが重要です。 もしすでに出産後に復帰して、 問題なく勤務している社員の情報などが掴めれば一番確実でしょう。 土日休みの不動産求人を見る 不動産業界でワークライフバランスを実現するための転職方法 不動産業界で転職するにはさまざまな方法があります。 たとえば新聞・求人誌などの広告媒体、転職サイト・転職エージェントサイトといったインターネット媒体、 さらに会社関係者や知人からの紹介で転職した人もいるでしょう。 そんな中でも、特にワークライフバランスを実現したい人に向けたおすすめの転職方法を以下に解説します。 転職エージェントの利用がおすすめ ワークライフバランスを重視するには、転職する会社の職場環境を事前に把握することが大切です。 もっとも確実なのは会社関係者や知人の紹介で転職するケースなど、 すでにその会社を詳しく知っている人から情報をもらう方法ですが、 不動産業界での実績・人脈のある人でないと困難でしょう。 昨今ではインターネットを活用すれば、会社の情報もある程度集められますが、 自分で調べられる内容には限界があります。 そこでおすすめなのが、転職エージェントを利用する方法です。 転職エージェントとは、専門のアドバイザーが求職者に適切な企業の紹介や さまざまなバックアップをしてくれる転職支援サービスで、近年、利用者数も増加しています。 残業や休日出勤の有無、有給や育休の取得状況など、 求職者が直接聞きづらい質問もアドバイザーが企業との間に入り問い合わせてくれるため、 通常の転職サイトより情報を集めやすい特徴があります。 もちろん、事前に担当のアドバイザーへ 「ワークライフバランスを重視した会社を紹介してほしい」とお願いすれば、 アドバイザー側で適切な会社を選んでくれるでしょう。 不動産特化型ならさらに安心! 転職エージェントには「総合型」と「特化型」の2種類があります。 総合型とは一定の業界に限らず、幅広い求人を取り扱う転職エージェントであり、 対して特化型とは特定の業界を専門とする転職エージェントのことです。 それぞれの違いは以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 ワークライフバランスを重視するのであれば、 不動産特化型の転職エージェントの利用がおすすめです。 不動産業界特化型の転職エージェントは、業界に精通したアドバイザーがそろっているので、 総合型と比較してミスマッチが起こりにくい特徴があります。 また、不動産業界の中でワークライフバランスを実現しやすいのは どんな職種・会社がおすすめなのか、具体的なアドバイスも受けられるでしょう。 不動産業界のみを対象にしているため、総合型と比較すると全体の求人数は少なくなりますが、 不動産業界を目指すことを決めているにとっては、希望する業界に集中できるので、 むしろ好都合になるかもしれません。 まとめ 以上、不動産業界でワークライフバランスを実現するためのポイントを解説してきました。 不動産業界は他の業界と比較すると、残業が多い傾向にあることは事実です。 しかし、職種や会社ごとで考え方が大きく異なる特徴があるので、 会社を選ぶ際のポイントを掴んでおけば、自分の希望に合った働き方を実現できるでしょう。 そのためには自分一人で情報を集めるのではなく、 不動産特化型の転職エージェントを始めとした支援サービスを活用していくことが重要です。
賃貸営業で成果を挙げるコツとは?3つのポイントに絞って解説
2023年09月08日
賃貸仲介営業をしているものの、なかなか成約できずにうまくいかない と感じている人も多いのではないでしょうか? この記事では賃貸営業で成果を挙げるコツを3つのポイントに絞って解説します。 現時点で賃貸営業をしている人はもちろん 不動産業界への転職に興味がある人もぜひ参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに相談する 賃貸営業でなぜ成果が挙がっていないのか 賃貸営業で成果をあげるためには、うまくいかない理由を把握して、 その課題を解決することが一番の近道です。 うまくいかない理由としてあげられるポイントは、主に下記の3つです。 ・信頼関係の構築 ・ヒアリング ・クロージング それではプロセスごとに詳しくみていきましょう。 信頼関係の構築 一つのエリアにいくつもの賃貸仲介会社があるからこそ とても大事になってくるのが顧客との信頼関係です。 顧客と信頼関係ができる前に次のステップへと進めてしまうと、 うまくいかないことが多いでしょう。 賃貸営業では、条件を聞きながらレインズで物件を絞っていくため、 ご案内できる物件は同じ条件になります。 ではお客様はどこで契約する不動産会社を選ぶのでしょうか? それが後で紹介するヒアリングからどれだけ自分の希望の物件を紹介してもらえたかと、信頼関係です。 一緒に物件を1日かけて回りますので、まず一緒に物件を回りたくないと 思われてしまえば内覧の予約の前に断られてしまいます。 また、お客様と信頼関係ができる前にぐいぐい契約を進めてしまうと 申込み後に断られてしまうこともあるでしょう。 しっかりと契約までのことを考えるならば、信頼関係を築き、 この物件はどういうところが気に入らないのかなどを説明してもらったり、 逆にこちら側からどの条件が探すのに厳しくなっているのかなどを説明しあえるといいでしょう。 ヒアリング 顧客の要望や考え方、価値観をしっかりと聞くことが、ヒアリングの大切なポイントです。 新人営業や成果が挙がらない営業こそ、顧客の話を聞き終わる前に 営業担当者が物件の説明など話を始めてしまうことが多いものです。 ヒアリングが不足してしまうと何が起きるのか。 まずは紹介した物件が全てお客様が気に入らないとなり、 別の不動産会社にはしごされてしまいます。 お客様はどの不動産会社も同じデータベースを見て不動産を提案してきてくれることを知りません。 そのため、「この不動産会社は良い物件を紹介してくれない」と考えて他の不動産会社に行ってしまいます。 他にも、ヒアリングが不足することでお客様が言い足りていない点が出てくるため、 「もう少し考えたい」となり、こちらも別の不動産会社に行ってしまいます。 沢山引っ越しを重ねている方であれば別ですが、初めての方や2回目くらいの方は、 自分の理想が言語化できなかったり、あまり想像がついていないことが多いです。 ただお客様に「どんなお部屋がいいですか」と聞くのではなく、 プロとしてお客様の要望を引き出してあげることが大切です。 例:洗濯物は外に干したいのか中に干したいのか、趣味はあるか、 自炊メインか外食メインかなど そうすることで、お客様の希望により近い物件をご紹介でき、 お客様との信頼関係に繋がりますし、お客様もその日中に決まらなくとも 再来店してくださり契約までつなげられるでしょう。 クロージング 顧客の要望に沿った物件を提案しているにも関わらず、 その場で契約を決めていただけないケースはクロージングで失敗しています。 その場合に顧客は「まだ他に良い物件があるのではないか」、 「この担当者とは契約したくない」、と考えている場合や、 「どうやって言い出せばいいんだろう」と考えていることがあります。 お客様がなぜ契約できないのかをしっかりと聞くことで、 「まだ他に良い物件があるのでは」⇒「もう少し見てみますか?」⇒「やっぱり先ほどのが一番良かったですね」⇒契約 とつながるかもしれません。 また、意外といらっしゃるのがどうやって契約に進めていけばいいのかが分からない方です。 一声もらえれば契約したのに、その一声がないので他の不動産会社に見に行ってしまったなどはある話です。 必ず最後に「契約しますか?」という「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしましょう。 ※クロージングの前段階の信頼関係の構築や、ヒアリングで失敗していることもあるため、 クロージングをしても契約ができない場合もありますので、丁寧にひとつずつステップを進めていきましょう。 賃貸営業で営業の流れをうまくするコツ 営業の流れをうまくするコツを紹介します。 主に下記の3つのポイントがあります。 ・信頼関係を構築する ・土地勘を磨いておく ・効率良く行う それでは詳しく見ていきましょう。 信頼関係を構築する 賃貸営業のまず初めに行うことが、顧客との信頼関係の構築です。 会社自体の信頼を得ることと、営業担当者の信頼を得ることの両方が重要です。 顧客にとってはたくさんある不動産会社の中の一つにすぎません。 信頼関係がなければ、良い物件があったとしても、 他の不動産会社に行って契約する可能性もありますので、 早い段階で信頼関係を作ってしまうことが営業の流れをうまくするコツです。 信頼関係を構築するために下記の内容は最低限抑えておきましょう。 ・丁寧な話し方(言葉使い、スピード、聞き取りやすさ) ・清潔感のある身だしなみ(髪型、洋服、靴) 土地勘を磨いておく 土地勘を磨いておくことで、顧客への対応力がとても高くなります。 物件案内の道中にも、周辺環境の説明など詳しくできることで、 他の賃貸営業との差別化になり、信頼されやすくなります。 スーパーや金融機関、病院、交通の便などは把握しておき、 それぞれの特徴まで説明できると良いでしょう。 例えば、子育て世代であれば、周辺の学校の評判や通学ルート、危険個所、公園、 小児科までの距離など具体的な生活のイメージができるような説明をすることができれば、 顧客も安心して物件を決めることができます。 土地勘を磨いておき、顧客の属性に合わせて、 話を展開することが営業の流れをうまくするコツです。 効率良く行う 営業のながれを上手くするコツは、営業活動全体の効率を良くすることです。 一日に案内できる顧客の数は決まっていますので、 回転率を上げることが大切になります。 しかし、顧客の満足度の高い物件案内や商談を行うことは必須ですので、 成約できないような物件の案内は行わない、などの工夫を行い、効率をよくしましょう。 顧客から手抜きをされているというような不信感を抱かれては、 意味がないですので、目の前の顧客をしっかりと対応しつつ、 営業活動の無駄を省いていくという考え方が重要です。 賃貸営業でヒアリングをうまくするコツ 次にヒアリングをうまくするコツについてお伝えします。 賃貸営業でヒアリングが不十分だと、顧客のニーズを満たすことが難しく、 契約確率が下がりやすいですので、しっかりと行いましょう。 具体的には下記の3つのポイントを説明します。 ・属性を確認する ・安心感を与える ・本音を引き出す それでは詳しく見ていきましょう。 属性を確認する まず顧客の属性を確認しておくことがヒアリングをうまくするコツです。 属性とは顧客の性質や特徴の事で、年齢や居住地、職業、 勤務地、収入、家族構成などの情報のことをいいます。 属性を確認する理由は主に下記の2点です。 顧客の信頼性を確認するため 物件の案内まで終わり、顧客に契約をする意思があっても、 家賃保証会社の審査やオーナーの入居審査に落ちてしまっては、 契約することができませんし、それまでの営業活動が無駄になってしまいます。 そのため、早い段階で顧客の属性を確認し、 契約できる顧客なのか見極めておいた方が安心です。 物件を提案する上での方向性を決めるため ある程度の属性を確認しなければ、どの物件を提案すべきなのか曖昧になってしまいます。 顧客から物件の希望エリアを指定されることもあるでしょうが、 なぜそのエリアを希望するのか、その理由を賃貸営業が理解しておかなければ、 顧客にとって満足度の高い提案をすることは難しいでしょう。 合わせて入居理由も大切ですので、転勤や結婚、同棲、 子どもの成長に伴う借りかえなど、確実に聞くようにしましょう。 属性や入居理由を正確にヒアリングできていれば、 顧客のニーズを大きく外した提案にはならないはずですので、 ヒアリングした内容を元に物件の提案へと進んでいくことが大切です。 安心感を与える 顧客に対して安心感を与えることがヒアリングをうまくするコツです。 不動産会社の営業担当者に色々話をして良いものか不安な気持ちを持っていますので、 まずは雑談などで緊張をほぐす必要があります。 その際に営業担当者は自分の経歴などを話すことで、 自分の人となりを理解してもらうことで、顧客も安心して話をすることができるでしょう。 決して営業担当者が話しすぎることなく、顧客に多く話をしてもらえるように意識しましょう。 いろいろな話をする中で、安心感を持ってもらえるはずです。 本音を引き出す 顧客の本音を引き出せないと、成約に持っていくことは難しいです。 賃貸営業担当者から尋問のように質問を投げかけても、 顧客から本音で話をすることは難しいでしょう。 営業がリードし、顧客の要望を正しく理解できるように、 話を進めなければなりませんが、個人的な情報は顧客の方から話し始めるのを待つことも重要です。 顧客の隠れた要望が無いのかを意識しながら、 丁寧にヒアリングすることを意識しましょう。 顧客が伝え忘れていた要望、営業担当者が聞き漏らしていた要望で重要なことがあると、 次のステップのクロージングで失敗することがあるため注意が必要です。 賃貸営業でクロージングをうまくするコツ 次にクロージングをうまくするコツをお伝えします。 賃貸営業のクロージングは契約が決まるかどうかという重要なシーンです。 具体的には下記の3つのポイントを押えながら進めていきましょう。 ・お客様の不安を取り除く ・契約する予定で打ち合わせを進める ・今この物件に決めるべき理由を説明する お客様の不安を取り除く 顧客の不安を取り除くことがクロージングをうまくするコツです。 顧客はクロージングの時点でも「この不動産会社は本当に大丈夫か」 「この物件に問題はないのか」など不安を抱えている場合があります。 本来であればクロージングまでに不安を払拭できているのが一番良いのですが、 クロージング時点でも不安を抱えているようであれば、 再度その不安について詳しくヒアリングを行いましょう。 相手の話を否定することなく聞いた上で、 その不安を取り除くために説明をすることがとても重要です。 この時に決して一方的に説得しないように注意しましょう。 契約する予定で打ち合わせを進める 契約する予定で話を進めておくことがクロージングをうまくするコツです。 契約時の具体的な話を事前に少しずつお伝えしておくことで スムーズにクロージングをすることができます。 例えば、物件を案内している際にその物件を気に入っている様子があれば 「契約時にかかる費用」や「入居希望日に間に合わせるための契約段取り」など話をしてみて、 顧客の反応を確認します。 その際に契約への抵抗感があるようなら、何が気になっているのか話を聞いて、 別の物件を紹介すること、ネックを解消できる提案を考えることが、とても重要です。 クロージングをうまくするコツは、 このタイミングで顧客が気になっている点をヒアリングして、対応することです。 しかし、事前に契約に関わる話をすることもなく、 いきなりクロージングを行えば、失敗する可能性が高まるため、注意しましょう。 今この物件に決めるべき理由を説明する クロージングの際に、「物件は気に入ったけど今決めないといけないの?」という状況になることがあります。 この場合に契約を決めきれなければ、顧客は他の不動産会社で物件を探し、 契約をすることになるでしょう。 だからこそ顧客にとって「今、決めた方が良い理由」を準備しておきましょう。 例えば、家賃の値引きやフリーレント期間を提案することで、 「もう少し安い物件で探したい」「初期費用を抑えたい」 という顧客の契約を促進することが可能です。 また、人気のある物件を気に入っている場合であれば、 「すぐに他者が契約してしまい、入居できない可能性が高いですよ」 と説明した方が良いかもしれません。 今この物件に決めるべき理由を説明し、 迷っている顧客の背中を押してあげることが、 クロージングをうまくするコツです。 賃貸営業の成果を挙げるコツをつかんで稼ごう この記事では、賃貸営業で成果を挙げるコツについて説明してきました。 賃貸営業でなかなかうまくいってないと感じている人は営業の流れ、 ヒアリング、クロージングという3つのポイントに絞って自分の活動を振り返ってみましょう。 自分の営業がうまくいかない理由を見つけ、改善することで、 成果を挙げられるかもしれません。 ちなみに2018年の空き家率は13.8%(848万9千戸)で全国に空き家となる物件の数が増え続けており、 賃貸営業の活躍の場はますます広がっています。 (平成30年住宅・土地統計調査 総務省) この記事で紹介した成功のコツを、 自分の営業スタイルに取り入れ賃貸営業の成果アップに向けて取り組んでみてはいかがでしょうか。 成果を挙げていけばインセンティブでおのずとお給料も上がり、仕事がより楽しくなるでしょう! 不動産転職エージェントに相談する
不動産営業に転職する前に一度は読んでおきたい【実需用不動産営業と投資用不動産営業の違い】とは?
2023年09月08日
一般的に稼げるイメージの強い不動産営業職の仕事――。 不動産業界の他の職種に比べ、未経験者でも活躍ができる不動産営業職ですが、転職する際に「不動産営業職」として考え、取り扱う不動産について転職時にあまり深く考えていらっしゃらない方もいらっしゃるのではないでしょうか? 不動産営業で取り扱う商材には、大きく分けて購入者本人が住宅として使用するための実需用不動産と、投資家が家賃収入を得るためにマンション等を購入する投資用不動産の2つが存在します。 営業の立場から見たとき、両者にはどのような違いがあるのでしょうか? 本記事では、不動産業界への転職を考えている人へ向けて、実需用不動産営業と投資用不動産営業の違いについて解説します。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 実需用不動産営業と投資用不動産営業の仕事内容 それではここからは実需用不動産営業と投資用不動産営業の違いについてご説明していきます。まずは仕事内容の違いについてです。 ●実需用不動産営業の仕事内容 実需用不動産営業の仕事内容は、主にある特定のエリアで家を探しているお客様とそのエリアにある物件をマッチングさせることです。お客様はこれから生活をしていく家、「住む家」を探しているお客様となります。家族が増えて…や結婚を機に…など1人だけで購入を決めるのではなく、ご自身以外に意見を聞く人がいる場合が多く、意思決定までに少し時間がかかることが特徴です。 業務内容は、以前お問合せを頂いた方へのお電話や店舗に来店された方の対応、商談、内覧対応、購入時のローン対応や契約対応となります。商談ではお客様のご要望を聞いた上で条件に合う物件を実際に案内するため、外回りの仕事が多いのも特徴です。 余談にはなりますが、実需用不動産営業の経験者によると不動産営業と恋愛は少し似ているところがあり「お客様のご希望を聞き、その希望にあったものを紹介する」という点では、結婚相手を探している方に対してマッチングする方を探すのと似ているかも!とのことです。まずは絶対に外せない条件や理想の条件を聞き、絞られた中でいかにお客様のご要望を満たしたご案内ができるかが重要です。そのためには幅広い物件をあらかじめ頭の中に入れておくと、ご希望の条件を伺った後スピーディーに「それでしたらおススメの物件ありますよ!」とご紹介ができ、お客様からより信頼して頂くことができます。 恋愛で例えると、 必須条件:年収いくら以上、車が運転できる、八王子から調布付近に住んでいる 理想の条件:料理が得意、身長が自分より高め、犬が好き これを不動産に変換してみると 必須条件:予算4,000万円以内、駐車場付き、都下エリア希望 理想の条件:キッチン3口コンロ、バルコニー付き、ペット可 といったような感じです。恋愛で理想のタイプを伝えたときに「ドンピシャの知り合いいるよ!取りあえず会ってみない?」と言われると展開が早くなりますよね?不動産営業でも同じように、「ドンピシャの物件あります!今から内覧行きませんか?」と言われるとスピーディーに物事が進み、契約までの期間が早くなります。 ただ、会ってみたけどちょっと違った…ということがもちろん物件でもありますので、如何に詳しくご要望を聞き出せるかということがとても重要になってきますし、もし「ちょっと違うかも…」という表情をお客様がされたりそのような声が上がった場合には「何が違ったのか」について詳しく聞き出すことが大切です。 ●投資用不動産営業の仕事内容 投資用不動産営業の仕事内容は、資産運用を考えているお客様に対しマンションなどの投資用不動産をご案内することです。投資用不動産は国内だけでなく、海外の不動産も取り扱うことがございます。投資用不動産を購入されるお客様は実需用不動産とは違い、住むことが目的ではなくその不動産で収益を出すことが目的となってきます。そのため、お客様が提示する条件も変わってきますし、実需用不動産のお客様に比べて不動産にある程度詳しい方が多いです。 投資用不動産営業も実需用不動産営業と同じように業務内容はお問合せを頂いたお客様へのお電話や商談メインとなってきます。ただ、実需用不動産と違い内覧をする必要がないこともございますので、外回りは実需用不動産営業ほど多くありません。その代わり、収益シミュレーションを作成するためにお金に関する知識が必要になってきたり、ご提案する物件がある地域の地価や将来的に人口がどうなっていくのかを調べたりと幅広い知識が必要になってきます。 実需用不動産営業の仕事内容の余談部分で、「不動産営業と恋愛は似ており、実需用不動産営業の仕事は結婚相手を探している方に対してマッチングする方を探すのと似ているかも!」と記載させて頂きました。実需用不動産営業は条件を詳しく聞いてその条件にマッチングする相手(不動産)を如何にスピーディーに相手を理解してご紹介するかが大切となってきます。一方、投資用不動産営業を恋愛と当てはめると実需用不動産営業と変わってきます。投資用不動産営業では「結婚は早めにしたいと思っているけど特に条件はないから、いい人がいたら紹介して」といった形で条件は厳しくないのですが、「いい人」をどうその人に「いい人」と思ってもらえるかが大切になってきます。 実需用不動産営業と違いエリアも限られておらず、条件も絞られていないため、探せば国内だけではなく海外まで提案することができます。絶対的条件として「収益が出るもの」が入ってきており、知識もあるため見る目はとても厳しいですが、しっかりと収益がでることが分かればその物件を見ることなくその場で契約をして頂けます。資産運用される方はご自身の判断だけで行えることが多いことが多く、また自分自身の判断や直感をとても大切にしている方が多いため「これは良い物件だと思う」と感じたら即決される方も多いのです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 実需用不動産営業と投資用不動産営業の魅力 営業職全体的で見ると大変なイメージもある仕事ですが、その分契約を獲得したときの達成感や喜びはとても大きいです。一度営業で成果を挙げると楽しさを忘れられず、ずっと営業職を希望したり管理部門に異動となると営業職での転職を希望したりすることも。では、実需用不動産営業と投資用不動産営業にはどのような魅力があるのでしょうか?実際に実需用不動産営業と投資用不動産営業の2つを経験しているセールスから話を伺ってきましたのでご紹介致します。 ●実需用不動産営業の魅力 数ある実需用不動産営業の中で、特に感じた実需用不動産営業の魅力を2つご紹介致します。 1.お客様との繋がり 1つ目の実需用不動産営業の魅力はお客様との繋がりです。 実需用不動産をお客様は契約した後その家に住むことになりますので、生活動線やどんな家具を置こうかなども含めて家選びを行います。そのため、内覧をしながら「ここで料理されている間にお子様の声が良く聞こえますよ」「スーパーは2つあって、値段が安いのはこちらのスーパーですがご家族でスーパーを回るのであればもう1つのスーパーの方が広々とお買い物できますよ」などと余談も含めてご紹介することもあると思います。そうすると、ご契約後その家にお客様が住まれて少し経ったときに「あなたが言っていたように料理中でも子供と会話が弾んでいます」という声を頂くことができるそうです。 それ以外にもお客様から良かったら是非新居に遊びに来てくださいとお声がけ頂くこともあるそうで、一緒に悩んで悩んで決めたその瞬間に一緒に立ち会えたからこそ達成感を一緒に味わうことができ、結果お客様との繋がりができるとのことでした。 2.販売エリアに関する細かい知識が身に着く 2つ目にご紹介したい実需用不動産営業の魅力は販売エリアに関する細かい知識が身に着くことです。 実需用不動産の場合、不動産をご案内することだけではなく、先程も記載した通り生活動線のことも含めてご説明をしていきます。一流のセールスともなれば、幼稚園や小学校までのルートや出退勤時付近のバスの時刻表を調べたり、近くのスーパーや薬局のお得情報を提供したりすることもあります。紹介している不動産の最寄り駅だけではなく、働いている場合はオフィスまでの行き方をお伝えするための電車の乗り換え情報や付近の高速道路情報までご説明することもあるそうです。それも全部経験と勉強を重ねることで知識となっており、その知識は「私どこどこ住んでいるんです。」という話をすると「近くにこういう美味しいお店あるよね」と、その地域の美味しいレストランの話が出てくることも。 このように販売するエリアについてかなり詳しく話せるようになることで、デートの時に役立てられることもあるそうです(笑)それだけではなく、営業をする方は人と話すことが好きな方が多く、地域について詳しくなることでより親近感が沸き人と人との輪が広がっていったり一気に距離が縮められることができるのはとても大きな魅力ですね。 ●投資用不動産営業のやりがいや魅力 それでは次に投資用不動産営業の魅力も2つご紹介致します。 1.知識がある方に認められる嬉しさ 投資を既にご経験されている方だと、不動産投資をしたことがない場合でもしっかりと不動産投資について勉強されていたり、周りも投資家が多いためか不動産投資を既に行っている知り合いから情報を仕入れていたりするため、不動産投資に関する知識も豊富な状態でお話することが多いです。そのような方に対し、セールスとして広く深く不動産投資の知識を蓄積し、知識が既にあるお客様に紹介した際に「それいいですね」と言って頂けたときの嬉しさは投資用不動産営業の大きな魅力です。 投資用不動産営業になってすぐの時は自分の知識とお客様の知識のレベルが同じだったりするとお客様の良い反応を得られなかったり、不動産投資については知識があってもそれ以外の知識があまりなく、お客様から自分はこっちの投資で上手くいっているけどそれと比較してどうなの?そしたら不動産投資にかけるお金を今運用している投資に回した方が良いのでは?という話になってしまったりする場合もありますが、段々と知識を積み上げて、磨いていくことで、自分なりに満足ができ、そしてお客様にもいいね!と言っていただけるプレゼンができた時はとてもやりがいになるそうです。 自分が話したことを知識がある方や自分が凄いなと思っている人に認めてもらえると自分の自信にも繋がりますね。 2.自社を選んでもらった時の喜び 何千万円とする不動産を住むためではなく収益を出すために購入するため、お客様は1つの不動産会社だけでなく、いくつかの不動産会社で話を聞き、比較して投資先や判断しています。もちろんそれぞれの不動産会社で同じ不動産を紹介されていることも多いです。かなり多くの不動産会社があり、色々な不動産をご紹介されている中で、自社を、そして自分がご紹介した不動産を選んでいただけた時は大きな達成感を得られることができるそうです。 如何にこの不動産で収益を生み出せるのか、例えば不動産の立地や周辺情報を説明して「どのような人に貸すことができるのか」をイメージさせるなど、少し自分なりの工夫することにより相手の心を掴むことができ結果自社を選んで頂けることもありますので、自分なりの営業の工夫を入れていくことは大切です。 実需用不動産営業と投資用不動産営業の大変さ どの仕事にも大変さはあります。では実需用不動産営業と投資用不動産営業ではどのような大変さがあるのでしょうか?それぞれお客様の層や販売物件が異なるため、大変さを感じる場面も違ってくるはずです。実需用不動産営業と投資用不動産営業にどのような大変さがあるのか、順に見ていきましょう。 ●実需用不動産営業の大変さ 儲かるか儲からないかが指標となる投資用不動産営業の場合と異なり、実際に住む不動産を探す実需用不動産営業では、お客様の感情など複雑な要素が絡むこともあります。例えば、治安や雰囲気などのエリアに対するイメージ、お客様の奥様や旦那様、お子様だけではなくお客様の親など、ご家族の意見も購入までの検討材料になり得ます。時には購入に対して反対しているご家族を説得する方法をお客様と一緒に考えたりするほど、乗り越えなければならない壁がたくさんあることが実需用不動産営業の大変さだといえます。 また、投資用不動産営業のお客様は経済的に余裕のある高所得層が多い一方で、実需用不動産は余裕があるから不動産の購入を検討しているとは限りません。ローンの関係などで予算を変更できないお客様も多いためその分幅は狭まりハードルも高くなります。ハードルが高い中で見つけた不動産であっても、一戸建てなどは量産される商品ではなく、その土地とその建物は唯一無二の商品であるため購入のタイミングも重要になり、タイミングを逃してしまうと他に希望にマッチする不動産をご紹介できない状態になってしまうこともございます。慎重になっているお客様やそのご家族に対して、如何にお客様がタイミングを逃すことなく、よりご希望に沿った不動産を購入できるように営業できるかはとても難しくなってまいります。 ●投資用不動産営業の大変さ 投資用不動産営業の場合、不動産の良し悪しだけでは契約までに至らないことが大変なポイントとなります。情勢の変化やそのエリアで突然なにか災害や事件があると不動産投資を検討されている方は敏感に反応し、不動産自体は凄く良くてもすぐに購入検討から外れてしまいます。なにか情勢の変化などがある場合はいち早くキャッチすることも大切ですし、商談の中でその不安を払拭できる内容をお話できるように準備しておくことも重要になってくるでしょう。そのため、国内海外問わず最新の情報を仕入れておくことと、柔軟な対応をできるようにすることが難しくなってくるでしょう。 実需用不動産営業と投資用不動産営業それぞれに向いている性格 まず不動産営業全体として、Wordやパワポの技術などよりも、興味関心を持って家や地域の情報収集を積極的にできることや、相手の話を聞くなど人としてのスキルを持っていることが重要になります。それでは、不動産営業として向いているスキルや技術の他に、取り扱う商材によって各々必要な能力ではなにがあるのでしょうか? ●実需用不動産営業に向いている人 実需用不動産営業は人生で一度きりと言われるほどの大きな買い物をサポートするため、購入に慎重になるお客様が多いですが、その背中を押して上げることが大切です。というのも、凄くその不動産を気に入ってくれ、1週間悩ませてください。と1週間待っている間にその不動産がなくなってしまうこともあるのです。そのため、営業をすることをためらわず、ガツガツ営業を進めていける積極的な方は実需用不動産営業に向いていると言えるでしょう。 ●投資用不動産営業に向いている人 一方投資用不動産営業は、不動産や投資に詳しいお客様も多いため、自分の知識を上回るような質問が飛んでくることもしばしばございます。知らなかったことが多い分、自分の知識が増え、営業スキルが磨かれている感覚を味わえます。そのため自分の営業スタイルの部分だけではなく、金融や不動産以外の投資の知識など勉強していくことが苦ではない方が向いていると思います。 最後に いかがでしたでしょうか?今回は実需用不動産営業と投資用不動産営業の違いについてご紹介させて頂きました。どちらにも異なるやりがいや大変さがありますが、上手く営業ができて契約に繋げられた時の喜びは実需用不動産営業も投資用不動産営業も計り知れないでしょう。 中には「営業は大変」という印象を持つ方もいらっしゃり不動産営業への転職自体を検討していなかったり、現在不動産営業をやっているけれども別の職種への転職をご検討されている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、営業の仕事で成果をあげてその楽しさを知ることができれば、他の仕事で物足りなさを感じるくらいのめり込むことができるはずです。実際にお話を伺った不動産セールスの方はこれからも営業をやっていきたいということや、不動産営業の楽しさや深さについてイキイキとお話してくれました。 営業職において鍛えられるコミュニケーションスキルは、お客様とのコミュニケーションに限らず、法人に対しての交渉や職場の人との関わりなどにも応用させることができます。数ある業界の営業職の中でも不動産業界の営業職はかなり高額の商材を取り扱うことが多いため不動産業界の営業職を経験していれば営業スキルはかなり高くなり、他業界の転職後にも活躍できること間違いなしです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に問い合わせる 併せて読みたい! 不動産営業で活躍できる人ってどんな人? 【年間休日120日以上】ワークライフバランスが整った不動産営業求人3選 不動産営業への転職は未経験からもチャレンジ可能? 仕事の魅力と未経験からの転職作戦ガイド
不動産デベロッパーへの転職難易度は?転職事例とあわせてご紹介
2023年09月08日
不動産デベロッパーに転職したいと思っている方は多いのではないでしょうか? 実際に、不動産業界内で転職を検討している方にお話を伺うと、 デベロッパーに転職したいという話を1日に1人は聞きます。 では不動産デベロッパーに転職する難易度はどれくらいなのでしょうか? 今回は、不動産デベロッパーへ転職を希望されている方に向けて、 不動産デベロッパーへの転職難易度や、実際の転職事例などをご紹介致します。 今の自分でも転職できるのか悩んでいる方は、是非一度ご覧下さいませ! 転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産デベロッパーとは そもそも不動産デベロッパーとはどういう企業をさすのでしょうか。 不動産業界は、大きく分けると下記のように分けられます。 ・不動産開発 ・不動産仲介/販売 ・不動産管理 この中の、不動産開発を担う企業が不動産デベロッパーです。 不動産デベロッパーの仕事内容 不動産デベロッパーが不動産開発を担うという部分までは分かりましたが、 では不動産開発はどのような仕事内容なのでしょうか。 不動産開発の流れを大まかに分けると下記のような流れになります。 ①土地の仕入れ ②どのようなマンションや商業施設を立てるとそのエリアにとって良いものになるかを企画 ③企画をプロジェクト化して開発 ①土地の仕入れ 土地の仕入れがなければどんなに良い企画をしても形にすることができませんので、 不動産の仕入れ営業は上流の仕事ともいえるでしょう。 土地仕入れは、1回や2回の商談で契約が決まるようなものではなく、 1年間を通して定期的に顔を出し、地主の方や不動産会社と仲良くなり、 最新の情報を仕入れていくことで契約に繋がります。 1年の目標が2つの土地の仕入れとなることもあり、 難易度も高く根気強さが必要な職種となります。 ②不動産企画 不動産企画では、仕入れてきた土地をどのように活用することで その土地の価値を最大化できるかを考えます。 価値の最大化をするに当たっては、企画する場所、地域の特性や、 周辺環境、これからのトレンドを総合的に考えた上で企画をしていかなければいけません。 そのため、周辺調査や分析、開発後の販売手法など、 しっかりと内容を固めた上でようやく次のステップに行くことが可能です。 ③不動産開発 最後に、企画したプロジェクトを開発していきます。 不動産開発では、企画した物件を形にしていくのは自分たちではなくゼネコンの方々です。 プロジェクトの概要をお伝えし、いつまでになにを終わらせるのかなど細かく納期を決め、 費用感含めて相談しながら建設してもらいます。 依頼をしたら自分の仕事はお終いということはなく、現場を確認して進捗を確認することも重要です。 代表的な不動産デベロッパー会社 では次に、代表的な不動産デベロッパーをご紹介致します。 一度は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか? 代表的な不動産デベロッパー①三井不動産株式会社 三井不動産株式会社は商業施設やマンション、 オフィスビルなど様々な不動産の開発を手掛ける総合デベロッパーです。 三井アウトレットパークやららぽーとの管理などにも携わっていることから、 不動産業界に属していない方も知っている場合は多いかもしれません。 ◎代表的なプロジェクト ・東京ミッドタウン ・アーバンドックららぽーと豊洲 ・ダイバーシティ東京プラザ 代表的な不動産デベロッパー②三菱地所株式会社 「三菱地所と次にいこう」のキャッチフレーズで有名な三菱地所株式会社は、 開発だけでなく、オフィスビルのプロパティマネジメントを担う会社や、 住宅販売事業を担う会社、その他にも何十もの専門的に会社をグループ内に有しており、 三菱地所株式会社のみで入り口から出口まで簡潔することが可能です。 ◎代表的なプロジェクト ・丸の内仲通り ・MARK IS みなとみらい ・GINZA KABUKIZA 不動産デベロッパーの年収 不動産デベロッパーは、固定での年収が高いという印象が強くあります。 不動産仲介会社の営業では、インセンティブという形で売れば売るほど稼ぐことが可能ですが、 固定給は低めに設定されていることが多いです。 そのため、物件の販売数が減少すれば年収も下がってしまうのが現実です。 その点、不動産デベロッパーの企画・開発職では、 インセンティブこそ設けていないものの、固定給でしっかりと稼ぐことができます。 会社の規模によって年収は変わってきてしまいますが、 当社からご紹介した方の中には、固定給で年収750万円の方も(30代前半)。 そこから経験を積むことで更に年収アップが目指せますので、 固定給で1,000万円ということもあるでしょう。 不動産デベロッパーに転職する難易度は 不動産デベロッパーに転職したいと考えている人は多くいます。 では、不動産デベロッパーに転職する難易度はどれくらいなのでしょうか。 結論からいうと、かなり難しいです・・・! しかし、絶対に無理というわけではなく、「かなり難しい」です。 デベロッパーの仕事がしたいから会社は問わないという場合は、 難易度が少し下がりますので、なぜデベロッパーに転職したいのかを一度考え、 難易度と照らし合わせて求人を選んでいきましょう。 ここからは、なぜ不動産デベロッパーへの転職が難しいのかについて、説明していきます。 ①求人が中々でてこない まず一番初めの転職が難しい理由については、求人が中々出てこないからです。 不動産デベロッパーは新卒採用がメイン、かつ退職者が少ないため求人が中々出てこないのです。 「転職活動開始⇒デベロッパーに転職したい」という方は運任せになってしまいますが、 「デベロッパーに転職したい⇒転職活動開始」という方であれば、 気になっているデベロッパーが求人を出しているかを確認してから 転職活動を開始することでここの難関は突破できるでしょう。 もし「転職活動開始⇒デベロッパーに転職したい」という方は、 デベロッパーにどれくらいの希望度で転職したいのか、今の自分でデベロッパーの必須条件、 歓迎条件にのっかっているかを考え、条件にのっかっている場合はデベロッパーの求人が出てくるのを待ち、 のっかっていない場合は必須条件には必ずのっかれるように次のステップでは経験を身につけるといいでしょう。 ②応募母数が多いので、選考難易度が上がってしまう 不動産デベロッパーは人気企業の一つです。 キャリアアップとして挑戦してくる方も多く、営業成績が1位だった方や、 役員クラスでご活躍されていた方なども応募してきます。 そのため、元々50点であれば上から順で入れたはずなのに、 70点、80点の人が多く応募してくるお陰で70点ないと入れないという状況になってしまうのです。 とはいっても、同じ時期に選考に進んでいる方がどれくらいの能力がある方かは分かりませんし、 経験だけではなく人柄やその会社に合っているかどうかを見られるのが面接です。 こればかりは受けてみないと分からないので、応募ができるのであれば応募することが大切です。 不動産デベロッパーへの転職事例 最後に、不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』を利用して 不動産デベロッパーに転職をした方の事例をご紹介致します。 どのような方が、どういう経験を持っていたから転職ができたのかを把握し、 自分と照らし合わせてみてください! オフィスビルの開発を手掛けるデベロッパーへ|不動産業界歴3年/31歳女性 1人目にご紹介するのは、都市再生プロジェクトやオフィスビルを手掛ける不動産デベロッパーに転職をしたAさんです。 Aさんは、大手不動産会社にてマンションの商品企画担当として社会人生活をスタートされました。 主に開発の際の建設会社や設計会社とのやり取りを行ったり、 開発後の販売戦略を考える業務を行っていたそうです。 2年半ほど勤めたのちに退職し、不動産業界からは離れてコンサルティング業界(広告系)に転職しています。 不動産業界よりもコンサルティング業界の歴の方が長く、約4年ほど勤めていらっしゃいました。 しかし、再度「不動産業界に戻りたい」「不動産業界でなにかを作り出す、生み出す仕事に携わりたい」と考え、 今回不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』にご登録下さり、不動産デベロッパーにて内定を頂いております。 確かに1社目で商品企画などの仕事に携わっておりますが、そ の後の職歴は不動産業界ではなくマーケティングよりのお仕事となっておりますので、 不動産業界の経験×なにかを売る仕組み作りを学ばれるのも良いかもしれません。 様々な不動産の開発を手掛けるデベロッパーへ|不動産業界歴6年/34歳男性 2人目にご紹介するのは、物件やホテル、商業施設など幅広い不動産の開発を手掛ける不動産デベロッパーに転職したTさんです。 Tさんは、リアルエステートWORKSに登録した時点で既に3社目の会社を退職されており、 4社目の転職先を探されていました。 1社目は金融業界で融資に関する営業を、2社目は小売業を行い、 3社目で不動産業界の仕入れ営業としてご活躍されておりました。 3社目の仕入れ営業では、ご入社されてから連続して売上目標を約200%達成しており、 ご活躍されていたことが職務経歴書からも確認できる方でした。 年収が1,000万円を超えておりましたが、お子様が生まれたこともあり、 少し年収が下がってもいいからワークライフバランスを整えたいということと、 営業としてさらにスキルアップしたいということでより幅広い業務でご活躍できる職場をお探しでした。 仕入れ営業は、デベロッパーの中でも上流の仕事となっており、 仕入れができなければ企画をしても開発できません。 そのため、仕入れ営業として数字を残して仕入れから開発までを 一貫して行うようなデベロッパーへの転職をするか、 デベロッパーの仕入れ営業として入社して成果を残し、 会社内で異動を希望して不動産企画・開発に進むのもありかもしれません。 不動産デベロッパーへの転職難易度は高め。 ステップを踏んで入社を目指そう 不動産デベロッパーは、新卒採用がメイン、かつ離職率も高くないため 求人がそもそもあまりなく、転職の難易度は高めです。 すぐに不動産デベロッパーに転職するのではなく、 ステップを踏んでから転職活動を開始すると、ハードルは少し下がって見えるかもしれません。 是非一度、キャリアパートナーに相談しながら次の転職で決めに行くのか、 ステップを踏んでいくのか、はたまた自分が求めている求人は本当に不動産デベロッパーなのか 再度考えてみましょう。 転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産営業に向いてる人ってどんな人?大手不動産会社の元営業マンが実際に肌で感じた5選!
2022年08月26日
不動産営業は、稼ぎたい人や数字意識の高い人、体育会系の人などに非常に人気な職種のひとつです。 その反面、「仕事内容がきつそう」、「ノルマが厳しそう」、「休みがなさそう」などの声もあり賛否両論に分かれる職種、それが不動産営業です。 さて、ここでは「不動産営業に向いている人はどんな人なのか?」を大手不動産会社の元営業マンが働いてきた中で実際に肌で感じたことや気付いたこと、一緒に働く上司や部下、同期を観察して発見したこと、数多のお客様と関わって学んだことなどをすべて踏まえ、この記事を読んでくださる皆様にお届けできますと幸いです。 私が経験してきた不動産営業とは? 不動産営業には、販売や売買仲介、賃貸、管理などさまざまな仕事があります。 その中でも、私は大手不動産会社で「売買仲介」の営業を経験してきました。 売買仲介とは、簡単に言うと物件を保有してる会社(売主)とお客様(買主)の仲立ちをする仕事です。 賃貸との唯一の違いは、賃貸は家を求めているお客様のみに対して営業をするのに対し、売買は求めていないお客様に営業をすることもあることです。買った方がいいけど買う勇気や知識がなかったり、5年後や10年後など将来的に買おうかなとぼんやり考えていたりなど、営業をするのが難しい温度感のお客様も多々いらっしゃいます。 しかしその分、賃貸などに比べて物件の単価は高く、また販売に比べると契約数も多くなってくるため、1番楽しく稼げてやりがいのある仕事であると考えております。 この記事では、そこで得たものや感じたことをもとにご紹介しますが、売買仲介のみならずBtoCの営業全般に当てはまる内容となっております。 不動産営業に転職する 不動産営業に向いてる人5選 まず始めに、本題である「不動産営業に向いてる人」の特徴を5つご紹介いたします。 5つの要素の中で1つでも当てはまる方は向いている可能性が高く、それが必ずと言ってもいいほど武器になるはずです。 また、当てはまらなかった方も一概に向いていないわけではないので、参考までにご覧ください。 報連相が早い人 まず1つ目は、報連相が早い人です。 報連相はどんな仕事であっても大事なことですが、不動産営業の場合は特にこの「報連相の早さ」が重要な局面の結果を決定づけるものとなります。 報連相ができない人の特徴として、「これくらいであれば報告しなくてもいいや」「こんなの自分で調べればわかる」などと自分ですべて判断してしまいます。これは致命的です。 報連相が早いと、物件の動き(お申し込みが入ってないかなど)を確認できたり、上司による正確な判断をすぐ実行でき、かつ情報もすぐに得られるため、お客様としても希望の家を借りれたり、購入ができたりします。 自分や上司のためだけではなく、お客様のためにも報連相を早くすることが重要だと言えます。 相手の立場で物事を考えられる人 2つ目は、相手の立場で物事を考えられる人、言い換えると「相手の感情を読める人」です。 不動産にかかわらず、営業をするということは人対人で成り立ちます。 お客様ありきの成約、お客様ありきの給料、お客様ありきの仕事へのやりがいです。 お客様を大切に思う気持ちが結果を出す上で大変重要になってきます。 そのため、お客様の立場になって考え、寄り添い、感情を読むことができる方であれば、間違いなく天職です。 向上心が高く負けず嫌いな人 3つ目は、向上心が高く負けず嫌いな人です。 これは皆様最も想像がつくのではないでしょうか? 営業なので、言わずもがな、数字の勝負の世界です。 向上心が高い人は「年収1,000万円稼ぎたい」「20代で部長になりたい」、負けず嫌いな人は「〇〇さんに売上で勝ちたい」「同期で1番にマネージャーに上がりたい」などといったような、モチベーションとなるものがあると上手くいかないときも乗り越えられます。 切り替えの早い人 4つ目は、切り替えの早い人です。 不動産営業は特にやる気のある社員が多いため、気合いの入った上司も少なくありません。 ちょっとしたミスや数字の悪さで叱られることも少なくありません。 上司に叱られたときや数字が思うように伸びないときに落ち込んでしまう人もいるかもしれませんが、大事なのはその時の「切り替えの早さ」です。 付け足すとするならば、なぜ上手くいかないのか、どうしたら結果を出せるのかを考え、すぐに実行できる人が不動産営業で結果を出していく上で大いに求められます。 息抜きの上手い人 5つ目は、息抜きの上手い人です。 不動産営業は給料がいい反面、体力的にも精神的にもきついイメージがあるかと思います。 真面目で素直な人の方が上司やお客様からの信頼も厚いので、1番必要とされる人材なのは間違いありません。 しかし、時には結果が出せずメンタルがきつくて限界を超えてでも頑張ってしまう、そんな真面目な性格の人も日本人には少なくありません。 決して無理をせず、時にはサボったりすることも大切だったりします。 日頃から息抜きをし、ストレスをためないことが結果を出す上でも非常に重要になってきます。 不動産営業に転職する 不動産営業に向いていない人3選 それではここからは、本題とは逆に「不動産営業に向いてる人」の特徴を3つご紹介いたします。 正確には、向いていないというより、少なくとも私が働いていた環境では「こういう人は結果出てないなと感じたTOP3」というイメージです。 仮に、以下の向いていない人の特徴に全て当てはまってしまった方で不動産営業をやりたいという方でも、仕事をやっていく中で克服できる部分も十分ございますので、不動産営業を始める前からこれらを知ることができるというアドバンテージと捉え、ぜひともやる気もってチャレンジしてみてください。 何事も他責にする人 まず1つ目は、何事も他責にする人です。 他責にするということは、一言で言うと「全ての原因が相手にあると決めつけている」ということです。 何事も自分に原因があると思う癖を付けることで、この問題が起きないようにどうすれば良いのかを考える力が付いたり、自分の課題を克服できたり、同じミスをしなくなったりします。 要するに、全ての原因の矛先を自分に向けることで、成長できるスピードの早さが段違いになるということです。 あくまでこれは癖付けの問題なので、仕事をしていく中で癖付けられるようになれれば、克服することができます。 真面目過ぎる人 2つ目は、真面目過ぎる人です。 向いてる人の特徴の「息抜きの上手い人」のところに記載してある内容と少し重複してしまいますが、真面目な性格な人は間違いなく信頼は厚いですし、必須の人材です。 しかし、ここで述べたいのは真面目”過ぎる”人です。 真面目過ぎてしまうと、上司やお客様の無理なお願いや要求にすべて応えようと、自分の中に溜め込み、時間も労力もそこに充ててしまいます。 結果、自分のノルマを達成できなかったり、ほぼ雑用だけする毎日になり、ストレスが溜まります。最終的には結果を出せず目標に到達できなくなり、まさに本末転倒です。 その与えられた業務を早くこなせるように努力すればいいじゃないかという声もあるかもしれません。ただ、1番問題なのは、「木偶の坊」として扱われてしまうことです。 業務を早くすることはもちろんのこと、自分で溜め込まず人に任せる事も意識して、ストレスを抱え込まないようにすることが大事です。 欲がない人 3つ目は、そもそも欲がない人です。 人間には2種類しかいません。欲がある人と欲がない人です。 欲がある人は、数字や目標に対して貪欲で負けず嫌いな人が多いので最終的に結果を出すことができる可能性が高いです。 その反面、欲がない人は、そこに執着心がないためただ形(なり)で仕事をするケースが少なくありません。成長意欲もあまりないので、自ら上司に質問したり、自らなぜ上手くいかなかったかなどを改善することもありません。 したがって、欲がない人は不動産営業に最も向いていないといっても過言ではありません。 不動産営業で結果を出し続ける人の共通点とは? ここでは、不動産営業で結果を出し続ける人の共通点を3つご紹介いたします。 誤解を生まないように先に述べておくと、一概にそういう人だけが結果を出し続けるわけではありませんし、そういう人が必ず結果を出せるかと言われればそういうわけでもありません。 あくまで私が実際に身近で見てきた営業マンで結果を出し続ける人の共通点を、経験談も踏まえてご紹介させていただくので、参考までにご覧ください。 常にアンテナが高く即実行できる人 まず1つ目は、常にアンテナが高く即実行できる人です。 アンテナが高い人は仕事ができる人が多いです。アンテナが高いということは、「他人に興味がある」ということです。 他人に興味があると、上司の接客や電話対応などを隣で聞いたり、他の社員がミスをして上司に叱られている内容を耳にしながら反面教師にしたりして、全て自分事として吸収します。 これをやっている人とやっていない人とでは将来雲泥の差になります。 アンテナが高い人はそれをすぐに実行しようとします。「自分も試してみようかな」「これを真似すれば成果になるかも」と思考を巡らせ、すぐに成果に結びつけることができるのです。 人を見る目がある 2つ目は、人を見る目がある人です。 ここでは、人を見極める能力やスピードに長けているという意味で、経験を積み重ねることにより身につくものだと考えています。 当たり前の話ですが、不動産営業は年間で膨大な数のお客様がいらっしゃる中で、成約に繋がるお客様はほんの数%です。その成約率を上げるために必要なのが、いわゆる営業力であったり、他部署との連携スピードであったりします。 また、成約率を上げるために大切なのは、お客様の属性や温度感、生活の背景などをヒアリングしていく中で買うのか買わないのか、そもそも買えるのか買えないのかを”瞬時に”見極める能力です。 買えないお客様に対し時間をかけすぎてしまうことはナンセンスですが、買わない、もしくは今買う気がなく本当に家が必要ないお客様をいかに早くヒアリング時点で見極めるかが勝負のカギになってきます。 最初にも述べましたが、その能力は経験によって身につくものでもあるので、新人のうちは自分の判断で見極めずなるべく多くのお客様に接触し、経験を積むことが大事です。 毎日自分の言ったことをやる 3つ目は、毎日自分の言ったことをやる人です。 まず、これができる人が1番結果を残すということをここで宣言させていただきます。 不動産営業では、「今月〇契約し、売上〇〇〇万円を目標にします。」「本日〇〇本電話をかけ、〇件アポイントを取ります。そのためには〇時までに〇本の架電を目標にします。」などといったように、個人の目標設定をします。それを達成するために目標を設定するのですが、毎回達成できる人はなかなかいません。 自分で言ったことを毎日、毎週、毎月達成できる人、もっと言えばそれを毎回上回る人は皆周りの営業マンと差をつけ、社内では確実に一目置かれることでしょう。言ったことをやる人間が1番信頼できるので、役職も上がり、出世することができます。 自分の言ったことを「毎日」やる、これは簡単なことではありません。なぜなら、1日でも達成できないとそれが癖づいてしまい妥協が生まれるからです。 毎日達成することで、塵も積もれば山となり、結果を出し続ける営業マンになれるのです。 まとめ 不動産営業が向いてる人や向いてない人を述べさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか? 向いてるから結果が出せるとも言い切れないですし、向いていないから結果が出せないとも言い切れません。 個人によって成長度も変わってきたり、努力次第では結果を出せる営業マンになれるケースも少なくありませんので、挑戦あるのみです。 この記事は、不動産営業に向いてる人に向けたメッセージでもあるので、向いてる人の特徴に1つでも当てはまる項目があれば、自信をもってチャレンジしていただければと思います。 不動産営業に転職する
【不動産営業は志望動機ですべて決まる】大手不動産会社の営業職経験者が実体験を踏まえて詳しく解説!
2022年08月18日
不動産営業といえば、世間的に稼げるイメージがあります。そのため、非常に人気のある職種のひとつです。 人気の不動産会社など競争率が高い中で、転職などの面接で選ばれる人材になるための一つとして志望動機が挙げられます。 志望動機を明確にし相手にその想いが伝わることで、これまでの実績が華々しくなかったとしても充分に選ばれる人材になりますので、志望動機は大切です。 今回は、大手不動産会社の営業職経験者の私が大手不動産会社に内定を獲得した際の志望動機などを踏まえて、詳しく解説します。 そこには重要なヒントが隠されてるので、お見逃しなく! 不動産営業によくある志望動機ベスト3 それでは最初に、不動産営業によくある志望動機をご紹介いたします。 もし今志望動機が定まっていないという方がいらっしゃれば、参考にしていただけますと幸いです。 3位 お客様の一生に一度のお買い物に携わりたい 不動産売買の営業はひとつひとつの商品が非常に高額です。都内では今や1億円を超える戸建てやマンションも少なくありません。 そのため、不動産は一生の中で最も高額なお買い物であると考えられます。 そのような高額な商品を買うとなるとお客様は慎重になります。どうせ買うなら将来高く売れる場所で買いたい、下手な場所で買って失敗したくないなど、心理が少なからず入ってきます。 そういったお客様の目線になって購入まで寄り添って考えた末にご成約となった場合、それほど幸せなものはないという気持ちになり、やりがいを感じられることでしょう。 2位 営業として高額な商品を扱いたい 先程も述べたように、不動産の購入は人生で最も高額なお買い物です。高額な商品を売ることは、簡単なことではありません。 もちろん、売れるコツやお客様のツボを経験を積み重ねることで理解できるようになると、波に乗れるかもしれません。 ただ、そこまで売れる営業マンになれるのはほんの一握りですし、高額である以上、大きな問題やクレームが発生することも少なくありません。 良くも悪くもこれだけ大きな買い物に携わるということは、お客様の命を預かるほど責任のある仕事だということです。 また、不動産を売ることができれば、他のどんな商品あっても売ることができる営業マンになれる可能性が高いという理由でも、人気が高い職種になります。 1位 稼ぎたい 不動の1位はやはり「稼ぎたい」という人が多いです。 結果を出した分だけ正当な評価をしてくれる。まさに実力主義とはこのことです。 20代や30代のうちから成果を出して年収1,000万を超える営業マンは少なくありません。 稼げることを売りにしている求人も多いので、面接官からも稼げるという志望動機は好評価をもらえることも多いです。そのため、非常に強いアピールポイントとなります。 不動産営業に転職する 転職でよくある志望動機の落とし穴 次に、転職でよくある志望動機の落とし穴を2つ厳選し、ご紹介させていただきます。 面接で無意識に言ってしまっているケースも少なくありませんので、こちらは要チェックです。 前職に対してネガティブな感情を言う 前職がきつかったから、上司が怖かったからなどのようなネガティブな要因を志望動機として挙げるのはNGです。 不動産の営業はノルマや予算があり他の職種に比べると少なからず厳しい環境なので、きついとすぐにやめてしまいそうな人や上司の要求に少しも応えられないような人は面接で落とされてしまう可能性が高いからです。 きついことはある程度前提として、前職の経験から学んだことや身に付けたことをいかに生かせられるかなどポジティブな要因をアピールする方がはるかに印象が良くなります。 目標が数値化されていない よく営業の世界では「結果(数字)がすべて」という言葉を聞いたことがあるかと思います。 どれだけ頑張っても結果が出ないときもあります。そういった人は、目標が具体的ではないかつ数値で表せていない場合が多いです。 あくまで社員に求めるところは「結果」なので、「何歳までに〇〇を成し遂げる」や「いつまでに〇〇〇万の実績を作る」など、数字を混ぜて具体的に決めた目標を持つことが大事です。 また、数字意識があることは熱意があることだと捉えられる可能性が高いので、やる気をアピールできるポイントにもなります。 大手不動産会社に入社した私の志望動機 実際に私が入社前の面接で言った内容です。個々によって考え方や目標はそれぞれ異なるかと思いますので、あくまで参考にしてご覧ください。 目標を達成させるのに最適な環境である 「30歳で父親の年収を超えること」が私の目標です。 20代のうちから稼げるといえば、実力主義の不動産営業。その中でも、業界日本一を目指し厳しくノルマも要求も非常に厳しいと有名な大手不動産会社に入社しました。 結果を出せば出す分正当な評価をされ、若いうちから稼げる、そしてさらに日本一を目指す厳しい環境に身を置くことこそが自分の目標を遂げられる一番の近道だと思い、不動産営業職への入社を決意しました。 つまり、自分の目標がその会社で働くことで達成が可能なのかが重要であると考えます。 社長の考え方・会社の方針が自分に合っている 私が大手不動産会社がたくさんある中でその会社に決めたのかはすでに述べましたが、もうひとつ重要な決め手となったのが社長の考え方です。 例えば自分は若いうちからガンガン稼ぎたいにもかかわらず、社長は年配の社員を優遇する。その時点でミスマッチが生じ、長続きしません。 しかし、私の場合、社長の考え方と自分の考え方が完全に一致したのです。そうなると働きやすさも変わってきます。 つまり、会社の目指す方向性と自分の目指す方向性が完全に一致していることが重要であると考えます。 不動産営業に転職する どこにでも当てはまる志望動機はどこの会社にも選ばれない これは極論ではありますが、志望動機にはその人の人生の背景も見られます。そのため、志望動機を伝える上で、必要な考え方を2つご紹介いたします。 「なぜその不動産会社を選んだのか」が明確な志望動機は強い 不動産会社は日本に30万社ほどあります。 不動産会社であればどの会社でもどういう人材を欲しているか大体は似ています。 面接でよく聞かれることでもある、「なぜ数ある中でうちを選んだのか?」。ここがいかに明確かで全て決まるといっても過言ではありません。 前項でも説明しましたが、私の明確な志望理由は社長の考え方の一致と、日本一を目指す環境に身を置くことにより、父親の年収を30歳で超えるという目標を叶えられると思ったからです。 このように具体的かつ数値化されていないような、ありきたりな理由を述べるとそれこそ熱意が本当にあるのかが読み取れなくなります。 その会社を十分に研究し、自分のどこを生かせるのか、自分とのミスマッチがないかを事前にしっかり調べておきましょう。 転職活動はマッチングアプリと同じ みなさんは今流行りのマッチングアプリをやったことがありますか? いわゆる恋人や結婚相手を見つけるきっかけとなる、異性との出会いアプリです。 まず、自分と相性のいい人や好みの人に条件を絞って検索します。しかし、自分が相性がいいと思ってアプローチをしても、その異性の相手は自分と相性が合うとは思っておらず見向きもしないケースが良くあります。 新卒はまた違うのでここでは中途向けになりますが、転職活動で企業を探す時も同じです。 自分が求めているものと企業が求めているものを一致させないと成立しません。自分がこの企業良いなと思っていても自分に魅力や実績がないと見向きもされません。 大事なことは、相手のツボを知るということです。 相手のツボを知っておけば、自分を採用してくれます。そのツボを知るためには、相手の情報だけではなく「自分のことを知っておくこと」が重要になってくるのです。 不動産営業職に転職したい人へ 不動産の営業職は散々述べましたが、やる気と根性はもちろんのこと、自分自身のモチベーションとなる具体的な目標があれば、誰でも活躍できる場所です。 稼ぎたい人ややりがいのある仕事を担いたい人、将来のキャリアアップに繋げたい人はぜひ応募してみてください。 また、業界経験・未経験に関わらず、個々の持ってる実績やスキルと企業の求める人材のマッチングは重要ですので、しっかり自分をアピールできるように準備しておく事をおすすめします。 不動産営業に転職する
高卒の転職におすすめの業界ってあるの?3つの業界と具体的な理由をご紹介
2022年07月28日
高卒の方の中には学歴が気になってなかなか転職に踏みきれない方もいらっしゃるでしょう。 しかし、高卒の方の転職にもおすすめの業界があります。 この記事ではどのような業界への転職がおすすめなのか、3つの業界と具体的な理由についても紹介していきます。 高卒で転職を考えている方はぜひ参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒の転職におすすめの業界は? まずは高卒の転職におすすめの業界を紹介します。 どの業界にも共通する点としては、それほど学歴を評価していない、ということが挙げられます。 学歴よりも能力や経験が重要視されるということも言えるでしょう。 それでは下記の3つの業界について詳しく見ていきましょう。 ・IT業界 ・飲食業界 ・不動産業界 IT業界 おすすめの業界の1つ目はIT業界です。 IT業界は業界全体が成長しており、常に人材が不足気味の業界です。 今後はさらに需要が高まると考えられており、活躍のチャンスもさらに大きくなります。 業界内での仕事の幅も広いため、成長に合わせてキャリアアップすることも可能です。 飲食業界 おすすめの業界の2つ目は飲食業界です。 飲食業界は求人の需要が高いため、非常に転職しやすい業界になります。 ホールスタッフや調理スタッフなど希望の職種で働くことができますし、和食やフレンチ、イタリアンなど分野を決めて、専門性を高めていくことも可能です。 オフィス近くであれば土日休み、カフェであれば17時まで、バーであれば19時~など、どこで働くかによって働き方の自由度が高いという特徴もあります。 不動産業界 おすすめの業界の3つ目は不動産業界です。 不動産業界は専門的な知識が求められるように感じますが、実は未経験から挑戦できる職種も多くあります。 その後、経験を積み、資格を取るなどしてキャリアアップを実現することが可能です。 役職に就くとしても、ある企業では大卒が優先されて上にいくということもありますが、不動産業界では役職ではなく完全成果型です。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒にIT業界がおすすめの理由 今後ますます需要が高まっていくと考えられているIT業界ですが、高卒にもおすすめできる理由を説明します。 おすすめできる理由は下記の通りです。 ・学歴より実力やスキルを評価される ・体力が求められる ・高収入を実現しやすい それでは詳しく見ていきましょう。 学歴より実力やスキルを評価される IT業界は学歴より実力やスキルを評価される実力主義の業界です。 つまり、「何ができるのか」が非常に重要です。 IT業界ではスキルを尊重する文化があるため、実力やスキルがあれば、学歴や年齢に関係なく評価されます。 そのためまずは最低限のスキルを培う必要がありますので、独学やスクールで勉強を行いましょう。 入社後も常にスキルを高めていくことが求められますが、その努力が評価される業界です。 学歴で判断されることがないので、高卒の業界未経験者でもスキルを身に付けることで活躍の場は多くあります。 体力が求められる IT業界では知識と技術に加えてある程度の体力が求められます。 日々の業務を行いながら、新しい知識や技術にも対応していくには体力が必要です。 また1日中パソコンと向かい合って、集中力を維持しつつ業務を行うためには体力が必要です。 そのため、今時点では高卒で業界未経験でも体力に自信がある人はそれが武器になります。 業務を行う上で、ある程度の体力は必要ですが、「IT業界は体力勝負」とやたらと強調している企業は極端に残業が多い可能性がありますので、企業選びの際には気をつけましょう。 高収入を実現しやすい IT業界は技術を身に付けることで、より良い条件の会社に転職することで高収入を実現しやすい業界です。 業界自体が成長しているため、常にIT人材が不足気味で、優秀な人材を求めている企業が多くあります。 そのため、充分な実力を兼ね備えてから、転職することも可能です。 また、別の技術も合わせて身に付けることでより価値が高い人材へと成長することができ、高年収を実現することもできます。 将来的には会社に依存せず、独立して自分の実力だけで稼ぐという選択肢もあるでしょう。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒に飲食業界がおすすめの理由 カフェやレストランなどの飲食業界は高卒にもおすすめの業界です。 その理由は主に下記の3つです。 ・学歴不問のケースが多い ・若い人が多い ・求人が多い それでは詳しく見ていきましょう。 学歴不問のケースが多い 飲食業界は学歴不問で正社員を募集しているケースが多くあります。 また学歴による待遇の差がほとんどため、高卒でも良い条件で働くことが可能です。 大手外食チェーン店などであれば、店舗での活躍次第で学歴に関係なく、将来的に店長や幹部を目指すことができるので、飲食業界でキャリアアップを考えている人には向いているかもしれません。 学歴不問で応募できるからこそ、未経験でも挑戦できる環境があります。 そのお店で働きたい理由(志望動機)はしっかりと考えておくことがおすすめです。 若い人が多い 飲食業界は若い人が多く、同年代の人が多いため働きやすい環境といえます。 同年代の仲間と協力しながら働くことはやりがいや楽しさを感じられるでしょう。 分からないことも質問しやすいですし、年齢が近いスタッフだからこそ刺激を受ける部分があるかもしれません。 高卒の未経験でも飲食業界は若い人が多く、働きやすい環境があるため、おすすめの業界です。 求人が多い 飲食業界は求人の選択肢が多いことが魅力です。 厨房や調理場で働くキッチンスタッフ、接客をメインに担当するホールスタッフなどの職種があります。 料理が好き、コツコツとした作業を行うのが好き、人と話をするのが好き、人とコミュニケーションを取るのが好き、など自分の性格に合わせて、職種を選ぶことができます。 業態についてもカフェやファーストフード、ファミレスや居酒屋、料亭など幅広い分野から検討することが可能です。 また求人の数が多いからこそ、働く時間帯や、日数などの働き方も自分の希望に合わせて選ぶことができるでしょう。 長く同じ環境で働きたいのか、昇進できる環境で働きたいのか、キャリアアップの選択肢も多く準備されています。 求人の選択肢が多いことで自分に合った環境を見つけやすくなるため、飲食業界はおすすめです。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒に不動産業界がおすすめの理由 最後に高卒に不動産業界がおすすめの理由を説明します。 おすすめの理由は下記の3つです。 ・学歴より実力が求められる ・手に職をつけられる ・高収入を実現しやすい 不動産業界は働きながら専門的な知識を身に付けることができ、実力主義の業界であるため学歴は関係なく、さらに結果を出せば高収入を実現できるため、高卒の未経験で挑戦するには、不動産業界が一番おすすめです。 それでは詳しく説明します。 学歴より実力が求められる 不動産業界では学歴よりも実力を重視しており、完全な実力主義の業界です。 そのため、高卒の未経験でも不動産会社に転職できる可能性は高く、転職してからも学歴はほとんど関係ありません。 実力主義と聞くと、厳しい社風で離職率が高いイメージを持たれるかもしれませんが、不動産業界の離職率は14.8%で、実は全体平均の離職率14.2%とほぼ同じ水準です。 ちなみにもっとも離職率が高い業界は宿泊業、飲食サービス業の26.9%です。 (令和2年雇用動向調査結果の概要、厚生労働省) しかし、不動産業界は仕事内容に幅が広いため、初めから難易度の高い職種に挑戦してしまうと、結果が出る前に挫折してしまうかもしれません。 まずは生活に身近な賃貸物件の仲介業などの職種から不動産業界に入るのがおすすめです。 例えば、アパートやマンションを借りるときに部屋を案内してくれたり、契約の手続きを進めたりしてくれる仕事の人が不動産賃貸仲介業です。 そこから経験を積み、業界の仕組みや人脈を構築しながら、不動産売買仲介業などへとステップアップしていく方法をおすすめします。 不動産業界は実力主義であり、学歴に関係なく転職できるためおすすめです。 手に職をつけられる 不動産業界では専門知識を身に付けることで、手に職をつけられます。 高卒の未経験で転職し、業界で不動産業界の知識を身に付け、経験を積むことで、専門性が身に付きます。 また、不動産業界には宅地建物取引士やマンション管理士など専門の資格がたくさんありますので、キャリアアップのために挑戦してみてはいかがでしょうか。 不動産業界で資格が必須という事はありませんが、資格が無ければ担当することができない業務もありますので、資格を取得することでより仕事の幅が広がり、専門性を高めることができます。 資格を取得していれば、不動産業界内で転職をする際にも有利になり、良い条件で転職先を検討することができるでしょう。 また宅地建物取引士は不動産業界外の建築会社、金融機関などへの転職でも有利になる資格です。 このように不動産業界で経験を積むことにより、手に職をつけられることがおすすめできるポイントです。 高収入を実現しやすい 不動産業界は給料の面でも、実力主義の世界になっています。 基本的に不動産業界の給料は基本給+業績給となっており、業績に応じて業績給が高くなっていきます。 業績が高ければ高いほど、歩合給が多くなることが一般的です。 そのため、給料も学歴や年齢に関係なく成績に応じた金額となり、周囲の大卒より稼いでいるということも珍しくありません。 資格手当を支給する会社も多いですので、資格を取得することで、さらに収入アップも期待できます。 自分の実力次第で、高収入が実現できるという点が不動産業界の魅力であり、おすすめできる理由です。 自分の営業力やコミュニケーション能力に自信がある人は成功する可能性が高いでしょう。 未経験からでも挑戦しやすい職種も多いですので、ぜひ不動産業界に飛び込んでみてください。 不動産転職エージェントに問い合わせる 高卒だって関係ない!実力主義の業界に転職しよう この記事では、おすすめの業界としてIT業界、飲食業界、不動産業界の3つの業界を紹介し、おすすめの理由を説明してきました。 どの業界も学歴ではなく実力を重視する考え方を持っているため、高卒の未経験でも挑戦しやすい環境です。 実力で勝負していくからこそ、専門性を身に付け、手に職をつけられる仕事や長期的にキャリアアップを目指していける仕事がおすすめです。 この記事を参考に、自分が興味を持てる業界に挑戦してみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに問い合わせる
転職エージェントは複数使う?1つに絞る?転職活動の始め方と併せて解説!
2022年07月26日
転職したいけど転職活動をどう始めれば良いかわからない...。 転職エージェントに登録したけど中々進まない...。 など、転職に関してお悩みをお持ちの方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか? その中でもよく聞くのが「転職活動の始め方」と「転職活動のやり方」です。 そこで今回は、総合転職エージェント・特化型転職エージェント・セミナー型転職エージェントなど併せて10社ほどの転職エージェントに登録して20代で2回転職した私が、転職活動の始め方や、転職エージェントを上手に利用してより良い転職を行う方法を解説いたします! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 転職活動の始め方 では最初に、私が行った転職活動の始め方をご紹介いたします。 自己応募か、転職エージェントか 転職活動では、自分自身で全てを進めていくパターンと、転職エージェントを活用して進めていくパターンがございます。 ここでは、自分自身で進めていくパターンを自己応募とし、転職エージェントを活用するパターンを転職エージェントと説明していきます。 私は両方のパターンを行いましたが、結論、行きたい企業が決まっていないのであれば転職エージェントに登録した方が良かったです。 <自己応募> 自己応募では、求人サイト(例:マイナビ転職、リクナビネクストなど)から条件を絞っていき、気になる求人があれば応募をします。 その後企業から連絡がくるので書類を送ったり面接日程を決めていきながら内定を獲得するまで進めていきます。 <転職エージェント> 転職エージェントでは、いくつものエージェントがあるので複数登録をし、登録後はキャリアコンサルタントと面談をして自分の希望を伝えます。 その後キャリアコンサルタントの方が求人を提案してくださるので、求人を一緒に選び、書類添削や面接設定などはキャリアコンサルタントにお任せできます。 企業とのやり取りは全てキャリアコンサルタントが行ってくれるので、私たちは面接に行くだけであとはキャリアコンサルタントとやり取りをします。 ※費用は無料の転職エージェントが多いです 自己応募のメリット・デメリット 自己応募と転職エージェント両方を利用した私が感じた、それぞれのメリットデメリットを共有致します。 ◎自己応募のメリット ・自分で自由に検索が可能 転職エージェントを利用した場合は、面談時に希望を伝え、その後キャリアコンサルタントが求人を共有してくれます。 そのため、もし自分が希望を全部伝えられていなかったり、キャリアコンサルタントと相性が合わないといつになっても自分が求めている求人がもらえません。 その点、自分で希望を入力していく求人サイトでは、相性が合わない、希望がうまく伝わっていないということがないので安心です。 ◎自己応募のデメリット ・書類選考で落とされる こちらはこれまでの経験や学歴・職歴によって変わってきますが、私の場合はあまり良い経歴ではありませんので、自己応募で書類のみで見られた場合は書類時点で落とされてしまうことが多かったです。 転職エージェントの場合は、人事の方に直接「経歴はこうなっていますが、お人柄は〜・・・」と電話してくださることがあります。 ・企業側と直接やり取りする 自己応募なのでもちろん書類を送ったり面接日程を調整したりは自身で行います。 企業によっては返信スピードやメール内でのコミュニケーション(理解度)などからマイナス印象を持たれてしまうことがあります。 転職エージェントを利用した場合は、全てキャリアコンサルタントの方がやって下さるので、ここでマイナス点をもらうことはないでしょう。 ・スケジュール管理が大変 私が一番苦手だということもありますが、働きながら面接のスケジュール管理もするのが大変でした。 メールも普段見ないタイプで、かつ色々な会員登録だったりのメールも飛んでくるのでメールを確認してスケジュール管理もしてという一連の流れが大変だった思い出があります。 頭の中で覚えておくスタンスでしたが、スケジュール帳やgoogleカレンダーを使用することをお勧めします。 転職エージェントのメリット・デメリット ◎転職エージェントのメリット ・求人の幅が広がる 自身で求人を探していくと、勤務地や希望職種を絞って、休日やその他条件を絞っていってもかなりの求人があり、最初のページか行っても3ページ目まででした。 ただ、転職エージェントを利用することで、沢山ある求人の中から希望をどんどん言っていくだけで10求人ほどに絞って紹介してくださり、更に「この求人はこういう部分が嫌だ」と伝えるとそれを補う求人を送ってくれました。 自分では見ていなかった求人も多かったり、タイトルと画像だけで何か違うなと思っていても実は話を聞くと良い会社だったりもするのでさすがだなと思いました。 ・企業とのやり取りやスケジュール管理をお任せできる 自己応募のデメリットでもお伝えした通り、企業とのやり取りやスケジュール管理はとても大変です。 もし面接日程を間違えてしまえばそこでその企業との関係は終わってしまうことも。 転職エージェントを利用すると、体調不良や急な仕事で面接日程を変更したいけどどうしようと思った時も転職エージェントの方が間に入って連絡してくださりますし、面接の前日には連絡をくれます。 大船に乗った気持ちで転職活動ができるのは転職エージェントの魅力だと思います。 ◎転職エージェントのデメリット ・転職エージェント経由だと企業の目線が上がることも 転職エージェントの料金体系は、採用される私たちは無料ですが、採用する企業側は年収の何%という形で料金が発生します。 自己応募の場合には発生しない料金となりますので、企業によっては転職エージェントから採用する場合はより経験がある方のみにしているなど採用ハードルを上げている場合があります。 ・転職する気持ちがあまりない時には利用しにくい 転職したいな~・・・と思い始めたときに登録してしまうと、 入社はいつまでに希望されますか? まずは面接に行ってみましょうか! と選考を進められてしまう場合もあるため、まだ退職するつもりはないのにどうしようとなってしまいます。 「ちょっと求人見たいな」くらいであれば求人サイトを覗いてみるくらいが良いかもしれません。 私自身が自己応募よりも転職エージェントを利用することでうまく転職活動ができていたため偏りがあるかとは思いますが、以上が私が感じた自己応募と転職エージェントそれぞれのメリットデメリットです。 メリットとデメリットを認識したうえで転職活動を始めるとまた違うと思いますので、参考になれば幸いです。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 転職エージェントを利用した際の具体的な転職の流れ ここからは転職エージェントを利用して転職活動を行った場合の具体的な流れをご紹介いたします。 転職エージェント登録前 ①自己分析 転職を決めてからまず初めに行いたいのが自己分析です。 過去から現在、未来を書き出したり、なぜ自分が転職したいのか、どんな仕事にやりがいを感じるのか、どんなスキルを身に着けてどんな10年後になりたいのかを考えていきます。 自己分析を行ったうえで、自分自身の転職の軸を定めていきましょう。 不動産業界だけじゃない!すべての転職活動でもっとも大事な「自分だけの軸」 ②業種や職種、会社規模などの絞り込み 自己分析を行い、転職軸を決めたら次は会社選びに大切な、業種や職種、会社の雰囲気や会社規模などを絞りに行きます。 裁量権が大きい会社で働きたい ⇔ やることリストをこなしていきたい 人と話すお仕事がしたい ⇔ 1人で黙々と仕事がしたい 固定給で安定した額稼ぎたい ⇔ インセンティブでがっつり稼ぎたい など色々あります。ここは完璧に決めなくても大丈夫ですので、大まかにこういう会社でこんな仕事がしたいな~という風に考えておけば大丈夫です。 ③転職エージェント選び、登録 気になる業種や職種が決まったら、転職エージェントに登録しましょう。 もし気になっている業種や職種の特化型転職エージェントがあれば特化型に登録するのがおすすめです。 転職エージェント登録後 ④面談 登録後は、どこの転職エージェントも面談を行います。 その面談の中で、自分の希望を伝えることでキャリアコンサルタントが求人を提案してくださるので、自己分析で見つけ出した転職の軸を伝えましょう。 ⑤求人選び、書類選考 面談が終わるとそのあとは求人が送られてきます。 自分の希望にドンピシャな求人もあれば、いまいちな求人もあると思いますが、求人票だけで決めるのではなく、どういう会社なのかをキャリアコンサルタントに聞いてみるとより求人の幅が広がります。 転職エージェントによっては履歴書・職務経歴書の添削を行うサービスもありますので、サービスも利用しながら履歴書・職務経歴書を仕上げましょう。 書類作成後は、自分が選んだ求人にキャリアコンサルタントの方が応募してくれますので、書類結果を待ちましょう。 ⑥面接(大体1回~4回) 書類選考が通過すると、次は面接です。面接可能日時を聞かれますので、この期間はなるべく予定を空けておけるといいでしょう。 自分より先に選考した方が内定になったので選考がおしまいですということもあり得ない話ではありません。 面接回数は企業によって違い、少ないと1回の面接で決まることもあります。 平均して2回~3回くらいかと思います。 ⑦内定 内定が出た後は、その企業に入社したいのであれば内定を受諾し、もし他の第一希望の企業が残っている場合は保留にしてもらいましょう。 また、このくらいのステップにきたらば現在勤めている会社に退職届を出しましょう。 企業によって退職希望の何日前に申し出が必要とあるので、そのルールには従い、しっかりと引継ぎをしたうえで退職するのがベストです。 ⑧入社 内定受諾をしたあとは有休消化期間などを含めて退職する日を決定して入社日を決定します。 内定から入社までの平均は1か月半~2か月となっております。 転職活動期間は、転職エージェントに登録してから約3ヶ月と言われております。もちろん面接回数が少なかったり、面接がスムーズに行けば1ヶ月以内で決めることも可能です。 賞与が出てから、切りのいい年度が変わるときに、など自分の中で区切りを決めてその時期に向けて転職活動を開始しましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 転職エージェントは1つに絞る?複数使う? いざ転職エージェントに登録しようと思ってみても、転職エージェントは沢山ありますので ・どの転職エージェントに登録するか ・1つに絞るか複数登録するか など迷うことが沢山あります。 では、どのように探して、何社の転職エージェントに登録するのがいいのでしょうか? 最初は3つの転職エージェントに登録 個人的には、最初は3つの転職エージェントに登録することがおすすめです。 2つは大手総合転職エージェント、あと1つは、もし職種や業種を決めていれば、特化型の転職エージェントがいいでしょう。 総合型と特化型転職エージェントの違いはこちらから>>> 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 もし業界や職種を絞っていない場合は、最初から特化型は登録しなくても良いと思います。 なぜ複数登録するかというと、自分に合う転職エージェントを比較するためです。 転職エージェントごと、さらに言えばキャリアコンサルタントごとに転職の進め方は違い、ヒアリングの量や求人の絞り込みの質などが違います。 また、もっている求人も違うでしょう。 総合転職エージェントの特徴は求人の量が多いことですが、その分キャリアコンサルタントも全部の求人を覚えきれず結果的に取り合えず沢山の求人を送ってくれることが多いです。 ただ、自分で探す時よりは狭めてくれるので、送ってもらった求人を全部見るのは難しくないでしょう。 次に特化型転職エージェントに登録するのは、専門性が高いためです。 例えば不動産特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』さんでは、キャリアコンサルタントも不動産業界に特化してるため、不動産業界ならではのヒアリングをしてくれ、より自分の希望にマッチした求人の提案に落としてくれます。 そのため、総合転職エージェントを利用して、求人をザっと見ていき自分が希望する求人があれば総合型転職エージェントで選考を進めていき、「求人が多すぎてわからない」「なにか違うな」と思うのであればそこから更に絞っていき、特化型転職エージェントで選考を進めていくといいでしょう。 もし最初から自分が気になっている内容での特化型転職エージェントがあるのであれば、そのエージェントをメインで使っていってもいいと思います。 転職エージェントを1つにしぼる 最初に比較するために3つほど転職エージェントに登録するのをお勧めしましたが、最終的には1つに絞るといいでしょう。 というのも、3つの転職エージェントを並行して利用すると、自己応募のときと同じようにどのエージェントでどの求人を応募したかが分からなくなってしまうのと、結局転職エージェントごとに面接日程を把握しているだけになるため、自身でスケジュール管理をしなければいけません。 そのため、3つの転職エージェントを比較したあとは、その中で一番自分にあう転職エージェントを探し、最終的には1つに絞って面接のステップに進むといいでしょう。 複数の転職エージェントを上手に使って転職活動を始めよう! いかがでしたでしょうか?今回は私の経験談を交えて解説してきましたが、個人的には転職エージェントを複数登録し、徐々に狭めていくのがおすすめです。 行きたい企業があるのであれば、その企業に直接応募して進めていくのが一番良いのですが、「転職したい」というときに「この企業が無理だった場合は転職しなくていい」という方は少ないと思いますので、いくつかの企業を受けるのであれば是非転職エージェントを利用してみてください! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産営業で土日休みは難しい?土日休みが可能な職種や求人をご紹介
2022年07月13日
不動産営業で働いている中で、趣味があったり結婚してお子様が生まれ、 「休日をなるべく土日休みにしていきたい」 「イベントに行くのが好きだから日曜日休める仕事がいい」 と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 不動産営業はBtoC営業のため土日がメインの稼働となるので土日に休みを取ることが難しく、不動産業界では主流な火水休みの方が多くなります。 では不動産営業では土日休みは無理なのか、土日休みのお仕事に転職したい場合は不動産営業以外に転職しなければいけないのかと言われるとそうではありません。 これまでの不動産営業での経験を活かしながら、土日休みの不動産営業職に転職することは可能です。 そこで今回は、不動産営業のまま土日休みに転職する方法や、転職活動時の注意点について解説いたします。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業の休日は土日休みよりも火水休み 不動産業界で働かれている方は分かる通り、不動産営業は土日休みの会社が少なく、水曜日休みがメインであり、火曜日と水曜日、水曜日と他1日という休日形態が多いです。 では、なぜ土日休みではなく水曜日休みが多いのでしょうか? BtoC営業のため toC向けの営業あるあるですが、土曜日・日曜日にお客様が動くことが多いため、基本的には土日が忙しくなる曜日となり、逆に仕事が落ち着く平日がお休みとなります。 また、土日ではお客様との商談や内覧対応や契約対応が入るため書類やデータを整理することができないので、土日はお客様に全ての時間を使い、月曜日に諸々の整理を終わらせて火曜日・水曜日をお休みにしているところもあります。 契約が水に流れる? 言葉遊びにはなりますが、水曜日の「水」が、契約が水に流れるという悪いイメージを連想させるため、不動産業界では水曜日休みが多いと言われております。 どの業界でも100%契約まで終わらせたいという気持ちがありますが、不動産業界では取り扱い金額が高いと何億円という額になり、ベンチャー企業ではその1件で今後が左右されることもあります。 契約が水に流れるのを必ず避けるぞという想いから、水曜日を休みとしている企業が多いようです。 その他、不動産業界の休日に焦点を当てた記事がございますので、詳しくはこちらをご覧ください。 不動産業界の休日は水曜日が多い?不動産業界の休日について解説! 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業で土日休みが多い職種 それでは次に不動産営業かつ土日休みが多い職種をご紹介いたします。 BtoB営業の仕事は土日休みが多い 前述したとおり、不動産営業はBtoC営業のため土日がメインの業務となり、土日に休みを取ることが難しいです。 だからこそ、BtoB営業となると取引先が土日休みになることが多いため、不動産営業でも土日休みになることが多いです。 不動産営業のtoB営業となると、オフィス仲介営業や用地仕入れ営業が挙げられるでしょう。 今回はオフィス仲介営業と用地仕入れ営業の2つの仕事内容をご紹介いたします。 オフィス仲介営業の仕事内容 オフィス仲介営業の仕事内容の流れは、基本的には一般の方向けの賃貸仲介営業と変わりません。お客様が法人様になると思っていただければ分かりやすいかと思います。 企業では、人員増加に伴うオフィス移転や地方への展開、新規オフィスの開設などが行われます。その時の窓口になるのがオフィス仲介会社です。 お問合せ頂いた法人様に立地や賃料、間取りをヒアリングし商業利用が可能な物件の中からご提案をします。その後何件か内覧をし、店舗が決まれば契約を行います。 賃貸仲介では反響営業が中心となっており、SUUMOからのお問合せや店舗への来店を待っていてもお客様が来てくれますが、オフィス仲介では中々お問合せが来ません。 ポスティングやメールなどでの種まきや、一度ご案内した法人様との関係を大切にしておき、その企業様がさらに拡大していく際のお手伝いや、その企業様からの紹介をもらえるようにしましょう。 用地仕入れ営業の仕事内容 用地仕入れ営業は、戸建て用地やマンション用地など大小さまざまな土地を仕入れる営業です。 土地がなければ戸建てやマンションが建てられませんので、用地仕入れは不動産業界の上流部分の仕事だと言われています。 用地仕入れは、土地を販売するのではなく、土地を仕入れる仕事になりますので、土地を持っている地主の方や、土地の情報を持っている不動産会社の方がお客様になります。 土地は1回商談してすぐに契約ということは少なく、まずは土地の情報を仕入れるために歩いて回り、良い土地を見つけたら不動産会社や地主様を探して自己紹介など含めて仲良くなることが第一段階です。 何回も通う中で、土地をどのように利用していきたいかを説明したり、いくらくらいで買い取ろうとしているのかを提案したりします。 もちろんお客様と話すだけではなく、周辺の環境や相場を調べたり、その土地にどのような物件を立てればすぐに販売できそうかなどニーズを調査することも大事な仕事です。 あとは合意が得られれば契約を行い、企業によってはその後の企画・開発部分まで行うことができます。 土日休みの不動産営業職求人を見る 土日休みの不動産営業職で転職活動するときの注意点 土日休みの求人をご紹介する前に、土日休みを希望して転職活動を行う際に注意するべき点を3つご紹介いたします。 土日休みだから休みしっかり取れる、年間休日数が多いわけではない 土日休みの仕事に転職したい理由がもし「土日休みの仕事であれば休みがしっかり取れるでしょ」という理由であれば危険です。 土日休みと書いてあっても、「月に2回ほど土曜日出勤あり」という言葉があれば月6日休みになりますし、休日部分で長期休暇について触れられていない場合は、土日休だけれどもGWやお盆休みがないこともございます。 休みがしっかり取れるから土日休みが良いという方は、土日休みの求人を探すのではなく、「完全週休2日制」「年間休日120日以上」などの文言から求人を探すといいでしょう。 この2つの文言が入っている場合は、比較的休みがしっかり取れる傾向にあります。 土日休みがいいのか、土日に休みが取れればいいのか 自分が「土日休み」を希望しているのか「土日に休みが取れること」を希望しているのかを考えたことはありますか? 子供の休みに合わせて土日は毎回休みたい!ということであれば土日休みのお仕事への転職がいいでしょう。 しかし、現在平日休みで、行きたいイベントにいけないから土日休みの仕事に変更したい!土日休みの友達と遊ぶために月に2回くらい日曜日に休みを取りたい!ということであれば必ずしも土日休みのお仕事への転職がいいとも限りません。 実際に私が平日休みと土日休みの両方を経験して思うことですが、土日休みは確かにイベントに参加できますし、2連休なので1日遊んで1日身体を休めてと良い点もあるでしょう。 ただ、土日に開催されるイベントは混んでいたり予約が取れなかったり、料金も土日料金となっていることがあり、通常よりいくらか高いことが多いです。 一方平日休みだと、旅先は空いていますしホテルや旅館は平日割で安くなっていて、ストレスなく、かつお財布にも優しい休日が送れます。 先日久々に平日の鎌倉にいったら、前は〇時間待ちとなっていて諦めた手作りアクセサリーショップが待ちなし予約なしで入れたり、レストランも全て並ばずに入れて驚きました。 もちろんこれは好みの問題ですが、私はあまり人混みが好きではないのと並ぶのが好きではないので平日休みがメインだと凄く助かります。 平日休みで気になる点は、土日休みの友人と遊びの予定が立てづらいことと、好きな歌手のイベントが大体土日開催なのでそのときにどう休むかです。 私と同じような気持ちで土日休みの求人を考えている方は、シフト制、もしくは水日休みの求人をおすすめします。 平日休みのいいところも、土日休みのいいところも選べる最高の休み体制ですね! 転職理由で土日休みを全面に出さない 自分がなぜ土日休みが良いのかが定まり、その上で土日休みの求人に応募した際に気を付けた方がいいことが、「土日休みに転職したい」という想いを全面に出さないことです。 面接でよく聞かれる質問の中に下記質問があります。 ・なぜ当社に応募されたのですか? ・なぜ退職を検討されているのですか? その際に、「御社の求人が土日休みだったからです」「土日休みを希望して退職しました」となると企業側からすると「土日休みであればどこでもいいの?」と思ってしまいます。 「今いる会社が土日休みになった場合も転職しないのか」とまず考え、もし土日休みになれば転職が必要なかった場合は退職理由ではなぜ今の会社の休日形態だとダメなのかを相手が納得できるように伝えたうえで、応募理由はその企業が良い理由をしっかりと伝えるようにしましょう。 もし土日休みになったとしても転職していたという場合は、土日休みに関する理由は少し追加する程度にとどめ、メインの転職理由は今の会社を退職する理由にするといいでしょう。 土日休みの不動産営業職求人を見る 不動産営業で土日休みは可能です さて、ここまで不動産営業がなぜ土日休みではなく水曜日休みが多いのか、不動産営業で土日休みの仕事をしたい場合のおすすめの職種などを説明してきましたがいかがでしたでしょうか? 最終的にお伝えしたいことが、不動産営業でも土日休みのお仕事を探すことは可能だということです。 しかし、土日休みの求人自体が平日休みの求人と比較すると少ないため、倍率はどうしても高くなってしまいます。 自分が選べるようになるためにも、今の職場でしっかりと成果を出せるような努力をしておくことが大切です。 また、「なぜ土日休みがいいのか」という点をしっかりと考えておくことも大切です。そのためには自己分析を行ったり、転職エージェントに相談したりしながら「なぜ?」を自分自身にしっかりと問いかけるようにしましょう。 そうすることで、実は求めている環境が土日休みではなく完全週休2日制の求人だったり、有給取得率の高い求人だったりすることもあるでしょう。 不動産転職エージェントに相談する
「不動産業界はやめとけ」の言葉を信じた方がいい人、信じなくていい人
2022年06月10日
「不動産業界はやめときな」 就職活動や転職活動の際に言われたことがある方はいらっしゃいませんか? 私の周りでは強めに不動産業界はやめとけと言う方は居ませんでしたが、 「不動産会社?受けてみるのもいいけど他の業界も受けておけば?」 「不動産業界、、、は反対かも」 という言葉を聞いたことがあります。 今回は、不動産業界はやめとけと言われた方に向けて、その言葉を信じて本当に不動産業界はやめておいた方がいい人と、その言葉を信じずに不動産業界にチャレンジしていいと思う人をご紹介致します。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界はやめとけと言われる理由 まず初めに、なぜ不動産業界はやめとけと言われるのでしょうか?その言葉の意図について考えてみましょう。 不動産業界はノルマに追われて精神的にきつい 不動産営業=ノルマ、ノルマで大変そうという言葉を聞いたことは多々あります。 ノルマを達成していないと給与減額、ノルマを達成していないとクビになる、など、ノルマを達成していないとなにかマイナスなことが起きると思われているのが不動産業界です。 不動産業界を題材にしたドラマや漫画でもノルマについて取り上げられることが多いため、そのような印象が強いのでしょう。 昔ほど「ノルマ」という言葉が浸透しなくなってきた現在では、「ノルマ社会」が想像される不動産業界は精神的に追い詰められて大変だよという意味も込めて辞めておいた方がいいと言われるのでしょう。 不動産業界は残業、休日出勤のダブルパンチで休めない 不動産業界は、火曜日、水曜日休みの企業が多いです。 理由については、下記コラムで解説しております。 不動産の休日は水曜日が原則?不動産業界の休日について解説! お客様が土日休みの方も多いので、土日に出勤するような形でシフトを組むと平日が休みになることは他のサービス業でも同じですので、ここに対して不動産業界は土日休みじゃないから辞めておきなという方はいないでしょう。 しかし、不動産業界は、火曜日水曜日が休みにも関わらず、ノルマが達成していない場合やお客様からご連絡があった場合は出勤しなければいけないというイメージがあると言われます。 では休日に出勤したからといって他の日に振替で休めるかといったらそうではありません。 他にも、不動産会社は残業時間が多い業界と思われがちです。 休日出勤をしたにも関わらず振替休日が取れなかったり、残業が多いというイメージから、体力的にきついよ、、、という意味も込めて不動産業界は辞めておきなと言われるのでしょう。 不動産業界は誰でも入れるから勿体ない 不動産業界は高卒でも入社できるから大学行ってまで入る業界ではないと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 必須条件に大卒以上と書いてある求人は多くあります。 出版社やコンサルティング業界は大卒以上と書いてあることが多いですね。 その他、大学を卒業していたら高卒とお給料が違い、その後の役職にも響いてくるという会社も多くはないですがあるでしょう。 学費もかかっており、4年間プラスで大学で折角学んだんだから大卒以上しか入れない業界に行った方がいいという考えであれば不動産業界はやめておきなとなるのではないでしょうか。 不動産転職エージェントに登録する 「不動産業界はやめとけ」の意味に意義あり! ではこのように思われていて、さらには「不動産業界はやめとけ」と言われたけど実際のところはどうなのでしょうか? 前述した3つの内容に対して解説していきます。 ノルマではなく目標。目標は全員持つべき まず一つ目の、ノルマがきつそうなイメージについてですが、「ノルマ」ではなく「目標」はほとんどの不動産会社でおいています。 ノルマというと、課せられたものという印象を持ちますが、目標というと、自分が目指すべき場所という印象を持ちませんか? 目標は、個人で持つこともあればチームや部署全体で持つこともあり、目標設定は企業ごとに違います。 多くの場合は売上を目標に置くことが多く、そのために何件商談をしなければいけないのか逆算して日々行動を行います。 目標を持つこと自体も精神的にきついと言われてしまうとなにも言えませんが、目標は働くうえで持っておいた方がいいと考えます。 なぜならば、目標があることによって、日々の行動に意味がでてくるためです。 もちろん目標がなくとも架電をすること、お客様と商談すること、売上をひたすらに挙げることができるとは思います。 ただ、目標を置くことによって、 ・今月売上目標いくらだから何件の成約が必要だ ・そのためには何名のお客様と商談しよう ・商談はしたけどアツくなさそうだから架電をもう少し頑張ろう とどんどん一番下流部分の業務にまで落とし込むことができ、そうすることで「架電かあ」となっていたものが、「目標のために頑張ろう」となっていくでしょう。 休みなし、残業多すぎ、はもう古い! 少し前まで遡ると、休日出勤したのに振替休日が取れません。上司が帰るまで退勤できません。という会社もありましたが、働き方改革により不動産業界もしっかりと変わっております。 残業時間は45時間以内で、19時にはPCがシャットダウンしてしまう企業もございます。 休日出勤をしたらしっかりと振替休日が取れますし、有休消化も5日以上が必須です。 年間休日120日以上の求人も増えてきております。 ワークライフバランスという言葉を最近では良く聞きますが、不動産業界でもワークライフバランスが整った求人が沢山出てきています。 年間休日120日以上の求人特集 不動産業界は誰でも入れる業界ではない。そして未来の役に立つ 不動産業界は誰でも入れるかと言われたらそうではありません。 もちろん、学歴不問や未経験でも転職できる求人も一定数あります。 しかし、不動産会社はコンビニの数よりあるものの、不動産会社もしっかりと人を見て採用活動を行っていますし、時には学歴が重視される会社もございます。 折角大学入ったからには不動産業界以外がいいと思っている人がいるのであれば、まずは一回不動産会社の求人を色々見てみて下さい。 また、不動産は人生で一番大きな買い物と言われるほど高い買い物です。そんな高い商材を販売できたら、他の営業職でもバリバリ活躍できるでしょう。 そして不動産業界は独立のハードルが高くない業界です。 将来なにかしらの業界で独立したいと考えている方は、不動産業界を視野に入れてみてはいかがでしょうか。 不動産業で独立するにはいくら必要?資金の目安や申請方法を解説 「不動産業界はやめとけ」を信じた方がいい人 では次に上記を理解した上で、不動産業界はやめとけと言われたときにその言葉を信じた方がいい人、信じなくていい人について紹介致します。(不動産業界歴4年目の私の主観です。) 諦めが早い人 不動産という商材は価格も高く、1回商談したらはい買いますという方は多くありません。 投資用不動産などになってくると、1回目、2回目商談してそのあと連絡が通じず、、、なんてことも多々あります。 そこで諦めてしまうと中々成約が生まれません。 お客様を見極めて、本当に求めている人なのであれば2回、3回では諦めず、しっかりと商談を重ねることで成約を生みましょう。 背中を押すことが悪いと思っている人 前述した通り不動産は人生で一番高い買い物と言われるほど価格が高いです。そのため、100円の物を買うかどうか迷っているお客様よりかなり長い時間悩まれます。 そんな時に必要な不動産営業としての行動は、背中を押してあげることです。 クロージングもその一つです。 しかし、中には背中を押してあげること、クロージングをすることに後ろめたさを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「全く同じ条件の不動産はありません。早めに申込まないと誰かが購入してしまうこともあります」 この一言を言うか言わないかは別として、いうこと自体を悪いと思っている方は辞めておいてもいいかもしれません。 不動産転職エージェントに登録する 「不動産業界はやめとけ」を信じなくていい人 なにかを頑張ってきた経験がある人 不動産業界の求める人物像や面接で聞かれることがありますが、なにかを頑張ってきた経験がある人は不動産業界はやめとけと言われても不動産業界で頑張れます。 それがアルバイトでもスポーツでも勉強でも何でもOKです。 頑張れる人は不動産業界でもどこの業界でも頑張れます。 ポジティブな人 時には何十件と商談したのに成約が1件も入らないこともあります。 もうダメだ~と思いネガティブなサイクルに入ってしまうとどんどんダメな沼にハマってしまいます。 ダメな時もあるとしっかり割り切り、何がダメだったのかを分析して次に活かせるようにできる方、ポジティブな方であれば不動産業界で活躍していけるでしょう。 負けず嫌いの人 負けず嫌いの人はそれこそ「不動産業界はやめときな」と言われたときに「そんなこと言われたら余計不動産業界に入ってやる」となるのではないでしょうか? 不動産業界は沢山の営業が活躍している業界かつパッと売れる業界ではありませんので、「悔しい」という想いを持てる方は活躍していけるでしょう。 迷っているなら一度不動産業界に飛び込もう いかがでしたでしょうか? 不動産業界はやめとけと言われているけれども迷っている方、迷っているということは不動産業界に少なからず興味は持ってくださっているのではないでしょうか? 興味を持ってくださっているのであれば、一度不動産業界に飛び込んでみてはいかがでしょうか? 思っているよりも、不動産業界は楽しいと思いますよ! 不動産転職エージェントに登録する
転職エージェントを使って1ヶ月で内定4社獲得した私が伝える面接時のポイント
2022年06月03日
私は、恐らくどこの企業に履歴書を送っても、書類選考で通過できないくらいの経歴でした。 というのが、高校1年生の7月に中退していること(※)、そして専門学校卒業後に就職した大手ジム会社を2週間で退職、その後フリーターをしていたからです。 これだけでも書類選考を通過するのが難しいのですが、私の場合はそれだけではなく、専門学校を卒業した後の2年間のフリーター期間では、いつもアルバイトが長く続かず、経験社数は通常の倍はありました。 (※)高校中退後、定時制の高校に通っていたので、高校卒業の資格は持っていました。 今回は、こんなちゃらんぽらん人生を送っていた私が正社員への就職を決意し、20代特化型転職エージェントに登録。そして転職エージェントに登録してからわずか1ヶ月で4社からの内定を獲得することができたという経験から、転職活動をする中で気を付けていたポイントをご紹介したいと思います。 ※あくまで体験談であり、内定獲得を保証するものではありません。 転職のポイント① 転職エージェントに登録する まず初めにおススメしたいことは、転職エージェントに登録することです。私の場合は友達に誘われ、面接に行くまでの研修や、正社員になった際の基本の研修がついている転職エージェントに登録しておりました。 なぜ転職エージェントへの登録をおススメするかというと、企業へ書類選考を依頼するときに、書類を送るだけではなく、私の経歴について補足を行ってくれるからです。 というのも、転職エージェントを介さずにただ書類選考依頼をしても、初めにも記載した通り私の履歴書では通過できるところがほぼありません。 しかし、転職エージェントの方に「なぜ私が高校を中退したのか、なぜ専門学校卒業後に就職活動をしなかったのか」また「その経験からなにを学んだか」をお伝えすると、その内容を転職エージェントの方から書類選考を依頼する際に企業にも伝えてくれ、結果的に面接まで進ませてもらえる可能性が広がるのです。 私の場合は、冒頭でも説明した通りかなり厳しい経歴を持っていましたが、転職エージェントの方が頑張ってくれたこともあり5社の面接に進むことができました。本当に転職エージェントの方には感謝です。。。 併せて読みたい! 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットデメリット 転職のポイント② 自分も選ぶ立場だと認識しておく 私の友人がまさにそうだったのですが、面接というと 企業=選ぶ立場 自分=選ばれる立場 と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そして企業に選ばれるために自分を良く見せようとして、相手にとって良いことを言おうとしてしまう方もいらっしゃると思います。ただ、私はそれは違うと思います。あくまで私の意見ですが、企業が私たちを選ぶように、私たちも会社を選ぶ立場である。ということを前提に考えるべきなのでは、と。 もちろん「どこでもいいから内定獲得する」ということだけが目的であれば、その企業について調べて企業が求めていそうなことを回答していくという面接の仕方でも良いと思います。 ただ、私の場合は内定獲得がゴールではなくスタートで、入社してから楽しく長く働けることを目的としていたので、自分を良く見せようと思って背伸びした回答をするのではなく「ありのままの私を話す代わりに、私があなたの会社に合うか判断してください。そしてあなたの会社のありのままを教えてください。」という気持ちで臨んでいました。 もちろん、いつもより少しお化粧をしっかりめにしたり、いつもより姿勢を正して座ったりはしていましたが。 文字に書くと少し上から目線に聞こえますが、そうではなく、今の自分と違うことを言ったり、少しやったことがあるだけなのに「やったことがあります。」「できます。」と答えてあとあと後悔することが嫌だったので、「自分に嘘をつかないようにしようという気持ちでやっていた」という方が伝わりやすいかもしれません。 【不動産業界に特化した転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する 転職のポイント③ 顔の表情を豊かにする 面接となると緊張してしまい、表情がこわばってしまう方も多いと思います。緊張ばかりは気の持ちようなのでコントロールできませんが、その時に顔の表情がこわばってしまうと少しもったいないのではないかと思います。 私はあまり緊張しない性格なのでここは有利だったこともありますが、面接の前には近くのお手洗いに行き、大きい口を開けて「あ」から「ん」までの50音順をエアで発音練習のようにしておりました。顔の表情筋を柔らかくしようという意図を込めてです(笑) そのお陰なのかは分かりませんが、企業からのフィードバックで「笑顔が素敵で明るい方」というお褒めの言葉を頂くこともありました。 笑顔最強説! 素直と笑顔と気持ちのいい挨拶があればパーフェクトです◎ 転職のポイント④【面接は会話】テンポを大切にする 普段友人と話すときはなにも考えずに楽しく会話が続くのに、面接になると面接官から質問を受けてただそれを答えるだけになってしまうことはありませんか? それは恐らく自分の中で「面接」と強く思ってしまっているからだと思います。 私は、面接は一方通行の質問に答えるものではなく、面接官と私の会話だと思うようにしておりました。 会話は楽しくないと続かないので、相手を楽しませることを大切に、そして相手が興味を持って質問してくれているからには真剣にそしてテンポよく返すことも大切にしておりました。 とは言っても、良く聞かれる質問であればテンポよく回答できますが、普段聞かれないような少し変わった質問をされた場合はどうすればいいのでしょうか? 今でも覚えている変わった質問があり、それは「あなたにとっての親友の定義とは何ですか」という質問です。 その企業には結局行かなかったので質問の意図は分からないままなのですが、この質問にはコミュニケーションに自信がある私も一瞬止まりました。 ただ、静かな時間が何秒も過ぎるのは質問してくれた面接官の方に申し訳ないので、「おお。初めてそういう質問されました(笑)難しい質問ですね…。」と回答して自分の親友を思い出して回答しました。必死に考えた回答が興味深かったらしく、その後も楽しく会話をすることができたので良かったです。 転職活動をしていれば、少し変わった質問をされることもあると思います。ただ、それは日常の会話でもあることなので、面接だからと言って焦らずに、普段の会話だと思ってお話してみて下さい! 転職のポイント⑤ 最後の逆質問タイムで最終確認 逆質問タイムはどの面接でもあると思いますが、この時間は自分をアピールする意味だけでなく、自分がこの会社に決めていいのかを見定めるためにも本当に大切にした方が良いと思います。 この面接が終了し、もし内定が出て、1週間後にその企業に入社するかどうか決めなければいけない状況になったときに、疑問や不安なことは本当に一切ありませんか?もし一切ないのであれば質問はしなくても良いと思います。でも、少しでも気になることがあれば質問しましょう。 就職、転職はある意味結婚のようなもの。結婚前に、結婚後の家事分担はどう考えているか、子供は欲しいか、欲しいならいつ欲しいと思っているか、など色々と確認したいですよね? 私は次の会社も続かなったら絶対に一生フリーターだと思ったのでいくつも質問しました。 質問内容は面接した企業により違いますが、働くことになった際に自分の上長になる人の特徴や一緒に働くメンバーについて、実際に働いたら最初の目標はどんなことになるのか、営業なのであればエースの営業はどんな人なのか、その面接官の人は会社のことをどれくらい好きなのかなど、自分がその時気になったことを質問していました。 もちろん既に面接の中で言われていたことや、企業のホームページを見たら分かるようなことを質問することは面接官からすると「ちゃんと話を聞いていたのかな?」「自社のホームページを見ていないのかな」とマイナスな印象を与えてしまうのでNGですが、聞きたいことがあるのであれば質問はした方が良いと思います。 もしホームページに書いてあったかも…と思うのであれば 「ホームページに記載してありましたら大変申し訳ないのですが気になるので質問させてください。」と一言追加した上で質問すると良いでしょう。 最後の逆質問タイムでは、この面接の後、自分はこの企業に迷いなく入社を決定できるのかどうかを考えてモヤモヤする部分を解消できる時間にしていくといいでしょう。 面接上手になって転職活動をより有意義にしよう 一次面接を通過して、最終面接に近づけば近づくほどあなたの経験よりあなたがこの会社に合うのかどうかを見極めるための面接になってくることが多いと思います。企業としては、入社したからには長く働いてもらい、会社の力になっていただける人を探しているからです。 もちろん転職活動をしていると、早く内定を獲得し転職活動を終わりにして安心したいという考えもあると思います。 ただ、転職した後は内定獲得した企業で働くことになります。入社後、また転職したいというシチュエーションを避けるためにも転職活動に焦りは禁物です。周りの人や転職エージェントにも相談しながらよりあなたに合った企業への転職を目指しましょう。 【不動産業界に特化した転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する
不動産業界【特化型】転職エージェントを利用するメリット・デメリット
2022年06月03日
転職経験のある20代、30代の男女に、「転職活動を進める際にどの媒体を利用しましたか?」と質問したところ、全体の18%の方が「転職エージェント」を利用して転職したと回答したそうです。全体の18%ということは、転職を検討している人の約5人に1人が転職エージェントを利用していることになります。 また、転職エージェントを使用して転職活動を行った約83.4%の方が条件を落とさずに内定を獲得できたことも判明しております。この数字は求人サイトを利用して転職活動を行った方より10ポイントほど高い数字となっており、転職エージェントを利用するメリットがあることが伝わるのではないでしょうか? 参照:[PRtimes]転職経験者のうち転職サイトを利用するのは何割!?転職エージェントを利用した約8割が転職に成功している! 今回は、転職活動をしている方のうち、およそ5人に1人が利用している転職エージェントの中で、更に当社のような不動産業界に特化した転職エージェントを利用するメリット・デメリットをご紹介致します。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 1.不動産業界特化型転職エージェントとは? そもそも不動産業界特化型転職エージェントとは何なのでしょうか? 不動産業界特化型転職エージェントは、名前の通り「不動産業界の求人をメインに取り扱っている転職エージェント」です。そのため、不動産売買仲介営業や不動産管理の求人はもちろんのこと、不動産業界のマーケティングや財務、経理などの求人もございます。逆に、通常の転職エージェントであれば不動産業界の求人もあり、飲食業界の求人もあるのですが、不動産業界特化型の転職エージェントとなると他業界の求人はほぼ0に等しくなります。 そのため、不動産業界特化型転職エージェントに限らず、「業界特化型」と謳っている転職エージェントに登録される場合は、転職する業界が絞られていることが大切です。 2.不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットとは 不動産業界特化型転職エージェントが、「不動産業界の求人のみ」を取り扱っている転職エージェント」ということはお伝えしましたが、ではその不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットとは何があるのでしょうか? 併せて読みたい! 転職エージェントを使って1ヶ月で内定4社獲得した私が伝える面接時のポイント 不動産転職エージェントを利用して賃貸仲介営業に転職!仕事内容やメリット、ポイントなどを徹底解説! ①不動産業界の転職市場に詳しいキャリアコンサルタントに相談できる 1つ目の不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットは、相談するキャリアコンサルタントも不動産業界に特化しているため、不動産業界内でのステップアップについて相談ができることです。 例えば、幅広い業界の求人を取り扱う転職エージェントの場合はキャリアコンサルタントも同じように幅広い知識が必要になってきます。 一方、不動産業界特化型転職エージェントの場合は、キャリアコンサルタントも不動産業界のみに特化することができるため、不動産業界の転職市場にとても詳しく、不動産業界で転職を検討されている方のサポートを最大限に行うことができます。 ②不動産業界の非公開求人を紹介してもらえる 不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットの2つ目は、不動産業界の非公開求人を紹介してもらえることです。不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリット①でもお伝えしましたが、不動産業界特化型転職エージェントはキャリアコンサルタントも不動産業界に特化しているため、不動産会社とのリレーションが強いです。そうすると、先行的に不動産求人情報もらえたり、ある不動産業界特化型転職エージェントだけに求人を教えてくれることがでてきます。 その求人の多くは非公開求人となり、求人ページには表示されていないことが多く、キャリアコンサルタントが対面やお電話で、登録してくださった方にご経験内容やご希望職種をお伺いし、非公開求人の内容とマッチした際に「実はこういう非公開求人があるのですが…。」と教えてくれます。 もし、求人サイトなどを見ていても自分が気になる求人が見つからなかった場合は是非不動産業界特化型の転職エージェントにご登録して頂き、ご自身のご希望の転職条件などをお話してみてください。 ③不動産業界専用の面接対策をしてもらえる 不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットの3つ目は、不動産業界専用の面接対策を行ってもらえることです。どの転職エージェントを選んでも、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策を行う転職エージェントが多いです。もちろん、不動産業界特化型の転職エージェントでも同様に行いますが、面接対策の内容が、不動産業界で多く質問される質問をメインで行われます。 例えば、不動産売買仲介営業の求人に応募された場合には「なぜ不動産賃貸仲介営業ではなく不動産売買仲介営業を希望されているのですか?」「賃貸仲介営業と売買仲介営業の違いはなんだと思いますか?」や、不動産業界未経験の方が不動産業界に転職を希望する場合には「不動産業界にどのようなイメージがありますか?」「不動産業界であなたのどの性格をどのように活かせると思いますか?」などの質問に対して、あなたの転職したい理由をキャリアコンサルタントがしっかりとヒアリングし、「なぜ不動産業界のその職種かつその求人が良かったのか」を伝わりやすい文章に一緒に考えます。 不動産業界の求人では、「稼ぎたい意欲がある方大募集!」「向上心・やる気がある方募集中」など、経験ではなく熱意が大切になることも多くございます。既に不動産業界で勤務されていて、別の職種に転職したいと考えている方や、未経験から不動産業界に転職を希望されている方はまずは不動産業界特化型の転職エージェントに登録してキャリアコンサルタントにご相談ください。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 3.不動産業界特化型転職エージェントを利用するデメリットとは ここまでは不動産特化型転職エージェントを利用するメリットをお伝えしてきましたが、もちろんメリットだけではありません。ここからは不動産業界特化型転職エージェントを利用するデメリットをお伝え致します。 ①不動産業界以外の求人が少ない 不動産業界特化型転職エージェントは、その名の通り「不動産業界特化型」のため、不動産業界の求人は多いですが、他業界の求人を取り扱っていない転職エージェントが多いです。不動産業界に近しい建築業界の求人を取り扱っている転職エージェントもありますが、メインはやはり不動産業界となりますので、もし様々な業界から選びたいと考えていらっしゃる場合は不動産業界特化型転職エージェントではなく様々な業界の求人を取り扱っている転職エージェントを利用することをおすすめ致します。 逆に、「どの業界で転職したいのか」が既に明確にある場合は不動産業界特化型転職エージェントのような「業界特化型」の転職エージェントをおすすめ致します。 ②最終的に不動産業界の求人を紹介されてしまうケースがある もし不動産業界で求人を探して不動産業界特化型転職エージェントに登録して頂いた場合でも、ご希望の転職条件などを伺っていくうちに、「不動産業界以外の方が合うかもしれない」という状況になることもあるかもしれません。しかし、登録している転職エージェントが不動産業界特化型の転職エージェントだった場合は自分が持っている手札である求人をご紹介するため最終的には不動産業界の求人をご紹介することになります。 もし「自分にはどういう業界が合うかは分からないけど不動産業界が良いと思っているから不動産業界特化型転職エージェントに登録しよう」と考えていらっしゃる場合は、不動産業界特化型転職エージェントとは別にもう一つ業界特化型ではない転職エージェントにも登録することをおすすめ致します。というのも、しっかりと転職の際に軸があり、その結果不動産業界なのであればもちろん不動産業界特化型転職エージェントのみの登録で良いのですが、転職の軸が定まっていない場合には一度視野を広げた方が良いためです。 とはいっても視野を広げて求人を調べていくと、条件を頑張って絞っても沢山の求人があり選ぶのが大変だと思いますので、「この業界がいいな」という業界特化型の転職エージェントともう一つ業界特化型ではない転職エージェントの2つに登録をして、並行して転職活動を行うことがいいかもしれません。 4.まとめ いかがでしょうか?現在働きながらご転職活動をされている場合は、就業時間以外の時間が限られている中で、ご自身で書類を作成してダブルチェックをし、書類選考を申込んだあと担当者とやり取りして面接日程を調整~~~。そのアクションを何社もと行うためかなり忙しくなってしまい余裕がなくなってしまうこともありますので転職エージェントのご利用をおすすめ致します。 転職エージェントを利用するメリットはこちら>>> 転職エージェントとは?どんなことをしてくれるのか、利用の流れなどを解説 その中でも、どの業界で転職したいのかが明確に決まっており、そしてその業界が不動産業界だった場合は是非不動産業界特化型転職エージェントのご利用をおすすめ致します。利用することで、より良い次のステップへの挑戦ができることでしょう。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産業界3年目の私が考える不動産営業職への転職をおすすめする理由
2022年06月03日
皆さんは不動産営業職に対してどのようなイメージがありますでしょうか? 不動産営業職に対するネガティブな意見として、「残業が多そう」「休みの日も仕事から離れられなくて休日がなさそう」「上下関係が厳しくて先輩が怖そう」というような内容を良く耳にします。 逆に不動産営業職に対するポジティブな意見としては、「不動産営業職は稼げそう」「考えられないほど大きな額を動かしていてかっこいい」「THE 営業というイメージがあり、不動産営業職を経験してたらどんな商品の営業もできそう」という内容を耳にします。 このようにネガティブなイメージからポジティブなイメージまで様々ある不動産営業職ですが、今回は、現在不動産業界で働いて3年目の私が、周りの不動産営業職の方と話していて感じた、不動産営業職への転職をおすすめする理由を5つご紹介致します。私の一意見ではありますが、未経験から不動産営業への転職をご検討されている方や、不動産営業として現在ご活躍されていて、不動産営業職以外への転職をご検討されている方の、少しでもお役に立てれば幸いです。 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産営業職への転職をおすすめする理由①:稼げる 不動産営業職での良いところを挙げた際に一番初めに出てくるのは、「不動産営業職は稼げる」ことです。というのも、不動産業界の営業職は給与体系に成果報酬型を取り入れている会社が多く、頑張れば頑張った分だけお給料に反映される仕組みとなっております。 周りの不動産営業の話を聞いていても思いますが、稼いでいる人は年収1,000万円どころではなく、2,000万円、3,000万円も稼いでおり、他業界と比較してもかなり稼ぐことができます。もちろん転職する不動産会社によりインセンティブ率などに違いがありますので、もし「稼ぎたい!」と強く思っているのであれば、まず成果報酬型を取り入れている不動産求人を選ぶことや、インセンティブ率が高い不動産求人を選ぶことをおすすめ致します。 稼げる不動産求人はこちら>>> 年収1,000万円以上も!稼げる不動産求人をご紹介 余談にはなりますが、不動産会社の人事の方とお話をしていると、上記のように成果報酬型を取り入れている不動産会社やインセンティブ率が高い不動産会社は「稼ぎたい」という向上意欲の高い人を積極的に採用しているように思います。 これはあくまで私の考えですが、「稼ぎたい」という言葉の中には、「自分が頑張ったことをしっかりと評価してもらいたい」「他の人には負けたくない」というような別の意味もあると思います。その別の意味が働く上でのモチベーションに繋がり、「稼ぎたい」と考えている人は稼ぐために頑張ることができる人が多いのではないかと思います。そのため、もし稼ぎたいと考えている方がいらっしゃれば、転職時の面接で、素直に稼ぎたいということやなぜ稼ぎたいのかをしっかりとお伝えすることをおすすめ致します。不動産業界には稼ぐために頑張っている人も多く、刺激し合いながら働くことができるでしょう。 不動産営業職への転職をおすすめする理由②:営業力が伸びる 不動産は「人生で一番大きな買い物」と言われることがあるほど高額な買い物です。また、高額なだけではなく、人生で一度購入することがあるかないかの貴重な買い物の機会となります。そのため、お客様も購入に対してとても慎重になっており、しっかりと納得して頂かなければ購入という決断にまで行きつきません。そのため、どうしたらお客様に納得して購入をしてもらえるかを考えることが必要となります。お客様のことをしっかりと考え、どうしたらお客様に納得して購入してもらえ、そしてお客様に喜んでもらえるのか、そのことを考えた上でしっかりと仕事に向き合えば、営業力は自然と伸びていくでしょう。 それだけでなく、不動産業界にはその高額な商品を何年も何十年も不動産を販売してきた先輩方がいます。その先輩方はそれぞれ自分自身の営業手法があり、その営業手法が自分と合うかどうかは分かりませんが、色々な先輩方の営業に同行させて頂くことで「今度この言い方使ってみよう。」「この『間』を自分だったらどうやって作り出せるだろう」と営業について向き合う時間ができ、自分なりの営業スタイルを身につけることができるでしょう。 不動産営業職への転職について相談する 不動産営業職への転職をおすすめする理由③:一流の物や人に出会うことができる ※そもそも「一流とはなにか」という話にはなりますが、人によって一流の定義は違うと思いますので、今回は私が一流だと思った物や人とさせて頂きます。 これは社内外両方で触れることができます。まず社内に関しては、不動産営業職が稼げるということに繋がってきます。不動産営業職では稼いでいる人が多くいるため、時計や車、不動産など一流の物を所有している人に出会うことができます。また、一緒に食事に行くと、普段いかないようなお店に連れていってくれることもあります。 そのような一流の物に触れることで、自分も一流の物を所有できる人になりたい=稼ぎたいとなり働くモチベーションに繋がったり、若いうちから一流の物に触れることで、良いもの/悪いものの区別がつくようになり、それが不動産営業に活かされる場合があります。 社外に関しては、投資用不動産営業を行っているとより感じるかもしれないのですが、投資目的で不動産を購入される方がお客様となり、資産が何億もある投資家や企業の社長など普通に生きていたら中々出会うことができない方とお話をすることができます。そのような一流の方とお話することで、考え方や生活スタイルなどを変えるきっかけに繋がり、結果的に自分自身を成長させることができます。 不動産営業職への転職をおすすめする理由④:人生の重大な決断に立ち会える これは、ある不動産会社の面接時に人事の方がお話していたことに似ているのですが、自分が接客したお客様がその不動産の購入を決断して、その不動産に購入したお客様が引っ越した姿を想像したら感動しませんか? 不動産営業職として働いていると、色々な物件をご紹介している間は不安な顔であったり難しい顔をしていたお客様が、お申込みをした瞬間どこかスッキリしたような顔をする、そんな瞬間に立ち会うことができます。 決して気軽に購入できる価格ではない不動産を、それぞれのお客様がなにかしらの理由があって購入すると決断し、不動産会社にお問合せしてくださいます。そしてある不動産をお客様が購入することを決断し、契約をしたら、そのお客様はこれからその不動産で人生を過ごすことになるのです。お客様がこれから住む場所のお手伝いを自分ができるということも嬉しいですし、その決断をするときに立ち会えるのはとても誇らしいと思います。 お客様はもしかしたら不動産を探し始めて1ヶ月も経っていないかもしれませんし、もしかしたら1年以上も前から探しているかもしれません。そのお客様が「買います」と決断した瞬間に立ち会えるのは、不動産営業のやりがいの一つですし、おすすめしたい理由の1つです。 不動産営業職への転職について相談する 不動産営業職への転職をおすすめする理由⑤:大きな額を動かすことができる 不動産営業職への転職をおすすめする理由の最後にご紹介したいのは、不動産営業職は大きな額を動かすことができるということです。 これは不動産営業職で働く大きな魅力の1つだと思います。不動産の価格は、どこの地域のどういった不動産を取り扱うかにもよりますが、1,000万円~億を超える不動産もあります。その考えられないほど大きな額が、自分が接客してお客様が納得し、お申込みをしてくれた瞬間動く…。そう考えるとワクワクしませんか? もちろん、その額が動くからこそ下手な不動産はご紹介できませんし、下手な営業はできません。そのために沢山の不動産を見て目を肥やし、その良さをお伝えできるよう営業力を伸ばすことが大切です。ただ、頑張って技術を磨き、大きな額を自分が動かせたとき、とてつもないやりがいを感じることができるでしょう。そのやりがいを感じたい!という方には不動産営業職を是非おすすめしたいです。 最後に いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した不動産営業への転職をおすすめしたい理由はあくまで私の一意見ではありますが、こちらのコラムを読んで不動産営業職に転職したい!と思ってくださる方が1人でもいらっしゃれば幸いです。 もし不動産営業職でのご転職を検討しておりましたら、お気軽に当社、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』にお問合せ下さいませ! 不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産業界の職種を徹底解説!これを読めば不動産業界の職種が丸わかり
2022年05月24日
不動産業界で転職したいけど、このまま同じ職種で転職するか、それとも別の職種で転職するか、自分にはどの職種が良いんだろう? 自分の経験を活かしてできることは何があるんだろう? など、転職はしたいけど、どの職種・求人に応募しようか迷われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 今回のコラムでは、数ある不動産業界の職種について、業務内容やその職種に向いている方の特徴についてまとめております。 是非この記事を参考に、不動産業界への転職、またステップアップ転職をご検討して頂けましたら幸いです。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する 不動産業界の職種について 不動産業界の仕事というと、不動産営業職を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 不動産営業は「稼げる」「THE・営業」というイメージが強くあり、衣食住の1つであるため身近な存在であること、また不動産会社はコンビニの数よりも多いため日常で目に付くことも多く想像がつきやすいと思います。 しかし、いざ「不動産営業に転職する」と決めたとしても、その次には不動産営業の中でどの職種に就くのかを選択しなければいけません。 この後に紹介致しますが、不動産営業は細かく分けると幅広くあるのです。 大まかに分けてみても、不動産仲介or不動産販売、また賃貸仲介or売買仲介、投資用不動産or実需用不動産など選択肢は沢山あります。 次に、一番想像がつきやすい不動産営業以外の職種を見てみると、不動産管理や不動産企画開発などもございます。さらに広げていくと不動産業界の職種なので、不動産事務や契約事務、経理、財務、法務など様々あるでしょう。 今回は、細かく分けていきご紹介するのではなく、大枠に分けて、重要な部分は細かく分けてご紹介致します。 不動産営業の種類、仕事内容について それではまず初めに、不動産営業の種類や仕事内容についてご紹介致します。 今回は下記5つに分けてご紹介致します。 ・売買仲介営業 ・賃貸仲介営業 ・不動産販売営業 ・仕入れ営業 ・その他営業 売買仲介営業 一般的に「不動産営業職」と聞いたらまずこの職種を思い浮かぶのではないでしょうか?不動産売買仲介営業は、「不動産を買いたい人」と「不動産を売りたい人」をマッチングするお仕事です。 主な業務内容としては、居住用・投資用含めて「不動産を購入したい」と考えているお客様に対して、そのお客様が求めている物件内容をヒアリングし、ご提案。そしてお客様が気に入ってくださったらご契約を結びます。 このあとに紹介する不動産販売営業と業務内容自体は近いものがあるのですが、仲介営業の場合はご紹介する物件に決まりがないのが大きな違いです。 不動産は人生で一番大きな買い物と言われるほど高額な商品となっておりますので、お客様もかなり悩まれることが多いです。しかし、不動産は1つとして同じ物件はなく、そして自分がお客様にご紹介している不動産は別の方も見ている可能性が高いです。 売買仲介の仕事では、お客様の希望に合った不動産をご紹介するだけでなく、お客様が気に入った物件をお客様が購入できるように手助けすることが重要です。お客様に合わせて1週間ご連絡をせず待っていて、いざお客様が購入の意思を固めてもその時にはもうその不動産は別の人が申し込みをしてしまっていたというのは少なくありません。 その他にも、売買仲介はその名の通り販売するだけではなく購入をすることもあります。こちらは企業がどのような事業を展開しているかでも変わってきますが、お客様から依頼があった場合に物件を購入し、その物件をリノベーションして販売することもあれば、中古として販売します。 手数料が支払われたり、自社が持っている物件だと少し割引に融通を聞かせられることもあるので適正価格を提示してお客様に納得して頂き、不動産を購入するのもとても大切な業務の一つです。 営業スタイルですが、少し前までは飛び込み営業やチラシまきが主な営業手法でしたが、最近ではサイト掲載やweb広告に掲示して、お問い合わせがあったお客様にご提案する反響営業を取り入れいている企業様も多くみられます。 反響と源泉が半々のスタイルの企業や紹介営業が半数以上を占めている企業、完全反響営業の企業など種類は様々ございますので、自分にあったスタイルの求人を探してみるといいでしょう。 売買仲介営業職は、取り扱う額が大きいことが魅力の一つとして挙げられ、かつインセンティブ率こそ違うものの、インセンティブ制を取り入れている企業がほとんどなので販売額が大きい=インセンティブの多くもらえて稼げる職種です。 その他、物件を保有する必要がないので起業のハードルが低いのも魅力的なポイントですので、規模の大きな仕事がしたい、稼ぎたい、将来起業したいと考えている方におすすめの職種です。 源泉営業と反響営業について知りたい方はこちら>>> 反響営業は源泉営業に比べてどうなの? 源泉営業と反響営業の両者経験者が語る、両者の違いと抑えるべきポイント 不動産営業職の求人一覧 賃貸仲介営業 賃貸仲介営業は、多くの人が一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか? 売買仲介営業は不動産を「購入したい」お客様に販売する業務だったのに対し、賃貸仲介営業は不動産(お部屋)を「借りたい」人に貸す業務になります。 主な業務内容としては、電話やWebからのお問合せ、または来店頂いたお客様にご希望のエリアや家賃、間取りなどをヒアリング。その後お客様のご希望に合うお部屋を物件検索サイトから探し、お客様が気に入ればそのお部屋の内覧同行をし、契約する場合は契約まで行います。 賃貸仲介は不動産会社のみが入れる物件検索サイトから物件を探すことがほとんどですので、ご紹介できる物件はどの不動産会社も同じです。 そのため、お客様の希望を如何に上手にヒアリングできるか、そして如何にその条件にマッチした物件をご紹介できるかが、お客様が自社で契約をしてくれるかのポイントとなります。 営業スタイルは、賃貸仲介営業ですと反響営業がほぼ100%となっていることが多く、あとは一度流れてしまったお客様に定期的にLINEを送ったりなどしてご連絡していきます。 賃貸を探しているのは必ずしも個人のお客様だけではなく、オフィスを探してるお客様もいらっしゃり、その場合は「オフィス仲介営業」という職種がございます。オフィス仲介営業ですと、お客様が法人様になりますので、休日が土日という求人が多いです(個人向け賃貸仲介営業は火水休みが多い)。 また、学生に特化して大学と提携している企業や、高級賃貸に特化した企業などもございますので、自分の希望に合った賃貸仲介営業の求人を探してみて下さい。 賃貸仲介営業は売買仲介営業と比較すると取り扱う物件の額が低いので、インセンティブはあまり高くないため、稼ぎたいという方には売買仲介営業をおすすめ致します。 ただ、物件価格から契約の数は売買仲介営業よりは生まれやすく、かつ店舗数も多いので、不動産業界が未経験の方の入り口としてであったり、役職に就きたいという方に向いているでしょう。 賃貸仲介営業の求人一覧 不動産販売営業 不動産販売営業は、売買仲介営業と同じように不動産を販売する業務です。 前述にもある通り、売買仲介営業はお客様のヒアリングに合わせて物件を探して販売していくのに対し、不動産販売営業は、自社や自社グループで保有している物件のみを販売致します。 例えば、デベロッパーとして開発しているブランドマンションの販売などです。 そのため、限られた物件の中からお客様のご要望に合わせてその物件の見せ方を変えて販売していきます。 仲介営業と比較するとご紹介できる物件に限りがあるので難易度が高く思えますが、来店されるお客様はその物件を知ったうえで来てくださるので、ある程度ニーズとマッチした状態でのお客様となっていることも多いです。 マンションだけでなく、注文住宅の展示会などを通して戸建ての販売も行います。その場合は、戸建てが欲しいというニーズのあるお客様がご来場くださるので、あとは自社のサービスをお客様に刺さるようにどのように説明できるかを考えるのが重要となってくるでしょう。 不動産販売営業は、自分の持っている手札を如何にお客様に合わせて違う手札として使っていくのか、また自社の物件を好きになることが大切なので、探求心のある方や、なにかを好きになったらオタクになれるほど調べますという方などに向いているでしょう。 不動産販売営業の求人一覧 仕入れ営業 仕入れ営業で仕入れるものは、マンションやアパート、戸建を建てるための用地であったり、一棟物件など様々です。 主な業務内容としては、地主の方や不動産会社と関係を築きながら販売してもらえる土地や物件はないかうぃ調べ、その物件を調査し、交渉を行い仕入れを行います。デベロッパーにとって仕入れは事業の最上流部分であるため、とても大切な役割を担っています。 営業方法は基本的に源泉営業ですが、個人のお客様にやみくもに営業をするというよりかは、不動産会社や地主の方など決めた方に対して定期的に訪問します。 古くから持っている土地をパッと手放せる方は多くありませんので、初めは仲良くなることを目的として訪問し、回数を重ねることで悩みを引き出し仕入れに繋げていきます。 年単位での目標も、2件~といったような仕入れ目標となっておりますので、1年目は関係構築に力を入れてもいいかもしれません。 すぐに成果がでなくとも続ける根気強さと、人との信頼関係を構築することができる方に向いている仕事でしょう。 仕入れ営業の求人一覧 その他の営業 ◎リノベーションコーディネーター営業 最近はやってきている、リノベーションに携わる営業です。 既存の新築物件や既存の中古物件にそれまでなかった新しい付加価値をつけて、よりお客様の望む理想の生活に近づけた形で住宅を提供するお仕事になります。 自社で先に物件の買取を行い、その物件を新しくリノベして販売する方法と、仲介営業の立場でリノベをする前提で先に物件を選定して、その後でお客様に選んでいただく方法もあります。ほとんど反響営業で行われ、過去の登録者リストに掘り起こしをする架電営業をする場合もあります。 ◎建築請負営業 土地活用営業と似ていますが違いとしては、土地活用営業では地主の方などに対する提案オプションが駐車場経営やコインランドリーなど幅が広いのに対し、建築請負営業はアパートやマンションなど初めから提案できるオプションが固定されていることが多いのが違いになります。 源泉営業という形になり、空き地を見つけて謄本をあげて所有者にアプローチという形が多いです。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する PM(プロパティマネジメント)/不動産管理 レジ系PM / ビル系PM / 商業系PM 自社が保有している、または管理委託を受けている物件の管理・経営のサポートを行う仕事になります。 業務内容は多岐にわたり、賃貸条件の検討、入居者募集やメンテナンス計画の立案と実施、不動産オーナーに対する報告レポート作成などがあります。 入居している方々の不満があればその不満を回収してオーナー様に挙げ、今ある積立費の使い道などを検討します。また、入居者同士のトラブルに関してもPMとして対応致します。 入居者の方々が自身が管理している物件に気持ちよく住んでくれれば結果的に空室リスクを下げることができますので、入居者様のことを考えて業務を行うことが大切です。 フロント業務 自社が保有している、または管理委託を受けているマンションの管理の専門家として、住人と管理組合をつなぐ橋渡し的な役割を行います。 業務内容も多岐にわたり、事務作業、理事会や総会の運営サポート、管理人のマネジメントなどがあります。 PMに近しい仕事:リーシング営業 リーシング営業のメインの業務は商業用・事務用不動産の賃貸物件に空室が出ないよう、借り手を探すサポートをすることです。 賃貸仲介営業や不動産管理と業務内容が被る部分がありますが、賃貸仲介営業の軸は「物件を探しているお客様」、不動産管理は「管理している物件」にあるのに対し、リーシング営業は「物件を保持しているオーナー」にあります。 物件の収益を安定させるために、空室を0の状態で運営するためのマーケティング調査を実施したり致しますので、物件を建てる計画段階から深く携われる営業です。 PMに近しい仕事:管理受託営業 新規の管理物件を獲得するために物件のオーナーにアプローチする営業です。 主に空室がありそれが埋まらずに困っている物件のオーナー、あるいは既存の管理会社に不満などがあるオーナーに営業をかけます。 BM(ビルマネジメント)/ビル管理 レジ系BM / ビル系BM / 商業系BM 不動産の品質をよく保つために、“物件自体”の管理業務を行います。不動産管理がマンションなど個人のお客様がメインの場合、ビルマネジメントはその名の通りビルを管理します。そのため、法人様が入居者の対象となることが多いです。 具体的には管理している建物の清掃や景観の管理、設備の点検、さらには安全面のことを考えた警備や防災、巡回なども行います。 こちらも管理しているビルの入居者様が快適に過ごせるように意見を吸い上げオーナー様にパスする役割がございます。 AM(アセットマネジメント)/不動産ファンド アセットマネージャー/ファンドマネージャー この仕事の主な目的としては、不動産の総合的な資産管理をオーナーや投資家に変わって行い、不動産の価値を最大にすることです。 実際の仕事内容は、プロパティマネジメントに対する指示出し、投資家のニーズをヒアリングし最適な不動産を組み合わせファンドを開発する、買付や売却を行うなどです。そのため、この職種に就くためには不動産業界の知識に加え、金融に関わる知識やスキルも必要になります。 PM/BM/AMの求人一覧 不動産企画/不動産開発 不動産企画・不動産開発 不動産企画・開発は、土地を仕入れ,その土地にどのようなな建物や施設を建てたらより良い場所(街)が作れるかを企画したり、既にある土地や不動産を建て替えなどを通しどのように活用していくかを企画、その後開発までを行います。 企画を行った後は、その規格を一つのプロジェクトとして進めていきます。プロジェクトには何十人という規模で携わることもありますので、チームで連携しながら業務は行われます。 企画を立てるためには市場調査や最新のトレンドを知ることが大切ですが、企画が通ってから開発するまでに期間も空きますので、その調査した内容の先を読む力も必要です。 不動産業界の事務職 営業事務 営業におけるサポート的業務を幅広く行います。具体的には電話対応などの接客、帳票管理や金銭管理、広告の掲載など事務的な業務を行います。 PM事務 PMの業務に関係する事務業務を行います。具体的には電話対応などの接客、帳票管理や金銭管理、入居者との連絡、オーナーに提出する書類作成などの業務を行います。 契約事務 契約の業務に関係する事務作業を行います。具体的には契約書などの作成、契約の実施、契約書を作る上で必要な調査や関係各所との連絡など、契約に関わる業務全般を行います。 自分にあった不動産業界の職種に転職しよう いかがでしたでしょうか?一口に不動産業界と言っても、その中で様々な職種があります。職種ごとに特徴はありますが、どの会社に行っても同じなのかというとそうではありません。職種という大枠は同じですが企業によってもちろん働くスタイルは変化します。 「この企業が良い!!!!」という強い希望があるわけではなく、「こういう職種でこんな感じで働きたい」とお考えでしたら、是非転職エージェントを利用してみてください。ご希望をお伺いした上でそのご希望にあった求人をキャリアパートナーがご紹介致します。 転職をすぐにお考えではない方でも、今すぐに転職をした方がいいのか、もう少し頑張って働いてから転職をした方が良いのか悩まれている方も、エージェントに相談したからといって必ず転職しなければいけないわけではございませんので、お気軽にご相談くださいませ! 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する
未経験でも不動産業で独立できる?未経験の独立で壁になるポイントと解決策
2022年04月28日
未経験からでも不動産業で独立できるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。 会社に属さない働き方を望み、独立した上で、不動産業を営むことを夢見ている方もいらっしゃることでしょう。 この記事では未経験から独立する際に壁になるポイントと解決策について、分かりやすく解説しますので、ぜひ参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに登録する 未経験でも不動産業で独立できる? 実務経験がない未経験の人でも不動産業で独立することができるのか、不安に思っている人もいるでしょう。 結論からお伝えすると、「未経験でも独立することは可能」です。 ただし、独立の難易度はかなり高く、開業後はさらに大変だと考えておきましょう。 その理由についてはこれから詳しく説明します。 未経験の独立で壁になるポイント1:宅建士の資格取得 不動産業で独立する際に壁になるポイントは宅地建物取引士(宅建士)の資格取得です。 一人で独立するには自分が資格を取得しなければなりません。 独立する際に必ず必要な宅建士の資格について、詳しく解説します。 不動産業界業には宅建士の資格が必要 不動産業を行うには宅建業者として登録する必要があります。 そのためには宅建士の資格が必要で、一人で事業を行う場合には自分が宅建士の資格を取得しておかなければなりません。 また宅建業法では各事務所に従業員5人につき1人以上の割合で宅建士の資格を持った人を配置することが定められているため、不動産業を営むために宅建士の資格は必要不可欠です。 宅建士資格取得の難易度 宅建士の資格試験は年に1度実施されており、合格率は15~18%程度 になっています。 個人差はありますが、合格するための勉強時間の目安は300時間程度と言われています。 宅建業に従事していれば試験にて5問免除される制度もありますが、未経験者であれば要件を満たすことができないため、専門学校や独学でしっかりと勉強し、合格を目指すことが重要です。 年に1度しか実施されない試験の為、不合格の際には独立も来年に持ち越しとなりますので、合格に向けて、計画的に勉強をする必要があります。 解決策:雇うこともできる 宅建士の資格取得についての問題は、もしも自分が資格取得できない場合でも、宅建士の資格を持った人を雇うことで解決することが可能です。 必ずしも代表者が宅建士の資格を所有している必要はありません。 しかし、有資格者を雇うことで人件費が必要になり、独立時から人件費がかさむため、事業が軌道に乗るまでの収支の管理はより厳しく行う必要があるでしょう。 また有資格者が退職するリスクもありますので、なるべく早いタイミングで自分が宅建士の資格を取得することをおすすめします。 不動産転職エージェントに登録する 未経験の独立で壁になるポイント2:資金調達が難しい 未経験で独立する際には資金調達が難しいことが壁になります。 実績がない状態で金融機関から融資を受けることは難しいと理解しておくことが重要です。 独立の際にはある程度のまとまった資金が必要ですが、どのくらいの資金があればよいのか、また、資金調達が難しいという壁をどのように乗り越えれば良いのか、詳しく見ていきましょう。 不動産業界業に必要な資金の目安 不動産会社を開業する際に必要な初期費用の目安について説明します。 項目 費用 宅建協会入会費(東京都の事例) 約155万円 宅建業免許申請費用(都道府県知事) 33,000円 事務所費用・駐車場費用 0円 事務所備品 約100万円 行政書士費用(法人設立・宅建業申請) 約35万円 開業後の運転資金 約100万円 合計 約300万円 自宅にて開業した場合で計算し、開業後の運転資金を約100万円で考えた場合に、初期費用で約300万円が必要になります。 それでは項目ごとに内容を詳しくみていきましょう。 宅建協会入会費 不動産業を始める場合には営業保証金1,000万円を法務局に供託する必要がありますが、宅建協会に加入することで、営業保証金の支払いが免除されます。 初期費用を抑えるためには、宅建協会への加入が現実的でしょう。 表には公益社団法人東京都宅地建物取引業協会 の入会費用を記載しています。 宅建協会は2団体ある上に、各都道府県で費用が異なりますので、開業予定の都道府県の費用を確認しておくことが重要です。 宅建業免許申請費用 独立する際には都道府県もしくは国土交通大臣の免許を受ける必要があります。 1つの都道府県のみに事務所を設置する場合は、都道府県知事免許が必要で申請に33,000円必要です。 また、複数の都道府県に事務所を設置する場合は、国土交通大臣免許が必要で申請に90,000円が必要になります。 独立する際には都道府県知事免許を取得することが一般的でしょう。 事務所費用 自宅を事務所とする場合を考え、事務所や駐車場の費用は0円としてありますが、賃貸で事務所を借りる場合には家賃の3~4ヶ月分の費用が必要になります。 事務所備品とはパソコンやプリンター、電話、会社印やデスク、看板などの費用です。 自宅開業でもある程度の備品が必要ですので、予算を見ておきましょう。 行政書士費用 法人設立や免許申請は自分で行うことも可能ですが、かなりの手間と時間を要しますので、自分でやるべきかどうか考えてみましょう。 自分で行えば、行政書士へ支払う手数料分の10万円程は削減することができます。 開業後の運転資金 不動産業では開業後にすぐに手数料収入が得られるとは限らないため、当分の生活費と運転資金を準備しておく必要があります。 自宅にて一人で開業する場合は、ある程度運転資金が少なくても良いかもしれませんが、賃貸で事務所を借りる場合や、宅建士を雇用する場合にはもっと多くの運転資金が必要でしょう。 資金調達には実績が求められるのが基本 金融機関から融資を受ける際には、実績を求められることが多く、不動産業界での経験がない状態で独立し、融資を受けることは難しいでしょう。 実績がない開業時には銀行よりも日本政策金融公庫に相談する方が融資をしてもらえる可能性は高いと言われています。 解決策:自分でお金を貯めることで解決できる 先程紹介したように、開業時には200万円~300万円の費用が必要になります。 この費用を金融機関からの融資ではなく、開業までの間に自分で貯めておくことで、開業時の資金調達が難しいという問題を解決することが可能です。 自分で費用を準備することを考えると、結果次第では高収入が期待できる不動産業界に転職して働くことで、効率的に費用を稼ぐことができるかもしれません。 また、不動産業界の現場で実務経験を積むこともできます。 不動産業界に転職することで「お金を貯めること」と「不動産業界での経験を積むこと」が可能で一石二鳥です。 不動産転職エージェントに登録する 未経験の独立で壁になるポイント3:ノウハウや営業力が求められる 不動産業という未知の分野で独立する際に、ノウハウや営業力がないことが課題となります。 やはり、不動産業を継続的に営む上で、ノウハウや営業力が必要になってくるでしょう。 どのようにノウハウや営業力が求められるのか、詳しく説明します。 不動産業を営むノウハウ 不動産業で独立をすることができても、自分に不動産業での経験がなければどのように経営をしていけば良いのか、全くわからないはずです。 まずは不動産業界の慣習や取引の流れなどから勉強する必要があります。 不動産業で収益を上げるために必要な営業力 不動産業で収益を上げるためには、まずお客さんを呼び込む力が必要です。 ある程度の数の見込みのお客さんがいなければ、収益を安定させることができません。 次に、呼び込んだお客さんと契約するための力が必要になります。 数多くの不動産会社の中から、選んでもらい、契約することができなければ収益を上げることができないため、なるべく早いタイミングで営業力を高めていくことが重要です。 解決策:不動産業界に転職してノウハウや営業力をつけるのがおすすめ 未経験で独立し、自分なりに努力をしてもノウハウや営業力は簡単に身につくものではないでしょう。 その課題を解決する方法として、不動産業界に転職して現場でノウハウや営業力を付けることがおすすめです。 給料を貰いながら、独立後に必要なノウハウや営業力を身に付けることができるため、独立の準備も非常にスムーズに進むでしょう。 短期間でも良いので、まずは不動産業界に転職し、現場の経験を積んだ上で、ノウハウや営業力を身に付けてから独立することで、独立後の事業展開も順調に進むことが予想できます。 結論:未経験でも独立できるが不動産業界へ転職するのがおすすめ 未経験でも独立することは可能です。 それでも未経験で独立するよりも、独立前に不動産業界に転職することによるメリットが多いため、一度不動産業界に転職することをおすすめします。 不動産業界での経験がなくても、独立後にどのような事業を中心に行っていきたいかというイメージはあるでしょう。 不動産業の中にも様々な業種があるため、実際に独立したい業種で実務経験を積むことが大切です。 不動産業界に特化した人材紹介サービスのリアルエステートWORKSであれば不動産業界の経験がなくても求人を紹介してもらうことが可能です。 豊富な求人情報に加え、一般公開されにくいリアルな内部情報にも精通しているため、将来の独立に向けて最適な企業を紹介してもらうことができます。 不動産業界に詳しい転職エージェントからサポートを受けられる点も安心材料です。 不動産業界への転職の際にはぜひ利用してみてください。 独立前に不動産業界へ転職するのがおすすめ 本記事では、未経験からでも不動産業で独立できるのか、また独立の際に壁になるポイントと解決策について説明してきました。 未経験でも独立するのは可能ですが、安定的に不動産業を営みたいと考えている方には、一度不動産業界へ転職し、経験を積んでから独立することをおすすめします。 不動産業界で働きながら、独立までの準備として、宅建士の資格取得、独立時の費用の準備、ノウハウや営業力を身に付けることでスムーズに独立することができるでしょう。 不動産業界への転職の際にはしっかりと経験が積めそうな会社かどうか確認することが大切です。 不動産転職エージェントに登録する
不動産業界の上場企業8選!賃貸・販売に強みがある会社などそれぞれご紹介
2022年04月27日
不動産業界は年収が高いというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 また、不動産業界に転職を検討するなら上場企業の方が良いのではないかとお考えの方も多いでしょう。 特に営業職においてはインセンティブ制度を導入している企業も多いため、成果を出せればより多くの収入が見込める業界です。 とはいえ、すべての不動産業者が高年収という訳ではなく、千差万別なのが実態といえます。 また、自分に合った企業を選ぶのが重要といえるでしょう。 そこで、本記事では、株式上場企業の中から選んだ8つの企業についてそれぞれご紹介します。 是非最後まで読んで、転職活動の参考にしてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 財閥系の上場不動産企業 日本の不動産業界をけん引するリーダー的な存在ともいえる財閥系。 戦後、GHQによって財閥自体は解体されているものの、いまだに日本経済に対し強い影響力を持っている企業といえるでしょう。 中でも特に大きな影響力を持つのが「三大財閥」です。 ここでは、財閥系の上場不動産企業の事業内容や会社の特徴、求人例について以下の通りご紹介します。 ・三菱地所株式会社 ・三井不動産株式会社 ・住友不動産株式会社 三菱地所株式会社 三菱地地所株式会社(以下、三菱地所)は旧三菱財閥の流れを組む日本を代表する巨大不動産デベロッパーです。 旧三菱財閥は、商人・岩崎弥太郎が、九十九商会の経営を引き受けて1873年に「三菱商会」として社名を改めたのが発端となっています。 【企業概要】 三菱地所の企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 三菱地所株式会社 売上高 1兆2,075億94百万円 (2021年3月期) 資本金 1,424億1,426万円(2021年5月21日現在) 従業員数 880名 連結:9,982名 事業内容 ■オフィスビル、商業施設等の開発・賃貸・管理 ■収益用不動産の開発・運用 ■住宅用地・工業用地等の開発・販売 ■リゾート施設等の運営 ■不動産売買、仲介、コンサルティング事業 三菱地所の主力事業は、オフィスビルや商業施設などの開発、賃貸管理であり、東京丸の内を中心として国内の主要都市に多くの収益力の高いビルを所有しています。 安心・安全で質の高いオフィス環境の提供を行っており、各地の町づくりに大きく貢献している企業といえるでしょう。 社内の雰囲気としては、団結力の高く、失敗のない着実な仕事を行うのが特徴であり、女性でも長く勤められ、気持ちよく働ける環境が人気となっています。 求人例 2022年4月時点では、三菱地所グループの求人例としては、以下のようなものがあります。 ■求人企業:三菱地所リアルエステートサービス株式会社 法人向け売買仲介営業 ・勤務地:愛知県 ・想定年収:400万円~1,000万円 ・業務内容:法人向け賃貸仲介営業、売買仲介営業 ※基本的には問い合わせがあってからの対応で、テレアポや飛び込み営業はないとのことで、働きやすい求人だといえるでしょう。 求人の詳しい情報はこちら 反響営業に関する記事はこちら: 不動産の反響営業とは?飛び込みやルート営業との違いや向いている人の特徴を解説! 三井不動産株式会社 三井不動産株式会社(以下、三井不動産)は、日本の業界最大手の不動産会社です。 本社は、東京都中央区日本橋室町にあり、不動産総合デベロッパーとして戦後から一貫して業界売上第1位に君臨し続けています。 旧三井財閥の流れを組んでおり、創業者・三井高利が1673年に呉服店を開業したのが始まりです。 【企業概要】 三井不動産の企業概要は以下の通りとなっています。 会社名 三井不動産株式会社 売上高 2,007,554百万円 (2021年3月期) 資本金 3,397億6,600万円(2020年3月31日現在) 従業員数 1,678人 連結:20,864人 事業内容 ■オフィスビル開発 ■賃貸 ・マンション・戸建住宅の開発 ■分譲・ショッピングモールなど商業施設の開発 ■賃貸 ・資産活用アドバイス ■ホテル・リゾートの開発・運営 不動産業界において最大手の不動産会社であり、東京ミッドタウンといった時代の先を行く最新鋭のオフィスビル開発、地域一帯の町づくりを実現している企業です。 個人向け住宅としては「三井ハウス」や「三井のリハウス」なども展開しており、三井不動産グループにてすべての不動産業務に携わっています。 チャレンジ精神を大事にした風通しの良い社風であり、充実した福利厚生や社内間でのコミュニケーション活性化につながる様々な環境整備が行われています。 「ワークライフバランスが良い」との評価も多く、働きやすい労働環境の企業といえるでしょう。 求人例 2022年4月時点では、三井不動産グループの求人例としては、以下のようなものがあります。 ■求人企業:三井不動産レジデンシャル株式会社 不動産総合職 ・勤務地:東京本社~全国各支店 ・想定年収:300万円~ ・業務内容:用地仕入れから企画開発、販売まで 不動産総合職の仕事で、不動産について幅広く業務に携わることができる求人情報です。 詳しい求人情報はこちら 住友不動産株式会社 住友不動産株式会社(以下、住友不動産)は、三井不動産や三菱地所に次ぐ業界第3位の不動産デベロッパーです。 財閥として最も古い歴史を持つ旧住友財閥の流れを組んでいます。 住友不動産はオフィスビルの賃貸だけではなく、マンションや注文住宅、リフォーム事業、ホテル、スポーツ施設、イベントホール、レストランなど幅広い分野に携わっているのが特徴です。 【企業概要】 住友不動産の企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 住友不動産株式会社 売上高 9,174億72百万円 (2021年3月期) 資本金 1,228億5百万円(2021年3月現在) 従業員数 5,929人 連結:13,758人(2020年3月31日現在) 事業内容 ■オフィスビル開発・賃貸 ■マンション・戸建住宅の開発・分譲 ■宅地造成・分譲 ■海外不動産の開発・分譲・賃貸 ■建築土木工事の請負・設計・監理 ■不動産の売買・仲介・鑑定 住友不動産は、分譲マンションや賃貸事業など個人向け事業にも強く、マンション供給戸数では2014年には全国1位の実績を誇っています。 また、住宅リフォーム事業においては「新築そっくりさん」が有名です。 住友不動産は実力主義であり、成果を上げればそれだけ多くの収入が見込める企業であり、昔ながらの企業風土を持った会社といえるでしょう。 求人例 2022年4月時点での住友不動産での求人情報としては以下のようなものがあります。 ■求人企業:住友不動産株式会社 新築分譲マンション営業 ・勤務地:東京本社(ただし、名古屋エリアのマンションギャラリーへの配属) ・想定年収:450万円+報奨金(年2回) ・業務内容:モデルルーム来場のお客様への対応 住友不動産の新築マンション営業職。ブランド力のある企業での営業なので、営業としてはやりやすい求人だといえるでしょう。 不動産総合職の仕事で、不動産について幅広く業務に携わることができる求人情報です。 詳しい求人情報はこちら 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産賃貸に強みがある上場不動産企業 財閥系の上場不動産企業について紹介しました。 ここでは、不動産賃貸に強みを持つ上場不動産企業について以下の通りご紹介します。 ・ヒューリック株式会社 ・株式会社レオパレス21 ・スターツコーポレーション株式会社 ヒューリック株式会社 みずほ銀行系の不動産会社であるヒューリック株式会社(以下ヒューリック)。 東京都心の駅近物件を数多く保有しており、不動産賃貸に強い企業といえるでしょう。 社員の年収が高いことで有名であり、過去には東洋経済ONLINEにて公表された「有給が取れて年収も高い会社」ランキングにおいて第1位を獲得しています。 【企業概要】 ヒューリックの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 ヒューリック株式会社 売上高 4,470億77百万円 (2021年12月期) 資本金 1,116億9百万円(2021年12月末現在) 従業員数 189名(2021年12月末現在) 事業内容 ■不動産賃貸事業 ■不動産売買及び仲介事業 ■PPP事業・CRE事業 など ヒューリックは、都心部の駅近物件を多く所有しており、安定した財務基盤を持っている企業です。 東洋経済ONLINEが2020年に公表した「有休が取れて年収も高い会社」ランキングにおいて第1位に選出されているおもあり、ワークライフバランスの取れた会社といえるでしょう。 女性の従業員も多く、ベビーシッター利用支援や保育所利用補助金といった子育て世代に嬉しい制度が整備されているのも特徴です。 離職率が低い点も魅力の会社といえるでしょう。 株式会社レオパレス21 株式会社レオパレス21(以下、レオパレス21)は、敷金無料の賃貸マンション「レオパレス21」事業を中心に飛躍的に成長した上場不動産会社です。 キャッチーなCMソングが有名であり、知名度も高い企業といえます。 【企業概要】 レオパレス21の企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 株式会社レオパレス21 売上高 4,089億59百万円 (2021年3月期) 資本金 812億82百万円(2021年3月現在) 従業員数 3,688名 連結:4,462名 事業内容 ■賃貸事業 ■開発事業 ■シルバー事業 ■リゾート事業 ■国際事業 ほか レオパレス21は、不動産賃貸事業の他、開発事業やシルバー事業、リゾート事業、国際事業など幅広い分野で事業を展開しています。 知名度が高いこともあり、転職先としても人気がある企業といえるでしょう。 東洋経済の行った「転職者を多く受け入れているトップ500社」においては第14位にランクインするなど、中途社員の採用も積極的に行われています。 また、近年はワークライフバランスの見直しを実施しており、リフレッシュ休暇や時間単位年次有給休暇制度、テレワーク導入といった労働環境の改善を進められています。 努力次第では20代の若いうちから年収500万円以上稼げる可能性もあり、若手で意欲のある方には向いている職場といえるでしょう。 スターツコーポレーション株式会社 スターツコーポレーション株式会社(以下、スターツコーポレーション)は、「総合生活文化企業」を目指した純粋持ち株会社であり、不動産や建築、管理事業を中心として幅広い分野で事業を行っている企業です。 不動産賃貸・売買仲介事業会社として全国的にも知名度の高い「ピタットハウス」もスターツコーポレーションの傘下企業となっています。 【企業概要】 スターツコーポレーションの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 スターツコーポレーション株式会社 売上高 1,989億63百万円(2021年3月末日現在) 資本金 110億3,948万円(2021年3月31日現在) 従業員数 143名 連結:4,738人(2021年3月末日現在) 事業内容 ■不動産事業 ■建設事業 ■管理・セキュリティー事業 ■金融・コンサルティング事業 ■出版・情報事業 ■ホテル・物販・レジャー・その他事業 ■高齢者支援・保育事業 80社を超えるスターツグループの純粋持ち株会社であるスターツコーポレーション。 不動産事業や建設事業を中心として幅広い事業を展開し、「ピタットハウス」の名前は全国でも高い知名度を誇っています。 不動産以外にも金融・コンサルティング業やホテル・レジャー事業といった幅広い事業を展開しているのが特徴です。 スターツグループ社員の平均年齢は35歳と若く、新たな事業にも積極的に挑戦する人に向いている職場といえるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産販売に強みがある上場不動産企業 不動産賃貸に強みを持つ上場不動産企業をご紹介しました。 ここでは、不動産販売に強みがある上場不動産企業について以下の通りご紹介します。 ・オープンハウス ・飯田グループホールディングス それぞれ見ていきましょう。 株式会社オープンハウス オープンハウスは、不動産売買に強い上場不動産会社であり、2022年に発表された上場不動産会社売上ランキングにおいて第5位にランクインするなど売上も大きく伸びている企業です。 【企業概要】 オープンハウスの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社概要 株式会社オープンハウス 売上高 8,105億円 (2021年9月期) 資本金 199億3,950万円(2021年11月現在) 従業員数 4,092名(2021年9月末時点) 事業内容 ■不動産売買の代理・仲介事業 ■新築戸建分譲事業 ■マンション・ディベロップメント事業 ■不動産投資事業 ■不動産金融事業 ほか オープンハウスは、2022年3月の不動産会社売上高ランキングでは、前年比141%の伸び率で第5位にランクインしています。 急成長中の企業であり、自分のスキルを活かして営業成果を上げたいと考える方にはおすすめできる企業といえるでしょう。 また、近年はワークライフバランスの見直しが実施され、残業時間削減にも取り組んでいるようです。 求人例 2022年4月時点のオープンハウスの求人例としては以下のようなものがあります。 ■求人企業:株式会社オープンハウス 開発事業部仕入営業職 ・勤務地:愛知県名古屋市 ・想定年収:400万円~1,000万円 ・仕事内容:戸建分譲用地の仕入れ~企画~商品化~販売促進までの一連の業務 戸建て住宅を販売する会社において、仕入れから商品設計、販売まで行うことができる求人例です。 単に戸建て住宅を販売するに留まらない、幅広い業務に携わることができると求人だといえるでしょう。 飯田グループホールディングス株式会社 飯田グループホールディングスは、「誰もが当たり前に家を持てる社会を実現する」を共通のコンセプトとして高品質で好価格な住宅提供に強みを持った上場不動産企業です。 戸建住宅販売を主力としており、グループ全体で売上高も大きい企業であり、転職先としても人気の企業となっています。 【企業概要】 飯田グループホールディングスの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 飯田グループホールディングス株式会社 売上高 1兆4,561億99百万円(2021年3月期) 資本金 100億円(2021年3月31日現在) 従業員数 10,134名(2021年3月31日現在) 事業内容 ■戸建分譲事業 ■マンション分譲事業 ■請負工事事業 飯田グループホールディングスは、「誰もが当たり前に家を持てる社会を実現する」を共通コンセプトとして高品質でも安い価格での住宅提供に強みを持っている企業です。 戸建分譲住宅販売戸数全国1位であり、グループ全体での売上高は1兆円を超える実績を持っています。 福利厚生面も充実しており、資格手当や住宅、児童手当といった手当も厚く、週休2日制でワークライフバランスの取れた会社といえるでしょう。 求人例 2022年4月時点の飯田グループホールディングスの求人例としては以下のようなものがあります。 ■求人企業:株式会社アーネストワン 注文住宅営業 ・勤務地:東京都 ・想定年収:538万円~779万円 ・仕事内容:自社ブランドの企画注文住宅「クレイドルパレット」の企画営業職 ブランド力のある住宅会社における、企画営業職の募集です。将来的にはリーダーになることを期待される求人で、業界の平均と比べても高い年収を得やすくなっています。 不動産業界の上場企業に転職しよう 本記事では、上場不動産会社についてご紹介してきました。 不動産業界は「休日出勤やサービス残業は当たり前」「ブラックだ」というイメージを持っている方も多いですが、近年はワークライフバランスの観点から改善も図られています。 特に上場企業の場合、率先して改善を行っているケースが多く、転職先として希望する方も多いです。 数多くある企業の中から理想の転職先を見つけるためにも、是非とも本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産営業は年収1,000万円以上稼げる?給与の仕組みや求人例をご紹介
2022年04月26日
不動産営業は稼げる仕事というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際に稼げているのか、気になっている方もいらっしゃるでしょう。 そこでこの記事では、実際に年収1,000万円以上を狙うことができるのか、不動産営業の仕組みから具体的な求人の事例まで紹介します。 不動産営業の仕事に興味がある人や、年収1,000万円を目指したい人はぜひご覧くださいませ。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産営業で年収1,000万円以上狙うことはできる? 不動産営業で年収1,000万円以上を稼ぐことができるのか、気になる方も多いでしょう。 不動産業界の平均年収などを見ながら、どのように年収1,000万円以上を実現するのか具体的に見ていきましょう。 不動産業界の平均年収は423万円 国税庁が公表した「令和2年分民間給与実態統計調査」を見ると、不動産業・物品賃貸業会の平均給与は423万円であり、全体平均の433万円を下回る結果になっています。 不動産業界の中にも事務職や総務職など給与が高くない職種もあります。 また不動産営業の給与は実績によって個人差が大きいことも特徴ですので、稼げる営業と稼げない営業がいることを理解しておきましょう。 結論:不動産営業で年収1,000万円以上狙うことは可能 不動産営業は成果を挙げることで、年収1,000万円以上狙うことが十分可能です。 ただし、年収1,000万円以上を達成しやすい条件がありますので、以降の項目で詳しく説明します。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産営業の給与の仕組み 不動産営業の給与はインセンティブ(歩合給)で大きな差がつく点で、他の仕事と給与の仕組みが異なっています。 しっかりと稼ぐためには、不動産業界の給与の仕組みを理解し、転職時に企業の給与制度を確認しておきましょう。 不動産営業職は基本給+インセンティブが一般的 不動産会社の給与は、基本給+インセンティブ(歩合給)が一般的です。 下記のように、基本給とインセンティブの割合は不動産会社によって異なりますので、入社前にしっかりと確認しておきましょう。 ・基本給が低め、インセンティブが高め ・基本給が高め、インセンティブが低め 年収1,000万円以上を目指すなら、営業成績に対してインセンティブが高い給与制度の会社を選ぶことが重要です。 インセンティブがないケースもある インセンティブがないケースの不動産会社もあります。 その場合には営業成績に関わらず、年功序列で毎年昇給し、資格手当などが手厚く、安定した給料を得ることが可能ですが、高年収を得ることは難しいでしょう。 不動産業界が未経験でまずは経験を積みたいと考えている人にはおすすめの給与制度です。 まずは安定した働き方で経験を積んだ後に、インセンティブの高い給与制度の会社に転職することで年収アップを目指す方法もあります。 フルコミッションもある フルコミッションという完全歩合制の働き方もあります。 基本給はなく、インセンティブのみの給与制度になっているため、営業実績を上げることができなければ給与はゼロです。 安定性は低いですが、インセンティブの比率はかなり高く設定されていることが一般的で、自身の営業力に自信があって、高年収を狙いたい人にはぴったりの給与制度です。 売上次第では、かなりの高年収を実現することができます。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 賃貸より売買の方が年収1,000万円を実現しやすい 不動産営業は大きく「賃貸営業」と「売買営業」の仕事に分けられ、賃貸よりも売買の方が年収1,000万円を実現しやすいと言われています。 つまり、売上によって年収が左右されると言えるでしょう。 そのポイントについて詳しく見ていきましょう。 賃貸より売買の方が大きな売上を上げやすい 賃貸よりも売買の方が一度の取引で動く金額が大きく、大きな売り上げを目指すことが可能です。 例えば賃貸ではオフィスや高級マンションの仲介を行っても、数百万円の売上ですが、売買であれば1件で数千万円の売上を見込むことができます。 より大きな売上を上げることで、給料にも反映されるため、年収1,000万円以上を実現するためには売買営業に取り組むことをおすすめします。 ただし、一般的に賃貸より売買の方が営業の難易度が高いことに注意が必要です。 マイホームより投資用不動産の方が売上を上げやすい 投資用不動産はワンルームのマンションやリノベーション済みの戸建て住宅、ビル丸ごと1棟など様々な物件が対象となります。 富裕層を対象に高価格帯の物件を売却することで、売上を大きく伸ばすことができ、その結果として高収入を実現することが可能です。 ただし、投資用不動産の営業は一般的に購入検討者を自分で探す必要があるため、難易度は大きく上がります。 年収1,000万円を達成したいなら投資用不動産にこだわる必要はなく、居住用不動産を販売する不動産営業でも充分可能です。 年収1,000万円を実現することためには、売上を伸ばし、インセンティブを稼ぐことが重要です。 フルコミッションの方が給料を上げやすい フルコミッションは固定給が無く、売上によるインセンティブのみが給与となる給与形態です。 そのため、一般的な固定給がある給与形態よりも、リスクが大きいように考えられますが、フルコミッションはインセンティブの割合が高いため、年収1,000万円を超えてさらに、高い給料を実現することも可能です。 コンスタントに契約でき、売上を挙げられる営業であれば、フルコミッションで働く方が、給料を上げやすい環境だと言えるでしょう。 年収1,000万円を実現するためには、フルコミッションでなくとも、十分可能です。 フルコミッションは成績が上がらないと、収入がゼロになってしまう点には注意しましょう。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 年収1,000万円以上を実現できる具体的な求人例 ここでは、実際に年収1,000万円以上を実現できる例として、いくつか求人情報をご紹介したいと思います。 ・ミライアス株式会社 ・株式会社ランドネット ・株式会社MUSUBU ミライアス株式会社 ミライアス株式会社は東京に本社を置く不動産会社で、2018年に設立されたばかりの若い会社です。 ミライアス株式会社の求人例 2022年4月時点のミライアス株式会社の求人例を見てみると、以下のようになっています。 勤務地 :東京都渋谷区 想定年収:400万円~1,000万円 雇用形態:正社員 休日休暇:月7~9日 仕事内容:お問い合わせいただいたお客様に対応する完全反響営業。 契約率は80%以上という高い数字を誇ります。 完全反響営業かつ、契約率80%ということで、営業としてはかなり働きやすい求人だということができるでしょう。 ミライアス株式会社の特徴 ミライアス株式会社の特徴としては、以下のようなことが挙げられるでしょう。 ・「スマート仲介」による手数料のやすさ ・360度VTR内見 ・IT重説 ・建物や設備補償費用を750万円分まで保証可能 ミライアスという社名の通り、最新テクノロジーを多く採用したシステムとなっており、利用者にも高い評価を受けていることが分かります。 インターネットを活用した広告を行っているため、広告費用を安く抑えることにつながり、安い仲介手数料でサービスを提供できている点も大きなポイントです。 株式会社ミライアスの求人を見る 株式会社ランドネット 株式会社ランドネットは東京都に本社を置く、1999年設立の不動産会社です。 首都圏に強みがありますが、沖縄から北海道まで全国対応、また香港や台湾にも現地法人があります。 株式会社ランドネットの求人例 2022年4月時点の株式会社ランドネットの求人例を見てみると、以下のようになっています。 勤務地 :東京都豊島区/大阪府大阪市北区 想定年収:350万円~1,000万円 雇用形態:正社員 休日休暇:週休2日 仕事内容:中古マンションをメインとした投資用不動産の売買仲介業務。 投資用不動産の売買仲介営業は、不動産営業の中でも高い営業力を求められる仕事ですが、成果を挙げればそれだけ高い報酬を得やすい仕事です。 すでに実績のある株式会社ランドネットであれば、先輩社員から業務を教えてもらえやすい環境にあるといえるでしょう。 株式会社ランドネットの特徴 株式会社ランドネットの特徴をまとめると、以下の通りです。 ・幅広い業務に対応 ・全国対応 ・自社で仕入れも実施 株式会社ランドネットは不動産仲介業だけでなく、リフォーム業や賃貸業、不動産投資セミナー、クラウドファンディングなど不動産業に関わる業務を幅広く展開しています。 このため、お客様に提案する際に幅広いサービスを提供しやすいといえるでしょう。 株式会社ランドネットの求人を見る 株式会社MUSUBU 株式会社MUSUBUは東京都港区に本社を置く、2014年設立の不動産会社です。 株式会社MUSUBUの求人例 株式会社MUSUBUの2022年4月時点の求人例には、以下のようなものがあります。 勤務地 :東京都港区 想定年収:400万円~1,000万円 雇用形態:正社員 休日休暇:完全週休2日制(火・水) 仕事内容:売買仲介営業のポジション増員。基本的にSUUMOから直接問い合わせをいただく反響営業スタイルとなっています。 「無理なクロージングをしない」顧客ファーストのスタイルを取っており、そうした働き方に共感できる方は働きやすい職場になりやすいでしょう。 株式会社MUSUBUの特徴 株式会社MUSUBUの特徴として、以下のようなことが挙げられます。 ・健全な就労体制を実現しやすいフォローアップ体制 ・顧客ファーストの営業スタイル 株式会社MUSUBUでは、社員に対して以下のようなフォローアップ体制を用意しています。 ・早起きフリータイプ:8:30までの打刻で1回につき1,000円を上乗せ ・読書制度:読書代を月に3,000円まで支給 ・パートナーディズニー制度:配偶者やパートナーの誕生日にディズニーランドのペアチケット支給 社員のことを考えた、働きやすいシステムが採用されているといえるでしょう。 株式会社MUSUBUの求人を見る 稼げる不動産営業の求人を探して目指せ年収1,000万円 本記事では不動産営業の仕事は実際に年収1,000万円以上を狙うことができるのか解説してきました。 実際の求人例もご紹介しましたが、成果を挙げることで年収1,000万円を実現できることが分かったのではないでしょうか。 一口に不動産会社といっても、企業によって働き方や給与システムなどさまざまです。 年収1,000万円を実現したいのであれば、それが実現できる不動産会社を選び、さらに、自分にとって働きやすい制度が採用されているかなど、しっかり確認することをおすすめします。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産フランチャイズに加盟するメリットとは?失敗しないための対策も紹介
2022年02月28日
不動産業はフランチャイズ経営が多い業界です。 フランチャイズに加盟した不動産会社は、本部の看板を掲げて事業を行うことができるため、開業したばかりの会社でもネームバリューによる信用が得られるなど、さまざまなメリットが得られます。 一方で加盟料・ロイヤリティなどのコストがかかるデメリットもあるため、特徴をよく理解して判断する必要があります。 また、加盟するための手続きや不動産業特有の事情なども理解しておくと良いでしょう。 そこで本記事では不動産フランチャイズのメリット・デメリットや、フランチャイズで失敗しないための対策について詳しく解説します。 不動産フランチャイズの特徴 初めに不動産業界におけるフランチャイズの特徴を解説します。 不動産業におけるフランチャイズとは フランチャイズとは、本部(フランチャイザー)から商品・サービス、事業ノウハウなどの提供を受け、加盟店(フランチャイジー)として経営していく形態です。 コンビニや飲食店、小売店などさまざまな業種で取り入れられており、不動産業界でも活発に利用されています。 不動産業界におけるフランチャイズは、賃貸・仲介を行う小規模な不動産会社が、フランチャイズに加盟して店舗経営するケースが多くなっています。 人脈や経営ノウハウが乏しい経営者が不動産業として開業をしても、最初のうちは知名度がないため顧客を集めるのが困難ですが、大手不動産会社のネームバリューがあれば集客面でとても有利になります。 また、フランチャイズに加盟すると、本部から「物件管理」「集客ノウハウ」「賃貸・売買の仲介」「売上管理」などのサポートを受けられるほか、研修会も定期的に実施されます。 研修会では経営ノウハウが学べるだけでなく、自分以外の経営者と横の繋がりを得るきっかけにもなるため、経験の少ない経営者にとって有益な機会になるでしょう。 不動産フランチャイズに加盟するために必要なこと 不動産フランチャイズに加盟するため条件は、会社によって異なりますが、基本的には以下の条件を満たす必要があります。 ・店舗を準備する ・宅建用の免許を取得する ・開業届を提出する 以上の手続きを踏まえたうえで、フランチャイズ事業者と加盟契約を締結することで、加盟店として活動することが可能となります。 主な不動産フランチャイズ 不動産業界でフランチャイズを展開している主な会社は以下の通りです。 ・アパマンショップ ・センチュリー21 ・エイブル ・ピタットハウス ・ホームメイト ・ミニミニ ・ハウスドゥ ・ERA ・レオパレスパートナーズ ・ハウスメイト など 実際に利用した経験がなくても、名前は知っている会社がほとんどではないでしょうか。 限られたエリアではなく、全国的に事業展開している会社が多く、店舗数が1000を超える会社もあることから、不動産業界でフランチャイズが活発に行われている実態がわかります。 不動産フランチャイズのメリット 不動産フランチャイズに加盟すると、具体的にどのようなメリットがあるのか考えていきましょう。 ネームバリューを活かせる ネームバリューはフランチャイズ加盟の最大のメリットといっても良いでしょう。 特に開業したばかりの小規模な会社は、顧客を集めるのが難しいのが現実です。 しかし、フランチャイズに加盟して知名度のある大手不動産会社の看板を掲げれば、実績がなくても高い集客力を期待できます。 また、テレビCM、折り込みチラシ、ポスターといった集客のための広告施策も、フランチャイズ本部が行うため、高い宣伝効果が受けられるほか、広告費の削減にもなるでしょう。 本部の経営ノウハウを吸収できる フランチャイズに加盟すれば、研修や勉強会を通して本部が確立した経営ノウハウを得ることが可能です。 個人で事業を始める場合、自分で情報収集して経験を重ねることでノウハウを蓄積するものですが、そのためには長い期間がかかります。 一方、本部が行う研修や勉強会に参加すれば、さまざまな経験をもとに確立された貴重なノウハウを提供してもらえるので、不動産会社として大きくステップアップできるでしょう。 経営者同士で横のつながりができる 前述したように、フランチャイズに加盟すると、本部での研修や勉強会が定期的に行われますが、こうした機会に他の事務所の経営者との交流が盛んに行われます。 経営者同士で横の繋がりができるため、不安や悩みの相談する人が見つけられる可能性があるほか、他の経営者から刺激を受けることでモチベーションがさらに向上することもあるでしょう。 不動産フランチャイズのデメリット 不動産フランチャイズへの加盟は、メリットばかりではありません。 考えられるデメリットを以下に紹介します。 加盟料・ロイヤリティなどの費用がかかる 最大のデメリットは加盟料・ロイヤリティなどの費用がかかる点です。 加盟料とはフランチャイズ契約の締結時に加盟者が本部に支払う手数料、ロイヤリティとは加盟者が定期的に支払う費用のことです。 ロイヤリティは売上に応じた金額を設定する場合もあれば、月額固定で設定する場合もあり、会社によって基準が異なるため、よく確認する必要があります。 また、不動産会社を開業するためには、設立費、営業供託金などの初期費用がかかりますが、フランチャイズに加盟する場合、これに加えて加盟料を支払う必要があるため、多くの資金力が必要になります。 ※なお、不動産業で独立開業するための手続きや資金については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。 不動産業で将来独立するためにはどうすればいい?必要となる手続きや資金を解説! 独自性が出しにくい フランチャイズに加盟した場合、本部のブランドを活用できる反面、自社独自のカラーを出しにくいデメリットがあります。 基本的に本部が定めたルールやマニュアル通りに運営しなければならないため、不自由に感じることもあるでしょう。 もちろん、ルールやマニュアルは本部が確立した経営ノウハウに基づいた内容なので、勉強になることも多い反面、自分の好きなように店舗経営を行いたい人にとっては、自由度が低くなりデメリットになる可能性があります。 出店が制限される 本部の意向によって、出店する場所が制限されることもあります。 たとえば、自分が開業したい場所があっても、付近にフランチャイズの加盟店があるエリアの場合、加盟店同士で顧客が分かれてしまうのを防ぐために、出店が許可されないことが考えられます。 フランチャイズの本部によって、既存の加盟店の何メートル以内には新規出店をしないなど、ルールを決めてることも多いため、事前に確認するようにしましょう。 不動産フランチャイズで失敗しないための対策 ここまで説明した内容を踏まえたうえで、不動産フランチャイズに加盟して失敗しないための対策を解説していきます。 余裕をもった資金計画を立てる フランチャイズ加盟店として営業する場合、初期費用のほかにロイヤリティを支払わなければなりません。 ロイヤリティには、売上高に一定の割合を乗じた金額を支払う「売上高歩合方式」と固定の金額を支払う「定額方式」がありますが、特に定額方式の場合は利益が少なかった月でも負担が変わらないため、収益を大きく圧迫する可能性があります。 したがって、単月で赤字に陥ったとしても、ある程度の期間は経営が続けられるだけの余剰資金を蓄えておけるよう、余裕をもった資金計画を立てることが重要です。 希望にマッチした本部を探す 不動産業界でフランチャイズを展開している会社は多数ありますが、経営方針やルールはそれぞれ異なります。 そのため、さまざまな会社を比較して、自分の希望にマッチしているかどうか、条件をよく確認することが大切です。 会社としてのネームバリューのほか、サポート体制の充実度、ロイヤリティの設定金額、開業できる場所の条件など、重要なポイントをおさえておくようにしましょう。 本部との関係性を重視する フランチャイズでは本部からのサポートを受けられる以上、本部との関係性を大切にする必要があります。 マニュアルを守ることのほか、本部のフランチャイズ事業の理念や方向性を理解し、共有して取り組む必要があります。 ただし、本部のサポートに頼り切るのではなく、あくまで補完するものと捉え、一事業者として経営努力をすることが大切です。 自分の希望とフランチャイズの特徴を比較しよう 不動産業のフランチャイズ経営は、独自に開業するのとは異なる特徴が多くあります。 フランチャイズ経営を検討している人は、まずは自分の希望と照らし合わせて、フランチャイズ加盟が適切なのかどうかを判断することが重要です。 加えて、フランチャイズを展開する本部ごとよって独自のルールや基準があるため、ネームバリューだけで判断せず、会社ごとの特徴を比較することをおすすめします。 自分の理想とする経営ができるように、さまざまな方法を検討してみてください。