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不動産業界の休日は水曜日が多い?不動産業界の休日について解説!
2022/06/28
不動産業界で転職を検討されている人は不動産業界の休日について気になる人も多いのではないでしょうか? そもそもの「不動産業界で休みはしっかりとれるのか」という部分を気にされる方もいらっしゃいますし、 「今不動産業界で働いていて友人もみんな水曜休みだから水曜休みがいい」 「不動産業界に転職したいけど現職が土日休みだから引き続き土日休みがいい」 など休日の曜日を気にされる方もいらっしゃいます。 私が転職を希望している方と話す際、年間休日を気にされる方よりも休日の曜日を気にされる方が多いように思います。 今回は、不動産業界の休日にフォーカスを当て、 「なぜ不動産業界は水曜日の休みが多いのか」 「不動産業界の年間休日の平均日数は何日くらいなのか」 などを分かりやすく説明します。 また、不動産業界×土日休みの求人もご紹介致しますので不動産業界で転職を考えている方で土日休みをご希望されている方は是非ご覧下さい。 不動産業界内でも働き方が多様化してきていますので、業界内で転職を考えている方もぜひこの記事を参考にしてみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産業界の休日に水曜日が多い理由 不動産業界は水曜日を定休日にしている企業が多いです。火曜日+水曜日休みであったり、水曜日+日曜日、水曜日+シフト制など、水曜日を絡ませて+1日の休みを取るスタイルですね。 ではなぜ水曜日を定休日にする企業が多いのでしょうか?多くの理由がありますが、下記の3つの理由を詳しく見ていきましょう。 ・「契約が水に流れる」ことを連想させるため ・toCの仕事で土日がメインの仕事のため ・管理会社も水曜日が休みのため 「契約が水に流れる」ことを連想させるため 1つ目の理由は「契約が水に流れる」ことを連想させるためです。 水曜日の「水」は、契約が「水に流れる」ことを連想させるため、縁起担ぎの為に不動産業界では水曜日を休みにするようになったと言われています。 不動産業界は取引の金額が大きく、契約まで時間がかかることも多いため、昔からゲンを担ぐことを大切にしてきました。 せっかく契約に向けて時間を掛けて努力してきたものが、契約直前でキャンセルになったり、契約後に解約となればすべてが水の泡となってしまいますので、なんとか契約を無事に済ませたいという想いもあって、ゲンを担ぐ不動産会社が多いのでしょう。 しかし今となっては「業界の風習」程度の考えで水曜休みにしている会社も少なくありません。 toCの仕事が多く、土日に対応するお客様が多いため 2つ目の理由は不動産業界がtoCの仕事で。土日に対応するお客様が多いためです。 不動産会社のほとんどは個人のお客様を相手に仕事をしています。そうすると土日休みのお客様が多くなりますので、必然的に土曜日や日曜日での来店や打ち合わせが多くなります。 また、1週間(7日間)のうち、半分以上が平日になりますので、平日を2日間お休みにしたところで平日対応できる日がなくなるわけではありません。そういう意味でも、平日に休みを取ることで平日がお休みのお客様、土日がお休みのお客様、両方を対応することができるのです。 平日であればいつでもいいのでは?となりますが、土日に個別相談や内覧、契約などの予定が集中する結果、土日は対お客様との業務がメインになり、残りの事務作業を月曜日で行い、結果仕事が少し落ち着く火曜日と水曜日が休みとなります。(営業サポートをする部署がない場合は火曜日も出勤となり、水曜日+シフト制ということも多いです。) 管理会社も水曜日が休みのため 3つ目の理由は「管理会社も水曜日が休みのため」です。 マンションなどの物件を管理しているのが管理会社で、そのほとんどは不動産会社ですので、水曜日に休むことが多くなります。 不動産会社は管理会社が休みだと物件の内覧や契約に関しての打ち合わせも行うことができませんので、管理会社が休みの日に仕事をしてもスムーズに進めることは難しいです。 例えばお客さんから気に入った物件の問い合わせが入っても、管理会社が休みであれば、物件の紹介を確認することもできず、内覧のスケジュールを組むことができません。 そのため売買や賃貸を中心に行う不動産会社は管理会社に合わせて水曜を休みにしていることが多いです。 水曜日以外に休日になることが多い曜日は? 水曜日が休みの不動産会社が多い理由は分かりましたが、水曜日以外では何曜日が休みとなる傾向があるのでしょうか? ①火曜日 水曜以外の休日だと火曜日が多いです。先ほども記載しましたが、土日でお客さんと打ち合わせを行っている分、月曜は事務処理や対応に追われ割と忙しい日になりがちですが、火曜には少し落ち着きますので、休みがとりやすくなります。 また金曜日は土日の打ち合わせに向けて準備を行ったり、見学会やオープンハウスの設営に忙しかったりします。 そのため休日は水曜日を中心にして、火曜日か木曜日という会社が多いです。 その2つの中でも特に火曜日は「火事になる」という考えもあり、お休みにしている会社が多いです。水曜日に定休日が多い理由①でも記載しましたが、不動産業界はゲンを担ぐことを大切にしています。 火曜日は「火」を連想させ、物件の火事や、経営が火の車になることを避けるためとも言われています。 そのため、水曜日を中心とし、火曜日、水曜日の連休とすることが多いでしょう。 ②シフト制 火曜日とは別に、こちらは曜日ではありませんが、シフト制を取り入れているところも多いようです。 「水曜日+1日(シフト制)」と記載がある企業です。 店舗勤務の職場などでよくあるでしょう。 水曜日は店舗自体がお休みで、それ以外の日は開いているのであと1日はみんなで交代制でお休みを取る形となります。 シフト制の場合は、土日も希望を取り入れてくれる場合と、土日は絶対出勤の上でのシフト制がありますので、ここは確認が必要です。 平日休みのメリット・デメリット それでは次に平日休みのメリットとデメリットについて説明します。 今まで土日休みだった人には平日休みのイメージがつかみにくく、土日休みがいいと思われるかもしれませんね。 今回は平日休みのメリットだけではなく、デメリットについてもご紹介いたしますので、両方を理解した上で希望の休日を判断してみてください。 メリット①観光地などに人が少ない なんといっても平日休みのメリットは「人が少ない」ことです。 観光地や行楽地などどこにいっても混雑することはありません。 また車や電車で出かけても道中も空いていますので、渋滞のストレスとは無縁で遊びに出掛けられます。 そのため旅行にも行きやすい環境です。 いつもは並んでいる場所が、平日に行ったら並ばずに入れたということも。 海や山も人が少なく空いていますので、アウトドアの趣味を楽しみたい人にもピッタリです。 メリット②平日限定のお得がいっぱい 平日休みの人口の方が、土日休みよりも少ないことから、平日に人を呼び込むために平日限定の割引やキャンペーンが沢山あります。 美容院なども平日の17時までだと安くなるクーポンがありますね。 また、旅行や観光地では平日の宿泊プランはお得な金額で設定されていますので、割安な金額でかつ人が少ない落ち着いた環境で旅を楽しむことができます。 逆に平日が割引されていなくとも休日に割り増し料金がかかることもあります。 お得に色々楽しめる平日は最高ではないでしょうか? デメリット①家族行事に参加しにくい 次に平日休みのデメリットをご紹介いたします。まず平日休みのデメリットは「家族行事に参加しにくい」ことです。 体育祭や文化祭など、学校行事は土日に開催されることが多く、そうなると平日休みの場合は有給を使って休みを取らなければいけないでしょう。 また、子どもが小さいうちは良いかもしれませんが、学校は土日祝が休みの為、子どもが学校へ行き始めると、一緒に遊べる時間が少なくなってしまいます。 家族みんな休みを合わせて、旅行に出掛けたりするとなると子供の学校を優先させた場合は土日休みが基本となりますので、難しくなってくるかもしれません。 デメリット②イベントの参加が難しい 2つ目の平日休みのデメリットは「イベントの参加が難しい」ことです。 夏フェスやコンサート、結婚式などのイベントごとは土日に開催されることが一般的です。 長期で開催されるイベントに関しては平日を挟んでいるイベントもありますが、1日、2日で開催されるイベントに関しては土日がほとんどですので、有給を使用する他、シフト制であればメンバーと相談して土日を休みにしてもらうようになるでしょう。 有給の取りやすさは企業によって違いますので、家族との時間を大切にしたい方などは、お子様がいる上司や社員が多い会社や有休消化率などを見て転職活動を行うといいでしょう。 土日休みの求人を見る その他、友人と遊ぶ日が合わないことも有りますが、これは友人が何曜日に休みの人が多いかかと思います。 ホテルやデパートでの接客業務や美容院などのサロンに努めている友人が多い場合は平日休みの方が周りとも合わせやすく、銀行員や公務員の友人が多い方は土日休みの方が合わせやすいと思います。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産会社の年間休日はどのくらい? 不動産業界といえば休みもなく、残業の多い業界というイメージが強いかと思いますが、不動産会社の年間休日はどのくらいあるのでしょうか? それでは実際のところはどのくらい休みを取れているのか、詳しくみていきましょう。 不動産会社の年間休日の平均日数 不動産会社の年間休日の平均日数は109.6日です。 (厚生労働省平成30年就労条件総合調査より) 平均の年間休日数が108.3日ですので、平均よりもやや多いことが分かります。 休日は需要に合わせて変化しますが、お盆休み、年末年始に不動産を検討する方は少ないため、接客業であるものの不動産業界は長期休暇がしっかりと取れる傾向にあります。 長期休暇の中でゴールデンウイークは春先で来客も見込めることから通常通り営業する会社が多いですが、会社により判断が分かれますので確認するといいでしょう。 有給休暇の取得率はどれくらいなのか 不動産業界の有給休暇の平均取得日数は8.6日です。全業種の平均は9.0日となっているので、ほぼ平均と同じくらいの取得となっているでしょう。 (厚生労働省平成30年就労条件総合調査より) 取得率に関しては、49.9%となっており、全体の平均が49.6%となのでこちらも平均です。 全体で見たときには男性より女性の方が取得率が高い傾向にあるのも1つ気になる結果です。 年間休日と有給を足して考えると、年間120日が休みとなることが多そうです。 年間休日120日以上の求人を見る 不動産会社の月間休日はどのくらい? 次に不動産業界の月間休日について説明します。 例えば毎週火曜と水曜が定休日で、完全に週休2日としている会社であれば月間休日8日程度が平均です。 また毎週水曜が定休日となっており、隔週で木曜も定休の隔週で週休2日(4週6休)の会社であれば月間休日は6日程度が平均です。 毎週水曜日が定休でそれ以外はシフト制で希望日に休みを取っている会社もあります。 賃貸や売買は土日ではなく、平日に休みを取ることが一般的です。 不動産業界は会社により休みの取得方法が様々ですので、転職を検討する際には求人票をよく確認しましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 休日が土日の不動産業界の求人はある? 不動産会社は平日休みが多いですが、もちろん不動産業界でも土日休みのお仕事はあります。 ここからは、不動産会社への転職希望で土日に休みたい方におすすめの職種や、土日休みの求人をご紹介致します。 具体的には下記の2つの方法がおすすめです。 ・toBの会社を選ぶ ・建築や事務など営業以外の仕事を選ぶ それでは詳しくみていきましょう。 toBの会社を選ぶ まず1つ目は「toBの会社を選ぶ」ことです。法人向けの会社を選ぶことで、土日を休むことが可能です。 お客さんとなる法人は土日休みが多いため、法人向けの会社は合わせて土日休みにしている場合が多くあります。 ただし法人向けの会社にも水曜日休みの会社がありますし、個人向けの会社にも繁忙期以外は日曜日が定休日の会社もありますので、細かく確認しましょう。 建築や事務など営業以外の仕事を選ぶ 2つ目は「建築や事務など営業以外の仕事を選ぶ」ことです。 営業は平日休みでも建築と事務は土日休みという会社もあります。 営業は接客をしますので、土日の打ち合わせが多くなりますが、建築や事務は平日の方が仕事を進めやすい場合もあり、土日休みがとりやすい環境です。 会社によっては営業に建築を同席させる場合もありますので、どのようなスタイルで仕事を進めているのか事前に確認しておきましょう。 不動産業界で休日が土日の求人をご紹介! 土日休みの不動産業界の求人は増えてきており、不動産業界特化型転職エージェント『リアルエステートWORKS』では現在、約1.500件の求人が土日休みの求人となっております。 土日休みの求人を見る ■求人例 ①資産運用コンサルティング!転勤有◆年収1,000万!福利厚生◎ 【具体的な業務内容】 ■店頭または外訪による資産運用提案 ■顧客の資産に関するトータルコンサルティング ■投資信託、保険商品、各種預金などの販売 ■満期のご案内や増額のお願い ■相続・遺言関連、不動産、住宅ローンなどの各種情報収集 ②営業事務職【東京勤務】福利厚生充実◎関西トップクラスの住宅供給数 【具体的な業務内容】 ■総務関連(月締め書類取りまとめ等、庶務的業務) ■経理関連(請求書取りまとめ、小口現金取扱、本社経理担当者との連携等) ■物件調査(案件現地調査、役所関係等) ■その他各種諸々調査 ■契約書、重要事項説明書内容チェック ■当社⇔他社の契約書類チェック ■営業職サポート ③事業用不動産仕入れ・販売営業 / 土日祝休み 【具体的な業務内容】 ■仕入れ対象の不動産の情報収集 ■投資シミュレーション ■物件購入 ■保有不動産の売却 ■仲介業務(売買・賃貸) ■保有不動産のアセットマネジメント その他にも様々な土日休みの求人もございます。土日休み×営業×年間休日120日などのご要望も承りますので、是非一度「こんな条件の求人はある?」などお気軽にご相談下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産業界の休日を理解して転職活動をしよう ここまで不動産業界の休日について説明してきました。 不動産業界は休みも少なく、夜も遅くまで働くイメージが強いかもしれませんが、働き方改革の影響もあり、しっかりと休みが取れる会社も多くなっています。 また労働環境を改善しなければ、不動産会社の採用も厳しい状況になっています。 個人のお客さんが中心の場合は平日休みの会社が多く、平日休みのメリットも大きいですが、不動産業界内でも働き方が多様化してきていますので、土日休みの会社で働くことも可能です。 また不動産会社でも営業以外の業種を選ぶことでより土日休みを取りやすくなります。 不動産会社は企業ごとに休みの取り方が様々ですので、転職してから後悔することがないよう、面接時や求人票でしっかりと確認しておきましょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産営業担当から独立した私のステップアップ過程をご紹介
2022/06/23
「将来独立をしたい。このまま今の会社で不動産営業として働いていてもいいのだろうか?」 「不動産業界で独立するためにはどうすればいいの?」 不動産業界での独立・起業を目指す場合、不動産営業ではどのようにキャリアを積みステップアップしていけばいいのか気になる方もいると思います。 不動産会社はその企業により主とする業務が異なるために、必ずしも不動産業界で皆が同じようなキャリアの積み重ねをするわけではありません。 しかし基本的に営業職では、「賃貸仲介から始まり~売買仲介~土地建物販売」というキャリアアップの流れだと私は考えています。 本記事では、中小企業で新卒から複数年経験を積み営業の仕方を覚え、現在は不動産独立することができた宅建建物取引士である私の独立までの流れをご紹介致します。 不動産業界で独立をご検討されている方は参考にしてみてください。 ※不動産業界での独立に必要な資金や方法についてはこちらの記事をご覧下さい。 不動産業で独立は難しい?失敗しないコツや必要な手続きを解説! 不動産業は独立しやすい?理由や独立手続きの流れ・必要な資金など解説 不動産転職エージェントに登録する 独立したい方にはまず賃貸仲介営業がおすすめ もともと学生時代から「いつか独立したい」とは考えていたのですが、どの業界で?何歳くらいに?などはまだ明確に決まっていませんでした。 そんな私は新卒で不動産会社に入社し、まずは賃貸仲介営業の業務を行います。 今になって思うことですが、この選択は間違っていなかったと思います。賃貸仲介営業は、不動産営業及び不動産業務を学ぶ基礎として最適な環境でした。 もしまだ学生の方や社会人歴が浅い方で、いつか独立したいけどまだ何がしたいか分からず迷っている…という方には是非賃貸仲介営業をおすすめします。 というのも、賃貸仲介営業では、社会人としての基礎的なマナーや不動産に関わる基本的な業務を覚えるのに良い環境だったからです。 賃貸仲介営業のあとに売買仲介営業や土地建物販売業務も行ってきて思うことですが、売買仲介営業や土地販売などをいきなり始めてしまうと、取り扱う額も大きく、かつお客様の属性も高いため、賃貸仲介営業よりも精神的なストレスを強く感じるでしょう。 そのトラウマから不動産営業自体を敬遠してしまったり、不動産営業が楽しいと思えなくなってしまうのでは?という懸念点があります。 そうすると独立後に必要な「営業」部分を避けてしまうようになりかねませんので、まずは賃貸仲介営業で不動産業界のベース部分や流れをつかむことで、後に売買仲介や土地などの取扱額が大きなものを販売できるようになっても楽しく営業を行うことができるでしょう。 そのほか、今思い返したときに私が賃貸仲介営業をおすすめする理由をご紹介します。 若いときに成功体験を積める 不動産売買や土地の仕入れなど、価格帯が高額なものは基本的にはすぐ結果は付いてきません。1年間の仕入れ目標が2件の場合、半年に1回しか契約というイベントがないのです。 人に感謝されることや申込が取れた時に達成感を感じる方も多くいらっしゃいますので、その回数が少なければ少ないほどやりがいを感じる頻度が少なくなってきてしまうでしょう。 また、成功体験を積むことで自分に自信がついてきます。その自信がお客様にも伝わり、立派な営業として成長していきますが、成功体験が積めない場合は自分のやり方があっているのか、自分はできない人間なのではないかとマイナスの考えをしてしまうため自信がついてきません。 そういう意味でも、まずは取扱額の小さな商材から始めることで自分の営業力に自信を持つことができます。その自信が身に着いた状態で取扱額の大きな商材を販売していけば、自信が確信に変わりますし、大きな額を動かしているという部分にやりがいを感じてくるでしょう。 キャリアについて悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業がおすすめ 私の経験にはなりますが、賃貸仲介営業で基本的な業務を覚えて下積みをし、契約件数をこなしながら成功体験を積んでいったり営業の楽しさを覚えた上で、取り扱う金額を上げ、スキルのステップアップをしていくという流れが良いと考えています。 賃貸仲介営業を経験しておくと、収益不動産の売買や売主との折衝などの能力が自然と身につきますし、管理部門などへ配属になっても潰しが効くようになっているでしょう。 そのため、独立を考えているけれども最初の1歩をどうしようか悩んでいる方はまずは賃貸仲介営業をおすすめ致します。 不動産業界で独立するために学ぶべきこと 次に、私が不動産業界で独立するために賃貸仲介営業時代に学んだことをお伝えします。 社会人としてのマナー、不動産の基礎を覚える 私は新入社員として入社したので、社会人経験がなく何もできない状態でした。 電話の対応方法もメールのマナーも、名刺の渡し方からわからない若者でしたので、まずは基礎的なことを覚えていきました。 ・電話対応、メールのマナー、名刺の渡し方 ・車の運転(町に慣れる、駅を覚える) ・物件の写真撮り、不動産サイトへの物件登録(HOME’S/SUUMO等) ・業界用語を覚える ・住宅の設備や間取りの見方を覚える ・その他、社内ルールなど 賃貸仲介営業は、店舗運営の一員として行うことが多いので、基本的に上長に店長が存在します。 店長は店舗運営の責任者ですので、ルールやマナーを教えてくれますし、最初の頃は仕事に関して指示を行ってくれます。 しかし、営業職たるもの受け身ではいけませんので、休日に町を散歩して学校の場所やスーパーの場所を覚えたり、物件を1つでも多く内見し覚えていく姿勢が大事です。 お客様の集客方法を覚える 最初の頃は、来店する成約しやすいお客様はトップ営業の先輩や店長が接客を行うので、新人のうちは自分で集客したお客様を接客することが多いです。(店舗によると思いますが・・・) 集客には、以前ご来店いただいたけれども成約にならなかった方に対して再度ご連絡をしたり、ご成約いただいた方に紹介をしてもらったりなどいくつかの方法がございます。 少しチャレンジして集客できなかったらから自分は向いていない。ではなく、数を打つことが成果に繋がる業務ですので、まずは数をこなすことを考えながら行いましょう。人によって「やりきった」と感じる数は違うと思いますので、「目標の1.5倍」または「同期が行っている平均の1.5倍」を目指すと良いでしょう。 人より多くやったという達成感や事実は、自分への自信にも繋がりますし、その行動は成果につながっていきます。 そうして数をこなしていき、成果を出せるようになってきたら、次はどれだけ少ない時間で集客ができるようになるかという質の部分を考える方が効率的です。 また、お部屋探しのお客様の集客は、後に売買のお客様を集客する際の基礎となります。売買の場合は、呼び込みさえも上司に取られてしまいまうことがありますので、賃貸仲介営業のときにしっかりと基礎を磨き、集客ができるようにしておきましょう。 集客がなければなにも始りませんので、集客は業務として重要ですし、やはり集客が上手な人は成績上位として表彰させる方が多いです。 新規接客・追客方法を覚える 賃貸仲介営業ではとにかく接客の数をこなしましょう。 なぜなら一番の成長のコツは、「慣れ」と「自分の営業スタイル」を確立することだからです。 基本的に接客のマニュアルは存在しません。もちろん最初はトップ営業などを真似ていくことで基本を身につけていきますが、トップ営業と同じことをしても同じように成果が上がらないのが不動産営業です。 数をこなして「自分の営業スタイル」を確立させましょう。後に売買営業を行う際も、自分のスタイルが大事になります。 集客の面でも言えることですが、数をこなす際に、本当にただ数をこなすだけでは成長できません。 ・初回はどのようなアプローチを行ったのか ・相手はどのような反応だったのか ・そのとき自分の対応がどうだったら良かったと思うか ・一度で決まらなかったお客様には次回どのように成約に結びつけていくのか など、自分が行う行動に理由をもち、そしてその行動に対しての振り返りを行うようにしましょう。 そして1回目は10あるステップのうち2ステップ目で落ちてしまったのであれば2ステップ目の行動を見直し、2ステップ目は8割以上の方でクリア出来るようにしたら次に進んでいくようにしましょう。 書類の作成方法などを覚える 営業の経験を積んでいくのと並行し、契約書類や重要事項説明書類などの作成ができるようになりましょう。また、宅地建物取引士の資格をお持ちであれば、重要事項説明などを行えるように業務の幅を広げていくことが重要です。 売買仲介営業を行うようになると、書類作成などもほぼすべて自分で行います。賃貸仲介営業のときにこちらも数をこなしスムーズに業務が行えるようにしましょう。 少し余談ですが、宅建資格は余裕があれば賃貸仲介営業時代に取得しておくことがおすすめです。「賃貸仲介営業時代」というよりかは、1社目で取得しておくことがおすすめです。 理由はいくつかあるのですが、今回は2つをメインでご紹介致します。 理由①:転職する際に選択肢の幅を狭めないため 独立を目指した場合、宅建取得は必須です(正確には宅建士を採用すれば必須ではない)。けれども独立する前に取っておけばいいというのも間違いではありません。 ただ、1社目から2社目に転職する際に、宅建を持っている人と持っていない人では選択肢の幅が違います。 もし自分自身がステップアップ転職する際に、この企業めっちゃいい!という企業があったとして、その企業の必須条件が宅建保有者だった場合、宅建は1年に1回しかないので、最長1年以上転職の時期を遅らせなければいけなくなります。 もしくはめっちゃいいと思った企業を諦めるかのどちらかです。 そうした状況にならないためにも、転職を視野に入れているのであれば早い段階で宅建取得をおすすめいたします。 理由②:勉強する時間がなくなってくるため 不動産業界で働き始めて3年目、4年目になってくると自分のことだけでなく、後輩に仕事を教えたり、TOP営業になっていた場合には日々のお客様対応でかなり忙しくなります。 入社したては勉強することが仕事でもありますので、勉強ができるうちに資格取得を目指すことがおすすめです。 また、宅建の勉強で学んだことは仕事に活きることが必ずあります。特になることはあっても損になることはありませんので、是非1社目、かつ入社後に少し落ち着いてきたら宅建の勉強を開始することをおすすめ致します。 宅建に関する記事: 不動産業界特化型転職エージェントが解説!宅建は転職において有利になるのか 不動産業界で働く宅建士の年収は宅建を持っていない人よりも高いのか 不動産業界で独立するために、店舗責任者(店長)として経験を積む 私の場合、賃貸仲介営業を3年ほど経験した後、店舗責任者(店長)としてステップアップしました。店舗責任者となることで、お客様の接客のみならず他の様々な業務を学ぶことができます。 下記に店舗責任者として働く中で学んだことをまとめます。 店舗運営を学び、売上管理を行う 店舗運営や売上管理は、今後のキャリアアップには重要な業務です。 店舗運営をすることで、マネジメントやスケジュール管理を嫌でも行わなければいけないので、営業としてのスキルが一気に上昇します。 またクレーム対応を行う責任者となることで、取り扱う法律にも強くなります。 店舗責任者となることで、自社物件のプロパティ(管理運営)やリーシング(入居付け)などにも意識がいき不動産により精通するようになります。 売買仲介に挑戦する前に、店舗責任者のポストが空いていれば積極的に行うことを推奨します。 会社運営の一部でもあるため、不動産業で独立する際にもこの経験が生きてくるでしょう。 人脈を一気に増加させる 店舗責任者となることで、地域の大家さんや管理物件のオーナー様と会うことが増えます。また、地域の主要な不動産業者との折衝なども増えてきますので、人脈が一気に広がります。 この人脈は、売買仲介営業に転職した際の「最初の商談相手」になる可能性が大きいです。 ぜひ積極的に人脈を広げていきましょう。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界で独立するために、売買仲介営業でキャリアを飛躍させる 私の場合、賃貸仲介営業と店舗責任者を経験したことで、下積みがある状態で売買仲介営業に進むことができました。 私が勤めていた不動産会社は、収益不動産の売買仲介・新築マンションの企画販売が売上のほとんどを占める花形の部署であったので、営業としては順調にキャリアを積んだのではないかなと思っています。 5~6年を賃貸仲介営業と店舗運営を経験したので、売買仲介営業を始める際も「知識・人脈・自信」がある状態だったことは、大きな人生の糧となりました。 個人で独立した現在も、その経験は活きていると思っております。 ぜひ皆様も不動産の花形を目指してみてください。 住宅ローン、投資用不動産ローンについて知る 売買仲介営業では、取り扱う価格が高額になります。 今まで触れてこなかった金融関係や税金関係の知識をしっかりと学ぶことが重要です。 不動産を売り買いするお客様と接するときは、お金について知識があることが大前提になります。 できれば、不動産投資に関する書籍などで個人的に勉強をしておくことを推奨します。 売買契約書、重要事項説明書の内容を理解し知識を深める 売買契約書は賃貸借契約書と比較し、契約条項の内容が事細かで複雑です。 現地の道路関係や水道管、または法律に関する条項がかなり専門的になっております。 宅地建物取引士の方は、勉強してきているので理解しやすいかと思いますが、実務となるとそれ以上に専門的で正確な情報でなければいけません。 一見、机上の知識だと思われますが、これらを深く知ることは営業にも活きてきます。 苦手でも克服し、自分の知識にしていくことがキャリアアップに繋がりますので、しっかりと学ぶ姿勢でいることが重要です。 ちなみに、売買営業の上司でも、契約関係書類などが雑な人もいます。 また、だらしのない業者や不備の多い契約書なども多くあります。自分の目を肥やし、正確な情報が提供できる人間になることがお客様から信頼されるポイントです。 不動産独立時には不動産のなんでも屋になる 私の場合、本記事に記載してきたようなステップアップ過程を経て、現在独立することができました。もちろん、私が経験してきたことは不動産のすべての事柄ではありません。 もし皆様が、不動産に就職・転職し、最終的なキャリアを売買営業や新築販売などを目指すのであれば、近道をせず上記のことを一つ一つ身につけて行くことが大事です。 また会社にもよりますが、不動産営業はお客様にとって基本的になんでも屋です。 物件のことはもちろんですが、法律のこと、ローンや税金のこと、地域や学校区のことなどなんでも知っていて当たり前という前提で商談をしてきます。 ステップアップの過程はありますが、不動産に身を置くのであれば、一生勉強しなければいけないということを知っておいてください。 皆様の不動産のキャリアアップに少しでも役立つと幸いです。 不動産転職エージェントに登録する
不動産業界は学歴よりも実績重視!高卒の方に不動産業界への転職をおすすめする理由
2022/06/20
不動産業界への転職に興味はあるけど、 学歴がどれくらい重要なのか気になっている人も多いでしょう。 今「学歴不問」と書いてある不動産会社の求人も多く見られますが、 本当に中卒・高卒でも転職できるのでしょうか。 この記事では不動産業界で学歴はどれくらい重要なのか、 中卒や高卒でも人気求人に転職できるのか詳しく説明しますので、 ぜひ参考にしてみてください。 不動産業界での転職について相談する 不動産業界での転職において高卒・大卒などの学歴は重要なのか 多くの業界では転職の際に学歴が問われることになりますが、 不動産業界への転職において学歴は重要なのでしょうか。 まず結論をお伝えすると、不動産業界への転職に学歴は重要ではない場合が多いです。 特に不動産の営業職では学歴をほとんど重要視していません。 高校卒業後や大学卒業後の就職のときには、 判断する軸があまり多くないため学歴が一つのポイントとなるケースもありますが、 最初の会社で実績をつけていくことで転職時には学歴が重要ではなくなります。 逆に、不動産営業に学歴はあまり重要ではありませんが、 入社後は結果が求められる成果主義の業界ですので、 いくら優秀な大学を出ていたとしても前職での実績が伴わなければ 転職活動が厳しくなることもございます。 自分は高卒だから、、、ではなく、今の会社でやりきることを大切にしてください。 ※建築関係の仕事には専門の資格や専門の学部を出ていることが必要な場合もありますので、 事前にエージェントや求人票を見ながら確認しておきましょう。 不動産営業職は「学歴不問」が基本 不動産営業職は「学歴不問」の求人が多く、求人票には学歴不問と記載がないですが、 必須条件にも大卒以上などと書いておらず、学歴をあまり重視していないことが分かります。 不動産業界は完全な成果主義の社会ですので、学歴以上に結果が求められるためです。 例えば一流大学を卒業した契約が取れない不動産営業よりも、 高卒で毎月契約目標を達成できる不動産営業がいれば、 どの不動産会社でも後者の高卒の不動産営業が高く評価されるでしょう。 数字が物を言う成果主義の社会では、売上を上げることができる人、 結果を残すことができる人であれば、学歴はほとんど関係ありませんので、 中卒や高卒でも関係なく活躍できる可能性があります。 ただし、経験社数や1社あたりの勤務期間の長さを重要視する企業は多いです。 その点からみると早くから働いている中卒、高卒は不利になるでしょう。 20代であれば3社以下を希望する企業が多いため、 高卒から働き3年ごとに転職を繰り返してしまうと 「長く続かない人」「転職を繰り返す人だからうちの会社も3年以内で退職するだろう」 と思われてしまいます。 中卒、高卒の方はその点を注意して、 なるべく20代のうちには3社以内で納められるような状態で転職活動を行っていくといいでしょう。 また、大卒の方がベースの知識面で上回ることが多く、 就職活動が終わったタイミングで不動産業界で必要になってくる資格、 例えば宅建などを取得する方も多いため、 中卒や高卒の人はしっかりと不動産の専門知識を身に付けておき、 余裕があれば宅建の取得を目指すのもおすすめです。 また不動産営業は常に成績を求められながら仕事を行うため、 強いプレッシャーを感じることも多いですので、 そのプレッシャーに打ち勝つ強い精神力が欠かせません。 なにか一つのことを成し遂げた経験などを、 働きながらでも作っておけると転職活動のときや不動産業界で転職した際にも活かせるでしょう。 建築関係の仕事だと建築関係の資格が必要 同じ不動産業界でも建築関係の仕事だと建築関係の資格が必要です。 例えば、住宅の建築設計を行うのであれば少なくとも2級建築士の資格が求められますが、 2級建築士の取得要件は、建築関連の学歴がない場合、「実務経験7年以上」が必要になります。 このため、建築士の資格を持っているか、 持っていない場合でも建築関係の学歴を持っていることが求められることが多いでしょう。 ただし、若ければ未経験で入社しても働きながら資格取得を目指せるケースもあります。 人気不動産デベロッパーは大卒以上が条件になるケースもある 人気不動産デペロッパーは不動産業界の中でも倍率が高く、 新卒時、転職時ともに実績のある人材が集まるため、学歴が求められることが多いです。 特に三菱地所や三井不動産など大手不動産デベロッパーは 有名大学出身などの高学歴でないと採用されることは難しいかもしれません。 というのも大手不動産デペロッパーは新卒採用を中心としており、中途採用自体をほとんど行っていません。 中途採用がある場合も応募母数が多いため、ハードルを上げる意味でも高い学歴や経験値が求めています。 しかし、不動産デベロッパーは高卒だと応募できないのかといわれるとそうではありません。 不動産デベロッパーによっては高卒でも実績重視で採用を行っている企業もございますので、 諦めないでください。 ご自身で問い合わせると書類の時点でルールに沿ってお見送りとなるケースもございますので、 転職エージェントを通して応募するのがおすすめです。 書類を送った後にあなた自身の人柄を伝えてくれますので、 「そんなに言うなら面接してみましょう」と言ってもらえるケースもございます。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界への転職は高卒だと不利になる? 不動産業界への転職で学歴がないと不利になる可能性があるのでしょうか。 ここでは、特に以下の点について解説します。 ・入社時の収入は大卒の方が高いことがある ・資格を取得することで手当てが貰えることがある 入社時の収入は大卒の方が高いことがある 入社時の収入は学歴で差が付いており、 平均値で見ると高卒より大卒の方が高くなっているのが一般的です。 詳しい数字は下の表を見てみましょう。 初任給(不動産業・物品賃貸業) 学歴 初任給(平均) 男性 女性 高校卒 166,800円 175,900円 160,700円 大学卒 213,900円 218,100円 203,730円 参考:厚生労働省:令和元年賃金構造基本統計調査より (令和2年、3年には記載なし) 初任給では高卒より大卒の方が高くなっていますが、これはほぼ固定給によるものです。 不動産営業の給与制度は固定給に加えて成果に応じた歩合給が支給されますので、 成績を上げることで、すぐに大卒の収入を逆転することが可能です。 そのため、高卒の人が大卒の年収を上回ることは不動産業界では特に珍しいことではありません。 また役職についても、高卒の人が同一企業で4年間働き、 成果を出していればその後大卒の人が入社してきても 大卒の人より役職が上になることも珍しいことではありません。 資格を取得することで手当てが貰えることがある 資格を取得することで、手当がもらえることがあります。 特に宅建士などは学歴が不要で、資格取得すれば手当がつくことが多いので まずは取得しておきたい資格だといえるでしょう。 その他、ファイナンシャルプランナーやマンション管理士などの資格も業務に役立つことがあります。 どの資格を取得すれば手当を貰えるかについては、 企業により大きく異なるため、事前に確認しておくことが大切です。 不動産転職エージェントに相談する 学歴を理由にキャリアについて悩んでいる方には不動産営業職がおすすめ! 中卒や高卒の方で、学歴を理由に転職活動に悩んでいる方に不動産営業職がおすすめな理由について説明します。 ポイントは下記の3点です。 ・成果次第で給料が決まる ・知識や経験を身に付けるのに学歴は不要 ・若くして管理職や幹部になることも可能 それでは詳しくみていきましょう。 成果次第で給料が決まる 不動産営業職は成果次第で給料が決まります。 それは多くの不動産会社が「固定給」に加えて「歩合給」を支給する給与制度を採用しているためです。 「歩合給」は営業成績に応じて支給され、営業成績を上げれば上げるほど多くの「歩合給」が支給されます。 年功序列で頑張っているのにお給料が上がらないとお悩みの方には不動産営業職がぴったりです! 不動産営業職は学歴ではなく成果次第で給料も役職も決まるため、 インセンティブで稼いで20代で年収1,000万円、2,000万円ということもありますし、 成果をだして早いうちに役職に就いて固定給で700万円ということも可能です。 もちろん企業によって歩合のありなしや率が異なりますし、役職の重みや役職手当も違いますので、 インセンティブでがっつり20代は稼いで30代で役職もらって固定給、 など自身の将来像と掛け合わせながら考えてみてください。 知識や経験を身に付けるのに学歴は不要 知識や経験を身に付けるのに学歴は不要です。 実力主義である不動産業界では「学歴」ではなく「結果」が求められるため、 知識や経験が必要になります。 もちろん学歴が無くても不動産業界の専門知識を身に付けたり、 仕事の現場で経験を積むことができます。 知識や経験を身に付けるためには、資格の取得に挑戦することもおすすめです。 資格を持っていることで、不動産営業としての武器になります。 若くして管理職や幹部になることも可能 実力主義の不動産会社では結果を出すことで、若くして管理職や幹部になることも可能です。 不動産会社の多くは学歴ではなく営業成績を中心に評価しますので、 結果を出せば、年齢や社歴、性別も関係なく役職が与えられます。 会社で決めた目標を達成すれば、無条件に役職を与える会社もありますので、 周りの社員と競争する必要もなく、自らの営業成績を上げることだけに集中することができます。 役職が上がっていけば、営業力を武器に成績を上げることに加え、 自らがリーダーとなりメンバーの数字も管理する仕事が出てくるかもしれません。 不動産営業では結果を出すことで、若くしてやりがいのある仕事に挑戦することができます。 併せて読みたい! なぜ私は不動産業界への転職をおすすめするのか 不動産営業に向いているのはこんな人!当てはまったら不動産営業に転職を 高卒で不動産業界に転職する前にやっておきたいこと 次に学歴に自信がない人が不動産業界に転職する前にやっておきたいことを紹介します。 下記で紹介する2つのことを事前にやっておくことで 不動産業界への転職を有利にすすめられるかもしれません。 ・不動産業界の仕事をよく理解しておく ・宅建士の資格を取る それでは詳しく説明します。 不動産業界の仕事をよく理解しておく まずは不動産業界の仕事をよく理解しておきましょう。 不動産業界には様々な業種があり、 業種によって「どのような商品を、だれに対して営業するのか」が大きく異なります。 そのため、それぞれの業種の仕事内容について理解した上で、 自分に合っていそうな業種を選ぶ必要があります。 例えば、大学の近くにあるような不動産賃貸仲介の店舗では、 学生向けにワンルームを紹介する機会が多くなるでしょう。 一方、住宅地近くで不動産売買仲介を中心に行っている店舗では ファミリー層向けに中古戸建住宅や新築住宅用地の紹介を行う機会が多くなるように、 業種によって取り組む仕事が変わってくる点について理解しておく必要があります。 宅建士の資格を取る 不動産業界への転職を考える場合に宅建士の資格を取るという方法も有効です。 宅建の資格は不動産業界では重宝される資格です。 賃貸や売買の契約を行う際に、重要事項説明を行いますが、 その業務は宅建士が行う必要があり、不動産会社にとっては必要不可欠な資格となります。 不動産業界での経験はなくても、宅建の資格を取得していることで、 不動産取引における最低限の知識は持っていることの証となります。 もちろん、入社してからの資格取得でも問題ありませんので、 興味のある人は資格取得を目指してみましょう。 ただし、入社後は完全な実力主義の世界ですので、 宅建の資格を持っていること以上に営業成績を上げることの方が重要視される会社が多いことも理解しておくべきです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界は高卒でも輝ける職場 不動産業界への転職では、一部の大手不動産会社やデペロッパー以外ではほとんど学歴を問われることはありません。 そのため、中卒や高卒でも転職しやすい業界です。 また、不動産業界では学歴は無くても、 結果さえ出せれば高く評価され、高収入を目指せます。 ただし、実力主義の世界であり、成果を出すために必要な知識や経験は多岐に渡るため、 根気強く仕事に取り組むことがとても重要です。 不動産業界の仕事に興味を持ったなら、学歴は気にせず、 まずは一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する
宅建は転職において有利になるのか?不動産業界特化型転職エージェントが解説!
2022/06/14
未経験から不動産業界への転職、不動産業界からのステップアップ転職など、不動産業界に転職をご検討されている方が真っ先に考える資格といえば「宅地建物取引士(以下宅建)」ではないでしょうか。 宅建は不動産購入時に重要説明を行うために必ず必要な資格となり、宅建業を営む場合には5人に1人の割合で宅建士の設置義務があります。 そのため、福利厚生として宅建資格手当を出している企業も少なくなく、ある企業では宅建士には月30,000円、年間で36万円がもらえることもございます。 そもそも宅建は不動産営業に従事している人だけでなく、建築業や金融業、その他一般企業の総務・経理部など、様々な仕事で活用できる資格です。数ある国家資格の中でも、知名度が高く人気のある資格のひとつといっても過言ではないでしょう。 そんな宅建は、不動産業界はもちろん、その他の業界でも転職に有利に働くこともございます。 では具体的にどのような理由があって転職に有利になるのでしょうか。今回は、宅建を取得することによって転職に有利になる理由にフォーカスしてご紹介致します。 不動産業界特化型転職エージェントで転職活動をする 不動産業界の転職で有利になるる宅建とはどんな資格か そもそも宅建とはどのような資格なのでしょうか?そしてどうすれば取得できるのでしょうか? まずは資格の概要を以下にまとめます。 「宅建」とは 不動産業界で働くと必ず一度は耳にする「宅建」。転職活動の面接時などに「宅建はお持ちですか?」と聞かれることもあります。 宅建士とは、正式名称を「宅地建物取引士」といい、宅地建物取引業法に基づいて定められている国家資格です。 以前は、「宅地建物取引主任者」という名称でしたが、法改正により、2015年4月より「宅地建物取引士」の名称に変わり、弁護士や税理士などのいわゆる士業のひとつに加わりました。 宅建士の仕事内容は、不動産の売買契約、賃貸契約、交換契約など代理、仲介をメインとした不動産取引に関する業務全般です。 後ほど説明しますが、これらの業務のうちに、重要事項説明などの独占業務が含まれます。 土地や建物などの不動産は取引で扱う際の金額が大きく、宅地建取引業法や民法、建築基準法など複数の法律が関係するため、一般の人では扱うのが難しいと考えられています。 そこで1958年(昭和33年)、当時の建設省(現国土交通省)が公正な取引が行われることを目的として、創設されたのが宅建士です。 宅地建物取引業法では、宅建士を交えずに不動産の売買・仲介などの取引を行うことを禁じており、不動産会社にとって実務上必須の存在です。 そのため、転職市場においても需要の高い資格とされています。 どうすれば宅建の取得ができるのか 宅建士の資格を取得するためには、毎年1回10月に実施される試験を受験し、合格する必要があります。 ※2020年度より、コロナウイルスの感染拡大により10月の試験で応募者多数の場合は10月と12月の2回に分けて実施されることとなりました。 受験するうえでの条件はなく、年齢・性別・学歴・国籍を問わず誰でも受けることができ、毎年20万人前後の人が受験を申し込んでいる大変人気の高い資格です。 合格率は毎年15%前後で推移しており、合格点は相対評価のため試験の平均点に応じて変わりますが、過去10年間のデータでは、50点満点中31点~37点が合格のボーダーラインになっています。(年々合格の点数が上がっているというお話も…) なお、合格しただけでは宅建士を名乗ることはできません。試験に合格した都道府県で資格登録を行い、宅地建物取引士証の交付を受けることで、初めて宅建士としての業務が行えるようになります。 宅建士になる!試験合格後の手続きと不動産業界への転職まで 独立開業も可能? 宅建の資格のみでは独立開業はできませんが、「宅地建物取引業免許」を取得すれば可能となります。宅地建物取引業免許は、申請手続きをすることで、国土交通大臣または都道府県知事から与えられます。 なお、申請には事務所の開設が要件の一つとなっています。 申請先は、「1つの都道府県内に事務所を持つ」場合は都道府県知事免許、「2つ以上の都道府県に事務所を持つ」場合は国土交通大臣免許になるので注意しましょう。 独立開業した場合、安定した収入の保証はなく、営業活動など自ら行っていく必要がありますが、自分の実績がすべて収入に反映されるため、実力次第では企業に所属するより高い収入を得ることが可能となります。 併せて読みたい! 不動産業で独立するにはいくら必要?資金の目安や申請方法を解説 不動産営業担当から独立するまでの、私のステップアップ過程を解説 宅建が不動産業界の転職で有利になる4つの理由 次に宅建士が転職で有利になる理由を4つご紹介します。 不動産業界への転職や不動産業界内でステップアップ転職をご検討されている方は是非ご覧下さいませ! 宅建が有利な理由①:宅建士しかできない独占業務がある 宅建士には3つの独占業務があり、いずれも不動産取引を行ううえで必須となる業務です。 【重要事項説明】 不動産売買、賃貸借に関する契約を締結する際、売主・貸主は契約に関する重要事項を、買主・借主に対し、契約締結前に説明する義務があります。 取引の際の重要事項説明は、宅建士のみが行える業務です。 【重要事項説明書(35条書面)の記名・押印】 重要事項は説明書を作成する必要があります。宅建士は取引の際、重要事項説明書の内容を口頭で読み上げますが、説明書には担当した宅建士自身の記名・押印が必要です。 【契約書(37条書面)の記名・押印】 重要事項説明が済んだ後、売買・賃貸借の契約書を締結します。この際の契約書にも宅建士の記名・押印が必要です。 なお、契約書の交付自体は資格を所持していない一般の従事者でも行うことが可能です。 宅建が有利な理由②:5人に1人の割合で宅建士の設置義務がある 宅地建物取引業法では、宅建業者はひとつの事務所につき5人に1人の割合で宅建士を設置しなければならないと定めています。 もし定められた人数が足りなくなると、宅建業者は不動産取引を行うことができなくなってしまいます。 仮にまったく実務経験のない人であっても、資格さえ所持していれば必要人数にカウントされるため、特に資格保有者が少ない会社には重宝されます。 つまり宅建士は持っているだけで価値のある資格なのです。 宅建が有利な理由③:不動産の知識があることを証明できる 宅建士の資格を取得するためには、宅建試験に合格する必要があります。前項で説明した通り、宅建士は受験者のうちの上位15%前後のみが合格できる資格ですので、決して簡単な試験ではありません。 私の周りでも3年連続で落ちている人もいます。 宅建試験に出題される問題は幅広く、宅建業法、民法、法令上の制限などを隅々まで学ぶ必要があり、試験に合格するレベルであれば、不動産取引を行ううえでの一通りの知識は備わっているものと見なされます。 また、宅地建物取引士証の交付を受けるためには合格に加え、2年以上の実務経験か法定講習の受講が必要となりますので、実務経験または講習受講したことの証明にもなります。 仮に実務が未経験であっても、知識があることを証明できるのは大きな強みでしょう。 学習能力の高さを証明できる 宅建は試験範囲が広く、覚える内容がたくさんあります。合格するための学習時間は人ぞれぞれですが、おおむね500時間程度が必要であるといわれています。 試験も単純な暗記のみでは乗り切れない問題が出題され、特に民法の分野では深い思考力を要求されるケースが多いです。したがって、試験に合格したというだけでも、一定の学習能力があるという評価に繋がります。 余談:宅建は不動産業界以外でも活かせる! 余談にはなりますが、宅建士は不動産業界以外でも、様々な業種で活かせる資格です。 たとえば建設業界では、建築工事の請け負いだけではなく、完成した物件(住宅やマンションなど)の販売まで行う会社もあります。物件を販売する際は、不動産取引の独占業務を持つ宅建士の免許が必要なため、資格を活かせる場合が多いです。 また金融業でも宅建士の資格を活かせるケースがあります。 例をあげると、銀行が融資業務を行う場合、不動産を担保とするときがありますが、その際、不動産の価値を把握するための知識がなければ、融資の判断が難しくなります。 こういった場合に、宅建士の知識が重宝されるのです。 最近では、不動産担保ローン、住宅ローンなどを取り扱う金融機関も多く、金融業と不動産の知識は切っても切り離せない状態となっており、営業所ごとに宅建士を配置している金融期間も増えています。 まとめ 以上のように、宅建士の資格を所持していれば、不動産会社においては持っているだけで評価されるうえ、知識や経験のアピールもできます。 私も様々な不動産会社の方とお話する機会がありますが、「営業経験なくてもいいから宅建士が欲しい」という声や、「不動産営業歴3年以上かつ宅建は持っていてほしいな」という声が上がっております。 理由としては、宅建を持っていないと自分がお申込みを獲得したお客様を自分で契約することができず、別の宅建を持っているスタッフにお願いすることになります。自分のお客様なのに自分で最後までできないのです。 その分宅建を持っている人の仕事量は増えてしまいますし、自分自身も自分のお客様なのに最後まで対応ができない悔しさが出てくるでしょう。 前提として資格さえ所持していれば転職できるというわけではなく、経歴や人柄なども転職するのに重要な要素ではありますが、大きな武器となるのは間違いありません。 これから宅建士の資格を取得し、転職を考えている人は資格の強みを理解したうえで勉強に励みましょう。 不動産業界特化型転職エージェントリアルエステートWORKSに登録する
「不動産業界はやめとけ」の言葉を信じた方がいい人、信じなくていい人
2022/06/10
「不動産業界はやめときな」 就職活動や転職活動の際に言われたことがある方はいらっしゃいませんか? 私の周りでは強めに不動産業界はやめとけと言う方は居ませんでしたが、 「不動産会社?受けてみるのもいいけど他の業界も受けておけば?」 「不動産業界、、、は反対かも」 という言葉を聞いたことがあります。 今回は、不動産業界はやめとけと言われた方に向けて、その言葉を信じて本当に不動産業界はやめておいた方がいい人と、その言葉を信じずに不動産業界にチャレンジしていいと思う人をご紹介致します。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界はやめとけと言われる理由 まず初めに、なぜ不動産業界はやめとけと言われるのでしょうか?その言葉の意図について考えてみましょう。 不動産業界はノルマに追われて精神的にきつい 不動産営業=ノルマ、ノルマで大変そうという言葉を聞いたことは多々あります。 ノルマを達成していないと給与減額、ノルマを達成していないとクビになる、など、ノルマを達成していないとなにかマイナスなことが起きると思われているのが不動産業界です。 不動産業界を題材にしたドラマや漫画でもノルマについて取り上げられることが多いため、そのような印象が強いのでしょう。 昔ほど「ノルマ」という言葉が浸透しなくなってきた現在では、「ノルマ社会」が想像される不動産業界は精神的に追い詰められて大変だよという意味も込めて辞めておいた方がいいと言われるのでしょう。 不動産業界は残業、休日出勤のダブルパンチで休めない 不動産業界は、火曜日、水曜日休みの企業が多いです。 理由については、下記コラムで解説しております。 不動産の休日は水曜日が原則?不動産業界の休日について解説! お客様が土日休みの方も多いので、土日に出勤するような形でシフトを組むと平日が休みになることは他のサービス業でも同じですので、ここに対して不動産業界は土日休みじゃないから辞めておきなという方はいないでしょう。 しかし、不動産業界は、火曜日水曜日が休みにも関わらず、ノルマが達成していない場合やお客様からご連絡があった場合は出勤しなければいけないというイメージがあると言われます。 では休日に出勤したからといって他の日に振替で休めるかといったらそうではありません。 他にも、不動産会社は残業時間が多い業界と思われがちです。 休日出勤をしたにも関わらず振替休日が取れなかったり、残業が多いというイメージから、体力的にきついよ、、、という意味も込めて不動産業界は辞めておきなと言われるのでしょう。 不動産業界は誰でも入れるから勿体ない 不動産業界は高卒でも入社できるから大学行ってまで入る業界ではないと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 必須条件に大卒以上と書いてある求人は多くあります。 出版社やコンサルティング業界は大卒以上と書いてあることが多いですね。 その他、大学を卒業していたら高卒とお給料が違い、その後の役職にも響いてくるという会社も多くはないですがあるでしょう。 学費もかかっており、4年間プラスで大学で折角学んだんだから大卒以上しか入れない業界に行った方がいいという考えであれば不動産業界はやめておきなとなるのではないでしょうか。 不動産転職エージェントに登録する 「不動産業界はやめとけ」の意味に意義あり! ではこのように思われていて、さらには「不動産業界はやめとけ」と言われたけど実際のところはどうなのでしょうか? 前述した3つの内容に対して解説していきます。 ノルマではなく目標。目標は全員持つべき まず一つ目の、ノルマがきつそうなイメージについてですが、「ノルマ」ではなく「目標」はほとんどの不動産会社でおいています。 ノルマというと、課せられたものという印象を持ちますが、目標というと、自分が目指すべき場所という印象を持ちませんか? 目標は、個人で持つこともあればチームや部署全体で持つこともあり、目標設定は企業ごとに違います。 多くの場合は売上を目標に置くことが多く、そのために何件商談をしなければいけないのか逆算して日々行動を行います。 目標を持つこと自体も精神的にきついと言われてしまうとなにも言えませんが、目標は働くうえで持っておいた方がいいと考えます。 なぜならば、目標があることによって、日々の行動に意味がでてくるためです。 もちろん目標がなくとも架電をすること、お客様と商談すること、売上をひたすらに挙げることができるとは思います。 ただ、目標を置くことによって、 ・今月売上目標いくらだから何件の成約が必要だ ・そのためには何名のお客様と商談しよう ・商談はしたけどアツくなさそうだから架電をもう少し頑張ろう とどんどん一番下流部分の業務にまで落とし込むことができ、そうすることで「架電かあ」となっていたものが、「目標のために頑張ろう」となっていくでしょう。 休みなし、残業多すぎ、はもう古い! 少し前まで遡ると、休日出勤したのに振替休日が取れません。上司が帰るまで退勤できません。という会社もありましたが、働き方改革により不動産業界もしっかりと変わっております。 残業時間は45時間以内で、19時にはPCがシャットダウンしてしまう企業もございます。 休日出勤をしたらしっかりと振替休日が取れますし、有休消化も5日以上が必須です。 年間休日120日以上の求人も増えてきております。 ワークライフバランスという言葉を最近では良く聞きますが、不動産業界でもワークライフバランスが整った求人が沢山出てきています。 年間休日120日以上の求人特集 不動産業界は誰でも入れる業界ではない。そして未来の役に立つ 不動産業界は誰でも入れるかと言われたらそうではありません。 もちろん、学歴不問や未経験でも転職できる求人も一定数あります。 しかし、不動産会社はコンビニの数よりあるものの、不動産会社もしっかりと人を見て採用活動を行っていますし、時には学歴が重視される会社もございます。 折角大学入ったからには不動産業界以外がいいと思っている人がいるのであれば、まずは一回不動産会社の求人を色々見てみて下さい。 また、不動産は人生で一番大きな買い物と言われるほど高い買い物です。そんな高い商材を販売できたら、他の営業職でもバリバリ活躍できるでしょう。 そして不動産業界は独立のハードルが高くない業界です。 将来なにかしらの業界で独立したいと考えている方は、不動産業界を視野に入れてみてはいかがでしょうか。 不動産業で独立するにはいくら必要?資金の目安や申請方法を解説 「不動産業界はやめとけ」を信じた方がいい人 では次に上記を理解した上で、不動産業界はやめとけと言われたときにその言葉を信じた方がいい人、信じなくていい人について紹介致します。(不動産業界歴4年目の私の主観です。) 諦めが早い人 不動産という商材は価格も高く、1回商談したらはい買いますという方は多くありません。 投資用不動産などになってくると、1回目、2回目商談してそのあと連絡が通じず、、、なんてことも多々あります。 そこで諦めてしまうと中々成約が生まれません。 お客様を見極めて、本当に求めている人なのであれば2回、3回では諦めず、しっかりと商談を重ねることで成約を生みましょう。 背中を押すことが悪いと思っている人 前述した通り不動産は人生で一番高い買い物と言われるほど価格が高いです。そのため、100円の物を買うかどうか迷っているお客様よりかなり長い時間悩まれます。 そんな時に必要な不動産営業としての行動は、背中を押してあげることです。 クロージングもその一つです。 しかし、中には背中を押してあげること、クロージングをすることに後ろめたさを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「全く同じ条件の不動産はありません。早めに申込まないと誰かが購入してしまうこともあります」 この一言を言うか言わないかは別として、いうこと自体を悪いと思っている方は辞めておいてもいいかもしれません。 不動産転職エージェントに登録する 「不動産業界はやめとけ」を信じなくていい人 なにかを頑張ってきた経験がある人 不動産業界の求める人物像や面接で聞かれることがありますが、なにかを頑張ってきた経験がある人は不動産業界はやめとけと言われても不動産業界で頑張れます。 それがアルバイトでもスポーツでも勉強でも何でもOKです。 頑張れる人は不動産業界でもどこの業界でも頑張れます。 ポジティブな人 時には何十件と商談したのに成約が1件も入らないこともあります。 もうダメだ~と思いネガティブなサイクルに入ってしまうとどんどんダメな沼にハマってしまいます。 ダメな時もあるとしっかり割り切り、何がダメだったのかを分析して次に活かせるようにできる方、ポジティブな方であれば不動産業界で活躍していけるでしょう。 負けず嫌いの人 負けず嫌いの人はそれこそ「不動産業界はやめときな」と言われたときに「そんなこと言われたら余計不動産業界に入ってやる」となるのではないでしょうか? 不動産業界は沢山の営業が活躍している業界かつパッと売れる業界ではありませんので、「悔しい」という想いを持てる方は活躍していけるでしょう。 迷っているなら一度不動産業界に飛び込もう いかがでしたでしょうか? 不動産業界はやめとけと言われているけれども迷っている方、迷っているということは不動産業界に少なからず興味は持ってくださっているのではないでしょうか? 興味を持ってくださっているのであれば、一度不動産業界に飛び込んでみてはいかがでしょうか? 思っているよりも、不動産業界は楽しいと思いますよ! 不動産転職エージェントに登録する
【2024年最新版】不動産業界が向いている人はどんな人?5つの特徴と向いていない人の特徴を解説
2022/06/03
稼ぎたい、営業力を身につけたい、新しい業界にチャレンジしたいなど、ポジティブな理由から不動産業界への転職をご検討されている方も多いのではないでしょうか? 一方で、不動産業界で働くことに疲れた、不動産業界以外の業界に転職したいと考えて不動産業界から別業界に転職される方がいらっしゃるのも事実です。 ダイヤモンド社が発表した「年収が高い不動産会社ランキング2023【全129社完全版】」 によると、ランキング1位の会社の平均年収は1,904万円であるなど、やはりイメージがある通り、不動産業界は非常に高収入です。 不動産業界はインセンティブ制度を導入している企業が多いため、年齢や勤続年数が上がるにつれ固定給が確実に上がっていくわけではないけれども、若くても実績さえあげられれば、年収1,000万円以上の高収入が期待できる業界といえます。 稼ぎたいから不動産業界に行きますと言ってこれまで経験してきた業界から新しい業界にチャレンジするとなると、 「興味はあるけど自分が向いているかどうか分からない」 「不動産業界は色々な話を聞くから自分がやっていけるかどうか不安」 などの理由からすぐにチャレンジできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、不動産業界に向いている人の特徴や理由、不動産業界に向いていない人の特徴について解説していきます。 是非最後まで読んで、不動産業界への転職の参考にしてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界はどのような業界なのか そもそも、不動産業界はどのような業界なのでしょうか。 今回は、不動産業界に勤めて4年経った私が、不動産業界で働く人と話していたり、自身が思っている「不動産業界」についてご紹介致します。 アナログ まさに最近、不動産×ITを推進した不動産テック企業が増えてきましたが、それでもまだまだアナログな業界です。 内覧を行く際には名刺をFAXで送ってくださいというのもつい最近の話ですし、色々意図があると思いますが、業務で使用する携帯がスマートフォンではなくガラケーということも。 不動産会社向けの営業をかける際は電子メールで送るよりもFAXで送った方が引きあがりが高かったりします。 その他、契約書は紙で行うので対面ではないとできなかったり、書類をかなり使用する業界です。 もちろん徐々に変化していますが、もし効率化などを求めている方は不動産テック企業など企業選びをしっかりと行った方が良いかもしれません。 不動産テック企業の求人を見てみる チャレンジ意欲が高い 高校や大学を卒業した際に、不動産業界に入ったきっかけを聞いてみると ・社会的インパクトのある仕事がしたい ・営業力を身につけて将来的に起業したい ・一番きつそうな業界に挑戦したい といったような声を良く耳にします。 不動産業界=営業のプロフェッショナル、普通の業界より大変そう、というイメージを持つ方も多いようで、そのような不動産業界を選ぶ方が集まるので必然的にチャレンジ意欲が高いように思います。 実力主義 不動産業界といったらという感じではありますが、年功序列よりかも実力主義の企業が多いです。 20代で役職がつくこともありますし、逆に40代、50代になっても役職がつかないこともあります。 こればかりは自分がどれくらい仕事ができるかと、周りがどれくらいレベルが高いのかで変わってきますので何とも言えません。 ただ、人事の方などと話していて思うのは、評価をしないようにしているというよりかは、頑張ってくれている人がもっと頑張ってくれるように評価をしようという意図の方が高いと思います。 では次に、そんな不動産業界に向いている人の特徴をご紹介致します。 不動産業界に向いている人:お金をたくさん稼ぎたい 不動産業界の特徴でもある稼げる。この特徴である「お金をたくさん稼ぎたい」という想いがある人は、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「お金をたくさん稼ぎたい」という方が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 目的意識が明確であることが大切 「お金をたくさん稼ぎたい」という方は、目的意識が明確です。 不動産業界はノルマが厳しいケースも多い反面、実績に応じて支給されるインセンティブも高額になります。 実績をあげれば高額な年収が期待できますが、不動産業界において目標を達成し続けるには、かなりのストレスがかかってくるものです。 そのため、「お金を稼ぎたい」という明確な目的があれば、目標達成に向けてひたむきに努力できる可能性が高いでしょう。 こうした点からも「お金をたくさん稼ぎたい」という方は不動産業界が向いているといえるのです。 20代で年収1,000万円も可能 不動産業界の特徴として、20代で年収1,000万円も夢ではありません。 不動産業界において、特に営業職では「基本給+インセンティブ」という給与体系を採用している企業が多く、実績が挙げられれば高額な収入が期待できるのです。 また、もっと稼ぎたいという方には、完全歩合制(フルコミッション)の会社もおすすめできます。 完全歩合制の場合、基本給はないものの、歩合の割合が高いという特徴があります。 実績がなければ収入が0になるリスクはありますが、実績さえ出せればより高い収入が見込めるでしょう。 このように、たくさん稼ぎたいという方にとって不動産業界は向いている業界といえるのです。 フルコミッションの求人を見てみる 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:人と話すことが好き 「人と話すのが好き」という人も、不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「人と話すのが好き」という人が不動産業界に向いている理由をご紹介します。 さまざまな人とコミュニケーションを取る必要がある 不動産業界では、お客様、オーナー様、社内メンバー、他の不動産会社の人などさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるため、人と話すのが好きな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 不動産業界の業務の多くは人と話すことで成り立ちます。 これは不動産営業職だけでなく、不動産管理やAM、不動産事務や宅建事務など幅広い職種で言えることです。 また、不動産業界は様々なタイプの方とお話するのも特徴です。 例えば、一人暮らしの学生やサラリーマン、不動産投資を検討しているシニア世代の方、住宅取得を考えているファミリー層の方など実にさまざまです。 こうした点から、話すこと自体が好きな方に向いている業界だと言えます。 一生の付き合いとなるケースも 主に不動産売買仲介の場合、一生の付き合いとなるケースも少なくありません。 不動産の購入は顧客の人生において最大の買い物となるケースも多いものです。 この時に顧客の要望を適切に聞き取り、ニーズに沿った提案ができれば、顧客からの信頼が得られ、その後もさまざまな相談をされるケースも考えられます。 また、顧客から紹介を貰えるといったケースも多いものです。 こうした点からも顧客と一生の付き合いになるケースも考えられるでしょう。 ×向いていない人:ただ話が長い人 人と話すのが好きな人が不動産業界に向いていると紹介しました。 一方、話すのは好きだけれどもただ話が長い人は不動産業界に向いていないといえます。 というのも、不動産業界で取り扱う商材は価格が高いものが多く、1回で契約が決まるというよりは何回も会うことによって信頼関係ができ、契約に繋がります。 そのため、1回目で「ひたすらに話が長い」という判定を受けてしまうと、2回目、3回目とアポイントが取りずらくなってしまうため、メリットを簡潔にお伝えしながらお客様が求めている内容を話せることが大切です。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:負けず嫌い 「負けず嫌い」という方も不動産業界に向いているといえるでしょう。 ここでは、「負けず嫌い」という方が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 社内や社外にライバルがいると強い 負けず嫌いな人は、ライバルがいるとより良い実績を出そうと努力する傾向にあります。 不動産業界は自分の成績だけでなく、同僚の成績も表に出やすいです。 各人の成績が分かるように壁にグラフを張り付けている会社も少なくないでしょう。 負けず嫌いな方は、先輩や同僚に営業成績で負けたくないという気持ちも強く、少しでも良い成績が出せるよう業務に邁進できる方が多いです。 このような点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているといえるでしょう。 成績を挙げる人は褒めたたえられる 不動産業界では、成績を挙げる人は社内でも褒めたたえられます。 そのため、負けず嫌いな方は、先輩や同僚よりも良い成績を挙げて褒められたい、負けたくないと考え、一生懸命努力するケースが多いでしょう。 そして、褒められると更にやる気が出る方は常に頑張ることができる環境です。こうした点からも負けず嫌いな方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:細かくチェックできる 不動産業界に向いている人の特徴として、「細かくチェックできる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、細かくチェックできる人が不動産業界に向いている理由についてご紹介します。 大きなお金が動く取引をするため 不動産の売買では、大きなお金が動く取引となるケースが多いです。 不動産の購入は、人生最大の買い物と言われます。大きなお金が動く取引となるため、ミスがないように慎重な対応が求められるものです。 そのため、細かくチェックできる方はミスを起こしにくく不動産業界に向いているといえるでしょう。 また、不動産業界の中でも不動産管理の場合、清掃や入居者とのコミュニケーションなどにも細やかな対応が求められます。 こうした理由から「細かくチェックできる」方は不動産業界に向いているといえるのです。 不動産取引はトラブルが多い 不動産取引はトラブルが発生するケースも少なくありません。 不動産取引においては、説明しておかなければならない項目が多くあります。 説明が漏れていたために大きなトラブルに発展するケースも多いです。 このようなトラブルの発生を防ぐためにも、細かくチェックできる方は不動産業界に向いているといえるのです。 また、トラブルが多い営業は成績を上げ続けること自体が難しくなります。 顧客から信用される営業でないと不動産業界で活躍するのは難しいでしょう。 こうした点からも細かくチェックできる方は不動産業界に向いているのです。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いている人:勉強を継続できる 「勉強を継続できる」方は不動産業界に向いている人の特徴として、「勉強を継続できる」という点が挙げられるでしょう。 ここでは、「勉強を継続できる」方が、不動産業界に向いている理由をご紹介します。 多方面で専門的な知識を求められるから 不動産業界は、多方面で専門的な知識を求められる仕事です。 最新のトレンド情報など顧客の求めている情報をキャッチし、最適な提案を行っていくには日々の勉強が欠かせないでしょう。 例えば商業施設の場合、周辺にオープンした店舗情報や時代のニーズなどの説明を求められるケースも多いです。 また、さまざまな質問をされるケースも想定されます。 こうした質問に的確に答えるためにも継続的に勉強ができる人が求められるのです。 法改正が影響する 不動産業務においては、さまざまな法律知識も必要です。 また、税法など毎年のように法改正が行われるケースも多く、常に勉強をしていないと顧客に間違った情報を教えてしまう可能性があります。 間違った情報を伝えてしまったり、顧客からの質問に答えられなかったりすると信頼を失ってしまうでしょう。 こうしたリスクを避けるためにも、継続して勉強できる人が必要だといえます。 不動産転職エージェントに相談する 不動産業界に向いていない人の特徴 では次に、不動産業界に向いていない人の特徴をご紹介致します。 向いていない人:チームでなにかを成し遂げたい人 会社にもよりますが、不動産業界はチームでなにかを成し遂げるというよりかは、個人で売り上げ目標を達成しに行く意識が強い傾向にあります。 そのため、チームでなにかを成し遂げたい人には向いていないかもしれません。 不動産営業の場合はインセンティブも、チームで売り上げを達成したらいくらかもらえるわけではなく、1件販売したらその手数料に対してインセンティブがもらえますので、そうすると誰かにより個人で頑張るという意識が強くなってくるでしょう。 向いていない人:ヒアリングができない人 不動産業界では取り扱う商材の額も大きいため、お客様もかなり迷われます。 また、賃貸仲介などでは額は大きくないものの、100%マッチするお部屋じゃないと迷いに迷って他の不動産会社ならもっといいお部屋を探してくれるのではないかと考えます。 ではどうすればお客様が納得度高く自身が提案した物件で決めてくれるのかと考えると、お客様のニーズを引き出し、お客様の言い忘れがないようにすることです。 迷われているということはなにか懸念点があるということなので、そこの部分を解決していかないといくら強引に押してみても中々頷いてはくれません。 そのため、「お客様がこれだけ自分の要望は言ったわけだから、この会社にお願いしよう。」そして「こんなに要望を言った中で見つけてくれたんだから、確かにこの物件がいいのかもしれない。」と思ってもらうことを目指せるといいでしょう。 適性をチェックして転職を検討してみよう 本記事では、不動産業界に向いている人の特徴やその理由についてご紹介してきました。 不動産業界は、インセンディブ制度を導入している会社が多く、自分の努力次第では高年収が期待できる業界です。 自分に向いているかどうか、また向いていない場合はどのようなことに気を付ければよいのかなど、本記事の内容を参考にして不動産業界への転職を考えてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する
不動産業界が独立しやすい理由とは?失敗要因や独立前にすべきことなど解説
2022/06/01
不動産業界は独立する方が多い業界としても有名です。 独立する人は毎月何件もコンスタントに販売できている営業の方が多く、契約時に手数料のほとんどが会社に取られるくらいなら自分で会社を立ち上げ販売し、手数料を全額もらった方が稼げると考え独立します。 だとしても独立はかなりハードルが高いように思えますが、なぜ不動産業界は独立する方が多いのでしょうか? またその一方で、独立する人が多い、独立のハードルが低い=失敗しやすいのか?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は、不動産業界が独立しやすい理由や失敗の要因、独立前に準備すべきことなど解説します。 この記事を読めば不動産業で独立を検討する際に必要なことがおおまかに理解できるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産業で独立しやすい理由とは? 不動産会社は新設の会社がとても多く、不動産業界は新規参入が非常に多い業界です。 それではなぜ不動産業界が独立しやすいのか、主な理由が3つほどありますので理由を紹介します。 不動産業界が独立しやすい理由:営業力があれば食べていける 不動産業界で独立しても営業力があれば食べていくことができます。 開業間もない不動産会社では営業で結果を出し、収入を確保することが最重要です。 他の業界に比べて不動産業界は営業力の重要性が高い業界と言えます。 不動産業界が独立しやすい理由:仲介であれば在庫なし 不動産の仲介業であれば、土地や建物について仕入れを行う必要がないため、在庫を持つ必要がありません。 また事務所はマンションの1室でも充分で、最初からお金をかける必要はありません。 必ず店舗が必要な他業種と比べて、開業費用も少なく済むでしょう。 開業時に必要になる資金は以下の通りです。 費用の明細 費用 法人設立の登記費用 約25万円 宅建協会への入会費 約150万円 宅地建物取引業免許の申請 約3,3万円 事務所の賃料 賃料×2~4ヶ月分 地域の不動産会社でも十分やっていける 不動産業界が独立しやすい理由としては地域の不動産会社でも十分やっていける点が挙げられます。 不動産業界は地域に根差した情報が重要なため、単純に大手企業が強いという事はありません。 他の業界では大手企業が強いことが多いですが不動産は地域の不動産会社の方が良い情報を持っていることも多くあるため、地域の不動産会社でも十分やっていける可能性が高いです。 地域の不動産会社の中には地元に密着した営業展開を行い、大手企業と差別化を図り長年安定した経営を行っている会社もあります。 不動産業界での独立で失敗しやすくなる事例 せっかく独立したからには、長く経営していきたいと誰しもが考えます。 しかし、独立が失敗してしまう事例もたくさんあります。 不動産業界での独立が失敗してしまいやすい理由を具体的に紹介しますので、原因をしっかりと押さえておきましょう。 本当の自分の実力(営業力)ではなかった 独立して新しい看板で営業をしてみることで、「今までの実績は本当の自分の実力ではなかった」と初めて知る人も多いです。 独立してみないと、独立前は会社の看板のお陰で売れていただけという事に気が付かないものです。 前に勤めていた会社が大きければ会社の信用力も当然ながら大きいですが、小さな会社であろうと地元で培われた信頼や付き合いの力があります。 新しい会社であれば看板力がゼロの状態から信頼を積み上げていく覚悟が必要です。 独立するまでの人間関係は会社の看板が無くとも信頼して付き合ってくれる関係なのか、しっかりと見極めておくことが重要です。 自分の実力を過大評価することなく、謙虚な気持ちで客観的に自分の実力を見つめなおしてみましょう。 不動産業界で経験を身につける 資金繰りを甘くみていた 不動産業界での独立が失敗してしまいやすい理由は資金繰りを甘くみていたという事があります。 他の業種での独立に比べ必要な初期費用は少ないですが、独立後にどんぶり勘定にならないよう注意が必要です。 独立後に必要になる費用は、 ・事務所の家賃や光熱費 ・人件費 ・広告費(雑誌やポータルサイト出稿費用) などがあり、毎月支出が伴います。 支出管理ができず、どんぶり勘定になっていると、支出が膨らんでいき、あっという間に資金繰りが悪化していきます。 そのため資金繰りを甘くみていると失敗する可能性が高いです。 また不動産業界は契約が決まって収入になるまでに時間がかかることがありますので、その点にも注意しましょう。 自宅兼事務所にし、広告費を抑えるなどの工夫で月々の固定費を抑え、収入と支出管理を確実に行うことが重要です。 十分な資金力がなかった 失敗してしまう理由として「十分な資金力がなかった」ということもあります。 先程も記載しましたが、仲介業を中心に業務を行っていく場合には仕入れなども必要なく初期費用をかなり低く抑えることが可能です。 ただし契約を獲得することができなければ収入はゼロです。 その間にも経費などの支出は継続的に発生しますので、事業が軌道に乗るまで耐えられるほどの資金を用意しておかなければ失敗する可能性が高くなります。 会社に勤めている間にすこしずつ資金面の準備を進めておきましょう。 不動産業界で独立するまでに行いたいこと ここまでは不動産業界で独立するために必要なことや資金、また失敗しないためになにをすればいいかをご紹介してまいりました。 最後に、不動産業界で独立を決めてから独立をするために行っておくべきことをご紹介致します。 不動産業界での独立を考えるならまずは不動産業界に転職して力をつけよう 不動産業界の経験がなく独立することも可能ですが、まずは不動産業界に転職して力をつけることをおすすめします。 不動産業界に転職し、業界についてじっくりと勉強しましょう。 特に営業力を身に付け成績を残すこと、業界内で人脈を作ることは、独立後に自分の大きな財産になります。 不動産業界に身を置き、業界で働きながら本当に独立を目指すのか考えてみましょう。 社内の営業成績1位を目指そう 不動産業界で独立を考えるなら、独立前に不動産会社での修行がおすすめです。 せっかくならその会社で営業成績1位を目指しましょう。 独立後に成功できるかどうかは営業力次第ですので、社内で営業成績1位を取れるほどの営業力の獲得を目指して日々の業務に取り組みましょう。 営業のエースと呼ばれる頃には独立するのに十分な実力を備えているはずです。 また不動産会社の一連の業務をしっかりと身に付けてから独立できるので、独立後もスムーズに事業を展開できるでしょう。 不動産業界で人脈を作ろう 不動産業界は比較的狭い業界なので、独立後もそれまでの人脈を活かしやすい環境です。 独立前に信頼できる人脈を作ることができれば、独立後も安定した仕事を行える可能性が高まります。 独立前に勤務していた不動産会社の社長と独立後もいい関係を保てるかどうかも重要なポイントです。 いい関係を継続できれば、ビジネスパートナーとして仕事を廻してもらえたり、業界のキーマンを紹介してもらえたりするかもしれません。 信頼できる人脈は独立後の心強い味方となってくれるでしょう。 不動産業界で独立しよう! ここまで不動産業界が独立しやすい理由や失敗しやすい理由について説明してきました。 他の業種と比べると開業資金が少なくても独立可能で新規参入のハードルが低い業界ですが、継続的に収入を得られずに廃業する会社も多い業界です。 ただし独立前に不動産会社に勤め営業力を養い、業界の人脈を構築してから独立することで失敗する可能性を低くすることができます。 独立後はどんぶり勘定にならないように支出管理を徹底し、資金が不足しないように注意することが重要です。 まずは失敗しやすい理由をしっかりと理解し、実力と人脈を兼ね備えた上で独立するかどうか冷静に考えてみましょう。 まずは不動産業界で経験を積もうと考えていらっしゃる方は、是非不動産業界特化型転職エージェントにご相談下さい! 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
不動産営業に向いている人はどんな人? 自分が向いているか確認しよう!
2022/05/31
不動産営業の仕事に興味はあるけど、自分が向いているのかわからず、やっていけるのか不安に思っている人も多いでしょう。 本記事ではどのような人が不動産営業に向いているのか、女性や高卒の人でも不動産営業に向いているのか紹介します。 性別や学歴に関係なく、実力次第でしっかり稼げる不動産営業の仕事について詳しくみていきましょう。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業の仕事内容 不動産営業の仕事は主に土地や建物を売買もしくは賃貸し、収益を上げることです。 しかし、売買と賃貸では大きく働き方や仕事内容が異なります。 同様に営業対象が個人なのか法人なのかでも仕事内容が大きく異なるため、正しく理解することが重要です。 それでは詳しくみていきましょう。 不動産営業はこんな仕事 不動産を売りたい人や買いたい人、貸したい人や借りたい人が顧客になります。 不動産営業は物件を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人の橋渡しを行い、契約が決まれば仲介手数料が収益として上がります。 そのため、営業は買いたい、借りたいというお客さんの要望を聞き出し、立地や広さ、設備や間取り、金額など希望の条件に合った物件を提案することが重要です。 しかし、希望の条件に合った物件がなければ、条件に優先順位を付けたうえで、最適な物件を紹介したり、売主に価格交渉を行ったりします。 また、売りたい、貸したいという物件オーナーとも打ち合わせを行い、早期に契約が決まるように条件を決めたり、顧客の紹介を行うことが大切な仕事です。 不動産営業の仕事の種類を解説 不動産営業で扱う商品は主に「土地」「一戸建て」「マンション」の3種類に分かれます。 営業形態は主に「販売」「売買仲介」「賃貸仲介」「管理」の4種類です。 不動産会社によって得意な形態が異なり、扱う商品を絞っている場合もあります。 自分が興味を持っている分野に強みを持つ会社への転職を考えてみると良いかもしれません。 <販売> 不動産販売営業は、自社やグループ会社で所有する物件(土地・戸建て住宅・分譲マンション)を個人の顧客へ販売を行う職種です。 モデルハウスやモデルルームへ来場した顧客に対し、営業を行っていきます。 来場時には顧客の要望をいかに細かく聞き取り、要望に応えられる物件を提案できるか、また、お客様の要望と会社として販売したい物件のマッチするポイントを見つけられるかが契約のポイントです。 不動産商品は高額であるため、契約まで中長期の付き合いとなる場合も多くなりますので、しっかりとした信頼関係を構築する必要があります。 契約のためには、ローンの返済計画や、購入後の資産運用など、人生における大きな買い物に寄り添った提案が求められるでしょう。 不動産販売営業は個人に営業目標の数字が設定されて、その目標達成のために動いていきます。 しかし、契約達成時や目標達成時には高いインセンティブが設定されており、実績を挙げることで、役職や社歴に関係なく、多くの歩合給を得ることが可能です。 <売買仲介> 不動産売買仲介は不動産を売りたい人と買いたい人を結びつける仕事です。 主に不動産を買いたい人に営業活動を行い、土地や戸建て住宅、分譲マンションなどを販売します。 不動産の売却の依頼を受けると、不動産広告やwebサイトに物件の情報を掲載することで、物件に興味がある方から問い合わせを受け、対応していきます。 その後は希望している物件の条件や予算をヒアリングしながら営業活動を進め、早期に物件の売却を目指しましょう。 無事に売買契約が決まり、引き渡しとなれば仲介手数料を得ることができ、仲介手数料が収益となります。 先程説明した販売業とは、「自らが物件を所有しているか、所有していないか」が異なり、自らが所有していない物件については仲介を行い、仲介手数料が売り上げになることを覚えておきましょう。 <賃貸仲介> 住居やオフィス、テナントなどを借りたい顧客に対して、賃貸物件の案内を行います。 賃貸営業では不動産店舗への来店や物件サイトからの問い合わせをきっかけに営業活動を行っていく場合が多いです(反響営業)。 顧客の要望をヒアリングし、希望にあった賃貸の物件の紹介を行い、気に入れば内覧を行い、賃貸契約へと商談を進めていきます。 賃貸営業は売買営業と異なり、個人ごとにノルマが設定されるわけではなく、店舗単位でノルマが設定されることが多くみられます。 そのため、売買営業に比べインセンティブの割合も低く、営業成績を上げることでしっかり稼ぐという働き方は厳しいでしょう。 <管理> 物件オーナーは管理会社に委託を行い、建物と入居者の管理を任せることが一般的です。 そのため入退去の手続きや、クレーム対応などは物件管理会社が行います。 物件管理会社は物件オーナーに対して、管理業務契約をしてもらえるように提案を行っていきます。 サービス内容と料金で勝負することになりますが、不動産会社からの紹介で契約が決まることも多く、管理会社の営業にノルマ制を採用している事例は少ないでしょう。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業に向いている人の5つの特徴 不動産営業は契約が決まるよりも、断られる数が圧倒的に多い仕事です。 そのため、どれだけ断られたりキャンセルがあったりしても、稼ぎたいという強い気持ちを持ち、愚直に行動し続けられる人が成功に近いでしょう。 ここでは不動産営業に向いている人の特徴を下記の通り、5つ紹介します。 それではひとつずつ、詳しくみていきましょう。 稼ぎたいという考えを持っている 不動産営業はノルマが厳しいことも多いですが、その分目標達成時や売り上げに応じて支給されるインセンティブは高額です。 営業成績が全ての世界ですので、成果を上げて20代で年収1,000万円以上を稼ぐ人もいます。 「とにかく稼ぎたい」という気持ちが強ければ、精神的に厳しい環境でも目標達成に向けて、最後まであきらめずに頑張りきれることでしょう。 コミュニケーション能力が高い 顧客と打ち合わせを行う中で、どのような要望を持っているのか理解し、期待に応えられる提案を行う必要があります。 顧客の要望を聞き出す際にコミュニケーション力が求められます。 顧客だけではなく、社内調整や売主との条件交渉など、様々な人とコミュニケーションを図り、折衝していくことが必要です。 そのため、不動産営業として業務を円滑に廻していくには、高いコミュニケーション能力が必須といえるでしょう。 継続性を持っている 顧客に提案を行う中で、提案内容について納得していただけず、商談が進まなくなることもあります。 そのような場合にも、顧客の要望に応えられるように、次の物件を提案したり、違う目線で情報提供を行ったり、継続的にアプローチを行うことで契約できることがあります。 また不動産業務に深く関わる税法などの知識は、日々更新されていきますので、営業も勉強を継続することが必要です。 日頃から不動産に関連のある知識を継続的に学び続けることが、顧客から信頼を得るためには、とても重要です。 精神的に強い 不動産は商品が高額であるため、顧客は競合他社と見比べながら、購入の検討を慎重に進めていきます。 そのため、商談期間が長くなり、契約してくれるか分からない顧客と何度も打ち合わせを行いますが、契約直前でキャンセルされることも珍しくありません。 そのような場合にも気落ちすることなく、次の契約を目指す、強い精神力が必要です。 また、個人的に営業成績を求められるため、成果が出ていなければ、上司から厳しい言葉で詰められることもあるでしょう。 そのような場合にも結果が出るまではポジティブな気持ちで積極的に営業を続けていく必要があります。 フットワークが軽い 顧客から信頼を得るため、顧客の都合に合わせて、スピーディーに対応を行う必要があります。 営業の仕事は「人」とのつながりがとても重要になりますので、フットワーク軽く様々な場所に顔を出し、人脈を築くことができる営業はやはり成果をあげやすいです。 共通の知り合いなどがいれば、その人から背中を押してもらうことで、信頼を得やすく早期契約につながる場合もあります。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業に向いていない人の5つの特徴 逆に、不動産営業に向いていない人はどのような特徴があるのでしょうか?下記の通り、5つ紹介します。 それでは詳しくみていきましょう。 安定志向が強い 不動産営業の給料は成績に応じたインセンティブによる部分が大きく、非常に不安定です。 基本給はあまり高く設定されていないため、インセンティブなしでの給料は低くなります。 常に営業で成績を挙げられば高い年収を維持できますが、成績によって左右される職種のため安定志向が強い人には向いていません。 プライベートを重視したい 契約の為に顧客の都合に合わせて、打ち合わせスケジュールを調整する必要があるため、プライベートの予定は組みにくくなります。 もちろん、会社として毎週水曜日休みと引いている場合や、自身でお客様と相談しながら日程が決められる場合は別ですが、toC営業ですのでお客様の予定に合わせた時間に商談や契約対応をすることが多いです。 会社員の方と商談するのであれば、その方の勤務終わりになるため19時台に商談をすることもあります。 そのため、17時に仕事を終えて、仕事終わりは趣味の時間を大切にしたいという方には向いていません。 もちろん、残業したら残業手当がついたり、休日出勤した際には振替休日は取れます。 ただ、イレギュラーな勤務時間になることがありますので、臨機応変に対応できないと難しいでしょう。 人とコミュニケーションを取ることが苦手 不動産営業の仕事は顧客以外の人ともコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があります。 例えば物件の売主や社内の関係者、取引関係者など多くの人と関わりながら、営業活動を行います。 そのため人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は向いていないでしょう。 コミュニケーションをとるのが上手ではない、という場合は問題ありません。自分自身が苦手だと思うかどうかであり、上手ではない場合は不動産営業を通してスキルアップすることが可能です。 数字を追うのが苦手 不動産営業の仕事は目標達成が強く求められます。 目標達成に向けて営業成績を積み上げていく必要がありますので、数字を追うのが苦手な人には向いていません。 昨今では、ノルマを達成できなかったら怒られる。という風潮もなくなりました。 ただ、「今月は何件商談をしましょう。」「今月は一人いくらの売上を目標にしましょう。」など、目標を掲げる会社がほとんどですので、その会話に抵抗がある方が向いていません。 受け身な人 不動産営業は顧客に合わせて自発的に行動し、契約に向けて営業活動を行う必要があります。 営業方法などを上司から具体的に指示されることはほとんどありませんので、顧客の事を考え抜き、要望を満たせるような提案を自分で考えるしかありません。 また、不動産はかなり高額な商品を取り扱っておりますので、お客様に対しても「背中を押してあげる」というアクションが必要です。 説明だけしてあとはお客様の様子を待つ。という受け身な姿勢だと、他社の不動産会社に流れてしまいますので、受け身で仕事を進める人には不動産営業の仕事は難しいでしょう。 不動産転職エージェントに相談する 女性は不動産営業に向いている? 結論からお伝えすると、不動産営業はとても女性に向いている仕事です。 事務職では以前から女性が多く活躍していましたが、近年では営業にも女性が多くなっているように感じます。 総務省統計局の資料(平成29年就業構造基本調査結) で確認すると、不動産業の雇用人数は約120万人ですが、そのうち男性が71.2万人(59.3%)、女性が48.8万人(40.7%)となっています。 平成25年の調査結果と比べると、女性比率が約3%高くなっていますので、不動産業界全体で女性の進出が進んでいると考えられます。 それでは女性が不動産営業に向いているポイントを説明します。 購入の決断時に女性の意見を重視することが多い 家にいる時間は奥さんの方が長いため、不動産を選ぶ際には奥さんの意見が強いという家庭も多くあります。 旦那さんが購入するかどうかを迷っている時に、奥さんの一声で購入を決めたというケースも。 逆に、旦那さんが購入したいと考えていても、奥さんが気に入らない点があると購入まで行かないケースや難航するケースもございます。 そんなとき、女性営業が担当すると奥さんも心を開きやすく前向きな発言が多くなるかもしれません。 また、女性目線の話をすることができるため、奥さんの同意が得られやすくなるでしょう。 不動産賃貸仲介では、女性が家を探している場合に女性に担当してもらいたいという声も実際にあります。 物腰が柔らかく性別関わらずお客さん受けしやすい スーツを着た男性営業だと、いかにも営業という感じで威圧感が出てします人もいますが、女性営業は物腰が柔らかく、顧客に警戒心を与えないため、性別を問わず関係性を作るのが上手です。 柔らかい印象の女性営業の方が早く打ち解けられる可能性が高いでしょう。 細かいところに気が利く人が多い 物件を案内する際や打ち合わせの際にも、細かな対応や気遣いをできる人が多いです。 顧客への気配りができる営業は顧客からの印象も良くなります。 物件の情報や契約時の注意点など細かな点まで説明を行いますので、しっかりと顧客から信頼を得ることが可能です。 女性が活躍している求人はこちら 不動産営業に向いている学歴や資格は? 不動産営業は実力主義ですので、「学歴不問」としている会社が多いです。 実際に上場企業や大きな企業などの不動産会社以外では、学歴を重要視していません。 学歴が関係ない理由や、おすすめの資格について説明を行います。 不動産営業は学歴不問なことが多い 不動産営業では学歴よりも結果を求められるため、「学歴不問」の会社がほとんどです。 売上をより多く上げる人が高く評価されますので、真剣に仕事に取組み、結果を残せるのであれば、仮に中卒でも大卒でも最終学歴はほとんど関係ないといえます。 そのため、高卒で高い報酬を得たいと考えている人には特におすすめの仕事です。 もちろん大卒でも学歴で優遇されることはありませんが、結果を出せば同じように評価されます。 資格は宅建士やFP2級技能士がおすすめ 学歴よりも、資格を持っていることの方が重要です。 不動産売買や賃貸の仲介で必要となる宅地建物取引士は業務上で役に立つだけでなく、不動産の取引で最低限知っておくべきことについて学べますので、勉強することをおすすめします。 またFP2級技能士の資格はライフプランニングや資産運用や税金について学ぶことができ、顧客に中長期的な目線を持って価値がある提案を行うことができますので、おすすめです。 不動産営業に向いている人は是非転職を 不動産営業の仕事に向いている人の特徴や向いていない人の特徴について説明をしました。 良くも悪くも完全な実力主義の世界ですので、しっかりと成績を上げることができれば、女性であろうと高卒であろうと関係ありません。 成果を出すことができれば、同じように大きなインセンティブがもらえる仕事です。 働き始めは精神的にも肉体的にも厳しい仕事ではありますが、営業として大きく成長できる環境であることは間違いありません。そして、何年か経つと不動産営業が良いという風に思えてくることも。 不動産業界で働く人は次の業界も不動産業界を希望する方が多くいらっしゃいます。 未経験でも応募することが可能ですので、営業としてキャリアアップしたいと考えている人はぜひチャレンジしてみましょう。 不動産転職エージェントに相談する
不動産デベロッパーへの転職難易度は?転職事例とあわせてご紹介
2022/05/26
不動産デベロッパーに転職したいと思っている方は多いのではないでしょうか? 実際に、不動産業界内で転職を検討している方にお話を伺うと、 デベロッパーに転職したいという話を1日に1人は聞きます。 では不動産デベロッパーに転職する難易度はどれくらいなのでしょうか? 今回は、不動産デベロッパーへ転職を希望されている方に向けて、 不動産デベロッパーへの転職難易度や、実際の転職事例などをご紹介致します。 今の自分でも転職できるのか悩んでいる方は、是非一度ご覧下さいませ! 転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産デベロッパーとは そもそも不動産デベロッパーとはどういう企業をさすのでしょうか。 不動産業界は、大きく分けると下記のように分けられます。 ・不動産開発 ・不動産仲介/販売 ・不動産管理 この中の、不動産開発を担う企業が不動産デベロッパーです。 不動産デベロッパーの仕事内容 不動産デベロッパーが不動産開発を担うという部分までは分かりましたが、 では不動産開発はどのような仕事内容なのでしょうか。 不動産開発の流れを大まかに分けると下記のような流れになります。 ①土地の仕入れ ②どのようなマンションや商業施設を立てるとそのエリアにとって良いものになるかを企画 ③企画をプロジェクト化して開発 ①土地の仕入れ 土地の仕入れがなければどんなに良い企画をしても形にすることができませんので、 不動産の仕入れ営業は上流の仕事ともいえるでしょう。 土地仕入れは、1回や2回の商談で契約が決まるようなものではなく、 1年間を通して定期的に顔を出し、地主の方や不動産会社と仲良くなり、 最新の情報を仕入れていくことで契約に繋がります。 1年の目標が2つの土地の仕入れとなることもあり、 難易度も高く根気強さが必要な職種となります。 ②不動産企画 不動産企画では、仕入れてきた土地をどのように活用することで その土地の価値を最大化できるかを考えます。 価値の最大化をするに当たっては、企画する場所、地域の特性や、 周辺環境、これからのトレンドを総合的に考えた上で企画をしていかなければいけません。 そのため、周辺調査や分析、開発後の販売手法など、 しっかりと内容を固めた上でようやく次のステップに行くことが可能です。 ③不動産開発 最後に、企画したプロジェクトを開発していきます。 不動産開発では、企画した物件を形にしていくのは自分たちではなくゼネコンの方々です。 プロジェクトの概要をお伝えし、いつまでになにを終わらせるのかなど細かく納期を決め、 費用感含めて相談しながら建設してもらいます。 依頼をしたら自分の仕事はお終いということはなく、現場を確認して進捗を確認することも重要です。 代表的な不動産デベロッパー会社 では次に、代表的な不動産デベロッパーをご紹介致します。 一度は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか? 代表的な不動産デベロッパー①三井不動産株式会社 三井不動産株式会社は商業施設やマンション、 オフィスビルなど様々な不動産の開発を手掛ける総合デベロッパーです。 三井アウトレットパークやららぽーとの管理などにも携わっていることから、 不動産業界に属していない方も知っている場合は多いかもしれません。 ◎代表的なプロジェクト ・東京ミッドタウン ・アーバンドックららぽーと豊洲 ・ダイバーシティ東京プラザ 代表的な不動産デベロッパー②三菱地所株式会社 「三菱地所と次にいこう」のキャッチフレーズで有名な三菱地所株式会社は、 開発だけでなく、オフィスビルのプロパティマネジメントを担う会社や、 住宅販売事業を担う会社、その他にも何十もの専門的に会社をグループ内に有しており、 三菱地所株式会社のみで入り口から出口まで簡潔することが可能です。 ◎代表的なプロジェクト ・丸の内仲通り ・MARK IS みなとみらい ・GINZA KABUKIZA 不動産デベロッパーの年収 不動産デベロッパーは、固定での年収が高いという印象が強くあります。 不動産仲介会社の営業では、インセンティブという形で売れば売るほど稼ぐことが可能ですが、 固定給は低めに設定されていることが多いです。 そのため、物件の販売数が減少すれば年収も下がってしまうのが現実です。 その点、不動産デベロッパーの企画・開発職では、 インセンティブこそ設けていないものの、固定給でしっかりと稼ぐことができます。 会社の規模によって年収は変わってきてしまいますが、 当社からご紹介した方の中には、固定給で年収750万円の方も(30代前半)。 そこから経験を積むことで更に年収アップが目指せますので、 固定給で1,000万円ということもあるでしょう。 不動産デベロッパーに転職する難易度は 不動産デベロッパーに転職したいと考えている人は多くいます。 では、不動産デベロッパーに転職する難易度はどれくらいなのでしょうか。 結論からいうと、かなり難しいです・・・! しかし、絶対に無理というわけではなく、「かなり難しい」です。 デベロッパーの仕事がしたいから会社は問わないという場合は、 難易度が少し下がりますので、なぜデベロッパーに転職したいのかを一度考え、 難易度と照らし合わせて求人を選んでいきましょう。 ここからは、なぜ不動産デベロッパーへの転職が難しいのかについて、説明していきます。 ①求人が中々でてこない まず一番初めの転職が難しい理由については、求人が中々出てこないからです。 不動産デベロッパーは新卒採用がメイン、かつ退職者が少ないため求人が中々出てこないのです。 「転職活動開始⇒デベロッパーに転職したい」という方は運任せになってしまいますが、 「デベロッパーに転職したい⇒転職活動開始」という方であれば、 気になっているデベロッパーが求人を出しているかを確認してから 転職活動を開始することでここの難関は突破できるでしょう。 もし「転職活動開始⇒デベロッパーに転職したい」という方は、 デベロッパーにどれくらいの希望度で転職したいのか、今の自分でデベロッパーの必須条件、 歓迎条件にのっかっているかを考え、条件にのっかっている場合はデベロッパーの求人が出てくるのを待ち、 のっかっていない場合は必須条件には必ずのっかれるように次のステップでは経験を身につけるといいでしょう。 ②応募母数が多いので、選考難易度が上がってしまう 不動産デベロッパーは人気企業の一つです。 キャリアアップとして挑戦してくる方も多く、営業成績が1位だった方や、 役員クラスでご活躍されていた方なども応募してきます。 そのため、元々50点であれば上から順で入れたはずなのに、 70点、80点の人が多く応募してくるお陰で70点ないと入れないという状況になってしまうのです。 とはいっても、同じ時期に選考に進んでいる方がどれくらいの能力がある方かは分かりませんし、 経験だけではなく人柄やその会社に合っているかどうかを見られるのが面接です。 こればかりは受けてみないと分からないので、応募ができるのであれば応募することが大切です。 不動産デベロッパーへの転職事例 最後に、不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』を利用して 不動産デベロッパーに転職をした方の事例をご紹介致します。 どのような方が、どういう経験を持っていたから転職ができたのかを把握し、 自分と照らし合わせてみてください! オフィスビルの開発を手掛けるデベロッパーへ|不動産業界歴3年/31歳女性 1人目にご紹介するのは、都市再生プロジェクトやオフィスビルを手掛ける不動産デベロッパーに転職をしたAさんです。 Aさんは、大手不動産会社にてマンションの商品企画担当として社会人生活をスタートされました。 主に開発の際の建設会社や設計会社とのやり取りを行ったり、 開発後の販売戦略を考える業務を行っていたそうです。 2年半ほど勤めたのちに退職し、不動産業界からは離れてコンサルティング業界(広告系)に転職しています。 不動産業界よりもコンサルティング業界の歴の方が長く、約4年ほど勤めていらっしゃいました。 しかし、再度「不動産業界に戻りたい」「不動産業界でなにかを作り出す、生み出す仕事に携わりたい」と考え、 今回不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』にご登録下さり、不動産デベロッパーにて内定を頂いております。 確かに1社目で商品企画などの仕事に携わっておりますが、そ の後の職歴は不動産業界ではなくマーケティングよりのお仕事となっておりますので、 不動産業界の経験×なにかを売る仕組み作りを学ばれるのも良いかもしれません。 様々な不動産の開発を手掛けるデベロッパーへ|不動産業界歴6年/34歳男性 2人目にご紹介するのは、物件やホテル、商業施設など幅広い不動産の開発を手掛ける不動産デベロッパーに転職したTさんです。 Tさんは、リアルエステートWORKSに登録した時点で既に3社目の会社を退職されており、 4社目の転職先を探されていました。 1社目は金融業界で融資に関する営業を、2社目は小売業を行い、 3社目で不動産業界の仕入れ営業としてご活躍されておりました。 3社目の仕入れ営業では、ご入社されてから連続して売上目標を約200%達成しており、 ご活躍されていたことが職務経歴書からも確認できる方でした。 年収が1,000万円を超えておりましたが、お子様が生まれたこともあり、 少し年収が下がってもいいからワークライフバランスを整えたいということと、 営業としてさらにスキルアップしたいということでより幅広い業務でご活躍できる職場をお探しでした。 仕入れ営業は、デベロッパーの中でも上流の仕事となっており、 仕入れができなければ企画をしても開発できません。 そのため、仕入れ営業として数字を残して仕入れから開発までを 一貫して行うようなデベロッパーへの転職をするか、 デベロッパーの仕入れ営業として入社して成果を残し、 会社内で異動を希望して不動産企画・開発に進むのもありかもしれません。 不動産デベロッパーへの転職難易度は高め。 ステップを踏んで入社を目指そう 不動産デベロッパーは、新卒採用がメイン、かつ離職率も高くないため 求人がそもそもあまりなく、転職の難易度は高めです。 すぐに不動産デベロッパーに転職するのではなく、 ステップを踏んでから転職活動を開始すると、ハードルは少し下がって見えるかもしれません。 是非一度、キャリアパートナーに相談しながら次の転職で決めに行くのか、 ステップを踏んでいくのか、はたまた自分が求めている求人は本当に不動産デベロッパーなのか 再度考えてみましょう。 転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
不動産業界の職種を徹底解説!これを読めば不動産業界の職種が丸わかり
2022/05/23
不動産業界で転職したいけど、このまま同じ職種で転職するか、それとも別の職種で転職するか、自分にはどの職種が良いんだろう? 自分の経験を活かしてできることは何があるんだろう? など、転職はしたいけど、どの職種・求人に応募しようか迷われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 今回のコラムでは、数ある不動産業界の職種について、業務内容やその職種に向いている方の特徴についてまとめております。 是非この記事を参考に、不動産業界への転職、またステップアップ転職をご検討して頂けましたら幸いです。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する 不動産業界の職種について 不動産業界の仕事というと、不動産営業職を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 不動産営業は「稼げる」「THE・営業」というイメージが強くあり、衣食住の1つであるため身近な存在であること、また不動産会社はコンビニの数よりも多いため日常で目に付くことも多く想像がつきやすいと思います。 しかし、いざ「不動産営業に転職する」と決めたとしても、その次には不動産営業の中でどの職種に就くのかを選択しなければいけません。 この後に紹介致しますが、不動産営業は細かく分けると幅広くあるのです。 大まかに分けてみても、不動産仲介or不動産販売、また賃貸仲介or売買仲介、投資用不動産or実需用不動産など選択肢は沢山あります。 次に、一番想像がつきやすい不動産営業以外の職種を見てみると、不動産管理や不動産企画開発などもございます。さらに広げていくと不動産業界の職種なので、不動産事務や契約事務、経理、財務、法務など様々あるでしょう。 今回は、細かく分けていきご紹介するのではなく、大枠に分けて、重要な部分は細かく分けてご紹介致します。 不動産営業の種類、仕事内容について それではまず初めに、不動産営業の種類や仕事内容についてご紹介致します。 今回は下記5つに分けてご紹介致します。 ・売買仲介営業 ・賃貸仲介営業 ・不動産販売営業 ・仕入れ営業 ・その他営業 売買仲介営業 一般的に「不動産営業職」と聞いたらまずこの職種を思い浮かぶのではないでしょうか?不動産売買仲介営業は、「不動産を買いたい人」と「不動産を売りたい人」をマッチングするお仕事です。 主な業務内容としては、居住用・投資用含めて「不動産を購入したい」と考えているお客様に対して、そのお客様が求めている物件内容をヒアリングし、ご提案。そしてお客様が気に入ってくださったらご契約を結びます。 このあとに紹介する不動産販売営業と業務内容自体は近いものがあるのですが、仲介営業の場合はご紹介する物件に決まりがないのが大きな違いです。 不動産は人生で一番大きな買い物と言われるほど高額な商品となっておりますので、お客様もかなり悩まれることが多いです。しかし、不動産は1つとして同じ物件はなく、そして自分がお客様にご紹介している不動産は別の方も見ている可能性が高いです。 売買仲介の仕事では、お客様の希望に合った不動産をご紹介するだけでなく、お客様が気に入った物件をお客様が購入できるように手助けすることが重要です。お客様に合わせて1週間ご連絡をせず待っていて、いざお客様が購入の意思を固めてもその時にはもうその不動産は別の人が申し込みをしてしまっていたというのは少なくありません。 その他にも、売買仲介はその名の通り販売するだけではなく購入をすることもあります。こちらは企業がどのような事業を展開しているかでも変わってきますが、お客様から依頼があった場合に物件を購入し、その物件をリノベーションして販売することもあれば、中古として販売します。 手数料が支払われたり、自社が持っている物件だと少し割引に融通を聞かせられることもあるので適正価格を提示してお客様に納得して頂き、不動産を購入するのもとても大切な業務の一つです。 営業スタイルですが、少し前までは飛び込み営業やチラシまきが主な営業手法でしたが、最近ではサイト掲載やweb広告に掲示して、お問い合わせがあったお客様にご提案する反響営業を取り入れいている企業様も多くみられます。 反響と源泉が半々のスタイルの企業や紹介営業が半数以上を占めている企業、完全反響営業の企業など種類は様々ございますので、自分にあったスタイルの求人を探してみるといいでしょう。 売買仲介営業職は、取り扱う額が大きいことが魅力の一つとして挙げられ、かつインセンティブ率こそ違うものの、インセンティブ制を取り入れている企業がほとんどなので販売額が大きい=インセンティブの多くもらえて稼げる職種です。 その他、物件を保有する必要がないので起業のハードルが低いのも魅力的なポイントですので、規模の大きな仕事がしたい、稼ぎたい、将来起業したいと考えている方におすすめの職種です。 源泉営業と反響営業について知りたい方はこちら>>> 反響営業は源泉営業に比べてどうなの? 源泉営業と反響営業の両者経験者が語る、両者の違いと抑えるべきポイント 不動産営業職の求人一覧 賃貸仲介営業 賃貸仲介営業は、多くの人が一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか? 売買仲介営業は不動産を「購入したい」お客様に販売する業務だったのに対し、賃貸仲介営業は不動産(お部屋)を「借りたい」人に貸す業務になります。 主な業務内容としては、電話やWebからのお問合せ、または来店頂いたお客様にご希望のエリアや家賃、間取りなどをヒアリング。その後お客様のご希望に合うお部屋を物件検索サイトから探し、お客様が気に入ればそのお部屋の内覧同行をし、契約する場合は契約まで行います。 賃貸仲介は不動産会社のみが入れる物件検索サイトから物件を探すことがほとんどですので、ご紹介できる物件はどの不動産会社も同じです。 そのため、お客様の希望を如何に上手にヒアリングできるか、そして如何にその条件にマッチした物件をご紹介できるかが、お客様が自社で契約をしてくれるかのポイントとなります。 営業スタイルは、賃貸仲介営業ですと反響営業がほぼ100%となっていることが多く、あとは一度流れてしまったお客様に定期的にLINEを送ったりなどしてご連絡していきます。 賃貸を探しているのは必ずしも個人のお客様だけではなく、オフィスを探してるお客様もいらっしゃり、その場合は「オフィス仲介営業」という職種がございます。オフィス仲介営業ですと、お客様が法人様になりますので、休日が土日という求人が多いです(個人向け賃貸仲介営業は火水休みが多い)。 また、学生に特化して大学と提携している企業や、高級賃貸に特化した企業などもございますので、自分の希望に合った賃貸仲介営業の求人を探してみて下さい。 賃貸仲介営業は売買仲介営業と比較すると取り扱う物件の額が低いので、インセンティブはあまり高くないため、稼ぎたいという方には売買仲介営業をおすすめ致します。 ただ、物件価格から契約の数は売買仲介営業よりは生まれやすく、かつ店舗数も多いので、不動産業界が未経験の方の入り口としてであったり、役職に就きたいという方に向いているでしょう。 賃貸仲介営業の求人一覧 不動産販売営業 不動産販売営業は、売買仲介営業と同じように不動産を販売する業務です。 前述にもある通り、売買仲介営業はお客様のヒアリングに合わせて物件を探して販売していくのに対し、不動産販売営業は、自社や自社グループで保有している物件のみを販売致します。 例えば、デベロッパーとして開発しているブランドマンションの販売などです。 そのため、限られた物件の中からお客様のご要望に合わせてその物件の見せ方を変えて販売していきます。 仲介営業と比較するとご紹介できる物件に限りがあるので難易度が高く思えますが、来店されるお客様はその物件を知ったうえで来てくださるので、ある程度ニーズとマッチした状態でのお客様となっていることも多いです。 マンションだけでなく、注文住宅の展示会などを通して戸建ての販売も行います。その場合は、戸建てが欲しいというニーズのあるお客様がご来場くださるので、あとは自社のサービスをお客様に刺さるようにどのように説明できるかを考えるのが重要となってくるでしょう。 不動産販売営業は、自分の持っている手札を如何にお客様に合わせて違う手札として使っていくのか、また自社の物件を好きになることが大切なので、探求心のある方や、なにかを好きになったらオタクになれるほど調べますという方などに向いているでしょう。 不動産販売営業の求人一覧 仕入れ営業 仕入れ営業で仕入れるものは、マンションやアパート、戸建を建てるための用地であったり、一棟物件など様々です。 主な業務内容としては、地主の方や不動産会社と関係を築きながら販売してもらえる土地や物件はないかうぃ調べ、その物件を調査し、交渉を行い仕入れを行います。デベロッパーにとって仕入れは事業の最上流部分であるため、とても大切な役割を担っています。 営業方法は基本的に源泉営業ですが、個人のお客様にやみくもに営業をするというよりかは、不動産会社や地主の方など決めた方に対して定期的に訪問します。 古くから持っている土地をパッと手放せる方は多くありませんので、初めは仲良くなることを目的として訪問し、回数を重ねることで悩みを引き出し仕入れに繋げていきます。 年単位での目標も、2件~といったような仕入れ目標となっておりますので、1年目は関係構築に力を入れてもいいかもしれません。 すぐに成果がでなくとも続ける根気強さと、人との信頼関係を構築することができる方に向いている仕事でしょう。 仕入れ営業の求人一覧 その他の営業 ◎リノベーションコーディネーター営業 最近はやってきている、リノベーションに携わる営業です。 既存の新築物件や既存の中古物件にそれまでなかった新しい付加価値をつけて、よりお客様の望む理想の生活に近づけた形で住宅を提供するお仕事になります。 自社で先に物件の買取を行い、その物件を新しくリノベして販売する方法と、仲介営業の立場でリノベをする前提で先に物件を選定して、その後でお客様に選んでいただく方法もあります。ほとんど反響営業で行われ、過去の登録者リストに掘り起こしをする架電営業をする場合もあります。 ◎建築請負営業 土地活用営業と似ていますが違いとしては、土地活用営業では地主の方などに対する提案オプションが駐車場経営やコインランドリーなど幅が広いのに対し、建築請負営業はアパートやマンションなど初めから提案できるオプションが固定されていることが多いのが違いになります。 源泉営業という形になり、空き地を見つけて謄本をあげて所有者にアプローチという形が多いです。 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する PM(プロパティマネジメント)/不動産管理 レジ系PM / ビル系PM / 商業系PM 自社が保有している、または管理委託を受けている物件の管理・経営のサポートを行う仕事になります。 業務内容は多岐にわたり、賃貸条件の検討、入居者募集やメンテナンス計画の立案と実施、不動産オーナーに対する報告レポート作成などがあります。 入居している方々の不満があればその不満を回収してオーナー様に挙げ、今ある積立費の使い道などを検討します。また、入居者同士のトラブルに関してもPMとして対応致します。 入居者の方々が自身が管理している物件に気持ちよく住んでくれれば結果的に空室リスクを下げることができますので、入居者様のことを考えて業務を行うことが大切です。 フロント業務 自社が保有している、または管理委託を受けているマンションの管理の専門家として、住人と管理組合をつなぐ橋渡し的な役割を行います。 業務内容も多岐にわたり、事務作業、理事会や総会の運営サポート、管理人のマネジメントなどがあります。 PMに近しい仕事:リーシング営業 リーシング営業のメインの業務は商業用・事務用不動産の賃貸物件に空室が出ないよう、借り手を探すサポートをすることです。 賃貸仲介営業や不動産管理と業務内容が被る部分がありますが、賃貸仲介営業の軸は「物件を探しているお客様」、不動産管理は「管理している物件」にあるのに対し、リーシング営業は「物件を保持しているオーナー」にあります。 物件の収益を安定させるために、空室を0の状態で運営するためのマーケティング調査を実施したり致しますので、物件を建てる計画段階から深く携われる営業です。 PMに近しい仕事:管理受託営業 新規の管理物件を獲得するために物件のオーナーにアプローチする営業です。 主に空室がありそれが埋まらずに困っている物件のオーナー、あるいは既存の管理会社に不満などがあるオーナーに営業をかけます。 BM(ビルマネジメント)/ビル管理 レジ系BM / ビル系BM / 商業系BM 不動産の品質をよく保つために、“物件自体”の管理業務を行います。不動産管理がマンションなど個人のお客様がメインの場合、ビルマネジメントはその名の通りビルを管理します。そのため、法人様が入居者の対象となることが多いです。 具体的には管理している建物の清掃や景観の管理、設備の点検、さらには安全面のことを考えた警備や防災、巡回なども行います。 こちらも管理しているビルの入居者様が快適に過ごせるように意見を吸い上げオーナー様にパスする役割がございます。 AM(アセットマネジメント)/不動産ファンド アセットマネージャー/ファンドマネージャー この仕事の主な目的としては、不動産の総合的な資産管理をオーナーや投資家に変わって行い、不動産の価値を最大にすることです。 実際の仕事内容は、プロパティマネジメントに対する指示出し、投資家のニーズをヒアリングし最適な不動産を組み合わせファンドを開発する、買付や売却を行うなどです。そのため、この職種に就くためには不動産業界の知識に加え、金融に関わる知識やスキルも必要になります。 PM/BM/AMの求人一覧 不動産企画/不動産開発 不動産企画・不動産開発 不動産企画・開発は、土地を仕入れ,その土地にどのようなな建物や施設を建てたらより良い場所(街)が作れるかを企画したり、既にある土地や不動産を建て替えなどを通しどのように活用していくかを企画、その後開発までを行います。 企画を行った後は、その規格を一つのプロジェクトとして進めていきます。プロジェクトには何十人という規模で携わることもありますので、チームで連携しながら業務は行われます。 企画を立てるためには市場調査や最新のトレンドを知ることが大切ですが、企画が通ってから開発するまでに期間も空きますので、その調査した内容の先を読む力も必要です。 不動産業界の事務職 営業事務 営業におけるサポート的業務を幅広く行います。具体的には電話対応などの接客、帳票管理や金銭管理、広告の掲載など事務的な業務を行います。 PM事務 PMの業務に関係する事務業務を行います。具体的には電話対応などの接客、帳票管理や金銭管理、入居者との連絡、オーナーに提出する書類作成などの業務を行います。 契約事務 契約の業務に関係する事務作業を行います。具体的には契約書などの作成、契約の実施、契約書を作る上で必要な調査や関係各所との連絡など、契約に関わる業務全般を行います。 自分にあった不動産業界の職種に転職しよう いかがでしたでしょうか?一口に不動産業界と言っても、その中で様々な職種があります。職種ごとに特徴はありますが、どの会社に行っても同じなのかというとそうではありません。職種という大枠は同じですが企業によってもちろん働くスタイルは変化します。 「この企業が良い!!!!」という強い希望があるわけではなく、「こういう職種でこんな感じで働きたい」とお考えでしたら、是非転職エージェントを利用してみてください。ご希望をお伺いした上でそのご希望にあった求人をキャリアパートナーがご紹介致します。 転職をすぐにお考えではない方でも、今すぐに転職をした方がいいのか、もう少し頑張って働いてから転職をした方が良いのか悩まれている方も、エージェントに相談したからといって必ず転職しなければいけないわけではございませんので、お気軽にご相談くださいませ! 【不動産業界特化型転職エージェント】リアルエステートWORKSに相談する
不動産営業は本当に稼げるの?高年収を狙える働き方について詳しく説明
2022/05/17
不動産営業は稼げるというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 「稼ぐ」「年収アップ」を軸に転職を考えている人にとって、不動産営業は実際に稼げる仕事なのかどうか気になることでしょう。 今回は、「稼ぐ」を実現するために転職活動を行っている方や、不動産営業の仕事に興味がある方に、不動産営業の仕事内容から高年収を実現するための働き方について分かりやすく説明していきます。 稼げる不動産業界の求人について聞く 不動産営業は稼げる?平均年収は400万円代 稼げるイメージがある不動産営業ですが、本当はどれくらい稼げているのか疑問に思いませんか。 結論、稼げる人と稼げない人の給料の差が大きいのが不動産営業の特徴です。 厚生労働省のデータによると不動産業の平均年収は424万円となり、全体平均の436万円を下回っている数字となっているため年収は高くありません。 年収1,000万円、年収は青天井、などという話も耳にするため、この数字を見るとイメージ程高くない年収だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 実際には不動産業界の中でも営業、AM、事務など様々な職種があり、職種によって年収は大きく異なりますし、平均年収が424万円(※)については、そのような様々な職種がある中での平均年収となります。 (※)令和元年分 民間給与実態統計調査P22 不動産営業は稼げない? 平均年収をみると不動産営業は稼げる職種ではないのかと思ってしまいます。 では、不動産営業=稼げる というイメージは嘘なのかというとそうではありません。 不動産営業でも稼げる人と稼げない人がおり、そして稼げる会社と稼げない会社があるのです。 稼ぐを軸にして転職活動をしたのに、入社してみたら全然稼げなかった…ということがないように、しっかりと不動産営業が稼げる仕組みを理解しておきましょう。 ここからは、不動産営業が稼げる仕組みについてご紹介致します。 不動産営業が稼げる仕組みを理解しよう 不動産営業が稼げる最大の理由は、お給料の仕組みにあります。不動産は給与形態に歩合制(インセンティブ制)を取り入れている会社がほとんどです。 そして、不動産という商材は人生で一番高い買い物と言われるほど高額な商材になります。 歩合制×高額商材 この二つが掛け合わさることによって、不動産営業は稼げるのです。 歩合制、インセンティブ制とは? 不動産営業の一般的な給料の仕組みは基本給(固定給)+歩合(インセンティブ)となっています。 歩合制、インセンティブ制(以下、インセンティブ制)とは、自分が販売した商材の手何%かが自身のお給料として還元される仕組みのことです。 例えば、100万円の商品を販売したら5万円のインセンティブがもらえるとなった場合、週に1つ販売することで月に4つ、計20万円が基本給にプラスしてインセンティブとして支払われます。 インセンティブの支払いは、毎月のお給料にプラスして支払われるタイプや、3ヶ月ごとに支払われるタイプ、半期の売上から計算して賞与時に支払われるタイプなど様々です。 ではなぜインセンティブ制の求人の中でも不動産営業は稼げるのか 稼ぎたいなら不動産営業以外にもインセンティブ制の求人に応募すればいいのでは? 不動産よりも月にいくつも販売できそうな商品を販売した方が稼げそう! そんな方もいらっしゃるでしょう。実際に、インセンティブ制を取り入れている求人でも一定の金額は稼げると思います。 ただ不動産営業は、1件あたりの販売額がマンション1件4,000万円など高額な商材のため、1件当たりのインセンティブも高くなり、その結果他のインセンティブ制の求人よりも稼げると言われているのです。 不動産業界は年齢や性別に関係なく実績のみで評価される世界ですので、若くとも先輩上司より稼ぐことも可能です。 もちろん同年代の他の業界に行った人よりも稼ぐことも可能です。 仕組みについて理解した上でどのような会社や職場を選べばよいかしっかりと考えてみましょう。 稼ぎたい人が応募するべき不動産営業求人とは 「よし!不動産営業に転職するぞ!」と決めて、不動産営業職の求人に手当たり次第応募しても、全部が全部稼げる求人とは限りません。 ここからは、稼ぎたい人が応募するべき不動産求人の見方をご紹介致します。 歩合制、インセンティブ制を取り入れている会社 まずは当たり前ですが、インセンティブ制を取り入れいる求人に応募しましょう。 不動産営業は給与形態として歩合給・インセンティブ制をとっている企業が多いものの、企業によってはそのような給与形態をとっていないこともありますので注意が必要です。(インセンティブ制を取り入れていない会社が悪いわけではない) インセンティブ制ではない場合、沢山販売しても暫くの間はお給与に反映されず、半年、もしくは1年に一回の昇給時にお給料がアップする仕組みになるため、稼げるとなるまでは時間がかかるでしょう。 また、販売物件数に差があってもお給料にあまり差がないという場合もあります。 今回は稼ぎたいという方向けのため、インセンティブ制ではない求人のメリットについてはあまり触れておりませんが、安定を求めている方はインセンティブ制ではない求人もおすすめです。 歩合率の高い不動産会社を狙う 次に、不動産会社で稼ぐために重要なことは歩合率の高い不動産会社で働くことです。 同じ成績でも歩合が異なると、営業の収入額が変わってきます。 その歩合率の高い不動産会社に入社し、高い成績を挙げることが、稼ぐためのポイントです。 大手企業のように「固定給は高いが歩合率は低い」という環境で高い成績を挙げても、大きく稼ぐことができません。 青天井で稼ぐなら歩合率の高い不動産会社を狙いましょう。 完全なる実力主義で数字次第の世界ですので、当然ながら成績を挙げられないと給料がさがりますので、注意が必要です。 歩合率の高い求人がどうかは、あまりサイトにも乗っていないため、直接企業に聞くか転職エージェントに聞きましょう。 1つ1つの企業に聞いてメモをしていくのは大変だと思いますので、転職エージェントに登録して歩合率が上位にくる企業をいくつか紹介してもらうことをおすすめします。 不動産転職エージェントに登録する 稼ぎやすい不動産営業職に転職しよう 不動産営業の給料形態の特徴としては固定給が低く設定されており、営業成績に応じて支払われる歩合給の割合が大きい事ですが、職種によっても特徴が異なりますので、詳しく説明をしていきます。 不動産営業の稼ぎやすさは一般的には以下のような順序です。 1.投資用不動産販売 2.実需用不動産販売 3.賃貸仲介 それでは詳しく見ていきましょう。 1.投資用不動産販売【年収2,000万円超も視野!】 資産運用を検討している方、富裕層や投資家向けに電話営業を行い、中古のワンルームマンションや新築のマンション、一棟レジデンスなどの投資用物件を販売します。 投資用不動産は、富裕層や投資家の税金対策や資産分散として用いられることが多いため、お客様が資産をもっていることもあり、比較的高額な不動産を取り扱います。 時には1億円を超える物件も・・・。そのため、インセンティブの額が高くなり、稼ぐことができます。 また、投資用不動産販売の給料は固定給が低く、歩合率が高いことが一般的なため、販売さえできればしっかりと稼ぐことができます。年収1,00万円とは言わず年収2,000万円~など成績次第で給料を大きく伸ばすことも可能です。 2.売買仲介【年収1,000万円以上を狙える!】 一般的な不動産の売買の仲介を主に行います。建売住宅や中古住宅や土地やマンションなどの不動産の販売を行います。売りたい人と買いたい人の間に入り調整役を行う仕事です。 契約が決まれば売主もしくは買主もしくは双方から手数料をいただき、その一部が歩合となります。 歩合制の会社だと1件成約するごとに歩合が給料に反映されます。 売買仲介の給料は「固定給が低く、歩合率が高い会社」と「固定給は少し高め、歩合率は低い会社」がありますので、自分の理想とする給料体系の会社を選びましょう。 稼ぎたい方は歩合率が高い会社を選びましょう。 売買仲介であれば、成績次第で年収1,000万円以上を狙うことが可能です。 3.賃貸仲介【安定した給料を得やすい】 賃貸向けの戸建て住宅やマンションなどの物件の営業を主に行い、入居希望者には物件の紹介を行い、契約を目指して活動を行っていきます。 貸したい人と借りたい人の間で調整を行い、契約が決まれば仲介手数料をもらうことが可能です。 およそ家賃1か月分の手数料から歩合が計算され支払われますので、どうしても少額になってしまいます。 賃貸営業の給料は固定給が少し高め、歩合率は低い会社がほとんどですので、契約をたくさん決めた場合でも歩合で稼ぐことは難しい環境です。 賃貸の仲介でたくさん稼ぎたい方は、事業用賃貸物件を扱うことをおすすめします。 店舗や事務所・倉庫・工場などは賃料も高めで、法人案件も多めですので、安定的な歩合へとつながる可能性があります。 頑張った分だけ稼ぎたいという方にはこの賃貸仲介より投資用不動産の販売や売買仲介の仕事がおすすめです。 会社によって歩合の計算方法など異なりますので、入社前にしっかりと確認してください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する 不動産営業で稼ぐ3つの方法 不動産営業で稼ぐにはいくつかの方法がありますが、その中の3つの方法について紹介します。 紹介する3つの方法を合わせて取り組むことで、より安定して稼ぐことができるかもしれません。 歩合制の高い会社で営業成績を挙げる 不動産営業で稼ぐことを考えるなら、まずは歩合率の高い会社で働くことが重要です。そして歩合率が高い会社で営業成績を挙げることが、稼ぐためのポイントとなります。 会社によって歩合の内容は異なりますので、より歩合率の高い会社で結果を出し続けることが大切です。 成果を出せば間違いなく給料に反映されますので、確実に稼ぐことができます。 役職について役職手当を貰う 不動産会社では営業として結果を出せばあまり年齢に関係なく役職を与えられることでしょう。役職と共に役職手当ももらうことができますので、固定給が少ない不動産営業にとっては安心材料となります。 役職が付くと初めはプレイングマネージャーとして自分が営業で数字を上げながらメンバーのフォローを行うような職務内容かもしれません。 役職が上がっていくにつれて、自分が営業をする機会は減っていき、全体の数字を挙げるために腕を振るう役割を担っていくことになるでしょう。 契約を獲得するために部下の商談に同席を行うことはもちろん、クレームの対応を行う必要が出てきます。 この頃にはマネージメント側に進むのか営業プレイヤーとして進んでいくのか判断する機会があるかもしれません。 マネージメント側に進んでいくなら個人の業績よりもチームの成績次第で歩合が付くかもしれません。 役職手当をもらいながら、責任の重さを感じつつ、やりがいのある仕事にチャレンジしていくこととなります。 資格を取得して資格手当を貰う 稼ぐためには資格を取得して手当を貰う方法もあります。 宅建なら毎月の給料に加えて資格手当がもらえる不動産会社がほとんどです。 資格を取得するための学費の一部負担、合格後の登録費用を負担してくれる会社もあります。 ただし宅建を取っても営業成績が上がるわけではないので、注意が必要です。 不動産営業であれば資格も大切ですが、より営業力を高め、営業成績を挙げていく方が確実に稼ぐことができます。 資格を取得することでお客様からの信頼を得やすくなる場合もありますので、資格も営業力を高めるための武器として考え、取得に向けて計画的に進めてみてはいかがでしょうか。 併せて読みたい! 宅建資格手当が最大3万円!?宅地建物取引士が年収UPに繋がる求人3選 不動産営業は高年収を狙える職業 不動産営業は本当に稼げるのか? どのようにすれば稼げるのか?ということについて書いてきました。 不動産営業と言っても稼ぎやすい職種と稼ぎにくい職種がありますので、まず職種選びは慎重に行いましょう。 また会社によっては営業成績によって支払われる歩合制が大きく異なりますので、もっと稼ぎたいと考えている方は歩合が高い会社を選び、チャレンジすることがとても重要です。 不動産営業として稼ぐためには会社選びと職種選びがとても大切だという事を分かっていただけましたか。 あとは実力主義の世界で自分の営業力をどれだけ成長させることができるのかが稼ぐためのポイントです。 自分が望む働き方で活躍し、ぜひ不動産営業として高額な年収を目指してみてください。 不動産業界特化型転職エージェントに相談する
転職エージェントを使って1ヶ月で内定4社獲得した私が伝える面接時のポイント
2022/05/17
私は、恐らくどこの企業に履歴書を送っても、書類選考で通過できないくらいの経歴でした。 というのが、高校1年生の7月に中退していること(※)、そして専門学校卒業後に就職した大手ジム会社を2週間で退職、その後フリーターをしていたからです。 これだけでも書類選考を通過するのが難しいのですが、私の場合はそれだけではなく、専門学校を卒業した後の2年間のフリーター期間では、いつもアルバイトが長く続かず、経験社数は通常の倍はありました。 (※)高校中退後、定時制の高校に通っていたので、高校卒業の資格は持っていました。 今回は、こんなちゃらんぽらん人生を送っていた私が正社員への就職を決意し、20代特化型転職エージェントに登録。そして転職エージェントに登録してからわずか1ヶ月で4社からの内定を獲得することができたという経験から、転職活動をする中で気を付けていたポイントをご紹介したいと思います。 ※あくまで体験談であり、内定獲得を保証するものではありません。 転職のポイント① 転職エージェントに登録する まず初めにおススメしたいことは、転職エージェントに登録することです。私の場合は友達に誘われ、面接に行くまでの研修や、正社員になった際の基本の研修がついている転職エージェントに登録しておりました。 なぜ転職エージェントへの登録をおススメするかというと、企業へ書類選考を依頼するときに、書類を送るだけではなく、私の経歴について補足を行ってくれるからです。 というのも、転職エージェントを介さずにただ書類選考依頼をしても、初めにも記載した通り私の履歴書では通過できるところがほぼありません。 しかし、転職エージェントの方に「なぜ私が高校を中退したのか、なぜ専門学校卒業後に就職活動をしなかったのか」また「その経験からなにを学んだか」をお伝えすると、その内容を転職エージェントの方から書類選考を依頼する際に企業にも伝えてくれ、結果的に面接まで進ませてもらえる可能性が広がるのです。 私の場合は、冒頭でも説明した通りかなり厳しい経歴を持っていましたが、転職エージェントの方が頑張ってくれたこともあり5社の面接に進むことができました。本当に転職エージェントの方には感謝です。。。 併せて読みたい! 特化型?総合型?不動産業界の転職エージェントの選び方 不動産業界特化型転職エージェントを利用するメリットデメリット 転職のポイント② 自分も選ぶ立場だと認識しておく 私の友人がまさにそうだったのですが、面接というと 企業=選ぶ立場 自分=選ばれる立場 と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そして企業に選ばれるために自分を良く見せようとして、相手にとって良いことを言おうとしてしまう方もいらっしゃると思います。ただ、私はそれは違うと思います。あくまで私の意見ですが、企業が私たちを選ぶように、私たちも会社を選ぶ立場である。ということを前提に考えるべきなのでは、と。 もちろん「どこでもいいから内定獲得する」ということだけが目的であれば、その企業について調べて企業が求めていそうなことを回答していくという面接の仕方でも良いと思います。 ただ、私の場合は内定獲得がゴールではなくスタートで、入社してから楽しく長く働けることを目的としていたので、自分を良く見せようと思って背伸びした回答をするのではなく「ありのままの私を話す代わりに、私があなたの会社に合うか判断してください。そしてあなたの会社のありのままを教えてください。」という気持ちで臨んでいました。 もちろん、いつもより少しお化粧をしっかりめにしたり、いつもより姿勢を正して座ったりはしていましたが。 文字に書くと少し上から目線に聞こえますが、そうではなく、今の自分と違うことを言ったり、少しやったことがあるだけなのに「やったことがあります。」「できます。」と答えてあとあと後悔することが嫌だったので、「自分に嘘をつかないようにしようという気持ちでやっていた」という方が伝わりやすいかもしれません。 【不動産業界に特化した転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する 転職のポイント③ 顔の表情を豊かにする 面接となると緊張してしまい、表情がこわばってしまう方も多いと思います。緊張ばかりは気の持ちようなのでコントロールできませんが、その時に顔の表情がこわばってしまうと少しもったいないのではないかと思います。 私はあまり緊張しない性格なのでここは有利だったこともありますが、面接の前には近くのお手洗いに行き、大きい口を開けて「あ」から「ん」までの50音順をエアで発音練習のようにしておりました。顔の表情筋を柔らかくしようという意図を込めてです(笑) そのお陰なのかは分かりませんが、企業からのフィードバックで「笑顔が素敵で明るい方」というお褒めの言葉を頂くこともありました。 笑顔最強説! 素直と笑顔と気持ちのいい挨拶があればパーフェクトです◎ 転職のポイント④【面接は会話】テンポを大切にする 普段友人と話すときはなにも考えずに楽しく会話が続くのに、面接になると面接官から質問を受けてただそれを答えるだけになってしまうことはありませんか? それは恐らく自分の中で「面接」と強く思ってしまっているからだと思います。 私は、面接は一方通行の質問に答えるものではなく、面接官と私の会話だと思うようにしておりました。 会話は楽しくないと続かないので、相手を楽しませることを大切に、そして相手が興味を持って質問してくれているからには真剣にそしてテンポよく返すことも大切にしておりました。 とは言っても、良く聞かれる質問であればテンポよく回答できますが、普段聞かれないような少し変わった質問をされた場合はどうすればいいのでしょうか? 今でも覚えている変わった質問があり、それは「あなたにとっての親友の定義とは何ですか」という質問です。 その企業には結局行かなかったので質問の意図は分からないままなのですが、この質問にはコミュニケーションに自信がある私も一瞬止まりました。 ただ、静かな時間が何秒も過ぎるのは質問してくれた面接官の方に申し訳ないので、「おお。初めてそういう質問されました(笑)難しい質問ですね…。」と回答して自分の親友を思い出して回答しました。必死に考えた回答が興味深かったらしく、その後も楽しく会話をすることができたので良かったです。 転職活動をしていれば、少し変わった質問をされることもあると思います。ただ、それは日常の会話でもあることなので、面接だからと言って焦らずに、普段の会話だと思ってお話してみて下さい! 転職のポイント⑤ 最後の逆質問タイムで最終確認 逆質問タイムはどの面接でもあると思いますが、この時間は自分をアピールする意味だけでなく、自分がこの会社に決めていいのかを見定めるためにも本当に大切にした方が良いと思います。 この面接が終了し、もし内定が出て、1週間後にその企業に入社するかどうか決めなければいけない状況になったときに、疑問や不安なことは本当に一切ありませんか?もし一切ないのであれば質問はしなくても良いと思います。でも、少しでも気になることがあれば質問しましょう。 就職、転職はある意味結婚のようなもの。結婚前に、結婚後の家事分担はどう考えているか、子供は欲しいか、欲しいならいつ欲しいと思っているか、など色々と確認したいですよね? 私は次の会社も続かなったら絶対に一生フリーターだと思ったのでいくつも質問しました。 質問内容は面接した企業により違いますが、働くことになった際に自分の上長になる人の特徴や一緒に働くメンバーについて、実際に働いたら最初の目標はどんなことになるのか、営業なのであればエースの営業はどんな人なのか、その面接官の人は会社のことをどれくらい好きなのかなど、自分がその時気になったことを質問していました。 もちろん既に面接の中で言われていたことや、企業のホームページを見たら分かるようなことを質問することは面接官からすると「ちゃんと話を聞いていたのかな?」「自社のホームページを見ていないのかな」とマイナスな印象を与えてしまうのでNGですが、聞きたいことがあるのであれば質問はした方が良いと思います。 もしホームページに書いてあったかも…と思うのであれば 「ホームページに記載してありましたら大変申し訳ないのですが気になるので質問させてください。」と一言追加した上で質問すると良いでしょう。 最後の逆質問タイムでは、この面接の後、自分はこの企業に迷いなく入社を決定できるのかどうかを考えてモヤモヤする部分を解消できる時間にしていくといいでしょう。 面接上手になって転職活動をより有意義にしよう 一次面接を通過して、最終面接に近づけば近づくほどあなたの経験よりあなたがこの会社に合うのかどうかを見極めるための面接になってくることが多いと思います。企業としては、入社したからには長く働いてもらい、会社の力になっていただける人を探しているからです。 もちろん転職活動をしていると、早く内定を獲得し転職活動を終わりにして安心したいという考えもあると思います。 ただ、転職した後は内定獲得した企業で働くことになります。入社後、また転職したいというシチュエーションを避けるためにも転職活動に焦りは禁物です。周りの人や転職エージェントにも相談しながらよりあなたに合った企業への転職を目指しましょう。 【不動産業界に特化した転職エージェント】リアルエステートWORKSに登録する
不動産営業は他の業界の営業と比較してもきついのか
2022/05/09
「不動産営業がきつくて辞めたい。」そんな声を聞くことはもちろんあります。 しかし、不動産営業のみがきついのでしょうか? 今回は、不動産営業として働いている方や、他の業界から不動産業界に転職した方、そして自身の体験談を交えて、 ・不動産営業がきついといわれる理由 ・不動産営業は他業界の営業と比較してきついのか ・どんな方には不動産営業がきついと感じるのか ・どんな方には不動産営業が楽しいと感じるのか をご紹介します。 不動産営業がきついから他の業界に転職しようとしている方は、もしかしたら勿体ない転職になってしまうかもしれませんので是非ご覧下さい。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業がきついといわれる理由 そもそもどんな時に不動産営業はきついと思うのでしょうか。実際に現在不動産営業として働く20代の不動産営業に聞いてみました。 完全成果主義の文化 良くも悪くも不動産業界は完全成果主義の企業の方が多いです。 20代でリーダーや課長クラスになることもできますし、40代で役職なしということもあります。 お給料も、成果に合わせて決定されることが多いため、成果を挙げればお給料や評価は上がりますし、成果が挙がらなければその逆にもなります。 周りは年齢とともに役職がついて年収も上がっているのに自分はなにも変わらない 自分より後輩の方が売上を上げている など、自分が余り上手く行っていないときに、周りと自分を比較するときついと感じるでしょう。 休みがしっかりと取れない 対法人の場合、お客様の休みも固定されていることが多いため休みをしっかりと取れますが、対個人の営業の場合、自分が休みの日に連絡がくることもしばしば。 商談が入っていて、半日がっつり仕事となれば振替休日を取るのに電話で30分お客様と会話となると振替休日を取るというのも難しい話。 企業によっては、休みをバラバラにして担当者がお休みの場合は同じチームの人が対応したり、そもそも会社携帯は会社に置いておくようにして休みの日は会社携帯を持ち歩かないような制度を入れたりなどして休みの日に対応しなくていいようにしていますが、まだまだ休みの日にくる電話対応は隠れた仕事になっています。 オンオフをしっかりと分けたい方や、やらなくてもいいと分かっていても気になってしまうという方はモヤモヤしてしまうでしょう。 売上を上げ続けることが難しい 如何に凄い営業担当でも、常に売上を上げ続けることは至難の業です。なぜならいつも通りに営業活動を行っていても突然スランプに陥るからです。 不動産営業は「不動産を買いたい」という1つ同じ目的はあるものの、どういった不動産が欲しいのかは十人十色です。 またその時の市況によっても左右されるため、「最近なんか分かってきたかも」と思っていても突然売れなくなってきます。 半期連続で売り続けていた営業担当が、急に売れなくなったということも。 売り続けていたからこそ急に売ることができなくなったときにはきつさを感じるでしょう。 お客様のニーズをしっかりと把握し、かつ現在の市況の変化や自分の手持ちの商材(不動産)を如何に的確にご提案できるかが大切になってきます。 その他にも不動産営業がきついと思う理由を聞いてきましたので、より詳しく見たいという方はこちらの記事をご覧下さい 不動産営業はきついって本当?現役不動産営業が解説! 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業は他業界の営業と比較してきついのか 不動産営業がきついといわれる理由の次は、他業界の営業と比較した際にきついのか解説いたします。 色々な人の話を聞きますが、結論、不動産業界の営業も他業界の営業も同じように大変です! 話を聞いて思ったことは、きついのはどの業界でも仕事でもありえることで、そのきつさが自分に合っているか合っていないかが重要なのと、自分が会社に求めているものが満たされるのかどうかが大切だと思いました。 比較①賃貸保証会社の家賃督促営業 まず最初に比較したい営業職は家賃の督促営業です。 不動産会社から受注を受け、家賃未払いのお客様に電話をし、家賃の支払いを促す業務です。 目標はリストの中のお客様に家賃の支払いをしてもらうこととなっており、1日に150件~200件の架電業務と、場合によってはお宅訪問を行います。 この営業職のきついポイントは、まずは架電数。1日に150件~200件の架電と、この数とは別に受電もあります。そのため、ほぼ一日中電話対応が続きます。 また、家賃未払いの方に架電するため、もちろん振込を忘れていたという方もいらっしゃいますが、年金生活しているおじいさんや、自身の月収では払えない家に住んでいる方もいます。 「支払いを忘れていたわ。」で終わる方は少数派で、怒りの感情をぶつけてくる方が多いようです。 家賃の支払いをしてもらうのが目標ですが、電話口で支払ってもらうわけではないため自分が架電した人のどの方が支払ってくれたのかは分かりません。 不動産営業と違い自分の成果が目に見えにくい部分もきつい点としてあげられるでしょう。 ただし、残業はほぼ0時間、もし発生した場合は1分単位でお給料がもらえます。ボーナスは多い時には100万円もらえることも。 その他有休を推奨しているため年間休日は130日ほどあり、電話もPCも社外持ち出し禁止のため休みの日は本当に休みです。 ワークライフバランスを整えたい、オンオフをハッキリさせたいという方には向いているかもしれません。 比較②ジュエリーの店頭販売 次に比較したいのはデパートにあるジュエリーショップ。 あの空間には多い場所で10ブランド以上もの競合が並んでいるのではないでしょうか。 ジュエリー販売のきついポイントは、とにかく数を売らなければいけない点です。 ネックレスやイヤリングから指輪まで様々ありますが、平均単価は40,000円前後です。 月の個人の売上目標は400万円(※経験年数や店舗によっても異なる)となっており、月に100点、22日出勤だった場合は1日あたり約4点から5点販売しなければいけません。 それ以外にも、最初にお伝えした通り同じデパート内に沢山のジュエリーショップが並んでいるため、「競合から自社の商品を選んでもらう」というテクニックが必要ですが、販売できる商品は自社の保有している商品に限られているため、お客様の好みに合わなければご用意できない点もきついポイントでしょう。 そこは少し不動産業界の建売販売に似ているかもしれませんね。 比較③(大手メディアへの)広告掲載営業 最後に比較する営業は広告の掲載営業です。 この営業のきついポイントは、既にマーケットでの認知度が高いため、掲載したい人は既に掲載しており、現時点で掲載していないということはそのメディアを嫌っているなど何かしらの理由がある企業に出向くということです。 そしてほとんどがアポイントを取れないため、飛び込み営業でお店を周ります。 飛び込み営業では、反応はあるけれども怒鳴ってきたりものを投げてくる店舗があったり、そもそも自分の存在を居ないものとして捉える店舗があったりと様々です。 毎日何十件も周るものの、1回で契約にいくことはほぼないので同じお店に何回も出向かなければいけません。 これだけでも大変なものの、新規開拓を行いながら既存の店舗の契約を維持しなければいけないため、既存の店舗のことも考えなければいけません。 既存の店舗を周るのは関係構築ができていればいいのですが、引き継いだ店舗やあまり効果が出ていない店舗に出向くと契約が終了する可能性が上がるため気乗りしません。 どういう提案をして継続してもらうかを考えながら営業活動を行うのは精神的にも体力的にもきつい部分があるでしょう。 このように、不動産業界以外の営業職にもしっかりときつい点はあるのです。 不動産転職エージェントに相談する どんな方には不動産営業がきついと感じるのか ではどんな人が不動産営業をきついと感じるのでしょうか? 稼げる=喜びではない人 不動産業界は、頑張りをインセンティブとして反映する会社が多いです。そのため、不動産営業はもちろん、異業種から不動産営業に転職される方も稼ぎたいという方が多いです。 頑張ったという評価がお給料に反映されるので、稼げるのが喜びと感じる方は達成感ややりがいを感じるでしょう。 逆に、誰かに感謝されたりチームで支え合うことにやりがいを感じる場合、不動産営業は個人プレーのことが多く、さらに1ヶ月の販売件数は単価が高いこともあり月2件~4件となるため少し物足りなく感じるかもしれません。 自分から質問ができない人 不動産営業に転職した場合、立ち上がりは基本的にOJTです。 約半年の間先輩についていきながら学び、その後はアポを取り、商談の時に先輩にお願いしてついて来てもらったりします。 先輩から連絡してくれることもありますが、基本的に不動産営業は個人プレーなことが多く、先輩方も目標を追っているので細かく面倒を見てくれるわけではありません(もちろん面倒を見てくれる企業もあります)。 そのため、質問などがあれば自分でなるべく調べ、分からないときは先輩に自分から聞くようにしなければ前に進みません。 先輩が気にかけてくれるのを待っているといっこうに成長ができませんので、自分から質問ができない人はきつい環境だと思います。 不動産転職エージェントに相談する どんな方には不動産営業が楽しいと感じるのか 結論、不動産営業以外もきついという点では同じです。 ただ、不動産営業が違う点でいうと、販売商材の単価が他の業界と比較した際に高いということです。 人生で一番大きな買い物とも言われます。 そのため、商材の知識はもちろん、お客様へのヒアリング能力や提案能力、信頼関係構築能力など様々な部分において知識や経験を身につけなければいけません。 そんな中で、自身が成長していると感じる時には大きな喜びを感じることができます。 成長を感じるケースですと、例えばお客様からの質問に全て問題なくお客様が納得する回答をお伝え出来たとき。 お客様にヒアリングしていき、その条件にマッチした物件をすぐにご提案出来たときなどがあげられるでしょう。 また、契約が決まったときは、一番楽しいと感じるのではないでしょうか? 不動産は単価が高い分1ヶ月に何十件も販売できるわけではありません。 ただ、アポを取って商談に備えて準備して、商談して提案して内覧に行ってと長い時間かけたあとに獲得できた契約は、砂漠の中で1日歩いたあとに飲む水のような幸せさを感じることができるでしょう。 この喜びが営業がきつくても頑張れるモチベーションの一つになっている方もいらっしゃると思います。 是非この喜びを感じながら不動産営業で働きたいという方はご応募くださいませ! 不動産転職エージェントに相談する
未経験でも不動産業で独立できる?未経験の独立で壁になるポイントと解決策
2022/04/28
未経験からでも不動産業で独立できるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。 会社に属さない働き方を望み、独立した上で、不動産業を営むことを夢見ている方もいらっしゃることでしょう。 この記事では未経験から独立する際に壁になるポイントと解決策について、分かりやすく解説しますので、ぜひ参考になさってみてください。 不動産転職エージェントに登録する 未経験でも不動産業で独立できる? 実務経験がない未経験の人でも不動産業で独立することができるのか、不安に思っている人もいるでしょう。 結論からお伝えすると、「未経験でも独立することは可能」です。 ただし、独立の難易度はかなり高く、開業後はさらに大変だと考えておきましょう。 その理由についてはこれから詳しく説明します。 未経験の独立で壁になるポイント1:宅建士の資格取得 不動産業で独立する際に壁になるポイントは宅地建物取引士(宅建士)の資格取得です。 一人で独立するには自分が資格を取得しなければなりません。 独立する際に必ず必要な宅建士の資格について、詳しく解説します。 不動産業界業には宅建士の資格が必要 不動産業を行うには宅建業者として登録する必要があります。 そのためには宅建士の資格が必要で、一人で事業を行う場合には自分が宅建士の資格を取得しておかなければなりません。 また宅建業法では各事務所に従業員5人につき1人以上の割合で宅建士の資格を持った人を配置することが定められているため、不動産業を営むために宅建士の資格は必要不可欠です。 宅建士資格取得の難易度 宅建士の資格試験は年に1度実施されており、合格率は15~18%程度 になっています。 個人差はありますが、合格するための勉強時間の目安は300時間程度と言われています。 宅建業に従事していれば試験にて5問免除される制度もありますが、未経験者であれば要件を満たすことができないため、専門学校や独学でしっかりと勉強し、合格を目指すことが重要です。 年に1度しか実施されない試験の為、不合格の際には独立も来年に持ち越しとなりますので、合格に向けて、計画的に勉強をする必要があります。 解決策:雇うこともできる 宅建士の資格取得についての問題は、もしも自分が資格取得できない場合でも、宅建士の資格を持った人を雇うことで解決することが可能です。 必ずしも代表者が宅建士の資格を所有している必要はありません。 しかし、有資格者を雇うことで人件費が必要になり、独立時から人件費がかさむため、事業が軌道に乗るまでの収支の管理はより厳しく行う必要があるでしょう。 また有資格者が退職するリスクもありますので、なるべく早いタイミングで自分が宅建士の資格を取得することをおすすめします。 不動産転職エージェントに登録する 未経験の独立で壁になるポイント2:資金調達が難しい 未経験で独立する際には資金調達が難しいことが壁になります。 実績がない状態で金融機関から融資を受けることは難しいと理解しておくことが重要です。 独立の際にはある程度のまとまった資金が必要ですが、どのくらいの資金があればよいのか、また、資金調達が難しいという壁をどのように乗り越えれば良いのか、詳しく見ていきましょう。 不動産業界業に必要な資金の目安 不動産会社を開業する際に必要な初期費用の目安について説明します。 項目 費用 宅建協会入会費(東京都の事例) 約155万円 宅建業免許申請費用(都道府県知事) 33,000円 事務所費用・駐車場費用 0円 事務所備品 約100万円 行政書士費用(法人設立・宅建業申請) 約35万円 開業後の運転資金 約100万円 合計 約300万円 自宅にて開業した場合で計算し、開業後の運転資金を約100万円で考えた場合に、初期費用で約300万円が必要になります。 それでは項目ごとに内容を詳しくみていきましょう。 宅建協会入会費 不動産業を始める場合には営業保証金1,000万円を法務局に供託する必要がありますが、宅建協会に加入することで、営業保証金の支払いが免除されます。 初期費用を抑えるためには、宅建協会への加入が現実的でしょう。 表には公益社団法人東京都宅地建物取引業協会 の入会費用を記載しています。 宅建協会は2団体ある上に、各都道府県で費用が異なりますので、開業予定の都道府県の費用を確認しておくことが重要です。 宅建業免許申請費用 独立する際には都道府県もしくは国土交通大臣の免許を受ける必要があります。 1つの都道府県のみに事務所を設置する場合は、都道府県知事免許が必要で申請に33,000円必要です。 また、複数の都道府県に事務所を設置する場合は、国土交通大臣免許が必要で申請に90,000円が必要になります。 独立する際には都道府県知事免許を取得することが一般的でしょう。 事務所費用 自宅を事務所とする場合を考え、事務所や駐車場の費用は0円としてありますが、賃貸で事務所を借りる場合には家賃の3~4ヶ月分の費用が必要になります。 事務所備品とはパソコンやプリンター、電話、会社印やデスク、看板などの費用です。 自宅開業でもある程度の備品が必要ですので、予算を見ておきましょう。 行政書士費用 法人設立や免許申請は自分で行うことも可能ですが、かなりの手間と時間を要しますので、自分でやるべきかどうか考えてみましょう。 自分で行えば、行政書士へ支払う手数料分の10万円程は削減することができます。 開業後の運転資金 不動産業では開業後にすぐに手数料収入が得られるとは限らないため、当分の生活費と運転資金を準備しておく必要があります。 自宅にて一人で開業する場合は、ある程度運転資金が少なくても良いかもしれませんが、賃貸で事務所を借りる場合や、宅建士を雇用する場合にはもっと多くの運転資金が必要でしょう。 資金調達には実績が求められるのが基本 金融機関から融資を受ける際には、実績を求められることが多く、不動産業界での経験がない状態で独立し、融資を受けることは難しいでしょう。 実績がない開業時には銀行よりも日本政策金融公庫に相談する方が融資をしてもらえる可能性は高いと言われています。 解決策:自分でお金を貯めることで解決できる 先程紹介したように、開業時には200万円~300万円の費用が必要になります。 この費用を金融機関からの融資ではなく、開業までの間に自分で貯めておくことで、開業時の資金調達が難しいという問題を解決することが可能です。 自分で費用を準備することを考えると、結果次第では高収入が期待できる不動産業界に転職して働くことで、効率的に費用を稼ぐことができるかもしれません。 また、不動産業界の現場で実務経験を積むこともできます。 不動産業界に転職することで「お金を貯めること」と「不動産業界での経験を積むこと」が可能で一石二鳥です。 不動産転職エージェントに登録する 未経験の独立で壁になるポイント3:ノウハウや営業力が求められる 不動産業という未知の分野で独立する際に、ノウハウや営業力がないことが課題となります。 やはり、不動産業を継続的に営む上で、ノウハウや営業力が必要になってくるでしょう。 どのようにノウハウや営業力が求められるのか、詳しく説明します。 不動産業を営むノウハウ 不動産業で独立をすることができても、自分に不動産業での経験がなければどのように経営をしていけば良いのか、全くわからないはずです。 まずは不動産業界の慣習や取引の流れなどから勉強する必要があります。 不動産業で収益を上げるために必要な営業力 不動産業で収益を上げるためには、まずお客さんを呼び込む力が必要です。 ある程度の数の見込みのお客さんがいなければ、収益を安定させることができません。 次に、呼び込んだお客さんと契約するための力が必要になります。 数多くの不動産会社の中から、選んでもらい、契約することができなければ収益を上げることができないため、なるべく早いタイミングで営業力を高めていくことが重要です。 解決策:不動産業界に転職してノウハウや営業力をつけるのがおすすめ 未経験で独立し、自分なりに努力をしてもノウハウや営業力は簡単に身につくものではないでしょう。 その課題を解決する方法として、不動産業界に転職して現場でノウハウや営業力を付けることがおすすめです。 給料を貰いながら、独立後に必要なノウハウや営業力を身に付けることができるため、独立の準備も非常にスムーズに進むでしょう。 短期間でも良いので、まずは不動産業界に転職し、現場の経験を積んだ上で、ノウハウや営業力を身に付けてから独立することで、独立後の事業展開も順調に進むことが予想できます。 結論:未経験でも独立できるが不動産業界へ転職するのがおすすめ 未経験でも独立することは可能です。 それでも未経験で独立するよりも、独立前に不動産業界に転職することによるメリットが多いため、一度不動産業界に転職することをおすすめします。 不動産業界での経験がなくても、独立後にどのような事業を中心に行っていきたいかというイメージはあるでしょう。 不動産業の中にも様々な業種があるため、実際に独立したい業種で実務経験を積むことが大切です。 不動産業界に特化した人材紹介サービスのリアルエステートWORKSであれば不動産業界の経験がなくても求人を紹介してもらうことが可能です。 豊富な求人情報に加え、一般公開されにくいリアルな内部情報にも精通しているため、将来の独立に向けて最適な企業を紹介してもらうことができます。 不動産業界に詳しい転職エージェントからサポートを受けられる点も安心材料です。 不動産業界への転職の際にはぜひ利用してみてください。 独立前に不動産業界へ転職するのがおすすめ 本記事では、未経験からでも不動産業で独立できるのか、また独立の際に壁になるポイントと解決策について説明してきました。 未経験でも独立するのは可能ですが、安定的に不動産業を営みたいと考えている方には、一度不動産業界へ転職し、経験を積んでから独立することをおすすめします。 不動産業界で働きながら、独立までの準備として、宅建士の資格取得、独立時の費用の準備、ノウハウや営業力を身に付けることでスムーズに独立することができるでしょう。 不動産業界への転職の際にはしっかりと経験が積めそうな会社かどうか確認することが大切です。 不動産転職エージェントに登録する
不動産営業は年収1,000万円以上稼げる?給与の仕組みや求人例をご紹介
2022/04/27
不動産営業は稼げる仕事というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際に稼げているのか、気になっている方もいらっしゃるでしょう。 そこでこの記事では、実際に年収1,000万円以上を狙うことができるのか、不動産営業の仕組みから具体的な求人の事例まで紹介します。 不動産営業の仕事に興味がある人や、年収1,000万円を目指したい人はぜひご覧くださいませ。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産営業で年収1,000万円以上狙うことはできる? 不動産営業で年収1,000万円以上を稼ぐことができるのか、気になる方も多いでしょう。 不動産業界の平均年収などを見ながら、どのように年収1,000万円以上を実現するのか具体的に見ていきましょう。 不動産業界の平均年収は423万円 国税庁が公表した「令和2年分民間給与実態統計調査」を見ると、不動産業・物品賃貸業会の平均給与は423万円であり、全体平均の433万円を下回る結果になっています。 不動産業界の中にも事務職や総務職など給与が高くない職種もあります。 また不動産営業の給与は実績によって個人差が大きいことも特徴ですので、稼げる営業と稼げない営業がいることを理解しておきましょう。 結論:不動産営業で年収1,000万円以上狙うことは可能 不動産営業は成果を挙げることで、年収1,000万円以上狙うことが十分可能です。 ただし、年収1,000万円以上を達成しやすい条件がありますので、以降の項目で詳しく説明します。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 不動産営業の給与の仕組み 不動産営業の給与はインセンティブ(歩合給)で大きな差がつく点で、他の仕事と給与の仕組みが異なっています。 しっかりと稼ぐためには、不動産業界の給与の仕組みを理解し、転職時に企業の給与制度を確認しておきましょう。 不動産営業職は基本給+インセンティブが一般的 不動産会社の給与は、基本給+インセンティブ(歩合給)が一般的です。 下記のように、基本給とインセンティブの割合は不動産会社によって異なりますので、入社前にしっかりと確認しておきましょう。 ・基本給が低め、インセンティブが高め ・基本給が高め、インセンティブが低め 年収1,000万円以上を目指すなら、営業成績に対してインセンティブが高い給与制度の会社を選ぶことが重要です。 インセンティブがないケースもある インセンティブがないケースの不動産会社もあります。 その場合には営業成績に関わらず、年功序列で毎年昇給し、資格手当などが手厚く、安定した給料を得ることが可能ですが、高年収を得ることは難しいでしょう。 不動産業界が未経験でまずは経験を積みたいと考えている人にはおすすめの給与制度です。 まずは安定した働き方で経験を積んだ後に、インセンティブの高い給与制度の会社に転職することで年収アップを目指す方法もあります。 フルコミッションもある フルコミッションという完全歩合制の働き方もあります。 基本給はなく、インセンティブのみの給与制度になっているため、営業実績を上げることができなければ給与はゼロです。 安定性は低いですが、インセンティブの比率はかなり高く設定されていることが一般的で、自身の営業力に自信があって、高年収を狙いたい人にはぴったりの給与制度です。 売上次第では、かなりの高年収を実現することができます。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 賃貸より売買の方が年収1,000万円を実現しやすい 不動産営業は大きく「賃貸営業」と「売買営業」の仕事に分けられ、賃貸よりも売買の方が年収1,000万円を実現しやすいと言われています。 つまり、売上によって年収が左右されると言えるでしょう。 そのポイントについて詳しく見ていきましょう。 賃貸より売買の方が大きな売上を上げやすい 賃貸よりも売買の方が一度の取引で動く金額が大きく、大きな売り上げを目指すことが可能です。 例えば賃貸ではオフィスや高級マンションの仲介を行っても、数百万円の売上ですが、売買であれば1件で数千万円の売上を見込むことができます。 より大きな売上を上げることで、給料にも反映されるため、年収1,000万円以上を実現するためには売買営業に取り組むことをおすすめします。 ただし、一般的に賃貸より売買の方が営業の難易度が高いことに注意が必要です。 マイホームより投資用不動産の方が売上を上げやすい 投資用不動産はワンルームのマンションやリノベーション済みの戸建て住宅、ビル丸ごと1棟など様々な物件が対象となります。 富裕層を対象に高価格帯の物件を売却することで、売上を大きく伸ばすことができ、その結果として高収入を実現することが可能です。 ただし、投資用不動産の営業は一般的に購入検討者を自分で探す必要があるため、難易度は大きく上がります。 年収1,000万円を達成したいなら投資用不動産にこだわる必要はなく、居住用不動産を販売する不動産営業でも充分可能です。 年収1,000万円を実現することためには、売上を伸ばし、インセンティブを稼ぐことが重要です。 フルコミッションの方が給料を上げやすい フルコミッションは固定給が無く、売上によるインセンティブのみが給与となる給与形態です。 そのため、一般的な固定給がある給与形態よりも、リスクが大きいように考えられますが、フルコミッションはインセンティブの割合が高いため、年収1,000万円を超えてさらに、高い給料を実現することも可能です。 コンスタントに契約でき、売上を挙げられる営業であれば、フルコミッションで働く方が、給料を上げやすい環境だと言えるでしょう。 年収1,000万円を実現するためには、フルコミッションでなくとも、十分可能です。 フルコミッションは成績が上がらないと、収入がゼロになってしまう点には注意しましょう。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する 年収1,000万円以上を実現できる具体的な求人例 ここでは、実際に年収1,000万円以上を実現できる例として、いくつか求人情報をご紹介したいと思います。 ・ミライアス株式会社 ・株式会社ランドネット ・株式会社MUSUBU ミライアス株式会社 ミライアス株式会社は東京に本社を置く不動産会社で、2018年に設立されたばかりの若い会社です。 ミライアス株式会社の求人例 2022年4月時点のミライアス株式会社の求人例を見てみると、以下のようになっています。 勤務地 :東京都渋谷区 想定年収:400万円~1,000万円 雇用形態:正社員 休日休暇:月7~9日 仕事内容:お問い合わせいただいたお客様に対応する完全反響営業。 契約率は80%以上という高い数字を誇ります。 完全反響営業かつ、契約率80%ということで、営業としてはかなり働きやすい求人だということができるでしょう。 ミライアス株式会社の特徴 ミライアス株式会社の特徴としては、以下のようなことが挙げられるでしょう。 ・「スマート仲介」による手数料のやすさ ・360度VTR内見 ・IT重説 ・建物や設備補償費用を750万円分まで保証可能 ミライアスという社名の通り、最新テクノロジーを多く採用したシステムとなっており、利用者にも高い評価を受けていることが分かります。 インターネットを活用した広告を行っているため、広告費用を安く抑えることにつながり、安い仲介手数料でサービスを提供できている点も大きなポイントです。 株式会社ミライアスの求人を見る 株式会社ランドネット 株式会社ランドネットは東京都に本社を置く、1999年設立の不動産会社です。 首都圏に強みがありますが、沖縄から北海道まで全国対応、また香港や台湾にも現地法人があります。 株式会社ランドネットの求人例 2022年4月時点の株式会社ランドネットの求人例を見てみると、以下のようになっています。 勤務地 :東京都豊島区/大阪府大阪市北区 想定年収:350万円~1,000万円 雇用形態:正社員 休日休暇:週休2日 仕事内容:中古マンションをメインとした投資用不動産の売買仲介業務。 投資用不動産の売買仲介営業は、不動産営業の中でも高い営業力を求められる仕事ですが、成果を挙げればそれだけ高い報酬を得やすい仕事です。 すでに実績のある株式会社ランドネットであれば、先輩社員から業務を教えてもらえやすい環境にあるといえるでしょう。 株式会社ランドネットの特徴 株式会社ランドネットの特徴をまとめると、以下の通りです。 ・幅広い業務に対応 ・全国対応 ・自社で仕入れも実施 株式会社ランドネットは不動産仲介業だけでなく、リフォーム業や賃貸業、不動産投資セミナー、クラウドファンディングなど不動産業に関わる業務を幅広く展開しています。 このため、お客様に提案する際に幅広いサービスを提供しやすいといえるでしょう。 株式会社ランドネットの求人を見る 株式会社MUSUBU 株式会社MUSUBUは東京都港区に本社を置く、2014年設立の不動産会社です。 株式会社MUSUBUの求人例 株式会社MUSUBUの2022年4月時点の求人例には、以下のようなものがあります。 勤務地 :東京都港区 想定年収:400万円~1,000万円 雇用形態:正社員 休日休暇:完全週休2日制(火・水) 仕事内容:売買仲介営業のポジション増員。基本的にSUUMOから直接問い合わせをいただく反響営業スタイルとなっています。 「無理なクロージングをしない」顧客ファーストのスタイルを取っており、そうした働き方に共感できる方は働きやすい職場になりやすいでしょう。 株式会社MUSUBUの特徴 株式会社MUSUBUの特徴として、以下のようなことが挙げられます。 ・健全な就労体制を実現しやすいフォローアップ体制 ・顧客ファーストの営業スタイル 株式会社MUSUBUでは、社員に対して以下のようなフォローアップ体制を用意しています。 ・早起きフリータイプ:8:30までの打刻で1回につき1,000円を上乗せ ・読書制度:読書代を月に3,000円まで支給 ・パートナーディズニー制度:配偶者やパートナーの誕生日にディズニーランドのペアチケット支給 社員のことを考えた、働きやすいシステムが採用されているといえるでしょう。 株式会社MUSUBUの求人を見る 稼げる不動産営業の求人を探して目指せ年収1,000万円 本記事では不動産営業の仕事は実際に年収1,000万円以上を狙うことができるのか解説してきました。 実際の求人例もご紹介しましたが、成果を挙げることで年収1,000万円を実現できることが分かったのではないでしょうか。 一口に不動産会社といっても、企業によって働き方や給与システムなどさまざまです。 年収1,000万円を実現したいのであれば、それが実現できる不動産会社を選び、さらに、自分にとって働きやすい制度が採用されているかなど、しっかり確認することをおすすめします。 不動産転職エージェント『リアルエステートWORKS』に登録する
未経験でも不動産営業に転職できる?転職するメリットや向いている人の特徴など解説
2022/04/21
頑張れば高収入が実現できそうな不動産営業の仕事に興味を持っているものの、未経験でも転職ができるのか気になって、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。 本記事では未経験の人でも不動産営業に転職できるのか、また転職するメリットや向いている人の特徴について解説します。 不動産営業への転職に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。 不動産転職エージェントに相談する 未経験でも不動産営業に転職できる? 不動産営業と聞くと、専門性が高く難易度が高い仕事のイメージを持っているかもしれません。 難しそうな仕事かもしれないけれど、未経験から挑戦してみたいと考える人もいるでしょう。 実際に不動産業界での経験や性別、年齢などが転職に影響があるのか、詳しく解説します。 未経験でも転職可能! 不動産業界は未経験でも転職がしやすい業界と言えるでしょう。 成果主義の会社が多く、営業成績で結果を残すことが求められます。 そのため、入社後に営業として結果を出すことが重要です。 未経験でも結果を出せば、しっかりと報酬を得ることができます。 転職可能な年代は? 30代~40代でも不動産営業として転職することは可能です。 ただし、一般的に年を重ねるほど転職の難易度は上がりやすい傾向にあり、営業として即戦力になれるかどうかを見定められます。 そのため、営業経験はなくても接客などの経験があると良いでしょう。 入社後にしっかりとした教育を受けられる不動産会社はほとんどないため、自分で仕事を覚えていく姿勢が大切です。 待っていても機会を与えられることはないため、自らが動き、現場で仕事を学ぶことが求められます。 そして、出来るだけ早いタイミングで営業として結果を出すことが最も重要です。 女性でも転職できる? 男社会のイメージが強い不動産業界ですが、女性でも転職することが可能です。 ちなみに総務省統計局の資料(平成29年就業構造基本調査結果)を見てみると、不動産業の雇用人数が約120万人のうち、男性71.2万人(59.3%)、女性が48.8万人(40.7%)となっており、全産業の平均の数字、男性55.0%、女性45.0%と比べると、女性比率が低いことが分かります。 しかし、平成25年の調査結果と比べ女性比率は3%ほど高くなっており、不動産業界においても着実に女性の進出が増えているといえるでしょう。 不動産営業の仕事においては、男性よりも女性の方がきめ細かな対応が得意なため、求められやすい面もあります。 例えば、お客様に対し気配りのある丁寧な接客を行い、安心感や信頼感を得やすいと言えます。 また、物件の案内中にも柔らかい雰囲気でさりげなく気遣いなどを行うことができ、お客様から警戒されにくいという特徴もあるでしょう。 さらに日頃から家事を行っている女性であれば、家事動線や便利な住宅設備など女性目線で提案することも可能で、奥様からの信頼も得やすくなります。 今後はさらに不動産営業で女性の活躍が増えていくでしょう。 不動産営業に転職する 不動産営業に転職するメリット 次に不動産営業に転職するメリットについて解説します。 下記の3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。 ・手に職をつけられる ・高収入を実現できる ・短期間で出世を目指せる 手に職をつけられる 不動産営業の仕事に転職すると、不動産の専門知識や業界の慣習等を身に付けることができます。 不動産の知識や、住宅ローン、税金、取引の流れなど、学ぶことは多いですが、不動産業界にいれば共通して使える知識ですので、早めのタイミングでしっかりと身に付けておくと良いでしょう。 基本的な知識や法律などはネットや本からも学ぶことができますが、営業手法やノウハウについては上司や先輩の商談に同行させてもらえると、より具体的に理解できるかもしれません。 不動産営業としてやるべきことは、どの会社でも大差はありませんので、一度不動産会社に転職し、基礎的なことを身に付ければ、その後も不動産業界内での転職はしやすくなります。 高収入を実現できる 不動産業界では経験や年齢は関係ありません。 未経験でも、実績を挙げれば高収入を挙げられる点も大きな魅力です。 実績に応じてインセンティブ(歩合給)が付くことで、高収入が可能になりますが、インセンティブは各企業や職種によって様々ですので、入社前にしっかりと確認しましょう。 例えば、不動産業界では大きく下記の3種類の給与制度に分けられます。 ・固定給は高い、歩合給は低い ・固定給は低い、歩合給は高い ・固定給はなし、歩合給はとても高い 不動産業界が未経験であれば、固定給が高めの給与制度を採用している会社で経験を積んでから、より歩合給が高い会社へ転職するというキャリアアップの方法もあります。 実力が付き、安定して実績を上げられるようになれば、歩合給の高い会社に転職し、実績を上げることで、より大きな年収アップが可能です。 短期間で出世を目指せる 不動産業界は出世においても経験や年齢は関係のない、実力主義の世界です。 年齢や勤続年数が給料や役職に大きく影響する年功序列という考え方はほとんどなく、実績を挙げることで、出世を目指すことができます。 そのため、実績を残せば年齢が若くても昇進や昇格のチャンスがありますし、未経験でも経験年数に関係なく、短期間で出世することが可能です。 不動産営業に転職する 転職前に資格を取っておくべき? 未経験から転職するにあたって、資格を取っておくべきなのか気になる方もいるでしょう。 不動産営業は資格がなくても転職できる仕事なのか、また取得しておくと転職に有利になりやすい資格について紹介します。 資格なしでも転職は可能 不動産営業は資格がなくても転職可能です。 異業種での営業経験や接客の経験などをアピールすることで、採用される可能性が高くなります。 そのため、未経験の異業種の人にも挑戦しやすい環境があります。 ある程度の営業経験がある人は資格の勉強に時間を使うよりも、業界に飛び込んで現場で仕事を覚える方が早く結果を出せる可能性もあるでしょう。 不動産業界の転職で有利になりやすい資格3選 不動産営業は資格なしでも転職することが可能ですが、取得しておくことで有利になりやすい資格がありますので、詳しく解説します。 資格は転職時だけでなく、就職後に顧客からの信頼を得るためにも役立ちます。 下記の3つの資格について具体的に見ていきましょう。 ・宅建士 ・FP技能士 ・マンション管理士 宅建士 宅地建物取引士の事を略して「宅建士」と呼びます。 幅広い業務に生かすことができるため、不動産業界ではまず宅建士の資格取得を目指すことがおすすめです。 宅建士の資格を持っていることで、不動産の売買に関わる知識や法律、税金の知識を身に付けていることをアピールすることが可能です。 また、不動産会社にとっては、事務所に選任の宅建士を設置する人数が定められおり、従事者5人につき1名以上の宅建士を設置する必要があるため、宅建士の資格を持っていることで、より転職に有利になります。 FP技能士 FP技能士とはファイナンシャル・プランニング技能士と呼ばれる国家資格です。 お金や生活に関しての知識を学び、顧客へ長期的な資金計画のアドバイスなどについて具体的に行うことができます。 そのため、FP技能士の資格を持っていると顧客の不安を取り除くことができ、住宅の販売の際に特に役に立つでしょう。 マンション管理士 マンション管理士は、マンション管理組合の運営や相談、大規模修繕工事の計画立案など、マンション運営を担っています。 マンションのプロであるマンション管理士は国家資格ですが、実務経験はありませんので、資格を取得し登録すれば、マンション管理士を名乗ることが可能です。 不動産会社の中でも、賃貸業や管理業を中心に行う会社にとっては魅力的な資格であるため、所有していると転職に有利になるでしょう。 不動産転職エージェントに相談する 不動産営業に向いている人の3つの特徴 不動産営業は成果が求められる厳しい世界だと言えますが、どのような人が向いているのか特徴を説明します。 それでは、下記の3つの特徴について詳しくみていきましょう。 ・目標達成できる方 ・ポジティブに考えられる方 ・お客様と長期的な関係を築ける方 目標達成できる方 不動産営業は数字で結果を出すことが重要です。 これまで、どんなに小さな経験でも、目標達成に向けて努力し、達成したことのある人に向いていると言えます。 例えば「稼ぎたい」という強い思いが、目標達成への行動に繋がることもありますので、目的意識の強さも重要です。 目標達成にこだわり、やり切って、結果を出すのが好きな人にはピッタリの仕事でしょう。 ポジティブに考えられる方 不動産営業を始めとした営業の仕事は全般的に契約できる数よりも、お断りされる数の方が圧倒的に多い仕事です。 その中で1件断られたからといって、落ち込んでいてはいけません。 商談が上手くいかなかった場合にはその理由を自分なりに考えて、ポジティブに捉えたうえで、次に進みましょう。 不動産営業は目標達成のプレッシャーが強く、また扱う物件の金額も大きいため、精神的なプレッシャーを強く感じる人も多いですが、ポジティブに捉え、前に進む人に向いている仕事です。 お客様と長期的な関係を築ける方 不動案営業の仕事は多くのお客様と打ち合わせを行う機会が多くあります。 そして、打ち合わせを行っていくなかで、少しずつ信頼関係を構築していく必要があります。 そのため、お客様とのコミュニケーションを取るのが好きで、長期的な関係を築ける人は、不動産営業に向いていると言えるでしょう。 しっかりとした長期的な関係を築ける人はそのお客様から次のお客様を紹介して貰える可能性も高く、成功できる可能性も高くなります。 思い立ったら不動産営業職に転職しよう! 本記事では未経験でも不動産営業に転職できることや、転職するメリット、向いている人の特徴などについて詳しく解説してきました。 不動産営業は異業種からの転職のハードルもさほど高くはなく、幅広く受け入れてくれる会社が多いですが、実力主義の世界であることを理解しておきましょう。 そのためにも、数字で成果を挙げることが最も重要であり、結果を出せば、年齢や社歴に関係なく活躍できる仕事が不動産営業です。 自分に向いていると思える人はぜひ不動産営業への転職を考えてみてはいかがでしょうか。 不動産転職エージェントに相談する
不動産業界歴4年目。「あー、仕事辞めたい」というときに読む話
2022/04/19
26歳で転職3社目、今年の4月で不動産業界歴4年目になった私が、 ふと「仕事辞めたい」と思うことが増えた方に ・仕事を辞めたいと思ったときにすること ・不動産会社はすぐに辞められるのか ・退職するかしないかを判断する方法 について、経験談を交えながらご紹介していきます。 私と同じように不動産業界で働いていて、仕事を辞めるかどうか迷っている方は是非ご覧下さい! 不動産転職エージェントに登録する ふと仕事を辞めたいと思ったときにおすすめの行動 早速ですが、みなさんは1日に何回「仕事を辞めたい」と思いますか? 今の不動産会社ではあまりないのですが、一番初めの会社では、私は毎日×常時(出勤時、勤務時、退勤時、自宅でまったりしているとき)全ての時間で思っていました。 私はこれまで2回転職をしていますが、退職する何か月か前は1ヶ月に1回か2回、ふと「あ、仕事辞めたいかも」と思い、退職しようと決める1ヶ月前からは常に考えるタイプでした。 ただ、仕事を一時的な考えで退職していいのか、会社の人に迷惑かかるから頑張らないと。などと頑張ってしまうんですよね。 そこでまずは、ふと仕事を辞めたいと思ったときに私が行っていて良かったおすすめの行動をご紹介致します! 友達に明るく相談する 最初にご紹介したいおすすめの行動は、友達に【明るく】相談することです。 【明るく】が大切なポイントとなります! この行動で知りたいことは、自分の思っていることは第三者はどう感じるのかです。 私たちは自分の価値観で生きているので、忙しいのが嫌だと思う人もいれば暇なことが嫌だと思う人もいますし、決められた仕事をするのが嫌な人もいれば自分で仕事を作りに行くのが嫌な人もいます。 そのため、自分が嫌だと思っていることを第三者はどう思うのかを聞いてみましょう。 この時私が友達をおすすめしたい理由は、正論だけではなく「○○はこういう性格だからそれきついよね」と自分の性格を理解した上で相槌をくれるからです。 また、明るく相談するのが大切な理由としては、自分が辛そうに真面目に相談すると、友達がもし「それはもう少し頑張りな」と思っていても言えなくなる(と思う)からです。 体験談になりますが、友人が韓国の大学に行っており、隔離が嫌だから休学すると言い始めました。 最初は「休学しよっかな~、うちと遊べて嬉しいっしょ?」と言われたので、「いや、マジで休学は止めておきな。卒業する時には29歳になるよ。隔離我慢して大学戻りな」と言っていました。 ただ、何日か後に、「本当に休学しようと思う。マジで隔離が嫌なの。お金もかかるし孤独だし、、、。あと日本で奨学金の支払い分を稼ぎたいとも思ってる」と少し寂しそうな顔で言われたら、本当に戻りたくないんだなと思い、「○○が良いならもう休学してもいいんじゃない?その代わりそのあとは頑張りなね」と否定する言葉が出てきませんでした。 話をもとに戻すと、「今の会社こういうところがほんとに嫌でさ~」と明るく相談することで、相手の本当の意見を聞きやすくなります。 そのため、明るく相談することによって自分の今の環境が誰にとってもきつい環境なのか、はたまた自分の性格に合わないのか、もしくはもう少し頑張れば実は良い環境なのかを教えてもらうことができるでしょう。 大手求人サイトで求人を探してみる 次に行ったことは、大手の求人サイトをいくつか見始めました。私が使ったのはリクナビやマイナビです! なぜ求人サイトで求人を探してみたかというと、自分が気になる求人の必須条件を確認したかったからです。 私は専門卒なので、必須項目に大卒と記載があったら大学に通い始めるしか道はありませんが、例えば「営業経験3年以上」であれば応募することができます。 もし今営業経験が2年半だった場合、あと半年頑張れば気になっている求人に応募できるということです。 それ以外にも、働いてみたい会社ではどんな資格が必要なのか、どんな経験があれば応募できる枠が広がるかなどを見ていました。 今すぐに退職しても自分が良いと思う求人に応募できるのであれば転職を考え始めますし、もう少し今の会社で頑張ったり資格を取得することで自分が良いと思う求人に応募できるのであればその条件に当てはまるようになるまでに頑張ろうと考えていました。 そのため、求人サイトで条件を絞り込む時は、結構難易度高めの条件になっていたと思います。 私の例:職種絞り込み+土日休み、年間休日120日以上、残業15時間以内、○○駅から30分以内、初回年収○○○万円以上 そうすると24件くらいしか出てこずでした…(笑) ただ、そのおかげで確認が必要な必須条件もすぐに分かったので、このくらいの転職希望度の時は結構絞ってしまっても良いと思います。 ※求人数が少ない求人サイトで検索すると検索結果1桁もしくは0件の時もあるので、できれば大手の求人サイトがおすすめです。 転職エージェントに登録する 次は求人サイトとは別に、転職エージェントに登録してみるのもおすすめです。 ※求人サイトと転職エージェントの違い 求人サイト:自分で全てをアレンジ。求人が沢山掲載されており、自分で求人を探して申込み、企業とのやり取りも自分で行う。 転職エージェント:第三者が間に入ってくれる。キャリアアドバイザーに要望を伝えると、その要望に合った求人を教えてくれたり、書類の添削、面接練習、企業とのやり取りなど全てをサポートしてくれる。 当時私は飲食業界に進みたかったので飲食業界特化のエージェントに登録したのですが、担当の方とMTGすることで、自分がなぜ今の会社にネガティブな感情を持っているのか、自分がどんな会社で働きたいのか、今の自分の価値はどれくらいあるのかが分かりました。 転職エージェントに登録したら転職しないといけないのかなと不安をもちながら登録しておりましたが、転職を無理に進められることはなく、本当にキャリアについて一緒に考えてくれる第三者という印象でした。 友人とはまた別の、本当の第三者としての意見をもらえるのでおすすめです! 仕事辞めたいな~と思ったら、まずはこの3つを行ってみて、 「自分ってなんで転職したいんだっけ?」 「今の自分が会社辞めたらこの先はどんなことができるんだろう」 「自分が今の会社で嫌なことはなんなんだろう」 など、 辞めたいと思った理由を見つけたり、周りを見てみて転職意欲が高まるかどうかを確認してみて下さい。 不動産転職エージェントに登録する 退職するorしない、どうやって決めればいいの さて、辞めたいなと思い始めて、友達に相談したり求人サイトなどを確認して、そのあとどうやって退職するのか、しないのかを決めればいいのでしょうか? これは本当に自分次第になりますが、私や私の周りが退職を決めた理由、退職しないと決めた理由についてご紹介します。 退職を決めた理由:退職しか毎日考えられなくなった もう退職するしかないと思った私の経験談ですが、毎日退職のことしか考えられなくなりました。 前述しましたが、朝起きてからも出勤中の電車でも働いている時でも常に退職したいという気持ちが離れなかったのです。 その時は仕事内容はもちろん、一緒に働く人がかなり怒りやすい性格で、この人がいつ怒るのかを考えながら仕事するのに疲れてしまったため、退職を決意しました。 退職を決めた理由:現在の会社での限界を感じたため 限界というと少し大げさかもしれませんが、 例えば自分が26歳で、自分のチームのリーダーの役職が上がり、自分の5つ上の先輩がリーダーになりました。今までのリーダーは40歳でした。 その場合、誰か上の人が退職しない限り上には行けず、直近で役職が上がった上司の年齢で新しいリーダーが役職が上がった場合、自分がリーダーになれるのは35歳。 役職が上がらないとお給料のUPは微々たるものだと知っている場合は、今の会社で35歳で役職が上がるまで待つよりも給与アップやキャリアアップの為に転職をしようと考えます。 このように、自分の会社の上の人たちを見ていて自分はどれくらいでどのポジションに行けるのかを考えたときに退職しようと考えたそうです。 退職を辞めた理由:部署異動があった 退職の理由がジョブチェンジを希望しての転職だったのですが、求人サイトを見たりして今の自分でもその職種に挑戦できると分かったため転職活動を開始した友人がいました。 実際に転職エージェントを利用しながらいくつか面接も受け始めていたのですが、それを知らない会社側から、4月より部署異動が命じられ、その部署がやりたいことが全部できるわけではないけど、今の仕事よりはやりたいことができる部署だったとのこと。 退職したい理由が会社に対しての不満などではなかったため、一旦転職活動は辞め、そのまま同じ会社で働くことにしたそうです。 退職の理由は本当に様々なので、こちらに関しては自分がどれくらい転職したいのか、転職したい理由はなんなのか、転職できる会社はありそうかなどの軸から考えてみましょう。 不動産転職エージェントに登録する 不動産業界はすんなりと辞められるのか 次に、「辞めたいな~」から「辞めるぞ!」といざ判断した際にぶち当たる壁が退職相談。 退職はどうやって伝える? 退職したいと伝えるのが私は苦手なタイプで、中々言えません。 ただ、ギリギリになればなるほど会社にとって困りますので、会社の雇用契約書では1ヶ月前に報告してくださいと記載してある会社が多く、法律上では14日前に申出をするようにと決まっています。 なるべく1ヶ月以上前には退職を伝えるようにしましょう。 当たり前ですが、次の日から会社に行かないなどは絶対にダメです。 人はどこかしらで繋がっていると思っておいてください。 退職報告の仕方は、もし上司と月に1回や定期的に話す機会がある場合は、そのMTGの最後に、私から最後に1ついいですか?と切り出してからお伝えするのがおすすめです。 定期的に話す機会がない場合は、お話したいことがあるのですが、ご都合の良い日程はございますか?と聞き、日程を押さえてから話すようにしましょう。 まずは直属の上司に伝えるのが一番いいですが、退職の理由によっては言いにくいこともあるかもしれませんので、その場合は人事部に伝えても大丈夫です。 私は上長にいう前に、社長と人事に話してから退職に進んだこともあります。 不動産業界はすんなりと辞められるのか 退職を伝えると、まずは2パターンに分かれます。 ①上長と話し合い、退職日の決定と引き継ぎの日程を決める。 ②上長に退職を引き止められる。 ①の場合は、自分が転職先が決定している場合はその転職先の入社日に合わせて決定したり、もし決まっていない場合は上長と相談しましょう。 ②の場合が大変です。ポジションやこれまでの成績、会社の規模によって異なりますが、たまに「全然辞められない」という声を聞きます。 不動産業界は辞めにくいのかと聞かれることがありますが、これも本当に会社によって様々です。 ある程度のポジションの場合、会社の詳細情報まで知っているわけですからもしその情報をもって競合に転職されたら...と考えるとかなり引き止めに合う場合もありますし、そもそも人柄として凄く周りから好かれていると、○○さんに退職されるとみんなのモチベーションが...と言って引き止められることも。 人が一人退職するということはなにかしらの影響が会社に起こりますので、退職が難しいというのはあり得ない話ではないでしょう。 そんな場合はどうするのか。 もし条件が理由で退職を考えているのであれば、上長に素直に伝えましょう。 場合によっては条件を考え直してくれる会社もあります。 それ以外の場合であれば、引き止められて迷うこともあると思いますが、これからの自分のためにもここは妥協せず、退職の意思を伝えるようにしましょう。 退職を伝えてからの周りの目が不安 退職すると伝えてからの周りの反応や仕事がしにくくなるのではないかなどの不安は退職が初めての人は一回は不安になるのではないでしょうか? 私もまさにそれで、「退職する1週間前まで言わないでほしいのですが」などと伝えておりました。 引継ぎしてもらわないと困るのでと言われてかないませんでしたが。 ただ、ここに関しては2回退職、さらに3回目の退職をしようとしている私からお伝えすると、あまり気にしなくて大丈夫です。 自分が思っているより人はそんなに悪いように考えませんし、堂々としていると周りから退職後はどうするのー?など明るく退職について触れてきてくれます。 たまに退職する人はこのMTGに参加しなくていいと言われることもありますが、当たり前だよなと思いますし、その分自分は引き継ぎに向けて動けばいいと思いますので、あまりネガティブに考えなくていいと思います。 不動産転職エージェントに登録する 新しい不動産会社に転職しよう 今回は仕事を辞めたいと思ったときから実際に退職するまでの流れについて経験談をもとにご紹介してきました。 仕事辞めたいとふと思うのはなにかしらのサインだと思うんです。それは必ずしも退職をした方がいいサインというわけではなく、例えば休養が必要なサインであったり、誰かに相談した方がいいサインであったりなどなど。 是非ふと仕事辞めたいと感じたら、まずは友達に相談したり求人を見てみたりして辞めたいのかそれ以外なのかを発見して頂き、よりストレスフリーな生活を送って頂ければ嬉しいです! また、逆にやっぱり仕事辞めたい!となった場合は、今は転職があたり前の時代になってきておりますので、転職エージェントに登録して頂き、キャリアについてご相談してみてください。 無理は禁物です!是非自分を大切にしてあげてくださいね! 不動産転職エージェントに登録する
不動産業界の上場企業8選!賃貸・販売に強みがある会社などそれぞれご紹介
2022/04/06
不動産業界は年収が高いというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 また、不動産業界に転職を検討するなら上場企業の方が良いのではないかとお考えの方も多いでしょう。 特に営業職においてはインセンティブ制度を導入している企業も多いため、成果を出せればより多くの収入が見込める業界です。 とはいえ、すべての不動産業者が高年収という訳ではなく、千差万別なのが実態といえます。 また、自分に合った企業を選ぶのが重要といえるでしょう。 そこで、本記事では、株式上場企業の中から選んだ8つの企業についてそれぞれご紹介します。 是非最後まで読んで、転職活動の参考にしてください。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 財閥系の上場不動産企業 日本の不動産業界をけん引するリーダー的な存在ともいえる財閥系。 戦後、GHQによって財閥自体は解体されているものの、いまだに日本経済に対し強い影響力を持っている企業といえるでしょう。 中でも特に大きな影響力を持つのが「三大財閥」です。 ここでは、財閥系の上場不動産企業の事業内容や会社の特徴、求人例について以下の通りご紹介します。 ・三菱地所株式会社 ・三井不動産株式会社 ・住友不動産株式会社 三菱地所株式会社 三菱地地所株式会社(以下、三菱地所)は旧三菱財閥の流れを組む日本を代表する巨大不動産デベロッパーです。 旧三菱財閥は、商人・岩崎弥太郎が、九十九商会の経営を引き受けて1873年に「三菱商会」として社名を改めたのが発端となっています。 【企業概要】 三菱地所の企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 三菱地所株式会社 売上高 1兆2,075億94百万円 (2021年3月期) 資本金 1,424億1,426万円(2021年5月21日現在) 従業員数 880名 連結:9,982名 事業内容 ■オフィスビル、商業施設等の開発・賃貸・管理 ■収益用不動産の開発・運用 ■住宅用地・工業用地等の開発・販売 ■リゾート施設等の運営 ■不動産売買、仲介、コンサルティング事業 三菱地所の主力事業は、オフィスビルや商業施設などの開発、賃貸管理であり、東京丸の内を中心として国内の主要都市に多くの収益力の高いビルを所有しています。 安心・安全で質の高いオフィス環境の提供を行っており、各地の町づくりに大きく貢献している企業といえるでしょう。 社内の雰囲気としては、団結力の高く、失敗のない着実な仕事を行うのが特徴であり、女性でも長く勤められ、気持ちよく働ける環境が人気となっています。 求人例 2022年4月時点では、三菱地所グループの求人例としては、以下のようなものがあります。 ■求人企業:三菱地所リアルエステートサービス株式会社 法人向け売買仲介営業 ・勤務地:愛知県 ・想定年収:400万円~1,000万円 ・業務内容:法人向け賃貸仲介営業、売買仲介営業 ※基本的には問い合わせがあってからの対応で、テレアポや飛び込み営業はないとのことで、働きやすい求人だといえるでしょう。 求人の詳しい情報はこちら 反響営業に関する記事はこちら: 不動産の反響営業とは?飛び込みやルート営業との違いや向いている人の特徴を解説! 三井不動産株式会社 三井不動産株式会社(以下、三井不動産)は、日本の業界最大手の不動産会社です。 本社は、東京都中央区日本橋室町にあり、不動産総合デベロッパーとして戦後から一貫して業界売上第1位に君臨し続けています。 旧三井財閥の流れを組んでおり、創業者・三井高利が1673年に呉服店を開業したのが始まりです。 【企業概要】 三井不動産の企業概要は以下の通りとなっています。 会社名 三井不動産株式会社 売上高 2,007,554百万円 (2021年3月期) 資本金 3,397億6,600万円(2020年3月31日現在) 従業員数 1,678人 連結:20,864人 事業内容 ■オフィスビル開発 ■賃貸 ・マンション・戸建住宅の開発 ■分譲・ショッピングモールなど商業施設の開発 ■賃貸 ・資産活用アドバイス ■ホテル・リゾートの開発・運営 不動産業界において最大手の不動産会社であり、東京ミッドタウンといった時代の先を行く最新鋭のオフィスビル開発、地域一帯の町づくりを実現している企業です。 個人向け住宅としては「三井ハウス」や「三井のリハウス」なども展開しており、三井不動産グループにてすべての不動産業務に携わっています。 チャレンジ精神を大事にした風通しの良い社風であり、充実した福利厚生や社内間でのコミュニケーション活性化につながる様々な環境整備が行われています。 「ワークライフバランスが良い」との評価も多く、働きやすい労働環境の企業といえるでしょう。 求人例 2022年4月時点では、三井不動産グループの求人例としては、以下のようなものがあります。 ■求人企業:三井不動産レジデンシャル株式会社 不動産総合職 ・勤務地:東京本社~全国各支店 ・想定年収:300万円~ ・業務内容:用地仕入れから企画開発、販売まで 不動産総合職の仕事で、不動産について幅広く業務に携わることができる求人情報です。 詳しい求人情報はこちら 住友不動産株式会社 住友不動産株式会社(以下、住友不動産)は、三井不動産や三菱地所に次ぐ業界第3位の不動産デベロッパーです。 財閥として最も古い歴史を持つ旧住友財閥の流れを組んでいます。 住友不動産はオフィスビルの賃貸だけではなく、マンションや注文住宅、リフォーム事業、ホテル、スポーツ施設、イベントホール、レストランなど幅広い分野に携わっているのが特徴です。 【企業概要】 住友不動産の企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 住友不動産株式会社 売上高 9,174億72百万円 (2021年3月期) 資本金 1,228億5百万円(2021年3月現在) 従業員数 5,929人 連結:13,758人(2020年3月31日現在) 事業内容 ■オフィスビル開発・賃貸 ■マンション・戸建住宅の開発・分譲 ■宅地造成・分譲 ■海外不動産の開発・分譲・賃貸 ■建築土木工事の請負・設計・監理 ■不動産の売買・仲介・鑑定 住友不動産は、分譲マンションや賃貸事業など個人向け事業にも強く、マンション供給戸数では2014年には全国1位の実績を誇っています。 また、住宅リフォーム事業においては「新築そっくりさん」が有名です。 住友不動産は実力主義であり、成果を上げればそれだけ多くの収入が見込める企業であり、昔ながらの企業風土を持った会社といえるでしょう。 求人例 2022年4月時点での住友不動産での求人情報としては以下のようなものがあります。 ■求人企業:住友不動産株式会社 新築分譲マンション営業 ・勤務地:東京本社(ただし、名古屋エリアのマンションギャラリーへの配属) ・想定年収:450万円+報奨金(年2回) ・業務内容:モデルルーム来場のお客様への対応 住友不動産の新築マンション営業職。ブランド力のある企業での営業なので、営業としてはやりやすい求人だといえるでしょう。 不動産総合職の仕事で、不動産について幅広く業務に携わることができる求人情報です。 詳しい求人情報はこちら 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産賃貸に強みがある上場不動産企業 財閥系の上場不動産企業について紹介しました。 ここでは、不動産賃貸に強みを持つ上場不動産企業について以下の通りご紹介します。 ・ヒューリック株式会社 ・株式会社レオパレス21 ・スターツコーポレーション株式会社 ヒューリック株式会社 みずほ銀行系の不動産会社であるヒューリック株式会社(以下ヒューリック)。 東京都心の駅近物件を数多く保有しており、不動産賃貸に強い企業といえるでしょう。 社員の年収が高いことで有名であり、過去には東洋経済ONLINEにて公表された「有給が取れて年収も高い会社」ランキングにおいて第1位を獲得しています。 【企業概要】 ヒューリックの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 ヒューリック株式会社 売上高 4,470億77百万円 (2021年12月期) 資本金 1,116億9百万円(2021年12月末現在) 従業員数 189名(2021年12月末現在) 事業内容 ■不動産賃貸事業 ■不動産売買及び仲介事業 ■PPP事業・CRE事業 など ヒューリックは、都心部の駅近物件を多く所有しており、安定した財務基盤を持っている企業です。 東洋経済ONLINEが2020年に公表した「有休が取れて年収も高い会社」ランキングにおいて第1位に選出されているおもあり、ワークライフバランスの取れた会社といえるでしょう。 女性の従業員も多く、ベビーシッター利用支援や保育所利用補助金といった子育て世代に嬉しい制度が整備されているのも特徴です。 離職率が低い点も魅力の会社といえるでしょう。 株式会社レオパレス21 株式会社レオパレス21(以下、レオパレス21)は、敷金無料の賃貸マンション「レオパレス21」事業を中心に飛躍的に成長した上場不動産会社です。 キャッチーなCMソングが有名であり、知名度も高い企業といえます。 【企業概要】 レオパレス21の企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 株式会社レオパレス21 売上高 4,089億59百万円 (2021年3月期) 資本金 812億82百万円(2021年3月現在) 従業員数 3,688名 連結:4,462名 事業内容 ■賃貸事業 ■開発事業 ■シルバー事業 ■リゾート事業 ■国際事業 ほか レオパレス21は、不動産賃貸事業の他、開発事業やシルバー事業、リゾート事業、国際事業など幅広い分野で事業を展開しています。 知名度が高いこともあり、転職先としても人気がある企業といえるでしょう。 東洋経済の行った「転職者を多く受け入れているトップ500社」においては第14位にランクインするなど、中途社員の採用も積極的に行われています。 また、近年はワークライフバランスの見直しを実施しており、リフレッシュ休暇や時間単位年次有給休暇制度、テレワーク導入といった労働環境の改善を進められています。 努力次第では20代の若いうちから年収500万円以上稼げる可能性もあり、若手で意欲のある方には向いている職場といえるでしょう。 スターツコーポレーション株式会社 スターツコーポレーション株式会社(以下、スターツコーポレーション)は、「総合生活文化企業」を目指した純粋持ち株会社であり、不動産や建築、管理事業を中心として幅広い分野で事業を行っている企業です。 不動産賃貸・売買仲介事業会社として全国的にも知名度の高い「ピタットハウス」もスターツコーポレーションの傘下企業となっています。 【企業概要】 スターツコーポレーションの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 スターツコーポレーション株式会社 売上高 1,989億63百万円(2021年3月末日現在) 資本金 110億3,948万円(2021年3月31日現在) 従業員数 143名 連結:4,738人(2021年3月末日現在) 事業内容 ■不動産事業 ■建設事業 ■管理・セキュリティー事業 ■金融・コンサルティング事業 ■出版・情報事業 ■ホテル・物販・レジャー・その他事業 ■高齢者支援・保育事業 80社を超えるスターツグループの純粋持ち株会社であるスターツコーポレーション。 不動産事業や建設事業を中心として幅広い事業を展開し、「ピタットハウス」の名前は全国でも高い知名度を誇っています。 不動産以外にも金融・コンサルティング業やホテル・レジャー事業といった幅広い事業を展開しているのが特徴です。 スターツグループ社員の平均年齢は35歳と若く、新たな事業にも積極的に挑戦する人に向いている職場といえるでしょう。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産販売に強みがある上場不動産企業 不動産賃貸に強みを持つ上場不動産企業をご紹介しました。 ここでは、不動産販売に強みがある上場不動産企業について以下の通りご紹介します。 ・オープンハウス ・飯田グループホールディングス それぞれ見ていきましょう。 株式会社オープンハウス オープンハウスは、不動産売買に強い上場不動産会社であり、2022年に発表された上場不動産会社売上ランキングにおいて第5位にランクインするなど売上も大きく伸びている企業です。 【企業概要】 オープンハウスの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社概要 株式会社オープンハウス 売上高 8,105億円 (2021年9月期) 資本金 199億3,950万円(2021年11月現在) 従業員数 4,092名(2021年9月末時点) 事業内容 ■不動産売買の代理・仲介事業 ■新築戸建分譲事業 ■マンション・ディベロップメント事業 ■不動産投資事業 ■不動産金融事業 ほか オープンハウスは、2022年3月の不動産会社売上高ランキングでは、前年比141%の伸び率で第5位にランクインしています。 急成長中の企業であり、自分のスキルを活かして営業成果を上げたいと考える方にはおすすめできる企業といえるでしょう。 また、近年はワークライフバランスの見直しが実施され、残業時間削減にも取り組んでいるようです。 求人例 2022年4月時点のオープンハウスの求人例としては以下のようなものがあります。 ■求人企業:株式会社オープンハウス 開発事業部仕入営業職 ・勤務地:愛知県名古屋市 ・想定年収:400万円~1,000万円 ・仕事内容:戸建分譲用地の仕入れ~企画~商品化~販売促進までの一連の業務 戸建て住宅を販売する会社において、仕入れから商品設計、販売まで行うことができる求人例です。 単に戸建て住宅を販売するに留まらない、幅広い業務に携わることができると求人だといえるでしょう。 飯田グループホールディングス株式会社 飯田グループホールディングスは、「誰もが当たり前に家を持てる社会を実現する」を共通のコンセプトとして高品質で好価格な住宅提供に強みを持った上場不動産企業です。 戸建住宅販売を主力としており、グループ全体で売上高も大きい企業であり、転職先としても人気の企業となっています。 【企業概要】 飯田グループホールディングスの企業概要は以下の表の通りとなっています。 会社名 飯田グループホールディングス株式会社 売上高 1兆4,561億99百万円(2021年3月期) 資本金 100億円(2021年3月31日現在) 従業員数 10,134名(2021年3月31日現在) 事業内容 ■戸建分譲事業 ■マンション分譲事業 ■請負工事事業 飯田グループホールディングスは、「誰もが当たり前に家を持てる社会を実現する」を共通コンセプトとして高品質でも安い価格での住宅提供に強みを持っている企業です。 戸建分譲住宅販売戸数全国1位であり、グループ全体での売上高は1兆円を超える実績を持っています。 福利厚生面も充実しており、資格手当や住宅、児童手当といった手当も厚く、週休2日制でワークライフバランスの取れた会社といえるでしょう。 求人例 2022年4月時点の飯田グループホールディングスの求人例としては以下のようなものがあります。 ■求人企業:株式会社アーネストワン 注文住宅営業 ・勤務地:東京都 ・想定年収:538万円~779万円 ・仕事内容:自社ブランドの企画注文住宅「クレイドルパレット」の企画営業職 ブランド力のある住宅会社における、企画営業職の募集です。将来的にはリーダーになることを期待される求人で、業界の平均と比べても高い年収を得やすくなっています。 不動産業界の上場企業に転職しよう 本記事では、上場不動産会社についてご紹介してきました。 不動産業界は「休日出勤やサービス残業は当たり前」「ブラックだ」というイメージを持っている方も多いですが、近年はワークライフバランスの観点から改善も図られています。 特に上場企業の場合、率先して改善を行っているケースが多く、転職先として希望する方も多いです。 数多くある企業の中から理想の転職先を見つけるためにも、是非とも本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
不動産会社の面接前必見!逆質問タイムを味方にする方法
2022/03/31
20代後半、現在3社目の企業に勤めている私が、不動産業界に限らず転職活動時に苦手なことが2つあります。 1つ目は、履歴書・職務経歴書の作成。 しかし、これは解決方法が見つかりました!自分自身で80%の状態で作成し、その後転職エージェントの方と相談しながら進めていくという方法です。 転職エージェントの方は履歴書・職務経歴書を毎月何百枚と見ているプロの方なので、自分で100%にしてからお渡しするよりも、できるところまで作成したあと転職エージェントの方と進めることがおすすめです。 2つ目は、面接時の逆質問タイム。 理由は後程記載しますが、転職活動で一番苦手な分野といっても過言ではありません。 今回は、面接時の逆質問タイムに関して、3つに分けて解説していきます。 ・なぜ私は逆質問タイムが苦手なのか ・その苦手を克服できた理由と、苦手な私が考えた多くの企業で通用する逆質問 ・不動産会社の採用担当がおすすめする逆質問3選 不動産業界の面接が控えている方はもちろん、私と同じように逆質問タイムが苦手という方は是非ご覧下さいませ! 不動産業界特化型転職エージェントに登録する なぜ逆質問タイムが苦手なのか まずは私が逆質問タイムが苦手な理由を3つご紹介致します。 苦手な理由が克服に繋がるので、「逆質問タイムが苦手!」という方は、私の苦手な理由を読みながら、自分はなぜ逆質問タイムが苦手なのか考えてみて下さい。 ①面接の中でかなり重視されていそうだから 「逆質問タイムでは必ず質問をするように」と言われる or 転職コラムなどにも書いてあるので、私自身逆質問タイムは面接の中でかなり重要なものだと思っています。 どれくらい重要かというと、逆質問タイムによって採用が不採用になってしまうことがあるのではないかと思うくらいです。 その結果、質問の内容にとても気を遣うようになり、逆質問タイムで聞こうと思っていたことを面接中に話されると「逆質問タイムで質問するはずだった内容が1つなくなってしまった…」と面接中に考えておりました。 そんなこんなで考えすぎた結果、逆質問タイムが苦手になっていきました。 実際に自分が面接官となった現在も、逆質問タイムの内容は加点/減点対象にはしておりますが、逆質問タイムはあくまでプラス@。 メインは面接中の内容ですので、今思うと考えすぎだったかなと思います。 ②下手なことを聞いてはダメという緊張感 2つ目の苦手な理由は、下手なことを聞いてはダメだという緊張感からです。 逆質問について調べていくと、 ・休日は聞かない方がいい →休みたいと思われる ・残業時間は聞かない方がいい →残業したくないと思われる ・HPに書いてあることは聞かない方がいい →企業について調べていないと思われる ・面接時に既に話されたことは聞かない方がいい →人の話を良く聞かないと思われる といったように、これはNGという内容が沢山出てきます。 そうしてNGな内容を考えていくと気軽に質問ができなくなってきてしまい、私の場合は事前に考えていた逆質問以外は聞けませんでした。 ③常に「他には?」という雰囲気を感じる 逆質問タイムが苦手な最後の理由は、何個質問を挙げても、「他には?」という雰囲気を感じてしまうためです。 面接官はそんなつもりはないと思いますが、やはり緊張感と逆質問に対する苦手意識から、1つ質問した後に言われる「他に質問はありますか?」という言葉が、「1つだけしかないの?他には?」と言われているように感じておりました。 私と同じ理由で逆質問タイムが苦手だった…という方はいらっしゃいましたか? 考えすぎと言われれば考えすぎかもしれませんが、本当に、面接前は逆質問タイムで質問を間違えないようにHPの確認とあたりさわりのない質問を考えることに徹しておりました。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 面接での逆質問が苦手意識を克服した理由 そんな私も現在3社目。現在の企業に入社してから3年が経つため、逆質問タイムを経験することがなく、完全克服!とは言えませんが、以前より逆質問に対する苦手意識は少なくなってきております。 逆質問への苦手意識がなくなった理由 逆質問への苦手意識がなくなった最大の理由は、自分が面接官をするようになり、逆質問に対して相手がどう感じるかが分かってきたためです。 これまでは私はネットの情報や自分が面接を受ける側として感じてきた情報で苦手意識をもっていました。 ただ、実際に面接官になって採用活動を行っていくと、逆質問タイムでなにも質問されなくとも、それまでの内容が良ければ次の面接に通過しますし、逆質問タイムでいくら良い質問をされても経験やそれまでの内容が良くなければ面接は通過しません。 これまで私は逆質問が面接の中心になっておりましたが、そうではなく、別の部分があってこその逆質問だという考えになったことで苦手意識がなくなりました。 また、逆質問タイムは本当に純粋な逆質問タイムだということも分かったことも克服した理由の一つです。(笑) 転職時の多くは新卒時と違い説明会がありませんので、企業のHPや口コミサイト、転職エージェントの担当者の言葉などから企業について想像していくしか有りません。 初めて企業で働く人と話せる場が面接ということがほとんどではないでしょうか。 純粋に、自分がその企業に採用を言われたときに懸念点はないか、気になる点はないかを考え、もしあったときに質問できる機会が逆質問タイムだと思うと、苦手意識はなくなりますし、むしろ質問したいことは出てくるよな~と思いました。 <補足> 面接官をやっていて、この逆質問は良くないかも!と思った質問を2つご紹介。 ①副業について 入社直後や仕事に慣れるまでは、やはり自分の会社にコミットしてほしいという想いがあるため、副業ありきで考えられてしまうと減点対象になりやすいです。 ※ただし「副業OK」と書いてある企業は別 ②事業部異動や部署異動について 新卒の場合は別ですが、転職時は職種を選んで面接に望んでいただいているはずなのに、別の事業部や部署への異動について質問されると、今受けている事業部/部署になぜ応募したの?と思ってしまいます。 様々な業界・企業で使える逆質問3選 逆質問を中心に考えなくてもいいとはいっても、やはり逆質問なしは避けたいもの。 そこで、私が2回の転職で培った、多くの企業で使える逆質問についてご紹介致します! ①面接官に対しての質問 1つ目は、面接官に対しての質問です。 例えば、 ・○○様(面接官の方)が働く中で、この会社で働いていて良かったなと思う瞬間はどんなときですか? ・○○様から見て、「自分が応募している部署」はどのような雰囲気ですか? など、面接官の方の主観を聞く質問は、HPに掲載されていることもなく、面接時に話されることもあまりないのでおすすめです。 更には会社としてではなく、働くメンバーとして思っていることが聞けるので、実際に入社した時のギャップをなくすためにもおすすめできます。 ②応募職種の仕事内容に関する質問 2つ目は、応募職種の仕事内容に関する質問です。 この質問も入社後のギャップをなくすことができますし、面接官側には入社後のことを考えて質問してくれていると好印象を持たせることができます。 仕事内容については求人票がありますし、面接時にも話されることが多いので、その内容についての掘り下げ質問ができるといいでしょう。 例: ・御社に入社させて頂いたとして、1日の業務の流れはどのような内容でしょうか? ・入社後は何名の方が、どのような形で業務を教えてくださるのでしょうか? ③事業に関する質問 最後は事業に関する質問です。事業を選んでくれているんだな、当社に魅力を感じてくれているんだなと思います。 また、自分自身もどの企業に入社するか確認する際に、事業について理解することで会社を選択するときに選びやすくなるでしょう。 例: ・御社の現在の事業課題はどのようなものがありますでしょうか? ・直近3年で、事業をどのように成長させようとお考えでしょうか? 不動産業界特化型転職エージェントに登録する 不動産会社の採用担当がおすすめする逆質問3選 それではここからは、不動産会社の採用担当がおすすめする逆質問を3つほどご紹介いたします。 カテゴリでご紹介致しますので、そのカテゴリから自分でアレンジして質問してみて下さい! 一緒に働くメンバーに関する質問 1つ目は一緒に働くメンバーに関する質問です。 面接に一緒に働くチームのメンバー全員が来ることは面接間にその部署の仕事が止まってしまうので難しいですよね。けれども入社後は面接官の方と2人で働くわけではありません。 そこで逆質問タイムを利用してください! 一緒に働くメンバーの雰囲気などを聞いておくことで、入社後のイメージを膨らませられますし、働き始めてからの悪いギャップを避けることができます。 例えば「チームの雰囲気はどのような雰囲気ですか?」という質問に対して、「チーム意識が強く、日々の仕事も積極的にメンバーで協力して業務を行っております。チームメンバーは週3日飲み会にいくほど仲が良いですよ。」と言われた場合、 A:できれば仕事とプライベートは分けたいから仕事終わりはまっすぐ帰りたい B:お酒が好きなので一緒に飲みに行ける人がいたら嬉しい AとBのタイプによって受け取り方は変わってきます。 解答次第で自分がそのチームの雰囲気に合うのかどうかを見極め、その企業に入社したいかどうかを考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。 ご自身が入社後に、無駄なストレスなくイキイキと働くためにもおすすめの質問です。 キャリアアップに関する質問 2つ目は、社内でキャリアアップしていくための質問です。 例: 「リーダーになるために必要な能力はなんですか。」 「(応募している部署)からのキャリアステップに関して教えてください。」 この質問をすると、向上心が強い人だと感じられます。 不動産業界は年功序列型ではないため、成果を出せは20代でリーダーやマネージャーになることが可能です。 そのためこの質問を聞くと、 この人はリーダーになりたい→リーダーになるためには成果が必要→成果をだすために頑張ってくれるだろう という発想になるのです。 また、社内でのキャリアステップを質問することで、その会社でキャリアを積んでいきます(=長く働きます)という意思表示もできることがこの質問のポイントです。 トップセールスに関する質問 受けている職種が営業の場合はこちらのトップセールスに関する質問はおすすめです。 例: 「御社のトップセールスは面接官の方から見てどのような方ですか」 「トップセールスの方は平均して月に何件ほど成果を挙けられているのでしょうか」 この人はトップセールスを目指しているんだな、といった印象を持たせるだけでなく、これは自身が入社したときの目標や一つの目安にすることができるでしょう。 もし同じ価格帯の商材を販売しており、もっと成長したいという想いをもって転職をした場合には、トップセールスの方と比較して自分がその企業に入社した時の立ち位置を確認することもできます。 逆質問タイムを有効活用しよう! いかがでしたでしょうか。 逆質問タイムについて考えすぎてしまうと、沢山質問することや良い質問をすることが目的になってしまったり、考えすぎて聞きたいことが聞けなかったりしてしまうかもしれません。 もっと気楽に、自分がその会社に「内定です!明日から来てください」と言われた際に気になる点はないかという観点で考えると、逆質問タイムは自分にとって大事な時間だと思えるのではないでしょうか。 逆質問タイムは私たちが企業を見極めるためのポイントだと思ってください。 是非自分がどういう会社に転職したいかを考え、そのために必要な情報が足りているかを質問していき、より良い転職活動にしていきましょう。 転職エージェントでは、逆質問タイムでの質問内容はもちろん、履歴書や職務経歴書の添削、【企業別】過去の面接内容に合わせた面接対策など様々な転職支援を行っております。 是非転職をご検討されている方はご活用下さいませ。 不動産業界特化型転職エージェントに登録する
アセットマネジメント職への転職|仕事内容や選ばれるポイントとは
2022/03/25
年功序列制度の廃止や老後の不安により、投資や資産運用に興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。 そのため、アセットマネジメントという言葉に触れる機会も増えてきたことでしょう。 本記事ではアセットマネジメント業界の特徴や転職の際のポイントについて説明します。 不動産転職エージェントに相談 アセットマネジメントの仕事内容 アセットマネジメントとは、「アセット(資産・財産)」と「マネジメント(運用・管理)」を組み合わせた言葉です。 つまり、投資家から預かったお金で様々な資産に投資を行ったり、投資家に助言や情報提供を行ったりなど、資産の管理や運用の代行を行います。 資産運用の代行業 アセットマネジメントは簡単に言うと「資産運用」のことです。 ただし、一口にアセットマネジメント業界といってもさまざまな業態があり、大きく分けると「金融業界」と「不動産業界」に分類できます。 本記事では、このうち特に「不動産業界」のアセットマネジメントについてご紹介していきます。 代表的な3つの部門 アセットマネジメント業を行なう企業には、いくつかの部門があり、大きく分類すると以下の3つに分けることが可能です。 ・運用部門 ・営業部門 ・ミドルオフィス/バックオフィス部門 【運用部門】 運用部門は中長期に渡って運用で収益を上げることが仕事です。 運用責任者であるファンドマネージャーやポートフォリオマネージャーを中心として、ファンド全体の運用を指揮し、最終的な判断や意思決定を行います。 その過程においては様々な職種のスタッフが役割を担っています。 以下はあくまでも一例ですが、以下のように分けられるでしょう。 アナリスト:市場や銘柄の分析 エコノミスト:マクロ経済の分析 ストラテジスト:投資戦略の立案 上記のように、マネジャーのもとに専門家がさまざまな投資判断の材料を提供し、チーム全体で運用していくのです。 そして、最終的な判断に基づきトレーダーが実際にマーケットで適正な価格にて取引を行います。 【営業部門】 営業部門は主に「投資信託営業」と「機関投資家営業」の2種類があります。 ・投資信託営業 「投資信託営業」は銀行や証券会社を通じて個人投資家向けの資産運用商品の提案を行うことが主な仕事です。 まずは金融機関や証券会社に商品を採用してもらえるように営業活動を行います。 採用が決まれば、実際には銀行や証券会社の担当者が販売窓口となるため、担当者向けにセミナーや勉強会を行い、商品の魅力を知ってもらうことで、個人投資家への販売力を高めていきます。 また、現場の声を通じて顧客のニーズに合った商品の企画や開発といった業務にも取り組むことも可能です。 ・機関投資家営業 「機関投資家営業」は金融機関や年金基金などの顧客に向けてサービスの特徴やメリットをプレゼンし、資金を集めることが主な仕事です。 運用報告書の提出や市場の動向、海外の投資家の動向などの情報提供を行い、顧客との信頼関係を深めていきます。 【ミドルオフィス・バックオフィス部門】 ミドルオフィス・バックオフィス部門は簡潔に「ミドル・バック部門」などと呼ばれており、顧客と直接的なやり取りが少なく、社内向けの業務を主に行う部門です。 例えば、売買の手続きや資金決済、ファンドの管理など、リスク管理の仕事や、営業部門のサポートを行っています。 具体的には約定処理やキャッシュ管理、残高管理、権利保全など多様な仕事を担当しています。 また営業部門のサポートとして、トラブルへの対処や約定トレードのチェックなど重要な事務を行っている部門です。 不動産転職エージェントに相談 アセットマネジメント業界の特徴 アセットマネジメント業界で働いている人の数が少ないこともあり、具体的な働き方がイメージしにくい人も多いのではないでしょうか。 そのため、ここではアセットマネジメント業界で働くことの特徴について説明を行います。 転職してから後悔のないように、事前にしっかりと業界の特徴を理解しておくことが大切です。 金融業界の中では残業が少なめ アセットマネジメント業界は金融業界の中では残業が少なく、プライベートの時間も確保しやすい環境にあります。 そのため、ワークライフバランスを重視した働き方を希望する人にはピッタリです。 ただし、外資系のアセットマネジメント会社では海外の現地時間に合わせて会議や打ち合わせを行うこともあるため、日本時間の深夜に仕事をする場合もあります。 世界中のマーケットを相手に仕事をしている以上、残業時間帯に仕事を行う必要があることも理解しておきましょう。 実際に運用に携わる人は少ない アセットマネジメント会社にいても実際に運用に関わる人は少数です。 運用の指揮を執るファンドマネージャーの仕事を希望して、転職を考えている人もいるでしょうが、実際に運用担当として仕事ができる可能性は低いでしょう。 中小の投資顧問会社でも数名のファンドマネージャーが活躍していますので、社員の層が厚い外資系や大手の企業より、中小の投資顧問会社に転職をする方が運用担当の仕事に取り組める可能性が高いかもしれません。 部門が異なれば働き方も大きく変わる 同じアセットマネジメント業界でも部門間での業務内容の差が大きい点も特徴です。 例えば、「投資信託」と「投資顧問」の仕事は大きく異なります。 「投資信託」のビジネスでは投資信託を販売する証券会社や銀行などの金融機関がクライアントとなり、個人投資家からいかに多く投資してもらえるかが成果となります。 そのため運用能力以上に重要とされる働き方は、運用内容を担当者にわかりやすく、販売しやすいように伝えることです。 また一方で「投資顧問」のビジネスは、機関投資家から委託を受けた運用や年金運用が主な業務となり、プロの機関投資家がクライアントとなるため、より高い投資の専門性が求められます。 つまり、投資顧問は運用能力がポイントとなる仕事です。 このように、部門が異なれば働き方も大きく変わることに注意しましょう。 アセットマネジメント業界への転職でみられることの多いポイント アセットマネジメント業界へ転職する際に転職先から確認されるポイントがあります。 しかし、部門によって仕事内容が異なるため、転職の際に見られるポイントが異なる点に注意しましょう。 ここでは主に不動産関連のアセットマネジメント業界への転職について説明します。 下記の3つのポイントを詳しく説明します。 ・学歴や職歴 ・語学力 ・資格 それぞれ見ていきましょう。 学歴や職歴 不動産業界のアセットマネジメントは学歴・職歴主義ではないため、比較的ハードルが低いと言えるでしょう。 そして、営業経験は高く評価されますので、何らかの営業経験についてはアピールしたいところです。 なお、本記事では主に「不動産関連」のアセットマネジメントについてお伝えしていますが、「金融関連」のアセットマネジメントの場合は学歴や職歴が重視されるため、注意が必要です。 語学力 海外に拠点がある企業や外資系企業ではある程度の語学力が求められます。特に顧客と直接やり取りを行う部門ではビジネスレベルの英語力が必要です。 英語力はTOEICやTOEFLのスコアで判断されることが多いですので、TOEICであれば800点以上、TOEFLであれば900点以上のスコアを目指しましょう。 好スコアであれば、ビジネスにおいて活用できる英語力があることを証明できます。 またコミュニケーション力も語学力と合わせて求められる能力です。しっかりとお互いの意思が伝わるようなコミュニケーションが必要になります。 直接顧客とのやり取りが少ない部門でも海外にいる担当者とのやり取りはありますので、最低限の語学力が必要となるでしょう。 資格 不動産関連のアセットマネジメントに転職する場合は、部門にもよりますが、不動産鑑定士の資格が求められることが多いでしょう。 不動産鑑定士の資格を持っていることで、適切な不動産の価格を算出するプロとして認められます。 実際にはオーナーから相談を受けて資産価値を算出する場合や、開発用地の仕入れ価格を検討する際に知識を活かすことが可能です。 転職の際には建物の価値評価がしっかりとできることや目利きの力があることをアピールしましょう。 資格と合わせて、やりたいことに関する経験をアピールすることで市場価値が高い人材だと訴求することが可能です。 併せて読みたい! 現役アセットマネージャーに聞いた!アセマネ職に転職するためのロードマップ アセットマネジメント業界の転職先や平均年収例 アセットマネジメントの求人にはどのようなものがあるのでしょうか。 ここでは、特に不動産関連のアセットマネジメント業の求人についていくつかご紹介していきます。 ちなみに、国税庁が発表している「令和2年分民間給与実態統計調査 」によると1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は433万円となっています。 下記の求人案件を見ても、アセットマネジメント業界の給与はこの水準を上回る可能性が高いと言えるでしょう。 求人例1:【東京】 アセットマネージャー/職種未経験者挑戦可能! 最初にご紹介するのは職種未経験から応募が可能なアセットマネジメントの求人です。 初めはひとつずつ業務を覚えて頂きますが、最終的には金融機関対応から投資家対応、信託銀行やプロパティーマネージャーとの対応まで全てお任せ致します。 想定年収:450万円~500万円 求人はこちら 求人例2:アセットマネジメント【東証一部上場企業からの出向】少数精鋭の専門家集団 次にご紹介するのは東証一部上場の総合不動産企業に入社し、そこから不動産投資顧問会社に出向という形での求人です。 少数精鋭の組織で構成されており、今回は不動産ファンド(レジデンシャル)のアセットマネジメント業務全般をお任せ致します。 自由な社風ではあるものの、プロフェッショナルなメンバーとともに働くことが可能です。 年収:500万円~900万円 求人はこちら 求人例3:【東京】海外不動産AM業務◆年休123日◎土日祝休み 最後に紹介するのは東証一部上場企業にてアセットマネジメント事業の運営全般に携われる求人です。 住宅建築事業でも国内有数のリーディング企業である同社は近年海外にも事業展開し、2003年には米国、2008年には豪州で戸建住宅事業に参入しています。 米国不動産私募ファンドの設立・運営における日本での業務を、米国現地法人と協力しながら行って頂きます。 年収:550万円〜900万円 ※経験や能力によって変動あり 求人はこちら アセットマネジメントに転職しよう 本記事ではアセットマネジメント業界の特徴や転職の際のポイントについて説明しました。 不動産関連のアセットマネジメントは学歴や職歴主義ではないため、転職のハードルも低くなっており、営業経験を磨くことで転職が叶う可能性も高まります。 なお、本記事でお伝えしている通り、部門によって業務内容が大きく異なるため、やりたい仕事とのミスマッチが無いように、しっかりと仕事内容を確認されることをおすすめします。 不動産転職エージェントに相談